JP2688971B2 - 圧砕機用油圧回路 - Google Patents

圧砕機用油圧回路

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、建設機械のうち主として油圧ショベルの
圧砕機用油圧回路に関する。
従来の技術 第4図は、圧砕機を取付けた油圧ショベルの側面図で
ある。図において、1は油圧ショベルの下部走行体、2
は上部旋回体、3は上部旋回体2のフロント部に装着し
た作業アタッチメント、4は作業アタッチメント3のブ
ーム、5はアーム、6は圧砕機、7はプッシュロッド、
8はアイドラリンク、9は圧砕機6の圧砕用シリンダ、
10は圧砕機6を回動せしめる回動用シリンダである。第
5図は、従来技術の圧砕機用油圧回路図である。図にお
いて、9は圧砕機6の圧砕用シリンダ、10は回動用シリ
ンダ、11,12は回動用シリンダ10の作動回路に設けてあ
るそれぞれポートリリーフ弁、13はパイロット切換弁、
14はリモコン弁、15,16,17,18は油圧ショベルに装備さ
れている他の各種油圧アクチュエータ(図示なし)制御
用のそれぞれ方向切換弁、19,20はそれぞれメインポン
プ、21はパイロットポンプ、22はメインポンプ圧取出し
用バルブ、23は油タンクである。
次に、従来技術の圧砕機用油圧回路の作用機能を第5
図について述べる。リモコン弁14の操作レバー24をイま
たはロ方向に傾動操作すると、パイロットポンプ21から
のパイロット圧は、油路25、パイロット弁26または27、
油路28または29を経て、パイロット切換弁13のパイロッ
ト圧受圧部30または31に作用する。パイロット切換弁13
はハまたはニ位置に切換作動する。そこで、メインポン
プ19,20からのメイン圧油が合流され、パイロット切換
弁13を介して圧砕用シリンダ9に供給される。それによ
り圧砕機6は、圧砕作業を行う。
発明が解決しようとする課題 ビルなど構築物を解体する作業では、油圧ショベルに
装着しているバケットに替えて、圧砕機を取付けて作業
を行うことが多い。圧砕機は、その圧砕力が100トンを
超えるものも多く、また解体対象物も強固な構築物など
が多い。そのために、圧砕機による圧砕動作を行ったと
き作業アタッチメントに過大なモーメントが作用する。
それで、第4図および第5図における圧砕機6の回動用
シリンダ9がストロークエンド位置状態でないときに
は、ポートリリーフ弁11,12がリリーフして、必要以上
の圧砕反力が作用しないように配慮されている。しかし
回動用シリンダ9がストロークエンド位置状態にあると
きには、ポートリリーフ弁11または12は作用しないの
で、大きな圧砕反力は緩和されない。そのために、作業
アタッチメントのアーム先端部、回動用シリンダ、プッ
シュロッド、アイドラリンクなどが、変形あるいは破損
事故をおこしていた。
この発明は上記の課題を解決し、回動用シリンダがス
トロークエンド位置状態のときには圧砕機が作動しない
ような圧砕機用油圧回路を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じたこの発明の手段
は、 イ.パイロット切換弁のパイロット圧回路に電磁弁を設
け、 ロ.一方、回動用シリンダのストロークエンド位置状態
を検知して作動するリミットスイッチを設け、 ハ.上記リミットスイッチの作動により、上記イ項にお
ける電磁弁を切換作動し、パイロット切換弁のパイロッ
ト圧回路を遮断せしめるように構成した。
作用 イ.回動用シリンダがストロークエンド位置状態になる
と、リミットスイッチが作動し、電磁弁は切換作動す
る。
ロ.上記イ項において切換作動した電磁弁はパイロット
切換弁のパイロット圧回路を遮断する。
ハ.上記イ項およびロ項により、回動用シリンダがスト
ロークエンド位置状態になったときには、パイロット切
換弁は中立位置に戻るので、圧砕機は作動しない。
実施例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。第1図は、この発明の第1実施例油圧回路図であ
る。図において、従来技術と同一構成要素を使用するも
のに対しては同符号を付す。32は電磁弁、33は電磁弁32
のソレノイド、34は電気回路、35は回路用シリンダ10の
ストロークエンド位置状態を検知して動作するリモット
スイッチ、36は電源、37はリミットスイッチ35が作動し
たときすなわち回動用シリンダ10がストロークエンド位
置状態にあることを告知せしめるブザーである。次に、
この第1実施例油圧回路の構成を第1図について述べ
る。リモコン弁14とパイロット切換弁13とを連通するパ
イロット圧回路に電磁弁32を介設した。一方、回動用シ
リンダ10のストロークエンド位置状態を検知して作動す
るリミットスイッチ35を設け、そのリミットスイッチ35
の作動により上記電磁弁32を切換作動して、上記パイロ
ット圧回路を遮断せしめるように構成した。なおリミッ
トスイッチ35は、その機能を同じくするセンサ機器など
を用いてもよい。そしてリミットスイッチ35は、回動用
シリンダ10の伸縮ストロークエンド両端または所要に応
じてそのいずれか一端の位置状態を検知するように設定
する。次に、第1実施例油圧回路の作用機能について述
べる。回動用シリンダ10がストロークエンド位置状態に
なると、リミットスイッチ35が作動するので、ソレノイ
ド33は通電する。電磁弁32は、開通油路位置ホより遮断
油路位置へに切換わる。それによりパイロット切換弁13
がハまたはニ位置に切換作動していても、パイロット切
換弁13は中立位置に戻る。上記のようにして、回動用シ
リンダ10がストロークエンド位置状態になったときに
は、リモコン弁14を操作しても圧砕機6は作動しない。
第2図は、この発明の第2実施例油圧回路図である。
図において、38は電磁弁、39は電磁弁38のソレノイド、
40は電気回路である。この第2実施例油圧回路が第1実
施例と異なる点は、パイロットポンプ21とリモコン弁24
とを連通するパイロット圧回路に電磁弁38を介設した点
である。それで、回動用シリンダ10がストロークエンド
位置状態になるとリモットスイッチ35がオン作動するの
で、ソレノイド39は通電する。電磁弁38は、開通油路位
置トより遮断油路位置チに切換わる。それによりリモコ
ン弁14を操作していても、パイロットポンプ21からのパ
イロット圧はリモコン弁14のパイロット弁26,27に作用
しない。上記のようにして、回動用シリンダ10がストロ
ークエンド位置状態になったときには、リモコン弁14を
操作していても圧砕機6は作動しない。
第3図は、この発明の第3実施例油圧回路図である。
図において、41,42はそれぞれ電磁弁、43,44は電磁弁4
1,42のそれぞれソレノイド、45、45は電気回路である。
この第3実施例油圧回路が第1実施例と異なる点は、リ
モコン弁14用パイロット弁26,27と、パイロット切換弁1
3の左右パイロット圧受圧部30,31とをそれぞれ連通する
パイロット圧回路に、電磁弁41,42をそれぞれ介設した
点である。それで、回動用シリンダ10がストロークエン
ド位置状態になるとリミットスイッチ35がオン作動する
ので、ソレノイド43,44はともに通電する。電磁弁41,42
はともに、開通油路位置リ,リより遮断油路位置ヌ,ヌ
に切換わる。それによりパイロット切換弁13がハまたは
ニ位置に切換作動していても、パイロット切換弁13は中
立位置に戻る。この第3実施例油圧回路の機能は、第1
実施例と同様である。
発明の効果 油圧シャベルの作業アタッチメント先端部に取付けて
いる圧砕機はその圧砕力が100トンを超えるものも多
く。また、圧砕機を使用して解体する解体対象物も強固
な構築物などが多い。そのために、圧砕機による圧砕動
作を行ったとき作業アタッチメントに過大なモーメント
が作用する。そして特に、圧砕機を傾動させる回動用シ
リンダがストロークエンド位置状態にあるときには、回
動用シリンダのポートリリーフ弁がリリーフしないの
で、上記の大きな圧砕反力は緩和されない。そのため
に、作業アタッチメントのアーム先端部、回動用シリン
ダ、プッシュロッド、アイドラリンクなどが、変形ある
いは破損事故をおこしていた。
しかしこの発明にかかる油圧回路では、圧砕機用パイ
ロット切換弁のパイロット圧回路に電磁弁を設け、一
方、回動用シリンダのストロークエンド位置状態を検知
して作動するリミットスイッチを設け、上記リミットス
イッチの作動により、上記電磁弁を切換作動し、パイロ
ット切換弁のパイロット圧回路を遮断せしめるようにし
た。それにより、回動用シリンダがストロークエンド位
置状態になったときには、リモコン弁を操作していても
圧砕機は作動しない。このようにして、圧砕機による圧
砕動作中に回動用シリンダがストロークエンド位置状態
になったときには、圧砕機は圧砕作動を停止するので、
作業アタッチメントに対して必要以上の反砕反力が作用
しないようになった。
したがって、この発明にかかる圧砕機用油圧回路をそ
なえた建設機械では、その作業アタッチメントのメンテ
ナンス性および安全性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図はそれぞれこの発明にかかる第
1,第2,第3実施例油圧回路図、第4図は圧砕機を取付け
た油圧ショベルの側面図、第5図は従来技術の油圧回路
図である。 3……作業アタッチメント 6……圧砕機 9……圧砕用シリンダ 10……回動用シリンダ 13……パイロット切換弁 14……リモコン弁 21……パイロットポンプ 32,38,41,42……電磁弁 34,40,45……電気回路 35……リミットスイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部旋回体のフロント部に装備した作業ア
    タッチメントに圧砕用シリンダを有する圧砕機を装着
    し、その圧砕機を回動用シリンダにて前後方向に回動自
    在に取付け、また上記圧砕用シリンダをパイロット切換
    弁にて制御するようにした建設機械において、上記パイ
    ロット切換弁のパイロット圧回路に電磁弁を設け、一
    方、上記回動用シリンダのストロークエンド位置状態を
    検知して作動するリミットスイッチを設け、そのリミッ
    トスイッチの作動により上記電磁弁を切換作動して、上
    記パイロット圧回路を遮断せしめるようにしたことを特
    徴とする圧砕機用油圧回路。
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