JP5009494B2 - 油圧破砕機 - Google Patents
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Description
この欠点を解決するため、旋回用の油圧配管を作業台車に配設することなく油圧旋回を可能とした油圧破砕機の油圧回路が提唱されている(特許文献1を参照)。
例えば、ビル等の構造物を解体する場合、油圧破砕機で破砕作業を行いつつ、油圧破砕機を被破砕構造物の内部に進入させることが多い。このため、破砕作業が被破砕構造物内の狭い空間で行われる。
このとき、開動作中の破砕アームが周囲の破砕対象物に接触しやすく、破砕アームの開動作に抵抗が加わりやすい。強度を確保するため油圧シリンダ115のロッドの径が太くなっており、破砕アームの開動作中における油圧シリンダ115の受圧面積が小さい。したがって、破砕アームの開動作に抵抗が加わると、開用油圧流路112の圧力が直ちに上昇して所定圧力に達し、リリーフ弁120が開き、その後、開動作遅延手段118も開き、枝管116が油圧モータ110に連通する。このため、油圧モータ110が回転し、破砕機本体が旋回してしまう。破砕アームの開動作中に生じる破砕機本体の旋回は、操作者が意図しない突発的なものであり、作業能率に少なからぬ影響を与える。また、破砕機本体の突発的な旋回は、破砕ガラの落下や破砕対象物の崩壊の原因となり、安全上重大な問題である。
したがって、開用油圧流路112の圧力を用いて開動作遅延手段118を開閉し、枝管116の閉止と連通とを切り替えることには、作業の安全上及び能率上の問題が存在する。
本発明は、上記問題を解決するものであり、その目的とするところは、操作者が意図したときのみ破砕機本体が旋回し、操作者が意図しない破砕機本体の旋回が防止され、安全性と確実性に優れ、作業能率が向上する油圧破砕機を提供することである。
すなわち、本発明のうちの一態様に係る油圧破砕機は、破砕アームと、該破砕アームを開閉可能に支持する破砕機本体と、該破砕機本体を旋回可能に作業台車のアームに接続する固定ブラケットと、前記破砕機本体に配置されて破砕アームの開閉を行う油圧シリンダと、前記破砕機本体の旋回を行う油圧モータとを有する油圧破砕機において、前記作業台車側から前記油圧シリンダに接続された開閉用油圧流路と、前記油圧シリンダから前記油圧モータに接続された旋回用油圧流路と、該旋回用油圧流路の連通と閉止とを前記油圧シリンダの伸縮された位置に応じて切り替えるように前記油圧シリンダに設けられた旋回用油圧流路開閉手段と、前記旋回用油圧流路を連通させる際に前記油圧モータが回転するまでの遅延時間を与えるように前記油圧シリンダに設けられた遅延手段と、前記破砕アームの開閉方向と位置に応じて前記破砕機本体の旋回を可能とする旋回制御手段とを有する油圧破砕機であって、前記遅延手段は、前記油圧シリンダ内に設けられるとともにその伸縮位置に応じて嵌合状態と非嵌合状態とに遷移するようにシリンダチューブのエンドプレートに形成された突出部およびこれに対向してピストンの先端に形成された凹部からなるクッション室と、該クッション室に連通するように前記エンドプレートに形成されたエンドプレートポートに接続されるとともに前記油圧シリンダの伸長側油室に接続される前記開閉用油圧流路から分岐された分岐油圧流路に連通する可変絞りとを有し、前記クッション室と突出部とが嵌合されたときに限って、前記伸長側油室から前記開閉用油圧流路に排出される作動油が前記可変絞りによって絞られて、前記ピストンの速度が減速するようになっている。
特に、上記本発明の一態様に係る油圧破砕機によれば、油圧シリンダ内に設けられるとともにその伸縮位置に応じて嵌合状態と非嵌合状態とに遷移するようにシリンダチューブのエンドプレートに形成された突出部およびこれに対向してピストンの先端に形成された凹部からなるクッション室と、該クッション室に連通するようにエンドプレートに形成されたエンドプレートポートに接続されるとともに油圧シリンダの伸長側油室に接続される開閉用油圧流路から分岐された分岐油圧流路に連通する可変絞りとによって遅延手段を構成しており、クッション室と突出部とが嵌合されたときに限って、伸長側油室から開閉用油圧流路に排出される作動油が可変絞りによって絞られて、ピストンの速度が減速するようになっているので、これにより、操作者は破砕アームの開き速度の減速を視認してから、破砕アームが開き(または閉じ)エンドとなるまでの時間が遅延時間となり、この遅延時間内に操作者が破砕機本体を旋回させるか否かを判断できる。
第1の参考例を図1から図3を参照しつつ説明する。
図1に示すように、油圧破砕機1は破砕機本体2と固定ブラケット3を有する。固定ブラケット3が作業台車のアームに固定され、破砕機本体2が固定ブラケット3に旋回輪4を介して接続されている。旋回輪4は内輪と外輪を有し、内輪が破砕機本体2に固定され、外輪が固定ブラケット3に固定されている。固定ブラケット3に設置された油圧モータ5の出力歯車が、旋回輪4の内輪の歯車と噛み合っている。
ロッドガード12が油圧シリンダ10のピストンロッドに装着されている。油圧シリンダ10のピストンが縮小側ストロークエンドに達すると、ロッドガード12が後述する切替弁30のスプール31を押し、油圧シリンダ10のピストンが縮小側ストロークエンドから離れると、ロッドガード12がスプール31から離れる構成となっている。
油圧モータ5は過負荷時や当てまわし時に備えて一般的なブレーキ弁72を有する。
旋回用油圧流路93が油圧モータ5から固定ブラケット3側の開閉用油圧流路81に接続されており、逆止弁61が旋回用油圧流路93に設置されている。逆止弁61の向きは油圧モータ5から旋回用油圧流路81に作動油を流す向きである。
まず、油圧シリンダ10が縮小し、破砕アーム6が開動作を行う場合について述べる。なお、最初、遅延弁40が閉状態にあるものとする。
開閉用油圧流路80が作動油の供給側となって高圧となり、開閉用油圧流路81が作動油の排出側となって低圧となり、油圧シリンダ10が縮小する。油圧シリンダ10のピストンが縮小側ストロークエンドに達するまでは、ロッドガード12が切替弁30のスプール31から離れており、切替弁30が閉位置にあり、旋回用油圧流路91が閉止されている。したがって、作動油が開閉用油圧流路80から旋回用油圧流路90を通って旋回用油圧流路91に流れることはない。
破砕アーム6で破砕対象物を挟圧破砕したら、油圧シリンダ10を縮小して破砕アーム6を開く。破砕アーム6を開いたら、必要に応じて破砕機本体2を旋回させ、次の破砕作業のために破砕機本体2の位置決めを行う。
破砕アーム6が開きエンドとなってから遅延弁40が開状態となるまでの時間が遅延時間となり、この遅延時間内に操作者が破砕機本体2を旋回させるか否かを判断できる。遅延時間の調節は可変絞り51の絞りを調整して行うことができる。
油圧破砕機1は、第1の参考例で図1に示したものと同様の基本的構成を有する。
油圧シリンダ10のロッドガード12上に可変ドッグ13が形成されている。可変ドッグ13は旋回制御手段の一部をなし、ロッドガード12上でその位置を変更可能に構成されている。油圧シリンダ10が縮小又は伸長すると可変ドッグ13が動き、可変ドッグ13が所定の位置に来ると、可変ドッグ13が切替弁30のスプール31を押し、可変ドッグ13が所定の位置から離れると、可変ドッグ13がスプール31から離れる構成となっている。
旋回用油圧流路94が逆止弁61と油圧モータ5の間で旋回用油圧流路93から分岐して開閉用油圧流路80に接続され、逆止弁63が旋回用油圧流路94に設置されている。逆止弁63の向きは油圧モータ5から開閉用油圧流路80に作動油を流す向きである。
遅延弁流路96が分岐遅延弁流路97、98に分岐し、第1の参考例と同様に、分岐遅延弁流路97、98が遅延弁40のポート46、47に接続され、可変絞り51が分岐遅延弁流路97に設置され、逆止弁62が分岐遅延弁流路98に設置されている。
破砕アーム6が閉じエンドとなるときに破砕機本体2を旋回させる場合について述べる。
可変ドッグ13の位置を調整して、油圧シリンダ10が伸長側ストロークエンドまで伸長して破砕アーム6が閉じエンドとなるときに、可変ドッグ13が切替弁30のスプール31を押すようにする。切替弁35を切り替えて、分岐油圧流路82と遅延弁流路96とを接続し、分岐油圧流路83と旋回用油圧流路90とを接続する。なお、最初、遅延弁40が閉状態にあるものとする。
破砕アーム6が開きエンドとなるときに破砕機本体2を旋回させる場合には、可変ドッグ13の位置を調整し、油圧シリンダ10が縮小側ストロークエンドまで縮小して破砕アーム6が開きエンドとなるときに、可変ドッグ13が切替弁30のスプール31を押すようにし、切替弁35を切り替えて、分岐油圧流路82と旋回用油圧流路90とを接続し、分岐油圧流路83と遅延弁流路96とを接続する。
切替弁30、35を破砕機本体2から外部に露出しない位置に設置すれば、切替弁30、35の各スプールが破砕対象物等と接触することが防止され、破砕機本体2が突発的に旋回することが防止される。操作者が意図したときのみ破砕機本体2が旋回することとなり、油圧破砕機1の安全性と確実性が優れたものとなる。
油圧破砕機1は、第1の参考例で図1に示したものと同様の基本的構成を有する。
油圧シリンダ10のシリンダチューブ14にシリンダポート15が形成されており、シリンダポート15が旋回用油圧流路開閉手段をなす。シリンダチューブ14内におけるシリンダポート15の開口位置は、ピストン11が縮小側ストロークエンドに達したときに縮小側油室18に連通する位置である。ピストン11が縮小側ストロークエンドに達すると、シリンダポート15が縮小側油室18に連通し、ピストン11が縮小側ストロークエンドから伸長側ストロークエンドに向かって動くと、まず、シリンダポート15がピストン11によって塞がれ、その後、シリンダポート15が伸長側油室19に連通する構成となっている。ピストン11には複数のピストンシールが装着されている。なお、図5では、シリンダポート15が縮小側油室18に連通した状態を示している。
旋回用油圧流路90がシリンダポート15から逆止弁64に接続され、旋回用油圧流路91が逆止弁64から遅延弁40のポート44に接続されている。逆止弁64はパイロット操作逆止弁であり、パイロットライン70が開閉用油圧流路81から逆止弁64に接続されている。逆止弁64の向きはシリンダポート15から遅延弁40に作動油を流す向きである。逆止弁64のパイロット比は、シリンダポート15が縮小側油室18に連通したときに、縮小側油室18から逆止弁64に流れる作動油が逆止弁64を通過可能となるように、適切な値が選択されている。
固定ブラケット3には、第1の参考例と同様の構成を有する遅延弁40、旋回用油圧流路92、可変絞り50、油圧モータ5、旋回用油圧流路93、逆止弁61、遅延弁流路95、分岐遅延弁流路97、98、可変絞り51及び逆止弁62が設置されている。
まず、油圧シリンダ10が伸長し、破砕アーム6が閉動作を行う場合について述べる。
開閉用油圧流路80が作動油の排出側となって低圧となり、開閉用油圧流路81が作動油の供給側となって高圧となり、油圧シリンダ10が伸長し、破砕アーム6が閉動作を行う。
ピストン11が縮小側ストロークエンドに達しているときは、シリンダポート15が縮小側油室18に連通し、ピストン11が伸長側ストロークエンドに向かって動くと、シリンダポート15がピストン11によって一旦塞がれ、その後、シリンダポート15が伸長側油室19に連通する。シリンダポート15が縮小側油室18に連通している間は、逆止弁64が開閉用油圧流路81の伸長側油圧をパイロット圧として閉じている。シリンダポート15が伸長側油室19に連通している間は、逆止弁64が自己圧をパイロット圧として閉じている。したがって、油圧シリンダ10が伸長する間は、逆止弁64が閉じており、作動油が旋回用油圧流路90から旋回用油圧流路91に流れない。
破砕アーム6の閉動作が終わったら、開閉用油圧流路80が作動油の供給側となって高圧となり、開閉用油圧流路81が作動油の排出側となって低圧となり、油圧シリンダ10が縮小し、破砕アーム6が開動作を行う。
遅延弁40が開状態となると、作動油が一次側油室42から旋回用油圧流路92を通って油圧モータ5に流れ、油圧モータ5が駆動して破砕機本体2が旋回する。旋回用油圧流路92の可変絞り50において作動油の流量を調整することにより破砕機本体2の旋回速度が調整される。そして、作動油が油圧モータ5から旋回用油圧流路93を通って開閉用油圧流路80に流れる。
以上のような油圧破砕機1であるので、破砕機本体2が旋回するのは破砕アーム6が開きエンドとなるときのみである。
ピストン11とシリンダポート15の位置関係により旋回用油圧流路91が閉止又は連通するので突発的に破砕機本体2が旋回することは防止され、操作者が意図したときのみ破砕機本体2が旋回し、油圧破砕機1の安全性と確実性が優れたものとなる。
遅延弁40によって遅延時間が生じ、この遅延時間内に操作者が破砕機本体2を旋回させるか否かを判断できる。
なお、パイロットライン70が開閉用油圧流路80から分岐して逆止弁64に接続する構成とするとともに、シリンダチューブ14内におけるシリンダポート15の開口位置を、ピストン11が伸長側ストロークエンドに達したときに伸長側油室19と連通する位置とすれば、破砕アーム6が閉じエンドとなるときのみ、破砕機本体2を旋回させることが可能となる。
油圧破砕機1は、第1の参考例で図1に示したものと同様の基本的構成を有する。
油圧シリンダ10は、シリンダチューブ14及びピストン11を有し、シリンダチューブ14にシリンダポート15が形成されており、シリンダポート15は第3の参考例と同様の構成を有する。
破砕機本体2側で、分岐油圧流路85が開閉用油圧流路81から分岐し、エンドプレートポート23に接続されている。逆止弁66及び可変絞り52が分岐油圧流路85に並列設置されており、逆止弁66の向きは開閉用油圧流路81からエンドプレートポート23に作動油を流す向きである。
第1の参考例と同様に、旋回用油圧流路93が油圧モータ5から開閉用油圧流路81に接続され、逆止弁61が旋回用油圧流路93に設置されている。
開閉用油圧流路80が作動油の排出側となって低圧となり、開閉用油圧流路81が作動油の供給側となって高圧となると、油圧シリンダ10が伸長し、破砕アーム6が閉動作を行う。
油圧シリンダ10が伸長すると、作動油が、開閉用油圧流路81から伸長側油室19に直接流れるとともに、開閉用油圧流路81から分岐油圧流路85を通って伸長側油室19に流れる。
破砕アーム6が閉動作を終わったら、開閉用油圧流路80が作動油の供給側となって高圧となり、開閉用油圧流路81が作動油の排出側となって低圧となり、油圧シリンダ10が縮小し、破砕アーム6が開動作を行う。作動油が伸長側油室19から直接開閉用油圧流路81に排出されるとともに、分岐油圧流路85の可変絞り52を通って開閉用油圧流路81に排出される。
第3の参考例と同様に、ピストン11が縮小側ストロークエンドに達しシリンダポート15が縮小側油室18に連通して、逆止弁64が開き、作動油が逆止弁64を通って旋回用油圧流路90から旋回用油圧流路92に流れる。
以上のような油圧破砕機1であるので、破砕機本体2が旋回するのは破砕アーム6が開きエンドとなるときのみである。
操作者が破砕アーム6の開き速度の減速を視認してから、破砕アーム6が開きエンドとなるまでの時間が遅延時間となり、この遅延時間内に操作者が破砕機本体2を旋回させるか否かを判断できる。可変絞り52を調節することで、破砕アーム6の開き速度が減速してから開きエンドとなるまでの時間を調整できる。
油圧シリンダ10が旋回用油圧流路開閉手段及び遅延手段を有するので、必要部品数を減らすことができ、空間的余裕が小さな固定ブラケット3における各部品の配置の自由度が向上し、コスト低減が可能となる。
2 破砕機本体
3 固定ブラケット
4 旋回輪
5 油圧モータ
6 破砕アーム
10 油圧シリンダ
11 油圧シリンダのピストン
12 ロッドガード
13 可変ドッグ
14 シリンダチューブ
15 シリンダポート
18 縮小側油室
19 伸長側油室
20 エンドプレート
21 突出部
22 クッション室
23 エンドプレートポート
30、35 切替弁
31 切替弁のスプール
40 遅延弁
41 遅延弁のピストン
42 一次側油室
43 二次側油室
44、45、46、47 遅延弁のポート
50、51、52 可変絞り
60、61、62、63、64、65、66 逆止弁
70 パイロットライン
71 増速弁
72 ブレーキ弁
73、74 スイベル
80、81 開閉用油圧流路
82、83、84、85 分岐油圧流路
90、91、92、93、94 旋回用油圧流路
95、96 遅延弁流路
97、98 分岐遅延弁流路
Claims (1)
- 破砕アームと、該破砕アームを開閉可能に支持する破砕機本体と、該破砕機本体を旋回可能に作業台車のアームに接続する固定ブラケットと、前記破砕機本体に配置されて破砕アームの開閉を行う油圧シリンダと、前記破砕機本体の旋回を行う油圧モータとを有する油圧破砕機において、
前記作業台車側から前記油圧シリンダに接続された開閉用油圧流路と、前記油圧シリンダから前記油圧モータに接続された旋回用油圧流路と、該旋回用油圧流路の連通と閉止とを前記油圧シリンダの伸縮された位置に応じて切り替えるように前記油圧シリンダに設けられた旋回用油圧流路開閉手段と、前記旋回用油圧流路を連通させる際に前記油圧モータが回転するまでの遅延時間を与えるように前記油圧シリンダに設けられた遅延手段と、前記破砕アームの開閉方向と位置に応じて前記破砕機本体の旋回を可能とする旋回制御手段とを有する油圧破砕機であって、
前記遅延手段は、前記油圧シリンダ内に設けられるとともにその伸縮位置に応じて嵌合状態と非嵌合状態とに遷移するようにシリンダチューブのエンドプレートに形成された突出部およびこれに対向してピストンの先端に形成された凹部からなるクッション室と、該クッション室に連通するように前記エンドプレートに形成されたエンドプレートポートに接続されるとともに前記油圧シリンダの伸長側油室に接続される前記開閉用油圧流路から分岐された分岐油圧流路に連通する可変絞りとを有し、
前記クッション室と突出部とが嵌合されたときに限って、前記伸長側油室から前記開閉用油圧流路に排出される作動油が前記可変絞りによって絞られて、前記ピストンの速度が減速するようになっていることを特徴とする油圧破砕機。
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