JP3082467B2 - アウトラインデータ処理装置 - Google Patents

アウトラインデータ処理装置

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JP3082467B2 JP04274171A JP27417192A JP3082467B2 JP 3082467 B2 JP3082467 B2 JP 3082467B2 JP 04274171 A JP04274171 A JP 04274171A JP 27417192 A JP27417192 A JP 27417192A JP 3082467 B2 JP3082467 B2 JP 3082467B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アウトラインデータ処
理装置に係り、特にアウトラインデータを隠線化するア
ウトラインデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アウトラインデータで形状を定義された
キャラクタをプリンタやディスプレイ等から出力する場
合、ドットイメージデータに変換する必要がある。この
ドットイメージデータの形式として、次の2つの方式が
ある。
【0003】その1は、「アウトラインデータの塗りつ
ぶしイメージを出力する」方式である。
【0004】アウトラインデータをドットイメージに変
換する方式は既に公知なものが多くあるが、その処理の
1つにラスタースキャン方式がある。この方式は、先
ず、輪郭を画素上に重ねる。次に、画素上にx軸或いは
y軸に平行な走査線を設け、走査線と輪郭との交点を求
め、その点から走査線毎のドットイメージの始点、終点
を求め、その間をドットで埋める。この処理をキャラク
タ全体のドットイメージができあがるまで繰り返すこと
によりキャラクタのアウトラインデータからドットイメ
ージへの変換を行う。
【0005】その2は、「アウトラインデータの輪郭
イメージを出力する」方式である。
【0006】即ち、袋文字(白抜き文字)を出力する場
合である。アウトラインデータの軌跡に沿って、アウト
ラインが通る画素からドットを配置していく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方式では、図12に示すようにキャラクタのアウトライ
ンが重複した領域(斜線部)を規定する部分を持つデー
タを用いて、従来技術で示した「その2」のイメージを
出力する場合がある。この場合、袋文字をプリンタやデ
ィスプレイ等の装置に出力すると、図13に黒ぬりで示
すように、重複した領域を規定する部分のアウトライン
がドットとして現われてしまうため袋文字にはならなか
った。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、キャラクタの形状を規定するア
ウトラインが重複した領域を規定する部分がある場合で
も袋文字のドットイメージデータを発生可能なアウトラ
インデータ処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の第1のアウトラインデータ処理装置は、キャ
ラクタの輪郭の形状を規定するアウトラインデータのう
ち、複数の前記キャラクタの少なくとも一部同士が相互
に重なり合って形成される重複領域に対応する前記アウ
トラインデータを隠線化するアウトラインデータ処理装
置であって、互いに交差する前記アウトラインデータの
交差点で当該アウトラインデータを分割して分割セグメ
ントデータを生成する分割手段と、前記分割手段により
生成された分割セグメントデータのうち、前記重複領域
を含んで構成されるキャラクタの輪郭である重複キャラ
クタ輪郭の内部に位置することとなる前記分割セグメン
トデータを削除することにより、前記重複キャラクタ輪
郭の形状を規定するために必要な前記分割セグメントデ
ータを選択する選択手段と、前記選択手段により選択さ
れた前記分割セグメントデータを結合し、前記重複キャ
ラクタ輪郭の形状を規定する前記アウトラインデータを
生成する結合手段と、を備えている。
【0010】又、第2のアウトラインデータ処理装置
は、請求項1に記載のアウトラインデータ処理装置にお
いて、前記選択手段は、前記分割手段により生成された
分割セ グメントデータの夫々に対応する線である対応線
に交差する走査線を設定する設定手段と、前記対応線と
前記設定された走査線の交点における、当該走査線の走
査方向に対する当該対応線の方向に基づいて、当該重複
キャラクタ輪郭の内部に位置することとなる前記分割セ
グメントデータを抽出する抽出手段と、前記抽出手段に
より抽出された分割セグメントデータを前記分割手段に
より生成された分割セグメントデータから削除する削除
手段と、を備え、前記設定手段における設定処理、前記
抽出手段における抽出処理及び前記削除手段における削
除処理を、全ての前記対応線について繰り返すように構
成される。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、分割手段は、
互いに交差するアウトラインデータの交差点で当該アウ
トラインデータを分割して分割セグメントデータを生成
する。
【0012】そして、選択手段は、分割手段により生成
された分割セグメントデータのうち、重複キャラクタ輪
郭の内部に位置することとなる分割セグメントデータを
削除することにより、重複キャラクタ輪郭の形状を規定
するために必要な分割セグメントデータを選択する。
【0013】これにより、結合手段は、選択手段により
選択された分割セグメントデータを結合し、重複キャラ
クタ輪郭の形状を規定するアウトラインデータを生成す
る。
【0014】よって、複数のキャラクタが重複して構成
される袋文字用のドットイメージデータを生成するため
の重複領域のないアウトラインデータを正確に生成する
ことができる。
【0015】又、請求項2に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明の作用に加えて、選択手段に含まれる
設定手段は、生成された分割セグメントデータの夫々に
対応する対応線に交差する走査線を設定する。
【0016】そして、選択手段に含まれる抽出手段は、
対応線と設定された走査線の交点における、当該走査線
の走査方向に対する当該対応線の方向に基づいて、当該
重複キャラクタ輪郭の内部に位置することとなる分割セ
グメントデータを抽出する。
【0017】これにより、選択手段に含まれる削除手段
は、抽出手段により抽出された分割セグメントデータを
分割手段により生成された分割セグメントデータから削
除する。
【0018】そして、これら設定手段における設定処
理、抽出手段における抽出処理及び削除手段における削
除処理を、全ての対応線について繰り返す。
【0019】よって、簡易な処理で重複キャラクタ輪郭
の内部に位置することとなる分割セグメントデータを抽
出して削除することで、重複キャラクタ輪郭の形状を規
定するために必要な分割セグメントデータを簡易に選択
することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。本実施例は、レーザプリンタのアウ
トラインフォントをドットイメージに変換し、出力する
処理である。
【0021】図1に、前記レーザプリンタの制御回路の
うち、主としてアウトラインデータからドットイメージ
データを発生する部分のブロック図を示す。
【0022】図1に示すように、この制御回路の主要部
分をなすマイクロコンピュータ部10は、CPU12
と、キャラクタROM13と、プログラムROM14
と、テキストメモリ15と、ワーキングメモリ16と、
ドットデータメモリ17を備えている。これらCPU1
2等は、バス18を介して互いに接続され、更にマイク
ロコンピュータ部10にはバス18を介して入力装置2
0及び印字装置30が接続されている。
【0023】前記プログラムROM14には、本実施例
で行う様々な制御を実施するためのプログラムが記憶さ
れている。
【0024】前記テキストメモリ15には、後述する入
力装置20から入力されるキャラクタコード,文字サイ
ズ,文字の出力形式(塗りつぶし文字,袋文字)の指定
のデータ等が記憶される。
【0025】前記ワーキングメモリ16には、CPU1
2がプログラムを実行するときに必要なデータが一時的
に記憶される。
【0026】前記ドットデータメモリ17には、アウト
ラインデータから変換されたドットイメージデータが記
憶される。
【0027】前記キャラクタROM13には、文字・記
号等の輪郭の形状を、直線及び3次ベジェ曲線(以下、
単に曲線と称する)の集合で定義したアウトラインフォ
ントデータが記憶されている。尚、本実施例のアウトラ
インフォントデータは、輪郭の重複した領域を規定した
部分を持つことを許している。アウトラインフォントデ
ータは、座標値データと属性フラグから構成され、座標
値データはxy1組の座標値であり、属性フラグは直線
「L」及び曲線「B」がある。又、このアウトラインデ
ータは、外側の輪郭を示すデータは反時計方向に、内側
輪郭を示すデータは時計方向に格納されている。即
ち、図2に示す直線のみからなるデータは、図3に示す
形式で格納されている。なお、図2,図3の内容説明は
後述する。
【0028】前記入力装置20は、外部から供給される
キャラクタコード,文字サイズの指定,斜体や回転等変
形の指定のデータを入力する装置である。
【0029】前記印字装置30は、電子写真方式により
ドットデータメモリ17から読み出したドットイメージ
データを印字する装置である。
【0030】次に、本レーザプリンタにおけるアウトラ
インデータから文字のドットイメージデータを発生する
処理を説明する。ドットイメージデータの発生処理の
概要説明(図4)先ず、図4に示すフローチャートを用
いてドットイメージデータの発生処理の概要を説明す
る。
【0031】キャラクタROM13から所望の1文字部
分のアウトラインデータを読み出してワーキングメモリ
16に図3に示すデータを書き込み(ステップS1)、
入力装置20から読み込んだアウトラインデータの座標
値を所望のサイズに変換したり、斜体化,回転等の座標
変換処理を行う(ステップS2)。
【0032】次いで、現在処理すべき文字の出力形式が
袋文字であるか否かを判定する(ステップS3)。ここ
で、袋文字でない、即ち、塗りつぶし文字であると判定
された場合は、ステップS4を実行し、袋文字であると
判定された場合は、ステップS5を実行する。前記ステ
ップS4は、塗りつぶし文字のドットイメージデータを
作成してドットデータメモリ17に格納する処理であ
り、前記ステップS5は、袋文字のドットイメージデー
タを作成してドットデータメモリ17に格納する処理で
ある。ドットイメージデータの発生処理の細部説明
(ステップS4)次に、前記ステップS4の「塗りつぶ
し処理」について説明する。本実施例の塗りつぶし処理
はラスターキャン方式で処理され、この技術は公知技術
であるので簡単に説明する。
【0033】従来技術の「その1」で説明したように、
画素上に配置されたアウトラインデータに走査線を設
け、走査線毎に塗りつぶしの始点及び終点のドットの位
置を決定する。この塗りつぶしの始点及び終点のドット
の位置の決定に公知のノン・ゼロ・ワインディング・ル
ールを用いる。
【0034】ノン・ゼロ・ワインディング・ルールは、
任意の画素が輪郭の内部であるか否かを判定する手法で
あり、この手法によればアウトラインデータが重なって
いる図形でも正しく塗りつぶされるという特徴を持つ。
このルールは、0で初期化された符号付きのカウンタを
用意し、走査線を走らせ文字の輪郭に当たった時にはそ
輪郭の交差する方向をチェックし、例えば「右向き」
の場合はカウンタに1を加え、「左向き」の場合はカウ
ンタから1を引くという作業を行い、カウンタの絶対値
が0でない点が文字の内部に当たる部分であると判断す
るルールである。
【0035】即ち、画素上のアウトラインデータに走査
線ベクトル(以後、単に走査線と称する)をxの値が小
さい方から大きい方に設け、その走査線上の塗りつぶし
の始点及び終点のドットを求める。先ず、その走査線と
アウトラインデータの交点を全て求める。このとき、走
査線に対するアウトラインの方向を「右向き」か「左向
きか」で記憶する。次に、この交点を走査線を規定する
座標とは反対の座標値、即ち、走査線がy座標で規定さ
れていれば交点のx座標値で、走査線がx座標で規定さ
れていればy座標で、昇順にソートする。ソートされた
交点を順に調べ、各交点のアウトラインの方向をチェッ
クし、前述の如くカウンタを操作し、カウンタの絶対値
が0から1に変換する点が始点を決める交点(以後、単
に始点と称する)、1から0に変換する点が終点を決め
る交点(以後、単に終点と称する)と認識することがで
きる。
【0036】例えば、カウンタcを設け、図2に示すキ
ャラクタのアウトラインデータに走査線Qを設定した場
合、交点はp0 、p1 、p2 、p3 、p4 、p5 が得ら
れ、走査線がy座標で規定されているので、x座標でソ
ートするとこの順になる。この点を順に調べる。p0 は
「右向き」の交点であるのでc=0から1になるのでp
0 は始点と判断する。p1 は「左向き」であるのでc=
1から0になるのでp1 は終点である。p2 は「右向
き」であるのでc=0から1になるのでp2 は始点であ
る。p3 は「右向き」であるのでc=1から2になるの
でp3 は始点でも終点でもない。p4 は「左向き」であ
るのでc=2から1になるのでp4 は始点でも終点でも
ない。p5 は「左向き」であるのでc=1から0になる
のでp5 は終点である。従って、第1の塗りつぶし領域
は始点がp0 であり終点がp1 である領域、第2の塗り
つぶし領域は始点p2 であり終点がp5 の領域であると
認識できる。尚、本実施例では始点と終点のドットの位
置は交点座標の小数点以下を切り捨てた位置とする。こ
の始点のドットと終点のドットの間の全ての画素にドッ
トを配置することにより走査線Q上の塗りつぶし処理が
完了する。従って、この走査線Qを移動し、文字全体の
イメージが完成するまで処理を繰り返すことにより塗り
つぶし処理が完了する。
【0037】尚、交点を求める際、走査線と一致する直
線とは交点が無いものとする。ドットイメージデータ
の発生処理の細部説明(ステップS5)次に、ステップ
S5の「袋文字作成処理」について図5に示すフローチ
ャートを用いて詳細に説明する。
【0038】この処理は、符号10で示す隠線化処理に
よりアウトラインデータを隠線化処理してから輪郭のド
ットイメージを作成する処理である。
【0039】先ず、互いに交差した部分でアウトライン
を分割する(ステップS11)。即ち、この処理によ
り、図2に示したアウトラインデータは図6に示すよう
に分割され、図3に示すデータは図7に示すように変換
される。
【0040】次に、図形の真の境界の部分を選択する
(ステップS12)。図形の真の境界は塗りつぶし処理
で説明した塗りつぶしの始点及び終点を決定する方法を
応用する。即ち、塗りつぶし処理と同様に走査線を設
け、前記ノン・ゼロ・ワインディング・ルールにより、
始点或いは終点に相当する交点を規定する直線或いは曲
線を真の境界として選択する。即ち、塗りつぶしの始点
にも終点にもならない交点を規定する直線或いは曲線を
削除する。このような処理を、走査線の位置の設定を換
えつつ行うが、この走査線の設定は、分割されたアウト
ラインデータのどの直線及び曲線にも少なくとも1回は
走査線が横切るように行う。尚、塗りつぶし処理でも説
明したが走査線と一致する直線は交点が無いと判定する
ため、その直線と直交する方向の走査線で判定を行う必
要がある。この処理を、図6に示すアウトラインデータ
(即ち、図7に示すデータ)に施した結果は、図8に示
すデータになる。
【0041】次いで、ステップS12で加工されたデー
タを結合する処理を行う(ステップS13)。ステップ
S12で処理されたデータは図8に示す通り連続した
のデータではない。従って、ステップS13の処理を
施し、連続した輪郭のデータにする。ステップS11〜
S13の処理によって隠線化処理された結果を図9に示
し、その結果のアウトラインを図10に示す。
【0042】次いで、ステップS13までの処理により
得られた隠線化処理されたアウトラインデータにドット
を配置し、ドットデータメモリ17に格納する(ステッ
プS14)。アウトラインデータに沿ったドットイメー
ジを得る技術は、公知技術であるので説明を省略する。
この処理で得られたドットイメージデータを図11に示
す。このように、図13に示した符号A,Bのような部
分のない袋文字が完成する。
【0043】本実施例では、レーザプリンタに本発明の
アウトラインデータ処理装置(文字記号発生装置)を適
用した例を示したが、これに限らず、他の方式のプリン
タやディスプレイ装置にはもちろん、アウトラインデー
タを処理する装置ならどのようなものでも応用可能であ
る。
【0044】又、本実施例では、アウトラインデータを
ドットイメージデータに変換し出力する例を示したが、
袋文字作成処理の隠線化処理のみを行い、隠線化された
アウトラインデータを作成し、そのアウトラインデータ
を出力するアウトラインデータの隠線化を行う装置にも
適用することもできる。
【0045】又、本実施例では、塗りつぶし処理、袋文
字作成処理で塗りつぶし領域の始点と終点を求める方法
としてノン・ゼロ・ワインディング・ルールを応用した
方法を用いが、これに限らず、輪郭の内部を示す始点
・終点が認識できればどのような方法でも良い。
【0046】又、本実施例では塗りつぶし文字を出力す
るか袋文字を出力するかの指定は入力装置からコマンド
形式で指定したが、これに限らず他の方法にも変更可能
である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1に記載の発明によれば、分割手段により生成さ
れた分割セグメントデータのうち、重複キャラクタ輪郭
の内部に位置することとなる分割セグメントデータを削
除することにより、重複キャラクタ輪郭の形状を規定す
るために必要な分割セグメントデータを選択し、更に選
択された分割セグメントデータを結合して重複キャラク
タ輪郭の形状を規定するアウトラインデータを生成する
ので、複数のキャラクタが重複して構成される袋文字用
のドットイメージデータを生成するための重複領域のな
いアウトラインデータを正確に生成することができる。
【0048】又、請求項2に記載の発明によれば、請求
項1に記載の発明の効果に加えて、対応線に交差する走
査線を設定し、当該対応線と設定された走査線の交点に
おける、当該走査線の走査方向に対する当該対応線の方
向に基づいて、当該重複キャラクタ輪郭の内部に位置す
ることとなる分割セグメントデータを抽出してこれをを
分割手段により生成された分割セグメントデータから削
除することを全ての対応線について繰り返すので、簡易
な処理で重複キャラクタ輪郭の内部に位置することとな
る分割セグメントデータを抽出して削除することで、重
複キャラクタ輪郭の形状を規定するために必要な分割セ
グメントデータを簡易に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のマイクロコンピュータ部のブ
ロック図である。
【図2】前記実施例におけるキャラクタのアウトライン
データの例を示す図である。
【図3】前記実施例におけるキャラクタデータの格納形
式の概念図である。
【図4】前記実施例における文字作成処理の概略フロー
チャートである。
【図5】前記実施例における袋文字作成処理のフローチ
ャートである。
【図6】前記実施例におけるアウトライン分割処理を施
したアウトラインデータの形状を示す図である。
【図7】前記実施例におけるアウトライン分割処理を施
したアウトラインデータを示す図である。
【図8】前記実施例におけるアウトライン選択処理を施
したアウトラインデータを示す図である。
【図9】前記実施例における隠線化処理を施したアウト
ラインデータを示す図である。
【図10】前記実施例における隠線化処理を施したアウ
トラインデータの形状を示す図である。
【図11】前記実施例における袋文字処理のドットイメ
ージを示す図である。
【図12】キャラクタのアウトラインが重複した場合を
説明する図である。
【図13】従来方式による袋文字処理のドットイメージ
を示す図である。
【符号の説明】
12…CPU(分割手段、選択手段,結合手段) 13…キャラクタROM 14…プログラムROM 15…テキストメモリ 16…ワーキングメモリ 17…ドットデータメモリ 20…入力装 54…塗りつぶし文字作成処 55…袋文字作成処理

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャラクタの輪郭の形状を規定するア
    トラインデータのうち、複数の前記キャラクタの少なく
    とも一部同士が相互に重なり合って形成される重複領域
    に対応する前記アウトラインデータを隠線化するアウト
    ラインデータ処理装置であって、 互いに交差する前記アウトラインデータの交差点で当該
    アウトラインデータを分割して分割セグメントデータを
    生成する分割手段と、 前記分割手段により生成された分割セグメントデータ
    うち、前記重複領域を含んで構成されるキャラクタの輪
    郭である重複キャラクタ輪郭の内部に位置することとな
    る前記分割セグメントデータを削除することにより、前
    記重複キャラクタ輪郭の形状を規定するために必要な
    記分割セグメントデータを選択する選択手段と、 前記選択手段により択さた前記分割セグメントデー
    タを結合し、前記重複キャラクタ輪郭の形状を規定する
    前記アウトラインデータを生成する結合手段と、を備え
    たことを特徴とするアウトラインデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアウトラインデータ処
    理装置において、 前記選択手段は、 前記分割手段により生成された分割セグメントデータの
    夫々に対応する線である対応線に交差する走査線を設定
    する設定手段と、 前記対応線と前記設定された走査線の交点における、当
    該走査線の走査方向に対する当該対応線の方向に基づい
    て、当該重複キャラクタ輪郭の内部に位置することとな
    る前記分割セグメントデータを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された分割セグメントデータを
    前記分割手段により生成された分割セグメントデータか
    ら削除する削除手段と、 を備え、 前記設定手段における設定処理、前記抽出手段における
    抽出処理及び前記削除 手段における削除処理を、全ての
    前記対応線について繰り返すことを特徴とする アウトラ
    インデータ処理装置。
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