JP3124840B2 - 偏平アクリル系合成繊維及びその製造法 - Google Patents

偏平アクリル系合成繊維及びその製造法

Info

Publication number
JP3124840B2
JP3124840B2 JP04228901A JP22890192A JP3124840B2 JP 3124840 B2 JP3124840 B2 JP 3124840B2 JP 04228901 A JP04228901 A JP 04228901A JP 22890192 A JP22890192 A JP 22890192A JP 3124840 B2 JP3124840 B2 JP 3124840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
cross
acrylic synthetic
synthetic fiber
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04228901A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0673608A (ja
Inventor
英俊 神崎
直樹 金森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Corp filed Critical Asahi Kasei Corp
Priority to JP04228901A priority Critical patent/JP3124840B2/ja
Publication of JPH0673608A publication Critical patent/JPH0673608A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3124840B2 publication Critical patent/JP3124840B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Artificial Filaments (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアクリル系合成繊維、更
に詳しくは繊維の横断面が偏平であり、繊維の長さ方向
に沿って筋状の空隙を多数有し、独特の風合いを有する
と共に、外力によって容易に分割するアクリル系合成繊
維及びその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に繊維の長さ方向に沿って
筋状の空隙を多数有し、外力によって容易に分割するア
クリル系合成繊維及びその製造法について出願した(特
開平2−175915号公報)。この繊維は外力によっ
て容易に分割する特性を有しており、分割した微細繊維
の有する特徴により多くの分野で注目され、使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この繊維は外力、例え
ば不織布を製造する場合の高圧水流の柱状流パンチング
により容易に分割する特徴を有しているが、この高圧水
流の発生には多大な電力消費を伴い、また騒音が発生す
るなどの問題がある。本発明はこのような現状に鑑み、
更に少ない外力で分割する繊維を提供することによりこ
の問題点を解決せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1.繊維の横断面における長軸/短軸の比が3以上で、
該繊維の横断面に不特定な形状を有する開口を多数有し
ており、該開口の各々は繊維の内部において繊維の長さ
方向に沿ってほぼ平行な60μm以上の長さの筋状の空
隙であることを特徴とするアクリル系合成繊維(請求項
1)、 2.少なくとも50重量%以上のアクリロニトリルを含
むアクリル系重合体及び該重合体に対して5〜20重量
%の数平均分子量が5,000〜50,000であるポ
リアルキレングリコールを溶剤に溶解した後、少なくと
も4時間熟成して製造した紡糸原液を、凝固液体中に扁
平紡孔を通して押し出すことを特徴とする請求項1記載
のアクリル系合成繊維の製造法(請求項2)、である。
【0005】以下、本発明のアクリル系合成繊維及びそ
の製造法について更に詳細に説明する。本発明のアクリ
ル系合成繊維の横断面における長軸/短軸の比は繊維の
分割の容易性に大きく関与しており、特に重要な要件で
ある。特開平2−175915号公報に記載の繊維より
少ない外力で分割するためには、この比が3以上でなけ
ればならない。この比が3より少ないと繊維を分割する
外力が特開平2−175915号公報に記載の繊維と殆
ど変わらなくなる。好ましくは、この比が5以上の場
合、より少ない外力で容易に繊維を分割することができ
る。
【0006】本発明のアクリル系合成繊維の横断面には
不特定な形状を有する開口が多数存在しており、該開口
の各々は繊維の内部において繊維の長さ方向に沿ってほ
ぼ平行な60μ以上の長さを有する筋状の空隙を形成し
ている。繊維の横断面におけるこの開口はほぼ円形、偏
平状、縁が鋭角的な屈曲を繰り返しているもの、断面開
口面積の大きいものから小さいものまで、その形状、大
きさが一定せず、不規則なものである。この不特定な形
状の開口による空隙が多数存在することにより、この開
口の長軸/短軸比と相俟って極めて少ない外力で繊維を
分割することが出来る。
【0007】この開口の大きさ(繊維の横断面における
面積)は特に制限はないが、微細であることが繊維の分
割の容易さの点で好ましい。勿論大きな開口が存在して
も微細な開口が多数有れば分割の容易性には問題はな
い。この開口は繊維の内部において繊維の長さ方向に沿
ってほぼ平行な筋状の空隙を形成している。この開口の
繊維の長さ方向に沿っての長さ(以下、長さという)
は、繊維の分割を容易にするために60μ以上であるこ
とが好ましい。この長さが60μより短い場合は、その
孔数を多くしても繊維の分割が困難になる。この空隙の
長さは60μ以上有れば、長いほど繊維は容易に分割で
き、実質的に繊維に全長のわたって連続していることが
最も好ましい。
【0008】又、この空隙数は繊維が容易に分割できる
程度の多数存在することを要するが、空隙の長さとの関
係で一律に定めることは出来ないが、100個以上存在
することが好ましい。これより少ない場合には、この空
隙の長さが60μ以上の連続孔であっても繊維の分割が
困難となる。この空隙は繊維の横断面において100個
以上存在すれば、多く存在するほど容易に分割され、か
つ繊維はより微細な繊維に分割されるようになる。
【0009】以上述べたように、本発明のアクリル系合
成繊維は、この繊維の横断面の長軸/短軸比が3以上の
偏平な断面形状、この繊維の横断面に存在する開口の形
状、この開口を形成する筋状の空隙の長さ及びその数に
特徴を有しており、これらの要件の組み合わせによって
はじめて特開平2−175915号公報に記載されてい
る繊維に比較してより少ない外力により分割することが
できるようになったのである。
【0010】本発明でいう外力とは高圧水の柱状流パン
チング以外に、製紙工業で用いられているデイスクリフ
ァイナーなど、繊維の加工工程で繊維が受ける応力をい
う。本発明のアクリル系合成繊維を形成するアクリル系
重合体はアクリロニトリル(以下ANという)を少なく
とも50重量%(以下%は重量を表す)と他のANと共
重合可能なモノマーとの重合体またはこれらの重合体を
混合した混合重合体である。ANと共重合可能なモノマ
ーは従来より知られている例えば、アクリル酸、メタク
リル酸及びそのエステル(アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル
等)、酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アク
リルアミド、メタメタクリルアミド、メタクリロニトリ
ル、アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、スチレン
スルホン酸、ビニルピリジン、N、N−ジメチルアミノ
エチルメタクリレートなどである。
【0011】本発明のアクリル系合成繊維は衣料、寝
装、インテリア、不織布、産業資材など、各種分野で使
用することができる。次に、本発明のアクリル系合成繊
維の製造法について述べる。前記アクリル系重合体をそ
の溶剤、例えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、ジメチルスルホキシド、ロダン塩濃厚水溶液、
塩化亜鉛濃厚水溶液、硝酸水溶液などの溶剤に溶解して
紡糸原液を調整する。重合体濃度は溶剤によって最適濃
度は異なるが概ね10〜30%が好ましい。
【0012】この紡糸原液にポリアルキレングリコール
を添加する。このポリアルキレングリコールはエチレン
オキシド20〜80%とプロピレンオキシド80〜20
%とのランダム型或いはブロック型共重合体であり、そ
の数平均分子量は5,000〜50,000、好ましく
は10,000〜20,000である。ポリアルキレン
グリコールの数平均分子量が5,000より小さい場合
は繊維の長さ方向に連続した空隙が得られず、極微細な
ほぼ球形状の空洞を有する微多孔質の繊維となる。一
方、その数平均分子量が50,000を越えると、巨大
な筋状の空洞部を有する繊維となり、しかも繊維の断面
において多くとも高々十数個の空洞部を有する繊維とな
る。この繊維は高圧水の柱状流パンチングのような外力
によって微細な繊維に分割できない。数平均分子量が1
0,000〜20,000のポリアルキレングリコール
は繊維の長さ方向に沿って微細で、その横断面に不特定
な断面形状の開口を多数有し、繊維の内部に筋状の長い
空隙を有する繊維が得られる点で好ましい。
【0013】このポリアルキレングリコールを添加した
紡糸原液はその後少なくとも4時間熟成する。この熟成
はポリアルキレングリコールを添加した紡糸原液を激し
く撹拌したり、振動したりすること無く、例えば静置し
ておく、或いは穏やかに送液することである。ポリアル
キレングリコールの添加量は、アクリル系重合体に対し
て5〜20%、好ましくは10〜15%である。その添
加量が5%より少ないと繊維の横断面における空隙が少
なくなり、20%を越えると空隙が多くなりすぎ、繊維
の製造工程で繊維が分割したり、安定な紡糸ができなく
なる等の問題を生じる。その添加量が10〜15%の時
に繊維の横断面における空隙の数、紡糸の安定性等にお
いて最もバランスがとれている。
【0014】ポリアルキレングリコールを添加した紡糸
原液は、偏平紡孔を通してその凝固液体中に押し出し、
水洗、延伸、乾燥等の工程を経た後、必要に応じて熱処
理を行う。紡糸原液に添加したポリアルキレングリコー
ルは凝固、延伸、水洗などの工程で凝固糸状体から溶出
する。紡孔は偏平で有れば特にその形状に制限はなく、
楕円形或いは矩形紡孔が好ましく、その縦/横比は得ら
れる繊維の横断面の長軸/短軸比に応じて適宜選定す
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0016】
【実施例1】AN95.0%、アクリル酸メチル4.5
%及びメタリルスルホン酸ソーダ0.5%の共重合体、
ポリエチレンオキシド−ポリプロピレンオキシド−ポリ
エチレンオキシドのブロック型ポリエーテル(数平均分
子量10,0000、ポリエチレンオキシドとポリエチ
レンオキシドの割合は70:30)をジメチルホルムア
ミドに溶解して、アクリル系重合体を23%、ブロック
型ポリエーテルを2.3%を含有する紡糸原液を調製し
た。
【0017】この紡糸原液を6時間静置した後、縦/横
比1:10の矩形紡孔を通して温度30℃、ジメチルホ
ルムアミド75%の凝固浴中に押し出し、水洗後、沸騰
水中で8倍延伸し、120℃の熱風中で乾燥し、長軸/
短軸の比が9である5デニールの繊維を製造した。この
繊維の横断面の形状の構造を示す電子顕微鏡写真(1,
400倍)を図1に示す。
【0018】図1において、黒い部分は開口であり、そ
の断面形状はほぼ円形のもの、偏平形状をしたもの、或
いは開口の縁が鋭角的な屈曲を繰り返しているもの、断
面の大きいもの、小さいものなど、不特定の形状をした
開口が多数不規則に混在していることがわかる。その開
口は、繊維の長さ方向に沿ってほぼ平行な60μm以上
の長さを有する筋状の空隙を形成していた。
【0019】この繊維を直径0.15mmのノズルから
50kg/mm2の圧力で噴出する高圧水流で2回処理
したところ、該繊維は微細な繊維に分割し、微細繊維の
集合体になった。
【0020】
【比較例1】特開平2ー175915号公報に記載の実
施例1と同様にして、1.5dのアクリル系合成繊維を
製造した。得られた繊維の横断面は同公報の図2と同じ
不特定な形状を有する開口を多数有しており、横断面の
長軸/短軸の比はほぼ2であった。この繊維を実施例1
と同様に、直径0.15mmのノズルから50kg/c
2 の圧力で噴出する高圧水流で2回処理したところ、
繊維は殆ど分割されていなかった。しかし、同公報に記
載のように高圧水流を10回処理したところ、繊維は微
細繊維の集合体に分割されているのが観察された。
【0021】
【発明の効果】本発明のアクリル系合成繊維は、扁平の
断面形状を有しているために特開平2ー175915号
公報に記載されている繊維に比較して、より低圧の柱状
流パンチングによって分割することができ、それに従っ
て騒音の発生も少なく、作業環境の改善など顕著な効果
を有している。本発明の繊維を分割して得られる不織布
は織物或いは織物様の柔らかい感触、風合いを有してお
り、この感触、風合いは従来の不織布の有する紙様の感
触、風合いとは全く異なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られたアクリル系合成繊維の横断
面の形状の構造を示す電子顕微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−175915(JP,A) 特開 平4−50342(JP,A) 特開 平4−126858(JP,A) 特開 平4−57924(JP,A) 特開 平4−50343(JP,A) 特開 平4−24253(JP,A) 特開 昭61−102410(JP,A) 特開 昭58−60011(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01F 6/18 D01D 5/247 D01D 5/253 D01F 6/38 D01F 6/54

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維の横断面における長軸/短軸の比が
    3以上で、該繊維の横断面に不特定な形状を有する開口
    を多数有しており、該開口の各々は繊維の内部において
    繊維の長さ方向に沿ってほぼ平行な60μm以上の長さ
    筋状の空隙であることを特徴とするアクリル系合成繊
    維。
  2. 【請求項2】 少なくとも50重量%以上のアクリロニ
    トリルを含むアクリル系重合体及び該重合体に対して5
    〜20重量%の数平均分子量が5,000〜50,00
    0であるポリアルキレングリコールを溶剤に溶解した
    後、少なくとも4時間熟成して製造した紡糸原液を
    固液体中に扁平紡孔を通して押し出すことを特徴とする
    請求項1記載のアクリル系合成繊維の製造法。
JP04228901A 1992-08-27 1992-08-27 偏平アクリル系合成繊維及びその製造法 Expired - Fee Related JP3124840B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04228901A JP3124840B2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 偏平アクリル系合成繊維及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04228901A JP3124840B2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 偏平アクリル系合成繊維及びその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0673608A JPH0673608A (ja) 1994-03-15
JP3124840B2 true JP3124840B2 (ja) 2001-01-15

Family

ID=16883638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04228901A Expired - Fee Related JP3124840B2 (ja) 1992-08-27 1992-08-27 偏平アクリル系合成繊維及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3124840B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6417767B2 (ja) * 2013-08-05 2018-11-07 三菱ケミカル株式会社 割繊性複合繊維及びその製造方法並びに不織布及びその製造方法
CN104451932B (zh) * 2014-12-16 2017-02-22 广东中烟工业有限责任公司 一种醋酸纤维丝线及其制备方法
CN109023574B (zh) * 2017-06-08 2020-12-29 中国石油化工股份有限公司 建筑增强用聚丙烯腈短切纤维及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0673608A (ja) 1994-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6245837B1 (en) Use of a linear synthetic polymer to improve the properties of a cellulose shaped body derived from a tertiary amine oxide process
JP3124840B2 (ja) 偏平アクリル系合成繊維及びその製造法
JP2651094B2 (ja) スピーカコーン及びその製造方法
US5344711A (en) Acrylic synthetic fiber and process for preparation thereof
JPH02175915A (ja) アクリル系合成繊維及びその製造法
JP3654678B2 (ja) 偏平アクリル系繊維
JPS63145345A (ja) ポリアクリロニトリル系多孔体の製造方法
JPH06346316A (ja) 菱形断面を有するアクリル系繊維および該アクリル繊維を用いて得られるパイル地
JPH0673607A (ja) 鞘芯型アクリル系合成繊維及びその製造法
JPH0450343A (ja) アクリル系繊維立毛布帛
JP3008951B2 (ja) 高保水性アクリル繊維およびその製造方法
KR920007107B1 (ko) 아크릴계 합성섬유 및 이의 제조방법
JP3897626B2 (ja) 湿式紡糸用ノズル及びアクリロニトリル系繊維の製造方法
JPH0791750B2 (ja) アクリル系不織布及びその製造方法
JP2003301322A (ja) アクリル系異形断面細繊度繊維及びその製造方法
JP3278228B2 (ja) 扁平アクリル繊維及びその製造方法
JP3202432B2 (ja) スピ−カコ−ン及びその製造方法
JPH0450342A (ja) アクリル系繊維立毛布帛
JPS6065108A (ja) アクリロニトリル系フィラメント糸の製造法
JP2004044026A (ja) アクリロニトリル系フィラメントとその製造方法
JPH04202815A (ja) 異形断面炭素繊維および炭素繊維強化複合材料
JPS5953364B2 (ja) 中空アクリル繊維の製造法
JPH03154600A (ja) スピーカ用コーン紙
JPH02210017A (ja) アクリル系繊維状物
JP2001248015A (ja) アクリル系繊維及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001017

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081027

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081027

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees