JP3121223B2 - 鉄筋の組立・配筋装置 - Google Patents

鉄筋の組立・配筋装置

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JP3121223B2
JP3121223B2 JP07026198A JP2619895A JP3121223B2 JP 3121223 B2 JP3121223 B2 JP 3121223B2 JP 07026198 A JP07026198 A JP 07026198A JP 2619895 A JP2619895 A JP 2619895A JP 3121223 B2 JP3121223 B2 JP 3121223B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路トンネル等の大断
面のトンネル工事において、二次巻覆工における鉄筋の
組立、配筋を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の組立・配筋装置は存在せ
ず、トンネル工事において覆工コンクリート中に鉄筋を
入れる場合には、例えば図11に示すように、トンネル
41内に敷設されたトンネル方向のレール(図示せず)
上を走行可能な作業台車42を使用し、この作業台車2
上に5〜8名の作業員が乗って、主筋43aと配力筋4
3bからなるメッシュ状の鉄筋43の組立、配筋及び結
束等が行われている。図11において44は鉄筋43を
入れた覆工コンクリートである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
鉄筋の組立、配筋作業は、煩雑かつ重労働であると共
に、全て人力で行われているため、多数の作業員を必要
とする不具合がある。又、作業台車がトンネル工事用車
両の通行等を阻害するため、道路トンネル等の大断面の
トンネル工事には、適さないという不具合がある。そこ
で、本発明は、大断面のトンネル工事に好適である一
方、トンネル内における鉄筋の組立、配筋作業の容易
化、軽労力化及び省力化をなし得る鉄筋の組立・配筋装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の鉄筋の組立・配筋装置は、内側を車
両の通行や風管の挿通が可能な門形を呈してトンネル方
向へ延びかつトンネル内トンネル方向へ走行可能な走行
架台と、トンネル内周面より小径の半円の弧状を呈し、
トンネル内周面に沿うようにしかつトンネル方向へ離隔
して上記走行架台の後端部に取り付けられた2つのガイ
ドレールと、両ガイドレールにその外周に沿って走行可
能に装着された走行台と、トンネル方向へ延びる直線状
を呈し、上記走行台上に装着した昇降手段によりトンネ
ル内周面に進退可能に設けられ、多数の主筋を所要位置
に支持する平行な2つの主筋ゲージと、トンネル内周面
に沿った円弧状を呈し、トンネル方向へ離隔して上記両
主筋ゲージに跨がって取り付けられ、多数のアウト側配
力筋を所要位置に支持する2つのアウト側配力筋ゲージ
と、トンネル内周面に沿った円弧状を呈し、トンネル方
向へ離隔しかつ上記アウト側配力筋ゲージの支持位置よ
りもアウト側又はイン側へ移動可能にして前記両主筋ゲ
ージに跨がって取り付けられ、多数のイン側配力筋を所
要位置に支持する2つのイン側配力筋ゲージとを備える
ことを特徴とする。前記昇降手順は、パンタグラフと伸
縮シリンダーからなる複数のパンタグラフ式伸縮装置で
あることが好ましい。第2の鉄筋の組立・配筋装置は、
第1のものにおいて、前記走行架台の前端部に昇降可能
に装着された鉄筋リフターと、鉄筋リフターに搭載さ
れ、走行架台の上部に設けたレール上をトンネル方向へ
走行可能な鉄筋搬入台車と、走行架台の前端上部にトン
ネル方向へ出し入れ可能に装着され、鉄筋を吊り上げて
上記鉄筋搬入台車上に載置するスライドクレーンとを備
えることを特徴とする。第3の鉄筋の組立・配筋装置
は、第2のものにおいて、前記走行架台の前端部付近の
上部に装着され、前記鉄筋搬入台車から移載された配力
筋を載置すると共に、昇降かつ回転可能な配力筋回転装
置を備えることを特徴とする。第4の鉄筋の組立・配筋
装置は、第3のものにおいて、前記主筋ゲージ間に位置
して走行架台上部に昇降可能に装着され、配力筋をトン
ネル方向へ移動可能に支持する複数の配力筋案内ローラ
ーを備えることを特徴とする。又、第5の鉄筋の組立・
配筋装置は、第1,第2,第3又は第4のものにおい
て、前記走行架台の上部に設けた階段状の固定足場と、
走行架台の後端両側の中段及び下段にそれぞれ設けた伸
縮可能なスライド足場とを備えることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明の第1の鉄筋の組立・配筋装置において
は、走行架台の内側を車両の通行等が可能となる一方、
走行架台のゲージ上で鉄筋の組み立てが可能となり、か
つ組み立てられたメッシュ状の鉄筋がトンネル内周面の
所要位置への機械的な配筋が可能となる。第2の鉄筋の
組立・配筋装置においては、第1のものの作用の他、走
行架台上への鉄筋の搬入が機械的に行われる。第3の鉄
筋の組立・配筋装置においては、第2のものの作用の
他、走行架台上へ搬入された配力筋が上昇、回転され
る。第4の鉄筋の組立・配筋装置においては、第3のも
のの作用の他、上昇、回転された配力筋がゲージ方向へ
案内移動される。又、第5の鉄筋の組立・配筋装置にお
いては、第1,第2,第3又は第4のものの作用の他、
走行架台上の各位置に足場が確保される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1,図2は本発明の鉄筋の組立・配筋装
置の一実施例を示す側面図、図1におけるII−II線断面
図である。図中1は道路トンネル等の大断面のトンネル
2内においてトンネル方向2aへ延びる走行架台で、こ
の走行架台1は、H形鋼等を適宜に組み合わせることに
より、その内側をトンネル工事用車両3の通行や風管4
の挿通が可能な門形を呈しており、トンネル2の床面2
bに敷設したレール5上を両側下部の車両6によりトン
ネル方向2aへ走行可能に設けられている。なお、走行
架台1は、レール5上を走行可能とする場合に限らず、
両側下部に設けたゴム車輪によりトンネル2の床面2b
を直に走行可能としてもよい。又、風管4は、走行架台
1の内側上部に挿通させる場合に限らず、走行架台1の
外側下部に挿通させるようにしてもよい(図7参照)。
走行架台1の進行方向1aの後端部(図1においては左
端部)には、トンネル内周面2cより適宜小径の半円の
弧状を呈する2つのガイドレール7が、トンネル内周面
2cに沿うようにし、かつトンネル方向2aへ適宜に離
隔して取り付けられている。両ガイドレール7は、H形
鋼からなるもので、その外周には、適宜に張設されたチ
ェンを収容するため、チャンネル材からなるチェンガイ
ド(共に図示せず)が装着されている。そして、両ガイ
ドレール7には、方形の走行台8が、各隅部に装着した
ローラー9をガイドレール7の側面に転動自在に係合さ
せ、かつ走行台8に搭載した同期駆動される2台の駆動
装置10のスプロケットを上記チェンと噛合させること
により、ガイドレール7の外周に沿って走行可能に設け
られている。
【0007】走行台8上には、図1〜図6に示すよう
に、トンネル幅方向2dへ離隔され、かつトンネル方向
2aへ延びる直線状の平行な2つのガイド部材11が、
走行架台8の4隅部に装着した昇降手段としてのパンタ
グラフ12a及び伸縮シリンダー12bからなるパンタ
グラフ式伸縮装置12により、トンネル内周面2cに対
して進退可能に設けられている。両ガイド部材11に
は、T形鋼からなる直線状の主筋ゲージ13がそのフラ
ンジを介して移動可能に係合されている一方、主筋ゲー
ジ13は、その下方に平行に配設され、かつ主筋ゲージ
13とガイド部材11を連結するゲージガイドシリンダ
ー14により、長手方向へ微小移動可能に設けられてい
る。そして、両主筋ゲージ13のウエブの上縁には、主
筋を支持する多数の主筋セット溝13aがトンネル方向
2aへ所要間隔で設けられている。両主筋ゲージ13に
は、T形鋼からなり、トンネル内周面2cに沿った円弧
状を呈する2つのアウト側配力筋ゲージ15が、トンネ
ル方向2aへ適宜に離隔して両主筋ゲージ13に跨がっ
て取り付けられており、両アウト側配力筋ゲージ15の
ウエブの上縁には、アウト側配力筋を支持する多数の配
力筋セット溝15aがトンネル内周面2cに沿って所要
間隔で設けられている。又、両主筋ゲージ13には、T
形鋼からなり、トンネル内周面2cに沿った円弧状を呈
する2つのイン側配力筋ゲージ16が、イン・アウト切
換シリンダー17によってアウト側配力筋ゲージ15の
支持位置よりもアウト側又はイン側へ移動可能になし
て、各アウト側配力筋ゲージ15の近傍において両主筋
ゲージ13に跨がって取り付けられている。そして、両
イン側配力筋ゲージ16のウエブの上縁には、イン側配
力筋を支持する多数の配力筋セット溝16aがトンネル
内周面2cに沿って所要間隔で設けられている。
【0008】走行架台1の進行方向1aの前端部には、
図1,図7〜図9に示すように、後述する束状の鉄筋M
を走行架台1上に上昇させる鉄筋リフター18が備えら
れている。鉄筋リフター18は、走行架台1の前端両側
部に垂直に付設したH形鋼からなるガイドレール19
と、両ガイドレール19に複数のローラー20を介して
昇降可能に係合された門形をなし、かつ進行方向1a前
方へ突出した台車搭載アーム21aを有するリフトフレ
ーム21と、リフトフレーム21を昇降する電気チェン
ブロック22とから構成されている。鉄筋リフター18
の台車搭載アーム21a上には、図1,図2,図7,図
8に示すように、主筋M1 及び配力筋M2 を載置する自
走式の鉄筋搬入台車23が搭載されており、この鉄筋搬
入台車23は、走行架台1の両側上部にその全長に亘っ
て敷設したレール1b上をトンネル方向2aに走行可能
に設けられている。又、走行架台1の前端上部には、ト
ンネル2の床面2bに置かれた主筋M1 や配力筋M2
鉄筋Mを前記鉄筋搬入台車23に載置するスライドクレ
ーン2が備えられている。スライドクレーン24は、走
行架台1の前端中央上部にトンネル方向2aへ出し入れ
可能に装着されたビーム25と、ビーム25の先端に装
着されたホイスト26とから構成されている。
【0009】一方、走行架台1の前端部付近の上部に
は、図1,図10に示すように、前記鉄筋搬入台車23
から移動された配力筋M2 を水平に載置すると共に、そ
の取り出し及び組み立てを容易にするため、昇降かつ回
転可能な配力筋回転装置27が装着されている。そし
て、走行架台1の後端上部には、図1,図2に示すよう
に、上記配力筋回転装置27から取り出される配力筋M
2 の移動を容易にする複数の配力筋案内ローラ28が、
トンネル方向2aへ適宜に離隔され、かつ前記主筋ゲー
ジ13間に位置して昇降可能に装着されている。又、走
行架台1の上部には、図1,図2に示すように、鉄筋M
を組み立てる作業員の作業性や安全を確保するため、両
側に向って階段状をなす多数の固定足場29が設けられ
ており、かつ走行架台1の後端両側の中段及び下段に
は、トンネル内周面2cに向って伸縮可能なスライド足
場30がそれぞれ設けられている。
【0010】上記構成の鉄筋の組立・配筋装置を用いて
二次巻覆工に用いるメッシュ状の鉄筋を組み立て、かつ
トンネル2のトンネル内周面2cに配筋するには、先
ず、図1に示すように、各ゲージ13,15,16が施
工位置に位置するように走行架台1を走行させた後、ス
ライドクレーン24によりトンネル2の床面2bに置か
れた、アウト側の主筋M、及び配力筋M2 である束状の
鉄筋Mを吊り上げ、かつ鉄筋搬入台車23の上方へ引き
込んでからその上に載せる。次いで、鉄筋リフター18
を上昇させ、鉄筋搬入台車23を走行架台1のレール1
b上を走行させて、走行架台1の進行方向1aと直角を
なす方向に回転された配力筋回転装置27近傍まで移動
して配力筋M2 を移載する。そして、鉄筋搬入台車23
を一旦鉄筋リフター18上へ後退させた後、各配力筋案
内ローラー28をアウト側配力筋ゲージ15よりも適宜
上方へ上昇させる一方、配力筋回転装置27を上記配力
筋案内ローラー28と同等の高さまで上昇させ、かつ9
0°回転させて配力筋M2 を走行架台1の走行方向1a
と同方向とする。そして、結束を解いた配力筋M2 を1
本ずつ配力筋案内ローラー28上を移動させてアウト側
配力筋ゲージ15のところまで移動し、前後のアウト側
配力筋ゲージ15の配力筋セット溝15aにセットす
る。アウト側の配力筋M2 のセットが終了したら、配力
筋回転装置27を下降させ、かつ90°回転させ、しか
る後、鉄筋搬入台車23を走行させて主筋ゲージ13の
後端部付近に移動する。そして、結束を解いたアウト側
の主筋M1 を1本ずつ各アウト側の配力筋M2 上に載せ
て両側の主筋ゲージ13の主筋セット溝13aにセット
しながら、鉄筋搬入台車23を後退させる。アウト側の
主筋M1 のセットが終了したら、鉄筋搬入台車23を鉄
筋リフター18上へ後退させ、かつ鉄筋リフター18を
下降させてから、スライドクレーン24によりイン側の
主筋M1 及び配力筋M2 を載せ、鉄筋リフター18を再
度走行架台1の上部まで上昇させておく。次いで、アウ
ト側の主筋M1 と配力筋M2 を作業員(図示せず)が固
定足場29上に立って結束してメッシュ状の鉄筋とした
後、パンタグラフ式伸縮装置12を伸長作動させて、あ
るいは走行台8をガイドレール7の外周に沿って走行さ
せてトンネル内周面、2cの所要位置まで移動してから
パンタグラフ式伸縮装置12を伸長作動させ、作業員が
固定足場あるいは伸長されたスライド足場30上に立っ
て、予めトンネル2の内壁に埋め込まれている鉄筋にメ
ッシュ状の鉄筋を結束する。そして、鉄筋搬入台車によ
るアウト側の鉄筋Mの搬入、その配力筋M2 及び主筋M
2 のアウト側配力筋ゲージ15及び主筋ゲージ13への
セット、それらを結束したメッシュ状の鉄筋の形成、及
びそのトンネル内周面2cへのセットを繰り返すとアウ
ト側のメッシュ状の鉄筋のセットが完了する。次に、イ
ン側のメッシュ状の鉄筋のセットが行われるが、これ
は、イン側配力筋ゲージ16をイン・アウト切換シリン
ダー17の伸長作動によりアウト側配力筋ゲージ15よ
り適宜上方へ上昇させた状態とすることを除き、アウト
側のメッシュ状の鉄筋のセットと同様に行われるもので
ある。なお、トンネル内周面2cに対するイン側とアウ
ト側のメッシュ状の鉄筋のセットに際し、トンネル方向
2aへの微小移動が必要な場合には、ゲージスライドシ
リンダー14を適宜に伸縮作動させ、主筋ゲージ13を
アウト側及びイン側配力筋ゲージ15,16と共に移動
させる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の鉄
筋の組立・配筋装置によれば、走行架台の内側を車輌の
通行等が可能となるので、大断面のトンネル工事に好適
である一方、走行架台のゲージ上で鉄筋の組み立てが可
能となり、かつ組み立てられたメッシュ状の鉄筋がトン
ネル内周面の所要位置への機械的な配筋が可能となるの
で、従来のようにトンネル内周面に対するメッシュ状の
鉄筋の組立、配筋の全てを人力で行う必要がなくなり、
トンネル内における鉄筋の組立、配筋作業の容易化、軽
労力化及び省力化を図ることができる。第2の鉄筋の組
立・配筋装置によれば、第1のものの作用効果の他、走
行架台上への鉄筋の搬入が機械的に行われるので、一層
の軽労力化等を図ることができる。第3の鉄筋の組立・
配筋装置によれば、第2のものの作用効果の他、走行架
台上へ搬入された配力筋が上昇、回転されるので、走行
架台上での配力筋の取り扱いを容易に行うことができ
る。第4の鉄筋の組立・配筋装置によれば、第3のもの
の作用効果の他、上昇、回転された配力筋がゲージ方向
へ案内移動されるので、配力筋のゲージ方向への移動を
容易に行うことができる。又、第5の鉄筋の組立・配筋
装置によれば、第1,第2,第3又は第4のものの作用
効果の他、走行架台上の各位置に足場が確保されるの
で、作業員の作業性を高め、かつ安全を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鉄筋の組立・配筋装置の一実施例を示
す側面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1の鉄筋の組立・配筋装置におけるゲージの
平面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線矢視図である。
【図5】図3におけるV−V線断面図である。
【図6】図3におけるVI−VI線断面図で、左半分が上昇
状態を、右半分が下降状態を示すものである。
【図7】図1における VII−VII 線半截断面図である。
【図8】図1の鉄筋の組立・配筋装置における鉄筋リフ
ターの正面図である。
【図9】図8の鉄筋リフターの側面図である。
【図10】図1におけるX−X線半截断面図である。
【図11】従来の鉄筋の組立、配筋作業の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 走行架台 1b レール 2 トンネル 2a トンネル方向 2c トンネル内周面 3 トンネル工事用車両 4 風管 7 ガイドレール 8 走行台 12 パンタグラフ式伸縮装置(昇降手段) 12a パンタグラフ 12b 伸縮シリンダー 13 主筋ゲージ 15 アウト側配力筋ゲージ 16 イン側配力筋ゲージ 18 鉄筋リフター 23 鉄筋搬入台車 24 スライドクレーン 27 配力筋回転装置 28 配力筋案内ローラー 29 固定足場 30 スライド足場 M 鉄筋 M1 主筋 M2 配力筋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 徹 岐阜県本巣郡真正町十四条144番地 岐 阜工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−34794(JP,A) 特開 平2−296997(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側を車両の通行や風管の挿通が可能な
    門形を呈してトンネル方向へ延びかつトンネル内トンネ
    ル方向へ走行可能な走行架台と、トンネル内周面より小
    径の半円の弧状を呈し、トンネル内周面に沿うようにし
    かつトンネル方向へ離隔して上記走行架台の後端部に取
    り付けられた2つのガイドレールと、両ガイドレールに
    その外周に沿って走行可能に装着された走行台と、トン
    ネル方向へ延びる直線状を呈し、上記走行台上に装着し
    た昇降手段によりトンネル内周面に進退可能に設けら
    れ、多数の主筋を所要位置に支持する平行な2つの主筋
    ゲージと、トンネル内周面に沿った円弧状を呈し、トン
    ネル方向へ離隔して上記両主筋ゲージに跨がって取り付
    けられ、多数のアウト側配力筋を所要位置に支持する2
    つのアウト側配力筋ゲージと、トンネル内周面に沿った
    円弧状を呈し、トンネル方向へ離隔しかつ上記アウト側
    配力筋ゲージの支持位置よりもアウト側又はイン側へ移
    動可能にして前記両主筋ゲージに跨がって取り付けら
    れ、多数のイン側配力筋を所要位置に支持する2つのイ
    ン側配力筋ゲージとを備えることを特徴とする鉄筋の組
    立・配筋装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降手段が、パンタグラフと伸縮シ
    リンダーからなる複数のパンタグラフ式伸縮装置である
    ことを特徴とする請求項1記載の鉄筋の組立・配筋装
    置。
  3. 【請求項3】 前記走行架台の前端部に昇降可能に装着
    された鉄筋リフターと、鉄筋リフターに搭載され、走行
    架台の上部に設けたレール上をトンネル方向へ走行可能
    な鉄筋搬入台車と、走行架台の前端上部にトンネル方向
    へ出し入れ可能に装着され、鉄筋を吊り上げて上記鉄筋
    搬入台車上に載置するスライドクレーンとを備えること
    を特徴とする請求項1又は2記載の鉄筋の組立・配筋装
    置。
  4. 【請求項4】 前記走行架台の前端部付近の上部に装着
    され、前記鉄筋搬入台車から移載された配力筋を載置す
    ると共に、昇降かつ回転可能な配力筋回転装置を備える
    ことを特徴とする請求項3記載の鉄筋の組立・配筋装
    置。
  5. 【請求項5】 前記主筋ゲージ間に位置して走行架台上
    部に昇降可能に装着され、配力筋をトンネル方向へ移動
    可能に支持する複数の配力筋案内ローラーを備えること
    を特徴とする請求項4記載の鉄筋の組立・配筋装置。
  6. 【請求項6】 前記走行架台の上部に設けた階段状の固
    定足場と、走行架台の後端両側の中段及び下段にそれぞ
    れ設けた伸縮可能なスライド足場とを備えることを特徴
    とする請求項1,2,3,4又は5記載の鉄筋の組立・
    配筋装置。
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