JP3115312U - 眼鏡の鼻当て部 - Google Patents

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Abstract

【課題】鼻当てパッドが取り付けられるパッドアームの耐久性を向上する。
【解決手段】鼻当て部28は、断面コの字形状を呈し、樹脂から成る保持部材20を備える。保持部材20のコの字内部に、眼鏡のブリッジ15を、その後方から嵌合する。保持部材20の内部には、図中左右に延びる連接部を埋設する。連接部の両端には、折り曲げられて接続するアーム部25、26を設ける。アーム部25、26は、保持部材20の背面から後方に向けて延出する。アーム部25、26の先端には、鼻当てパッド23、24を設ける。連接部と両アーム部25、26は、可撓性を有し金属から成るパッドアームとして一体に成形する。
【選択図】図4

Description

本考案は、ブリッジに固定され、パッドアームが取り付けられる眼鏡の鼻当て部に関する。
従来の眼鏡は、両レンズのリムから鼻当てアームが延出され、鼻当てアームの先端部に鼻当てパッドが取り付けられて構成される。鼻当てアームは、鼻当てパッドを装着者の鼻スジの幅や角度に合わせるために屈曲または伸縮し、特にスポーツや子供用の眼鏡は、激しい運動において使用され鼻当てアームにも強い力が作用されるので、高い伸縮性及び屈曲性が要求される。
しかし、従来、鼻当てアームは金属から成り、ロー付けや溶接等の熱加工によりリムに固定され、その熱加工により金属の弾力性が失われるので、鼻当てアームに高い伸縮性及び屈曲性を保持させることは困難である。また、金属に伸縮性及び屈曲性を持たせることができた場合でも、鼻当てアームに強い力が作用されると、その応力がリムと鼻当てアームの連結部分に集中し、アームはその連結部分から容易に曲げられ又は折られ、実用的ではない。さらには、鼻当てアームとリムを、ロー付けや溶接等によって連結すると、その連結部分は、他の部位に比べ耐久性が劣り、連結部分が破損されやすくなる。
そこで、従来、特許文献1に示すように、鼻当てアームとして、高い伸縮性及び屈曲性を有する樹脂製のものを使用することが知られている。しかし樹脂製の鼻当てアームは、金属に比べると、堅牢性が充分ではないとともに、鼻当てアームに作用された力の応力はリムと鼻当てアームの連結部分に集中し、その連結部分において容易に曲げられ、または折られてしまう。
特許文献1にはさらに、断面形状がコの字形状を呈し、鼻当てアームが設けられた保持部材が、後方からブリッジに嵌合され、ブリッジに固定されることが開示されている。この構成においては、保持部材がブリッジに着脱可能であるので、鼻当てアームに強い力が作用され変形等した場合でも、保持部材を取り替えることにより、眼鏡本体に関しては継続的に使用することができ、結果的に眼鏡を長期間に亘って使用することができる。
特開2004−170895号公報
しかし、特許文献1に記載の眼鏡においても、鼻当てアームが樹脂から成るので、金属に比べると、その堅牢性は充分ではない。また、樹脂製の鼻当てアームは、保持部材に接続または一体成型されているので、鼻当てアームに力が作用される場合、その応力はアームと保持部材の連結部分に比較的集中し、用途によっては、充分な耐久性を得ることができない場合がある。
そこで、本考案では、ブリッジに取り付ける保持部材に鼻当てアームを設ける場合において、高い伸縮性及び屈曲性を有し、かつ耐久性の高い鼻当てアームを提供することを目的とする。
本考案に係る眼鏡の鼻当て部は、樹脂から形成されるとともに、眼鏡のブリッジに沿って延びる溝を有し、その溝内部にブリッジを嵌合させ、ブリッジに取付可能な保持部材と、その保持部材に設けられるパッドアームを備える。そしてパッドアームは、保持部材の内部に埋設され溝が延びる方向に沿って延びる連接部と、連接部の両端に接続され、保持部材から眼鏡後方に向かって外部に延出し、その先端部に鼻当てパッドが設けられるアーム部を有し、両アーム部と連接部が、可撓性を有し、一体に成形される金属から成ることを特徴とする。
保持部材は眼鏡前方側が開口され、ブリッジに対して後方から嵌合されることが好ましい。
保持部材には、溝の底面から後方に向けてさらに凹む凹部が設けられ、ブリッジには、その背面から突出し、水平面に使用状態において略直交する方向に第1のネジ穴が挿通する突出部が設けられ、保持部材がブリッジに嵌合すると、突出部は凹部の内部に嵌合させられ、底面の後方には略直交する方向に挿通し、凹部に接続する第2のネジ穴が設けられ、第1及び第2のネジ穴を通ってネジが螺合され、保持部材がブリッジに固定されることが好ましい。
連接部は、溝の底面に沿って延びるとともに、凹部及び第2のネジ穴を避けるように後方に向かって屈曲させられることが好ましい。
保持部材が、断面コの字形状を呈することが好ましい。さらに、パッドアームは例えば、1本の金属が、折り曲げられて成形される。
本考案においては、鼻当てパッドが設けられるアーム部は、可撓性を有する金属で成形されることにより、伸縮性及び屈曲性に優れるとともに、保持部材に埋設された連接部を介して一体的に成形されるので、アーム部に作用される力の応力は一部に集中することがなく、耐久性に優れる。また、アーム部は、連接部と一体的に成形され、ロー付けや溶接等によって他の部位に連結される必要はないので、その連結部分から折られ、曲げられることがない。
以下、本考案の具体的な実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本考案の一実施形態に係る鼻当て部が適用された眼鏡の斜視図である。図2は、眼鏡の上面図、図3は、眼鏡の正面図である。眼鏡10において、レンズ11、12を保持する金属製のリム13、14は金属製のブリッジ15で連結され、リム13はヨロイ部16を介してテンプル17と連結され、リム14はヨロイ部18を介してテンプル19と連結されている。
ブリッジ15には、ブリッジ15に対して着脱自在な鼻当て部28が取り付けられる。鼻当て部28は、断面がコの字形状を呈し眼鏡10の前方側が開口され、樹脂から形成される保持部材20を有し、この保持部材20のコの字内部にブリッジ15が眼鏡の後方側から嵌合されることにより、ブリッジ15に固定されている。保持部材20の背面20Bには、先端部に鼻当てパッド23、24が取り付けられたアーム部25、26が、眼鏡10の後方に向かって延出している。
図4は、ブリッジ15付近を拡大して示した斜視図である。図5は、鼻当て部28のブリッジ15への取付方法を示すための図である。図5に示すようにブリッジ15は、その断面が略矩形または略方形を呈し、その背面15Bの図中左右の略中央部に後方に向かって突出する突出部41を備える。突出部41には、水平面に使用状態においては略直交する方向(以下直交方向という)に挿通するネジ穴42が設けられる。
保持部材20は、その長手方向がブリッジ15に沿って延びるとともに、その前面20Fから眼鏡の後方に向かって凹み、長手方向に沿って延びる溝31が設けられ、断面形状がコの字形状に成形される。保持部材20は、溝31の図中左右の略中央部にその溝31から眼鏡の後方側に向かってさらに凹む凹部32が設けられる。凹部32には、略直交方向に保持部材20の下面20Dまで挿通するネジ穴33(図6、7参照)が接続される。
保持部材20は、溝31内部にブリッジ15が、凹部32内部に突出部41が嵌合されることにより、ブリッジ15に取り付けられる。そして、ネジ43が下方から上方に向かって、ネジ穴33及びネジ穴42を通って螺合することにより、保持部材20がブリッジ15に固定される。
図6は鼻当て部28の正面図、図7は鼻当て部28の上面図、図8は鼻当て部28の部分的な斜視図である。保持部材20には、パッドアーム50が設けられ、パッドアーム50は1本の金属線が折り曲げられて、一体的に成形される。具体的にはパッドアーム50は、保持部材20の長手方向に沿って延びる連接部51と、その連接部51の両端に折り曲げられて接続されるアーム部25、26から成る。連接部51は、保持部材20内部に埋設される一方、アーム部25、26は、保持部材20の背面20Bから外部に延出し、眼鏡の後方に向かって進んだ後、下方に向かって折り曲げられる。そしてその先端部は、略円形を描くように湾曲させられ、湾曲部60、61が形成される。湾曲部60、61の円形の内部には、鼻当てパッド23、24に設けられた突起70、71(図4、5参照)が挿通され、鼻当てパッド23、24がアーム部25、26に取り付けられる。パッドアーム50は、可撓性がある金属であれば特に限定されないが、例えばβ−チタン等のチタン合金、またはバネ材等から成る。
図7に示すように連接部51は、溝31の底部31Bに沿って延びるとともに、溝31の後方(図7においては下側)に設けられた凹部32及びネジ穴33を避けるように、その中央部が後方に屈曲して成形される。なお、連接部51の中央部は、屈曲されるときに、圧力が付勢されて屈曲されるので、図6に示すように、連接部51の中央部の高さ(図6においては上下方向の長さ)は他の部分の高さに比べて大きくなる。
以上の構成により、アーム部25、26に力が作用され、アーム部25、26が撓むと、樹脂から形成される保持部材20、及び可撓性のある連接部51も同時に撓められ、作用される力の応力は、保持部材20及び連接部51の全体に作用される。すなわち、アーム部25、26に力が作用されても、アーム部25、26の一部に応力が集中されないので、アーム部25、26は破損されにくく、高い耐久性を有する。さらには、アーム部25、26は、連接部51と一体的に成形され、ロー付けや溶接等によって他の部位に連結される必要はないので、連結部分から折られ、曲げられることがない。
また、本実施形態においては、パッドアーム50が設けられた鼻当て部28が、着脱自在にブリッジに取り付けられるので、パッドアーム50が変形した場合においても、鼻当て部28を取り替えることにより、眼鏡10は継続使用することが可能である。
本考案の一実施形態に係る鼻当て部が適用された眼鏡の斜視図である。 本考案の一実施形態に係る鼻当て部が適用された眼鏡の上面図である。 本考案の一実施形態に係る鼻当て部が適用された眼鏡の正面図である。 本考案の一実施形態に係る鼻当て部が、ブリッジに取り付けられた状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る眼鏡の鼻当て部と、ブリッジの分解斜視図である。 本考案の一実施形態に係る眼鏡の鼻当て部の正面図である。 本考案の一実施形態に係る眼鏡の鼻当て部の上面図である。 本考案の一実施形態に係る眼鏡の鼻当て部の部分的な斜視図である。
符号の説明
10 眼鏡
15 ブリッジ
20 保持部材
25、26 アーム部
28 鼻当て部
31 溝
50 パッドアーム
51 連接部

Claims (6)

  1. 樹脂から形成されるとともに、眼鏡のブリッジに沿って延びる溝を有し、その溝内部にブリッジを嵌合させ、前記ブリッジに取付可能な保持部材と、
    前記保持部材の内部に埋設され前記溝が延びる方向に沿って延びる連接部と、前記連接部の両端に接続され、前記保持部材から眼鏡後方に向かって外部に延出し、その先端部に鼻当てパッドが設けられるアーム部を有し、前記両アーム部と前記連接部が、可撓性を有し、一体に成形される金属から成るパッドアームと、
    を備えることを特徴とする眼鏡の鼻当て部。
  2. 前記保持部材は眼鏡前方側が開口され、前記ブリッジに対して前記後方から嵌合されることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡の鼻当て部。
  3. 前記保持部材には、前記溝の底面から前記後方に向けてさらに凹む凹部が設けられ、
    前記ブリッジには、その背面から突出し、水平面に使用状態において略直交する方向に第1のネジ穴が挿通する突出部が設けられ、前記保持部材が前記ブリッジに嵌合すると、前記突出部は前記凹部の内部に嵌合させられ、
    前記底面の前記後方には前記略直交する方向に挿通し、前記凹部に接続する第2のネジ穴が設けられ、
    前記第1及び第2のネジ穴を通ってネジが螺合され、前記保持部材が前記ブリッジに固定されることを特徴とする請求項2に記載の眼鏡の鼻当て部。
  4. 前記連接部は、前記溝の底面に沿って延びるとともに、前記凹部及び前記第2のネジ穴を避けるように前記後方に向かって屈曲させられることを特徴とする請求項3に記載の眼鏡の鼻当て部。
  5. 前記保持部材が、断面コの字形状を呈することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の眼鏡の鼻当て部。
  6. 前記パッドアームは、1本の金属が、折り曲げられて成形されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の眼鏡の鼻当て部。

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