JP3123660B2 - 破砕機の回転フリー装置 - Google Patents

破砕機の回転フリー装置

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JP3123660B2
JP3123660B2 JP03133472A JP13347291A JP3123660B2 JP 3123660 B2 JP3123660 B2 JP 3123660B2 JP 03133472 A JP03133472 A JP 03133472A JP 13347291 A JP13347291 A JP 13347291A JP 3123660 B2 JP3123660 B2 JP 3123660B2
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switching valve
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hydraulic cylinder
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幸夫 三成
博 小桜
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構築物解体用建設機械
の作業アタッチメント先端部に取付けた破砕機の回転フ
リー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、破砕機1を取付けた構築物解体
用建設機械2の側面図である。図において、3は作業ア
タッチメント、4は作業アタッチメント3のブーム、5
はアーム、6は解体を行うビルなど構築物である。図4
は、図3におけるA部の一部切欠き詳細図である。図に
おいて、7及び8は破砕機1の一対の開閉顎体、9及び
10はそれぞれ開閉顎体7及び8の圧壊刃、11は油圧
シリンダ、12は回転軸受、13は油圧モータ、14は
作業アタッチメント先端部への取付部である。上記図3
及び図4に示すように、破砕機1には油圧シリンダ11
によって開閉される一対の開閉顎体7及び8の内面にそ
の長手方向に沿って圧壊刃9及び10がそれぞれ対向固
設され、その破砕機1が作業アタッチメント3の先端部
に、油圧モータ13により回転可能に取付けられてい
る。
【0003】図5は、破砕機1を作動させる従来技術の
油圧回路図である。図において、15は破砕機1回転用
の油圧モータ13を制御するパイロット切換弁、16は
破砕機1内部の油圧シリンダ11を制御するパイロット
切換弁、17及び18はそれぞれ油圧モータ13及び油
圧シリンダ11の切換作動を行うための油圧リモコン
弁、19及び20はそれぞれ各種油圧アクチュエータ制
御用の多連弁、21,22はそれぞれ第1,第2ポン
プ、23はパイロットポンプ、24及び25はそれぞれ
多連弁19及び20の各センタバイパス油路26及び2
7の下流側に配設したパイロット開閉弁、28は油タン
クである。図5における油圧回路において、油圧リモコ
ン弁17を操作すると、パイロット切換弁15が切換作
動するので、油圧モータ13を正転又は逆転させること
ができる。また油圧リモコン弁18を操作すると、パイ
ロット切換弁16が切換作動するので、油圧シリンダ1
1を伸長又は縮小させることができる。それにより、破
砕機1による破砕解体作業を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】構築物解体用建設機械
にて破砕解体作業を行うとき、被破砕物は破砕機の圧壊
刃の開閉方向に対して傾いた状態になっている場合が多
い。したがって破砕機で物をつかんだり破砕したりする
とき、破砕機内部の油圧シリンダの発する力により、作
業アタッチメントにはねじりの力が作用する。そのため
に作業アタッチメントのアーム,ブームなどに亀裂が発
生し、早期に破損していた。本発明は、上記の問題点を
解決ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】油圧シリンダによって開
閉される一対の開閉顎体の内面にその長手方向に沿って
圧壊刃を対向固設して破砕機を形成し、その破砕機を作
業アタッチメントの先端部に油圧モータによって回転可
能に取付けている構築物解体用建設機械において、上記
油圧シリンダの負荷側油室が破砕作動時の負荷圧力とな
ったときに、前記油圧モータを回転フリー状態となるよ
うにした。更に前述の場合において、前記油圧モータを
制御するパイロット切換弁と、前記油圧モータと前記パ
イロット切換弁を連通する2本の圧油給排管路間を遮断
・連通切換可能とする遮断・連通切換弁と、を有し、前
記遮断・連通切換弁は、前記油圧シリンダの負荷側油室
に破砕作動時の負荷圧力が作用しているとき連通油路位
置となり、前記油圧シリンダの負荷側油室に破砕作動時
の負荷圧力が作用していないとき遮断油路位置となるよ
うにした。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の回転フリー装置を示す油圧
回路図である。図において、従来技術と同一構成要素を
使用するものに対しては同符号を付す。29及び30は
油圧モータ13のそれぞれ圧油給排用管路、31は遮断
・連通切換弁、32は遮断・連通切換弁31のパイロッ
ト圧受圧部、33はパイロット管路、34は油圧シリン
ダ11の負荷側油室である。
【0007】次に、本発明の回転フリー装置の構成を図
1について述べる。本発明の回転フリー装置では、破砕
機回転用油圧モータ13を制御するパイロット切換弁1
5との間を連結している圧油給排用管路29、30間を
遮断・連通切換弁31を介して連通し、破砕機用油圧シ
リンダ11の負荷側油室34に対し負荷圧が作用しない
とき上記遮断・連通切換弁31を遮断油路位置イに、ま
た上記負荷側油室34に対し負荷圧が作用したとき遮断
・連通切換弁31を連通油路位置ロに切換えるように構
成した。
【0008】次に、本発明の回転フリ−装置の作用につ
いて述べる。破砕解体作業時に、油圧シリンダ11の負
荷側油室34に対し負荷圧が作用していないとき、すな
わち破砕機が破砕作動をしていないときには、遮断・連
通切換弁31のパイロット圧受圧部32にパイロット圧
(負荷圧)が作用しない。この場合には遮断・連通切換
弁31が遮断油路位置イのままであるので、破砕機が回
転フリー状態にならないから、被破砕物を確実に狙って
つかむ位置に接近させることができる。
【0009】次に、破砕機の圧壊刃を開いて油圧シリン
ダ11による破砕操作を行う。油圧シリンダ11の負荷
側油室34内に負荷圧が発生する。その負荷圧は、管路
35を通じて、パイロット管路33を通り、パイロット
圧受圧部32に作用する。そしてその負荷圧が上昇し
て、遮断・連通切換弁31のセット圧力(内蔵ばね36
により設定されるセット圧力)に達すると、遮断・連通
切換弁31は遮断油路位置イより連通油路位置ロに切換
わる。それにより、破砕機が破砕作動を行っているとき
油圧モータ13は回転フリー状態になり、ブーム,アー
ムなど作業アタッチメントに対してねじりの力が作用し
ない。すなわち作業アタッチメントに無理な荷重が掛か
らないので、亀裂発生が防止されるとともに耐久性が向
上される。
【0010】なお図2は、本発明の他実施例回転フリー
装置を示す油圧回路図である。図において、31’は遮
断・連通切換弁、37は遮断・連通切換弁31’のソレ
ノイド、38は圧力スイッチ、39はパイロット管路、
40は電気配線である。この図2における回転フリー装
置は、図1におけるパイロット式の遮断・連通切換弁3
1を、電磁式の遮断・連通切換弁31’に置き換えただ
けである。したがって図2における回転フリー装置の作
用機能は、図1の場合と同様である。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、油圧シリンダに破砕作
動時の負荷圧が作用していないときは、破砕機が回転フ
リー状態にならないので、被破砕物を確実に狙ってつか
む位置に近接させることができる。また破砕機が破砕作
動を行っているとき、破砕作業により油圧シリンダに破
砕作動時の負荷圧が作用すると油圧モータは回転フリー
状態になり、ブーム,アームなど作業アタッチメントに
対してねじりの力が作用しない。すなわち作業アタッチ
メントに無理な荷重が掛からないので、亀裂発生が防止
されるとともに耐久性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転フリー装置を示す油圧回路図であ
る。
【図2】本発明の他実施例回転フリー装置を示す油圧回
路図である。
【図3】破砕機を取付けた構築物解体用建設機械の側面
図である。
【図4】図3におけるA部の一部切欠き詳細図である。
【図5】破砕機を作動させる従来技術の油圧回路図であ
る。
【符号の説明】
1 破砕機 3 作業アタッチメント 4 ブーム 5 アーム 11 油圧シリンダ 13 油圧モータ 15,16 パイロット切換弁 21,22 第1,第2ポンプ 31,31’ 遮断・連通切換弁 33,39 パイロット管路 34 負荷側油室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 23/08 B02C 1/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧シリンダによって開閉される一対の
    開閉顎体の内面にその長手方向に沿って圧壊刃を対向固
    設して破砕機を形成し、その破砕機を作業アタッチメン
    トの先端部に油圧モータによって回転可能に取付けてい
    る構築物解体用建設機械において、 前記油圧シリンダの負荷側油室が破砕作動時の負荷圧力
    となったときに、前記油圧モータを回転フリー状態とな
    るようにしたことを特徴とする破砕機の回転フリー装
    置。
  2. 【請求項2】 前記油圧モータを制御するパイロット切
    換弁と、 前記油圧モータと前記パイロット切換弁を連通する2本
    の圧油給排管路間を遮断・連通切換可能とする遮断・連
    通切換弁と、を有し、 前記遮断・連通切換弁は、前記油圧シリンダの負荷側油
    室に破砕作動時の負荷圧力が作用しているとき連通油路
    位置となり、前記油圧シリンダの負荷側油室に破砕作動
    時の負荷圧力が作用していないとき遮断油路位置となる
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の破砕機の回
    転フリー装置。
JP03133472A 1991-05-08 1991-05-08 破砕機の回転フリー装置 Expired - Fee Related JP3123660B2 (ja)

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JP5009494B2 (ja) * 2004-09-09 2012-08-22 古河機械金属株式会社 油圧破砕機
JP4996852B2 (ja) * 2006-01-12 2012-08-08 株式会社アイヨンテック 作業機械用アタッチメント

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