JP3117950B2 - 荷電粒子装置 - Google Patents
荷電粒子装置Info
- Publication number
- JP3117950B2 JP3117950B2 JP10140005A JP14000598A JP3117950B2 JP 3117950 B2 JP3117950 B2 JP 3117950B2 JP 10140005 A JP10140005 A JP 10140005A JP 14000598 A JP14000598 A JP 14000598A JP 3117950 B2 JP3117950 B2 JP 3117950B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion beam
- electron beam
- sample
- focused ion
- secondary charged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 title claims description 62
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims description 110
- 238000010884 ion-beam technique Methods 0.000 claims description 98
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 claims description 23
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 19
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 14
- 229910001338 liquidmetal Inorganic materials 0.000 claims description 13
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims description 11
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 4
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 229910000889 permalloy Inorganic materials 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 1
- 229910000963 austenitic stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/02—Details
- H01J37/04—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement or ion-optical arrangement
- H01J37/10—Lenses
- H01J37/14—Lenses magnetic
- H01J37/141—Electromagnetic lenses
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2237/00—Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
- H01J2237/02—Details
- H01J2237/026—Shields
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Description
FIB(Focused Ion Beam)と走査電子顕微鏡SEM
(Scanning Electron Microscope)を組み合わせた荷電
粒子装置に関するものである。これは、半導体装置の欠
陥観察に良く使われる。
子装置は、特開平2−123749号公報に開示されて
いる。図3において、走査しながら集束イオンビーム1
1を試料表面に対して垂直に照射する集束イオンビーム
照射鏡筒1と、試料3の集束イオンビーム11が走査照
射している位置に、斜めから集束された電子ビーム12
を走査照射する電子ビーム照射鏡筒2を備えている。集
束イオンビーム照射鏡筒1からの集束イオンビーム11
により、試料3表面から発生する二次荷電粒子を図示し
ない二次荷電粒子検出器により検出し、その検出強度に
基づいて試料3表面画像は図示しないCRTに表示され
る。また、CRTに表示された試料3表面画像に基づい
て、集束イオンビーム11の走査領域を設定し、試料3
表面の所定領域をエッチング除去することができる。つ
まり、集束イオンビーム11を走査領域似て繰り返し走
査・照射することにより、試料3の所定位置にて、試料
断面を形成することができる。
料3の断面に、電子ビーム照射鏡筒2からの集束された
電子ビーム12を、走査しながら照射する。電子ビーム
12照射により試料断面から発生する二次荷電粒子を二
次荷電粒子検出器により検出し、その検出強度に基づい
て試料断面画像はCRTに表示される。電子ビーム12
照射により試料断面から発生する二次線は、二次電子等
の二次荷電粒子に限らずX線も放出される。このX線に
含まれる固有X線を検出することにより、断面された部
分ので成分を分析することができる。
を集束するレンズは、静電レンズを用い、集束イオンビ
ーム11を走査するために集束イオンビーム光軸に対し
て直交する電界を印加する走査電極を用いる。また、一
般に、電子ビーム12に関しては、ヨークコイルを用い
て、磁界により、集束したり、偏向走査している。
射と、電子ビーム12照射は、交互に繰り返して作動さ
せている。電子ビーム照射鏡筒2からの電子ビーム12
を作動させた後、電子ビーム12の照射を止めてヨーク
オイルに流れる電流を0にしても、電子ビーム12を集
束走査させるヨークコイルで発生させた磁界が完全に0
にならず、残留してしまう。残留する磁界は、その作動
履歴によって、常に一定ではなく、時々変化している。
このため、集束イオンビーム照射鏡筒1からの集束イオ
ンビーム11を作動させると、残留している磁界のた
め、集束イオンビーム11の軌跡が変化する。つまり、
観察のたびに、観察画像の位置が変化するばかりでな
く、加工する際に、加工領域が、所望の領域と異なるこ
とになる。また、集束イオンビーム11を構成するイオ
ンは、一般に、異なる荷電比のもので構成される。例え
ば、1価、2価、クラスターイオンである。この異なる
荷電比により、偏向される量が異なるため、集束されて
いるイオンビーム11は見かけ上広がることになる。つ
まり、集束イオンビーム装置としての分解能が低くな
る。
面から発生した二次荷電粒子を二次荷電粒子検出器に引
き込むために、二次電子取り入れ口に電界が形成されて
いる。この二次荷電粒子検出器による電界のため、電子
ビーム12は偏向される。特に、電子ビーム12の加速
電圧を切替えると、電子ビーム12の偏向量(軌跡が曲
げられる量)は異なるため、電子ビーム12が照射され
る位置が変化する。つまり、集束イオンビーム11の試
料表面での照射位置と電子ビーム12の照射位置を一致
させても、電子ビーム11の加速電圧を切替えると、そ
れらの位置がずれることになる。特に、FIB・SEM
を組み合わせた荷電粒子装置においては、試料3近傍に
配置すべき物が多いため、電子ビーム照射鏡筒2先端と
試料との距離(ワーキングディスタンス)が長くなるた
め、二次電子検出器からの電界による電子ビーム12の
偏向量が大きくなる。
ンビームを試料表面に照射する集束イオンビーム照射鏡
筒の先端に、集束イオンビーム照射軸を囲むように、磁
気シールドする防磁筒を設ける。また、走査させなが
ら、試料の断面を照射する電子ビーム照射鏡筒の先端
に、電子ビーム照射軸を囲むように、電場を遮断する防
電筒を配置する。
ビーム照射鏡筒先端と試料との間が、最も電子ビーム照
射鏡筒に近く、電子ビーム照射鏡筒のヨークコイルから
の磁場の影響が最も大きい。集束イオンビーム照射鏡筒
先端に防磁筒を設けることにより、残留磁気に影響され
ることなく、集束イオンビーム照射位置は、常に、一定
になる。また、イオン価による集束イオンビームの広が
りがなくなり、微少スポットが得られ、分解能が高くな
る。
照射鏡筒先端と試料との間が、電子ビームが露出してお
り、また二次荷電粒子検出器にも近い。電子ビーム照射
鏡筒先端と試料との間が、二次荷電粒子検出器の二次荷
電粒子を引き込むための電界の影響をまともに受ける。
電子ビーム照射鏡筒の先端に、防電筒を設けることによ
り、露出量が減る。そして、電子ビームは二次荷電粒子
検出器により偏向量が軽減され、電子ビームの加速電圧
を切替えても、電子ビームの照射位置の変化量は軽減さ
れる。
て説明する。集束イオンビーム照射鏡筒について説明す
る。集束イオンビーム照射鏡筒1には、以下図示しない
が、一方の端部に、液体金属イオンビームを発生するイ
オン源が配置されている。そして集束イオンビーム照射
鏡筒1内に、イオンビーム軸周りに、イオンを集束し集
束イオンビーム11とする静電レンズと、集束イオンビ
ーム11を偏向走査する走査電極と、集束イオンビーム
11の照射をオン・オフするブランカ電極が配置されて
いる。集束イオンビーム照射鏡筒1からは、細く集束さ
れた集束イオンビーム11が発生し、試料3の表面の所
定領域を照射する。集束イオンビーム照射鏡筒1の筒部
は、非磁性材料にて作られている。
する。電子ビーム照射鏡筒2内には、図示しない電子銃
がその端部に配置されている。また、電子ビーム照射鏡
筒2内には、電子ビーム12を集束し、偏向走査する図
示しないヨークコイルが配置されている。電子ビーム照
射鏡筒2からは、細く絞られた電子ビーム12が発生
し、集束イオンビーム11により形成された試料3の断
面を照射する。つまり、集束イオンビーム照射鏡筒1と
電子ビーム照射鏡筒2からのそれぞれのビーム11、1
2は、試料3に対してほぼ一致する位置を照射するよう
に、集束イオンビーム照射鏡筒1と電子ビーム照射鏡筒
2とは、配置されている。電子ビーム照射鏡筒2の筒部
は、高透磁率性の磁性材料でできている。これは、ヨー
クコイルにて発生した磁界を効率良く3次元形成するた
めである。
は、集束イオンビーム11の光軸を囲むように、磁気シ
ールドする防磁筒21が脱着可能に取り付けられてい
る。防磁筒21は、磁気シールド性のある材質であれ
ば、何でもよいが、パーマロイが望ましい。これは、装
置内に、エッチング性ガス導入する場合(イオンビーム
アシストエッチングを行うため)があるため、或る程度
の耐食性も必要なためにパーマロイを用いる。防磁筒2
1のために、電子ビーム照射鏡筒2から磁界は、防止さ
れ、集束イオンビーム11の飛程は、磁界により影響さ
れない。また、防磁筒21は、脱着可能に集束イオンビ
ーム照射鏡筒1先端に取り付けられているため、試料3
等の接触により防磁筒21が破損しても容易に、取り替
えることができる。
は、防電筒22が取り付けられている。前にも説明した
ように、電子ビーム照射鏡筒2の筒部分は、高透磁材料
でできており、防電筒22は、非磁性で導電性の材料
(例えばアルミニウム、オーステナイト系ステンレス、
銅)でできている。また、防電筒22は、電位的に接地
状態で、脱着可能に電子ビーム照射鏡筒2の先端部に取
り付けられている。電子ビーム照射鏡筒2の先端部に防
電筒22が取り付けられているため、図示しない二次荷
電粒子検出器からの電場を、電子ビーム12に影響を与
えることがなくなり、電子ビーム12の加速電圧の切替
えによる、電子ビーム12の飛程の変化は軽減される。
また、防電筒22、脱着可能に電子ビーム照射鏡筒2先
端に取り付けられているため、試料3等の接触により防
電筒22が破損しても容易に、取り替えることができ
る。
束イオンビーム照射鏡筒1、及びその先端に取り付けら
れた防磁筒21は、図1に示した実施例と同じである。
電子ビーム照射鏡筒2が、その分解能を向上させるた
め、所謂、磁界漏洩型の電子ビーム照射鏡筒2を用いる
場合がある。磁界漏洩型の電子ビーム照射鏡筒2は、そ
の先端から磁界が外部に洩れているタイプである。この
洩れている磁界も電子ビーム12の集束や走査に寄与し
ているものである。電子ビーム照射鏡筒2の先端から外
部に洩れている磁界は、集束イオンビーム照射鏡筒1の
先端に取り付けられた防磁筒21の影響で、乱れること
になる。そして、電子ビーム2の非点性が増大し、照射
位置がシフトし、そしてスポット径の増大をもたらす。
このため、図2に実施例では、高透磁率材料の電子ビー
ム照射鏡筒用防磁筒25が電子ビーム照射鏡筒2の先端
に脱着可能に取り付けられている。電子ビーム照射鏡筒
用防磁筒25と電子ビーム照射鏡筒2との間には、図4
に示すように磁性的に隙間30を設けてある。磁界漏洩
型の電子ビーム照射鏡筒2からの洩れ磁界は、電子ビー
ム照射鏡筒用防磁筒25及び隙間30により対物レンズ
としての性能を損なうことなくコントロールされている
ため、集束イオンビーム照射鏡筒1の先端に取り付けら
れた防磁筒21に影響されることはなくなる。
EMを組み合わせた荷電粒子装置において、集束イオン
ビーム照射鏡筒の先端に防磁筒を設けている。このこと
により、集束イオンビームは、電子ビーム照射鏡筒から
発生する磁場に影響されることなく試料を照射するの
で、位置がずれたり、ビームが太くならない。また、電
子ビーム照射鏡筒先端に、防電筒がもうけられている。
このため、電子ビームは二次荷電粒子検出器から発生す
る電場の影響を少なくすることができる。そして、電子
ビームの照射位置のシフトを防止できる。また、電子ビ
ーム照射鏡筒が漏洩型の場合、電子ビーム照射鏡筒先端
に、防磁筒を設けることにより、集束イオンビーム照射
鏡筒の先端に防磁筒の影響を受けることなく、電子ビー
ムの照射位置のシフトを防止できる。
る。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 荷電粒子である液体金属イオンを発生す
るイオン源と、前記液体金属イオンを集束し、集束イオ
ンビームにして試料表面を照射する静電レンズと、前記
集束イオンビームを走査するための走査電極と、前記集
束イオンビームの前記試料への照射をオン・オフするブ
ランカを内部に備えた非磁性の集束イオンビーム照射鏡
筒と、 電子ビームを発生する電子銃と、前記電子ビームを集束
・走査させるヨークコイルを内部に備え、前記試料の前
記集束イオンビーム照射位置に前記電子ビームを照射す
る高透磁率材料にて作られた電子ビーム照射鏡筒と、 前記集束イオンビーム又は電子ビームの前記試料への照
射により試料表面から発生する2次荷電粒子を検出する
2次荷電粒子検出器と、 2次荷電粒子検出器が検出した2次荷電粒子の強度に基
づいて前記試料の表面の画像を表示する画像表示装置
と、 前記電子ビーム照射鏡筒からの磁界を実質的に前記集束
イオンビームの光軸の軌跡に影響を与えないために前記
集束イオンビーム照射鏡筒の先端に取り付けられた高透
磁率材料よりなる防磁筒よりなることを特徴とする荷電
粒子装置。 - 【請求項2】 荷電粒子である液体金属イオンを発生す
るイオン源と、前記液体金属イオンを集束し、集束イオ
ンビームにして試料表面を照射する静電レンズと、前記
集束イオンビームを走査するための走査電極と、前記集
束イオンビームの前記試料への照射をオン・オフするブ
ランカを内部に備えた非磁性の集束イオンビーム照射鏡
筒と、 電子ビームを発生する電子銃と、前記電子ビームを集束
・走査させるヨークコイルを内部に備え、前記試料の前
記集束イオンビーム照射位置に前記電子ビームを照射す
る高透磁率材料にて作られた電子ビーム照射鏡筒と、 前記集束イオンビーム又は電子ビームの前記試料への照
射により試料表面から発生する2次荷電粒子を検出する
2次荷電粒子検出器と、 2次荷電粒子検出器が検出した2次荷電粒子の強度に基
づいて前記試料の表面の画像を表示する画像表示装置
と、 前記2次荷電粒子検出器からの電界を実質的に前記電子
ビームの光軸の軌跡に影響を与えないために前記電子ビ
ーム照射鏡筒の先端に取り付けられた非磁性で導電性の
材料よりなる防電筒よりなることを特徴とする荷電粒子
装置。 - 【請求項3】 荷電粒子である液体金属イオンを発生す
るイオン源と、前記液体金属イオンを集束し、集束イオ
ンビームにして試料表面を照射する静電レンズと、前記
集束イオンビームを走査するための走査電極と、前記集
束イオンビームの前記試料への照射をオン・オフするブ
ランカを内部に備えた非磁性の集束イオンビーム照射鏡
筒と、 電子ビームを発生する電子銃と、前記電子ビームを集束
・走査させるヨークコイルを内部に備え、前記試料の前
記集束イオンビーム照射位置に前記電子ビームを照射す
る高透磁率材料にて作られた電子ビーム照射鏡筒と、 前記集束イオンビーム又は電子ビームの前記試料への照
射により試料表面から発生する2次荷電粒子を検出する
2次荷電粒子検出器と、 2次荷電粒子検出器が検出した2次荷電粒子の強度に基
づいて前記試料の表面の画像を表示する画像表示装置
と、 前記電子ビーム照射鏡筒からの磁界を実質的に前記集束
イオンビームの光軸の軌跡に影響を与えないために前記
集束イオンビーム照射鏡筒の先端に取り付けられた高透
磁率材料よりなる防磁筒と、 前記防磁筒により前記電子ビーム照射鏡筒からの磁界が
影響されなうように前記電子ビーム照射鏡筒の先端に取
り付けられた高透磁率材料よりなる電子ビーム照射鏡筒
用防磁筒よりなることを特徴とする荷電粒子装置。 - 【請求項4】 荷電粒子である液体金属イオンを発生す
るイオン源と、前記液体金属イオンを集束し、集束イオ
ンビームにして試料表面を照射する静電レンズと、前記
集束イオンビームを走査するための走査電極と、前記集
束イオンビームの前記試料への照射をオン・オフするブ
ランカを内部に備えた非磁性の集束イオンビーム照射鏡
筒と、 電子ビームを発生する電子銃と、前記電子ビームを集束
・走査させるヨークコイルを内部に備え、前記試料の前
記集束イオンビーム照射位置に前記電子ビームを照射す
る高透磁率材料にて作られた電子ビーム照射鏡筒と、 前記集束イオンビーム又は電子ビームの前記試料への照
射により試料表面から発生する2次荷電粒子を検出する
2次荷電粒子検出器と、 2次荷電粒子検出器が検出した2次荷電粒子の強度に基
づいて前記試料の表面の画像を表示する画像表示装置
と、 前記電子ビーム照射鏡筒からの磁界を実質的に前記集束
イオンビームの光軸の軌跡に影響を与えないために前記
集束イオンビーム照射鏡筒の先端に取り付けられた高透
磁率材料よりなる防磁筒と、 前記2次荷電粒子検出器からの電界を実質的に前記電子
ビームの光軸の軌跡に影響を与えないために前記電子ビ
ーム照射鏡筒の先端に取り付けられた非磁性で導電性の
材料よりなる防電筒よりなることを特徴とする荷電粒子
装置。 - 【請求項5】 荷電粒子である液体金属イオンを発生す
るイオン源と、前記液体金属イオンを集束し、集束イオ
ンビームにして試料表面を照射する静電レンズと、前記
集束イオンビームを走査するための走査電極と、前記集
束イオンビームの前記試料への照射をオン・オフするブ
ランカを内部に備えた非磁性の集束イオンビーム照射鏡
筒と、 電子ビームを発生する電子銃と、前記電子ビームを集束
・走査させるヨークコイルを内部に備え、前記試料の前
記集束イオンビーム照射位置に前記電子ビームを照射す
る高透磁率材料にて作られた電子ビーム照射鏡筒と、 前記集束イオンビーム又は電子ビームの前記試料への照
射により試料表面から発生する2次荷電粒子を検出する
2次荷電粒子検出器と、 2次荷電粒子検出器が検出した2次荷電粒子の強度に基
づいて前記試料の表面の画像を表示する画像表示装置
と、 前記電子ビーム照射鏡筒からの磁界を実質的に前記集束
イオンビームの光軸の軌跡に影響を与えないために前記
集束イオンビーム照射鏡筒の先端に脱着可能に取り付け
られた高透磁率材料よりなる防磁筒よりなることを特徴
とする荷電粒子装置。 - 【請求項6】 荷電粒子である液体金属イオンを発生す
るイオン源と、前記液体金属イオンを集束し、集束イオ
ンビームにして試料表面を照射する静電レンズと、前記
集束イオンビームを走査するための走査電極と、前記集
束イオンビームの前記試料への照射をオン・オフするブ
ランカを内部に備えた非磁性の集 束イオンビーム照射鏡
筒と、 電子ビームを発生する電子銃と、前記電子ビームを集束
・走査させるヨークコイルを内部に備え、前記試料の前
記集束イオンビーム照射位置に前記電子ビームを照射す
る高透磁率材料にて作られた電子ビーム照射鏡筒と、 前記集束イオンビーム又は電子ビームの前記試料への照
射により試料表面から発生する2次荷電粒子を検出する
2次荷電粒子検出器と、 2次荷電粒子検出器が検出した2次荷電粒子の強度に基
づいて前記試料の表面の画像を表示する画像表示装置
と、 前記2次荷電粒子検出器からの電界を実質的に前記電子
ビームの光軸の軌跡に影響を与えないために前記電子ビ
ーム照射鏡筒の先端に脱着可能に取り付けられた非磁性
で導電性の材料よりなる防電筒よりなることを特徴とす
る荷電粒子装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10140005A JP3117950B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 荷電粒子装置 |
US09/315,717 US6452173B1 (en) | 1998-05-21 | 1999-05-20 | Charged particle apparatus |
KR1019990018542A KR19990088494A (ko) | 1998-05-21 | 1999-05-21 | 하전입자장치 |
TW088108416A TW469472B (en) | 1998-05-21 | 1999-05-21 | Charged particle apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10140005A JP3117950B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 荷電粒子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11329318A JPH11329318A (ja) | 1999-11-30 |
JP3117950B2 true JP3117950B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=15258724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10140005A Expired - Lifetime JP3117950B2 (ja) | 1998-05-21 | 1998-05-21 | 荷電粒子装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6452173B1 (ja) |
JP (1) | JP3117950B2 (ja) |
KR (1) | KR19990088494A (ja) |
TW (1) | TW469472B (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4354657B2 (ja) * | 2001-01-11 | 2009-10-28 | エスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社 | 集束イオンビーム装置 |
DE10233002B4 (de) * | 2002-07-19 | 2006-05-04 | Leo Elektronenmikroskopie Gmbh | Objektivlinse für ein Elektronenmikroskopiesystem und Elektronenmikroskopiesystem |
DE602004021750D1 (de) * | 2003-07-14 | 2009-08-13 | Fei Co | Zweistrahlsystem |
JP4431459B2 (ja) | 2004-07-29 | 2010-03-17 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 集束イオン・ビーム装置及び集束イオン・ビーム照射方法 |
JP4522306B2 (ja) * | 2005-04-08 | 2010-08-11 | 株式会社リコー | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、画像認識方法、画像形成装置、情報処理装置、データ処理方法およびプログラム |
EP2050118A1 (en) * | 2006-07-25 | 2009-04-22 | Mapper Lithography IP B.V. | A multiple beam charged particle optical system |
US8134135B2 (en) | 2006-07-25 | 2012-03-13 | Mapper Lithography Ip B.V. | Multiple beam charged particle optical system |
JP4273141B2 (ja) | 2006-07-27 | 2009-06-03 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 集束イオンビーム装置 |
DE102006059162B4 (de) * | 2006-12-14 | 2009-07-09 | Carl Zeiss Nts Gmbh | Teilchenoptische Anordnung |
JP5702552B2 (ja) * | 2009-05-28 | 2015-04-15 | エフ イー アイ カンパニFei Company | デュアルビームシステムの制御方法 |
USD745567S1 (en) * | 2013-08-29 | 2015-12-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display screen or portion thereof with icon |
DE102018131609B3 (de) | 2018-12-10 | 2020-02-06 | Carl Zeiss Microscopy Gmbh | Partikelstrahlsystem und Verfahren zum Betreiben eines Partikelstrahlsystems |
DE102018131614B3 (de) * | 2018-12-10 | 2020-02-06 | Carl Zeiss Microscopy Gmbh | Partikelstrahlsystem und Verfahren zum Betreiben eines Partikelstrahlsystems |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2034981A1 (ja) * | 1969-03-17 | 1970-12-18 | Jeol Ltd | |
US3984687A (en) * | 1975-03-17 | 1976-10-05 | International Business Machines Corporation | Shielded magnetic lens and deflection yoke structure for electron beam column |
DE2726195C3 (de) * | 1977-06-10 | 1980-02-21 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Magnetische Objektivlinse für unter Vakuum arbeitende Korpuskularstrahlgeräte, insbesondere Objektivlinse für Elektronenmikroskope |
DE2731458C3 (de) * | 1977-07-12 | 1980-03-20 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Magnetische Objektivlinseneinrichtung für unter Vakuum arbeitende Korpuskularstrahlgeräte, insbesondere Objektivlinseneinrichtung für Höchstspannungs-Elektronenmikroskope und Verwendung |
JPH0760661B2 (ja) * | 1988-07-22 | 1995-06-28 | 株式会社日立製作所 | 電子顕微鏡 |
JPH087121B2 (ja) * | 1990-07-18 | 1996-01-29 | セイコー電子工業株式会社 | 集束荷電ビーム加工方法 |
JPH071685B2 (ja) * | 1990-09-06 | 1995-01-11 | 株式会社日立製作所 | 走査電子顕微鏡 |
JPH06338281A (ja) * | 1993-05-27 | 1994-12-06 | Hitachi Ltd | 走査電子顕微鏡 |
US5576542A (en) * | 1993-12-08 | 1996-11-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Substrate cross-section observing apparatus |
JP3261018B2 (ja) * | 1995-08-30 | 2002-02-25 | 日本電子株式会社 | オージェ電子分光装置 |
US6297512B1 (en) * | 1998-03-31 | 2001-10-02 | Cirrus Logic, Inc. | Double shield for electron and ion beam columns |
-
1998
- 1998-05-21 JP JP10140005A patent/JP3117950B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-05-20 US US09/315,717 patent/US6452173B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-05-21 TW TW088108416A patent/TW469472B/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-05-21 KR KR1019990018542A patent/KR19990088494A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11329318A (ja) | 1999-11-30 |
KR19990088494A (ko) | 1999-12-27 |
TW469472B (en) | 2001-12-21 |
US6452173B1 (en) | 2002-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3786875B2 (ja) | 帯電粒子ビームデバイスのための対物レンズ | |
JP5395118B2 (ja) | 電子顕微鏡システム用対物レンズおよび電子顕微鏡システム | |
US6825475B2 (en) | Deflection method and system for use in a charged particle beam column | |
JP3117950B2 (ja) | 荷電粒子装置 | |
JP3081393B2 (ja) | 走査電子顕微鏡 | |
JP3268583B2 (ja) | 粒子線装置 | |
JP4920385B2 (ja) | 荷電粒子ビーム装置、走査型電子顕微鏡、及び試料観察方法 | |
US10622187B2 (en) | Charged particle beam apparatus and sample processing observation method | |
JP4273141B2 (ja) | 集束イオンビーム装置 | |
US6504164B2 (en) | Electron beam apparatus | |
US20060022150A1 (en) | Focused ion beam apparatus and focused ion beam irradiation method | |
JP3372138B2 (ja) | 走査形電子顕微鏡 | |
JP5767818B2 (ja) | 粒子ビーム装置および粒子ビーム装置の動作方法 | |
JP5458472B2 (ja) | X線管 | |
US6653632B2 (en) | Scanning-type instrument utilizing charged-particle beam and method of controlling same | |
US7855362B1 (en) | Contamination pinning for auger analysis | |
JP7458384B2 (ja) | 電子銃および電子銃を備えた荷電粒子線装置 | |
JP3343421B2 (ja) | 荷電粒子ビーム装置 | |
US9673017B1 (en) | Housing device for magnetic shielding, housing arrangement for magnetic shielding, charged particle beam device, and method of manufacturing a housing device | |
JP3409954B2 (ja) | エネルギー分散形x線検出装置 | |
JP2005093106A (ja) | 走査電子顕微鏡 | |
US10763079B1 (en) | Focused ion beam impurity identification | |
EP4030461A1 (en) | Reduction of thermal magnetic field noise in tem corrector systems | |
US20220384140A1 (en) | Method for operating a particle beam device, computer program product and particle beam device for carrying out the method | |
JP3898614B2 (ja) | 走査形電子顕微鏡 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071006 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081006 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006 Year of fee payment: 10 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006 Year of fee payment: 13 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006 Year of fee payment: 13 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |