JP3123952B2 - 出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路

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JP3123952B2
JP3123952B2 JP09265581A JP26558197A JP3123952B2 JP 3123952 B2 JP3123952 B2 JP 3123952B2 JP 09265581 A JP09265581 A JP 09265581A JP 26558197 A JP26558197 A JP 26558197A JP 3123952 B2 JP3123952 B2 JP 3123952B2
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
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    • HELECTRICITY
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    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
    • H03K19/018507Interface arrangements
    • H03K19/018521Interface arrangements of complementary type, e.g. CMOS

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は出力バッフア回路に
関し、特にLSI間等における高速信号の伝達用インタ
ーフェイスに用いる出力バッフア回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年システムの高機能化・低消費電力化
が進むに伴い、LSI間のインターフェイスも高速化・
小振幅化が求められている。インターフェイスの高速化
を図るためには、出力波形の振幅を小さくする必要があ
るが、振幅は接地電位もしくは電源電位を基華として設
定するので、内部動作しきい値と出力のしきい値が異な
り、出力波形のHレベルとLレベルの持続時間比である
デューテイ比が理想的な1:1(50%)を維持でき
ず、大幅に変化しやすくなっている。また、多くの機能
を1個のLSIの中に入れるためパッケージの多ピン化
が進みバッフアの同時動作によるノイズがテスト時に問
題になり、これを回避するためにテスト時にノイズ低減
用の回路を挿入するが、これも出力波形のデューテイ比
の変化の原因になっている。
【0003】デューテイ比の崩れはデータの転送速度の
低下要因となるため、高速インターフェイスを可能にし
てシステムのパフォーマンスを向上させるためには、出
力バッフアの出力波形のデューテイ比を調整して50%
に近くする必要がある。
【0004】従来の第1の出力バッフア回路の例とし
て、近年用いられている半導体集積回路間の高速信号伝
達用インターフェイスのlつであり、ElA/JEDE
Cで標準現格を設定したHSTL(High Spee
d Tranceiver Logic)インターフェ
イスのバッフア回路を回路図で示す図5を参照すると、
この従来の第1の出力バッフア回路は、入力信号H01
の供給に応答してこの信号の反転信号aを出力するイン
バータ1と、入力信号TESTの供給に応答して反転信
号dを出力するインバータ9と、信号aの供給に応答し
て反転信号bを出力するインバータ2と、信号bの供給
に応答して反転信号Pllを出力するインバータ3と、
ゲートに入力信号TESTの供給を受けるPchトラン
ジスタとゲートに信号dの供給を受けるNchトランジ
スタとから成り信号TESTのレベルに応答して信号P
11の導通/遮断を行い信号P12を出力するトランス
ファゲート4と、ドレインに信号P12の供給をゲート
に信号dの供給をそれぞれ受けソースに2.5V電源の
供給を受けるP型のトランジスタMP5と、信号aのの
供給に応答して反転信号cを出力するインバータ6と、
信号cの供給に応答して反転信号Pl3を出力するイン
バータ7と、ゲートに入力信号TESTの供給を受ける
Pchトランジスタとゲートに信号dの供給を受けるN
chトランジスタとから成り信号TESTのレベルに応
答して信号P13の導通/遮断を行い信号P14を出力
するトランスファゲート8と、ドレインに信号P14の
供給をゲートに信号TESTの供給をそれぞれ受けソー
スを接地したN型のトランジスタMN9と、ゲートに信
号P12の供給をソースに1.5V電源の供給をそれぞ
れ受けドレインから出力N01を出力するPchトラン
ジスタMP10と、ゲートに信号P14の供給を受けソ
ースを接地しドレインをトランジスタMP10のドレイ
ンに接続したNchトランジスタMN10と、ゲートに
信号P11の供給をソースに1.5V電源の供給をそれ
ぞれ受けドレインをトランジスタMP10のドレインに
接続したPchトランジスタMP11と、ゲートに信号
P13の供給を受けソースを接地しドレインをトランジ
スタMP10のドレインに接続したNchトランジスタ
MN11とを備える。インバータ1〜3,6,7,9の
各々は2.5V電源の供給を受ける。
【0005】また、トランジスタMP10,MN10は
インバータ10を、トランジスタMP11,MN11は
インバータ11をそれぞれ構成する。
【0006】次に、図5を参照して、従来の第1の出力
バッフア回路の動作について説明すると、まず、入力信
号TESTがLレベルのときはトランスファゲート4,
8がオンし、トランジスタMP5,MN9がオフする。
したがって、入力信号H01はトランジスタMP10,
MN10から成るインバータ10及びトランジスタMP
11,MN11から成るインバータ11に供給され、こ
れらインバータ10,11は入力信号H01の供給に応
答して出力信号N01を出力する。
【0007】次に、入力信号TESTがHレベルのとき
はトランスファゲート4,8がオフし、トランジスタM
P5,MN9がオンし、インバータ10のトランジスタ
MP10,MN10がオフする。したがって、入力信号
H01対応の出力信号N01はインバータ11のみ、す
なわちトランジスタMP11,MN11のみにによって
出力されるので、駆動能力が低下し、これによりスイッ
チングノイズを抑圧している。
【0008】従来の第1の出力バッフア回路の動作波形
をタイムチャートで示す図6を参照して動作の詳細につ
いて説明すると、入力信号H01がHレベルに変化した
とき、トランジスタMP11のゲート入力信号P11が
Lレベルになった後トランジスタMP10のゲート入力
信号P12がLレベルになる。同時に、トランジスタM
N11のゲート入力信号P13がLレベルになった後ト
ランジスタMN10のゲート入力信号P14がLレベル
になる。これは、信号P11の電位がトランスファゲー
ト4を通して信号P12に、信号P13の電位がトラン
スファゲート8を通してPl4に伝わるからである。
【0009】HSTLインターフェイスは伝送路の終端
方法によってクラス1〜4の4クラスに分けられ、その
1つであるHSTLクラス2インターフェイスの構成を
ブロックで示す図7を参照すると、このHSTLクラス
2インターフェイスは、電源電圧1.5Vで入力信号H
01の供給に応答して出力信号N01を出力する出力バ
ッフア101と、一方の端子を0.75V電源に他方の
端子を出力バッフア101の出力にそれぞれ接続し抵抗
値が50Ωの抵抗102と、一方の端子を出力バッフア
701の出力に接続しインピーダンスが50Ωの伝送路
104と、一方の端子を0.75V電源に他方の端子を
伝送路104の他方の端子にそれぞれ接続し抵抗値が5
0Ωの抵抗103と、正入力端子を伝送路104の他方
の端子に負入力端子を電圧0.75Vの基準信号Vre
fにそれぞれ接続する差動増幅器105とを備える。こ
こで、出力バッフア101として上述の従来の第1の出
力バッフア回路又は後述する従来の第2の出力バッフア
回路を使用する。
【0010】出力バッフア101に従来の第1の出力バ
ッフア回路を用いた場合のHSTLクラス2インターフ
ェイスにおける入出力信号波形をタイムチャートで示す
図8を参照すると、0.75Vにクランプされた抵抗1
02,103を出力バッフア101の出力側に接続して
いるため、この出力バッフア10lの出力信号N01の
波形の振幅は電源電圧の0V〜1.5Vの振幅が得られ
ず小さくなる。
【0011】次に、HSTLインターフェイスの場合の
従来の第2の出力バッフア回路を図5と共通の構成要素
には共通の参照文字/数字を付して同様に回路図で示す
図9を参照すると、この従来の第2の出力バッフア回路
は、従来の第1の出力バッフア回路と共通のインバータ
1,2,3,6,7,9,10,11に加えて、入力信
号TESTとインバータ1の出力信号aとを否定論理和
演算し信号fを出力する2入力のNOR12と、信号f
の供給に応答して反転し信号gを出力してインバータ1
1のトランジスタMP11に供給するインバータ13
と、インバータ9の出力信号dと信号aとを否定論理積
演算し信号hを出力する2入力のNAND14と、信号
hの供給に応答して反転し信号iを出力してインバータ
11のトランジスタMN11に供給するインバータ15
とを備える。ここで、インバータ3の出力信号P11は
直接インバータ10のトランジスタMP10のゲート
に、インバータ7の出力信号P114は直接インバータ
10のトランジスタMN10のゲートにそれぞれ供給さ
れる。インバータ1〜3,6,7,9,13,15の各
々及びNOR12,NAND14は2.5V電源の供給
を受ける。
【0012】次に、図9を参照して従来の第2の出力バ
ッフア回路の動作について説明すると、まず、入力信号
TESTがLレベルのときは、NOR12はこの信号T
ESTのLレベルに応答して他方の入力へ供給を受けた
入力信号H01の反転信号aの反転信号fを出力する。
また、NAND14は一方の入力への信号TESTの反
転信号dのHレベルに応答して他方の入力への供給信号
aの反転信号hを出力する。したがって、インバータ1
0,11は入力信号H01対応の出力信号NO1を出力
する。
【0013】次に、入力信号TESTがHレベルのとき
は、NOR12はこの信号TESTのHレベルに応答し
てLレベル信号fを出力し、NAND14は一方の入力
への信号TESTの反転信号dのLレベルに応答してH
レベルの信号hを出力する。したがって、インバータ1
1のトランジスタMP11,MN11はオフし、インバ
ータ10のみによって入力信号H01対応の出力信号N
01を出力する。これにより、駆動能力を低下させてス
イッチングノイズを抑圧する。
【0014】次に、従来の第1,第2の出力バッフア回
路と同様に、近年用いられている半導体集積回路間の高
速信号伝達用インターフェイスのlつであり、ElA/
JEDECで標準現格を設定したSSTL(Stub
Series Terminated Logic)イ
ンターフェイスのバッフア回路である従来の第3の出力
バッフア回路を図5と共通の構成要素には共通の参照文
字/数字を付して同様に回路図で示す図10を参照する
と、この従来の第3の出力バッフア回路は、従来の第1
の出力バッフア回路と共通のインバータ1,3,7,
9,10,11と、トランスファゲート4,8と、トラ
ンジスタMP5,MN9とに加えて、インバータ1の出
力信号aをそれぞれ所定のレベルシフトし信号j,kを
出力してそれぞれインバータ3,7に供給するレベルシ
フト回路22,26を備える。
【0015】インバータ1は2.5V電源の供給を、他
のインバータ3,7,9,10,11と、トランスファ
ゲート4,8と、トランジスタMP5,MN9とは3.
3V電源の供給をそれぞれ受ける。
【0016】次に、図10を参照して従来の第3の出力
バッフア回路の動作について説明すると、まず、入力信
号TESTがLレベルのときは、従来の第1の出力バッ
フア回路と同様に、トランスファゲート4,8がオン
し、トランジスタMP5,MN9がオフする。したがっ
て、入力信号H01はトランジスタMP10,MN10
から成るインバータ10及びトランジスタMP11,M
N11から成るインバータ11に供給され、これらイン
バータ10,11は入力信号H01の供給に応答して出
力信号N01を出力する。
【0017】次に、入力信号TESTがHレベルのとき
は、トランスファゲート4,8がオフし、トランジスタ
MP5,MN9がオンし、インバータ10のトランジス
タMP10,MN10がオフする。したがって、入力信
号H01対応の出力信号N01はインバータ11のみ、
すなわちトランジスタMP11,MN11のみにによっ
て出力されるので、駆動能力が低下し、これによりスイ
ッチングノイズを抑圧している。
【0018】この従来の第3の出力バッフア回路は、L
SIの消費電力を低滅するために出力電圧3.3Vに対
して内部のマクロ電源電圧を2.5Vと低くしている。
そのため、出力バッフアは2.5Vから3.3Vに昇圧
するレベルシフト回路22,26を必要とする。
【0019】レベルシフト回路22の構成を回路図で示
す図11を参照すると、このレベルシフト回路22は、
ゲートに入力信号aの供給をソースに2.5V電源の供
給をそれぞれ受けドレインから信号P01を出力するP
chトランジスタMP21と、ゲートに入力信号aの供
給を受けソースを接地しドレインをトランジスタMP2
1のドレインに接続したNchトランジスタMN21
と、ゲートにトランジスタMP21のドレインを接続し
ソースを接地しドレインから信号P02を出力するNc
hトランジスタMN22と、ゲートに出力信号jの供給
を受けソースに3.3V電源をドレインにトランジスタ
MN22のドレインをそれぞれ接続したPchトランジ
スタMP22と、ゲートにトランジスタMP22のドレ
インをソースに3.3V電源をそれぞれ接続しドレイン
から出力信号jを出力するPchトランジスタMP23
と、ゲートに入力信号aの供給を受けソースを接地しド
レインをトランジスタMP22のドレインに接続したN
chトランジスタMN23とを備える。
【0020】次に、図11及び各部動作波形をタイムチ
ャートで示す図12を参照してレベルシフト回路22の
動作について説明すると、まず、入力信号aがHレベル
(2.5V)に変化したとき、トランジスタMN23が
オンする。このとき、終段のトランジスタMP23もオ
ン状態となるが、トランジスタMN23のサイズをトラ
ンジスタMP23よりも大きくしているため、これらト
ランジスタMP23,MN23を貫通する貫通電流が流
れ出力信号jは次段のブロックのしきい値を下まわりL
レベルとなる。その後、信号P02が3.3VのHレベ
ルに達すると貫通電流も止まる。
【0021】次に、入力信号aがLレベルに変化する
と、信号P01がHレベル(2.5V)になり、トラン
ジスタMN22がオンし、信号P02がLレベルになり
トランジスタMP23がオンする。この時、既に、トラ
ンジスタMN23はオフしているので出力信号jはHレ
ベル(3.3V)となる。したがって、入力信号aがH
レベルになってから出力信号jがLレベルになるまでの
時間TpdHLに比べて、入力信号aがLレベルになっ
てから出力信号jがHレベルになるまでの時間TpdL
Hの方が入力から出力までの信号経路が長いので遅延時
間が大きくなる。
【0022】SSTLインターフェイスは伝送路の終端
方法によってクラス1,2の2クラスに分けられ、その
1つであるSSTLクラス2インターフェイスの構成を
ブロックで示す図13を参照すると、このSSTLクラ
ス2インターフェイスは、電源電圧3.3Vで入力信号
H01の供給に応答して出力信号N01を出力する出力
バッフア201と、一方の端子を出力バッフア201の
出力に接続し抵抗値が25Ωの抵抗202と、一方の端
子を抵抗202の他方の端子に接続しインピーダンスが
50Ωの伝送路204と、一方の端子を1.5V電源に
他方の端子を伝送路104の他方の端子にそれぞれ接続
し抵抗値が25Ωの抵抗203と、正入力端子を伝送路
204の他方の端子に負入力端子を電圧1.5Vの基準
信号Vrefにそれぞれ接続する差動増幅器205とを
備える。ここで、出力バッフア201として上述の従来
の第3の出力バッフア回路を使用する。
【0023】この場合も、従来の第1の出力バッフア回
路の場合と同様に、出力バッフア201の出力N01に
接続した抵抗202と、この抵抗202に接続され1.
5Vにクランプされた抵抗203により、この出力バッ
フア20lの出力信号N01の波形の振幅は電源電圧の
0V〜3.3Vの振幅が得られず小さくなる。
【0024】上述の従来の第1,第2及び第3の出力バ
ッフア回路の第lの問題点は、高速バッフアである従来
の第1,第2及び第3の出力バッフア回路の出力波形は
H,Lレベルの持続時間比であるデューテイ比が50%
から変化し(以下デューテイ比崩れ)ているため、動作
周波数を上げていくと持続時間の短い方からレベル低下
が生じて波形が歪み、遂には出力波形そのものが消失し
てしまうので高速化が図れないことである。
【0025】その理由は、従来の第1,第2の出力バッ
フア回路のようなHSTLインターフェイスの高速バッ
フアは、最終段のインバータの電源電圧が1.5Vであ
るのに対して、プリバッフアの電源電圧は1.5Vより
高い電圧、例えば0.25μmプロセスでは2.5Vで
使用される。したがって、バッフアの出力信号の立ち上
がり時は、プリバッフアの出力信号波形に対し最終段の
インバータのしきい値が低いため、プリバッフアの出力
信号レベルが上記しきい値より低くなるまでに時間がか
かりバッフアの遅延時間が大きくなる。一方、バッフア
の出力信号の立ち下がり時は、プリバッフア出力信号レ
ベルが直に上記しきい値より高くなるので遅延時間が小
さくなり、出力信号波形のデューテイ比が崩れる。
【0026】そこで、実効的にバッフアの出力信号の立
ち上がり時と立ち下がり時の遅延時間が等しくなるよう
にプリバッフアの出力段のPchトランジスタとNch
トランジスタのサイズ比を調整して出力信号波形のデュ
ーテイ比崩れを抑圧しようとしても、プリバッフア出力
信号レベルと上記しきい値のレベル差が約0.5Vと大
きいため、完全に出力波形のデューテイ比崩れを抑える
ことができない。
【0027】また、HSTLのような高速バッフアは、
DC現格で入力/出力のH/Lレベルが規定されている
ため、DCレベルの変化を伴う出力バッフアの最終段の
インバータのPchトランジスタとNchトランジスタ
のサイズ比の調整によるデューテイ比調整が不可能であ
り、したがって、このサイズ比の調整でデューテイ比崩
れを改善できない。
【0028】さらに、従来の第1の出力バッフア回路の
ように、テスト時のスイッチングノイズ低減用の駆動能
力コントロール回路を備えたバッフアの場合、プリバッ
フアと最終段のインバータの間にトランスファゲートが
入り、このトランスファゲートのオン抵抗によってプリ
バッフアの出力信号波形が鈍りデューテイ比が崩れる。
そこで、オン抵抗を下げるためにトランスファゲートの
サイズを大きくすると、拡散容量が大きくなりプリバッ
フアの信号波形がさらに鈍る。
【0029】従来の第3の出力バッフア回路のようなS
STLインターフェイスの高速バッフアは、最終段のイ
ンバータの電源電圧が3.3Vであるのに対してプリバ
ッフアの電源電圧は3.3Vより低い電圧、例えば0.
25μmプロセスでは2.5Vで使用されるため、2.
5Vから3.3Vへ昇圧するレベルシフト回路が必要に
なるが、上述のように、Hレベル出力時とLレベル出力
時で信号の伝達経路が違うため遅延時間が大きく異な
る。また、HSTLと同様に、SSTLのバッフアもD
C現格で入力/出力のH/Lレベルが規定されているた
め、出力バッフアの最終段のインバータのPchトラン
ジスタとNchトランジスタのサイズ比の調整によりデ
ューテイ比崩れを改善できない。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の第1,
第2及び第3の出力バッフア回路は、内部動作しきい値
と出力信号のしきい値が異なることと、パッケージの多
ピン化に伴う複数バッフアのテスト時の同時動作による
ノイズ低減用の回路の挿入することとに起因して、出力
波形のH,Lレベルの持続時間比であるデューテイ比が
理想的な50%から変化しているため、動作周波数を上
げていくと持続時間の短い方からレベル低下が生じて波
形が歪み、遂には出力波形そのものが消失してしまうの
で高速化が図れないという欠点があった。
【0031】本発明の目的は、上記欠点を解消し、出力
信号のデューテイ比を理想的な50%に維持できる出力
バッフア回路を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の出力バッフア回
路は、第1の導電型の第1のトランジスタと第2の導電
型の第2のトランジスタから成る第1のインバータと、
サイズが前記第1のトランジスタより小さい第1の導電
型の第3のトランジスタとサイズが前記第2のトランジ
スタより小さい第2の導電型の第4のトランジスタから
成る第2のインバータと、前記第1のトランジスタと第
2のトランジスタの各々のゲートに試験制御信号の供給
に応答して駆動能力を切り換えるスイッチ回路とを備
え、前記第1及び第2のインバータの出力端子を共通接
続し入力信号の供給に応答して所定の信号レベルの出力
信号を出力する出力バッフア回路において、前記入力信
号のレベル遷移に応答して前記出力信号が第1のレベル
から第2のレベルへ遷移するまでの第1の遅延時間と前
記第2のレベルから前記第1のレベルへ遷移するまでの
第2の遅延時間とがほぼ同一となるよう前記入力信号の
最初段バッファの出力信号を用いて前記第1及び第2の
トランジスタの各々のゲートを制御することにより前記
出力信号波形の前記第1及び第2のレベルの持続時間の
比であるデューテイ比をほぼ50%に保持するデューテ
イ比調整回路を備えて構成されている。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図5
と共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同
様に回路図で示す図1を参照すると、この図に示す本実
施の形態の出力バッフア回路は、従来の第1の出力バッ
フア回路と共通のインバータ1,2,3,4,6、7,
9,10,11と、トランスファゲート4,8と、トラ
ンジスタMP5とに加えて、インバータ10のトランジ
スタMP10,MN10のゲートを制御して立ち上がり
時間を速くすることによりデューテイ比を50%に近づ
けるデューテイ比調整回路18を備える。
【0034】デューテイ比調整回路18は、入力信号T
ESTとインバータ1の出力信号aとを否定論理和演算
し信号P1を出力する2入力のNOR81と、ゲートに
信号P1をドレインをインバータ10のトランジスタM
N10のゲートにそれぞれ接続しソースを接地したNc
hトランジスタMN81と、インバータ9の出力信号d
と信号aとを否定論理積演算し信号P2を出力する2入
力のNAND82と、ゲートの信号P2をドレインをイ
ンバータ10のトランジスタMN10のゲートにそれぞ
れ接続しソースを接地したNchトランジスタMN82
とを備える。
【0035】次に、図1を参照して本実施の形態の動作
について説明すると、まず、入力信号TESTがLレベ
ルのときは信号dがHレベルとなりトランスファゲート
4,8がオンし、トランジスタMP5がオフする。この
状態で入力信号H01がHレベルに変化すると、反転信
号aはLレベルとなり、デューテイ比調整回路18のN
OR81の出力信号P1がHレベルになり、この信号P
1のHレベルに応答してトランジスタMN81がオン
し、このトランジスタMN81のドレイン電位すなわち
インバータ10のトランジスタMP10のゲート電位が
低下するので、このトランジスタMP10がオンする。
さらに、信号aのLレベル信号dのHレベルに応答し
てNAND82の出力信号P2がHレベルになり、この
信号P2のHレベルに応答してトランジスタMN82が
オンし、このトランジスタMN82のドレイン電位すな
わちインバータ10のトランジスタMN10のゲート電
位が低下するので、このトランジスタMN10がオフす
る。
【0036】ここで、インバータ10のトランジスタM
P10,MN10のサイズは、インバータ11のトラン
ジスタMP11,MN11よりも大きくしているので、
インバータ11の動作状態とは無関係にバッフア出力信
号N01はHレベルとなる。また、遅れて、インバータ
3の出力信号P11のLレベルへの遷移に応答してイン
バータ11のトランジスタMP11がオンし、同時にイ
ンバータ7の出力信号P13のLレベルへの遷移に応答
してインバータ11のトランジスタMN11がオフす
る。これにより出力信号N01はLレベルになる。
【0037】次に、入力信号H01がLレベルに変化す
ると、上記とは逆に、デューテイ比調整回路18のNO
R81の出力信号P1がLレベルになり、この信号P1
のLレベルに応答してトランジスタMN81がオフし、
トランジスタMP10のゲート電位が上昇するので、こ
のトランジスタMP10がオフする。さらにNAND8
2の出力信号P2がLレベルになり、この信号P2のL
レベルに応答してトランジスタMN82がオフし、トラ
ンジスタMN10のゲート電位が上昇するので、このト
ランジスタMN10がオンする。また、遅れて、インバ
ータ3の出力信号P11のHレベルへの遷移に応答して
トランジスタMP11がオフし、同時にインバータ7の
出力信号P13のHレベルへの遷移に応答してトランジ
スタMN11がオンする。これにより、バッフア出力信
号N01がLレベルになる。
【0038】次に、入力信号TESTがHレベルのとき
はトランスファゲート4,8がオフし、トランジスタM
P5及びデューテイ比調整回路18のトランジスタMN
82がオンし、インバータ10のトランジスタMP1
0,MN10がオフする。したがって、従来と同様に、
入力信号H01対応の出力信号N01はインバータ11
のみ、すなわちトランジスタMP11,MN11のみに
によって出力されるので、駆動能力が低下し、これによ
りスイッチングノイズを抑圧している。
【0039】次に、図1を参照してデューテイ比調整回
路18の動作を説明すると、近時の高集積度化LSIで
は、高密度化を図るために回路の微細化が進み、内部の
論理回路を構成するマクロはできるだけ小さなサイズで
構成されているようになってきている。これに伴い、出
力バッフア回路を駆動する一般論理回路のマクロのサイ
ズに比べて、出力バッフア回路の最終段のインバータの
サイズは350倍程度になる。例えば0.25μmルー
ルの場合一般論理回路のマクロのサイズが3.32μm
に対し、本実施の形態のようなHSTLクラス2の最終
段のインバータのサイズは1190μmとなる。このた
め、この種の高速バッフア回路を設計する場合は、最終
段のインバータを駆動するプリバッフアはインバータを
カスケード接続し、これらインバータのサイズを前段か
ら徐々に大きくしていく必要がある。本実施の形態で
は、インバータ1,2,3及びインバータ6,7が上記
プリバッフアに相当する。
【0040】デューテイ比調整回路18は、出力バッフ
ア回路の出力信号N01の立ち上がり時に、プリバッフ
アの初段のインバータ1の出力信号aを使ってトランジ
スタMN81,MN82をオンさせ、強制的に最終段イ
ンバータ10のトランジスタMP10,MN10のゲー
ト電圧を引き下げ(プルダウン)、降下させる。
【0041】従来の第1の出力バッフア回路はトランジ
スタMP10,MN10のゲート電圧の引き下げのため
インバータ3,7を、また、従来の第2の出力バッフア
回路はインバータ13,15をそれぞれ使用しているの
に対して、本実施の形態では、NchトランジスタMN
81,MN82で行っているため、ゲートサイズが大き
い最終段インバータ10のPchトランジスタMP10
を直接駆動する必要がなくなり駆動負荷を低減すること
ができる。これにより、NOR81,NAND82の各
々を構成するトランジスタ素子サイズも小さくでき、出
力バッフア回路の出力信号N01の立ち上がり時のスピ
ードを速くできる。
【0042】デューテイ比調整回路18の各部動作波形
をタイムチャートで示す図2を参照すると、出力バッフ
ア回路の出力信号N01の立ち上がり時は、NOR81
の出力信号P1がHレベルになり、トランジスタMN8
1がオンし強制的にインバータ10のトランジスタMP
10のゲート電圧P12をLレベルにする。これによ
り、インバータ11のトランジスタMP11のゲート電
圧対応の信号P11よりも速く信号P12を変化させ
る。同時に、NAND82の出力信号P2がHレベルに
なり、トランジスタMN82がオンし強制的にトランジ
スタMN10のゲート電圧P14をLレベルにすること
で、トランジスタMN11のゲート電圧対応の信号P1
3よりも速く信号P14をLレベルに変化させる。
【0043】図7で示したHSTLクラス2インターフ
ェイスの出力バッフア101に本実施の形態の出力バッ
フア回路を使用した場合の入出力波形を示す図3を参照
すると、入力信号H01が立ち上がってから出力信号N
01が立ち上がるまでの時間TpdHHは、従来の第
1,第2の出力バッフア回路ではそれぞれ1189p
s,909psであったのに対し、本実施の形態ではデ
ューテイ比調整回路18により、761psに向上でき
る。
【0044】一方、入力信号H01が立ち下がってから
出力信号N01が立ち下がるまでの時間TpdLLは、
従来の第1,第2の出力バッフア回路ではそれぞれ67
9ps,641psであったのに対し、本実施の形態で
は699psと若干遅くなるだけですむ。
【0045】これにより、出力信号周波数が267MH
z時の出力波形のデューテイ比は、従来の第1,第2の
出力バッフア回路ではそれぞれ36.3%,42.8%
であったのに対し、本実施の形態では48.3%とデュ
ーテイ比を50%に近くすることができ、大幅に改善さ
れている。
【0046】次に、本発明の第2の実施の形態を図1と
共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様
に回路図で示す図4を参照すると、この図に示す本実施
の形態の前述の第1の実施の形態との相違点は、SST
Lインターフェイスに適用するため、インバータ2,3
の代わりに、信号レベルを3.3Vに昇圧するレベルシ
フト回路22,23を備え、さらにテスト信号TEST
の信号レベルを昇圧して信号lを出力するレベルシフト
回路27と、信号lを反転して信号mを出力するインバ
ータ28とを備え、トランスフアゲート4,8をこれら
信号l,mで制御することと、インバータ1は2.5V
電源の供給を、他のインバータ3,7,28と、トラン
スファゲート4,8と、トランジスタMP5とは3.3
V電源の供給をそれぞれ受けることとである。
【0047】次に、図4を参照して本実施の形態の動作
について説明すると、2.5Vの入力信号H01のレベ
ルを3.3Vの出力信号N01に昇圧するレベルシフト
動作の他は第1の実施の形態と同様である。したがっ
て、デューテイ比調整回路18の動作も第1の実施の形
態と同一である。
【0048】以上説明したように、本発明の出力バッフ
ア回路は、デューテイ比調整回路により出力信号波形の
立ち上がり時の遅延時間を短縮することにより、デュー
テイ比を理想的な50%近傍に保持できるので、LSI
間の信号伝送速度の高速化を図ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の出力バッ
フア回路は、入力信号のレベル遷移に応答して出力信号
が第1のレベルから第2のレベルへ遷移するまでの第1
の遅延時間と第2のレベルから第1のレベルへ遷移する
までの第2の遅延時間とがほぼ同一となるよう最初段バ
ッファの出力信号を用いて第1及び第2のトランジスタ
の各々のゲートを制御して導通/遮断させるデューテイ
比調整回路を備え、カスケード接続されたプリバッフア
回路の初段のインバータの出力信号を使って最終段のイ
ンバータの各トランジスタのゲートをコントロールして
立ち上がり時の遅延時間を短縮することによりデューテ
イ比を理想的な50%近傍に保持できるので、LSI間
の信号伝送速度の高速化を図ることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の出力バッフア回路の第1の実施の形態
を示す回路図である。
【図2】本実施の形態の出力バッフア回路における動作
の一例を示すタイムチャートである。
【図3】HSTLクラス2インターフェイスの出力バッ
フアに本実施の形態の出力バッフア回路を使用した場合
の入出力波形の一例を示すタイムチャートである。
【図4】本発明の出力バッフア回路の第2の実施の形態
を示す回路図である。
【図5】従来の第1の出力バッフア回路の一例を示す回
路図である。
【図6】従来の第1の出力バッフア回路における動作の
一例を示すタイムチャートである。
【図7】HSTLクラス2インターフェイスのの構成を
示すブロック図である。
【図8】HSTLクラス2インターフェイスの出力バッ
フアに従来の第1の出力バッフア回路を使用した場合の
入出力波形の一例を示すタイムチャートである。
【図9】従来の第2の出力バッフア回路の一例を示す回
路図である。
【図10】従来の第3の出力バッフア回路の一例を示す
回路図である。
【図11】レベルシフト回路の構成を示す回路図であ
る。
【図12】レベルシフト回路の動作の一例を示すタイム
チャートである。
【図13】SSTLクラス2インターフェイスの構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜3,6,7,9〜11,21 インバータ 4,8 トランスファゲート 18 デューテイ比調整回路 22,26,27 レベルシフト回路 12,14,81,82 論理回路 MP5,MP10,MP11,MN5,MN10,MN
11,MN81,MN82 トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/0175 H03K 5/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電型の第1のトランジスタと第
    2の導電型の第2のトランジスタから成る第1のインバ
    ータと、サイズが前記第1のトランジスタより小さい
    1の導電型の第3のトランジスタとサイズが前記第2の
    トランジスタより小さい第2の導電型の第4のトランジ
    スタから成る第2のインバータと、前記第1のトランジ
    スタと第2のトランジスタの各々のゲートに試験制御信
    号の供給に応答して駆動能力を切り換えるスイッチ回路
    とを備え、前記第1及び第2のインバータの出力端子を
    共通接続し入力信号の供給に応答して所定の信号レベル
    の出力信号を出力する出力バッフア回路において、 前記入力信号のレベル遷移に応答して前記出力信号が第
    1のレベルから第2のレベルへ遷移するまでの第1の遅
    延時間と前記第2のレベルから前記第1のレベルへ遷移
    するまでの第2の遅延時間とがほぼ同一となるよう前記
    入力信号の最初段バッファの出力信号を用いて前記第1
    及び第2のトランジスタの各々のゲートを制御すること
    により前記出力信号波形の前記第1及び第2のレベルの
    持続時間の比であるデューテイ比をほぼ50%に保持す
    るデューテイ比調整回路を備えることを特徴とする出力
    バッフア回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ回路が、前記試験制御信号
    の供給に応答して前記入力信号の前記第1及び第2のト
    ランジスタの各々のゲートへの入力を遮断する第1及び
    第2のトランスファゲートを備えることを特徴とする請
    求項1記載の出力バッフア回路。
  3. 【請求項3】 前記デューテイ比調整回路が、前記試験
    制御信号と前記入力信号とを論理演算しそれぞれ第1及
    び第2の論理信号を出力する第1及び第2の論理回路
    と、 ドレインを前記第1のトランジスタのゲートに接続しソ
    ースを接地しゲートに前記第1の論理信号の供給を受け
    る第2の導電型の第5のトランジスタと、 ドレインを前記第2のトランジスタのゲートに接続しソ
    ースを接地しゲートに前記第2の論理信号の供給を受け
    る第2の導電型の第6のトランジスタとを備えることを
    特徴とする請求項1記載の出力バッフア回路。
  4. 【請求項4】 前記入力信号及び試験制御信号の振幅が
    前記出力信号の振幅より小さい場合に、前記入力信号及
    び試験制御信号を前記出力信号の振幅まで圧するレベ
    ルシフト回路を備えることを特徴とする請求項1記載の
    出力バッフア回路。
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