JP3117290B2 - 竪孔掘削装置 - Google Patents

竪孔掘削装置

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JP3117290B2
JP3117290B2 JP04203544A JP20354492A JP3117290B2 JP 3117290 B2 JP3117290 B2 JP 3117290B2 JP 04203544 A JP04203544 A JP 04203544A JP 20354492 A JP20354492 A JP 20354492A JP 3117290 B2 JP3117290 B2 JP 3117290B2
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菊次 江川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地中に竪孔を掘る掘削装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の竪孔掘削装置は図3及び図4に示
すようにケーシング01を圧入する圧入施工機02と、
ケーシング01内部を上下動できるハンマグラブ03と
称する掘削バケットから構成されている。圧入施工機0
2としては、図3に示すようなケーシング01を油圧ヂ
ャッキ04からなる締結装置05で締結し、これを油圧
シリンダ06で左右に揺動させ、かつ上下に押し引きヂ
ャッキ07で押し引きさせる方式の揺動式と、図4に示
すようにケーシング01を油圧ジャッキ04からなる締
付装置05で締結し、これを旋回モータ08を有する支
持体09から軸受010を介して支持させるとともに、
旋回モータ08で回転させ、かつ支持体09から油圧シ
リンダ011で押し引きさせる方式の旋回式がある。
【0003】ケーシング01内部の中堀り、排土にはハ
ンマグラブ03が使用され、ハンマグラブ03をケーシ
ング01内で落下させ、この落下エネルギーで先端のシ
ェルを土中に貫入させた後ウインチで巻きとることでシ
ェル内の土砂を掴み取り、ケーシング外にハンマグラブ
を引き出し排土させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の竪孔掘
削装置はケーシング内の中堀りを、ほぼケーシング内径
に近いシェル径を有するハンマグラブで行うため、竪孔
径が大きくなるとハンマグラブが大型化し、重量アップ
によって通常のクレーンでは容量不足のため作業が出来
なくなる等、このままの方式では大口径化するには問題
があった。
【0005】本発明は、かかる問題点に対処するため開
発されたものであって通常の容量のハンマグラブとクレ
ーンを使用して、大口径ケーシングによる掘削を可能と
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図1及び図2を用
いて説明すると本発明はケーシング10を圧入する圧入
施工機1と、ケーシング10内部を上下動するハンマグ
ラブ18とからなる竪孔掘削装置において、前記ケーシ
ング10内に、前記ハンマグラブ18の上下動をガイド
させるガイドパイプ17を同芯に嵌挿し、該ガイドパイ
プ17と、前記ケーシング10との間の環状間隙内に、
前記ケーシング10内面に締付けられるクランプ23を
介して、カッタビット26を下面に有し且つ集土板27
を掘削回転方向側前方となるように設けた放射状のスポ
ーク28からなる回転掘削機19を設置したことを特徴
とする。
【0007】
【作用】本発明の竪孔掘削機は前述のように構成されて
おり、ケーシングを圧入施工機を用いて旋回させながら
土中に押し込んで行くと、ケーシングとガイドパイプ間
の地盤はケーシング下端部内側に設けた回転掘削機のス
ポークに取り付けられているカッタビットで先ず掘削さ
れ、この土砂が掘削回転方向側前方となるようにスポー
クに設けられた集土板の働きでケーシング中心部に掻き
寄せられる。
【0008】ガイドパイプ部の地盤はハンマグラブで掘
削され、回転掘削機で掻き寄せられた土砂と共に、ハン
マグラブで掴み取られ上方に運ばれてケーシング外部に
排出される。このように、ケーシングが大口径になって
も通常のクレーンとハンマグラブを用いて大口径の竪孔
でも容易に掘削可能となる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1及び図2に基づ
いて説明すると図は旋回式の圧入施工機を示し、該施工
機1は地上に設置したフレーム2の昇降ガイド3でガイ
ドされ、押引ジャッキ4で昇降される昇降部材5を有
し、該昇降部材5上に設置された油圧モータ6と、該油
圧モータ6の出力軸に取付けた歯車7と該歯車7と噛み
合い昇降部材5に旋回可能に装着された外歯付軸受8と
該外歯付軸受8に装着されて旋回される旋回部材9とで
旋回装置部を構成する。
【0010】また旋回部材9の下側にはケーシング10
の締付装置11が装着され、この開閉に必要な油圧ジャ
ッキ12に圧油を送るため旋回部材9側に設けた内歯歯
車13に噛み合う歯車14を出力軸に持つ油圧ポンプ1
5が締付装置11側に設けられている。ケーシング10
の上端には支持架台16を取付け、該支持架台16を介
してケーシング10内に同芯のガイドパイプ17を挿入
し、該ガイドパイプ17内にハンマグラブ18を上下動
自在に設けると共に該ガイドパイプ17とケーシング1
0との間の環状間隙内に回転掘削機19を設置し、該回
転掘削機19は、重錘20の重量をリンク21とレバー
22による倍力機構で増大させた力でケーシング10の
内壁に押え付けられるクランプ23を有する外筒24と
前記ガイドパイプ17の外周に嵌挿される内筒25と、
これら内外筒25,24間に放射状に取付けられて下面
に多数のカッタビット26を有すると共に掘削回転方向
側前方に集土板27を有する放射状のスポーク28とか
ら構成されている。なお、旋回させながら土中に押し込
んで行くケーシング10の下端面にも、同様のカッタビ
ット26が従来より取り付けられている。
【0011】
【発明の効果】このように、上述した本発明の竪孔掘削
装置は、圧入施工機で旋回させながら圧入され下端面に
カッタビットを有するケーシング内にハンマグラブの上
下動をガイドさせるガイドパイプを同芯に嵌挿し、該ガ
イドパイプと前記ケーシングとの間の環状間隙内に、カ
ッタビットを下面に有し且つ集土板を掘削回転方向側前
方となるように設けた放射状のスポークからなる回転掘
削機を設置したものであるから、ケーシングが大口径と
なってもケーシングとガイドパイプとの間の中堀り及び
集土を回転掘削機で行い、ガイドパイプ内の中堀りと排
土については通常のハンマグラブ及びクレーンで行わせ
ることができるため、竪孔の大口径化に対して簡単で効
率の良い掘削が可能になるといった効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部欠截側面図であ
る。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】従来例を示す一部欠截側面図である。
【図4】他の従来例を示す一部欠截側面図である。
【符号の説明】
1 圧入施工機 10 ケーシング 17 ガイドパイプ 18 ハンマグラブ 19 回転掘削機 23 クランプ 26 カッタビット 27 集土板 28 スポーク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングを圧入する圧入施工機と、ケ
    ーシング内部を上下動するハンマグラブとからなる竪孔
    掘削装置において、前記ケーシング内に、前記ハンマグ
    ラブの上下動をガイドさせるガイドパイプを同芯に嵌挿
    し、該ガイドパイプと、前記ケーシングとの間の環状間
    隙内に、前記ケーシング内面に締付けられるクランプを
    介して、カッタビットを下面に有し且つ集土板を掘削回
    転方向側前方となるように設けた放射状のスポークから
    なる回転掘削機を設置したことを特徴とする竪孔掘削装
    置。
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KR100479514B1 (ko) * 2001-11-06 2005-03-30 바우어 머쉬넨 게엠베하 굴착 장치 및 방법
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