JP3052195B2 - 大口径竪孔の削孔方法および装置 - Google Patents
大口径竪孔の削孔方法および装置Info
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- 239000011435 rock Substances 0.000 claims description 45
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 13
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- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 210000000481 Breast Anatomy 0.000 description 2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大口径竪孔の削孔
方法および装置に関するものである。
方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば杭孔掘削のための大口径竪孔の削
孔を行うには、通常のアースオーガー等では掘削径が限
定されてしまうので、直径1000〜1500mm程度の大口径の
ケーシングが使用される。
孔を行うには、通常のアースオーガー等では掘削径が限
定されてしまうので、直径1000〜1500mm程度の大口径の
ケーシングが使用される。
【0003】かかる大口径のケーシングを回転させなが
ら地盤に挿入して地盤をコア掘り、その後、このケーシ
ングの内部をクラムシェルバケットなどの掘削・排土機
で掘削、排土している。
ら地盤に挿入して地盤をコア掘り、その後、このケーシ
ングの内部をクラムシェルバケットなどの掘削・排土機
で掘削、排土している。
【0004】この場合、ケーシング内部の地盤には既設
の地下構造物の鉄筋コンクリートや転石・岩盤などが存
在する場合には、ケーシングでコア状に掘削するとはい
え、該地盤をクラムシェルバケットなどの掘削機でケー
シング内部を掘削するのは困難な場合がある。
の地下構造物の鉄筋コンクリートや転石・岩盤などが存
在する場合には、ケーシングでコア状に掘削するとはい
え、該地盤をクラムシェルバケットなどの掘削機でケー
シング内部を掘削するのは困難な場合がある。
【0005】そこで、ケーシングによるコア掘りを少し
ずつ位置をずらしラップさせながら複数回行い、その後
建て込むケーシング内部の位置でもケーシングの先端の
特殊な切削歯で地下構造物の鉄筋コンクリートや転石岩
盤などを切削した後に、ケーシングを建て込み、ケーシ
ング内部をクラムシェルバケットなどの掘削機で掘削、
排土するようにしている。
ずつ位置をずらしラップさせながら複数回行い、その後
建て込むケーシング内部の位置でもケーシングの先端の
特殊な切削歯で地下構造物の鉄筋コンクリートや転石岩
盤などを切削した後に、ケーシングを建て込み、ケーシ
ング内部をクラムシェルバケットなどの掘削機で掘削、
排土するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】大口径竪孔を削孔する
場合、このように従来はケーシングによる複数回のコア
掘りを必要としたため、削孔に時間と労力を要して作業
効率がよくなかった。
場合、このように従来はケーシングによる複数回のコア
掘りを必要としたため、削孔に時間と労力を要して作業
効率がよくなかった。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、既設の地下構造物の鉄筋コンクリートや転石岩盤な
どが存在する地盤でも、一度で大口径孔を削孔でき作業
効率のよい大口径竪孔の削孔方法および装置を提供する
ことにある。
し、既設の地下構造物の鉄筋コンクリートや転石岩盤な
どが存在する地盤でも、一度で大口径孔を削孔でき作業
効率のよい大口径竪孔の削孔方法および装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、大口径竪孔の削孔方法としては、外
周に第1の回転ケーシングを配し、その内側に先端に掘
削ヘッドを設けたスクリューを配設したロックオーガー
の外側位置に該ロックオーガーの全長にわたって第2の
回転ケーシングを設置し、第1の回転ケーシングと第2
の回転ケーシングは回転掘削方向を異ならせ、また、ス
クリューは第2の回転ケーシングと同一方向に回転させ
て地盤を掘削し、掘削後、ロックオーガーを第2の回転
ケーシングから引き抜いて撤去し、このロックオーガー
の引き抜きにより同時に第1の回転ケーシング内の掘削
土砂を排出することを要旨とするものである。
するため、第1に、大口径竪孔の削孔方法としては、外
周に第1の回転ケーシングを配し、その内側に先端に掘
削ヘッドを設けたスクリューを配設したロックオーガー
の外側位置に該ロックオーガーの全長にわたって第2の
回転ケーシングを設置し、第1の回転ケーシングと第2
の回転ケーシングは回転掘削方向を異ならせ、また、ス
クリューは第2の回転ケーシングと同一方向に回転させ
て地盤を掘削し、掘削後、ロックオーガーを第2の回転
ケーシングから引き抜いて撤去し、このロックオーガー
の引き抜きにより同時に第1の回転ケーシング内の掘削
土砂を排出することを要旨とするものである。
【0009】第2に、ロックオーガーと第2の回転ケー
シングとは掘削開始から終了までの全工程において同時
進行で掘削すること、または、ロックオーガーと第2の
回転ケーシングとは、第2の回転ケーシングを先行掘削
させ、次いで、第2の回転ケーシング内をその全長にわ
たってロックオーガーで掘削することを要旨とするもの
である。
シングとは掘削開始から終了までの全工程において同時
進行で掘削すること、または、ロックオーガーと第2の
回転ケーシングとは、第2の回転ケーシングを先行掘削
させ、次いで、第2の回転ケーシング内をその全長にわ
たってロックオーガーで掘削することを要旨とするもの
である。
【0010】大口径竪孔の削孔装置としては、外周に第
1の回転ケーシングを配し、その内側に先端に掘削ヘッ
ドを設け該第1の回転ケーシングと回転方向の異なるス
クリューを設けたロックオーガーと、該ロックオーガー
の外側位置に該ロックオーガーの全長にわたって配す
る、前記第1の回転ケーシングと回転方向の異なる第2
の回転ケーシングを組合わせたことを要旨とするもので
ある。
1の回転ケーシングを配し、その内側に先端に掘削ヘッ
ドを設け該第1の回転ケーシングと回転方向の異なるス
クリューを設けたロックオーガーと、該ロックオーガー
の外側位置に該ロックオーガーの全長にわたって配す
る、前記第1の回転ケーシングと回転方向の異なる第2
の回転ケーシングを組合わせたことを要旨とするもので
ある。
【0011】請求項1および請求項4記載の本発明によ
れば、まず、ロックオーガーを使用することで、既設の
地下構造物の鉄筋コンクリートや転石や岩盤などが存在
する地盤でもこれを容易に破壊して、排土することがで
き、また、ロックオーガーでは径が限定されているが、
その外側位置にロックオーガーの全長にわたって大口径
の第2の回転ケーシングを配置することで、このロック
オーガーでの掘削径を第2の回転ケーシングでの掘削径
まで広げることができ、2重ケーシングによる掘削とな
り、孔壁を保護しながら大口径の竪穴を効率よく掘削で
きる。また、第1の回転ケーシング内の掘削土砂はロッ
クオーガーの引き上げ時に同時に排出されるから、排出
のためのクラムシェルバケットなどが不要となり、排出
のための工程が削減できる。
れば、まず、ロックオーガーを使用することで、既設の
地下構造物の鉄筋コンクリートや転石や岩盤などが存在
する地盤でもこれを容易に破壊して、排土することがで
き、また、ロックオーガーでは径が限定されているが、
その外側位置にロックオーガーの全長にわたって大口径
の第2の回転ケーシングを配置することで、このロック
オーガーでの掘削径を第2の回転ケーシングでの掘削径
まで広げることができ、2重ケーシングによる掘削とな
り、孔壁を保護しながら大口径の竪穴を効率よく掘削で
きる。また、第1の回転ケーシング内の掘削土砂はロッ
クオーガーの引き上げ時に同時に排出されるから、排出
のためのクラムシェルバケットなどが不要となり、排出
のための工程が削減できる。
【0012】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、第2の回転ケーシングとロックオーガーとの
組合せで地盤を同時に掘削するから、既設の地下構造物
の鉄筋コンクリートや転石岩盤などが存在する地盤でも
これを一度の掘削作業で簡単に削孔できる。
に加えて、第2の回転ケーシングとロックオーガーとの
組合せで地盤を同時に掘削するから、既設の地下構造物
の鉄筋コンクリートや転石岩盤などが存在する地盤でも
これを一度の掘削作業で簡単に削孔できる。
【0013】請求項3記載の本発明によれば、請求項1
記載の本発明の作用に加えて、第2の回転ケーシングを
先行掘削させた後に、ロックオーガーで第2の回転ケー
シングの内部を掘削することにより、第2の回転ケーシ
ングを地盤内に建て込むための重機を撤去した後にロッ
クオーガー機をセットでき、狭い場所での施工も容易と
なる。
記載の本発明の作用に加えて、第2の回転ケーシングを
先行掘削させた後に、ロックオーガーで第2の回転ケー
シングの内部を掘削することにより、第2の回転ケーシ
ングを地盤内に建て込むための重機を撤去した後にロッ
クオーガー機をセットでき、狭い場所での施工も容易と
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の大口径竪孔の
削孔方法および装置の実施の形態を示す一部切欠いた正
面図で、削孔装置は、例えば外周に直径600 〜1500mm程
度の大口径の第1のケーシング6を配し、その内側に先
端に掘削ヘッド7aを設け前記第1の回転ケーシング6
と回転方向の異なるスクリュー7を設けたロックオーガ
ー8と、該ロックオーガー8の外側位置に配する厚さ50
mm、直径2000mm程度で前記第1の回転ケーシング6と回
転方向の異なる第2の回転ケーシング2を組み合わせた
ものである。
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の大口径竪孔の
削孔方法および装置の実施の形態を示す一部切欠いた正
面図で、削孔装置は、例えば外周に直径600 〜1500mm程
度の大口径の第1のケーシング6を配し、その内側に先
端に掘削ヘッド7aを設け前記第1の回転ケーシング6
と回転方向の異なるスクリュー7を設けたロックオーガ
ー8と、該ロックオーガー8の外側位置に配する厚さ50
mm、直径2000mm程度で前記第1の回転ケーシング6と回
転方向の異なる第2の回転ケーシング2を組み合わせた
ものである。
【0015】第2の回転ケーシング2は、上端を開放端
として、図2に示すようにクローラ形式の掘削機1また
は固定式の掘削機等を使用して、地盤を切削するもの
で、掘削機1は、一例としてクローラ形式の重機3にリ
ーダマスト4を油圧シリンダー12で上下動自在に設け、
このリーダマスト4にモータと減速機からなる駆動装置
5を設け、該駆動装置5に全周回転機14を連結し、第2
の回転ケーシング2をチャック装置13を介して全周回転
機14に連結した。他方、ロックオーガー8は図3にも示
すようにアースオーガー機9にオーガーを連結する。な
お、第2の回転ケーシング2の周面の係止は、チャック
装置13に代えてボルト止め等の係止機構を用いてもよ
い。
として、図2に示すようにクローラ形式の掘削機1また
は固定式の掘削機等を使用して、地盤を切削するもの
で、掘削機1は、一例としてクローラ形式の重機3にリ
ーダマスト4を油圧シリンダー12で上下動自在に設け、
このリーダマスト4にモータと減速機からなる駆動装置
5を設け、該駆動装置5に全周回転機14を連結し、第2
の回転ケーシング2をチャック装置13を介して全周回転
機14に連結した。他方、ロックオーガー8は図3にも示
すようにアースオーガー機9にオーガーを連結する。な
お、第2の回転ケーシング2の周面の係止は、チャック
装置13に代えてボルト止め等の係止機構を用いてもよ
い。
【0016】このロックオーガー8と第2の回転ケーシ
ング2との組合せによる掘削方法は第1実施形態として
は、第2の回転ケーシング2の内部に上端の開放端から
ロックオーガー8を挿入して、第2の回転ケーシング2
とロックオーガー8を組合せ、二重のケーシングとして
同時進行で掘削を開始する。
ング2との組合せによる掘削方法は第1実施形態として
は、第2の回転ケーシング2の内部に上端の開放端から
ロックオーガー8を挿入して、第2の回転ケーシング2
とロックオーガー8を組合せ、二重のケーシングとして
同時進行で掘削を開始する。
【0017】この場合、油圧シリンダー12でリーダマス
ト4を下降させながら、その際、駆動装置5を駆動して
全周回転機14を回転させれば、第2の回転ケーシング2
は回転しながら先端に取り付けたカッター2aにより地
盤を圧削する。第2の回転ケーシング2を所定長打ち込
んだならば、チャック装置13を上方に盛替えて、第2の
回転ケーシング2を再度打ち込んでいく。
ト4を下降させながら、その際、駆動装置5を駆動して
全周回転機14を回転させれば、第2の回転ケーシング2
は回転しながら先端に取り付けたカッター2aにより地
盤を圧削する。第2の回転ケーシング2を所定長打ち込
んだならば、チャック装置13を上方に盛替えて、第2の
回転ケーシング2を再度打ち込んでいく。
【0018】他方、ロックオーガー8は、図1、図4に
示すように第1の回転ケーシング6、スクリュー7とも
に先端に超硬チップを取り付けたカッター6a、掘削ヘ
ッド7aで地盤を圧削・切削するもので、図3に示すよ
うにアースオーガー機9により同時に掘進し、第2の回
転ケーシング2内の地盤内の既設の地下構造物の鉄筋コ
ンクリートや転石岩盤などを破壊する。
示すように第1の回転ケーシング6、スクリュー7とも
に先端に超硬チップを取り付けたカッター6a、掘削ヘ
ッド7aで地盤を圧削・切削するもので、図3に示すよ
うにアースオーガー機9により同時に掘進し、第2の回
転ケーシング2内の地盤内の既設の地下構造物の鉄筋コ
ンクリートや転石岩盤などを破壊する。
【0019】かかるロックオーガー8による圧削・切削
は、その外側の孔壁が同時に掘削する第2の回転ケーシ
ング2で保護されているから、周囲の地盤の崩落などの
おそれがなく容易に作業でき、ロックオーガー8の第1
の回転ケーシング6と第2の回転ケーシング2との二重
ケーシングにより大口径の竪穴を一度に掘削できる。
は、その外側の孔壁が同時に掘削する第2の回転ケーシ
ング2で保護されているから、周囲の地盤の崩落などの
おそれがなく容易に作業でき、ロックオーガー8の第1
の回転ケーシング6と第2の回転ケーシング2との二重
ケーシングにより大口径の竪穴を一度に掘削できる。
【0020】以上のようにして第2の回転ケーシング2
内の地盤を圧削・切削したならば、ロックオーガー8を
第2の回転ケーシング2内から撤去する。第1の回転ケ
ーシング6内の掘削土砂はロックオーガー8の引き上げ
により同時に排出される。そして、第1の回転ケーシン
グ6と第2の回転ケーシング2との隙間に残った掘削土
砂を図5に示すようにクレーン10などの重機を使用して
クラムシェルバケット11などの排土バケットで排土す
る。
内の地盤を圧削・切削したならば、ロックオーガー8を
第2の回転ケーシング2内から撤去する。第1の回転ケ
ーシング6内の掘削土砂はロックオーガー8の引き上げ
により同時に排出される。そして、第1の回転ケーシン
グ6と第2の回転ケーシング2との隙間に残った掘削土
砂を図5に示すようにクレーン10などの重機を使用して
クラムシェルバケット11などの排土バケットで排土す
る。
【0021】この場合、例えば前記のように第2の回転
ケーシング2の直径が2000mmで、第1の回転ケーシング
6の直径が1500mmとすると、第2の回転ケーシング2と
第1の回転ケーシング6との間の隙間の土砂が第1の回
転ケーシング6の引き上げ後に第2の回転ケーシング2
内の内壁部分に残ることになるが、第1の回転ケーシン
グ6の外径を第2の回転ケーシング2の内径に等しくす
れば、第1、第2の両回転ケーシング6,2の間に隙間
が生じないから、この部分の土砂が残ることはない。
ケーシング2の直径が2000mmで、第1の回転ケーシング
6の直径が1500mmとすると、第2の回転ケーシング2と
第1の回転ケーシング6との間の隙間の土砂が第1の回
転ケーシング6の引き上げ後に第2の回転ケーシング2
内の内壁部分に残ることになるが、第1の回転ケーシン
グ6の外径を第2の回転ケーシング2の内径に等しくす
れば、第1、第2の両回転ケーシング6,2の間に隙間
が生じないから、この部分の土砂が残ることはない。
【0022】前記第1実施形態では第2の回転ケーシン
グ2とロックオーガー8とを同時に駆動して2重ケーシ
ングで掘削したが、第2実施形態として第2の回転ケー
シング2を打ち込んでから、次の工程として第2の回転
ケーシング2内をロックオーガー8で掘削するようにす
ることも可能であり、掘削機1とアースオーガー機9と
を同時に設置できないような施工場所では効果的であ
る。
グ2とロックオーガー8とを同時に駆動して2重ケーシ
ングで掘削したが、第2実施形態として第2の回転ケー
シング2を打ち込んでから、次の工程として第2の回転
ケーシング2内をロックオーガー8で掘削するようにす
ることも可能であり、掘削機1とアースオーガー機9と
を同時に設置できないような施工場所では効果的であ
る。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明の大口径孔の削
孔方法は、既設の地下構造物の鉄筋コンクリートや転石
・岩盤などが存在する地盤でも、一度で大口径竪穴を削
孔でき、また、掘削土砂の排出も第1の回転ケーシング
内のものはロックオーガー8の引き上げにより同時に行
えて作業効率のよいものである。
孔方法は、既設の地下構造物の鉄筋コンクリートや転石
・岩盤などが存在する地盤でも、一度で大口径竪穴を削
孔でき、また、掘削土砂の排出も第1の回転ケーシング
内のものはロックオーガー8の引き上げにより同時に行
えて作業効率のよいものである。
【図1】本発明の大口径孔の削孔方法の実施形態を示す
一部切欠いた正面図である。
一部切欠いた正面図である。
【図2】本発明の大口径孔の削孔方法の実施形態を示す
大口径のケーシングの圧削状態の正面図である。
大口径のケーシングの圧削状態の正面図である。
【図3】本発明の大口径孔の削孔方法の実施形態を示す
ロックオーガーによる掘削状態を示す側面図である。
ロックオーガーによる掘削状態を示す側面図である。
【図4】本発明の大口径孔の削孔方法で使用するロック
オーガーの一部切欠いた正面図である。
オーガーの一部切欠いた正面図である。
【図5】本発明の大口径孔の削孔方法の実施形態を示す
排土状態を示す正面図である。
排土状態を示す正面図である。
1…掘削機 2…第2の回転
ケーシング 2a…カッター 3…重機 4…リーダマスト 5…駆動装置 6…第1の回転ケーシング 6a…カッター 7…スクリュー 7a…掘削ヘッ
ド 8…ロックオーガー 9…アースオー
ガー機 10…クレーン 11…クラムシェ
ルバケット 12…油圧シリンダー 13…チャック装
置 14…全周回転機
ケーシング 2a…カッター 3…重機 4…リーダマスト 5…駆動装置 6…第1の回転ケーシング 6a…カッター 7…スクリュー 7a…掘削ヘッ
ド 8…ロックオーガー 9…アースオー
ガー機 10…クレーン 11…クラムシェ
ルバケット 12…油圧シリンダー 13…チャック装
置 14…全周回転機
Claims (4)
- 【請求項1】 外周に第1の回転ケーシングを配し、そ
の内側に先端に掘削ヘッドを設けたスクリューを配設し
たロックオーガーの外側位置に該ロックオーガーの全長
にわたって第2の回転ケーシングを設置し、第1の回転
ケーシングと第2の回転ケーシングは回転掘削方向を異
ならせ、また、スクリューは第2の回転ケーシングと同
一方向に回転させて地盤を掘削し、掘削後、ロックオー
ガーを第2の回転ケーシングから引き抜いて撤去し、こ
のロックオーガーの引き抜きにより同時に第1の回転ケ
ーシング内の掘削土砂を排出することを特徴とする大口
径竪孔の削孔方法。 - 【請求項2】 ロックオーガーと第2の回転ケーシング
とは掘削開始から終了までの全工程において同時進行で
掘削する請求項1記載の大口径竪孔の削孔方法。 - 【請求項3】 ロックオーガーと第2の回転ケーシング
とは、第2の回転ケーシングを先行掘削させ、次いで、
第2の回転ケーシング内をその全長にわたってロックオ
ーガーで掘削する請求項1記載の大口径竪孔の削孔方
法。 - 【請求項4】 外周に第1の回転ケーシングを配し、そ
の内側に先端に掘削ヘッドを設け該第1の回転ケーシン
グと回転方向の異なるスクリューを設けたロックオーガ
ーと、該ロックオーガーの外側位置に該ロックオーガー
の全長にわたって配する、前記第1の回転ケーシングと
回転方向の異なる第2の回転ケーシングを組合わせたこ
とを特徴とする大口径竪孔の削孔装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9143768A JP3052195B2 (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 大口径竪孔の削孔方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9143768A JP3052195B2 (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 大口径竪孔の削孔方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10331562A JPH10331562A (ja) | 1998-12-15 |
JP3052195B2 true JP3052195B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=15346582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9143768A Expired - Fee Related JP3052195B2 (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 大口径竪孔の削孔方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052195B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4903620B2 (ja) * | 2007-04-06 | 2012-03-28 | 新日本製鐵株式会社 | 杭施工用掘削装置および杭の施工方法 |
JP6148499B2 (ja) * | 2013-03-01 | 2017-06-14 | 五洋建設株式会社 | 鋼管矢板圧入装置 |
CN108127741A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-06-08 | 苏州时开纽数控装备有限公司 | 木工方孔钻 |
-
1997
- 1997-06-02 JP JP9143768A patent/JP3052195B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10331562A (ja) | 1998-12-15 |
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