JP2985260B2 - 文字処理装置 - Google Patents

文字処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、デスクトップパブリッシング(パソコン
による電子出版)などの分野で用いられる文字処理装置
に関する。
〔従来の技術〕
現在、デスクトップパブリッシングの分野では、従来
のドット・フォント方式に代わって、アウトライン・フ
ォント方式が主流になりつつある。この方式は、従来の
ドット・フォント方式に比べて、輪郭線の拡大、縮小な
どの補正が文字の品質を落とさずにできるという利点が
ある。このアウトライン・フォント方式に対応したパソ
コンやワークステーション等の文字処理装置では、アウ
トラインデータを必要なサイズに縮小又は拡大した後、
ビットマップ上に展開することによって、ビットマップ
・フォントを生成するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、従来の文字処理装置では、それぞれの機種
ごとに特性が異なるため、異なる装置に同じ形状のビッ
トマップ・フォントを出力させると、特性の違いによっ
て文字のストローク幅が同じにならないことがあった。
このため、アウトライン・フォントを使用する従来の文
字処理装置においては、ビットマップ・フォントの出力
結果を同一にするために、それぞれの装置の特性に合わ
せたアウトライン・フォントを装置ごとに作成しなけれ
ばならないという問題点があった。
この発明は、アウトライン・フォントをビットマップ
に展開する際に、アウトラインデータに補正を加え、出
力結果が同一になるようにした文字処理装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、この発明に係わる文字処理
装置では、アウトラインデータを構成する直線又は曲線
について、その端点を含む制御点のそれぞれに、法線ベ
クトル情報を付加する法線ベクトル付加手段と、前記直
線又は曲線の接続部となる制御点の間に長さ零の線分と
して、例えば直線や曲線を挿入すると共に、挿入した直
線や曲線の制御点の1つである終点に法線ベクトル情報
を付加し、前記法線ベクトル情報を付加した制御点をあ
らかじめ設定された補正量だけ法線ベクトル方向に移動
する法線ベクトル移動手段とを具えている。
〔作用〕
上記構成によれば、直線又は曲線の接続部に長さ零の
線分を挿入し、この線分の終点となる制御点に法線ベク
トルを付加するようにしたため、直線又は曲線の接続部
では、異なる2方向に法線ベクトルが付加されることに
なる。この2方向の法線ベクトルのうち、長さ零の線分
の終点に付加された法線ベクトルは、連続する次の接続
部の制御点に付加された法線ベクトルと同じ方向のベク
トルになるため、直線又は曲線の始点と終点に付加され
た2つの対の法線ベクトルを同じ方向に移動することに
よって、直線又は曲線を同一方向に均等に移動させるこ
とができる。このとき、装置の特性がX方向、Y方向に
それぞれ出力結果が細くなるような場合は、出力結果が
太くなるように補正量を算出し、各制御点をX方向、Y
方向に補正量だけ移動する。このように、装置の特性に
応じて算出した補正量だけ制御点を移動することによっ
て、ビットマップ上に展開された文字のストローク幅
を、装置の特性にかかわらず同一にすることができる。
〔実施例〕
以下、この発明に係わる文字処理装置の一実施例を説
明する。
第1図は、この発明に係わる文字処理装置の一実施例
を示す機能ブロック図である。
表示制御部1は、ビットマップメモリを具えた表示装
置であるCRT2と接続されており、このCRT2に各種データ
を可視表示するための制御を行う。
キーボード3は、この装置の操作を行うための各種デ
ータを入力する装置であり、ポインティング・デバイス
としてのマウス4と接続されている。
プロセッサ部5は、後述するプログラムメモリ8に格
納されているプログラムを読み込んで、アウトラインデ
ータに対する各種処理を行う。
プロセッサ部5の機能実現手段としては、装置全体の
制御を行うと共に、各種の命令に基づいて所定のデータ
に対する演算処理を行う制御手段11、アウトラインデー
タを指定されたサイズに拡大又は縮小する座標変換手段
12、アウトラインデータを構成する直線又は曲線の端点
を含む制御点に、それぞれの直線又は曲線の法線ベクト
ル情報を付加する法線ベクトル情報付加手段13、前記直
線又は曲線の接続部に長さ零の直線又は曲線を挿入する
と共に、挿入した直線又は曲線の終点の制御点に法線ベ
クトル情報を付加し、前記法線ベクトル情報を付加した
各制御点を法線ベクトル方向に、あらかじめ設定された
補正量だけ移動する法線ベクトル移動手段14、補正され
たアウトラインデータをビットマップ上に展開するビッ
トマップ展開手段15があり、これらの機能実現手段はCP
U(中央処理装置)を主要構成要素とする周辺回路によ
り構成することができる。
記憶装置6は、アウトラインデータがフォントファイ
ルとして格納されているほか、必要に応じて保存用のデ
ータが格納される。
RAM7は、アウトラインデータを一時的に蓄えるメモリ
領域、あるいは前記データを加工、展開するための作業
領域として使用されるほか、この装置の動作を制御する
ためのプラグラムを一時的に格納したり、このプラグラ
ムの実行のために処理される各種データを一時的に格納
するために使用される。
プログムメモリ8は、この装置における各種の機能を
実行するための制御プログラムや、法線ベクトル情報付
加プラグラム、法線ベクトル移動プラグラムなどが格納
される。
プリンタ制御部9は、データ出力部としての機能を有
し、この実施例ではレーザビームプリンタ10の印刷制御
を行う。
次に、文字処理装置の特性に合わせてアウトラインデ
ータを補正する場合の動作を具体的に説明する。
第2図は、アウトラインデータの一例を示しており、
この例では描画開始点aから時計回りにアウトラインが
描画されているものとする。まず、法線ベクトル情報付
加手段13は、各直線の制御点に、それぞれの直線の法線
ベクトル情報を付加する。法線ベクトルの向きは、第3
図に示すように文字の外側を正とする。次に、法線ベク
トル移動手段14は、各直線の接続部に長さ零の線分とし
て、直線(又は曲線)を挿入する。これにより、各接続
部には挿入した直線の終点に制御点が1つ増えることに
なる(なお、挿入した直線の始点と終点は同じ位置)。
新たに付加した制御点には、第4図に示すように、連続
する次の制御点の法線ベクトル情報と同じ法線ベクトル
情報を付加する。座標変換手段12は、アウトラインデー
タに座標変換を施し、必要な大きさに拡大又は縮小す
る。次に、法線ベクトル移動手段14は法線ベクトル情報
を付加した各制御点を、あらかじめ設定された補正量だ
け法線ベクトル方向に移動する。例えば、装置の特性が
X方向にmドット、Y方向にnドット、出力結果が細く
なる場合には、法線ベクトルがX軸となす角度をθとす
ると、各制御点をX方向へ(m/2)×cosθ、Y方向へ
(n/2)×sinθだけ移動する。これによって、第5図に
示すように文字のストローク幅を補正前の太さよりX方
向にmドット、Y方向にnドット太くすることができ
る。このような補正をアウトラインデータに施せば、そ
れぞれの装置の特性にかかわらず出力結果を同一にする
ことができる。
なお、上記m及びnは通常1ドット未満であるため、
第5図のようにアウトラインの形状が多少変化しても、
ビットマップに展開したときのビットマップ・フォント
の形状には、ほとんど影響がない。
次に、上述したアウトラインデータを補正する場合の
プロセッサ部5の処理手順を第6図のフローチャートに
基づいて説明する。
まず、法線ベクトル情報付加手段13はアウトラインデ
ータの制御点に法線ベクトル情報を付加する(ステップ
101)。次に、法線ベクトル移動手段14は、直線又は曲
線の接続部に長さ零の直線を挿入し(ステップ102)、
挿入した直線の制御点に法線ベクトル情報を付加する
(ステップ103)。座標変換手段12は、アウトラインデ
ータに座標変換を施し、あらかじめ指定された大きさに
拡大又は縮小する(ステップ104)。次に、法線ベクト
ル移動手段14は法線ベクトル情報を付加した各制御点
を、あらかじめ設定された補正量だけ法線ベクトル方向
に移動する(ステップ105)と共に、移動した制御点を
直線又は曲線で結び、アウトラインデータを生成する
(ステップ106)。ビットマップ展開手段15は補正され
たアウトラインデータをビットマップに展開する(ステ
ップ107)。〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明に係わる文字処理装置
においては、アウトラインデータをビットマップ上に展
開する際に、アウトラインデータに装置の特性に応じた
補正を加えるようにしたため、補正のパラメータを変え
るだけで、異なる種類の文字処理装置の出力結果を同一
にすることができる。したがって、1種類のアウトライ
ン・フォントを、多種の文字処理装置に対応させること
ができ、装置ごとに異なるアウトライン・フォントを作
成する手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる文字処理装置の一実施例を示
す機能ブロック図、第2図はアウトラインデータの一例
を示す説明図、第3図〜第5図は、そのアウトラインデ
ータを補正する場合の手順を示す説明図、第6図はアウ
トラインデータを補正する場合のプロセッサ部の処理手
順を示すフローチャートである。 5……プロセッサ部、6……記憶装置、7……RAM、8
……プログラムメモリ、11……制御手段、12……座標変
換手段、13……法線ベクトル情報付加手段、14……法線
ベクトル移動手段、15……ビットマップ展開手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アウトラインデータを指定されたサイズに
    拡大又は縮小し、ビットマップ上に展開する機能を有す
    る文字処理装置において、 アウトラインデータを構成する直線又は曲線の端点を含
    む制御点に、それぞれの直線又は曲線の法線ベクトル情
    報を付加する法線ベクトル情報付加手段と、 前記直線又は曲線の接続部に長さ零の線分を挿入すると
    共に、挿入した線分の制御点の1つに法線ベクトル情報
    を付加し、前記法線ベクトル情報を付加した各制御点を
    補正量だけ法線ベクトル方向に移動する法線ベクトル移
    動手段と、 を具えたことを特徴とする文字処理装置。
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