JP3652100B2 - 建設機械のフロント制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベルなどの建設機械に備えられ、回動可能なフロント部材が所定の禁止領域へ侵入しようとするとき、その侵入を阻止するようにフロント部材の動きを制御することができる建設機械のフロント制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来技術として、特開平5−306534号公報に記載されるものがある。
【0003】
この従来技術に示されるバックホウ、すなわち油圧ショベルには、回動自在に形成された第1ブーム、第2ブーム、アーム、バケットなどからなる多関節のフロント部材と、これらのフロント部材を駆動するフロント駆動用油圧シリンダと、これらのフロント駆動用油圧シリンダに供給される圧油の流れを制御するフロント制御用方向制御弁と、これらのフロント制御用方向制御弁を作動させる操作装置と、フロント部材の各関節部に設けられ、このフロント部材により形成される姿勢を検出する角度センサから成る姿勢検出手段と、フロント部材の侵入を禁止する禁止領域の境界である限界位置、例えば高さ方向の限界位置を設定する限界位置設定手段と、上述の角度センサから出力される検出信号に基づいて算出されたフロント部材の姿勢が、上述の限界位置に至ったときに、上方向に形成される禁止領域へのフロント部材の侵入を阻止する動作、すなわち上述のフロント制御用方向制御弁を直ちに中立位置に戻す制御動作をおこなう制御装置とを備えている。
【0004】
この従来技術では、フロント部材が限界位置に至ると上述のように制御装置から出力される信号によりフロント制御用方向制御弁が中立位置に戻され、フロント駆動用油圧シリンダへの圧油の供給が停止され、フロント部材は直ちに停止状態に保持され、これにより上方向に形成される禁止領域へのフロント部材の侵入が阻止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来技術では、あらかじめ設定した禁止領域へのフロント部材の侵入を阻止することができるので、禁止領域内に配置される障害物にフロント部材が衝合することによって生じる該当する障害物、あるいはフロント部材の破損を未然に防ぐことができる。
【0006】
しかしながら、フロント部材が限界位置に至ったとき、上述のようにフロント制御用方向制御弁は中立位置に戻され、これによってフロント部材の全体が停止状態になることから、引き続いてフロント部材を起動する場合には、オペレータはこのような限界位置制御の解除のために一旦、フロント部材を回動させる操作装置を手動で操作してこのフロント部材を下降させる必要がある。そして、その後に引き続いて操作装置を操作して所望の掘削作業等のためにフロント部材を回動させることになる。
【0007】
このように上述した従来技術にあっては、所望の掘削作業等の最中にフロント部材が限界位置で停止したときには、その限界位置制御の解除のためにフロント部材を限界位置から離隔させるオペレータの手動操作が不可欠であり、したがってオペレータによる操作が煩雑になり、操作性が低下しやすい問題があり、また、フロント部材の停止からの再起動を要することから作業能率が低下しやすい問題もある。
【0008】
本発明は、上記した従来技術における実状に鑑みてなされたもので、その目的は、禁止領域の境界である限界位置にフロント部材が至ったときでもフロント部材の全体を停止させることのない制御を実施できる建設機械のフロント制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の請求項1に係る発明は、多関節のフロント部材を駆動するフロント駆動用油圧シリンダと、このフロント駆動用油圧シリンダに供給される圧油の流れを制御するフロント制御用方向制御弁と、上記フロント部材の姿勢を検出する姿勢検出手段と、上記フロント部材の侵入を禁止する禁止領域の境界である限界位置を設定する限界位置設定手段と、上記姿勢検出手段から出力される検出信号に基づき上記フロント部材の上記限界位置から上記禁止領域への侵入を阻止するように上記フロント制御用方向制御弁の駆動を制御する制御手段とを備えた建設機械のフロント制御装置において、上記姿勢検出手段が、上記フロント部材上にあらかじめ設定した複数のモニタポイントの位置をそれぞれ検出するものであるとともに、上記制御手段が、上記姿勢検出手段で検出された上記モニタポイントのうちの少なくとも1つの位置が、上記限界位置設定手段で設定された上記限界位置に至ったかどうか判定し、上記限界位置に至ったと判定したとき、上記フロント部材を上記限界位置から離れる方向に動作させる自動操作手段を含み、上記フロント部材が、先端部に作業具を有するとともに、上記制御手段の自動操作手段は、上記姿勢検出手段で検出された上記モニタポイントのうちの少なくとも1つの位置が、上記限界位置設定手段で設定された上記限界位置に至ったと判定したとき、上記作業具上の所定の部位をほぼ同一の位置に保ちながら、上記フロント部材を上記限界位置から離れる方向に動作させる構成にしてある。
【0010】
このように構成した請求項1に係る発明では、姿勢検出手段によって検出したモニタポイントの少なくとも1つの位置が、限界位置設定手段で設定された禁止領域の境界である限界位置に至ったと制御手段で判定されると、この制御手段に含まれる自動操作手段が作動し、フロント部材を限界位置から離れる方向に動作させる操作をおこなう。したがって、このようなときでもフロント部材の全体を停止させることがない。また、フロント部材を限界位置から所定距離自動的に離隔させるに際し、自動操作手段は、作業具上の所定の部位をほぼ同一の位置に保ちながらフロント部材を作動させるので、フロント部材を限界位置から後退させる操作をおこなっているにもかかわらず、作業具の位置をフロント部材が限界位置に至ったときの位置に保つことができ、作業具を引き続きおこなわれる掘削作業等の作業に都合のよい状態に保つことができる。
【0013】
また、本発明の請求項に係る発明は、上述した請求項に係る発明において、上記自動操作手段は、上記限界位置に至ったと判定したとき、上記フロント部材を上記限界位置から所定距離離隔させる構成にしてある。
【0014】
また、本発明の請求項に係る発明は、上述した請求項に係る発明において、上記制御手段の上記自動操作手段の作動を指令する限界位置制御指令手段と、上記所定距離を設定する離隔距離設定手段とを備え、上記自動操作手段が、上記姿勢検出手段によって検出された上記モニタポイントのうちの少なくとも1つの位置が上記限界位置設定手段で設定された上記限界位置に至ったかどうか判定するとともに、上記限界位置制御指令手段の指令信号が入力されているかどうか判定し、これらの双方の判定結果に応じて上記フロント部材を上記限界位置から所定距離離隔させる限界位置制御を実行するか否か決定する自動制御実行可否判定手段と、この自動制御実行可否判定手段で、限界位置に至ったと判定され、しかも、限界位置制御指令手段の指令信号が入力されていると判定されて上記限界位置制御を実行する決定がおこなわれたとき、上記離隔距離設定手段により設定される上記所定距離に相当する上記フロント部材の駆動量を算出するフロント駆動算出手段と、このフロント駆動量算出手段で算出された駆動量に相当する駆動信号を、上記フロント制御用方向制御弁を作動させる信号として出力する出力手段とを含む構成にしてある。
【0015】
このように構成した請求項に係る発明では、限界位置制御指令手段によって制御手段の自動操作手段の作動が指令され、離隔距離設定手段によって限界位置からフロント部材を離隔させる距離が設定されている状態において、フロント部材が侵入禁止領域の境界である限界位置に至ると自動制御実行可否判定手段でフロント部材を限界位置から所定距離離隔させる限界位置制御を実行する決定がなされ、これに応じてフロント駆動量算出手段は例えば該当するモニタポイントを上述の所定距離だけ後退させるためのフロント駆動量を算出する。その駆動量に相当する駆動信号が出力手段から出力され、当該駆動信号に応じてフロント制御用方向制御弁が作動する。したがって、フロント制御用方向制御弁を介してフロント駆動用油圧シリンダに圧油が供給され続け、このフロント駆動用油圧シリンダの伸縮動作により上述のモニタポイントを離隔距離設定手段で設定される所定距離だけ、限界位置から後退させることができ、フロント部材の全体を停止させることがない。
【0016】
また、本発明の請求項に係る発明は、上述した請求項1〜のいずれかに係る発明において、建設機械が油圧ショベルから成る構成にしてある。
【0017】
このように構成した請求項に係る発明では、油圧ショベルは一般に、フロント部材の回動を介しておこなわれる掘削作業等に際して、フロント部材の侵入禁止領域を設定することがしばしばおこなわれているので、上述した請求項1〜に係る発明を有効に活用できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の建設機械のフロント制御装置の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の建設機械のフロント制御装置の一実施形態が適用される油圧ショベルの側面図、図2は本発明の一実施形態の全体構成を示す回路図、図3は図2に示す一実施形態に備えられる制御ユニットを示すブロック図、図4は図3に示す制御ユニットにおける処理手順を示すフローチャートである。
【0019】
はじめに、本実施形態が適用される油圧ショベルの概略構成を図1により説明する。図1に示す油圧ショベルは、接地面15上に載置されて走行する走行体1と、この走行体1上に旋回可能に設けられ、運転室を有する旋回体2と、この旋回体2に上下方向の回動可能に連結される第1ブーム3と、この第1ブーム3の先端に上下方向の回動可能に連結される第2ブーム4と、この第2ブーム4の先端に上下方向の回動可能に連結され、作業具を構成するバケット6とを備えている。上述した第1ブーム3、第2ブーム4、アーム5、及びバケット6によって多関節のフロント部材が構成されている。
【0020】
また、第1ブーム3を回動させる第1ブームシリンダ7、第2ブーム4を回動させる第2ブームシリンダ8、アーム5を回動させるアームシリンダ9、バケット6を回動させるバケットシリンダ10を備えている。これらのシリンダ7〜10は、フロント駆動用油圧シリンダを構成している。
【0021】
また、第1ブーム3の旋回体2に対する相対回動角度を検出する第1ブーム角度センサ11と、第1ブーム3に対する第2ブーム4の相対回動角度を検出する第2ブーム角度センサ12と、第2ブーム4に対するアーム5の相対回動角度を検出するアーム角度センサ13と、アーム5に対するバケット6の相対回動角度を検出するバケット角度センサ14とを備えている。これらの各角度センサ11〜14は、後述するようにフロント部材の姿勢を検出する姿勢検出手段の一部を構成している。
【0022】
フロント部材上には、あらかじめ複数のモニタポイントを設定してある。例えば、バケット6の刃先にはモニタポイントMP1を、バケット6の根本にはモニタポイントMP2を、アーム5の末端部にはモニタポイントMP3を、第2ブーム4の末端部にはモニタポイントMP4を設定してある。これらのモニタポイントMP1〜MP4は、フロント部材の姿勢によってはほぼ最も高い位置とみなしうる高さ位置に至るポイントである。また、上述した姿勢検出手段は、例えばこれらの複数のモニタポイントMP1〜Mp4の高さ位置を検出するものである。
【0023】
なお同図1において、16はフロント部材が衝合すると支障を生じる建造物などの障害物、17はフロント部材の侵入を禁止する禁止領域の境界を形成する仮想上の限界高さライン、Tは接地面15と限界高さライン17間の寸法である限界高さ、Lは後述するようにフロント部材が限界高さTに至ったときに、自動的に限界高さライン17から後退させるときの所定の下降量、18は限界高さライン17から下降量Lの位置に形成される仮想上の設定下降高さラインである。
【0024】
次に、上述のように構成される油圧ショベルに備えられる本実施形態のフロント制御装置について、図2,3により説明する。
【0025】
図2において、7〜10はそれぞれ第1ブームシリンダ、第2ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダで、また11〜14はそれぞれ第1ブーム角度センサ、第2ブーム角度センサ、アーム角度センサ、バケット角度センサで、これらは前述のものである。
【0026】
本実施形態では、シリンダ7〜10、及び旋回体2を旋回させる旋回モータ22に圧油を供給する主油圧ポンプ20と、この主油圧ポンプ20から吐出される圧油の圧力を設定する主リリーフ弁21の他、パイロット圧油を供給するパイロットポンプ28と、このパイロットポンプ28から吐出される圧油の圧力を設定するパイロットリリーフ弁29を備えている。
【0027】
また、主油圧ポンプ20からシリンダ7〜10、旋回モータ22に供給される圧油の流れをそれぞれ制御する第1ブーム用方向制御弁23、第2ブーム用方向制御弁24、アーム用方向制御弁25、バケット用方向制御弁26、旋回用方向制御弁27を備えている。上述した各方向制御弁23〜27のうち、方向制御弁23〜26は、フロント部材の駆動制御をおこなうフロント制御用方向制御弁を構成している。
【0028】
上述した方向制御弁23〜26は、例えば電気レバーを備えた操作装置の操作により、すなわちそれぞれ第1ブーム用操作装置38、第2ブーム用操作装置39、アーム用操作装置40、バケット用操作装置41の操作により作動するようになっており、また、旋回用方向制御弁27は、例えばパイロット操作式に形成された旋回用操作装置42の操作により作動するようになっている。
【0029】
パイロットポンプ28と、各方向制御弁23〜26のそれぞれの制御室とを連絡するパイロット管路には電磁比例減圧弁30〜37を設けてある。このうち、電磁比例減圧弁30,31は、第1ブーム用方向制御弁23を所定の一方向に、あるいはそれとは逆方向に作動させるパイロット圧を減圧し、電磁比例減圧弁32,33は、第2ブーム用方向制御弁24を所定の一方向に、あるいはそれとは逆方向に作動させるパイロット圧を減圧し、電磁比例減圧弁34,35は、アーム用方向制御弁25を所定の一方向に、あるいはそれとは逆方向に作動させるパイロット圧を減圧し、電磁比例減圧弁36,37は、バケット用方向制御弁26を所定の一方向に、あるいはそれとは逆方向に作動させるパイロット圧を減圧するものである。
【0030】
これらの電磁比例減圧弁30〜37のそれぞれは、駆動信号a1,a2,b1,b2,c1,c2,d1,d2に応じて作動するようになっている。
【0031】
図3にも示すように、本実施形態では、フロント部材の侵入を禁止する禁止領域の境界である限界位置、例えば前述した図1の限界高さTを設定する限界位置設定手段50と、限界高さTからフロント部材を後退させる所定距離を設定する離隔距離設定手段、すなわち前述した図1の下降量Lを設定する下降量設定手段51と、フロント部材を限界位置から所定距離離隔させる限界位置制御、すなわちフロント部材が限界高さTに至ったときに下降量Lだけ自動的に後退させる限界位置制御の実施を指令する限界位置制御指令手段52とを備えている。
【0032】
これらの限界位置設定手段50、下降量設定手段51、及び限界位置制御指令手段52のそれぞれは、例えば旋回体2の運転室内の運転席の近傍に設けてある。このうち限界位置制御指令手段52は、例えば図1にも示すようにアーム用操作装置40の電気レバーの握り部の頭部に装着され、スイッチ等により構成してある。
【0033】
また、本実施形態では、姿勢検出手段の一部を構成する前述した各角度センサ11〜14から出力される信号に基づき、フロント部材が前述した限界高さTから上方に向かって侵入することを阻止するように方向制御弁23〜26の駆動を制御する制御手段、すなわち制御ユニット70を備えている。
【0034】
この制御ユニット70は、入出力、演算、記憶、及び論理判断機能を有するもので、例えばマイクロコンピュータにより構成され、図3に示す各手段を内蔵している。
【0035】
すなわち、制御ユニット70は、第1ブーム操作装置38の操作量に相当する信号に基づいて第1ブームシリンダ7の目標操作量を演算する第1ブームシリンダ操作量演算手段53と、第2ブーム用操作装置39の操作量に相当する信号に基づいて第2ブームシリンダ8の目標操作量を演算する第2ブームシリンダ操作量演算手段54と、アーム用操作装置40の操作量に相当する信号に基づいてアームシリンダ9の目標操作量を演算するアームシリンダ操作量演算手段55と、バケット用操作装置41の操作量に相当する信号に基づいてバケットシリンダ10の目標操作量を演算するバケットシリンダ操作量演算手段56とを備えている。また、制御ユニット70は、前述した各角度センサ11〜14から出力される信号に基づいて、図1に示すモニタポイントMP1〜MP4の高さ位置を演算するとともに、それらの高さ位置のうちの最大高さと、その最大高さにあるモニタポイントを求めるモニタポイント高さ演算手段57を備えている。このモニタポイント高さ演算手段57と、前述した角度センサ11〜14とによって、フロント部材の姿勢を検出する姿勢検出手段が構成されている。
【0036】
また、制御ユニット70は、前述した限界位置設定手段50から出力された限界高さTを記憶する限界位置記憶手段58と、前述した下降量設定手段51から出力された下降量Lを記憶する下降量記憶手段59とを備えている。
【0037】
また、制御ユニット70は、姿勢検出手段で検出されたモニタポイントMP1〜MP4のうちの少なくとも1つの位置が限界高さTに至ったかどうか判定し、限界高さTに至ったと判定したとき、フロント部材を限界高さTから下降量Lだけ下降させて限界位置から離れる方向に動作させる自動操作手段63を含んでいる。
【0038】
この自動操作手段63は、モニタポイント高さ演算手段57で求めたモニタポイントの最大高さが、限界位置記憶手段58に記憶された限界高さTに至ったかどうか判定するとともに、限界位置制御指令手段の指令信号が入力されているかどうか判定し、これらの双方の判定結果に応じてフロント部材、例えばフロント部材に含まれる上述の最大高さに該当するモニタポイントを下降量Lだけ下降させる限界位置制御を実行するか否か決定する自動制御実行可否判定手段60と、この自動制御実行可否判定手段60で、モニタポイントの最大高さが限界高さTに至ったと判定され、しかも、限界位置制御指令手段52の指令信号が入力されていると判定されて上述の限界位置制御を実行する決定がおこなわれたとき、例えばバケット6上の所望の部位をほぼ同一の位置に保ちながら、一例としてはバケット6の全体を変位させない状態に保ちながら、最大高さのモニタポイントを下降量L、すなわち図1の設定下降高さライン18まで下げるための第1ブームシリンダ7、第2ブームシリンダ8、アームシリンダ9、バケットシリンダ10のそれぞれの操作量を算出するフロント駆動量算出手段61と、このフロント駆動量算出手段61で算出された駆動量に相当する駆動信号、及び前述した各操作量演算手段53〜56で算出された操作量に相当する駆動信号を、各方向制御弁23〜26を作動させるための駆動信号a1あるいはa2、b1あるいはb2、c1あるいはc2、d1あるいはd2として出力する出力手段62とを含んでいる。
【0039】
以下、このように構成した本実施形態における動作を図4も用いて説明する。
今、例えば図1に示すように当該油圧ショベルが障害物16の直下に配置された状況で、配管用の溝掘りなどの掘削作業が実施されるものとする。このような場合には、限界位置設定手段50が操作されて油圧ショベルの接地面15からの限界高さTが設定され、下降量設定手段51が操作されて限界高さTからの後退量すなわち下降量Lが設定されるとともに、限界位置制御の実行のために限界位置制御指令手段52が操作される。
【0040】
掘削作業に際して、第1ブーム用操作装置38、第2ブーム用操作装置39、アーム用操作装置40、及びバケット用操作装置41のうちの該当するものが操作されると、その操作信号が制御ユニット70に入力され、この制御ユニット70の第1ブームシリンダ操作量演算手段53、第2ブームシリンダ操作量演算手段54、アームシリンダ操作量演算手段55、バケットシリンダ操作量演算手段56のそれぞれで、操作信号の値に相当する目標操作量が演算され、その目標操作量に相当する駆動信号a1またはa2、b1またはb2、c1またはc2、d1またはd2が、出力手段62から図2に示す電磁比例減圧弁30〜37のうちの該当するものに出力される。
【0041】
これにより該当する電磁比例減圧弁30〜37が目標操作量に相当する開口量となるように駆動し、パイロットポンプ28の圧油が該当する電磁比例減圧弁30〜37を介して方向制御弁23〜26の該当する一方の制御室に与えられ、各方向制御弁23〜26を介して第1ブームシリンダ7、第2ブームシリンダ8、アームシリンダ9、バケットシリンダ10のそれぞれに供給され、これらのシリンダ7〜10が適宜伸縮し、第1ブーム3、第2ブーム4、アーム5、バケット6が回動し、所望の掘削作業が実施される。
【0042】
このような掘削作業の間、制御ユニット70は、図4に示すように、限界位置制御指令手段52から出力される信号、限界位置設定手段50から出力される信号(限界高さT)、下降量設定手段51から出力される信号(下降量L)、及び各角度センサ11〜14から出力される信号をそれぞれ入力する(手順S1)。
【0043】
次に、入力した限界位置設定手段50からの信号に基づき、限界位置記憶手段58は限界高さTを記憶し(手順S2)、入力した下降量設定手段51からの信号に基づき、下降量記憶手段59は下降量Lを記憶する(手順S3)。
【0044】
また、モニタポイント高さ演算手段57は、第1ブーム角度センサ11、第2ブーム角度センサ12、アーム角度センサ13、バケット角度センサ14から出力される信号に基づいて、図1に示す各モニタポイントMP1〜MP4の高さ位置を演算する。このときの演算は、フロント部材の軌跡制御などで一般に実施されている演算と同様の演算であるのでその説明を省略する。そして、このモニタポイント高さ演算手段57における演算結果から、最大高さと、最大高さに位置するモニタポイントとを求める(手順S4)。今、仮に図1に示すようにモニタポイントMP3が最大高さのモニタポイントであると求められたものとする。
【0045】
次に、自動操作手段63の自動制御実行可否判定手段60は、限界位置制御指令手段52からの指令信号が入力されているかどうかを判定する(手順S5)。今は、限界位置制御指令手段52が操作されていることから、この判定はイエスとなる。ここで限界位置記憶手段58から限界高さTが読み出され、この自動制御実行可否判定手段60において、手順S4で求められたモニタポイントMP3の高さが、限界高さT以上かどうか判定される(手順S7)。今、例えばフロント部材の姿勢が図1の二点鎖線で示す姿勢となっていて、限界高さT以上と判定される状態に至っているものとすると、限界位置制御を実施することが決定され、フロント駆動量算出手段61に下降量記憶手段59で記憶されている下降量Lが読み出され、このフロント駆動量算出手段61でモニタポイントMP3を図1に示す設定下降高さライン18まで下降させるために必要な第1ブームシリンダ7、第2ブームシリンダ8、アームシリンダ9、及びバケットシリンダ10のそれぞれの駆動量が算出される。このとき例えば、バケット6の高さ位置、及び形態を静止状態に保持したまま、モニタポイントMP3を設定下降高さライン18まで下降させる駆動量が算出される(手順S8)。
【0046】
次に、出力手段62からそれまで出力されていた各操作量演算手段53〜56で求められる操作量に相当する駆動信号に代えて、第1ブームシリンダ7、第2ブームシリンダ8、アームシリンダ9、及びバケットシリンダ10のそれぞれに、フロント駆動量算出手段61で求められた駆動量に相当する値の駆動信号a1あるいはa2、b1あるいはb2、c1あるいはc2、d1あるいはd2が出力される。
【0047】
これにより、図2に示す該当する電磁比例減圧弁30〜37が駆動し、前述したようにパイロットポンプ28の圧油が該当する電磁比例減圧弁30〜37を介して方向制御弁23〜26の該当する一方の制御室に与えられ、各方向制御弁23〜26を介して第1ブームシリンダ7、第2ブームシリンダ8、アームシリンダ9、バケットシリンダ10のそれぞれに供給され、これらのシリンダ7〜10が適宜伸縮し、フロント部材のうちの第1ブーム3、第2ブーム4、アーム5だけが、図1の破線で示す姿勢まで回動し、バケット6は変位することなく保持される。このようにして、モニタポイントMP3が限界高さTから下降量Lの位置、すなわち設定下降高さライン18まで自動的に後退するフロント自動制御、すなわち限界位置制御が実行される(手順S9)。
【0048】
モニタポイントMP3が設定下降高さライン18まで下降した後は、再び出力手段62から各操作量演算手段53〜56で求められる操作量に相当する駆動信号a1あるいはa2、b1あるいはb2、c1あるいはc2、d1あるいはd2が出力され、各操作装置38〜41の手動操作によるフロント部材の駆動が可能になる。
【0049】
なお、上述した手順S7において、自動制御実行可否判定手段60で最大高さのモニタポイントであるモニタポイントMP3の高さが限界高さTよりも低いものであると判定され、限界位置制御を実施しないことが決定されたときは、上述したフロント自動制御、すなわち限界位置制御は実行されない(手順S6)。したがって、各操作装置38〜41の手動操作に応じてフロント部材は回動する。
【0050】
また、限界位置制御指令手段52が操作されず、制御ユニット70にこの限界位置制御指令手段52からの指令信号が入力されていないときは、上述した手順S5の判定がノーとなり、このときも限界位置制御は実行されない(手順S6)。
【0051】
上述のように本実施形態によれば、フロント部材が禁止領域の境界である限界位置に至ると、最大高さにあるモニタポイントMP3を下降量設定手段51で設定した下降量Lだけ自動的に、限界高さライン17から後退させることができ、すなわち、フロント部材の全体を停止させることのない制御を実施することができ、何らオペレータの手を煩わせることなく限界位置制御を解除させることができ、優れた操作性が得られる。
【0052】
また、このようにフロント部材が限界位置に至ったときでもフロント部材が停止しないので、停止からのフロント部材の起動操作は不要であり、これにより作業能率の低下を防ぐことができる。
【0053】
また、フロント部材を限界位置から後退させるに際し、自動操作手段63は、バケット6の高さ位置、及び形態をほとんど変化させないようにしてフロント部材を回動させるので、バケット6を引き続きおこなわれる掘削作業等に都合のよい状態に保つことができ、作業能率の向上に貢献する。
【0054】
なお、上記実施形態では、自動操作手段63は、フロント部材を限界位置から後退させるに際し、バケット6の全体をほぼ同一の位置に保つ制御を実施するが、このように制御することに代えて、バケット6の特定の部位、例えば図1に示すバケット角度センサ14の装着されている部位だけをほぼ同一の位置に保つ制御を実施するようにしてもよい
【0055】
また、上記実施形態では、モニタポイントMP1〜MP4の高さ位置を求めることによってフロント部材の高さに係る限界位置制御を実施させたが、本発明は、このように高さに係る限界位置制御を実施することには限られず、接地面15より下方の深さに係る限界位置制御を実施するようにしてもよく、また、フロント部材の前方に立設する壁面とか、旋回体2の左右側に位置する障害物に係る限界位置制御などを実施するようにしてもよい。
【0056】
また、上記実施形態では、モニタポイントをフロント部材に4つ設けたが、限界位置制御が実施される際の周囲環境などを考慮してより多くのモニタポイントを設け、それらの多くのモニタポイントを介して所望の限界位置制御を実施するようにしてもよい。
【0057】
また、上記実施形態では、自動制御実行可否判定手段60によりモニタポイントMP1〜MP4の高さが限界高さTに至ったかどうかを判定して、限界位置制御を実行するか否かを決定するようにしているが、本発明は、これに限られず、自動制御実行可否判定手段60を、モニタポイントMP1〜MP4の周辺のフロント部材の特定の部位の高さが限界高さTに至ったかどうかを判定することにより、限界位置制御を実行するか否かを決定するものであってもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上のように構成したことにより、本発明の各請求項に係る発明によれば、侵入禁止領域の境界である限界位置にフロント部材が至ったとき、フロント部材が限界位置から自動的に後退し、このフロント部材の全体を停止させることのない制御をおこなうことができ、何らオペレータの手を煩わせることなく限界位置制御を解除させることができ、従来に比べて優れた操作性が得られる。また、このようにフロント部材が限界位置に至ったときでもフロント部材が停止しないので、フロント部材の停止からの起動操作は不要であり、これにより作業能率の低下を防ぐことができる。また特に、フロント部材を限界位置から後退させる間も、作業具の位置をフロント部材が限界位置に至ったときの位置に保つことができ、当該作業具を引き続きおこなわれる作業に都合のよい状態に保つことができ、この点でも作業能率の向上に貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械のフロント制御装置の一実施形態が適用される油圧ショベルの側面図である。
【図2】本発明の一実施形態の全体構成を示す回路図である。
【図3】図2に示す一実施形態に備えられる制御ユニットを示すブロック図である。
【図4】図3に示す制御ユニットにおける処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 走行体
2 旋回体
3 第1ブーム(フロント部材)
4 第2ブーム(フロント部材)
5 アーム(フロント部材)
6 バケット(フロント部材)
7 第1ブームシリンダ(フロント駆動用油圧シリンダ)
8 第2ブームシリンダ(フロント駆動用油圧シリンダ)
9 アームシリンダ(フロント駆動用油圧シリンダ)
10 バケットシリンダ(フロント駆動用油圧シリンダ)
11 第1ブーム角度センサ(姿勢検出手段)
12 第2ブーム角度センサ(姿勢検出手段)
13 アーム角度センサ(姿勢検出手段)
14 バケット角度センサ(姿勢検出手段)
15 接地面
16 障害物
17 限界高さライン
18 設定下降高さライン
20 主油圧ポンプ
21 主リリーフ弁
22 旋回モータ
23 第1ブーム用方向制御弁(フロント制御用方向制御弁)
24 第2ブーム用方向制御弁(フロント制御用方向制御弁)
25 アーム用方向制御弁(フロント制御用方向制御弁)
26 バケット用方向制御弁(フロント制御用方向制御弁)
27 旋回用方向制御弁
28 パイロットポンプ
29 パイロットリリーフ弁
30 電磁比例減圧弁
31 電磁比例減圧弁
32 電磁比例減圧弁
33 電磁比例減圧弁
34 電磁比例減圧弁
35 電磁比例減圧弁
36 電磁比例減圧弁
37 電磁比例減圧弁
38 第1ブーム用操作装置
39 第2ブーム用操作装置
40 アーム用操作装置
41 バケット用操作装置
42 旋回用操作装置
50 限界位置設定手段
51 下降量設定手段(離隔距離設定手段)
52 限界位置制御指令手段
53 第1ブームシリンダ操作量演算手段
54 第2ブームシリンダ操作量演算手段
55 アームシリンダ操作量演算手段
56 バケットシリンダ操作量演算手段
57 モニタポイント高さ演算手段(姿勢検出手段)
58 限界位置記憶手段
59 下降量記憶手段
60 自動制御実行可否判定手段
61 フロント駆動量算出手段
62 出力手段
63 自動操作手段
70 制御ユニット(制御手段)
T 限界高さ
L 下降量
MP1〜MP4 モニタポイント

Claims (4)

  1. 多関節のフロント部材を駆動するフロント駆動用油圧シリンダと、このフロント駆動用油圧シリンダに供給される圧油の流れを制御するフロント制御用方向制御弁と、上記フロント部材の姿勢を検出する姿勢検出手段と、上記フロント部材の侵入を禁止する禁止領域の境界である限界位置を設定する限界位置設定手段と、上記姿勢検出手段から出力される検出信号に基づき上記フロント部材の上記限界位置から上記禁止領域への侵入を阻止するように上記フロント制御用方向制御弁の駆動を制御する制御手段とを備えた建設機械のフロント制御装置において、
    上記姿勢検出手段が、上記フロント部材上にあらかじめ設定した複数のモニタポイントの位置をそれぞれ検出するものであるとともに、
    上記制御手段が、上記姿勢検出手段で検出された上記モニタポイントのうちの少なくとも1つの位置が、上記限界位置設定手段で設定された上記限界位置に至ったかどうか判定し、上記限界位置に至ったと判定したとき、上記フロント部材を上記限界位置から離れる方向に動作させる自動操作手段を含み、
    上記フロント部材が、先端部に作業具を有するとともに、上記制御手段の自動操作手段は、上記姿勢検出手段で検出された上記モニタポイントのうちの少なくとも1つの位置が、上記限界位置設定手段で設定された上記限界位置に至ったと判定したとき、上記作業具上の所定の部位をほぼ同一の位置に保ちながら、上記フロント部材を上記限界位置から離れる方向に動作させることを特徴とする建設機械のフロント制御装置。
  2. 上記自動操作手段は、上記限界位置に至ったと判定したとき、上記フロント部材を上記限界位置から所定距離離隔させることを特徴とする請求項1記載の建設機械のフロント制御装置。
  3. 上記制御手段の上記自動操作手段の作動を指令する限界位置制御指令手段と、
    上記所定距離を設定する離隔距離設定手段とを備え、
    上記自動操作手段が、
    上記姿勢検出手段によって検出された上記モニタポイントのうちの少なくとも1つの位置が上記限界位置設定手段で設定された上記限界位置に至ったかどうか判定するとともに、上記限界位置制御指令手段の指令信号が入力されているかどうか判定し、これらの双方の判定結果に応じて上記フロント部材を上記限界位置から所定距離離隔させる限界位置制御を実行するか否か決定する自動制御実行可否判定手段と、
    この自動制御実行可否判定手段で、限界位置に至ったと判定され、しかも、限界位置制御指令手段の指令信号が入力されていると判定されて上記限界位置制御を実行する決定がおこなわれたとき、上記離隔距離設定手段により設定される上記所定距離に相当する上記フロント部材の駆動量を算出するフロント駆動算出手段と、
    このフロント駆動量算出手段で算出された駆動量に相当する駆動信号を、上記フロント制御用方向制御弁を作動させる信号として出力する出力手段とを含むことを特徴とする請求項2に記載の建設機械のフロント制御装置。
  4. 建設機械が油圧ショベルであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の建設機械のフロント制御装置。
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