JP3125187B2 - 半導体素子のキャパシタの製造方法 - Google Patents

半導体素子のキャパシタの製造方法

Info

Publication number
JP3125187B2
JP3125187B2 JP09325723A JP32572397A JP3125187B2 JP 3125187 B2 JP3125187 B2 JP 3125187B2 JP 09325723 A JP09325723 A JP 09325723A JP 32572397 A JP32572397 A JP 32572397A JP 3125187 B2 JP3125187 B2 JP 3125187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
layer
capacitor
storage node
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09325723A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10163455A (ja
Inventor
オン・チョル・ゾ
Original Assignee
エルジイ・セミコン・カンパニイ・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エルジイ・セミコン・カンパニイ・リミテッド filed Critical エルジイ・セミコン・カンパニイ・リミテッド
Publication of JPH10163455A publication Critical patent/JPH10163455A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3125187B2 publication Critical patent/JP3125187B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/08Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/82Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
    • H01L28/90Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions
    • H01L28/91Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions made by depositing layers, e.g. by depositing alternating conductive and insulating layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/82Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
    • H01L28/86Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having horizontal extensions
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • H10B12/315DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor with the capacitor higher than a bit line

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子のキャ
パシタに関するもので、特に容量を効率よく増加させ、
製造工程を単純化したメモリへの使用に適したキャパシ
タ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体基板に素子とともに組み
込まれるキャパシタの構造は、スタック型とトレンチ型
とに分けられ、スタック型は、さらにフィン構造とシリ
ンダ(筒型)構造、ボックス構造などに分けられる。シ
リンダ構造のキャパシタは、ストレージノード電極をシ
リンダ状に形成したものをいう。64M級以上のメモリ
においては、通常、シリンダ構造のキャパシタを採択し
ている。容量の効率的な確保のためである。シリンダ構
造のキャパシタは、ストレージノード電極を構成するシ
リンダの個数及び形態に応じて、1.0シリンダ型キャ
パシタ、1.5シリンダ型キャパシタ、2.0シリンダ
型キャパシタ等に分けられる。
【0003】上記のようなそれぞれのシリンダ型キャパ
シタの特徴を以下に記載する。1.0シリンダ型キャパ
シタは、シリンダが1つであるため、表面積の増加に限
界がある。そのため、キャパシタの蓄積容量を確保する
面で不利である。2.0シリンダ型キャパシタは、2つ
のシリンダを形成するので、工程数が多くなって収率及
び製造工程の面で不利である。そして、1.5シリンダ
型キャパシタの場合では、エッチング工程時に、形状の
調整が容易でない。
【0004】以下、添付図面に基づいて従来の技術の半
導体素子のキャパシタの製造工程について説明する。図
1、図2は従来の半導体素子のキャパシタの工程断面図
である。まず、図1(a)に示すように、不純物拡散領
域及びセルトランジスタ等の形成された(図示せず)シ
リコン基板10上に酸化膜等の絶縁物質を堆積して第1
絶縁膜11を形成する。次いで、その上にシリコン窒化
膜12を形成してその上に感光膜P/Rを塗布しパター
ニングする。そのパターニングされた感光膜をマスクに
用いてシリコン窒化膜12と第1絶縁膜11を選択的に
除去してストレージノードコンタクトホール13を形成
する。
【0005】次いで、図1(b)に示すように、ストレ
ージノードコンタクトホール13を形成させた基板の上
に所定の厚さの第1ポリシリコン層14を形成する。そ
の上にCVD法で酸化膜を堆積して第2絶縁膜15を形
成する。次いで、第2絶縁膜15の上に感光膜P/Rを
塗布し、それをパターニングして第2絶縁膜15及び第
1ポリシリコン層を選択的に除去して第1ストレージノ
ード電極14を形成する。さらに、感光膜を除去して、
図2(c)に示すように、パターニングされた第2絶縁
膜15及びシリコン窒化膜12の全面に第2ポリシリコ
ン層16を形成する。その第2ポリシリコン層をエッチ
バックして第2絶縁膜15の側面に側壁形態の第2スト
レージノード電極16を形成する。
【0006】さらに、図2(d)に示すように、第2ス
トレージノード電極16と第1ストレージノード電極1
4で囲まれた第2絶縁膜15を湿式エッチング工程で除
去してキャパシタの下部電極14、16を形成する。図
示していないが、その後、下部電極の上に誘電膜と上部
電極を堆積してキャパシタ(1.0シリンダ構造の)を
完成する。
【0007】図3、4に基づき、従来の技術の他の半導
体素子のキャパシタについて説明する。まず、図3
(a)に示すように、不純物拡散領域及びセルトランジ
スタ等の形成された(図示せず)シリコン基板17上に
酸化膜等の絶縁物質を堆積して第1絶縁膜18を形成す
る。その上に感光膜(図示せず)を塗布し、パターニン
グする。そのパターニングされた感光膜をマスクとして
第1絶縁膜18を選択的に除去してストレージノードコ
ンタクトホールを形成する。次いで、ストレージノード
コンタクトホールを含む第1絶縁膜18の上に第1ポリ
シリコン層19を形成し、その上にCVD法で酸化膜を
堆積して第2絶縁膜20を形成する。その第2絶縁膜2
0の上に感光膜P/Rを塗布しパターニングして第2絶
縁膜20を選択的に除去して、図示のように、矩形の形
状で残るようにする。
【0008】そして、パターニングされた第2絶縁膜2
0を含む第1ポリシリコン層19の全面に、図3(b)
のように第2ポリシリコン層21を形成する。したがっ
て、その第2ポリシリコン層21矩形の形状で残った第
2絶縁膜20の部分で突出した状態に形成される。その
部分以外は第1ポリシリコン層19と一体になるのはい
うまでもない。さらにその上に、図3(c)に示すよう
に、第3絶縁膜22を薄く形成する。その第3絶縁膜2
2をエッチバックして、図4(d)に示すように、第2
絶縁膜20により矩形に形成された第2ポリシリコン層
21の側面にのみ残り、絶縁側壁23となる。
【0009】その後、前記第1ポリシリコン層19及び
第2ポリシリコン層21をエッチングする。その際、第
1ポリシリコン層19の厚さより第2ポリシリコン層2
1の厚さが薄いため、矩形に形成されている第2絶縁膜
20上の第2ポリシリコン層21が除去され、第2絶縁
膜20が露出される。さらに、エッチングが進むと、第
2絶縁膜20と第3絶縁膜22による絶縁側壁23がマ
スクとして働き、第2絶縁膜20と絶縁側壁23の下側
以外すべてのポリシリコン層が除去され図4(e)に示
す形状になる。
【0010】最後に、第2絶縁膜20と第3絶縁膜とを
除去すると、図4(f)に示すように、中央部分に突出
部を有し、その両側にわずかに離れて薄く、中央突出部
より高く延びた両腕部を有する形状のキャパシタのスト
レージノード電極(1.5シリンダ構造の)が形成され
る。同様に、図示していないが、ストレージノード電極
の上には誘電膜と上部電極とが堆積される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
半導体素子のキャパシタの製造工程では容量を高めるた
めにシリンダ構造を多く採択するが、このような構造で
は下部電極の表面積を増加させるためにはポリシリコン
層の高さを高くしなければならない。ということはシリ
ンダ状の形状のまま高くすることであり、不安定な形状
となるとともに、一方では半導体装置は平坦化が要求さ
れているので不利であり、このような方法でキャパシタ
の容量を増大させるのは限界がある。そして、シリンダ
の形態を変えて容量を増加させることもできるが、これ
は素子が高集積化の傾向により充分な工程マージンを確
保し難いため、実効性がない。
【0012】本発明は、上記した従来の技術の半導体素
子のキャパシタの問題を解決するためになされたもの
で、その目的は、工程マージン及び素子の平坦化の側面
で有利であるとともに、容量を効率よく増大させること
ができる半導体素子のキャパシタを提供するとともにそ
れを製造する方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体素子
のキャパシタは、キャパシタの下部電極が、トランジス
タの不純物拡散領域のいずれか1つにコンタクトされる
プラグ層に連結された底部層とその底部層の周辺部から
立ち上がり、外周面と内周面を有する壁層からなる第1
ストレージノード電極と、底部層の長軸方向の両方向へ
の延長部とそこから立ち上がり外周面と内周面を有する
壁層からなるそれぞれの第2ストレージノード電極とか
らなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
実施形態の半導体素子のキャパシタ及びその製造工程に
ついて詳細に説明する。図5ないし図6は本実施形態に
よる半導体素子のキャパシタの工程断面図であり、図7
は本実施形態のキャパシタの平面図と長・短軸方向での
構造断面図である。本実施形態の半導体素子のキャパシ
タは、現在の半導体製造工程のパターンの寸法及びマス
ク製造技術、エッチング工程等の様々な条件を顧慮し
て、工程マージン、容量の確保、素子の平坦化等に最も
有利であるように最適化したものであり、まずその構造
について以下に記載する。本実施形態は、メモリ素子に
利用するもので、メモリを構成するトランジスタの不純
物領域に電気的に接続される。図6eが本実施形態のキ
ャパシタの下部電極が形成された状態の図であり、半導
体基板30に形成させた不純物領域を含むトランジスタ
などが形成された上にそれらを絶縁するための層間絶縁
膜31、その上に形成された窒化膜32、第1絶縁膜3
3の上に本実施形態であるキャパシタが形成されてい
る。ただし、第1絶縁膜33は最後の工程で除去される
ので、キャパシタはこの窒化膜32の上に出ている。キ
ャパシタは不純物拡散領域につながるストレージノード
コンタクトホール34に埋め込まれて連結された底部層
35aに形成された第1ストレージノード電極37a
と、同様に底部層35aに第1ストレージノード電極3
7aに続けて、その両側に形成される第2ストレージノ
ード電極37bとを有する。この第1、第2ストレージ
ノード電極でキャパシタの下部電極を形成する。
【0015】上記キャパシタの下部電極は、第1ストレ
ージノード電極37aと第2ストレージノード37bと
からなり、第1ストレージノード電極は不純物拡散領域
のいずれか1つに中心部が連結されている底部層を有す
るとともにその底部層の周辺部から立ち上がり外周面と
内周面とを有する第1シリンダ層と、そして第1シリン
ダ層の底部層の長軸方向の両側に延びた部分から立ち上
がり、同様に外周面と内周面を有する壁層からなるそれ
ぞれの第2シリンダ層とで構成される(図7参照)。す
なわち、本実施形態キャパシタの下部電極は、中央の第
1シリンダ層とその両側の第2シリンダ層との3つのシ
リンダ層で形成されている。いうまでもなく下部電極の
表面には誘電膜と上部電極とが積層されている。
【0016】前記の底部層はその下側に形成された窒化
膜32と第1絶縁膜33の厚さ分だけ離隔される。そし
て、第1シリンダ層の長軸方向の両側にそれぞれ形成さ
れる第2シリンダ層はその幅が第1シリンダ層より小さ
く、第2シリンダ層の長軸方向は第1シリンダ層の長軸
方向と垂直となる。そして、各シリンダ層の内周面は底
部層と直角であり、外周面は丸みを有する側壁形態に形
成される。
【0017】以下、上記のように構成された本実施形態
の半導体素子のキャパシタの製造工程について説明す
る。まず、不純物拡散領域とゲート電極とを備えたセル
トランジスタなどが形成された半導体基板30の上に層
間絶縁膜31を形成する。その層間絶縁膜31上に窒化
膜32と第1絶縁膜33とを順次積層する。第1絶縁膜
33は本実施形態においては酸化膜を使用する。次い
で、図5(a)に示すように、第1絶縁膜33、窒化膜
32、及び層間絶縁膜31を選択的にエッチングして、
第1絶縁膜33の表面からトランジスタの不純物領域に
達するストレージノードコンタクトホール34を形成す
る。
【0018】そして、図5(b)に示すように、ストレ
ージノードコンタクトホール34を含む第1絶縁膜33
の全面に第1ポリシリコン層35を500〜1000Å
の厚さに形成する。このとき第1ポリシリコン層は図示
のようにコンタクトホール34の中に埋め込まれ、不純
物領域に達する。この第1ポリシリコン層35の表面に
酸化膜をほぼ2000〜6000Åの厚さに堆積して第
2絶縁膜36を形成する。次いで、第2絶縁膜36上
に、ワードラインの形成時に用いられたワードラインマ
スクを使用して、例えばネガティブ感光膜でリバース・
トーン(reverse tone)パターニングし、それをマスクに
用いて第2絶縁膜36をゲート電極、すなわちワードラ
インと同じ幅だけ選択的に除去する。この第2絶縁膜3
6の除去工程は、タイムエッチングを利用せずに、第1
ポリシリコン層35をエンドポイントとしてエッチング
する。本実施形態ではワードラインマスクを使用した
が、それを使用しないで、別のマスクを使用することも
当然できる。その際、パターンの寸法は任意に変更する
ことができる。その場合にも工程のマージンは十分に確
保される。スペース/ラインのパターンの寸法が0.2
5μm/0.35μmである場合には、0.25μm/
0.25μmのパターンの寸法を有するマスクを制作し
て使用できる。
【0019】次いで、図6(c)に示すように、第2絶
縁膜36のエッチング工程でマスクに使われた感光膜を
除去し、パターニングされた第2絶縁膜36を含む第1
ポリシリコン層35上に感光膜を再び塗布し、ストレー
ジノードマスクを使用して感光膜をパターニングする。
そのパターニングされた感光膜をマスクとして第2絶縁
膜36及び第1ポリシリコン層35を選択的にエッチン
グしてストレージノード電極の底部層35aを形成す
る。このエッチング形状は図示のように、ストレージノ
ードコンタクトホールを中心として一定の長さと幅で長
方形状に残るようにする。すなわち、図示のように、分
離されている第2絶縁膜36の一つのブロックとその両
隣ブロックの端の部分だけを残す。また、図示しない図
面に垂直な方向でも所定の幅で分離させ、この第1ポリ
シリコン層35のパターニング工程により隣接するセル
間のキャパシタを互いに分離する。そのとき、図示しな
いが図面に垂直な底部層35aの縁の部分も露出させ
る。すなわち、ストレージノードマスクは1つのキャパ
シタの平面的大きさを決めるマスクである。そして、こ
のストレージノードマスクを用いたストレージノードの
パターニング時に、長軸方向(図示での左右方向)での
縮小(shrinkage )を少なくすればするほど、キャパシタ
の容量は増加するので、位相反転マスク(PSM)を使
用することが好ましい。
【0020】次いで、図6(d)に示すように、感光膜
を除去した後、パターニングされた第2絶縁膜36と底
部層35aの露出している表面及び第1絶縁膜33の表
面にポリシリコンをほぼ500〜1000Åの厚さに堆
積して第2ポリシリコン層37を形成する。次いで、図
6(e)に示すように、その第2ポリシリコン層37を
異方性エッチングして残された第2絶縁膜36の側面に
底部層35bの周辺部から第1シリンダ層が立ち上がる
ように形成された第1ストレージノード電極37aと、
第1ストレージノード電極37aの両側にさらに広がっ
ているブロック36の端が残っていた底部層35aの部
分から立ち上がるように第2シリンダ層が形成された第
2ストレージノード電極37bが形成される。そして、
第2絶縁膜36を除去して、第1ストレージノード電極
37aと第2ストレージノード電極37bからなるキャ
パシタの下部電極を形成する。図6eでの左右両端の第
2ストレージノードの外側のシリンダ層の底は底部層3
5aと連結されている。すなわち、第1ストレージノー
ド37aと第2ストレージノード37bは底部層35a
で連結されている。次いで、図示していないが、後工程
で、下部電極の上に誘電膜と上部電極を順次形成してキ
ャパシタを完成する。
【0021】上記のような工程で形成された本実施形態
の半導体素子のキャパシタの平面形状を図7の上側に示
す。平面図で斜線を引いた部分は、それぞれのストレー
ジノードの中に底部層35aが露出されている部分であ
り、その周辺がシリンダを形成している壁面である。図
示のように、キャパシタの長軸方向ではストレージノー
ド電極が3つのシリンダが並んでいる構造で、短軸方向
では2つのシリンダ層が並んだ構造である。上記のよう
に、長軸方向と短軸方向とで並んでいるシリンダの個数
が異なるのは、短軸方向よりスペースのマージンの大き
い長軸のスペースを充分に活用できるため、同じ工程下
でもキャパシタの容量を増大させ得るからである。
【0022】
【発明の効果】本発明による半導体素子のキャパシタ
は、次のような効果を奏する。キャパシタを構成するス
トレージノード電極がいずれかの一方向で少なくともシ
リンダが3つが並んでいる形態とすることにより、シリ
ンダの高さをさほど高くせずとも容量を増加させること
ができ、また、本発明方法は、シリンダ構造を有するス
トレージノード電極の高さを決定する絶縁膜のエッチン
グの時に、時間を制御せずにエンドポイントを感知する
方法で進めることができるのでエッチング工程のマージ
ンを極大化させる効果がある。さらに、本発明方法は、
一部に既存のワードラインマスクを使用することができ
るので、コスト節減の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の半導体素子のキャパシタの工程断面
図。
【図2】 従来の半導体素子のキャパシタの工程断面
図。
【図3】 従来の他の半導体素子のキャパシタの工程断
面図。
【図4】 従来の他の半導体素子のキャパシタの工程断
面図。
【図5】 本発明実施形態の半導体素子のキャパシタの
工程断面図。
【図6】 本発明実施形態の半導体素子のキャパシタの
工程断面図。
【図7】 本発明実施形態のキャパシタの平面図と長・
短軸による構造断面図
【符号の説明】
30 半導体基板 31 層間絶縁膜 32 窒化膜 33 第1絶縁膜 34 ストレージノードコンタクトホール 35 第1ポリシリコン層 36 第2絶縁膜 37 第2ポリシリコン層 37a 第1ストレージノード電極 37b 第2ストレージノード電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−120444(JP,A) 特開 平6−326268(JP,A) 特開 平6−188384(JP,A) 特開 平6−151748(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/822 H01L 21/8242 H01L 27/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの不純物拡散領域を備えた多数のト
    ランジスタを含む半導体基板上に層間絶縁膜、窒化膜、
    第1絶縁膜を順次に形成する工程と、 不純物拡散領域の一方が露出されるように第1絶縁膜、
    窒化膜、層間絶縁膜を選択的に除去してストレージノー
    ドコンタクトホールを形成する工程と、 前記ストレージノードコンタクトホールを埋めるように
    第1絶縁膜の全面に第1ポリシリコン層を形成する工程
    と、 前記第1ポリシリコン層上に第2絶縁膜を形成し、前記
    トランジスタのゲート電極のパターニング時に使われた
    マスクを利用して第2絶縁膜を選択的に除去する工程
    と、 前記第2絶縁膜を含む第1ポリシリコン層の全面に感光
    膜を塗布し、ストレージノードマスクを用いて前記感光
    膜をパターニングする工程と、 前記パターニングされた感光膜をマスクに用いて第2絶
    縁膜及び第1ポリシリコン層を選択的にエッチングする
    工程と、 前記パターニングされた第2絶縁膜、第1ポリシリコン
    層を含む全面に第2ポリシリコン層を形成し、その層を
    エッチバックする工程と、 を備えることを特徴とする半導体素子のキャパシタの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 ワードラインマスクを用いた第2絶縁膜
    のエッチング工程は、ワードラインのパターニング時に
    使われた感光膜と逆タイプの感光膜を使用してリバース
    ・トーンでパターニングし、それをマスクに用いて選択
    的にエッチングすることを特徴とする請求項1に記載の
    半導体素子のキャパシタの製造方法。
  3. 【請求項3】 ストレージノードマスクを用いた第1ポ
    リシリコン層及び第2絶縁膜のエッチング工程は、キャ
    パシタ領域の長軸方向への収縮を防ぐために位相反転マ
    スクを用いることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    素子のキャパシタの製造方法。
JP09325723A 1996-11-27 1997-11-27 半導体素子のキャパシタの製造方法 Expired - Fee Related JP3125187B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR58097/1996 1996-11-27
KR1019960058097A KR100244281B1 (ko) 1996-11-27 1996-11-27 반도체 소자의 커피시터 제조방법

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10163455A JPH10163455A (ja) 1998-06-19
JP3125187B2 true JP3125187B2 (ja) 2001-01-15

Family

ID=19483825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09325723A Expired - Fee Related JP3125187B2 (ja) 1996-11-27 1997-11-27 半導体素子のキャパシタの製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (4) US6448145B2 (ja)
JP (1) JP3125187B2 (ja)
KR (1) KR100244281B1 (ja)
CN (1) CN1139981C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6531994B1 (en) 1999-11-18 2003-03-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of driving AC-type plasma display panel and plasma display device

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100244281B1 (ko) * 1996-11-27 2000-02-01 김영환 반도체 소자의 커피시터 제조방법
US6717201B2 (en) * 1998-11-23 2004-04-06 Micron Technology, Inc. Capacitor structure
KR100599051B1 (ko) 2004-01-12 2006-07-12 삼성전자주식회사 향상된 캐패시턴스를 갖는 캐패시터 및 그 제조 방법
KR100593746B1 (ko) * 2004-12-24 2006-06-28 삼성전자주식회사 디램의 커패시터들 및 그 형성방법들
WO2007140259A2 (en) * 2006-05-24 2007-12-06 Compellent Technologies Data progression disk locality optimization system and method

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5164337A (en) * 1989-11-01 1992-11-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of fabricating a semiconductor device having a capacitor in a stacked memory cell
US5137842A (en) * 1991-05-10 1992-08-11 Micron Technology, Inc. Stacked H-cell capacitor and process to fabricate same
JPH0621393A (ja) * 1992-07-06 1994-01-28 Matsushita Electron Corp 半導体メモリー装置の製造方法
KR960015122B1 (ko) * 1993-04-08 1996-10-28 삼성전자 주식회사 고집적 반도체 메모리장치의 제조방법
KR0132859B1 (ko) 1993-11-24 1998-04-16 김광호 반도체장치의 커패시터 제조방법
US5688726A (en) * 1994-08-03 1997-11-18 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. Method for fabricating capacitors of semiconductor device having cylindrical storage electrodes
KR0155790B1 (ko) * 1994-12-26 1998-10-15 김광호 반도체 메모리장치의 커패시터 제조방법
JP2682509B2 (ja) * 1995-04-28 1997-11-26 日本電気株式会社 半導体装置の製造方法
US5712202A (en) * 1995-12-27 1998-01-27 Vanguard International Semiconductor Corporation Method for fabricating a multiple walled crown capacitor of a semiconductor device
TW304290B (en) * 1996-08-16 1997-05-01 United Microelectronics Corp The manufacturing method for semiconductor memory device with capacitor
KR100244281B1 (ko) * 1996-11-27 2000-02-01 김영환 반도체 소자의 커피시터 제조방법
TW334611B (en) * 1997-02-24 1998-06-21 Mos Electronics Taiwan Inc The processes and structure for trenched stack-capacitor (II)
US5854105A (en) * 1997-11-05 1998-12-29 Vanguard International Semiconductor Corporation Method for making dynamic random access memory cells having double-crown stacked capacitors with center posts

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6531994B1 (en) 1999-11-18 2003-03-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of driving AC-type plasma display panel and plasma display device

Also Published As

Publication number Publication date
US6611016B2 (en) 2003-08-26
US20010018244A1 (en) 2001-08-30
US6627941B2 (en) 2003-09-30
KR19980039136A (ko) 1998-08-17
CN1183636A (zh) 1998-06-03
US20020167040A1 (en) 2002-11-14
KR100244281B1 (ko) 2000-02-01
US20020001912A1 (en) 2002-01-03
US20040038491A1 (en) 2004-02-26
US6448145B2 (en) 2002-09-10
CN1139981C (zh) 2004-02-25
JPH10163455A (ja) 1998-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3320794B2 (ja) 波状素子接点コンデンサを形成するための方法
US5497017A (en) Dynamic random access memory array having a cross-point layout, tungsten digit lines buried in the substrate, and vertical access transistors
JP2591930B2 (ja) 半導体素子のキャパシター製造方法
JP3615788B2 (ja) 半導体メモリ装置のキャパシタ製造方法
US5714401A (en) Semiconductor device capacitor manufactured by forming stack with multiple material layers without conductive layer therebetween
JP4391060B2 (ja) 集積回路メモリ素子及びその製造方法
JP3125187B2 (ja) 半導体素子のキャパシタの製造方法
US6844229B2 (en) Method of manufacturing semiconductor device having storage electrode of capacitor
US7145195B2 (en) Semiconductor memory device and method of manufacturing the same
JP2002009261A (ja) Dramキャパシタの製造方法
KR930005741B1 (ko) 터널구조의 디램 셀 및 그의 제조방법
JP2969764B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR100369484B1 (ko) 반도체 소자의 캐패시터 제조방법
KR100248806B1 (ko) 반도체 메모리장치 및 그 제조방법
KR0155790B1 (ko) 반도체 메모리장치의 커패시터 제조방법
KR20030014832A (ko) 트렌치 커패시터 및 그 제조방법
KR0165304B1 (ko) 반도체 메모리장치의 자기정합적인 접촉구조 및 그 제조방법
US6423597B1 (en) Structure of a DRAM and a manufacturing process thereof
KR960013644B1 (ko) 캐패시터 제조방법
KR970010773B1 (ko) 디램(dram) 제조 방법
KR960006721B1 (ko) 스택 캐패시터 제조방법
KR940009610B1 (ko) 고집적 반도체 메모리장치의 커패시터 제조방법
KR100287165B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 커패시터 제조방법
KR100233560B1 (ko) 디램 소자 및 그 제조방법
KR100308640B1 (ko) 코어형트랜치캐패시터및그제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071102

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees