JP3124265B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP3124265B2 JP11107589A JP10758999A JP3124265B2 JP 3124265 B2 JP3124265 B2 JP 3124265B2 JP 11107589 A JP11107589 A JP 11107589A JP 10758999 A JP10758999 A JP 10758999A JP 3124265 B2 JP3124265 B2 JP 3124265B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、複数の円板状の回
転板を用い、この回転板の前面に付した文字や数字や絵
柄などの識別記号を揃えて遊ぶ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ台やスロットマシン、ロタミン
トなどの遊技機に設けられる表示装置として、ドラム状
や円板状の複数の回転体を用いたものが種々提案され、
広く実用化されている。例えば、スロットマシンにおい
ては、略同軸状に回転する3つの回転ドラムを併設し、
各回転ドラムの外周面に円周方向に一定間隔おきに文字
や数字や絵柄などの識別記号を印刷等により設けた表示
装置が採用されている。また、最近では、例えば特開平
10−99483号公報に記載のように、3つの回転ド
ラムのうちの少なくとも1つの回転ドラムを同心状に配
した内外1対の回転ドラムで構成し、外側の回転ドラム
の特定部位に透視窓を設け、この透明窓が前面に移動し
たときに、内側の回転ドラムを回転させて、透視窓から
見える識別記号を再変動させるように構成することで、
回転ドラムを大型にすることなく表示のバリエーション
を持たせたるようにした遊技機の表示装置も提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記回転ドラムを用い
た従来の遊技機においては、基本的には、同一軸線上に
複数の回転ドラムを配置させ、同一方向に回転ドラムの
回転させているので、表示動作に変化が少なく遊技の面
白さに欠けるものであった。また、前記公報に記載の遊
技機の表示装置においても、表示のバリエーションンは
増やせるものの、内外の回転ドラムに関しても同心状に
配置させているので、前記と同様に、表示動作に変化が
少なく遊技の面白さを向上させることは困難であった。
一方、スロットマシンでは、遊技の面白さの主要部分を
回転ドラムだけで演出する必要があることから、パチン
コ台における回転ドラムよりも大型の回転ドラムを採用
しているが、このように大型の回転ドラムを採用する
と、遊技機のサイズがパチンコ台よりも前後方向に大型
になる。このため、パチンコ台を組付けるための支持枠
にスロットマシンを組み付けることができず、パチンコ
店ではスロットマシン専用のコーナを設けて、そこにス
ロットマシンを設置しているが、このことが店内のレイ
アウトに大きな制約となっており、例えば店内のレイア
ウトを変更する場合には大幅な改装が必要となる。
【0004】本発明の目的は、表示動作に変化を持たせ
て遊技の興趣を向上し、しかも前後方向の小型に構成可
能な遊技機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用】請求項1に
係る遊技機は、前面の外周近傍部に円周方向に一定間隔
おきに文字や数字や絵柄などの識別記号を付した複数の
円板状の主回転板を有し、各主回転板の少なくとも1つ
の識別記号を主回転板の前方に設けた有効表示部を通し
て主回転板の回転角度に応じて可変表示する第1表示手
段と、少なくとも1つの主回転板の少なくとも1つの特
定表示部位における識別記号を可変表示する第2表示手
段とを備えたものである。
【0006】この遊技機においては、少なくとも1つの
主回転板の少なくとも1つの特定表示部位における識別
記号を第2表示手段により可変表示させるので、例えば
第1表示手段として3つの主回転板を用い、1つの主回
転板に対応させて第2表示手段を設ける場合には、2つ
の主回転板の識別記号が揃って、残りの1つの主回転板
が特定表示部位で停止したときに、第2表示手段により
該特定表示部位の識別記号を再変動させることが可能と
なり、1回のプレイで2回の変動を楽しむことができ
る。また、大当たりになる確率を第1表示手段よりも第
2表示手段の方を高く設定するなどして、遊技者の期待
感を高めたりすることも可能である。また、この遊技機
では、円板状の主回転板を用いているので、遊技機を前
後方向に小型に構成することが可能となり、その厚さを
パチンコ台と同程度に設定できるので、パチンコ台の支
持枠に対して大幅な変更を加えることなくこの遊技機を
支持枠に組付けることが可能となり、パチンコ店等の遊
技施設における店内のレイアウトの自由度が大きくなる
とともに、改装等にも容易に且つ安価に対応できる。ま
た、遊技媒体としてパチンコ玉を用いて遊技できるよう
に構成すれば、パチンコ台の設備をそのまま利用してこ
の遊技機を設置することが可能となり、同一島内にパチ
ンコ台とこの遊技機とを混在させることも可能となる。
【0007】請求項2記載の遊技機は、第2表示手段と
して、主回転板の特定表示部位に液晶表示手段を設けた
ものである。液晶表示手段は、薄肉に構成可能なので、
コンパクトに主回転板に組み付けることが可能となる。
しかも、第2表示手段が第1表示手段とは異なる表示方
式に構成され、2種類の表示手段による識別記号の表示
を楽しめるので、表示動作に変化を持たせて面白さを倍
増することが可能となる。請求項3記載の遊技機は、主
回転板の特定表示部位に透視窓を設け、第2表示手段と
して、有効表示部の後方に透視窓を通して視認可能に液
晶表示手段を設けたものである。請求項2記載のよう
に、液晶表示手段を第1表示手段の主回転板とともに回
転させることも可能であるが、液晶表示手段に対する配
線が複雑になるとともに、回転ムラが発生しないよう
に、主回転板の重量バランスを調整する必要があるの
で、液晶表示手段を有効表示部の後方に配置させ、透視
窓を通して視認できるように構成することが好ましい。
【0008】請求項4記載の遊技機は、主回転板の特定
表示部位に透視窓を設け、第2表示手段として、前面の
外周近傍部に円周方向に一定間隔おきに識別記号を付し
た副回転板であって、透視窓を設けた主回転板の後方に
平行に配置されて、該主回転板とは独立に回転する副回
転板を有し、透視窓を通して視認可能な識別記号を副回
転板の回転角度に応じて可変表示する第2表示手段を設
けたものである。この場合には、第2表示手段として第
1表示手段と同様の構成のものを採用できるので、遊技
機の製作コストを低減できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1〜図3に示すよう
に、遊技機1は、基本的には、文字、記号、数字、絵柄
などの識別記号を表示する表示装置2と、投入されたコ
インを検出する検出手段3と、コインの払い出しのため
の払出手段4と、遊技を行うための各種スイッチ類と、
これらの手段を制御する制御手段5とを備えている。
【0010】表示装置2は、第1表示手段6と第2表示
手段7とから構成されている。第1表示手段6は、前面
の外周近傍部に円周方向に一定間隔おきに識別記号をそ
れぞれ付した複数の円板状の主回転板10を有し、各主
回転板10の少なくとも1つの識別記号を主回転板10
の前方に設けた有効表示部11を通して主回転板10の
回転角度に応じて可変表示するものである。第2表示手
段7は、少なくとも1つの主回転板10の少なくとも1
つの特定表示部位における識別記号を可変表示するもの
である。本実施例では、第2表示手段7として、前面の
外周近傍部に円周方向に一定間隔おきに識別記号を付し
た副回転板12であって、主回転板10の後方に略平行
に配置されて、主回転板10とは独立に回転する副回転
板12を有し、主回転板10の特定表示部位に設けた透
視窓13を通して視認可能な識別記号を副回転板12の
回転角度に応じて可変表示するように構成されている。
但し、図中、識別記号は具体的には示されておらず、○
で示す領域の内側にプリントされている。
【0011】有効表示部11は、環状部材からなる複数
の表示窓14と、これら複数の表示窓14を連結する連
結アーム15とを備え、3つの主回転板10の前側に配
置されている。図1、図2に示す実施例では、左右の主
回転板10の前側に3つの表示窓14がそれぞれ設けら
れるとともに、中央部の主回転板10の前側に1つの表
示窓14が設けられ、これら7つの表示窓14を通して
識別記号を透視できるように構成されている。但し、こ
の有効表示部11は、どの識別記号を選択したかが明確
に確認できるように構成されていれば、どの様な形態の
ものを用いてもよい。例えば、表示窓14の個数は任意
に設定可能であるし、表示窓14及び連結アーム15
は、遊技機1の前面のガラスパネルに印刷等により形成
してもよい。また、表示窓14は必ずしも環状に形成す
る必要はなく、枠状に形成してもよいし、1つの表示窓
14に複数の識別記号を表示できるようにしてもよい。
【0012】主回転板10は、その回転中心が底辺を水
平にした二等辺三角形の頂点に位置するように3枚設け
られ、左右の主回転板10は中央部の主回転板10より
も前側に配置され、隣接する主回転板10の外縁部の一
部が前後にラップするように配置されている。このよう
に主回転板10を配置することが、有効表示部11に表
示する複数の識別記号を近接配置する上で好ましいが、
2枚或いは4枚以上の主回転板10を適宜の配列で設け
ることも可能である。また、複数の主回転板10は同一
サイズに構成してもよいし、異なるサイズに構成しても
よい。副回転板12の前側に位置する主回転板10の外
周近傍部には、透視窓13が特定表示部位における識別
記号に代えて設けられている。透視窓13は、ガラスや
アクリル板等の透明板或いは単なる貫通孔で構成され、
透視窓13から副回転板12に付した識別記号を透視で
きるように構成されている。この透視窓13は、1つの
主回転板10に対して1つだけ設けても良いし、複数設
けてもよい。また、複数の主回転板10の背後に副回転
板12を設ける場合には、これら複数の主回転板10に
おける透視窓13の個数は同数に設定してもよいし、異
なる個数に設定してもよい。
【0013】副回転板12は、図2に示すように、中央
部の主回転板10の後方に同心状且つ平行に配置されて
いる。但し、3枚の主回転板10の少なくともいずれか
1つの主回転板10の後方に配置されていれば、任意の
主回転板10の後方位置に配置できる。また、副回転板
12のサイズは、主回転板10のサイズと同じに設定し
てもよいし、異なるサイズに設定してもよい。異なるサ
イズに構成する場合には、副回転板12の回転中心を対
応する主回転板10の回転中心と平行且つ異なる位置に
配置することが好ましい。
【0014】4枚の回転板10、12はそれぞれ独立に
ステッピングモータなどの駆動手段により、識別記号が
有効表示部11の中央部に位置するように回転駆動され
る。これら4枚の回転板10、12の回転速度及び回転
方向は同じに設定してもよいし、異なるように設定して
もよい。また、回転途中でその速度が変化するように構
成してもよい。4枚の回転板10、12に付する識別記
号は、文字や記号や絵柄を揃えて遊技することから、基
本的には同種の識別記号を付することが好ましいが、そ
の全てを同じに設定する必要はない。例えば、どの識別
記号に対しても共通に揃うことが可能な識別記号を特定
の回転板10、12に設けるように構成してもよい。ま
た、4枚の回転板10、12に付する識別記号の配列
は、同じに設定してもよいし、異なる配列に設定しても
よい。更に、識別記号は、円周方向に一定間隔おきの全
ての部位に付してもよいし、識別記号を印刷していない
ハズレの部分を部分的に形成してもよい。
【0015】各種スイッチとしては、図1に示すよう
に、ペイアウトボタン20、1ベットボタン21、マッ
クスベットボタン22、スタートレバー23、ストップ
ボタン24等を備えている。但し、これらの各種スイッ
チは、遊技機1の機種等に応じて適宜に設けることが可
能で、図に示すものに限定されるものではない。払出手
段4は、コインを1枚ずつ切りわけて、必要枚数だけコ
インを払出せるようにした周知の構成のものである。
【0016】次に、制御手段5による遊技機1の制御方
法について説明する。但し、基本制御は通常のスロット
マシンと同じなので簡単に説明する。先ず、コイン投入
口25にコインを投入すると、遊技のための制御が開始
され、ベットボタン21、22の操作により払出し対象
となる入賞判定ラインL1〜L3を設定する。例えば、
図4に示すように、1ベットボタン21を操作すると、
水平な左右方向の3つの表示窓14を通る入賞判定ライ
ンL1を設定し、マックスベットボタン22を操作する
と、水平な入賞判定ラインL1に加えて,右下がりの傾
斜状に配置される3つの表示窓14を通る入賞判定ライ
ンL2と左下がりの傾斜状に配置される3つの表示窓1
4を通る入賞判定ラインL3を設定することになる。次
に、スタートレバー23の操作により、第1表示手段6
の3つの主回転板10をステッピングモータにより回転
駆動させ、ストップボタン24の操作により対応する主
回転板10を順次停止させる。
【0017】そして、3つの主回転板10が停止した状
態で、3つの主回転板10のうちの表示窓14に対面す
る識別記号が、設定した入賞判定ラインL1〜L3上に
3つ揃っている場合には、識別記号に応じた回数だけ遊
技回数を増やし、記憶している遊技回数が一定回数を越
えると、越えた枚数だけコインを払出手段4からトレー
26に払出す。また、特定の識別記号、例えば「☆」
「☆」「☆」が揃っている場合には、一定回数だけ識別
記号が揃い易い状態、所謂大当たりや小当たりの遊技状
態を設定する。
【0018】本実施例の遊技機1では、前述のような基
本制御に加え、次のような再変動制御を行う。即ち、図
2、図4に示すように、左右の主回転板10に関し
て、入賞判定ラインL1〜L3のいずれかに同じ識別記
号(図では「☆」)が揃うとともに、その入賞判定ラ
イン上に中央部の主回転板10の透視窓13が停止する
と、副回転板12を回転させて透視窓13から見える識
別記号を再変動させる。但し、副回転体12は主回転体
10とともに回転させてもよい。そして、この右端の
主回転板10に対応するストップボタン24が操作され
ることを条件に、副回転板12を停止させ、3つの識別
記号が揃った場合には、前述と同様に識別記号に応じた
回数だけ遊技回数を増やしたり、大当たりや小当たりの
遊技状態を設定することになる。
【0019】但し、上記再変動制御は次のように構成す
ることも可能である。即ち、上記再変動制御のでは、
大当たりや小当たりの識別記号とそれ以外の識別記号と
を同様に扱ったが、大当たりや小当たりの識別記号が揃
ったときのみ、透視窓13に表示する識別記号を再変動
させてもよい。また、再変動時には、識別記号が揃う確
率を高く設定してもよい。更に、入賞判定ラインL1〜
L3上に左右の識別記号が揃うことを条件として、副回
転板12を回転させて透視窓13に表示される識別記号
を再変動させたが、左右の主回転板10における識別記
号の配列パターンが、大当たりの前段階の配列パター
ン、所謂リーチ目になるとともに、中央部の主回転板1
0の透視窓13がこの配列パターンを完成させるために
必要な位置に停止したときに、副回転板12の識別記号
を再変動させてもよい。
【0020】また、上記再変動制御のでは、入賞判定
ラインL1〜L3上に透視窓13が停止することを条件
に、そのまま副回転板12を回転させて透視窓13に表
示する識別記号を再変動させたが、入賞判定ラインL1
〜L3上に透視窓13が停止してから、再度コインを投
入するか或いはベットボタン20、21を操作するとと
もに、スタートレバー23を操作することを条件に、副
回転板12を回転させて透視窓13に表示する識別記号
を再変動させてもよい。
【0021】更に、上記再変動制御のでは、ストップ
ボタン24が操作されることを条件に副回転板12を停
止させて透視窓13に表示される識別記号を確定させた
が、再変動を停止させるためのスイッチを別途設けた
り、一定時間経過すると副回転板12が停止して識別記
号が確定するようにしてもよい。
【0022】次に、前記遊技機1の構成を部分的に変更
した他の実施例について説明する。尚、前記実施例と同
一部材には同一符号を付してその説明を省略する。 (1) 図5に示すように、第2表示手段7として、第
2副回転板12に代えて液晶表示パネル30を用いた第
2表示手段7Aを設け、この液晶表示パネル30を透視
窓13を介して目視できるように、表示窓14に対応す
る主回転板10の背後に配置させ、再変動時には液晶表
示パネルに表示する識別記号をランダム或いは一定のパ
ターンで切替えてもよい。また、この液晶表示パネル3
0は、透視窓13に代えて主回転板10に直接的に組付
けてもよい。
【0023】(2) 図6に示すように、第2表示手段
7として、第2副回転板12に代えて外周面に一定間隔
おきに識別記号を付した回転ドラム31を用いた第2表
示手段7Bを設け、この回転ドラム31の識別記号が透
視窓13を介して目視できるように、表示窓14に対応
する主回転板10の背後に回転ドラム31を配置させ、
再変動時には回転ドラム31を回転させて透視窓13の
識別記号を切替え表示してもよい。
【0024】(3) 液晶表示パネル30や回転ドラム
31に代えて、外面側に識別記号をプリントした無端ル
ープ状の帯状シート体を複数のローラ等を介して循環駆
動するような形式の表示装置を用いたり、複数のLED
をマトリックス状に配列させた表示装置を用いたり、C
RTディプレイを用いたり、複数枚の文字板を平行配置
した1対の回転体の外周近傍部間に回動自在に支持させ
たフラップ式の表示装置を用いてもよい。
【0025】尚、本実施例では、遊技媒体としてコイン
を用いたが、パチンコ玉で遊技できるように構成しても
よい。つまり、この遊技機1においては、その厚さをパ
チンコ機と同レベルに設定できるので、パチンコ台用の
支持枠に組み付けることが可能で、同一島内においてパ
チンコ機とこの遊技機1とを併存できるので、パチンコ
玉を用いて遊技可能に構成すると、パチンコ台用の設備
をそのまま利用して設置することが可能となり、パチン
コ店のレイアウトの自由度を増大できるとともに、設備
経済的にも好適なものとなる。また、本実施例で例示し
た表示装置2は、例えばパチンコ機や雀球機などに対し
ても適用することが可能である。
【0026】
【発明の効果】請求項1に係る遊技機によれば、2つの
表示手段を設けることで、識別記号の配列パターンによ
っては、1回の遊技中に2回の変動を楽しむことができ
る。また、第2表示手段を用いて識別記号を再変動させ
るときにおける大当たりの確率を、第1表示手段を用い
て識別記号を変動させる場合よりも高く設定したりする
ことで、遊技者の期待感を高めることも可能となる。更
に、この遊技機では、円板状の主回転板を用いているの
で、遊技機を前後方向に小型に構成してその厚さをパチ
ンコ台と略同じ厚さに設定できるので、この遊技機をパ
チンコ台の固定枠に対して大幅な変更を加えることなく
組付けることが可能となり、パチンコ店等の遊技施設に
おける店内のレイアウトの自由度が大きくなるととも
に、改装等にも容易に且つ安価に対応できる。また、遊
技媒体としてパチンコ玉を用いて遊技できるように構成
すれば、パチンコ台の設備をそのまま利用してこの遊技
機を設置することが可能となり、パチンコ店のレイアウ
トの自由度を増大できるとともに、設備経済的にも好適
なものとなる。
【0027】請求項2記載のように、第2表示手段とし
て、主回転板の特定表示部位に液晶表示手段を設ける
と、既存の遊技機に対して容易に適用できるとともに、
2つの表示手段の表示機構が異なるので、表示動作に変
化を持たせることが可能となり、表示の面白さを倍増で
きる。請求項3記載のように、主回転板の特定表示部位
に透視窓を設け、第2表示手段として、有効表示部の後
方に透視窓を通して視認可能に液晶表示手段を設ける
と、請求項2と同様に、既存の遊技機に対して容易に適
用できるとともに、2つの表示手段の表示機構が異なる
ので、表示動作に変化を持たせることが可能となり、表
示の面白さを倍増できる。しかも、液晶表示手段への配
線を簡略に構成できるとともに、主回転板の回転ムラを
防止できる。
【0028】請求項4記載のように、主回転板の特定表
示部位に透視窓を設け、第2表示手段として、前面の外
周近傍部に円周方向に一定間隔おきに識別記号を付した
副回転板であって、透視窓を設けた主回転板の後方に平
行に配置されて、該主回転板とは独立に回転する副回転
板を有し、透視窓を通して視認可能な識別記号を副回転
板の回転角度に応じて可変表示する第2表示手段を設け
ると、第2表示手段として第1表示手段と同様の構成の
ものを採用できるので、遊技機の製作コストを低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遊技機の正面図
【図2】 表示装置要部の分解斜視図
【図3】 遊技機の制御系のブロック図
【図4】 遊技機の遊技方法の説明図
【図5】 他の構成の表示装置を備えた遊技機要部の断
面図
【図6】 他の構成の表示装置を備えた遊技機要部の断
面図
【符号の説明】
1 遊技機 2 表示装置 3 検出手段 4 払出手段 5 制御手段 6 第1表示
手段 7 第2表示手段 10 主回転板 11 有効表示
部 12 副回転板 13 透視窓 14 表示窓 15 連結アー
ム 20 ペイアウトボタン 21 1ベット
ボタン 22 マックスベットボタン 23 スタート
レバー 24 ストップボタン 7A 第2表示手段 30 液晶表示
パネル 7B 第2表示手段 31 回転ドラ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面の外周近傍部に円周方向に一定間隔
    おきに文字や数字や絵柄などの識別記号を付した複数の
    円板状の主回転板を有し、各主回転板の少なくとも1つ
    の識別記号を主回転板の前方に設けた有効表示部を通し
    て主回転板の回転角度に応じて可変表示する第1表示手
    段と、 少なくとも1つの主回転板の少なくとも1つの特定表示
    部位における識別記号を可変表示する第2表示手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記第2表示手段として、主回転板の特
    定表示部位に液晶表示手段を設けた請求項1記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】 前記主回転板の特定表示部位に透視窓を
    設け、第2表示手段として、有効表示部の後方に透視窓
    を通して視認可能に液晶表示手段を設けた請求項1又は
    2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記主回転板の特定表示部位に透視窓を
    設け、第2表示手段として、前面の外周近傍部に円周方
    向に一定間隔おきに識別記号を付した副回転板であっ
    て、透視窓を設けた主回転板の後方に平行に配置され
    て、該主回転板とは独立に回転する副回転板を有し、透
    視窓を通して視認可能な識別記号を副回転板の回転角度
    に応じて可変表示する第2表示手段を設けた請求項1〜
    3のいずれか1項記載の遊技機。
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