JP3126829B2 - 磁気テープ読取方法 - Google Patents

磁気テープ読取方法

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JP3126829B2 JP04274412A JP27441292A JP3126829B2 JP 3126829 B2 JP3126829 B2 JP 3126829B2 JP 04274412 A JP04274412 A JP 04274412A JP 27441292 A JP27441292 A JP 27441292A JP 3126829 B2 JP3126829 B2 JP 3126829B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、往復記録式の磁気テー
プ装置におけるデータ読み取り時の終端折り返し処理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、36トラック構成の磁気テープを
順方向18トラック、逆方向18トラックに分け、往復
記録するようにした磁気テープ装置が使用されている。
このような往復記録式の磁気テープ装置においては、図
4にその記録フォーマットを示すように、テープ終端付
近の折り返し点に位置して、順方向側と逆方向側の2か
所に、折り返しの標識となるラップマークWRAP1,
WRAP2を記録しており、データ読み取り時にはこの
ラップマークを頼りにテープの走行方向を折り返すよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気テープ装置においては、ラップマークを正しく検出
できない媒体欠陥が生じた場合、テープを正しく折り返
すことができなくなり、装置エラーを引き起こすという
問題があった。
【0004】本発明は、前記問題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、ラップマークを
正しく検出できない媒体欠陥が生じた場合でも、テープ
を正しく折り返してデータの読み取りを続行することの
できる方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の磁気テープ読取方法は、テープ終端付近の
折り返し点に記録された順方向側のラップマークを検出
することによりテープの走行方向を折り返し、逆方向側
のラップマークを検出することによりデータの読取を開
始するようにされた往復記録式の磁気テープ装置におい
て、順方向側のラップマークが検出されない場合には、
磁気テープの物理的テープ終端位置まで走行してテープ
を折り返し、逆方向側のラップマークを検出したことを
条件として逆方向側の記録データの読み取りを続行し、
順方向側のラップマークが検出され、逆方向側のラップ
マークが検出されない場合には、順方向側のラップマー
クで折り返した時点から逆方向側の記録データの読み取
りを続行し、順方向側および逆方向側のラップマークが
共に検出されない場合は読取を終了する、ようにしたも
のである。
【0006】
【作 用】図4に示したように、ラップマークは、磁気
テープの折り返し点に位置して順方向側と逆方向側の2
か所に記録されている。したがって、ラップマークが異
常となるケースとしては、ラップマークが片方しかな
い、あるいは両方ともない、のいずれかである。
【0007】ラップマークが両方ともない場合には、も
ともとシステムの正常な動作が保証されないから、この
場合については従来と同様に装置エラーとして扱うもの
とし、本発明の磁気テープ読取方法では、ラップマーク
が片方しかない場合ついて、テープを正しく折り返して
データの読み取りを続行するようにしたものである。
【0008】ラップマークが片方しかない場合として
は、順方向側のWRAP1がない場合と、逆方向側のW
RAP2がない場合の2通りが考えられる。一方、図4
に示すように、磁気テープの終端には、光反射片などの
物理的テープ終端マーカーFEOTが設けられている。
そこで、本発明は、この物理的テープ終端マーカーFE
OTを利用し、順方向側のラップマークWRAP1がな
い場合には、図1(A)に示すように、物理的テープ終
端マーカーFEOT位置まで走行してテープを折り返
し、逆方向側のラップマークWRAP2を検出したこと
を条件として、逆方向側のデータの読み取りを続行する
ようにした。
【0009】また、逆方向側のラップマークWRAP2
がない場合には、図1(B)に示すように、順方向側の
ラップマークWRAP1で折り返した時点より逆方向側
のデータの読み取りを続行するようにした。このように
することにより、ラップマークの片方がない場合でも、
従来のように装置エラーとすることなく、テープを正し
く折り返してデータの読み取りを続行することできる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図2に、本発明の方法を適用して構成した磁
気テープ装置の一実施例を示す。図において、1は磁気
テープ、2は往復記録式の磁気テープ装置、3は磁気テ
ープ制御装置である。磁気テープ装置2は、磁気ヘッド
21、磁気ヘッドの駆動部22、書き込み用アンプ回路
23、読み取り用アンプ回路24、コントローラ25か
ら構成されている。また、磁気テープ制御装置3は、書
き込み回路31、読み取り用アナログ回路32、読み取
り回路33、ブロック・マーク認識回路34、コントロ
ーラ35から構成されている。
【0011】次に、図3のフローチャートを参照して前
記実施例の動作を説明する。なお、磁気テープ1上に
は、図4の記録フォーマットに従って所望のデータが記
録されているものとする。
【0012】いま、上位装置からデータの読み取り指令
が与えられると、磁気テープ制御装置3のコントローラ
35は、磁気テープ装置2のコントローラ25にデータ
の読み取り指令を送る。磁気テープ装置2のコントロー
ラ25はこの読み取り指令に従って磁気ヘッド21、テ
ープ駆動部22、読み取り用アンプ回路24を制御し、
テープを順方向へ走行開始するとともに、テープ上に記
録されたデータの読み取りを開始する。
【0013】磁気ヘッド21で読み取られた記録データ
は、読み取り用アンプ回路25、読み取り用アナログ回
路32を介して読み取り回路33およびブロック・マー
ク認識回路34へ送られる。
【0014】ブロック・マーク認識回路34は、現在読
み取られているデータが図4の記録フォーマット中のど
のデータ部分かを識別し、その識別結果をコントローラ
35に送る。コントローラ35は、この識別結果に従っ
て対応する制御を行なう。
【0015】磁気テープ1上からデータブロックDBの
読み取りが開始されると(図3のステップS1)、ブロ
ック・マーク認識回路34はコントローラ35へデータ
ブロック開始信号DBOBを送出する。以後、このデー
タブロックDBが続く間、データブロック処理(ステッ
プS2)が続行され、読み取られたブロックデータは読
み取り回路33を介して上位装置へ転送される。
【0016】順方向のテープ走行が進み、テープの折り
返し点に達すると、正常な場合には順方向側のラップマ
ークWRAP1が読み取られる(ステップS5)。これ
により、ブロック・マーク認識回路34からコントロー
ラ35へラップマーク検出信号DWRAPが送られ、磁
気テープ装置2の駆動部27が制御されてテープの走行
方向が反転される(ステップS8)。そして、逆方向へ
のテープ走行が開始され、逆方向側のラップマークWR
AP2を検出すると(ステップS9)、逆方向側の記録
データの読み取りを続行する(ステップS10)。
【0017】もし、ステップS5において、順方向側の
ラップマークWRAP1が検出されなかった場合には、
ステップS6へ移行し、物理的テープ終端マーカーFE
OTを検出するまで順方向のテープ送りを続行する。物
理的テープ終端マーカーFEOTを検出すると(ステッ
プS6)、テープ送りを一旦停止するためのリセット処
理を行なった後(ステップS7)、テープの走行方向を
反転して逆方向への走行を開始する(ステップS8)。
この逆方向への走行によって逆方向側のラップマークW
RAP2を検出すると(ステップS9)、テープは正常
に折り返されたものとみなし、逆方向側の記録データの
読み取りを続行する(ステップS10)。
【0018】一方、ステップS9において、逆方向側の
ラップマークWRAP2を検出できなかった場合には、
ステップS11へ移行し、順方向側のラップマークWR
AP1が検出されているか否かを確認する。順方向側の
ラップマークWRAP1が検出されている場合には、ス
テップS13へ移行し、逆方向側のデータブロックが検
出された場合には正常に折り返したものと判定し、処理
(ステップS10)を続行する。
【0019】ステップS13において、逆方向側のデー
タブロックDBを検出できなかった場合には、ステップ
S14においてテープマークTMを検出できたか否かを
確認し、テープマークTMも検出できなかった場合に
は、テープが規定長走行した時点でエラーと判定し(ス
テップS15)、ステップS16においてエラー警告を
発した後、異常終了する。
【0020】また、ステップS11において、順方向側
のラップマークWRAP1も検出されていないと判定さ
れた場合には、ラップマークWRAP1,WRAP2の
両方とも欠如しているのであるから完全な装置エラーで
あり、ステップS12においてエラー警告を発した後、
異常終了する。
【0021】テープが正常に折り返され、逆方向側の記
録データの読み取りが進み、磁気ヘッド21が最後のデ
ータブロックDBを通過すると、データブロックの終わ
りを示すテープマークTMが検出される(ステップS
3)。これにより、ブロック・マーク認識回路34から
コントローラ35へテープマーク検出信号DTMが送ら
れ、データブロックの読み取りが終了したことを示すテ
ープマーク(TM)処理が実行され(ステップS4)、
データ記録終端マーカーEODを検出した時点で一連の
データ読み取り動作を完了する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気テー
プ読取方法によるときは、ラップマークを正しく検出で
きない媒体欠陥が生じた場合でも、テープを正しく折り
返して逆方向のデータの読み取りを続行することがで
き、この種の磁気テープ装置におけるデータの読み取り
性能を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】実施例の動作のフローチャートである。
【図4】往復記録式の磁気テープの記録フォーマットを
示す図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 磁気テープ装置 3 磁気テープ制御装置 21 磁気ヘッド WRAP1 順方向側のラップマーク WRAP2 逆方向側のラップマーク FEOT 物理的テープ終端マーカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/02 G11B 15/087 G06F 3/06 - 3/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ終端付近の折り返し点に記録され
    順方向側のラップマークを検出することによりテープ
    の走行方向を折り返し、逆方向側のラップマークを検出
    することによりデータの読取を開始するようにされた往
    復記録式の磁気テープ装置において、 順方向側のラップマークが検出されない場合には、磁気
    テープの物理的テープ終端位置まで走行してテープを折
    り返し、逆方向側のラップマークを検出したことを条件
    として逆方向側の記録データの読み取りを続行し、 順方向側のラップマークが検出され、逆方向側のラップ
    マークが検出されない場合には、順方向側のラップマー
    クで折り返した時点から逆方向側の記録データの読み取
    りを続行し、 順方向側および逆方向側のラップマークが共に検出され
    ない場合は読取を終了する、 こと を特徴とする磁気テープ読取方法。
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