JP3118309B2 - ファクシミリ通信ネットワークアダプタ - Google Patents

ファクシミリ通信ネットワークアダプタ

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JP3118309B2 JP04108519A JP10851992A JP3118309B2 JP 3118309 B2 JP3118309 B2 JP 3118309B2 JP 04108519 A JP04108519 A JP 04108519A JP 10851992 A JP10851992 A JP 10851992A JP 3118309 B2 JP3118309 B2 JP 3118309B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信ネッ
トワークアダプタに係り、特にローカルエリアネットワ
ーク(以下、LANという。)上のパソコン、ワープロ
などの他の機器からネットワークを介して直接、文書デ
ータなどをファクシミリ通信できるようにしたファクシ
ミリ通信ネットワークアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、紙などに記
載もしくは印字された原稿を装置本体に設置されたイメ
ージスキャナ等でラインデータとして読み取り、CCI
TT(THE INTERNATIONAL TELE
GRAPH AND TELEPHON CONSUL
TATIV COMMITTEE)で定められた手順に
従って送信したい相手と通信し、電話回線を通して画像
通信するように構成されている。
【0003】また、従来のファクシミリ装置は国際規格
に基づいているため異種機間での通信の互換性が確立し
ており、世界的なイメージデータ通信手順として周知さ
れている。
【0004】パーソナルコンピュータ(パソコン)、ワ
ードプロセッサ(ワープロ)、CAD(Compute
r−aidded Design)システム等の普及に
よりファクシミリ通信される原稿もこれらのいわゆるO
A機器を利用して作成される場合が多く、ページプリン
タ等で印字出力した原稿をファクシミリ装置にセットし
て送信する。また、これらOA機器の中の一部機種では
RS232Cシリアル接続端子を設け、そのOA機器か
ら直接データをRS232Cシリアル接続端子を介して
ファクシミリ通信するファクシミリ通信装置もある。
【0005】また、近年、ファックスボードと言うファ
クシミリ通信用モデムと電話機能を装備したボードをパ
ソコン等の増設スロットに接続し、ワープロ等で作成し
た文書をプリンタへ印字出力することなく直接ファクシ
ミリ通信させるファクシミリ通信装置が提供されてい
る。
【0006】これはファクシミリ装置のイメージスキャ
ナ読み取りに相当する部分をコンピュータ上のメモリと
アプリケーションソフトウェアで実現したもので、キャ
ラクタコードで作成されている文書データをフォント展
開し、例えばこれを8ドット/mmのラインデータとし
て変換して画像データを作成し、更にこの画像データを
ファクシミリ通信のためのMH符合に変換して、CCI
TTで定められた手順により相手ファクシミリと通信す
るものである。
【0007】このファクシミリ通信装置では、スキャナ
での読み取りが無いため、スキャナ性能に左右されるこ
とがなく、比較的鮮明なデータが送信できる。相手側電
話呼び出しなどもパソコンのアプリケーションで直接電
話号指定し、ボード上に組み込まれた電話制御部分を操
作することにより容易に可能となる。
【0008】また、この他に、ネットワーク利用を前提
に、ミニコンやEWSをサーバとして位置づけ、これに
ファクシミリ機能を有する専用ボードを付加し、専用電
話回線を接続してマルチユーザ利用を可能としたファク
シミリ通信装置装置が実用化されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ファクシミリ装置以外
のOA機器にRS232Cシリアル接続端子を設けて、
ファクシミリ装置との間でファクシミリ通信を行うよう
にしたファクシミリ通信装置では、パソコンとの間のデ
ータ通信処理手順の設定やデータの種類の規制があるた
め、ファクシミリ装置側であらかじめ設定しておく項目
や制約が多い上、相手側電話呼び出しをリモートで行え
ないなどの問題もあり、かかるファクシミリ通信装置は
いま一つ実用性に欠けるところがある。
【0010】また、ファックスボードを用いてファクシ
ミリ装置とその他のOA機器との間でファクシミリ通信
を行うようにしたファクシミリ通信装置では、このファ
クシミリ通信装置では、パソコンのアプリケーションソ
フトウェアを操作するため、据置型ファクシミリの様に
手軽に扱えないばかりか、写真やイラストなど手書きや
コピーを用いて作成した原稿などの通信には不向きであ
る。
【0011】また、この場合には、パソコン等の端末に
各1セットのボードを取り付ける必要がある上、個々に
電話回線を接続する必要があるなど、その利用形態から
みても多大の出費を余儀なくされる。
【0012】更に、ネットワーク利用を前提に、ミニコ
ンやEWSをサーバとして位置づけるファクシミリ通信
装置では、中ないし小規模の事務所や、部署単位で利用
するには大がかりなものとなり、現行の据置型ファクシ
ミリのような手軽な手段では導入できない。
【0013】しかしながら、近年、一般の事務所でも複
数のパソコンをネットワークで接続してファイルを共有
するなどパソコンネットワークの普及がめざましく、こ
のような中小規模のネットワークの中に、容易な手段で
ファクシミリ装置を取り込み、プリンタへ印字するよう
な感覚で、パソコンやワープロの利用者が作成した原稿
をそのままファクシミリ通信することが次第に強く望ま
れるようになってきている。
【0014】本発明の目的は、LANに容易な手段でフ
ァクシミリ装置を接続でき、LANに接続したパソコン
やワープロで利用者が作成した原稿をプリンタで印字す
るのと同様の感覚でファクシミリ通信できるようにした
ファクシミリ通信ネットワークアダブタ装置及びファク
シミリ通信装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ通
信ネットワークアダプタは、上記の目的を達成するた
め、LANに接続された原稿作製用装置からのファクシ
ミリ通信のための通信信号を受ける受信手段と、受信手
段を介して上記通信信号を入力し、通信制御コマンド及
びイメージデータに展開する手段と、展開された通信制
御コマンド及びイメージデータをファクシミリ装置へ出
力する発信手段と、ローカルエリアネットワーク上に接
続された原稿作製用装置からのファクシミリ通信指示に
対応して、自己に接続されたファクシミリ装置を起動す
る手段と、を備える。
【0016】更に、本発明のファクシミリ通信ネットワ
ークアダプタは、受信手段から転送された上記通信信号
のうちのイメージ画像データ信号をラインイメージデー
タに復号変換して出力手段に出力する復号手段と、キャ
ラクタ文字コードとこれに対応する文字データのイメー
ジ画像とを登録した文字フォントメモリと、受信手段か
ら転送された上記通信信号のうちのキャラクタ文字コー
ドを上記文字フォントメモリを用いて文字データのイメ
ージ画像に展開して出力手段に出力する手段とを備える
ように構成すると良い。
【0017】
【0018】更に、本発明のファクシミリ通信ネットワ
ークアダプタは、ファクシミリ送信原稿データの他に、
送信先の電話番号、発信元情報、原稿データ送信開始信
号、ページ終了信号、データ送信完了信号等の各種コマ
ンドをネットワークを介して受信する受信手段と、ファ
クシミリ装置との間でコマンド通信を行うコマンド通信
手段とを備えるように構成すると良い。
【0019】更に、本発明のファクシミリ通信ネットワ
ークアダプタは、ローカルエリアネットワークに接続さ
れた文書作製用装置からのリモート操作によるファクシ
ミリ通信開始要求を受信した時に既にファクシミリ装置
が通信中で起動不可能の場合、リモートコントロールビ
ジー信号をネットワークに送出してファクシミリ通信の
リモート動作を不可とする手段を備えるように構成する
と良い。
【0020】
【0021】
【作用】本発明のファクシミリ通信装置においては、L
ANの原稿作製用装置でファクシミリ送信する被呼者の
電話番号等の通信制御コマンドを入力し、ファクシミリ
送信する原稿を選択してそのイメージデータを読み出
し、これらをLANの通信方式に従った通信信号として
LANを介して本発明のファクシミリ通信ネットワーク
アダブタに出力する。
【0022】本発明のファクシミリ通信ネットワークア
ダブタ(以下、単にアダプタという。)は、LANから
この通信信号を入力し、ファクシミリ装置に適合した通
信制御コマンドとイメージデータに展開して、ファクシ
ミリ装置に出力する。
【0023】本発明のファクシミリ通信装置において
は、ファクシミリ装置が本発明のアダブタから入力され
た通信制御コマンドにしたがってファクシミリ通信を実
行し、LAN外の他のファクシミリ装置に上記イメージ
データを転送する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るファクシミリ
通信装置について図1ないし図7に基づき具体的に説明
するが、まず、図1のブロック図に基づいて該ファクシ
ミリ通信装置の概略から説明する。
【0025】このファクシミリ通信装置は、イーサネッ
ト等で代表されるLAN1、このネットワーク1のネッ
トワークケーブルに介在させたネットワーク接続トラン
シーバ2、原稿作製用装置としてのワープロ3及びパソ
コン4、ネットワーク制御用のサーバ5、プリンタ6、
アダプタ7、ファクシミリ装置8を備える。
【0026】上記サーバ5はネットワーク専用のプロト
コルで通信が制御される。また、プリンタ6は、例えば
ワープロ3から印刷を指示すると、その結果を印字出力
するようにしている。
【0027】なお、ネットワークの制御プロトコル(手
順)の詳細はここでは省略する。
【0028】上記ファクシミリ装置8としては、一般的
なファクシミリ装置が用いられ、これは図2のブロック
図に示すように、紙等に記載された原稿を読み取るスキ
ャナ及びその制御部81、ファクシミリ受信した結果を
感熱紙へ出力するサーマルヘッド及びその制御部82、
電話制御部83、モデム84、主制御部85、内部メモ
リ86、表示操作部87、外部インターフェース(I/
F)88、及び電源部89を備える。
【0029】上記スキャナ及びその制御部81には、C
CDセンサーまたは密着イメージセンサーが用いられ、
サーマルヘッド及びその制御部82はこれに替えて普通
紙印字タイプ用の印字ヘッド及びその制御部で構成して
もよい。
【0030】電話制御部83は、NCU、ダイヤラ、ス
ピーチネットワーク、ハンドセット等より構成され、モ
デム4はファクシミリ通信をCCITTのVシリーズで
規定される規格に基づき行うにようにしてあり、通信速
度は機種により異なるが、通常9600bpsまで可能
である。
【0031】主制御部85はこのファクシミリ装置8の
全体をコントロールするものであり、CPU、メモリ、
I/O等で構成される。また、内部メモリ86はスキャ
ナで読み取ったデータやファクシミリ受信したデータを
一時記録させるRAMやROMなどより構成される。外
部I/F88はシリアルまたはパラレルのコネクタ及び
ドライバ等で構成され、外部装置、すなわち、ここでは
アダプタ7との通信に用いる。
【0032】上記アダプタ7は、図3のブロック図に示
すように、LAN1のネットワーク接続トランシーバ2
と接続されるネットワークI/F71、ファクシミリ装
置8の外部I/F88と接続されるシリアルI/F7
2、文字コードデータより文字フォントを生成するため
のデータを有する文字フォントROM73、データ通信
やコード変換時にバッファエリアとして使用するRAM
74、アダプタ7の全体を制御する主制御部75及び電
源部76を備える。
【0033】ワープロ3、パソコン4等で作成されたテ
キストデータをネットワーク経由でファクシミリ通信さ
せる手順について説明する前に、図4に基づいてパソコ
ン4側の通信アプリケーション及びファクシミリ側I/
Fドライバとの通信コマンドについて簡単に説明する。
【0034】パソコン4やワープロ3からファクシミリ
装置8をリモート動作させるためには、どこ(電話番
号)に、何(テキストファイル名)を、どの様な手段
(イメージかキャラクタか)で送信するかという情報を
ファクシミリ装置8に送る必要がある。
【0035】この図では、バソコン4のアプリケーショ
ン画面4a上に相手先電話番号、送信テキストファイ
ル、発信元情報、データモード(通信モード)などを入
力している例を示す。この様な手段で、前もって通信手
順を決めてやる。
【0036】なお、ネットワーク上のどの装置に、これ
らのデータを出力指示するかどうかといった情報は図1
に示すネットワークサーバ5で制御されており、例えば
印刷用キューでプリンタ6が、また通信用キューでアダ
プタ7がネットワーク登録されているものとする。従っ
て先のパソコン画面でファクシミリ通信の実行を指示す
れば、ネットワーク上の通信キューに対して通信コマン
ドが送信され、例えば図5に示す通信コマンドの通信
が、図6に示す通信手順にしたがってネットワーク上の
パソコン4とアダプタ7のドライバとの間で実行され
る。
【0037】このパソコン4とファクシミリ装置8との
間の通信手順では、まず、ネットワークサーバ5による
通信キューのやり取りで、ファクシミリ装置8の通信相
手が確定する。具体的には通信コマンドデータに通信相
手機器指定のアドレスが付加され、通信開始情報によ
り、先のパソコン画面で入力したデータがアダプタ7に
ネットワーク通信により送られる。この例では電話番号
01−011−0101、通信データとしてイメージ情
報が選択されている。
【0038】アダプタ7では、ネットワークI/F71
からのデータが主制御部75に送られる。このアダプタ
7はファクシミリ装置8とシリアルケーブルで接続され
ており、図7に示すように、常にファクシミリ装置8の
動作状態、すなわち、FAX動作中か否かをチェックし
ている(スッテプS1)。もし、ファクシミリ装置8が
既に何等かの通信動作中の場合は、通信ビジーと言うこ
とで、通信不可情報がセットされ(ステップS5)、ア
ダプタ7からパソコン4側に応答情報として通信不可が
送出される(ステップS6)。この通信不可の送出は、
図6における呼び出し応答に対応するタイミングで送出
される。
【0039】ファクシミリ装置8がFAX動作中で無い
場合には、通信OK情報がセットされ(ステップS
2)、ファクシミリ装置8がLAN外の他のファクシミ
リ装置を呼び出す電話回線接続動作が実行され(ステッ
プS3)、引き続きファクシミリ装置間の通信ネゴシエ
ーション、すなわち、手順のやりとりを実行し、被呼フ
ァクシミリ装置との通信手順が確定すると(ステップS
5)、ファクシミリ装置8が通信OKのコマンドを応答
情報としてアダプタ7に送出し、アダプタ7は図6に示
すように、この通信OKのコマンドをパソコン4側に送
り返す(ステップS6)。
【0040】図6に示すように、通信OKを受け取った
パソコン4は、最初のファクシミリ通信用データをネッ
トワーク経由でアダプタ7へ送り、図7に示すように、
アダプタ7ではこの通信用データを受信すると(ステッ
プS7)、データ変換をし(ステップS8)、シリアル
I/F72を介してファクシミリ装置8へ送る(ステッ
プS9)。
【0041】ファクシミリ装置8では、主制御部85に
てスキャナ読み取りデータと同一のデータとして取り込
まれ、CCITTで規定された手順に基づくMHもしく
はMRのデータ符合化を行いながら通信モデム84経由
で相手側ファクシミリに送信する。
【0042】パソコン4から1ページ分のデータが送信
れるとこれに引き続いてページ制御情報がアダプタ7に
送信され、図7に示すように、アダプタ7はこのページ
制御情報をチェックして送信原稿が複数ページにわたる
か否かを判別し、複数ページにわたると判別した場合に
は、ファクシミリ装置8に対して改ページ処理を指示す
る(ステップS10)。
【0043】CCITT手順では、ここで再び相手側フ
ァクシミリとの間で、次ページ送信のネゴが行われ(ス
テップS11)、次のページのデータの受信を待機する
(ステップS7)。
【0044】また、図6に示すように、ページ制御情報
に対して通信OKのコマンドがファクシミリ装置8から
アダプタ7を介してパソコン4に送り返され、パソコン
4側ではアダプタ7からの通信OK情報により再び原稿
のイメージデータが送出される。以上の手順でネットワ
ーク経由でのファクシミリ通信制御が行われ、アダプタ
7が最後の全ページ終了情報を認識すると(ステップS
10)、終了コマンドが出され、通信終了情報を出力し
て(ステップS12)、通信を終了し、ネットワーク上
のパソコン4及びアダプタ7がネットワークから解放さ
れる(ステップS13)。
【0045】ここで、ネットワーク端末がパソコン4の
ような汎用性のあるアプリケーションが作動している場
合は、テキストファイルのキャラクタデータをイメージ
データに変換して送信させることは比較的容易である
が、一般的なポータブルワープロで代表される日本語ワ
ープロ専用機の場合、キャラクタデータをイメージ展開
させる機能は備えていない場合が多い。従ってこの様な
場合はネットワークには文字キャラクタデータしか流れ
て来ないため、アダプタ7側でなんらかの処理をする必
要がある。
【0046】この実施例では、アダプタ7に漢字データ
イメージ表示可能な文字フォントROM73を組み込ん
でいるので、一旦受け取ったキャラクタデータをイメー
ジデータに変換し、これをファクシミリ装置8に送るこ
とができる。したがって、キャラクタファイルデータで
もこのアダプタ7を用いることで例えば日本語ワープロ
専用機からでも容易にファクシミリ通信ができるように
なる。
【0047】なお、ネットワーク通信の手順と電話回線
を用いたファクシミリ通信の手順とは全く異なってお
り、また、両者の間ではデータの通信タイミングも異な
る。このような両者のギャップを埋めるため、この実施
例では、バッファメモリ23により通信のタイミングの
ずれを吸収するほか、アダプタ7側からネットワークに
対して、ウェイティング(待ち)のコマンドを出す場合
もある。この時はパソコン4側でデータの送出を一時停
止する場合もあるが、通常はネットワークサーバ5がデ
ータをプールする機能を有する。
【0048】また、上記の一実施例では、アダプタ7を
ファクシミリ装置8とは別体の構成としたが、ファクシ
ミリ装置8と一体に組み合わせることは容易に考えられ
る。また、拡張機能として、ファクシミリ装置のコピー
機能の利用として、ネットワーク経由でファクシミリ通
信ネットワークアダプタに送られて来る文字キャラクタ
データファイルを、イメージデータ変換してファクシミ
リ装置に送り、コピー指示によりファクシミリ装置より
コピー出力させることも容易に考えられる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明のアダプタによれ
ば、これを介してLANに外部ファクシミリ回線に接続
されたファクシミリ装置を容易に接続することができ、
しかも、LANに接続したパソコンやワープロで利用者
が作成した原稿をプリンタで印字するのと同様の感覚で
ファクシミリ通信できる。
【0050】本発明のアダプタにおいて、キャラクタ文
字コードとこれに対応する文字データのイメージ画像と
を登録した文字フォントメモリと、受信手段から転送さ
れた上記通信信号のうちのキャラクタ文字コードを上記
文字フォントメモリを用いて文字データのイメージ画像
に展開して出力手段に出力する手段とを備える場合に
は、パソコンなどのキャラクタ文字テキストファイルか
らでもイメージデータを生成することができ、ファクシ
ミリ送信が一層容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ通信装置
のブロック図である。
【図2】本発明に係るファクシミリ装置の一般的なブロ
ック構成図である。
【図3】本発明の一実施例に係るアダプタのブロック図
である。
【図4】通信コマンド及び通信モード入力に関する一例
である。
【図5】本発明に関するネットワーク通信手順の一例で
ある。
【図6】本発明の装置の動作手順を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の装置の動作手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 LAN 2 イーサネット・トランシーバ 3 ワープロ 4 パソコン 7 アダプタ 8 ファクシミリ装置 71 ネットワークI/F 72 シリアルI/F 73 データROM 74 RAM 75 主制御部 76 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 104

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置とインタフェースで接
    続されるファクシミリ通信ネットワークアダプタにおい
    て、ローカルエリアネットワークに接続された原稿作製
    用装置からのファクシミリ通信のための通信信号を受け
    る受信手段と、受信手段を介して上記通信信号を入力
    し、通信制御コマンド及びイメージデータに展開する手
    段と、展開された通信制御コマンド及びイメージデータ
    をファクシミリ装置へ出力する発信手段と、ローカルエ
    リアネットワーク上に接続された原稿作製用装置からの
    ファクシミリ通信指示に対応して、自己に接続されたフ
    ァクシミリ装置を起動する手段と、を備えるファクシミ
    リ通信ネットワークアダプタ。
  2. 【請求項2】 ローカルエリアネットワークに接続され
    た文書作製用装置からのリモート操作によるファクシミ
    リ通信開始要求を受信した時に既にファクシミリ装置が
    通信中で起動不可能の場合、リモートコントロールビジ
    ー信号をネットワークに送出してファクシミリ通信のリ
    モート動作を不可とする手段を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載のファクシミリ通信ネットワークアダプ
    タ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015179949A (ja) 2014-03-19 2015-10-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、制御方法、および制御プログラム

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