JP3122927B2 - 基板取付型コネクタ - Google Patents

基板取付型コネクタ

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JP3122927B2
JP3122927B2 JP07322787A JP32278795A JP3122927B2 JP 3122927 B2 JP3122927 B2 JP 3122927B2 JP 07322787 A JP07322787 A JP 07322787A JP 32278795 A JP32278795 A JP 32278795A JP 3122927 B2 JP3122927 B2 JP 3122927B2
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秀之 西岡
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中心導体部が電子
機器等の基板に半田付けするために外部導体部から突出
した基板取付型コネクタに関し、特に、そのグランド接
続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の基板取付型コネクタで
は、コネクタの外部導体部を基板に直接半田付するか、
あるいはコネクタと基板の接触あるいはラグをはさむこ
とによってグランドをとることが多い。
【0003】図5(a)、および(b)は、後者の場合
の構成を示す断面図、およびその構成部品であるラグを
示す図である。図5(a)において、コネクタ41は電
子機器等の筐体42に取り付けられており、コネクタ4
1の中心導体部はその周囲の外部導体部43の端部から
突出して半田付部44が形成されている。半田付部44
は、プリント基板50のストリップ線路などの配線(図
示せず)に直接半田付接続されている。コネクタ41の
外部導体部43の外周には図5(b)に示されるような
リング状のラグ45が嵌め込まれており、その両側から
ワッシャ46およびナット47により外部導体部43に
固定され、電気的に接続されている。そして、ラグ45
の半田付穴48にはグランド用リード線49の一端が半
田付され、他端はプリント基板50のグランドライン
(図示せず)に半田付接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の基
板取付型コネクタは、外部導体部43の基板グランドラ
インへの接地を、外部導体部43の外周に嵌め込まれた
リング状のラグ45により行っているため、ラグ45の
外部導体部43の外周への固定、電気的接続のための構
造としてワッシャ46およびナット47などのように複
雑な構造を要するとともに、外部導体部33とリング状
のラグ45との電気的な接続を両者の機械的な接触によ
り行っているため、常に良好な接続状態が得られず、使
用状態によって不安定となる欠点があった。
【0005】本発明の課題は、簡単な接続方法により基
板のグランドラインに対して常に良好な接続状態が得ら
れる基板取付型コネクタを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、長手方
向を有する中心導体部と、前記中心導体部を取り囲む外
部導体部とを有し、前記中心導体部は、基板に半田付け
するために前記外部導体部から長手方向に突出する半田
付部を備えた基板取付型コネクタにおいて、前記外部導
体部は、筒状を呈し、かつ前記半田付部と平行に突出す
るように固着されたグランド片を備えており、前記グラ
ンド片は、前記外部導体部とは別体の筒状部材を該外部
導体部の筒内周に圧入固着し、さらに該筒状部材には基
板の厚さ分を避けるための切欠部を前記半田付部の両側
に位置するように予め形成して構成されていることを特
徴とする基板取付型コネクタが得られる。
【0007】
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態による基板取付型コネクタを説明する。尚、
本発明の実際の実施の形態は実施の形態2であり、実施
の形態1は、本発明の理解を助けるための参考例として
記載するものである。
【0010】[実施の形態1]図1は本発明の実施の形
態1による基板取付型コネクタの構造図であり、(a)
は一部切欠断面図、(b)は図1(a)に示すコネクタ
を矢印Cで示す方向に見た正面図である。図1(a)お
よび(b)において、本基板取付型コネクタ11は長手
方向(図中、左右方向)を有する棒状の中心導体部12
と、中心導体部12を取り囲む円筒状の外部導体部13
とを有している。中心導体部12と外部導体部13との
間は、円筒状の絶縁部材が介在することで電気的に絶縁
されている。中心導体部12は延長され、基板に半田付
けするために外部導体部13から突出した半田付部14
を備えている。
【0011】さらに、外部導体部13は、中心導体部1
2の半田付部14と平行に外部導体部13自体から突出
するように固着された、ピン状を呈するグランド片とし
てのグランドピン15、16を備えている。グランドピ
ン15、16は、図1(b)に示すように半田付部14
の両側にて対向しており、半田付部14と共に直線上に
配列されている。グランドピン15、16はそれぞれ外
部導体部13の端部に形成された溝部に圧入、固着され
ている。
【0012】図2は、図1(a)および(b)に示す基
板取付型コネクタを、プリント配線基板に取り付けた状
態を示す平面図である。プリント配線基板21の端部に
形成された切り込み部22には、印刷配線されたストリ
ップライン23の端部が延長されている。ストリップラ
イン23は、中心導体ストリップ24と、その両側に平
行に配置されたグランドラインである外部導体ストリッ
プ25、26とにより構成されている。
【0013】図1(a)および(b)に示した基板取付
型コネクタ11は、その本体部分がプリント配線基板2
1の端部に形成された切り込み部22へ入り込むように
配置され、その半田付部14およびグランドピン15、
16がストリップライン23を構成する中心導体ストリ
ップ24および外部導体ストリップ25、26にそれぞ
れ直接半田付して固定される。
【0014】このように、本発明の実施の形態1による
基板取付型コネクタ11は、半田付部14ならびにグラ
ンドピン15および16の3本でもってプリント配線基
板21に対して固定され、特にグランドピン15および
16が半田付部14の両側に配されているので、プリン
ト配線基板21に対して確実に固定される。また、グラ
ンドピン15および16が半田付部14の両側に配され
ていると共に、プリント配線基板21では外部導体スト
リップ25および26が中心導体ストリップ24の両側
に形成されているので、基板上の回路からコネクタまで
の全体においてシールド性に優れている。
【0015】[実施の形態2]図3は本発明の実施の形
態2による基板取付型コネクタの構造図であり、(a)
は一部切欠断面図、(b)は図1(a)に示すコネクタ
を矢印Cで示す方向に見た正面図である。図3(a)お
よび(b)において、本基板取付型コネクタ11′は実
施の形態1と同様に長手方向(図中、左右方向)を有す
る棒状の中心導体部12′と、中心導体部12′を取り
囲む円筒状の外部導体部13′とを有している。中心導
体部12′と外部導体部13′との間は、円筒状の絶縁
部材が介在することで電気的に絶縁されている。中心導
体部12′は延長され、基板に半田付けするために外部
導体部13′から突出した半田付部14′を備えてい
る。
【0016】さらに、外部導体部13′は、中心導体部
12′の半田付部14′と平行に外部導体部13′自体
から突出するように固着された、円筒状を呈するグラン
ド片としてのグランドスリーブ31を備えている。グラ
ンドスリーブ31は、図1(b)に示すごとく、半田付
部14′を取り囲むよう外部導体部13′の内側に圧
入、固着されている。グランドスリーブ31には、基板
の厚さ分(基本的に、グランドパターンの厚さ分をも含
む)を避けるような切欠部32、33が形成されてい
る。尚、切欠部32、33の切り欠き深さ寸法は、図3
(a)および(b)には示されていないが、中心導体部
12′の半田付部14′の長さ寸法よりも僅かに深い程
度である。
【0017】図4は、図3(a)および(b)に示す基
板取付型コネクタを、プリント配線基板に取り付けた状
態を示す断面図である。プリント配線基板21′は、図
示はしないが、図2の実施の形態1におけるプリント配
線基板21と同様に、その端部には切り込み部が形成さ
れており、表面にて印刷配線されたストリップライン
(中心導体ストリップ24′と、その両側に平行に配置
されたグランドラインである外部導体ストリップ2
5′、26′)が延びている。さらに、プリント配線基
板21′の裏面には、グランドパターン27が形成され
ている。
【0018】図3(a)および(b)に示した基板取付
型コネクタ11′は、その本体部分がプリント配線基板
21′の端部に形成された切り込み部へ入り込むように
配置される。そして、半田付部14′およびグランドス
リーブ31の切欠部32、33を規定する各一方の面
が、プリント配線基板21′表面の中心導体ストリップ
24′および外部導体ストリップ25′、26′に、そ
れぞれ直接半田付して固定される。これと共に、グラン
ドスリーブ31の切欠部32、33を規定する各他方の
面が、プリント配線基板21′裏面のグランドパターン
27に直接半田付して固定される。
【0019】このように、本発明の実施の形態2による
基板取付型コネクタ11′は、半田付部14′ならびに
グランドスリーブ31でもってプリント配線基板21′
に対して固定され、特にグランドスリーブ31が半田付
部14′を取り囲むように配されているので、プリント
配線基板21′に対して確実に固定される。また、グラ
ンドスリーブ31が半田付部14′を取り囲むように配
されていると共に、プリント配線基板21′では外部導
体ストリップ25′および26′とグランドパターン2
7とが中心導体ストリップ24′を取り囲むように形成
されているので、基板上の回路からコネクタまでの全体
においてシールド性に優れている。
【0020】
【発明の効果】本発明による基板取付型コネクタは、外
部導体部が半田付部と平行に突出するように固着された
グランド片を備えているため、簡単な接続方法により基
板のグランドラインに対して常に良好な接続状態が得ら
れる。即ち、外部導体部の接地をその中心導体部の接続
と同様にプリント配線基板のグランドラインに半田付に
より容易に接続固定できる。また、プリント配線基板と
の接続が機械的にも電気的にも安定し、相手側コネクタ
を挿抜することによる負担がかかっても、破損や接触不
良を起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による基板取付型コネク
タの構造図であり、(a)は一部切欠断面図、(b)は
(a)に示すコネクタを矢印Cで示す方向に見た正面図
である。
【図2】図1に示す基板取付型コネクタをプリント配線
基板に取り付けた状態を示す平面図である。
【図3】本発明の実施の形態2による基板取付型コネク
タの構造図であり、(a)は一部切欠断面図、(b)は
(a)に示すコネクタを矢印Cで示す方向に見た正面図
である。
【図4】図3に示す基板取付型コネクタをプリント配線
基板に取り付けた状態を示す断面図である。
【図5】従来例による基板取付型コネクタの構造図であ
り、(a)は一部切欠断面図、(b)はその構成部品の
一つを示す平面図である。
【符号の説明】
11、11′ 基板取付型コネクタ 12、12′ 中心導体部 13、13′ 外部導体部 14、14′ 半田付部 15、16 グランドピン 31 グランドスリーブ 32、33 切欠部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−283130(JP,A) 特開 平4−319274(JP,A) 実開 平6−11282(JP,U) 実開 昭50−53689(JP,U) 実開 平1−79274(JP,U) 実公 昭51−32933(JP,Y1) 特表 平5−506745(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/04 - 12/06 H01R 24/02 - 24/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向を有する中心導体部と、前記中
    心導体部を取り囲む外部導体部とを有し、前記中心導体
    部は、基板に半田付けするために前記外部導体部から長
    手方向に突出する半田付部を備えた基板取付型コネクタ
    において、前記外部導体部は、筒状を呈し、かつ前記半
    田付部と平行に突出するように固着されたグランド片を
    備えており、前記グランド片は、前記外部導体部とは別
    体の筒状部材を該外部導体部の筒内周に圧入固着し、さ
    らに該筒状部材には基板の厚さ分を避けるための切欠部
    を前記半田付部の両側に位置するように予め形成して構
    成されていることを特徴とする基板取付型コネクタ。
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