JP3190618B2 - 建設機械の作業アタッチメントへの油圧系統分岐回路 - Google Patents

建設機械の作業アタッチメントへの油圧系統分岐回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械の作業ア
タッチメントへの油圧系統を爪の開閉及び本体の旋回に
共用するための油圧分岐回路に関する。
【0002】
【従来の技術】建造物の解体に使用する建設機械には、
図6に見られるように、アーム30先端に作業アタッチメ
ント(全旋回ペンチ、全旋回つかみや全旋回破砕機等)31
を取り付ける。この作業アタッチメント31は、爪1を油
圧により開閉し、通常本体18を旋回可能にしている。本
体18の旋回は、爪1の開閉同様油圧を用いるものと、い
わゆる「当て回し」と呼ぶ方法を用いるものとがある。油
圧を用いる場合、図7に見られるように、爪1(図6参
照)を開閉させる油圧シリンダ10及び本体18を旋回させ
る油圧モータ3に対してそれぞれ独立した油圧系統を有
する。それぞれの油圧系統には、油の送り配管11,11と
戻し配管12,12とが必要だから、計4本の油圧配管をブ
ーム32及びアーム30に付設することになる(実際には、
更にブーム32の屈曲やアーム30の伸縮等で通常10本程度
の油圧配管がある)。当然、爪1の開閉と本体18の旋回
とは、互いに無関係で独立した操作である。
【0003】「当て回し」を用いる場合、本体旋回用の油
圧系統は存在しない。本体は旋回自由であり、アームと
の接続部位である旋回面にラッチ機構を設けて特定角度
毎に旋回角度を保持できるようにしている。作業者は、
ブーム又はアームを操作して作業アタッチメントを壁等
にぶつけ、その衝撃によって一時的にラッチによる旋回
角度保持を解除し、かつ衝撃によって本体を旋回させる
のである。本体の旋回が直観的でわかりやすく、好まれ
て使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】爪開閉用と本体旋回用
との2つの油圧系統を有する建設機械では、両者の油タ
ンクを共用するとしても、油圧ポンプ以降の油圧配管は
個別に必要となり、それだけブーム及びアームに数多く
の油圧配管を配さなければならず、構造上好ましくな
い。また、図7からも明らかなように、爪開閉と本体旋
回とが互いに無関係で独立した操作であることは、それ
だけ余分な操作を作業者に課すことになり、必ずしも好
ましいことではなかった。
【0005】また、「当て回し」による本体旋回は、本体
旋回用油圧系統が不要になることから、上述した油圧配
管の数に関わる問題が緩和されるが、作業アタッチメン
トと壁等との衝突角度や衝撃の程度によって回転角度が
左右されるため、作業者の希望通りにアタッチメントを
旋回させることが難しく、熟練を要する作業となってい
た。何よりも問題となるのが、周囲に作業アタッチメン
トをぶつける壁等が存在しない場合、本体の旋回ができ
なくなってしまうことにある。そこで、わかりやすい操
作性を実現しながら自律的な本体の旋回を可能とし、か
つ油圧配管の数の低減を目指し、作業アタッチメントに
必要な油圧系統について検討した。
【0006】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、油圧シリンダにより爪を開閉する爪開閉用油圧系統
、油圧モータにより本体を旋回させる本体旋回用油圧
系統とを要する作業アタッチメントをアーム先端に取り
付けた建設機械において、油圧シリンダまで延設した
開閉用油圧系統である油の送り配管及び戻し配管からそ
れぞれ分岐した本体旋回用油圧系統である分岐送り配管
及び分岐戻し配管を油圧モータに接続して作業アタッチ
メントへの油圧系統を爪開閉用油圧系統及び本体旋回用
油圧系統に共用してなり、旋回開始油圧以上が加わった
場合に開通するシーケンスバルブを分岐送り配管に設
、新たな操作系及び駆動系を要せずに、爪の全開又は
全閉直後から生ずる油圧が旋回開始油圧以上になるとシ
ーケンスバルブが連通して油が油圧モータへと流れるこ
とにより爪の開閉及び本体の旋回を連続的に実現した建
設機械の作業アタッチメントへの油圧系統分岐回路であ
る。
【0007】上記油圧系統分岐回路では、爪の全開又は
全閉直後から生ずる油圧の上昇を利用して、前記上昇分
の油圧により作業アタッチメント旋回用の油圧モータを
旋回させる。通常、爪を開いた状態でアームを動かして
作業対象へ導くことから、送り配管を爪開時に油を油圧
シリンダへ送り込む油圧配管とすることが好ましい。こ
の場合、送り配管に油を流して爪を開いている間は、油
圧シリンダが縮退し続けているので油圧はほとんど上昇
しない。ところが、爪が全開して油圧シリンダの縮退が
なくなると、送り配管内の油圧が上昇し始める。この油
圧が旋回開始油圧以上になると、シーケンスバルブが連
通して油が油圧モータへと流れはじめ、油圧モータが旋
回し始めるのである。
【0008】上記油圧系統分岐回路において、分岐戻し
配管に油を戻す方向にのみ流すチェック弁を設けると、
爪全閉直後から上昇する戻し配管の油圧がチェック弁に
より遮られるので、油圧モータへ不要な圧力上昇が伝達
しなくなる。一般に、油圧シリンダが伸長又は縮退しつ
くした後に生ずる油圧の上昇分は、油圧モータの許容油
圧を上回るので、油圧モータの保護を図る意味で、分岐
戻し配管におけるチェック弁を設けることが安全性の観
点から好ましい。
【0009】また、上記油圧系統分岐回路では、分岐送
り配管に油が流れない間は自律的に油圧モータが回転し
ないだけであって、外部から爪又は本体に衝撃が加わる
ことによって、分岐戻し配管を通じて油が流出し、本体
が勝手に旋回してしまう虞がある。そこで、分岐送り配
管に旋回開始油圧以上が加わった場合にこの分岐送り配
管に油を送り方向にのみ流すチェック弁を割り当て分岐
戻し配管を連通する正流路と、分岐送り配管に旋回開始
油圧より少ない圧力が加わった場合に分岐送り配管及び
分岐戻し配管に対向するチェック弁をそれぞれ割り当て
る閉鎖流路とからなるカウンターバランスバルブを分岐
送り配管及び分岐戻し配管と油圧モータとの間に介在さ
せるとよい。これにより、分岐送り配管に油が流れない
間は自律的に油圧モータが回転しないだけではなく、閉
鎖流路が油圧モータ前後の油の流れを抑制するため、仮
に外部から爪又は本体に衝撃が加わっても本体が旋回す
る心配がなくなる。一般に、油圧モータには、正逆方向
の旋回を実現するため、先の正流路、閉鎖流路に加えて
逆流路(分岐戻し配管に所定油圧以上が加わった場合に
油を送り方向にのみ流すチェック弁を割り当て分岐送り
配管を連通する)を有するカウンターバランスバルブを
設けている。本発明では、この従来のカウンターバラン
スバルブの正流路及び閉鎖流路のみを利用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図を参照しながら説明する。図1は爪1を全閉にし
た状態における油圧系統回路図、図2は同油圧系統を割
り当てた全旋回ペンチ2の側面図、図3は爪1を開き始
めた状態における同油圧系統回路図、図4は爪1を全開
にした状態における同油圧系統回路図であり、図5は爪
1を閉じ始めた状態における同油圧系統回路図である。
本例に示す油圧系統分岐回路は、分岐戻し配管14にチェ
ック弁17を設け、油圧モータ3に対して正流路4、閉鎖
流路5及び逆流路6を備えたカウンターバランスバルブ
7を配したもので、最も理想的な構成である。本例では
更に油圧モータ3と並列に正逆両方向のブレーキ弁8,
8を設けているが、このブレーキ弁8は本願発明に必須
ではなく、適宜選択的に付加又は除去できる。
【0011】図1により、油圧系統分岐回路について説
明する。油圧系統分岐回路9は、図1中破線枠内に相当
する部位である。まず、爪1(図2参照)を開閉させる油
圧シリンダ10への油の送り配管11及び戻し配管12をそれ
ぞれ分岐して分岐送り配管13及び分岐戻し配管14を延設
し、カウンターバランスバルブ7を介して油圧モータ3
に接続している。分岐送り配管13には、分岐点から順に
絞り弁15、シーケンスバルブ16を設け、分岐戻し配管14
には油を戻し方向にのみ流すチェック弁17を設けてい
る。チェック弁17は、爪全閉時に上昇する戻し配管12の
圧力から油圧モータ3を保護するため、分岐戻し配管14
への油の流れ込みを防止し、戻し配管12から油圧モータ
3への圧力伝達を阻止する働きを有する。爪1又は本体
18への外部からの衝撃に対する油圧モータ3の旋回防止
には、後述するカウンターバランスバルブ7が必要であ
る。絞り弁15は、油の流量を加減することで油圧モータ
3の旋回速度を調節する。シーケンスバルブ16は、旋回
開始油圧Pthを決定する。
【0012】本例のカウンターバランスバルブ7は、一
般的な油圧モータに取り付けられているものを流用して
いる。すなわち、正流路4、閉鎖流路5及び逆流路6を
有するカウンターバランスバルブ7のうち、正流路4及
び閉鎖流路5のみを用い、常態では閉鎖流路5を分岐送
り配管13及び分岐戻し配管14と油圧モータ3との間に介
在させ、分岐送り配管13に旋回開始油圧Pth以上が加わ
った場合に正流路4を用いて油を油圧モータ3へ流し込
む。図1中、本発明では使用しない逆流路6は破線表示
している。このカウンターバランスバルブ7は、自律的
な油圧モータ3の旋回を保証するもので、例えば油圧モ
ータ3停止時に爪1又は本体18(頭2参照)に外部から衝
撃が加わったとしても、対向するチェック弁を有する閉
鎖流路5が油圧モータ3前後の油の流れを遮断すること
で、不要な旋回を防止する働きを有している。あくまで
外部からの衝撃に対して油圧モータ3の旋回を防止する
もので、本例で言えば、爪1閉時における油圧上昇から
油圧モータ3を保護するには、上述のチェック弁17が必
要である。
【0013】油圧系統分岐回路9及び油圧モータ3を除
けば、従来通りの油圧シリンダ10用の油圧系統となる。
図1に見られるように、本例では油圧シリンダ10の伸縮
を速めるために、差動回路19を介して油圧シリンダ10と
送り配管11及び戻し配管12とを繋いでいる。差動回路19
は本願発明に必須ではなく、適宜選択的に付加又は除去
できる。油圧ポンプ20によって油タンク21から汲み上げ
られた油は、コントロールバルブ22を経て送り配管11又
は戻し配管12のいずれかに流れ込み、油圧シリンダ10か
ら戻される油はコントローブバルブ22を通って油タンク
21へ還る。送り配管11に並設したメインリリーフ弁23
は、油圧シリンダ10への過剰な油供給を防止するため、
油圧ポンプ20からの油を直接油タンク21へ戻すものであ
る。コントロールバルブ22は、平行流路24、中立流路25
及び交差流路26の切換により、爪1を開閉し、爪1を全
開したのに続けて本体18を旋回させる操作を担う。
【0014】次に、本体18の旋回について説明する。ま
ず、爪1を開くために、図3に見られるように、コント
ロールバルブ22を中立流路25から交差流路26に切り換
え、同時に油圧ポンプ20を作動させて油圧シリンダ前部
27へ油を送り込む(図1中太矢印)。油を送り込まれた油
圧シリンダ前部27が拡大するにつれ、油圧シリンダ後部
28からは油が排出され、戻し配管12を通って油タンク21
へ還る。この状態にあっては、油圧シリンダ10が縮退を
続けているため、前部油圧Pfは非常に低く、シーケン
スバルブ16に設定した旋回開始油圧PthとはPth>>Pf
の関係にある。このため、分岐送り配管13へ油が流れ込
むことはなく、本体18は旋回することなく爪1を開き続
ける。
【0015】爪1が全開すると、図4に見られるよう
に、油圧シリンダ10の縮退が停止するに伴って前部油圧
Pfが上昇し始める。この前部油圧Pfの上昇は、分岐送
り配管13にも伝わる。本例に示した差動回路19には油圧
シリンダ10と並列にシーケンス弁29を設けてあるため、
旋回開始油圧Pthは前記シーケンス弁29が作動し始める
油圧より低い圧力に定めておく必要がある。こうするこ
とで、やがてPth≦Pfになるとシーケンスバルブ16が
開いて油を油圧モータ3へと流し始める。本例では、更
にカウンターバランスバルブ7を閉鎖流路5から正流路
4へと移行させることによって初めて油が油圧モータ3
へ至り、本体18を旋回させることになる。本体18はPth
≦Pfである間は旋回するが、(1)Pth>>Pfになる、(2)
コントロールバルブ22を中立流路25にする、(3)油圧ポ
ンプ20を止めることで停止する。また、本体18の旋回停
止後、再び図4の状態で油を送り始めると、爪1は全開
したままで本体18の旋回を再開することができる。
【0016】目的とする旋回角度にまで本体18の旋回を
終えた後、コントロールバルブ22を平行流路24に切り換
えて油圧ポンプ20を作動させると、図5に見られるよう
に、戻し配管12を通じて油圧シリンダ後部28へ油が送り
込まれ、今度は油圧シリンダ10が伸長し、送り配管11は
油圧シリンダ前部27の油を油タンク21へと戻す(図5中
太矢印)。爪1が全閉すると、上述同様に後部油圧Prは
上昇し、この油圧の上昇分は分岐戻し配管14にも伝わる
が、分岐戻し配管14にはチェック弁17を設けているため
に前記油圧は油圧モータ3へ至らず、また油も流れない
ので、本体18が旋回することはない。
【0017】以上をまとめると、次のようになる。作業
者は、通常、コントロールバルブ22を平行流路24及び交
差流路26を切り換えて爪1を開閉し、建造物を解体す
る。本体18を旋回するためには、作業者はコントロール
バルブ22を交差流路26に切り換え、まず爪1を全開する
(図3)。そのまま、コントロールバルブ22を交差流路26
にしたまま油圧ポンプ20を作動させ続けると、Pth≦P
fとなった段階で油圧モータ3が作動し始め、本体18の
旋回が始まる(図4)。この本体18の旋回は一方向であ
り、作業者は本体18が目的の旋回角度に至ったところ
で、コントロールバルブ22を中立流路25又は平行流路24
に移行して本体18の旋回を停止させる。以後、コントロ
ールバルブ22の切り換えによって爪1を開閉して解体作
業を続けるのである。コントロールバルブ22の切り換え
だけで、爪1を開閉し、本体18を旋回させることができ
るので、操作が作業者にとってわかりやすい。また、操
作レバー等の新たな操作系及び駆動系が不要であるの
で、既存の建設機械に対して適用しやすい利点がある。
【0018】
【発明の効果】本発明により、作業アタッチメントにお
ける爪の開閉及び本体の旋回を連続的に実現することが
でき、極めて簡単かつ良好な操作性を作業者に提供でき
るようになる。しかも、本体の旋回に油圧駆動という自
律性を持たせながら、必要な油圧配管は作業アタッチメ
ント毎に2本だけとなるから、油圧配管の数の低減とい
う目的も実現しうる。そして、以上を実現する油圧系統
分岐回路は、新たな操作系及び駆動系を要せず、既存の
油圧モータを利用できるので、従来の建設機械にも適用
できる利点があるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】爪を全閉にした状態における油圧系統回路図で
ある。
【図2】同油圧系統を割り当てた全旋回ペンチの側面図
である。
【図3】爪を開き始めた状態における同油圧系統回路図
である。
【図4】爪を全開にした状態における同油圧系統回路図
である。
【図5】爪を閉じ始めた状態における同油圧系統回路図
である。
【図6】建設機械の全体図である。
【図7】作業アタッチメントに対する従来の油圧系統回
路図である。
【符号の説明】
1 爪 2 全旋回ペンチ 3 油圧モータ 4 正流路 5 閉鎖流路 6 逆流路 7 カウンターバランスバルブ 8 ブレーキ弁 9 油圧系統分岐回路 10 油圧シリンダ 11 送り配管 12 戻し配管 13 分岐送り配管 14 分岐戻し配管 15 絞り弁 16 シーケンスバルブ 17 チェック弁 18 本体 19 差動回路 20 油圧ポンプ 21 油タンク 22 コントロールバルブ 23 メインリリーフ弁 24 平行流路 25 中立流路 26 交差流路 27 油圧シリンダ前部 28 油圧シリンダ後部 29 シーケンス弁 30 アーム 31 作業アタッチメント 32 ブーム Pf シリンダ前部の油圧 Pr シリンダ後部の油圧 Pth 旋回開始油圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/22 B02C 1/02 E02F 3/36 E04G 23/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧シリンダにより爪を開閉する爪開閉用
    油圧系統と、油圧モータにより本体を旋回させる本体旋
    回用油圧系統とを要する作業アタッチメントをアーム先
    端に取り付けた建設機械において、油圧シリンダまで延
    設した爪開閉用油圧系統である油の送り配管及び戻し配
    管からそれぞれ分岐した本体旋回用油圧系統である分岐
    送り配管及び分岐戻し配管を油圧モータに接続して作業
    アタッチメントへの油圧系統を爪開閉用油圧系統及び本
    体旋回用油圧系統に共用してなり、旋回開始油圧以上が
    加わった場合に開通するシーケンスバルブを分岐送り配
    管に設け、新たな操作系及び駆動系を要せずに、爪の全
    開又は全閉直後から生ずる油圧が旋回開始油圧以上にな
    るとシーケンスバルブが連通して油が油圧モータへと流
    れることにより爪の開閉及び本体の旋回を連続的に実現
    てなる建設機械の作業アタッチメントへの油圧系統分
    岐回路。
  2. 【請求項2】油を戻す方向にのみ流すチェック弁を分岐
    戻し配管に設けてなる請求項1記載の建設機械の作業ア
    タッチメントへの油圧系統分岐回路。
  3. 【請求項3】分岐送り配管に旋回開始油圧以上が加わっ
    た場合に該分岐送り配管に油を送り方向にのみ流すチェ
    ック弁を割り当て分岐戻し配管を連通する正流路と、分
    岐送り配管に旋回開始油圧より少ない圧力が加わった場
    合に分岐送り配管及び分岐戻し配管に対向するチェック
    弁をそれぞれ割り当てる閉鎖流路とからなるカウンター
    バランスバルブを分岐送り配管及び分岐戻し配管と油圧
    モータとの間に介在してなる請求項1記載の建設機械の
    作業アタッチメントへの油圧系統分岐回路。
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