JP3115356B2 - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JP3115356B2
JP3115356B2 JP03179978A JP17997891A JP3115356B2 JP 3115356 B2 JP3115356 B2 JP 3115356B2 JP 03179978 A JP03179978 A JP 03179978A JP 17997891 A JP17997891 A JP 17997891A JP 3115356 B2 JP3115356 B2 JP 3115356B2
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武浩 馬目
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の給油系統を備えた
油種判別機能を有する給油装置に係り、特に油種判別ユ
ニット及び吸排気ユニットを共通化すると共に、当該給
油ノズルに係る油種判別処理終了後は他の給油ノズルに
係る油種判別処理へ即座に移行させることにより、給油
作業の効率化等を達成する場合に好適な給油装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、給油作業者がガソリンエンジン車
両へ軽油を給油したり、逆にディーゼルエンジン車両へ
ガソリンを給油したりする等の誤給油を防止すべく、油
種判別機能を備えた給油装置が開発されている。該給油
装置では、給油ノズルをノズル掛けから外し車両燃料タ
ンクの給油口へ挿入すると、制御部は吸排気ポンプを所
定時間吸気駆動し、ノズル先端部に開口した吸引パイプ
を介して燃料タンク内の油蒸気を油蒸気センサへ向けて
吸気させ、該センサにより検出した油蒸気濃度に対応す
る電圧値と、ガソリン用・軽油用の油種判定値(しきい
値)との大小比較に基づき燃料タンク油種を判別するよ
うになっている。そして、燃料タンク油種と給油ノズル
油種とが合致した場合は、ポンプモータを駆動して給油
ポンプにより地下タンクからの油液の汲上げを開始さ
せ、給油許可状態とするようになっている。また、今回
給油(当該車両燃料タンクへの給油)に際しての油種判
別終了後は、次回給油(次の車両燃料タンクへの給油)
に際しての油種判別に備えるべく、吸排気ポンプを所定
時間排気駆動し、油蒸気センサや吸引パイプの残留油蒸
気を排気クリーニングするようになっている。ところ
で、近年は異なる油種を供給する給油ノズルを1台の給
油装置に複数本配設したマルチ型の油種判別機能付き給
油装置が普及してきているが、この種のマルチ型給油装
置においては複数の給油ノズル毎に、吸排気ポンプ・吸
引パイプ等の吸排気ユニットと、油蒸気センサ等の油種
判別ユニットとを各々配設する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術においては下記の如くの問題があった。即
ち、油液を供給する給油ノズルを複数本備えた油種判別
機能付きの給油装置では、各給油ノズル毎に、吸排気ポ
ンプ・吸引パイプ等の吸排気ユニットと、油蒸気センサ
等の油種判別ユニットとを設けているため、給油装置に
おける給油ノズルの配設本数が多くなるほど、給油装置
本体内部における吸排気ユニットや油種判別ユニットの
収納スペースを必要とする結果、給油装置本体が大型化
し、給油所敷地内への給油装置の設置スペースが多大な
ものとなったり、給油装置制御部と各給油ノズルに対応
した吸排気ユニット・油種判別ユニット等とを接続する
配線系統も複雑化し、更にはコスト高となるという問題
があった。
【0004】本発明は前記課題を解決するもので、油種
判別ユニット及び吸排気ユニットを共通化すると共に、
当該給油ノズルに係る油種判別処理終了後は他の給油ノ
ズルに係る油種判別処理へ即座に移行させることによ
り、給油作業の効率化等を達成した給油装置の提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、給油対象タン
クの検出油種と給油ノズルの設定油種とが合致したとき
給油許可する油種判別機能を備えた給油装置において、
複数の給油ノズルと、前記各給油ノズル毎に設けられ、
各給油ノズルのノズル収納部に対する掛け外しを検出す
るノズル検出手段と、前記各給油ノズルに対して共通に
設けられ、当該給油ノズルが挿入される給油対象タンク
内から吸気した油蒸気の濃度に基づき給油対象タンクの
油種を検出する油種検出手段と、一端が前記各給油ノズ
ル先端部へ各々分岐して開口すると共に他端が前記油種
検出手段へ開口して油蒸気の通路となる吸引管と、前記
吸引管の分岐部に設けられ、前記吸引管を前記何れか一
の給油ノズル先端側から前記油種検出手段までの間で連
通状態とする切換手段と、前記各給油ノズルに対して共
通に設けられ、当該給油ノズルが挿入された給油対象タ
ンク内の油蒸気を前記吸引管を介し前記油種検出手段へ
向けて吸気する吸気手段と、前記各給油ノズルに対して
共通に設けられ、前記油種検出手段及び前記吸引管の残
留油蒸気を排気する排気手段と、当該給油ノズルの使用
中に他の給油ノズルがノズル収納部から取外されたこと
を前記ノズル検出手段により検出した場合は、前記油種
検出手段による当該給油ノズルの給油対象タンクの油種
検出終了後に前記油種検出手段の残留油蒸気クリーニン
グを行った後、前記切換手段により前記吸引管を他の給
油ノズル先端側から前記油種検出手段までの間で連通状
態とし、前記油種検出手段により他の給油ノズルの給油
対象タンクの油種検出を行う共通制御手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、当該給油ノズルを当該給油対
象タンクに対する給油に際して使用中に、他の給油対象
タンクに対する給油に際して他の給油ノズルが取外され
た場合、当該給油ノズルの給油対象タンクの油種検出が
終了してから、油種検出手段の残留油蒸気クリーニング
を行った後、吸引管を他の給油ノズル先端側から油種検
出手段までの間で連通状態とするため、他の給油ノズル
の給油対象タンクの油種検出動作へ即座に移行すること
ができる。これにより、複数の給油ノズルを備えた給油
装置における給油作業の効率化を達成することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本実施例の油種判別機能を有するマルチ型
の固定式給油装置のブロック図であり、本給油装置は、
例えば異なる油種を給油する給油系統を2系統備えると
ともに油種判別ユニットを共通化した構成とされてい
る。本給油装置には、例えばレギュラーガソリンを供給
する給油ノズル1Aと、例えばハイオクガソリンを供給
する給油ノズル1Bとが配設されており、これら給油ノ
ズル1A、1Bは各ノズル収納部(図示略)に対して掛
け・外し可能に収納されるようになっている。
【0008】前記レギュラーガソリンを供給する給油ノ
ズル1Aを備えた給油系統は、ポンプモータ(図示略)
により駆動され地下タンクからレギュラーガソリンを汲
上げる給油ポンプ2Aと、該給油ポンプ2Aへ接続され
た給油配管3Aの途中に配設され流量を計測する流量計
4Aと、該給油配管3Aへ接続された給油ホース5A
と、該給油ホース5Aへ接続された給油ノズル1Aと、
該給油ノズル1Aの掛け・外しに伴いOFF信号・ON
信号を出力するノズルスイッチ6Aと、給油装置の前面
側に配設され給油ノズル1Aによる車両燃料タンクに対
する給油量等を表示する表示器7Aと、本給油系統各部
を制御する制御部8Aとを備えている。制御部8Aは、
当該給油に際して給油ノズル1Aがノズル収納部から外
された後、後述の油種判別共通制御部16から油種判別
処理に基づき燃料タンク油種とノズル油種との一致によ
る給油許可信号が供給された場合に、ポンプモータを駆
動し給油ポンプ2Aによる地下タンクからの油液の汲上
げを開始させるようになっている。他方、制御部8A
は、油種判別共通制御部16から燃料タンク油種とノズ
ル油種との不一致による給油不許可信号(ポンプロック
信号)が供給された場合は、給油ノズル1Aのノズル収
納部からの取外しにも拘らずポンプモータを停止状態と
するようになっている。
【0009】同様に、前記ハイオクガソリンを供給する
給油ノズル1Bを備えた給油系統は、ポンプモータ(図
示略)により駆動され地下タンクからハイオクガソリン
を汲上げる給油ポンプ2Bと、該給油ポンプ2Bへ接続
された給油配管3Bの途中に配設され流量を計測する流
量計4Bと、該給油配管3Bへ接続された給油ホース5
Bと、該給油ホース5Bへ接続された給油ノズル1B
と、該給油ノズル1Bの掛け・外しに伴いOFF信号・
ON信号を出力するノズルスイッチ6Bと、給油装置の
前面側に配設され給油ノズル1Bによる車両燃料タンク
に対する給油量等を表示する表示器7Bと、本給油系統
各部を制御する制御部8Bとを備えている。制御部8B
は、当該給油に際して給油ノズル1Bがノズル収納部か
ら外された後、後述の油種判別共通制御部16から油種
判別処理に基づき燃料タンク油種とノズル油種との一致
による給油許可信号(ポンプロック解除信号)が供給さ
れた場合に、ポンプモータを駆動し給油ポンプ2Bによ
る地下タンクからの油液の汲上げを開始させるようにな
っている。他方、制御部8Bは、油種判別共通制御部1
6から燃料タンク油種とノズル油種とと不一致による給
油不許可信号(ポンプロック信号)が供給された場合、
またはポンプロック解除信号が供給されない場合は、給
油ノズル1Bのノズル収納部からの取外しにも拘らずポ
ンプモータを停止状態とするようになっている。
【0010】また、本給油装置の前記2つの給油系統に
対しては、吸排気ユニットと油種判別ユニットとが共通
に設けられている。前記吸排気ユニットは、給油ノズル
1Aの吐出パイプ先端へ開口した吸引パイプ9A、給油
ノズル1Bの吐出パイプ先端へ開口した吸引パイプ9
B、共通配管10、吸気配管11、車両燃料タンク内の
油蒸気の吸気動作を行う吸気ポンプ12、排気配管1
3、後述の油種センサや共通配管10や吸引パイプ9A
・9Bにおける残留油蒸気の排気動作を行う排気ポンプ
14とを備えている。また、前記油種判別ユニットは、
吸気ポンプ12の吸気動作により給油ノズル1Aまたは
給油ノズル1Bが挿入された車両燃料タンク内の油蒸気
の濃度を電圧変化として検出する油種センサ15と、該
油種センサ15の出力電圧に基づき車両燃料タンク内の
油液の油種を判別する油種判別共通制御部16とを備え
ている。前記油種判別制御部16は、吸排気ユニット、
油種判別ユニットの各部を制御すると共に、前記2つの
給油系統の制御部8A、8Bへ給油許可信号または給油
不許可信号を出力するようになっている。
【0011】更に、前記吸気配管11、排気配管13と
の合流部には吸排気切換バルブ17が配設されており、
前記油種判別共通制御部16は吸排気切換バルブ17を
切換制御することにより、吸気通路を吸気ポンプ12側
へ連通状態とするか、または、排気通路を排気ポンプ1
4側へ連通状態とするようになっている。また、前記給
油ノズル1A、1Bの各吐出パイプ先端へ開口した吸引
パイプ9A、9Bの合流部には検出切換バルブ18が配
設されており、前記油種判別共通制御部16は検出切換
バルブ18を切換制御することにより、給油ノズル1A
側の吸引パイプ9Aと油種センサ15との間を連通状態
とするか、または、給油ノズル1B側の吸引パイプ9B
と油種センサ15との間を連通状態とするようになって
いる。
【0012】更に、本給油装置の前面側の給油ノズル1
Aに対応した適所には例えばランプ19Aが配設される
と共に、給油ノズル1Bに対応した適所には例えばラン
プ19Bが配設されている。前記油種判別共通制御部1
6は、油種判別時において給油ノズル1Aの設定油種と
車両燃料タンクの油種とが不一致の場合は、ランプ19
Aを点灯させることによりその旨を給油作業者へ報知さ
せるようになっている。同様に、前記油種判別共通制御
部16は、油種判別時において給油ノズル1Bの設定油
種と車両燃料タンクの油種とが不一致の場合は、ランプ
19Bを点灯させることによりその旨を給油作業者へ報
知させるようになっている。
【0013】また、前記油種判別共通制御部16には、
例えば図2に示す如く各給油ノズル毎に対応付けたFI
FOバッファB1、B2、・・・Bnが内蔵されてお
り、各給油ノズルのノズル収納部に対する掛け・外し状
態を所定微小時間間隔毎に記憶するようになっている。
例えばFIFOバッファB1において前回給油に対応し
た記憶エリアが‘0’、今回給油に対応した記憶エリア
が‘1’となっているが、これは今回給油に際し給油作
業者が給油ノズル1Aをノズル収納部から外し給油作業
開始状態へ入ったことを示している。尚、本実施例では
給油装置の2本の給油ノズルを配設しているため、前記
FIFOバッファはB1、B2の2種を内蔵すればよい
が、給油ノズルの配設本数に応じ前記FIFOバッファ
を増設することが可能である。
【0014】また、前記油種判別共通制御部16には、
例えば図3に示す如く各給油ノズルNO毎に対応付けた
油種判別要求フラグ・クリーニング要求フラグFが内蔵
されており、当該給油ノズルを挿入した車両燃料タンク
の油種を判別する要求の割込みが当該給油系統から掛け
られたかを示す‘油種判別要求’の状態(セットまたは
リセット)を記憶し、当該給油ノズルに対応した吸気通
路の残留油蒸気を排気クリーニングする要求の割込みが
当該給油系統から掛けられたかを示す‘クリーニング要
求’の状態(セットまたはリセット)を記憶するように
なっている。尚、本実施例では給油装置に2本の給油ノ
ズルを配設しているため、給油ノズルNO.1、NO.
2に対応した油種判別要求フラグ、クリーニング要求フ
ラグを内蔵すればよいが、給油ノズルの配設本数に応じ
前記各フラグを増設することが可能である。
【0015】また、前記油種判別共通制御部16には、
例えば図4に示す如く各給油ノズルNO毎に対応付けた
油種テーブルTが内蔵されており、各給油ノズルの設定
油種を記憶するようになっている。尚、本実施例では給
油装置に2本の給油ノズルを配設しているため、油種テ
ーブルTには給油ノズルNO.1、NO.2に対応した
油種を記憶するエリアを内蔵すればよいが、給油ノズル
の配設本数に応じ油種エリアを増設することも可能であ
る。
【0016】ここで、本給油装置の給油ノズル1Aに対
応したノズルスイッチ6A及びポンプモータ、給油ノズ
ル1Bに対応したノズルスイッチ6B及びポンプモー
タ、吸気ポンプ12、排気ポンプ14、給油ノズル1A
に対応した油種判別要求及びクリーニング要求、給油ノ
ズル1Bに対応した油種判別要求及びクリーニング要求
のタイミングチャートは図5に示す如くとなっている。
即ち、例えば給油ノズル1Aの使用時における通常の動
作としては、図5における2回目の給油ノズル1Aの外
し時点以降のタイミングチャートに示す如く、当該車両
への給油に際し給油ノズル1Aをノズル収納部から外す
と、油種判別共通制御部16は図3の給油ノズル1Aに
対応した油種判別要求フラグをセット状態とすると共
に、吸気ポンプ12の駆動を開始して所定時間吸気動作
を行うようになっている。この後、給油ノズル1Aの車
両燃料タンクへの挿入に伴い、油種判別共通制御部16
が吸引パイプ9Aを介して吸気した油蒸気の濃度に基づ
く燃料タンク油種と、ノズル油種との一致を確認する
と、制御部8Aはポンプモータの駆動を開始し給油ポン
プ2Aによる地下タンクからの油液(本実施例ではレギ
ュラーガソリン)の汲上げを開始させ、給油可能状態と
するようになっている。また、油種判別共通制御部16
は吸気ポンプ12による所定時間の吸気動作を終了した
時点で、共通化されている油種センサ15の前後におけ
る残留油蒸気をクリーニングして給油ノズル1Bによる
給油開始前の油種判別を的確に行えるようにすべく、排
気ポンプ14の駆動を開始して所定時間(t0:吸排気
切換バルブ17から検出切換バルブ18までの間を完全
にクリーニングするに充分な時間)排気動作を行わせ、
所定時間の排気動作を終了した時点で、前記油種判別要
求フラグをリセット状態とするようになっている。この
後、当該給油の終了に伴い給油ノズル1Aをノズル収納
部へ戻すと、制御部8Aはポンプモータを停止し給油ポ
ンプ1Aによる地下タンクからの油液の汲上げを停止さ
せるようになっている。更に、油種判別共通制御部16
はポンプモータが停止した時点で、図3の給油ノズル1
Aに対応したクリーニング要求フラグをセット状態とす
ると共に、次回の給油時における油蒸気吸気に備えるべ
く、排気ポンプ14の駆動を開始して所定時間(t1:
給油ノズル1A側の吸引パイプ9Aから油種センサ15
までの間を完全にクリーニングするに充分な時間)排気
動作を行わせ、所定時間の排気動作を終了した時点で前
記クリーニング要求フラグをリセット状態とするように
なっている。
【0017】次に、上記構成による本実施例の給油装置
の作用について説明する。 〈油種判別共通制御部の受付処理〉(図6) 本処理では、給油作業開始に際して各給油ノズルの各ノ
ズル収納部からの取外しに伴い出力される油種判別要求
を次々に受付け、給油作業終了に際して各給油ノズルの
各ノズル収納部への掛戻しに伴い出力されるクリーニン
グ要求を次々に受付ける処理を行う。油種判別共通制御
部16は、まずノズル番号1の給油ノズル1Aについて
本処理を開始し(SA1)、給油ノズル1Aに対応した
FIFOバッファB1の記憶内容を読込み(SA2)、
その読込んだFIFOバッファB1の記憶内容に基づ
き、給油ノズル1Aがノズル収納部から外されたか否
か、即ち、給油作業開始準備が成されたか否かを判定す
る(SA3)。油種判別共通制御部16は、FIFOバ
ッファB1の記憶内容が前回‘0’で今回‘1’の場合
は、給油作業開始準備が成されたと判定し、給油ノズル
1Aが挿入される車両燃料タンク内から吸気する油蒸気
に基づく油種判別処理を行う旨を記憶すべく、給油ノズ
ル1Aに対応した油種判別要求フラグをセットした後
(SA4)、後述のSA12の処理へ移行する一方、F
IFOバッファB1の記憶内容が前回‘1’で今回
‘0’の場合は、給油ノズル1Aがノズル収納部へ戻さ
れたか否か、即ち、給油ノズル1Aを使用した給油作業
が終了したか否かを判定する(SA5)。
【0018】油種判別共通制御部16は給油ノズル1A
に係る給油作業が終了したと判定した場合は、給油ノズ
ル1Aに対応した油種判別要求フラグがセット状態か否
かを判定し(SA6)、油種判別要求フラグがセット状
態の場合は該フラグをリセットした後(SA7)、給油
ノズル1Aに係る吸気通路のクリーニング処理を行う旨
を記憶すべく、給油ノズル1Aに対応したクリーニング
要求フラグをセットする一方(SA8)、油種判別要求
フラグがリセット状態の場合は、直接前記SA8の処理
を行う。次いで、油種判別共通制御部16は、給油ノズ
ル1Aによる当該車両燃料タンクへの給油に関し、燃料
タンクの油種検出エラーが発生してランプ19Aにより
その旨を報知しているか否かを判定し(SA9)、報知
している場合は油種エラー報知を停止する一方(SA1
0)、報知していない場合は制御部8Aに対する給油許
可信号を消勢し、ポンプモータの駆動を停止する(SA
11)。他方、上記SA5で給油ノズル1Aに係る給油
作業が終了していないと判定した場合、上記SA4、S
A10、SA11の各処理を終了した場合は、油種判別
共通制御部16は処理対象の給油ノズルを次のノズル番
号の給油ノズル1Bとし(SA12)、給油ノズル1B
について上記一連の処理を行う。そして、処理対象のノ
ズル番号が最大番号(給油装置に配設された全給油ノズ
ル、本実施例では2本)に達した場合は(SA13)、
上記SA1へ戻り、SA1移行の処理を繰返す。
【0019】〈油種判別共通制御部のメイン処理〉(図
7、図8、図9) 本処理では、各給油ノズルに関する油種判別、クリーニ
ング等の処理を例えば上記図5に示す如くのタイミング
で行うものであり、当該給油ノズルの使用中でも他の給
油ノズルがノズル収納部から取外された場合は、当該給
油ノズルによる給油対象の燃料タンクの油種判別が終了
したならば、共通の油種センサ15が配設されている吸
排気切換バルブ17と検出切換バルブ18との間をクリ
ーニングしてから、他の給油ノズルによる給油対象の燃
料タンクの油種判別処理を行うことにより、給油作業の
効率化を図るものである。油種判別共通制御部16は、
まずノズル番号1の給油ノズル1Aについて本処理を開
始し(SB1)、上記図6における受付処理に基づき、
給油ノズル1Aに対応した油種判別要求フラグがセット
されているか否か、即ち、給油ノズル1Aによる給油開
始前に際し油種判別を実行するか、油種判別が既に終了
済みかを判定し(SB2)、セットされている(油種判
別を実行する)場合はSB3以降の処理を行う一方、セ
ットされていない(油種判別が終了済み)場合はSB1
2、SB16、SB17、SB1のループで形成される
処理、または、SB12、SB13、SB14、SB1
5、SB1のループで形成される処理を行う。油種判別
共通制御部16は、給油ノズル1Aに対応した油種判別
要求フラグがセットされている場合には、検出切換バル
ブ18を切換えることにより、給油ノズル1A側の吸引
パイプ9Aと油種センサ15との間を連通状態とした後
(SB3)、給油ノズル1Aに対応したクリーニング要
求フラグがセットされているか否かを判定し(SB
4)、セットされていない場合はSB18へ移行する一
方、セットされている場合は、給油ノズル1Aに関して
は油種判別処理よりもクリーニング処理を優先させるべ
く、吸排気切換バルブ17を切換えることにより、排気
ポンプ14と油種センサ15との間を連通状態とする
(SB5)。次いで、油種判別共通制御部16は内蔵の
クリーニングタイマによるクリーニング時間の計時を開
始すると共に(SB6)、排気ポンプ14を駆動し排気
動作を開始する(SB7)。更に、油種判別共通制御部
16は、前記クリーニングタイマによる計時が所定クリ
ーニング時間t1(給油ノズル1A側の吸引パイプ9A
から油種センサ15までの間の残留油蒸気を完全にクリ
ーニングするに充分な時間)に達した場合は(SB
8)、前記クリーニングタイマをリセットした後(SB
9)、駆動中の排気ポンプ14を停止して排気動作を停
止し(SB10)、給油ノズル1Aに対応したクリーニ
ング要求フラグをリセット状態とする(SB11)。こ
の後、SB18へ移行する。
【0020】他方、油種判別共通制御部16は上記SB
2の判定で、給油ノズル1Aに対応した油種判別要求フ
ラグがセットされていない場合は、給油ノズル1Aに対
応したクリーニング要求フラグがセットされているか否
かを判定し(SB12)、セットされていない場合はS
B16へ移行する一方、セットされている場合は給油ノ
ズル1A以外の給油ノズル(本実施例ではノズル番号2
の給油ノズル1B)に対応した油種判別要求フラグがセ
ットされているか否かを判定する(SB13)。油種判
別共通制御部16は、給油ノズル1Bに対応した油種判
別要求フラグがセットされている場合は後述のSB16
へ移行する一方、セットされていない場合は検出切換バ
ルブ18を切換えることにより、給油ノズル1B側の吸
引パイプ9Bと油種センサ15との間を連通状態とした
後(SB14)、給油ノズル1A側の吸引パイプ9Aと
油種センサ15との間の残留油蒸気のクリーニング処理
を行うと共に、給油ノズル1B側の吸引パイプ9Bと油
種センサ15との間の残留油蒸気のクリーニング処理を
行なう(SB15)。この後、上記SB1へ戻る。他
方、油種判別共通制御部16は、上記SB12の判定で
給油ノズル1Aに対応したクリーニング要求フラグがセ
ットされていない場合、上記SB13の判定で給油ノズ
ル1Bに対応した油種判別要求フラグがセットされてい
る場合は、処理対象給油ノズルのノズル番号を次のノズ
ル番号の給油ノズル1Bとした後(SB16)、上記S
B2へ戻り、給油ノズル1Bに対応した油種判別要求フ
ラグのセットの有無を判定する。そして、処理対象のノ
ズル番号が最大番号(給油装置に配設された全給油ノズ
ル、本実施例ではノズル番号2)に達した場合は(SB
17)、上記SB1へ戻る。
【0021】油種判別共通制御部16は、上記SB11
で給油ノズル1Aに対応したクリーニング要求フラグを
リセット状態とした後、次に、吸排気切換バルブ17を
切換えることにより、吸気ポンプ12と油種センサ15
との間を連通状態とし(SB18)、給油ノズル1Aに
対応した設定油種(本実施例ではレギュラーガソリン)
を図4の油種テーブルから読出し(SB19)、給油ノ
ズル1Aが挿入された車両燃料タンクの油種検出時にお
ける検出時間計時用の検出タイマによる計時を開始させ
(SB20)、吸気ポンプ12を駆動して吸気動作を開
始する(SB21)。次いで、油種判別共通制御部16
は車両燃料タンクの検出油種と給油ノズル1Aの設定油
種とが一致した場合は(SB22)、前記検出タイマを
リセットした後(SB23)、吸気ポンプ12を停止し
て吸気動作を停止し(SB24)、給油ノズル1Aを制
御する制御部8Aへ給油許可信号を出力する(SB2
5)。これにより、給油ノズル1Aによる車両燃料タン
クへの給油が可能となる。
【0022】他方、車両燃料タンクの検出油種と給油ノ
ズル1Aの設定油種とが一致しない場合は(SB2
6)、油種判別共通制御部16は前記検出タイマをリセ
ットした後(SB27)、吸気ポンプ12を停止して吸
気動作を停止し(SB28)、ランプ19Aを例えば点
灯または点滅させることにより当該車両燃料タンクの油
種検出エラーが発生した旨を報知する(SB29)。
【0023】他方、前記検出タイマにより計時した油種
検出時間が予め設定した所定時間経過した場合は(SB
30)、油種判別共通制御部16は前記検出タイマをリ
セットした後(SB31)、吸気ポンプ12を停止して
吸気動作を停止し(SB32)、ランプ19Aを例えば
点灯または点滅させることにより当該車両燃料タンクの
油種検出エラーが発生した旨を報知する(SB33)。
【0024】上記SB25またはSB29またはSB3
3の処理終了後、油種判別共通制御部16は吸排気切換
バルブ17を切換えることにより、排気ポンプ14と油
種センサ15との間を連通状態とし(SB34)、クリ
ーニングタイマによるクリーニング時間の計時を開始す
ると共に(SB35)、排気ポンプ14を駆動して排気
動作を開始する(SB36)。次いで、油種判別共通制
御部16は前記クリーニングタイマによる計時時間が所
定時間t0(吸排気切換バルブ17から検出切換バルブ
18までの間の残留油蒸気を完全にクリーニングするに
充分な時間)に達した場合は(SB37)、前記クリー
ニングタイマをリセットし(SB38)、排気ポンプ1
4を停止して排気動作を停止した後(SB39)、給油
ノズル1Aに対応した油種判別要求フラグをリセットす
る(SB40)。この後、上記SB16へ移行し、処理
対象給油ノズルのノズル番号を次のノズル番号の給油ノ
ズル1Bとし、上記一連の処理を行う。
【0025】尚、本発明には下記各項の変形例がある。 上記実施例では、異なる油種を供給する給油ノズルを
2本配設した給油装置の場合を例に上げたが、これに限
定されず、異なる油種を供給する給油ノズルを3本以上
配設した給油装置に適用することも可能である。また、
上記実施例では、2本の給油ノズルの供給油種をレギュ
ラーガソリン、ハイオクガソリンとしたが、該油種に限
定されるものではない。 上記実施例では、給油装置の筺体内部に2つの給油系
統と、共通化した吸排気ユニット及び油種判別ユニット
とを収納する構成としたが、これに限定されず、各給油
系統、共通化した吸排気ユニット及び油種判別ユニット
を各々別個の筺体内部に収納する構成とすることも可能
である。または、各給油系統を別個の筺体内部に各々収
納し、共通化した吸排気ユニット及び油種判別ユニット
を前記2つの筺体の何れか一方に収納する構成とするこ
とも可能である。 上記実施例では、燃料タンク油種と給油ノズル油種と
が異なる油種エラーの旨をランプにより報知する構成と
したが、これに限定されず、例えばブザー等の他の報知
手段により報知する構成とすることも可能である。 上記実施例では、固定式給油装置の場合を例に上げた
が、これに限定されず、懸垂式給油装置に適用すること
も可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
記各項の効果を奏することができる。 当該給油ノズルを当該給油対象タンクに対する給油に
際して使用中に、他の給油対象タンクに対する給油に際
し他の給油ノズルが取外された場合には、当該給油ノズ
ルの給油対象タンクの油種検出が終了してから、油種検
出手段の残留油蒸気クリーニングを行った後、吸引管を
他の給油ノズル先端側から油種検出手段までの間で連通
状態とするため、他の給油ノズルの給油対象タンクの油
種検出動作へ即座に移行することができる。換言すれ
ば、当該給油ノズルによる給油作業中においても、他の
給油ノズルの給油対象タンクの油種検出やクリーニング
動作が可能となる。これにより、複数の給油ノズルを備
えた給油装置における給油作業の効率化を達成すること
ができる。 また、油種検出手段等から成る油種判別ユニットと、
吸気手段・排気手段・吸引管等から成る吸排気ユニット
とを共通化しているため、従来の如く油種判別ユニッ
ト、吸排気ユニットを各給油ノズル毎に別個に設けるこ
とが不要となるため、給油装置の小型化、配線系統の簡
略化、コスト削減、メンテナンス性の向上、外観デザイ
ンの向上等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の給油装置の制御ブロック図で
ある。
【図2】本実施例のFIFOバッファの概念図である。
【図3】本実施例の油種判別要求フラグ・クリーニング
要求フラグの概念図である。
【図4】本実施例の油種テーブルの概念図である。
【図5】本実施例の各給油ノズル・各ポンプモータ・吸
気ポンプ・排気ポンプ・油種判別要求フラグ・クリーニ
ング要求フラグのタイムチャートである。
【図6】本実施例の油種判別共通制御部の受付処理のフ
ローチャートである。
【図7】本実施例の油種判別共通制御部のメイン処理の
フローチャートである。
【図8】本実施例の油種判別共通制御部のメイン処理の
フローチャートである。
【図9】本実施例の油種判別共通制御部のメイン処理の
フローチャートである。
【符号の説明】
1A、1B 給油ノズル 2A、2B 給油ポンプ(送液手段) 3A、3B 給油配管 4A、4B 流量計 6A、6B ノズルスイッチ(ノズル検出手段) 8A、8B 制御部 9A、9B 吸引パイプ(吸引管) 10 共通配管 11 吸気配管 12 吸気ポンプ(吸気手段) 13 排気配管 14 排気ポンプ(排気手段) 15 油種センサ(油種検出手段) 16 油種判別共通制御部(油種検出手段、共通制御手
段) 17 吸排気切換バルブ 18 検出切換バルブ(切換手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油対象タンクの検出油種と給油ノズル
    の設定油種とが合致したとき給油許可する油種判別機能
    を備えた給油装置において、 複数の給油ノズルと、 前記各給油ノズル毎に設けられ、各給油ノズルのノズル
    収納部に対する掛け外しを検出するノズル検出手段と、 前記各給油ノズルに対して共通に設けられ、当該給油ノ
    ズルが挿入される給油対象タンク内から吸気した油蒸気
    の濃度に基づき給油対象タンクの油種を検出する油種検
    出手段と、 一端が前記各給油ノズル先端部へ各々分岐して開口する
    と共に他端が前記油種検出手段へ開口して油蒸気の通路
    となる吸引管と、 前記吸引管の分岐部に設けられ、前記吸引管を前記何れ
    か一の給油ノズル先端側から前記油種検出手段までの間
    で連通状態とする切換手段と、 前記各給油ノズルに対して共通に設けられ、当該給油ノ
    ズルが挿入された給油対象タンク内の油蒸気を前記吸引
    管を介し前記油種検出手段へ向けて吸気する吸気手段
    と、 前記各給油ノズルに対して共通に設けられ、前記油種検
    出手段及び前記吸引管の残留油蒸気を排気する排気手段
    と、 当該給油ノズルの使用中に他の給油ノズルがノズル収納
    部から取外されたことを前記ノズル検出手段により検出
    した場合は、前記油種検出手段による当該給油ノズルの
    給油対象タンクの油種検出終了後に前記油種検出手段の
    残留油蒸気クリーニングを行った後、前記切換手段によ
    り前記吸引管を他の給油ノズル先端側から前記油種検出
    手段までの間で連通状態とし、前記油種検出手段により
    他の給油ノズルの給油対象タンクの油種検出を行う共通
    制御手段と、を具備することを特徴とする給油装置。
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