JP3127407B2 - 熱圧着方法 - Google Patents
熱圧着方法Info
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
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-
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-
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ステージの熱圧着部
の上に載置した電子部品に、導電性接着剤を介して被着
物を熱圧着する方法に関する。
の上に載置した電子部品に、導電性接着剤を介して被着
物を熱圧着する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品に対してフレキシブルプ
リント基板等の被着物を接続するには、導電性接着剤を
介しての熱圧着方法が採用されている。この方法は、ス
テージの熱圧着部の上に電子部品を載置し、この電子部
品上の被着物を接続する位置に、異方導電性接着剤(A
CF)等の導電性接着剤を介して被着物を重ねた後、ヒ
ータチップを備えたボンディングヘッドにより被着物を
加熱、圧着して接着固定する方法である。
リント基板等の被着物を接続するには、導電性接着剤を
介しての熱圧着方法が採用されている。この方法は、ス
テージの熱圧着部の上に電子部品を載置し、この電子部
品上の被着物を接続する位置に、異方導電性接着剤(A
CF)等の導電性接着剤を介して被着物を重ねた後、ヒ
ータチップを備えたボンディングヘッドにより被着物を
加熱、圧着して接着固定する方法である。
【0003】ボンディングヘッドは、昇降自在に設けら
れ、通電することにより発熱するヒータチップを先端
(下端)に備え、このヒータチップには、加熱後におい
てヒータチップを冷却するための空気を送る空冷パイプ
が設けられている。被着物を電子部品に対して被着させ
るには、ステージの熱圧着部に位置決めして載置させた
電子部品の所定位置の上に、導電性接着剤を介して被着
物を重ね、あらかじめヒータチップに通電して加熱させ
つつ、ボンディングヘッドを下降させ、被着物上に所定
の押圧力で接触させ、被着物を介して導電性接着剤に対
して加熱を行ない、導電性接着剤を溶融させるととも
に、電子部品に対して圧着し、ヒータチップに対する通
電を断つ。そして、加熱後に空冷パイプから空気を送っ
て、ヒータチップを急冷させることにより、被着物及び
導電性接着剤をも冷却し、導電性接着剤を固化させ、被
着物と電子部品とを確実に接着させる。この後にボンデ
ィングヘッドを上昇させ、被着物からボンディングヘッ
ドを離し、1回の熱圧着工程を終了する。
れ、通電することにより発熱するヒータチップを先端
(下端)に備え、このヒータチップには、加熱後におい
てヒータチップを冷却するための空気を送る空冷パイプ
が設けられている。被着物を電子部品に対して被着させ
るには、ステージの熱圧着部に位置決めして載置させた
電子部品の所定位置の上に、導電性接着剤を介して被着
物を重ね、あらかじめヒータチップに通電して加熱させ
つつ、ボンディングヘッドを下降させ、被着物上に所定
の押圧力で接触させ、被着物を介して導電性接着剤に対
して加熱を行ない、導電性接着剤を溶融させるととも
に、電子部品に対して圧着し、ヒータチップに対する通
電を断つ。そして、加熱後に空冷パイプから空気を送っ
て、ヒータチップを急冷させることにより、被着物及び
導電性接着剤をも冷却し、導電性接着剤を固化させ、被
着物と電子部品とを確実に接着させる。この後にボンデ
ィングヘッドを上昇させ、被着物からボンディングヘッ
ドを離し、1回の熱圧着工程を終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の熱圧着方法では、ボンディングヘッドによる被
着物に対する加熱時に、電子部品を通してステージへ逃
げる熱量がかなりあるため、導電性接着剤に対する加熱
ロスも多く、導電性接着剤を十分に溶融させることがで
きず、被着物と電子部品との間の導通信頼性が低下する
と言う問題点がある。また、電子部品の構成の複雑化に
ともない、電子部品自身の熱容量が大きくなったり、電
子部品に対する熱による影響も多様化してきているた
め、ヒータチップに対する空冷だけでは、被着物、導電
性接着剤及び電子部品の各材料を、短時間で十分に冷却
することは困難となり、導電性接着剤による被着物と電
子部品との間の十分な導通信頼性を得ることは困難にな
っていると言う問題点もある。この発明は、上述した事
情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、電
子部品と導電性接着剤を介して熱圧着される被着物との
間で、十分な導通信頼性が得られる熱圧着方法を提供す
ることにある。
た従来の熱圧着方法では、ボンディングヘッドによる被
着物に対する加熱時に、電子部品を通してステージへ逃
げる熱量がかなりあるため、導電性接着剤に対する加熱
ロスも多く、導電性接着剤を十分に溶融させることがで
きず、被着物と電子部品との間の導通信頼性が低下する
と言う問題点がある。また、電子部品の構成の複雑化に
ともない、電子部品自身の熱容量が大きくなったり、電
子部品に対する熱による影響も多様化してきているた
め、ヒータチップに対する空冷だけでは、被着物、導電
性接着剤及び電子部品の各材料を、短時間で十分に冷却
することは困難となり、導電性接着剤による被着物と電
子部品との間の十分な導通信頼性を得ることは困難にな
っていると言う問題点もある。この発明は、上述した事
情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、電
子部品と導電性接着剤を介して熱圧着される被着物との
間で、十分な導通信頼性が得られる熱圧着方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明においては、上
述した目的を達成するために、ステージの熱圧着部の上
に載置された電子部品に導電性接着剤を介して重ね合わ
された被着物に対して、ヒータチップを備えたボンディ
ングヘッドにより加熱、圧着して被着物を電子部品に固
定する熱圧着方法において、ボンディングヘッドによる
被着物に対する加熱時には、高温の液体により熱圧着部
を加熱し、ボンディングヘッドによる被着物に対する加
熱後には、低温の液体により熱圧着部を冷却することを
要点とする。
述した目的を達成するために、ステージの熱圧着部の上
に載置された電子部品に導電性接着剤を介して重ね合わ
された被着物に対して、ヒータチップを備えたボンディ
ングヘッドにより加熱、圧着して被着物を電子部品に固
定する熱圧着方法において、ボンディングヘッドによる
被着物に対する加熱時には、高温の液体により熱圧着部
を加熱し、ボンディングヘッドによる被着物に対する加
熱後には、低温の液体により熱圧着部を冷却することを
要点とする。
【0006】
【作用】あらかじめヒータチップを加熱されたボンディ
ングヘッドが、導電性接着剤を介してステージの熱圧着
部の上の電子部品に重ねられた被着物上に下降を開始す
るとき、予め定められたタイミングにより、高温の液体
による熱圧着部の加熱が行なわれる。この加熱により、
ステージの熱圧着部の温度は上昇し、被着物への加熱時
のヒータチップの熱量がステージへ逃げるのが防止さ
れ、ヒータチップによる被着物、導電性接着剤及び電子
部品に対する十分な、加熱が行なわれる。所定時間の加
熱が行なわれた後に、ヒータチップに対する空冷が行な
われるとともに、低温の液体による熱圧着部の冷却が行
なわれる。この結果、被着物、導電性接着剤及び電子部
品は、空冷されたヒータチップと冷却された熱圧着部と
により急速に冷却され、導電性接着剤が確実に固化し、
導電性接着剤による被着物と、電子部品との間の接着部
の十分な導通信頼性が得られる。
ングヘッドが、導電性接着剤を介してステージの熱圧着
部の上の電子部品に重ねられた被着物上に下降を開始す
るとき、予め定められたタイミングにより、高温の液体
による熱圧着部の加熱が行なわれる。この加熱により、
ステージの熱圧着部の温度は上昇し、被着物への加熱時
のヒータチップの熱量がステージへ逃げるのが防止さ
れ、ヒータチップによる被着物、導電性接着剤及び電子
部品に対する十分な、加熱が行なわれる。所定時間の加
熱が行なわれた後に、ヒータチップに対する空冷が行な
われるとともに、低温の液体による熱圧着部の冷却が行
なわれる。この結果、被着物、導電性接着剤及び電子部
品は、空冷されたヒータチップと冷却された熱圧着部と
により急速に冷却され、導電性接着剤が確実に固化し、
導電性接着剤による被着物と、電子部品との間の接着部
の十分な導通信頼性が得られる。
【0007】
【実施例】図1及び図2は、この発明の一実施例を説明
するもので、図1にはこの発明を実施するための熱圧着
装置の要部の断面図が示されている。この熱圧着装置は
熱圧着作業の作業台となるステージ1と、このステージ
1に併設された被着物ステージ2と、ステージ1の上方
に昇降自在に配置されたボンディングヘッド3とから構
成されている。
するもので、図1にはこの発明を実施するための熱圧着
装置の要部の断面図が示されている。この熱圧着装置は
熱圧着作業の作業台となるステージ1と、このステージ
1に併設された被着物ステージ2と、ステージ1の上方
に昇降自在に配置されたボンディングヘッド3とから構
成されている。
【0008】ステージ1の一部には薄肉部4を介して、
例えば断面がコ字状の空間5が水平方向に横断して形成
されている。ステージ1の薄肉部4の上面の部分が熱圧
着部6となる。空間5の一方の開口部には図2に示すよ
うに、冷/熱切替弁7が取付けられており、この冷/熱
切替弁7には、熱液入り口8を介して熱液供給管9が接
続されているとともに、冷液入り口10を介して冷液供
給管11が接続されている。空間5の他端側には、図2
に示すように排液弁12が取付けられており、排液弁1
2には排液口13を介して排液管14が接続されてい
る。このような構造を有するステージ1上には、後述す
る被着物と接着する部分を位置決め手段(図示省略)に
より、熱圧着部6上に位置決めして配置した状態で、電
子部品15が載置される。
例えば断面がコ字状の空間5が水平方向に横断して形成
されている。ステージ1の薄肉部4の上面の部分が熱圧
着部6となる。空間5の一方の開口部には図2に示すよ
うに、冷/熱切替弁7が取付けられており、この冷/熱
切替弁7には、熱液入り口8を介して熱液供給管9が接
続されているとともに、冷液入り口10を介して冷液供
給管11が接続されている。空間5の他端側には、図2
に示すように排液弁12が取付けられており、排液弁1
2には排液口13を介して排液管14が接続されてい
る。このような構造を有するステージ1上には、後述す
る被着物と接着する部分を位置決め手段(図示省略)に
より、熱圧着部6上に位置決めして配置した状態で、電
子部品15が載置される。
【0009】被着物ステージ2はフレキシブルプリント
基板等の被着物16を、ステージ1側に供給、支持する
もので、被着物16の一端は、図1に示すように、電子
部品15の接続部上に、異方導電性接着剤(ACF)等
の導電性接着剤17を介して重ね合わされる。
基板等の被着物16を、ステージ1側に供給、支持する
もので、被着物16の一端は、図1に示すように、電子
部品15の接続部上に、異方導電性接着剤(ACF)等
の導電性接着剤17を介して重ね合わされる。
【0010】ボンディングヘッド3は、昇降軸18の下
端に、断熱板19を介して固定されたヒータチップ20
を備えている。ヒータチップ20は、中央部に、先端部
近傍にまで達する細長い空隙21を有し、図示していな
いが、通電することにより発熱する発熱手段を備えてい
る。空隙21は図1の紙面垂直方向に向かってヒータチ
ップ20の外方に向かって開放されている。ヒータチッ
プ20の下端部近傍の側面には空冷パイプ22が取付け
られており、この空冷パイプ22から空隙21内に空気
が供給され、ヒータチップ20を冷却することができ
る。
端に、断熱板19を介して固定されたヒータチップ20
を備えている。ヒータチップ20は、中央部に、先端部
近傍にまで達する細長い空隙21を有し、図示していな
いが、通電することにより発熱する発熱手段を備えてい
る。空隙21は図1の紙面垂直方向に向かってヒータチ
ップ20の外方に向かって開放されている。ヒータチッ
プ20の下端部近傍の側面には空冷パイプ22が取付け
られており、この空冷パイプ22から空隙21内に空気
が供給され、ヒータチップ20を冷却することができ
る。
【0011】次に、以上のように構成された熱圧着装置
を用いた熱圧着方法について説明する。まず、ステージ
1上に電子部品15を位置決めして載置し、電子部品1
5の接続部に導電性接着剤17を介して被着物16の一
端を位置決めして重ねる。この状態で、ヒータチップ2
0に通電を行なって、ヒータチップ20を加熱した後下
降させる。ほぼ同時に、あるいは、ヒータチップ20の
加熱前に、冷/熱切替弁7を熱液供給側に開き、加熱さ
れた液体を熱圧着部6の下部の空間5内に供給し、熱圧
着部6を加熱する。すると、熱は電子部品15、導電性
接着剤17及び被着物16に伝わり、各部材が加熱され
る。空間5内に加熱された液体を供給開始する時点は、
電子部品15、被着物16及び導電性接着剤17等の各
部剤の材質や構造によって決まる熱容量に基いて決定さ
れる。この状態で、ボンディングヘッド3が下降し、加
熱されたヒータチップ20が被着物16上に所定の押圧
力により押圧される。このときには、電子部品15、被
着物16及び導電性接着剤17は加熱されているため、
ヒータチップ20の熱は導電性接着剤17に確実に伝わ
り、導電性接着剤17が十分に溶融される。
を用いた熱圧着方法について説明する。まず、ステージ
1上に電子部品15を位置決めして載置し、電子部品1
5の接続部に導電性接着剤17を介して被着物16の一
端を位置決めして重ねる。この状態で、ヒータチップ2
0に通電を行なって、ヒータチップ20を加熱した後下
降させる。ほぼ同時に、あるいは、ヒータチップ20の
加熱前に、冷/熱切替弁7を熱液供給側に開き、加熱さ
れた液体を熱圧着部6の下部の空間5内に供給し、熱圧
着部6を加熱する。すると、熱は電子部品15、導電性
接着剤17及び被着物16に伝わり、各部材が加熱され
る。空間5内に加熱された液体を供給開始する時点は、
電子部品15、被着物16及び導電性接着剤17等の各
部剤の材質や構造によって決まる熱容量に基いて決定さ
れる。この状態で、ボンディングヘッド3が下降し、加
熱されたヒータチップ20が被着物16上に所定の押圧
力により押圧される。このときには、電子部品15、被
着物16及び導電性接着剤17は加熱されているため、
ヒータチップ20の熱は導電性接着剤17に確実に伝わ
り、導電性接着剤17が十分に溶融される。
【0012】導電性接着剤17が十分に溶融し流れた時
点で、ヒータチップ20に対する通電は断たれ、空冷パ
イプ22介して、空気がヒータチップ20の空隙21内
に吹き込まれ、ヒータチップ20の冷却が行なわれると
ともに、冷却されたヒータチップ20を介して被着物1
6、導電性接着剤17及び電子部品15が冷却される。
ほぼ同時に、図2において、冷/熱切替弁7が冷液側に
切り替わり、熱圧着部6の下方の空間5内に冷却された
液体が供給され、熱圧着部6が冷却されるとともに、冷
却された熱圧着部6を介して電子部品15、導電性接着
剤17及び被着物16が冷却される。この結果、電子部
品15、導電性接着剤17及び被着物16は、空冷され
たヒータチップ20と、冷却用液体によって冷却された
熱圧着部6とを介して2箇所から冷却されるため、これ
らの部材は効率よく、かつ、急速に冷却され、溶融した
導電性接着剤17は急速に固化し、電子部品15と、被
着物16とは電気的に確実に接続される。熱圧着が終了
した後に、ボンディングヘッド3が上昇し、被着物16
から離れ1回の熱圧着工程が終了する。
点で、ヒータチップ20に対する通電は断たれ、空冷パ
イプ22介して、空気がヒータチップ20の空隙21内
に吹き込まれ、ヒータチップ20の冷却が行なわれると
ともに、冷却されたヒータチップ20を介して被着物1
6、導電性接着剤17及び電子部品15が冷却される。
ほぼ同時に、図2において、冷/熱切替弁7が冷液側に
切り替わり、熱圧着部6の下方の空間5内に冷却された
液体が供給され、熱圧着部6が冷却されるとともに、冷
却された熱圧着部6を介して電子部品15、導電性接着
剤17及び被着物16が冷却される。この結果、電子部
品15、導電性接着剤17及び被着物16は、空冷され
たヒータチップ20と、冷却用液体によって冷却された
熱圧着部6とを介して2箇所から冷却されるため、これ
らの部材は効率よく、かつ、急速に冷却され、溶融した
導電性接着剤17は急速に固化し、電子部品15と、被
着物16とは電気的に確実に接続される。熱圧着が終了
した後に、ボンディングヘッド3が上昇し、被着物16
から離れ1回の熱圧着工程が終了する。
【0013】このように、上述した熱圧着方法によれ
ば、熱圧着工程における被着物16、導電性接着剤17
及び電子部品15に対する加熱、及び冷却を極めて効率
よく、しかも急速に行なうことができるため、被着物1
6と電子部品15との間の電気的な接続を確実に行な
え、接続部の導通信頼性を著しく向上させることができ
るとともに、生産性が向上し、大幅なコストダウンを実
現できる。
ば、熱圧着工程における被着物16、導電性接着剤17
及び電子部品15に対する加熱、及び冷却を極めて効率
よく、しかも急速に行なうことができるため、被着物1
6と電子部品15との間の電気的な接続を確実に行な
え、接続部の導通信頼性を著しく向上させることができ
るとともに、生産性が向上し、大幅なコストダウンを実
現できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ステージの熱圧着部の上に載置された電子部品に導
電性接着剤を介して重ね合わされた被着物に対して、ヒ
ータチップを備えたボンディングヘッドにより加熱、圧
着して被着物を電子部品に固定する熱圧着方法におい
て、ボンディングヘッドによる被着物に対する加熱時に
は、高温の液体により熱圧着部を加熱し、ボンディング
ヘッドによる被着物に対する加熱後には、低温の液体に
より熱圧着部を冷却することにより、熱圧着部を冷却す
る方法を採用しているため、熱圧着工程における被着
物、導電性接着剤及び電子部品に対する加熱、冷却を極
めて効率よく、しかも急速に行なうことができ、被着物
と電子部品との接続部の導通信頼性を著しく向上させる
ことができるとともに、生産性を向上させ、大幅なコス
トダウンを実現できる。
ば、ステージの熱圧着部の上に載置された電子部品に導
電性接着剤を介して重ね合わされた被着物に対して、ヒ
ータチップを備えたボンディングヘッドにより加熱、圧
着して被着物を電子部品に固定する熱圧着方法におい
て、ボンディングヘッドによる被着物に対する加熱時に
は、高温の液体により熱圧着部を加熱し、ボンディング
ヘッドによる被着物に対する加熱後には、低温の液体に
より熱圧着部を冷却することにより、熱圧着部を冷却す
る方法を採用しているため、熱圧着工程における被着
物、導電性接着剤及び電子部品に対する加熱、冷却を極
めて効率よく、しかも急速に行なうことができ、被着物
と電子部品との接続部の導通信頼性を著しく向上させる
ことができるとともに、生産性を向上させ、大幅なコス
トダウンを実現できる。
【図1】この発明の一実施例における熱圧着装置の要部
の断面図。
の断面図。
【図2】この発明の一実施例における熱圧着装置の要部
の平面図。
の平面図。
1 ステージ 2 被着物ステージ 3 ボンディングヘッド 5 空間 6 熱圧着部 7 冷/熱切替弁 12 排液弁 15 電子部品 16 被着物 17 導電性接着剤 20 ヒータチップ 21 空隙 22 空冷パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/60 311 B29C 65/26 B29C 65/42 H01R 4/04 H01R 43/02
Claims (1)
- 【請求項1】 ステージの熱圧着部の上に載置された電
子部品に導電性接着剤を介して重ね合わされた被着物に
対して、ヒータチップを備えたボンディングヘッドによ
り加熱、圧着して前記被着物を前記電子部品に固定する
熱圧着方法において、前記ボンディングヘッドによる前
記被着物に対する加熱時には、高温の液体により前記熱
圧着部を加熱し、前記ボンディングヘッドによる前記被
着物に対する加熱後には、低温の液体により前記熱圧着
部を冷却することを特徴とする熱圧着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14275691A JP3127407B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 熱圧着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14275691A JP3127407B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 熱圧着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04344224A JPH04344224A (ja) | 1992-11-30 |
JP3127407B2 true JP3127407B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=15322846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14275691A Expired - Fee Related JP3127407B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 熱圧着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3127407B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321171A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Brother Ind Ltd | インクジェットヘッドの製造方法 |
JP4702934B2 (ja) * | 2005-06-06 | 2011-06-15 | キヤノン株式会社 | 記録ヘッドの製造方法およびその製造装置 |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP14275691A patent/JP3127407B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04344224A (ja) | 1992-11-30 |
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