JP3116096B2 - 自動製図機における作画方法 - Google Patents

自動製図機における作画方法

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JP3116096B2
JP3116096B2 JP04276521A JP27652192A JP3116096B2 JP 3116096 B2 JP3116096 B2 JP 3116096B2 JP 04276521 A JP04276521 A JP 04276521A JP 27652192 A JP27652192 A JP 27652192A JP 3116096 B2 JP3116096 B2 JP 3116096B2
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正明 鈴木
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Mutoh Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作画データを自動製図
機のコントローラに転送し、自動製図機のコントローラ
を作動させて作画を行う自動製図機における作画方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一点鎖線作画、二点鎖線作画などのキャ
ラクタラインを作図するための自動製図機の制御方法
は、特開昭54−80620号公報その他に開示されて
いる。これらの制御方法は、キャラクタコマンドに基づ
いて行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】キャラクタコマンド
に基づいてキャラクタラインを作図する場合、特定の選
択されたキャラクタラインのみがキャラクタ作画の対象
となる。
【0004】従って、キャラクタコマンドに対応する線
分以外の微少な線分では、拡大処理されず、その結果、
描かれた線分が見えなくなる恐れがあった。また、作画
データをスケーリング拡大した場合は、上記キャラクタ
コマンドも拡大されるが、視覚的には拡大しなくてもい
い場合がある。本発明は上記問題点を除去することを目
的とするものである。
【0005】
【問題点を解決する手段】上記の目的を達成するため、
本発明は、作画データを自動製図機のコントローラに転
送し、自動製図機のコントローラを作動させてペン作画
を行う自動製図機における作画方法において、前記コン
トローラに転送された作画データの1線分データが予め
設定した幾つかの条件を満足していると、この1線分デ
ータを拡大所定範囲まで拡大して作画するように成し、
前記幾つかの条件の中の一つを前記1線分データの作図
範囲が最大所定範囲内である事としたものである。ま
た、本発明は、前記幾つかの条件の中の他の条件が、前
記1線分データが予め設定されたペン種による作画であ
る事と、前記1線分データの始終点距離が所定範囲内で
ある事と、前記1線分データのベクトル量が所定量以下
である事と、前記1線分データのXY軸方向の距離が拡
大所定範囲よりも小さい事であるとしたものである。ま
た、本発明は、前記1線分データのXY軸方向の距離の
うち、いずれか一方の軸方向の距離のみが拡大所定範囲
より小さいときは、この条件を満足した1軸方向にのみ
1線分データを拡大所定範囲まで拡大するようにしたも
のである。
【0006】
【実施例】以下に本発明の構成を図1に示すフローチャ
ートを参照して詳細に説明する。CAD(コンピュータ
支援の製図システム)の出力機器として、ホストコンピ
ュータにオンラインで接続する自動製図機(プロッタ)
のコントローラは、作画処理動作に図1のラベル1から
入る。
【0007】まず、前記コントローラは、ステップ2で
ホストコンピュータから転送された作画データの作画に
使用するペンの種類をホストコンピュータから転送され
るペン種データによって識別する。
【0008】尚、ステップ2におけるペン種検出は、選
択されたペンの種類を自動製図機の画線ヘッドあるい
は、ペンストッカーに配設したセンサによって検出し、
このセンサの出力信号に基づいて、ペン種をコントロー
ラが認識することによって行うようにしても良い。
【0009】次にプロッタのコントローラは、ステップ
3で検出したペン種が所定のペン種であるか否か判断す
る。この所定のペン種は、例えば、ペンシル、ボールペ
ンなどが予め登録されている。
【0010】ステップ3における所定のペン種は、予め
登録したペン種以外にも、オペレータ側で、コントロー
ラのキーボードから、ペン種を追加することができる。
例えば、ペン先径0.1ミリ以下のインクペンを所定の
ペン種の中に入れることができ、あるいは、芯径0.9
ミリ以上のペンシルは、所定のペン種から除外すること
ができる。
【0011】コントローラは、ステップ3で肯定を判断
すると、次にステップ4で1線分データの作図範囲領域
のXY方向の最大距離Lx,Lyを算出し、大きい方を
Lとする。
【0012】ここで1線分データとは、1回のペンダウ
ンからペンアップまでの線分データと定義する。例え
ば、図3Aにおいて、支点SPでペンをダウンし、終点
EPまで線を描き、終点EPでペンをアップしたとき、
描かれたSP点とEP点間の線のデータが1線分データ
である。
【0013】1線分データは、図3Aのように曲線の場
合、あるいは、図3Bのように円の場合、あるいは、図
3Cのように点の場合等がある。図4に1線分データの
作図範囲領域のXY方向の最大距離LxとLyが示され
ている。
【0014】次にプロッタのコントローラは、ステップ
5で、上記Lが最大所定範囲内か否か判断する。この最
大所定範囲は、予めコントローラにメモリされた値であ
り、例えば0.4mmの値をとることができる。図4,
5は、Lが最大所定範囲MA内の1線分データを示し、
図6は、Lが最大所定範囲MAより大きい1線分データ
を示している。
【0015】コントローラはステップ5で肯定を判断す
ると、次にステップ6で1線分データの始終点距離D
(図7参照)を算出する。次に、プロッタコントローラ
は、ステップ7で、上記始終点距離Dが所定距離内であ
るか否か判断する。
【0016】ここで、所定距離は、予めコントローラの
記憶装置にメモリされた値であり、例えば、0.02m
mの値をとることができる。
【0017】図7はDが所定距離内の1線分データを示
し、図8は、Dが所定距離より大きい1線分データを示
している。コントローラは、ステップ7で肯定を判断す
ると、ステップ8で1線分データ量Fを算出する。
【0018】ここで、Fは1線分データのベクトル量の
ことである。図9は、ベクトル量が3の1線分データが
示されている。図10はベクトル量が100以上の1線
分データの一例が示されている。
【0019】次にプロッタコントローラは、上記Fが所
定量以下であるか否か判断する。この所定量は、ベクト
ルの数として、予めコントローラの記憶装置にメモリさ
れており、例えば99の値をとることができる。
【0020】プロッタコントローラは、ステップ9で肯
定を判断すると、ステップ10の拡大処理モードに移行
する。また、ステップ3,5,7,9で否定を判断する
と、ステップ11に移行し、ここで、コントローラは、
作画終了か否か判断する。肯定を判断するとコントロー
ラは作画処理を終了し、否定を判断するとステップ2に
戻る。
【0021】次に、拡大処理モードの動作について、図
2のフローチャートを参照して説明する。プロッタコン
トローラは、拡大処理モードに入ると、ステップ1で1
線分データのX軸方向の距離Lxが拡大所定範囲KA
(図4参照)よりも小さいか否か即ちLxが拡大所定範
囲内であるか否か判断する。
【0022】ここで拡大所定範囲とは、コントローラの
記憶装置に予めメモリした値であり、例えば、0.3m
mの値をとることができる。プロッタコントローラは、
ステップ1で肯定を判断すると、ステップ2で、図4,
5,7,9に示すように、1線分データのX軸方向を拡
大所定範囲KAまで拡大する。次にプロッタコントロー
ラは、ステップ3で、1線分データのY軸方向の距離L
yが拡大所定範囲KA内であるか否か判断する。
【0023】プロッタコントローラは、ステップ3で肯
定を判断すると、ステップ4で、1線分データのY軸方
向を図4,7,9に示すように、拡大所定範囲KAまで
拡大する。プロッタコントローラは、ステップ1で否定
を判断すると、ステップ3に移行し、ステップ3で否定
を判断すると、図1のフローチャートのステップ11に
移行する。
【0024】上記拡大処理モードの説明から明らかなよ
うに、1線分データが図1のフローチャートのステップ
5に示す条件1と、ステップ7に示す条件2と、ステッ
プ9に示す条件3を満たしていても、図11に示すよう
にLx,Lyが拡大所定範囲KAを超えているときは、
拡大処理が行われない。
【0025】
【効果】本発明は、上述の如く、実際に作画される微少
線分のみを拡大処理するために、作画される線分が視覚
的に見づらくなることがない。また、ホストコンピュー
タ側でデータの変更修正をしなくとも微少線分の拡大処
理を行うことができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図2】同上、フローチャートである。
【図3】本発明の説明図である。
【図4】本発明の説明図である。
【図5】本発明の説明図である。
【図6】本発明の説明図である。
【図7】本発明の説明図である。
【図8】本発明の説明図である。
【図9】本発明の説明図である。
【図10】本発明の説明図である。
【図11】本発明の説明図である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作画データを自動製図機のコントローラ
    に転送し、自動製図機のコントローラを作動させてペン
    作画を行う自動製図機における作画方法において、前記
    コントローラに転送された作画データの1線分データが
    予め設定した幾つかの条件を満足していると、この1線
    分データを拡大所定範囲まで拡大して作画するように成
    し、前記幾つかの条件の中の一つを前記1線分データの
    作図範囲が最大所定範囲内である事としたことを特徴と
    する自動製図機における作画方法。
  2. 【請求項2】前記幾つかの条件の中の他の条件が、前記
    1線分データが予め設定されたペン種による作画である
    事と、前記1線分データの始終点距離が所定範囲内であ
    る事と、前記1線分データのベクトル量が所定量以下で
    ある事と、前記1線分データのXY軸方向の距離が拡大
    所定範囲よりも小さい事であることを特徴とする「請求
    項1」に記載の自動製図機における作画方法。
  3. 【請求項3】 前記1線分データのXY軸方向の距離の
    うち、いずれか一方の軸方向の距離のみが拡大所定範囲
    より小さいときは、この条件を満足した1軸方向にのみ
    1線分データを拡大所定範囲まで拡大するようにしたこ
    とを特徴とする「請求項2」に記載の自動製図機におけ
    る作画方法。
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