JPH08300885A - ペンプロッタの閉図形塗りつぶし装置 - Google Patents

ペンプロッタの閉図形塗りつぶし装置

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Publication number
JPH08300885A
JPH08300885A JP12891595A JP12891595A JPH08300885A JP H08300885 A JPH08300885 A JP H08300885A JP 12891595 A JP12891595 A JP 12891595A JP 12891595 A JP12891595 A JP 12891595A JP H08300885 A JPH08300885 A JP H08300885A
Authority
JP
Japan
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closed
pen
stroke
line segment
graphic
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Pending
Application number
JP12891595A
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English (en)
Inventor
Kunio Tanaka
田中国雄
Masahide Yoyuu
与猶雅英
Takahisa Sugimoto
杉本貴央
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Graphtec Corp filed Critical Graphtec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペンを用いて閉図形の塗りつぶしを行なうペ
ンプロッタにおいて、複雑な閉図形についても高速でか
つ効率のよい塗りつぶし方法を提供する。 【構成】 塗りつぶすべき閉図形内を平行な複数の仮想
線を用いて一筆書きする場合に、当該一筆書きが不連続
となる不連続部を認識し、該認識された不連続部に基づ
き当該閉図形内に個別閉図形を仮想し、該個別閉図形毎
に一筆書きするようにして塗りつぶすよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CAD装置等の図形
作成装置により作成される図形を記録紙等にペンを用い
て描くペンプロッタに関するもので、特に閉図形等の塗
りつぶし装置の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のペンプロッタによる閉図形の塗り
つぶし方法としては、一般に閉図形の内部をハッチング
するハッチング処理に基づき行われていた。今、図3の
(1)に示す三角形を考える。この三角形の各頂点の座
標をそれぞれ(x1,y1)、(x2,y2)及び(x
3,y3)とする。そして、この三角形を覆う四角形を
考える。図3の(2)は座標(x1,y1)、(x2,
y3)を対角座標とする四角形を、原図形である三角形
に仮想的に重ね合わせたものである。図3の(3)に示
すように、この仮想の四角形に関してあるピッチで線分
走査をおこなう。次いで、図3の(4)に示すように、
走査された各線分と原図形である三角形との交点が検出
される。そして、図3の(6)に示すように、この交点
間を接続する複数の線分をペンプロッタのペンにより描
くことによりハッチングが行われる。このハッチングの
間隔(ピッチ)をペンの太さとすることにより閉図形の
塗りつぶしが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の装
置では、原図形とこの原図形を含む範囲にて走査される
線分との交点を見いだし、この交点間を結ぶ線分を描く
ようにしていたので、塗りつぶしを行なうにあたりペン
のアップダウン動作が多くなってしまうという欠点があ
った。図3の(6)に示すように、描画線はすべて単一
の線分の集合となっており一つ一つの線分を描くために
ペンのアップダウン回数が多くなり、効率の良い塗りつ
ぶしができなかった。また、このペンのアップダウン動
作に伴うにじみ等のドッティング現象が起こり仕上がり
が不良となる恐れがあった。この発明は、これらの点を
改善するために成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この発明で
は、閉図形に対してペンをXY方向に相対的に移動して
該閉図形の内部を塗りつぶすペンプロッタの閉図形塗り
つぶし装置において、塗りつぶすべき閉図形を保持する
手段と、該保持された閉図形に対して一筆書きを想定し
た場合の当該一筆書きの不連続部を認識する手段と、該
認識された不連続部に基づき上記閉図形の内部に複数の
個別閉図形を仮想する手段と、該仮想された個別閉図形
毎にペンを一筆書き移動させて該個別閉図形毎に塗りつ
ぶしを行う手段と、を設けた。
【0005】
【作用】図3の(5)に示すように、本発明では、従来
と同様に求めた閉図形内部の線分を接続して、ペンを当
該閉図形内で一筆書き移動させるようにしている。これ
により、塗りつぶしにおいて、ペンのアップダウン動作
を極力減らすことができ効率を向上させることができ
る。なお、図3の三角形はごく普通の閉図形であるの
で、原図形そのものを一つの閉図形としている。しかし
ながら、閉図形の内部に空白部が存在するようなものあ
るいは閉図形の一部が内側に落ち込んでいるものなど、
原図形である閉図形それ自体内で一筆書きを行なおうと
した場合に複雑なものとなってしまい処理速度が遅くな
ってしまう。そこで、従来の塗りつぶし方法の延長線上
の線分走査にもとづく一筆書きを想定し、当該一筆書き
の不連続部を認識し、該認識した不連続部に基づき個別
の閉図形を仮想したのち、上記と同様な処理を行なうこ
ととするものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明について図面の実施例装置を参
照して説明する。図において、図1は本発明の1実施例
装置を示すペンプロッタの構成説明図、図2は本発明の
塗りつぶし方式を説明するための模式図である。まず、
図1を参照して本発明のペンプロッタの構成を説明す
る。ここで、10はCAD装置などの画像作成装置、2
0はペンプロッタ、21はこのペンプロッタ20を制御
するCPU、22は画像作成装置10からの画像データ
を一時的に格納するバッファメモリ、23はこのペンプ
ロッタの動作パラメータ等を格納するRAM、24はこ
のプロッタの動作プログラムあるいは各種テーブルを格
納するROM、25はこのペンプロッタのペンを相対的
にX軸方向に移動制御するX制御装置、26は同じくペ
ンをY軸方向に相対的に移動制御するY制御装置、27
は同じくペンをZ軸方向にペンアップダウン制御するZ
軸制御装置、28はこのペンプロッタの操作部、29は
この発明に関わる塗りつぶし部である。そして、この塗
りつぶし部29は、閉図形としての袋文字を格納するフ
ォントメモリ290、閉図形展開部291、線分走査部
292、不連続部検出部293、個別閉図形抽出部29
4、線分接続部295を有している。
【0007】画像作成装置からの画像データは、バッフ
ァメモリ22に一時的に貯えられた後読みだされ、ペン
移動信号に変換されて、X、Y及びZ制御装置25〜2
6により運動させられるペン(図示せず)によって描か
れる。画像作成装置10またはこのペンプロッタ20の
操作部により例えば袋文字などの閉図形の塗りつぶし動
作が選択されると、CPU21は塗りつぶし部29を動
作させる。
【0008】今、一つの閉図形として、図2(1)に示
す袋文字Aを考える。この袋文字Aのフォントデータ
は、このペンプロッタ20のフォントメモリ290また
は画像作成装置10から取得することができる。このよ
うにして読みだされた袋文字Aは、閉図形展開部291
にて、先に、図3(2)で説明したと同様な処理(展
開)が行なわれ、この袋文字Aをカバーする仮想の四角
形が重ね合わされる。同様に、線分走査部にて線分走査
が行なわれる(図2(1))。
【0009】次いで、この実施例装置においては、この
袋文字Aを一筆書きした場合に不連続となる不連続部の
検出を行なう。この不連続部の検出方法として、この実
施例装置では先に走査された各線分と原図形との交点の
関係を見ることで行なっている。図2の(1)は、直線
の線分走査における各仮想線分と原図形の交点を表した
ものである。図中、符号aで示すような部分すなわち特
定の仮想線分と原図形の一部である線分とが一致するよ
うな部分については、この実施例装置では交点は存在し
ないと定義する。また、図中符号bで示すような特定の
仮想線分と原図形の一部が一点をもって重なるような部
分もまた交点は存在しないと定義する。
【0010】このように定義して、交点対数を順次検出
していくと、同図中に示すように、交点対1の領域と交
点対2の領域とに分けることができる。これは、原図形
をそのまま上記仮想線分にしたがって一筆書きしようと
する場合、不連続となる境界を表すものである。
【0011】このようにして不連続部が認識されると、
個別閉図形抽出部294が動作する。図2(2)にしめ
すように、交点対の異なる領域毎に仮想線をもって個別
閉図形の抽出を行なう。ここでは、6個の個別閉図形が
抽出されている。
【0012】次いで、線分接続部295が動作し、図2
(3)に示すように、先の線分走査における各線分の各
個別閉図形内の部分についてそれぞれ互いに接続して一
筆書き処理が行なわれる。なお、この時の隣接する各線
分の接続は、ペンの太さを考慮しながら原図形の輪郭線
と平行な線分によって接続することが望ましい。この各
個別閉図形内のそれぞれの一筆書き情報が、X制御装置
25、Y制御装置26及びZ制御装置27に送られ、ペ
ンによる塗りつぶしが行なわれる。
【0013】
【発明の効果】以上、この発明によれば、袋文字等の閉
図形の塗りつぶしを行なう際、複雑な形状であったとし
ても、簡単な一筆書きが可能な個別閉図形を仮想し、こ
の個別閉図形毎に一筆書きさせるよう構成したので、高
速、高描画かつ効率のよい塗りつぶしを行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例を示すペンプロッ
タの全体構成図である。
【図2】図2は、この発明の閉図形の塗りつぶし方法を
示す模式図である。
【図3】図3は、本発明と従来装置の塗りつぶし方法の
比較説明のための模式図である。
【符号の説明】
291:図形展開部 292:線分走査部 293:不
連続部認識部 294:個別閉図形抽出部 295:線分接続部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閉図形に対してペンをXY方向に相対的に
    移動して該閉図形の内部を塗りつぶすペンプロッタの閉
    図形塗りつぶし装置において、 塗りつぶすべき閉図形を保持する手段と、 該保持された閉図形の内部に対して一筆書きを想定した
    場合の当該一筆書きの不連続部を認識する手段と、 該認識された不連続部に基づき上記閉図形の内部に複数
    の個別閉図形を仮想する手段と、 該仮想された個別閉図形毎にペンを一筆書き移動させて
    該個別閉図形毎に塗りつぶしを行う手段と、 を有したペンプロッタの閉図形塗りつぶし装置。
JP12891595A 1995-04-28 1995-04-28 ペンプロッタの閉図形塗りつぶし装置 Pending JPH08300885A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12891595A JPH08300885A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 ペンプロッタの閉図形塗りつぶし装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12891595A JPH08300885A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 ペンプロッタの閉図形塗りつぶし装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08300885A true JPH08300885A (ja) 1996-11-19

Family

ID=14996523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12891595A Pending JPH08300885A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 ペンプロッタの閉図形塗りつぶし装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08300885A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10796210B2 (en) 2016-08-09 2020-10-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Plotter, method for drawing with pen containing liquid using plotter, and pen mountable on plotter

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10796210B2 (en) 2016-08-09 2020-10-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Plotter, method for drawing with pen containing liquid using plotter, and pen mountable on plotter

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