JPS6327216Y2 - - Google Patents

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JPS6327216Y2
JPS6327216Y2 JP1982007738U JP773882U JPS6327216Y2 JP S6327216 Y2 JPS6327216 Y2 JP S6327216Y2 JP 1982007738 U JP1982007738 U JP 1982007738U JP 773882 U JP773882 U JP 773882U JP S6327216 Y2 JPS6327216 Y2 JP S6327216Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
point
coil spring
operating lever
torsion coil
clutch pedal
Prior art date
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JP1982007738U
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English (en)
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JPS58113124U (ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、操作レバーの操作力軽減装置の改良
に関する。
〔従来技術と問題点〕 一般に自動車のクラツチペダルのような操作レ
バーは、フルストロークまで踏み込むにつれて、
足に受ける反力が大きくなり(最高10Kg程度)、
従つてギヤーチエンジの度にクラツチペダルを踏
むと足の疲れが生じ、特に都会のように、交通渋
滞が著しい道路事情にあつては、ギヤーチエンジ
の頻度が高く、足の疲労は大きい。
このような問題点を解消するために、操作レバ
ー、即ち、クラツチペダルの操作力を軽減する装
置が提案され、一部の車両に採用されているが、
この種のものは、リンク機構などを用いているた
めに、部品点数が多くコストが高くつく経済的欠
点と、スペース上の制約をうけることから組み込
みに問題点がある。
更に、このような問題点を解決するために、第
1図に示すように、ねじりコイルばね1を使用
し、これの一端を、本体に軸支(a点)したクラ
ツチペダル(操作レバー)2に連結(b点)し、
また、ねじりコイルばね1の他端を本体に連結
(c点)したものが本件出願人により提案されて
おり、上記従来のリンク機構式軽減装置のもつ問
題点は一応解消されたが、上記aとcを結ぶ線
と、aとbとを結ぶ線とが角度αを有することか
ら、クラツチペダル2は、ねじりコイルばね1に
よりcb線延長方向に荷重F0をうけ、角度αに相
当する分力F1により、大きな回転モーメントM
が与えられる。図中3はケーブル、4はストツパ
ーである。
そして、踏み込みストロークとこれに対応する
荷重特性は第2図に示す如くであり、この時の踏
力特性曲線は第3図のようにあらわれ、初期の踏
力の落ち込みイがどうしても出てしまい、クラツ
チペダル踏み込みのフイーリングが非常に悪くな
るという欠点が伴つた。この第3図における点線
であらわした曲線ロは、操作力軽減装置のない場
合を、また実線であらわした曲線ハは、操作力軽
減装置をもつた場合を示している。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、このような実情に鑑みなされたもの
で、簡単な構成によつて従来の問題点を解消せし
め、切期の踏力の落ち込みのない、即ち、クラツ
チペダルの踏み込みのフイーリングが非常によい
操作力軽減装置を提供せんとするもので、従来技
術の問題点を解決する本考案の構成は、本体に軸
支(a点)せる操作レバーの任意個所に、ねじり
コイルばねの一端を上記軸支点aの法線方向に遊
動可能に連結(b点)し、該ねじりコイルばねの
他端を、上記操作レバーの回動面上の本体に連結
(c点)せしめ、更に、上記操作レバーに、コイ
ルばねの上記連結点b近傍上方で、かつ、コイル
ばねの一端を法線方向に押動する円弧面をもつ突
部を設け、常態において、ねじりコイルばねの上
記突部の円弧面に当接する作用点b′が、軸支点a
と連結点cとを結ぶ略ca線上になるようにした
ことを特徴とするものである。
〔実施例〕
第4〜8図について本考案実施例の詳細を説明
すると、11は本体(例えば車体など)にとりつ
けたブラケツトで、該ブラケツト11には、クラ
ツチペダル(操作レバー)12の上部が、ブラケ
ツト11に設けた軸杆13に回動可能に軸支され
ており、このクラツチペダル12の踏動、解放操
作により、ケーブル14を介し変速装置が断続切
換えされるものである。図中15はクラツチペダ
ル12をセツト位置に調整するためのストツパー
である。
このようなクラツチペダル機構において、クラ
ツチペダル12の上記ブラケツト11に対する軸
支点a近傍の前方に、アーム16を一体、また
は、別個に突設し、該アーム16の前端部に前端
を開放し、かつ、法線方向にそつた溝17を設
け、これにダブル構造としたねじりコイルばね1
8の中間脚部18aの中央部を上記溝17に嵌合
するとともに、上記軸支点aの法線方向に遊動可
能に連結(b点)し、該ねじりコイルばね18の
両端脚部18bを、上記ブラケツト11の前端部
に連結(c点)する。そしてこのねじりコイルば
ね18は、上記クラツチペダル12の回動面上、
詳しくは、車体の前後軸線方向と平行になるよう
にとりつけるものである。
そして本考案は、上記構成において、上記アー
ム16の両側面には、これに設けた上記溝17に
近接せる円弧面19aをもつ突部19を夫々設け
る。この突部19の円弧面19aの曲率は、軸支
点aを中心としたabの半径からなるもので、連
結点bがca線上に至るまで、ねじりコイルばね
18の中間脚部18aの両側の腕部が円弧面19
aに当接するように構成されており、ねじりコイ
ルばね18の反力が円弧面19aを介して突部1
9に与えられるようにしてある。また、常態にお
いて、ねじりコイルばね18の中間脚部18aが
円弧面19aに当接する点、即ち、作用点b′が略
上記ca線上に存在するようにしたものである。
この実施例では、ねじりコイルばね18をダブ
ル構造としたが、シングルでも使用しうるので、
実施例に特定はされないが、ダブル構造としたこ
とにより、溝17に対してねじりコイルばねの一
端を遊動的に連結するのに至極便利で、また、脚
部が突部19に圧接する作用が安定する。また、
シングル型に比べて2倍のスプリング力が出、ス
プリング線径を太くする必要がないので、ばねの
疲労破壊が起きにくく、更に、バランスがよいの
で、スプリング負荷時にスプリング自体の倒れが
少ない特長がある。
〔作用の説明〕
次に作用について説明すると、連結点bがca
線上に達するまでは、半径abの円弧面19aを
突部19が有するために、ねじりコイルばね18
がアーム16に与える力の作用点はbからb′に移
動し、cb′延長方向に荷重F0′をうけることにな
る。その際に、線分caに対しての角度αは殆ど
0に近いことになり、分力F1′は、第1図に示す
従来のF1よりきわめて小さい値となり、従つて、
クラツチペダルの回転モーメントM′は、従来例
のMよりも非常に小さい値となる。
そして、クラツチペダル12の踏み込みストロ
ークと、これに対応する荷重特性は第7図に示す
如くであり、この時の踏力特性は第8図で示すよ
うにあらわれ、従来に比べ、初期の踏力の落ち込
みは全くなく、クラツチペダル踏み込みのフイー
リングがきわめて良好である。第8図におけるイ
曲線は、軽減装置のない場合の踏力曲線、ロ曲線
は、軽減装置を有する場合の踏力曲線を示す。
〔考案の効果〕
このように本考案によれば、簡単な構成によつ
て従来例の問題点を解消することができ、特にク
ラツチペダル(操作レバー)の初期の操作におけ
る踏力の落ち込みを合理的になくし得られ、クラ
ツチペダルの踏み込みフイーリングが非常によい
操作レバーの操作力軽減装置が提供しうるなど、
実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行例の説明図、第2図は同上におけ
る荷重特性図、第3図は同上における踏力特性
図、第4図は本考案の側面図、第5図は同上分解
斜視図、第6図は説明図、第7図は踏力特性図、
第8図は踏力特性図である。 11……ブラケツト、12……クラツチレバ
ー、13……軸杆、14……ケーブル、15……
ストツパー、16……アーム、17……溝、18
……ねじりコイルばね、18a……中間脚部、1
8b……両端脚部、19……突部、19a……円
弧面、a……軸支点、b……連結点、c……連結
点、b′……作用点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体に軸支(a点)せる操作レバーの任意個
    所に、ねじりコイルばねの一端を上記軸支点a
    の法線方向に遊動可能に連結(b点)し、該ね
    じりコイルばねの他端を、上記操作レバーの回
    動面上の本体に連結(c点)せしめ、更に、上
    記操作レバーに、コイルばねの上記連結点b近
    傍上方で、かつ、コイルばねの一端を法線方向
    に押動する円弧面をもつ突部を設け、常態にお
    いて、ねじりコイルばねの上記突部の円弧面に
    当接する作用点b′が、軸支点aと連結点cとを
    結ぶ略ca線上になるようにしたことを特徴と
    する操作レバーの操作力軽減装置。 (2) 上記突部の円弧面を、軸支点aを中心とした
    半径abの円弧面とした実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の操作レバーの操作力軽減装置。 (3) 上記操作レバーを、クラツチペダルとなした
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の操作レバ
    ーの操作力軽減装置。
JP1982007738U 1982-01-22 1982-01-22 操作レバ−の操作力軽減装置 Granted JPS58113124U (ja)

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JP1982007738U JPS58113124U (ja) 1982-01-22 1982-01-22 操作レバ−の操作力軽減装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58113124U JPS58113124U (ja) 1983-08-02
JPS6327216Y2 true JPS6327216Y2 (ja) 1988-07-22

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JP1982007738U Granted JPS58113124U (ja) 1982-01-22 1982-01-22 操作レバ−の操作力軽減装置

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JP2007226698A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Yazaki Corp 揺動式操作レバーの組付構造
KR101481345B1 (ko) * 2013-12-10 2015-01-09 현대자동차주식회사 차량용 클러치페달의 답력 저감장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6132821Y2 (ja) * 1980-03-19 1986-09-25

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JPS58113124U (ja) 1983-08-02

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