JP3116793B2 - ウインドガラスの仮止め用クリップ - Google Patents

ウインドガラスの仮止め用クリップ

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JP3116793B2
JP3116793B2 JP07306007A JP30600795A JP3116793B2 JP 3116793 B2 JP3116793 B2 JP 3116793B2 JP 07306007 A JP07306007 A JP 07306007A JP 30600795 A JP30600795 A JP 30600795A JP 3116793 B2 JP3116793 B2 JP 3116793B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等のボデ
ィにウインドガラスを接着剤によって固定する際にこの
ガラスを仮止めするのに用いるウインドガラスの仮止め
用クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のウインドシールドは、ボディの
ウインドガラス取付用フランジにウインドガラスの周縁
部を接着剤により固定する構造がとられている。このウ
インドガラスは、接着剤が硬化するまでに比較的長時間
を要するために、接着剤が硬化するまでにガラスが浮上
がったり沈み込まないようにクリップによって仮止めし
ておく必要がある。
【0003】従来のこの種の仮止め用クリップとして、
図11(A)に示す合成樹脂製のクリップ1が知られて
いる。このクリップ1は基板2の下面に左右一対の柱3
a,3bを設け、柱3a,3bの間にスペーサ4を設け
るとともに、柱3a,3bから左右方向に延びるアーム
5a,5bを形成して、アーム5a,5bの先端に爪6
a,6bを設けている。このクリップ1は基板2に設け
た粘着層7を介してウインドガラスGに固定される。そ
してこのクリップ1は、図12に示すようなボディ側の
ガラス取付用フランジFにガラスとともに係止される。
このフランジFには左右一対の切欠き部F1 ,F2 と、
切欠き部F1 ,F2 の間にクリップ支持部F3 が形成さ
れている。
【0004】上記クリップ1は、図13に示すようにス
ペーサ4をフランジFのクリップ支持部F3 に支持させ
ることにより、仮付け初期にガラスGがずり下がること
を防ぎ、ガラスGを室外側から手で押すことにより、爪
6a,6bをフランジの下縁F4 に引っ掛け、ガラスG
の浮上がりを阻止するとともに、ガラスGが必要以上に
沈み込むことをスペーサ4によって阻止するものであ
る。こうしてフランジFに対するガラスGの仮止めを行
い、接着剤8が硬化するまでボディに対しガラスGが動
かないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記クリップ1の爪6
a,6bをフランジの下縁F4 に引っ掛けるには、スペ
ーサ4の下面がフランジFにほぼ接する正規の沈み込み
位置になるまでガラスGを手で押込む必要があるため、
爪6a,6bがフランジの下縁F4 に引っ掛かりにくい
ことがある。すなわち、スペーサ4の高さhが低過ぎる
と、ガラスGを押込む初期においてスペーサ4がクリッ
プ支持部F3 に掛りにくいだけでなく、ガラスGが必要
以上に沈み込むことになり、フランジFからガラスGま
での距離を正しく保つことができなくなる。これらの理
由から、スペーサ4の高さhの設定や爪6a,6bとス
ペーサ4との位置関係等の寸法設定がむずかしい。
【0006】上記の問題を解決するために、図11
(B)に示すようなパンタグラフ形のスペーサ4aを備
えたクリップ1aが採用される場合がある。パンタグラ
フ形のスペーサ4aは、ガラスを押込む方向に多少撓む
ことができるため、クリップ支持部F3 に掛りやすく、
しかもガラスを押込む方向のストロークに余裕があると
いう利点があるが、スペーサ4aの剛性や反力の調整が
難しいという欠点もある。また上記2種類のクリップ
1,1aは、いずれも柱3a,3bから横方向に長く延
びる片持ち式のアーム5a,5bの先端に爪6a,6b
を設けているため、ガラスGをフランジFの方向に押込
んで爪6a,6bをフランジの下縁F4 に引っ掛ける際
にアーム5a,5bがねじれる方向のモーメントが生じ
ることもあり、爪6a,6bがフランジの下縁F4 にう
まく引っ掛からないことがある。
【0007】しかもスペーサ4,4aをクリップ支持部
F3 に乗せるには、クリップ支持部F3 に対してスペー
サ4,4aを正確な位置と方向からフランジFに突き当
てる必要があり、クリップ支持部F3 の位置精度や、ガ
ラス保持用ロボットによるガラスGの保持位置の精度を
相当正確に規制する必要があるなど、改良すべき余地が
あった。
【0008】従ってこの発明の目的は、クリップの爪部
をフランジの下縁に引っ掛けることが容易であり、しか
もクリップをフランジのクリップ支持部に乗せる際に、
クリップやフランジの位置や寸法等に関してさほど高精
度が要求されずにすむようなウインドガラスの仮止め用
クリップを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を果たすため
に開発された本発明は、ボディのウインドガラス取付用
フランジにウインドガラスを仮付けするためのクリップ
であって、ウインドガラスの上縁部の室内側に取着され
る基板と、上記基板に設けられた水平方向のヒンジを中
心として上記フランジ側に突き出る第1の位置から上記
基板の下部方向に倒れる第2の位置にわたって回動自在
に設けられかつ外力を加えない時に上記第1の位置側に
あって下端を上記フランジのクリップ支持部に乗せるこ
との可能なスペーサと、上記ガラスを上記室内側に押込
んで上記スペーサを上記第2の位置の方向に回動させた
時に上記ガラスが所定の沈み込み量となるように上記ス
ペーサを支えるスペーサ支持手段と、上記基板と一体に
成形されていて上記フランジ側に突出するとともに上記
フランジの下縁に係止される爪部を有しかつ上記ガラス
が所定の沈み込み量まで押込まれた時に上記爪部が上記
フランジの下縁に引っ掛かる浮上がり防止フックとを具
備している。
【0010】上記クリップを予めガラスの上縁部の室内
側に貼付けておき、クリップのスペーサの下端部をフラ
ンジのクリップ支持部に乗せる。そしてガラスを室内側
に向って押込むと、スペーサがヒンジを中心として基板
の下部側に倒れることに伴いフランジに対してガラスが
少しずり上がるとともに、浮上がり防止フックの爪部が
フランジの下縁に引っ掛かる方向に変位する。そしてガ
ラスからフランジまでの距離が所定量以下になると、上
記爪部がフランジの下縁に引っ掛かることによりガラス
の浮上がりが阻止されるとともに、スペーサによって正
規の沈み込み量が確保される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の一実施形態につ
いて図1から図10を参照して説明する。図2に示した
ウインドガラスGの上縁部の室内側のほぼ左右対称位置
に、合成樹脂製の仮止め用クリップ10が2個取着され
る。各クリップ10は図1等に示すように、厚さが0.
8mm〜数mm程度の平らな基板11と、基板11の幅
方向中央の下面側に設けられたスペーサ12と、スペー
サ12の左右両側において基板11の下方に突出する一
対の浮上がり防止フック13a,13bなどを備えてい
る。
【0012】基板11とスペーサ12とフック13a,
13bは、互いに合成樹脂によって一体に成形されてい
る。基板11の上面側すなわちガラスGと対向する面
に、基板11をガラスGに貼付けるために用いる粘着層
15が設けられている。この粘着層15にはガラスGに
貼付ける前に離型紙16が設けられている。離型紙16
を剥がすと、図3に示すように粘着層15が露出するよ
うになる。
【0013】図4に示すように上記クリップ10は、車
両のボディBのウインドガラス取付用フランジFに係止
されるようになっている。このフランジFには左右一対
の切欠き部F1 ,F2 が設けられており、切欠き部F1
,F2 の間には上方に突出するクリップ支持部F3 が
形成されている。フランジFの上方に立上がり壁F5 が
形成されている。
【0014】基板11とスペーサ12との間に、基板1
1の幅方向(水平方向)に沿うヒンジ20が設けられて
いる。ヒンジ20は、基板11に対してスペーサ12を
回動自在につなぐものである。スペーサ12はヒンジ2
0を中心として、フランジF側に突き出る第1の位置
(図5および図6に示す位置)と、基板11の下部側に
倒れる第2の位置(図9および図10に示す位置)とに
わたる範囲を回動できるようになっている。
【0015】この実施例のヒンジ20は、基板11とス
ペーサ12との間の樹脂の肉厚を他の部位よりも薄くす
ることによってスペーサ12を回動自在につないだいわ
ゆるPPヒンジと称されるセルフヒンジ構造を採用し、
外力を加えない自由状態において、スペーサ12が上記
第1の位置側に付勢されるように基板11とスペーサ1
2とヒンジ20を一体成形している。このような構成の
ヒンジ20は、ヒンジ軸が不要であるとともに、スペー
サ12を上記第1の位置側に付勢するためのばねなどの
部品を別途に必要としないため、構造が簡単である。上
記合成樹脂の一例はポリプロピレンであるが、それ以外
にもポリエチレンやポリアセタール,ナイロン,塩化ビ
ニルをはじめとして、各種の合成樹脂を使用できる。
【0016】上記スペーサ12は、一例として図5およ
び図6に示すように断面が略三角形をなしている。すな
わち、図6等において右側に位置する前面壁30と、こ
の前面壁30の裏側にある背面壁31と、背面壁31の
上方にある上面壁32とを備えている。前面壁30と背
面壁31とのなす角度θ1 (図1に示す)は鋭角であ
り、背面壁31と上面壁32とのなす角度θ2 は鈍角で
ある。
【0017】スペーサ12の下端部33はこのスペーサ
12が上記第1の位置にある時にフランジFのクリップ
支持部F3 に乗せることができるようになっている。ス
ペーサ12の前面壁30側に、スペーサ12を第1の位
置に支持するストッパ35が基板11と一体に成形され
ている。
【0018】またこのスペーサ12は、図10に示す第
2の位置まで回動した時に、スペーサ12の上面壁32
がスペーサ支持手段として機能する基板11の下面11
aに当接することにより、スペーサ12がそれ以上倒れ
ないようにしている。
【0019】浮上がり防止フック13a,13bはフラ
ンジF側に突出しており、これらフック13a,13b
の先端にはフランジの下縁F4 の方向を向く爪部40が
設けられている。この爪部40は、ウインドガラスGが
フランジFに対して所定の沈み込み量になるまで押込ま
れた時にフランジの下縁F4 に引っ掛かることができる
ようになっている。
【0020】次に、上記クリップ10を用いてガラスG
をフランジFに固定する手順について説明する。図1に
示すクリップ10の粘着層15から離型紙16を剥し、
図2に示すように、ウインドガラスGの上縁部の左右2
か所に、ストッパ35が上側となる姿勢で粘着層15を
介してクリップ10を固定する。また、図2に2点鎖線
で示すように、ガラスGの全周にわたって室内側の周縁
部に予め接着剤50を塗布しておくとともに、ガラスG
の縁にモール51を取付けておく。モール51にモール
リップ52が設けられている。
【0021】上記ガラスGをロボット等のガラス保持機
によって保持し、ガラスGの周縁部をフランジFに近付
け、図4ないし図6に示すようにスペーサ12の下端部
33をクリップ支持部F3 に乗せる。この時に、スペー
サ12の前面壁30がストッパ35によって支持される
ため、スペーサ12が第1の位置に保持される。またフ
ック13a,13bがそれぞれフランジの切欠き部F1
,F2 に臨んでおり、爪部40がフランジの下縁F4
の方向を向いている。
【0022】ガラスGを室外側から手でフランジFに向
って押込むと、図7および図8に示すようにスペーサ1
2がヒンジ20を中心として基板11の下部方向に倒れ
ながら、爪部40がフランジの下縁F4 に向って矢印R
の方向に変位してゆく。この場合、フランジFに対して
ガラスGが少しずり上がる方向の分力Pが生じるととも
に、爪部40がフランジFの下縁F4 に引っ掛かる直前
となる。
【0023】更にガラスGをフランジFの方向に押込む
と、図9および図10に示すようにスペーサ12の下端
部33を支点としてスペーサ12が第2の位置まで倒れ
ることにより、フランジFに対しガラスGが更に少しず
り上がるとともに、爪部40がフランジの下縁F4 に引
っ掛かる。そして、スペーサ12の上面壁32が基板1
1の下面11aに突き当たることにより、スペーサ12
がそれ以上倒れることが阻止される。
【0024】このためスペーサ12が第2の位置まで倒
れた時のスペーサ12の高さHに応じて、フランジFか
らガラスGまでの距離が所定のガラス沈み込み量に保た
れ、ガラスGがそれ以上沈むことが阻止されるととも
に、爪部40がフランジの下縁F4 に引っ掛かることに
より、ガラスGの浮上がりも阻止される。また、モール
リップ52がフランジの立上がり壁F5 に密接する。こ
うしてウインドガラスGをフランジFの所定位置に仮止
めすることができるため、接着剤50が硬化するまでの
間、ガラスGを正しい位置に固定しておくことができ
る。図9の2点鎖線はガラスGを押込む前の位置を示し
ている。
【0025】上記実施例の仮止め用クリップ10を用い
れば、ガラスGを室内側に押込む際に、フランジFに対
してガラスGとクリップ10をずり上げる方向に少し変
位させることができ、フランジの下縁F4 に対して爪部
40が斜め上方に変位することになるため、爪部40が
フランジの下縁F4 に容易に掛ることができる。そして
このクリップ10は、クリップ支持部F3 に対するスペ
ーサ12の位置が上方に多少ずれていても、スペーサ1
2の下端部33をクリップ支持部F3 に乗せることがで
きるため、ロボット等によってガラスを保持する際の位
置精度や、クリップ支持部F3 の位置精度などにばらつ
きがあっても、従来のクリップよりも仮止め機能が良く
なり、その分だけ作業性が向上し、ガラス保持用のロボ
ット等の位置制御も容易となる。
【0026】なお、ヒンジ20は前記実施例以外に、例
えば別体の水平方向のヒンジ軸によってスペーサ12を
基板11に回動自在に取付け、かつ、ねじりばねなどの
付勢手段によってスペーサ12を前記第1の位置の方向
に付勢するように構成してもよい。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、ガラスをボディフラ
ンジに仮止めする際に、フランジのクリップ支持部に対
しクリップのスペーサを所定位置に容易に乗せることが
でき、ウインドガラス組付け時における仮付け初期のガ
ラスのずり下がりを防止でき、ガラスを押込む際にはガ
ラスがフランジに対して少しずり上がりながらフックの
爪部がフランジの下縁に引っ掛かるため、爪部を引っ掛
けやすく、しかも外れにくいものにすることができる。
また、ガラスを押込む際にフックをねじるようなモーメ
ントが発生しないため、ガラスが正規の沈み込み位置に
達した時に爪部をフランジの下縁に確実に引っ掛けるこ
とができる。これらの理由から、接着剤が硬化するまで
の間、フランジの所定位置にガラスを確実に仮止めして
おくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すクリップを下面側
から見た斜視図。
【図2】 クリップの取付位置を示すウインドガラスの
正面図。
【図3】 図1に示されたクリップの離型紙を剥した状
態で上面側から見た斜視図。
【図4】 図1に示されたクリップが係止されるフラン
ジの一部分を示す斜視図。
【図5】 図4中のV−V線に沿う断面図。
【図6】 図4中のVI−VI線に沿う断面図。
【図7】 ガラスを少し押込んだ状態の図4中のV−V
線に沿う断面図。
【図8】 ガラスを少し押込んだ状態の図4中のVI−VI
線に沿う断面図。
【図9】 ガラスを正規の沈み込み位置まで押込んだ状
態の図4中のV−V線に沿う断面図。
【図10】 ガラスを正規の沈み込み位置まで押込んだ
状態の図4中のVI−VI線に沿う断面図。
【図11】 従来のクリップを示す斜視図。
【図12】 ウインドガラス取付用フランジの一部の斜
視図。
【図13】 図11に示された従来のクリップをフラン
ジに係止した状態を示す断面図。
【符号の説明】
10…仮止め用クリップ 11…基板 12…スペーサ 13a,13b…浮上がり防止フック 15…粘着層 20…ヒンジ 33…下端 35…ストッパ 40…爪部 50…接着剤

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディのウインドガラス取付用フランジに
    ウインドガラスを仮付けするためのクリップであって、 ウインドガラスの上縁部の室内側に取着される基板と、 上記基板に設けられた水平方向のヒンジを中心として上
    記フランジ側に突き出る第1の位置から上記基板の下部
    方向に倒れる第2の位置にわたって回動自在に設けられ
    かつ外力を加えない時に上記第1の位置側にあって下端
    を上記フランジのクリップ支持部に乗せることの可能な
    スペーサと、 上記ガラスを上記室内側に押込んで上記スペーサを上記
    第2の位置の方向に回動させた時に上記ガラスが所定の
    沈み込み量となるように上記スペーサを支えるスペーサ
    支持手段と、 上記基板と一体に成形されていて上記フランジ側に突出
    するとともに上記フランジの下縁に係止される爪部を有
    しかつ上記ガラスが所定の沈み込み量まで押込まれた時
    に上記爪部が上記フランジの下縁に引っ掛かる浮上がり
    防止フックと、 を具備したことを特徴とするウインドガラスの仮止め用
    クリップ。
  2. 【請求項2】上記基板と上記スペーサとが互いに合成樹
    脂によって一体に成形されており、上記基板とスペーサ
    との間の肉厚を他の部位よりも薄くすることによって上
    記スペーサを回動自在につなぐヒンジを形成し、かつ、
    上記基板のガラスとの当接面に、基板をガラスに固定す
    るための粘着層を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のウインドガラスの仮止め用クリップ。
  3. 【請求項3】上記スペーサは、上記基板に設けられたス
    トッパによって上記第1の位置に支持される部分を有す
    る前面壁と、上記前面壁と連続して上記フランジのクリ
    ップ支持部に突き当たる下端部を有しかつ上記下端部か
    ら上方に折り返す形状の背面壁と、上記背面壁の上方に
    あって上記基板の下面に対向する上面壁とを設け、この
    スペーサが上記第2の位置まで回動した時にこのスペー
    サの上記上面壁を上記基板の下面に当接させることによ
    って上記スペーサ支持手段として機能させるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のウインドガラスの仮止
    め用クリップ。
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