JPH0129625Y2 - - Google Patents

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JPH0129625Y2
JPH0129625Y2 JP9372386U JP9372386U JPH0129625Y2 JP H0129625 Y2 JPH0129625 Y2 JP H0129625Y2 JP 9372386 U JP9372386 U JP 9372386U JP 9372386 U JP9372386 U JP 9372386U JP H0129625 Y2 JPH0129625 Y2 JP H0129625Y2
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JP
Japan
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shift lever
select
shift
return spring
return
Prior art date
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Expired
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JP9372386U
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JPS631219U (ja
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主として自動車用シフトレバーに
おけるニユートラル位置決め用のリターンスプリ
ングに関するものである。
(従来の技術) この種の変速操作機構を第3図および第4図に
示す。シフトレバー20のシフトアンドセレクト
操作は、シフト系およびセレクト系の各プツシユ
ブルケーブル21,22を通じて図示しない変速
機に対して操作力を伝達するようになつている。
また、セレクト方向に関するリターン力を得るた
めに、両方向に作用するセレクトリターンスプリ
ング23を設けている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、従来よりシフトレバー20はセレク
ト操作の中心(支持ボルト24)から偏心した位
置に組付けられる形式のものが多い(第4図に偏
心量をCとして示す。)。こういつた形式のものに
おいて、セレクト操作を行なうと、セレクト方向
によつてセレクト操作力およびリターン力に大小
を生じる。つまり、偏心している側への操作およ
びこの側からの戻りは、シフトレバー20自体の
重量の関係から、この分だけ逆側に関する操作お
よび戻りに比して軽く、左右不均一となるわけで
ある。そこで、従来ではこの不均一を解消すべ
く、セレクト操作によつて揺動するベルクランク
25に対し補助スプリング26を接続して、これ
によるばね力を付加している。このため、部品点
数の増加とともにコストアツプを招く結果となつ
ていた。
本考案は、こういつた問題点に鑑み、補助スプ
リングを廃止してコストの低減を図らんとするも
のである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案は次のう
ように構成される。すなわち、本考案は、シフト
レバーリテーナに対し、シフトレバーをセレクト
操作方向に関してセレクト中心より偏心して組付
けている形式の変速操作機構において、前記セレ
クト中心軸に巻着されたセレクトリターンスプリ
ングの両端部を、それぞれシフトレバー側に対し
て両セレクト方向に関するリターン力が得られる
ように係止させるとともに、その端部のうち前記
偏心側に位置する側を、前記シフトレバーリテー
ナの一部に摺接しうるように延出させることで、
セレクト操作に伴い所定の接触抵抗が得られる構
成にしたのである。
(作用) したがつて、上記の構成によれば、シフトレバ
ーをシフトレバーの偏心側にセレクト操作した場
合、セレクトリターンスプリングによるばね力に
加え、同スプリングがシフトレバーリテーナに摺
接することによる接触抵抗が付加されるため、シ
フトレバーの偏心に拘らず、左右のセレクト操作
力およびリターン力を左右ほぼ均一なものとする
ことができる。
このように、本考案によれば、従来のような補
助ばねを用いなくてよいため、部品点数の減少お
よびコストの低減を図ることができる。
(実施例) 以下、本考案を具体化した実施例を図面にした
がつて詳細に説明する。
図中、1は自動車のボデイに固定されるシフト
レバーリテーナであり、その上面にはコの字状に
形成された直立片1aが立設されている。そし
て、この直立片1aには前後方向へ支持ボルト2
が固定されており、シフトレバーサポート3はこ
の支持ボルト2の軸芯回りに回転しうるように取
付けられている。またシフトレバーサポート3に
は、その上方に向かつて伸びるサポートアーム4
と下方に伸びるサポートレバー5とが共に一体に
形成されている。シフトレバー6はその下部にシ
フテイングレバー7が一体に形成されており、そ
の下端部にシフトケーブルが接続される。また、
シフトレバー6におけるこのシフテイングレバー
7に続く途中の部分が、前記サポートアーム4に
対し、アーム4に固定された取付けボルト8の軸
芯回りに回転し得るように支持されている。すな
わち、シフトレバー6のセレクト操作(第3図の
矢印A−A方向の操作)により、直立片1aの支
持ボルト2を回転軸としてシフトレバーサポート
3およびサポートレバー5が回転操作されること
になる。また、シフトレバー6のシフト操作(第
3図に示すB−B方向の操作)により、このシフ
トレバー6とそのシフテイングレバー7とが前記
サポート3のアーム4に対し、取付けボルト8を
回転軸として回転操作されるのである。
シフトレバーリテーナ1の上部には、セレクト
ベルクランク9が配設されていて、支承ボルト1
0回りに回転しうるように取付けられている。そ
して、ベルクランク9の一端側はサポートレバー
2の下端に係合する一方、その他端側にはセレク
トケーブルが接続される。
また、支持ボルト2が直立片1aから突出する
部分には、両セレクト方向に関する戻しのため
に、セレクトリターンスプリング13が巻装され
ている。そして、その両端部はサポートアーム4
の中途から水平にかつ支持ボルト2と平行に突出
形成された係止軸部14にそれぞれ係合されてい
る。この両係止端部のうち、第1図における右側
の端部13Rは起立姿勢にて係止軸部14と係止
しているのに対し、シフトレバー6の偏心側の端
部(同図における左側の端部13L)では下向き
のU字状に折曲げられた状態で係止軸部14に係
止している。この側では、さらに下方へ延出され
て直立片1aの側縁に係合しており、セレクト操
作の間、常に側縁に接触状態で係止する。このこ
とによつて、偏心側へセレクト操作した場合に
は、直立片1aに摺接することによる接触抵抗が
リターンスプリング13のリターン力に付加され
るため、この側への操作トルクおよび戻しトルク
が増大するわけである。
次に、上記のように形成された本例の作用と効
果を具体的に説明する。
シフトレバー6がシフト操作されると、取付け
ボルト8を中心とする回動によつてシフテイング
レバー7が回動し、シフトケーブルが押し引き操
作される。一方、シフトレバー6がセレクト操作
されると、リターンスプリング13に抗して取付
けボルト8を中心とし回動する。すると、サポー
トレバー5と係合しているベルクランク9が揺動
し、セレクトケーブルが押し引き操作される。
ところで、シフトレバー6がそのセレクト中心
より偏心して取付けられているため、偏心側へセ
レクト操作した場合には、逆側へ操作した場合に
比して操作力が軽く、また戻りの場合にはリター
ン力が小さくなる。ところが、本例では偏心側へ
操作した場合およびその戻りのいずれの場合に
も、この側のリターンスプリング13の端部13
Lが直立片1aの側壁に沿つて下方へ摺接するた
め、この接触抵抗がリターンスプリング13のば
ね力に付加される。このため、両セレクト方向の
操作力およびリターン力の均一化が図れる。
以上のように、シフトレバー6がセレクト方向
に関して偏心して取付けられる形式のものにあつ
ても、両セレクト方向に関する操作力およびリタ
ーン力をともにほぼ均一なものとすることができ
るため、従来と異なり、補助ばねといつた手段を
必要とせず、したがつて部品点数の減少、コスト
の低減に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図はシフトレバー付近を示す正面図、第2
図はその側面図、第3図は従来の機構の概略を示
す斜視図、第4図はその平面図である。 1……シフトレバーリテーナ、2……支持ボル
ト、6……シフトレバー、13……セレクトリタ
ーンスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シフトレバーリテーナに対し、シフトレバーを
    セレクト操作方向に関してセレクト中心より偏心
    して組付けている形式の変速操作機構において、
    前記セレクト中心軸に巻着されたセレクトリター
    ンスプリングの両端部を、それぞれシフトレバー
    側に対して両セレクト方向に関するリターン力が
    得られるように係止させるとともに、その端部の
    うち前記偏心側に位置する側を、前記シフトレバ
    ーリテーナの一部に摺接しうるように延出させる
    ことで、セレクト操作に伴い所定の接触抵抗が得
    られる構成にしたことを特徴とする変速操作機構
    用リターンスプリング。
JP9372386U 1986-06-19 1986-06-19 Expired JPH0129625Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9372386U JPH0129625Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9372386U JPH0129625Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS631219U JPS631219U (ja) 1988-01-07
JPH0129625Y2 true JPH0129625Y2 (ja) 1989-09-08

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JP9372386U Expired JPH0129625Y2 (ja) 1986-06-19 1986-06-19

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JPS631219U (ja) 1988-01-07

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