JP2006028734A - 移動式ベントを用いた橋桁の送り出し架設工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 架設地点の橋桁下に道路など移動式ベントを配置して移動可能な地点での架設作業に適用でき、橋桁送り出し後の橋桁の降下作業を容易に行え、架設工事期間を大幅に短縮できる、移動式ベントを用いた橋桁の送り出し架設工法を提供する。
【解決手段】 橋桁1の架設予定地点に配置される移動式ベント21は下部に非自走式走行輪23を備えるとともに、上部に橋桁1の載置台25とその昇降機構24をそれぞれ備え、橋桁1の先端側を移動式ベント21の上昇させた載置台25にて支持したうえ、移動式ベント21とともに橋桁1を前方へ送り出し、橋桁1の先端が架設予定地点のほぼ中間位置を越えた状態で、別の移動式ベント21により橋桁1の基端側を支持し、橋桁1の先端が架設予定の橋脚5に到達した状態で、移動式ベント21の載置台25を下降させることにより橋桁1を既設橋桁2・3間に配置し、相互に連結する。
【選択図】 図 1
【解決手段】 橋桁1の架設予定地点に配置される移動式ベント21は下部に非自走式走行輪23を備えるとともに、上部に橋桁1の載置台25とその昇降機構24をそれぞれ備え、橋桁1の先端側を移動式ベント21の上昇させた載置台25にて支持したうえ、移動式ベント21とともに橋桁1を前方へ送り出し、橋桁1の先端が架設予定地点のほぼ中間位置を越えた状態で、別の移動式ベント21により橋桁1の基端側を支持し、橋桁1の先端が架設予定の橋脚5に到達した状態で、移動式ベント21の載置台25を下降させることにより橋桁1を既設橋桁2・3間に配置し、相互に連結する。
【選択図】 図 1
Description
本発明は、橋桁の架設工法のうちのベント工法の一種で、架設する橋桁下の道路上などに固定式ベント(支保工)を建てたり、移動式ベントを配置してこの移動式ベントとともに橋桁を移動したりする橋桁の架設工法に関し、詳しくは、架設地点の背後の取付道路や既設橋桁などで組み立てた橋桁の先端側をベント上に設置し、橋桁をワイヤで引っ張ったり、水平ジャッキで送り出したり、ベントをワイヤを介してウインチで引っ張ったりして橋桁を送り出し、橋脚間に架設する橋桁の送り出し架設工法に関する。なお、本発明に係る送り出し架設工法には、橋桁を自走台車や水平ジャッキなどで前方へ押し出すように送り出す場合のほか、橋桁を載置した移動式ベントの台車をワイヤを介してウインチで引っ張ったり、橋桁の先端をワイヤを介してウインチで引っ張ったりする、引き出し架設工法も含まれるものとする。
橋桁の架設工法の一つに、主に交差点の立体交差化工事などで多く採用されている工法に手延べ式送り出し工法がある。この手延べ式送り出し工法は、図4に示すように、橋桁1を架設する予定の道路Yなどを挟んであらかじめ橋脚4・5を立設したのち、両側の各4・5橋脚までは所定間隔で立設した複数の橋脚に跨って直列に連結した複数連の橋桁(部材)を設置する。橋脚間には、一定間隔で固定式ベント8・9を設置して橋桁2・3を補助的に支持する。ただし、一方の橋脚4上には複数連の橋桁部材を直列に連結した橋桁2を支持させるが、他方の橋脚5上には、複数連の橋桁部材を直列に連結した橋桁3は支持させず、固定式ベント9で支持する。
橋桁1を送り出す側の既設の橋桁2上には送り出し設備10を設置し、架設する橋脚4・5間の距離に相当する長さの直列に連結した複数連の橋桁(部材)1を、所定の距離をあけて配置した一対の台車11・11上に載置する。先頭の橋桁(部材)1の先端には手延べ機19の基端を連結し前方延長線上に張り出させる(図4(a))。そして、架設予定の新たな橋桁1を対向する橋脚5側へ送り出し、手延べ機19が対向側の既設橋桁3に到達した後、手延べ機19下にころを介装して両端支持の状態で橋桁1を送り出す(図4(b))。両側の橋脚4・5間に橋桁1が跨って配置された状態で、先端の手延べ機19を撤去する。それから、橋桁1の両側にジャッキ(図示せず)を配備し、橋桁1を既設の橋桁2・3と同じ高さまで降下させ、既設橋桁2と既設橋桁3間に橋桁1の両端を連結する。最後に、送り出し設備10や固定式ベント8・9を撤去すれば、架設工事が終了する。
その他の先行技術に、立設された橋脚よりも幅広でその上面側に回転ローラを備えた仮設桁を少なくとも橋脚の架設方向の3箇所に設置し、橋脚または仮設桁を吊り上げ移動させる吊り上げ装置を備えたガータを回転ローラ上に載置し、前記橋脚間に前記吊り上げ装置により前記橋桁を架設する工程と、最後方の前記仮設桁を前記吊り上げ装置で吊り上げて前記ガータを架設方向に移動する工程と、吊り上げた前記仮設桁を架設方向の次の橋脚上に設置する工程とを順次繰り返す橋桁の架設工法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特公平3−78888号公報(発明の詳細な説明および第1図〜第3図)
しかしながら、上記した従来の手延べ式送り出し架設工法および上記公報に記載の橋脚
の架設工法では、以下のような点で解決すべき課題がある。
の架設工法では、以下のような点で解決すべき課題がある。
1) 従来の手延べ式送り出し架設工法は、手延べ機19が橋桁1先端に延長線上に前方へ張り出して取り付けられているので、架設予定の橋桁1の両側に位置する既設橋桁2・3に対して、少なくとも橋桁1の高さ分を降下する作業が必要である。この降下作業は既設橋桁2・3に取り付けられるジャッキ等を用いて行うが、落下等の危険を伴うおそれがある。しかも、橋桁1の降下作業の前には、手延べ機19を撤去しておかねばならない。したがって、手延べ機の設置と撤去に手間がかかるうえに、架設作業に要する工事期間が長く、仮設備が多い。また、橋桁の先端から手延べ機を張り出した状態で架設作業を行うため、橋桁(橋梁)本体を架設時に補強しておく必要がある。さらに、送り出す橋桁1の後方に負反力が発生しないような工夫が必要で、例えば、カウンタウエイトを取り付ける場合には手間がかかり、また橋桁を長く連結する場合には距離の長い施工スペースが必要である。
2) 上記公報に記載の工法では、ガーターを既設の橋桁上で移動させるため、実施可能な道路の幅や河川の幅などに制限があり、例えば交差点の幅が広い(架設間距離が長い)場合には実施が困難である。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、架設地点の橋桁下に道路など移動式ベントを配置して移動が可能な地点での架設作業に適用でき、手延べ機が不要で、橋桁送り出し後の橋桁の降下作業を容易にかつ短時間で行え、架設時に橋桁本体の補強を要せず、橋桁後方の負反力への対策が不要で、架設工事期間を大幅に短縮できる、移動式ベントを用いた橋桁の送り出し架設工法を提供しようとするものである。
上記の目的を達成するために本発明に係る橋桁の送り出し架設工法は、1)新たな橋桁の架設予定地点を挟んで立設した一対の橋脚間に移動式ベントを配置するとともに、前記各橋脚より後方にかけ橋脚を立設して橋脚間上にあらかじめ橋桁を設置し、前記架設予定地点の背後の場所で組み立てた新たな橋桁の先端側を前記移動式ベント上に載置固定し、その基端側を送り出し側の橋脚上に設置した前記既設橋桁上に移動可能に載置し、前記移動式ベントを前方へ移動して前記橋桁を送り出して架設する橋桁の送り出し架設工法において、2)前記移動式ベントは下部に非自走式走行輪を備えるとともに、上部に橋桁の載置台および該載置台の昇降機構をそれぞれ備え、3)前記新たな橋桁の先端側を前記移動式ベントの上昇させた載置台にて支持したうえ、移動式ベントとともに前記橋桁を前方へ送り出し、橋桁の先端が架設予定地点のほぼ中間位置を越えた状態で、前記移動式ベントと同一構造の別の移動式ベントあるいは橋桁の載置台および該載置台の昇降機構をそれぞれ備えた固定式ベントにより前記橋桁の基端側を支持し、4)前記新たな橋桁の先端が架設予定の橋脚または既設の橋桁先端に到達した状態で、前記移動式ベントまたは固定式ベントの載置台を下降させることにより新たな橋桁を前記両側の既設橋桁間に配置し、相互に連結することを特徴とするものである。
上記の構成からなる本発明の橋桁の送り出し架設工法によれば、架設予定長さの橋桁を組み立てればよいので、多数の橋桁部材を架設予定距離よりも長く連結しなくて済み、橋桁後方の施工スペースを小さくできる。また橋桁の先端側を移動式ベントで支持して送り出すので、橋桁の後方にカウンタウエイトを取り付ける必要がない。さらに、移動式ベントを非自走式にしてワイヤ等を介して引っ張って移動させるようにしたので、従来の一般的な移動多軸台車(ドーリー)に比べて小型で安価にでき、現地への運搬が容易である他、移動式ベントに橋桁の昇降機構を設けたので、送り出し後の橋桁の降下作業をスムーズに行え、架設作業にかかる時間を大幅に短縮できる。
請求項2に記載のように、前記走行輪がタイヤを備え、前記昇降機構がジャッキであってもよい。
このようにすれば、架設地点の橋桁下に軌条設備や軌道を設ける必要がなく、手間がかからず、またジャッキ(例えば油圧ジャッキ)により橋桁の昇降高さを必要なだけ十分に確保できる。
請求項3に記載のように、橋桁の架設予定地点を挟んで相対向して立設した一対の橋脚のうち新たな橋桁を送り出す側の橋脚上に設置した前記既設橋桁上に軌条設備を設置し、該軌条設備上に走行可能に載置した台車を介して前記新たな橋桁の基端側を移動自在に支持することができる。
請求項3記載の橋桁の送り出し架設工法によれば、軌条設備上で複数連の橋桁部材を直列に連結して橋桁を組み立てながら、前方へ送り出せるので、架設作業が効率よく行われる。
本発明に係る橋桁の送り出し架設工法は、架設予定の橋桁を移動式ベントで支持して前方へ送り出すので、橋桁の先端に前方へ張り出す手延べ機を取り付ける必要がなく、送り出し後の撤去作業を省けるうえに、架設する距離に相当する長さの橋桁を組み立てて前方へ送り出すので、橋桁の連結作業が容易である。また、架設する橋桁と既設の橋桁とには高さの差があるが、移動式ベント(あるいは固定式ベント)が橋桁の昇降機構を備えているので、送り出し後の橋桁の降下作業が容易にかつ短時間で行える。さらに、移動式ベントは走行輪を備えただけの非自走式で、ワイヤ等を介してウインチ等で引っ張るなどして移動させるので、移動式ベントがコンパクトで場所を取らず、取り扱いが容易である。
以下、本発明に係る移動式ベントを用いた橋桁の送り出し架設工法について実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1(a)・(b)は本発明の実施例1に係る送り出し架設工法の手順を順に示す側面図であり、図2は本発明の送り出し架設工法に用いる移動式ベントの一実施例を拡大して示す側面図で、図2(a)は昇降機構を伸長した状態を、図2(b)は収縮した状態をそれぞれ表している。
本実施例の送り出し架設工法で使用する移動式ベント21は、図2に示すように、下部にゴムタイヤ付き走行輪23を架設予定の橋桁1の重量に対応するように複数輪有する台車22を備えている。また、上部には橋桁1の載置台25を上端に設けた昇降機構としての油圧ジャッキ24を備えており、この油圧源(図示せず)は移動式ベント21内に配備されている。本例の架設工法では、このような構成からなる移動式ベント21を2台使用する。
図1に示すように、本実施例は道路Xを跨いで橋梁を架設する際に適用した工法で、道路Xを挟んで両側に相対向する一対の橋脚4・5が立設されている。架設予定の橋桁(橋梁)1を図1の左側の橋脚4上の既設橋桁2から前方(右側)へ送り出し、右側の橋脚5上の既設橋桁3と左側の既設橋桁2との間に降下させ、橋桁1を各既設橋桁2・3と相互に連結する。
橋脚4とこの橋脚4から一定の間隔をあけて立設した橋脚6との間および橋脚6と後端の橋脚7との間に支保工としての複数の固定式ベント8が間隔をあけて立設されている。
一方(送り出し側)の既設橋桁2は、それらの橋脚4・6・7上および固定式ベント8上に跨って設置されている。他方の既設橋桁3は、橋脚5から一定の間隔をあけて右側に立設した複数の橋脚(図示せず)上に跨って設置され、また橋脚5と後方の橋脚(図示せず)間に立設された支保工としての複数基の固定式ベント9によっても支持されている。
一方(送り出し側)の既設橋桁2は、それらの橋脚4・6・7上および固定式ベント8上に跨って設置されている。他方の既設橋桁3は、橋脚5から一定の間隔をあけて右側に立設した複数の橋脚(図示せず)上に跨って設置され、また橋脚5と後方の橋脚(図示せず)間に立設された支保工としての複数基の固定式ベント9によっても支持されている。
送り出し側の既設橋桁2上には、送り出し設備として本例では橋桁1とほぼ同じ長さの軌条設備10が水平に設置され、この軌条設備10上に2台の台車11・11が間隔をあけて走行可能に載置されている。橋桁1は2台の台車11・11上に跨った状態で、一定長の橋桁部材が複数連順次直列に連結されて組み立てられる。この組立は、図示は省略するが例えばトラッククレーンを用いて橋桁部材を軌条設備10上に吊り上げて行える。そして、台車11・11の前方への移動により橋桁1の先端が橋脚2より前方へ少し送り出されたときに、橋脚2の近傍に配置している移動式ベント21の載置台25を油圧ジャッキ24により上昇し、橋桁1の先端部を支持する。この状態で、さらに台車11・11を前方へ移動させることにより、移動式ベント21が橋桁1とともに前方へ送り出される(図1(a))。
橋桁1が長さの半分以上橋脚2より前方へ送り出された状態で、あらかじめ橋脚2の近傍に配置しておいた、もう1台の移動式ベント21の載置台25を油圧ジャッキ24により上昇させることにより、橋桁1の基端側を支持する。この状態で、台車11・11を前方へ移動させることにより、2台の移動式ベント21・21が橋桁1とともに前方へ送り出され、反対側の橋脚3の上方へ橋桁1の先端部が到達する(図1(b))。
ここで、台車11・11の前進を中止し、両側の移動式ベント21・21の載置台25を油圧ジャッキ24によりそれぞれ下降させ、既設橋桁2・3間に橋桁1を嵌め込む。それから、橋桁1と各既設橋桁2・3を連結すればよい。こうして橋桁1・2・3が一連に連結されたのち、移動式ベント21、固定式ベント8・9および軌条設備10と台車11・11を撤去すれば、架設工事が終了する。
以上に本発明の架設工法の一実施例について説明したが、本発明は下記のように実施することもできる。
1.図3は移動式ベント31の別の実施例を示すもので、上下2段の昇降機構34・35をそれぞれ伸縮させて最上段の載置台36を昇降する構造からなり、4〜5m程度の昇降ストロークをコンパクトながら達成できる。また、台車32の各ゴムタイヤ付き走行輪33は全て操舵可能にして、例えば交差点での架設工事に際し既設橋桁に直交する方向に2台の移動式ベントを平行に移動して交差点内への進入を可能にする一方、橋桁1の送り出し時には各走行輪33を90°旋回させ、橋桁1の長手方向に沿って移動可能にしている。
2.図示は省略するが、橋桁1の先端側だけを移動式ベント21により支持し、橋桁1の基端側は昇降機構付きの固定式ベントで支持する。この場合、橋桁1の送り出し時に固定式ベントの載置台を降下させ、橋桁1の送り出しを阻害しないようにする必要がある。ただし、載置台上にローラー、ころ、ノンフリクションプレートなどを介して橋桁1の基端側を支持すれば、送り出し時に載置台を昇降させないで済む。
3.軌条設備10や台車11などを設けずに橋脚4・6・7あるいは固定式ベント8などの支保工上に、台車、ローラー、ころ、ノンフリクションプレートなどを設置して、水平ジャッキで橋桁1を送り出す。
4.台車11を使用する代わりに、移動式ベント21をワイヤやチェーンなどによりウ
インチで引っ張って送り出す。
インチで引っ張って送り出す。
1 橋桁
2・3 既設橋桁
4〜7 橋脚
8 ・9 固定式ベント
10 軌条設備(送り出し設備)
11 台車
21・31 移動式ベント
22・32 台車
23・33 ゴムタイヤ付き走行輪
24・34・35 油圧ジャッキ(昇降機構)
25・36 載置台
X 道路(交差点)
2・3 既設橋桁
4〜7 橋脚
8 ・9 固定式ベント
10 軌条設備(送り出し設備)
11 台車
21・31 移動式ベント
22・32 台車
23・33 ゴムタイヤ付き走行輪
24・34・35 油圧ジャッキ(昇降機構)
25・36 載置台
X 道路(交差点)
Claims (3)
- 新たな橋桁の架設予定地点を挟んで立設した一対の橋脚間に移動式ベントを配置するとともに、前記各橋脚より後方にかけ橋脚を立設して橋脚間上にあらかじめ橋桁を設置し、前記架設予定地点の背後の場所で組み立てた新たな橋桁の先端側を前記移動式ベント上に載置固定し、その基端側を送り出し側の橋脚上に設置した前記既設橋桁上に移動可能に載置し、前記移動式ベントを前方へ移動して前記橋桁を送り出して架設する橋桁の送り出し架設工法において、
前記移動式ベントは下部に非自走式走行輪を備えるとともに、上部に橋桁の載置台および該載置台の昇降機構をそれぞれ備え、
前記新たな橋桁の先端側を前記移動式ベントの上昇させた載置台にて支持したうえ、移動式ベントとともに前記橋桁を前方へ送り出し、橋桁の先端が架設予定地点のほぼ中間位置を越えた状態で、前記移動式ベントと同一構造の別の移動式ベントあるいは橋桁の載置台および該載置台の昇降機構をそれぞれ備えた固定式ベントにより前記橋桁の基端側を支持し、
前記新たな橋桁の先端が架設予定の橋脚または既設の橋桁先端に到達した状態で、前記移動式ベントまたは固定式ベントの載置台を下降させることにより新たな橋桁を前記両側の既設橋桁間に配置し、相互に連結することを特徴とする移動式ベントを用いた橋桁の送り出し架設工法。 - 前記走行輪がタイヤを備え、前記昇降機構がジャッキであることを特徴とする請求項1記載の移動式ベントを用いた橋桁の送り出し架設工法。
- 橋桁の架設予定地点を挟んで相対向して立設した一対の橋脚のうち新たな橋桁を送り出す側の橋脚上に設置した前記既設橋桁上に軌条設備を設置し、該軌条設備上に走行可能に載置した台車を介して前記新たな橋桁の基端側を移動自在に支持することを特徴とする請求項1または2記載の移動式ベントを用いた橋桁の送り出し架設工法。
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