JPWO2007145157A1 - 眼鏡フレーム用テンプル、眼鏡フレームおよび眼鏡フレーム用取り付け具 - Google Patents

眼鏡フレーム用テンプル、眼鏡フレームおよび眼鏡フレーム用取り付け具 Download PDF

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武彦 吉田
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Abstract

眼鏡フレームの装着を容易にするとともに、よりホールド性に優れた眼鏡フレーム用テンプルおよびこれを備えた眼鏡フレームを提供する。姿勢保持部材34は、可撓性を有し、当接部材33の後端部33rが内方に向かうように連結部材32に沿った状態に湾曲した第1姿勢(図1(a))と、当接部材33の後端部33rが外方に向かうように内方に向けて凸状に湾曲した第2姿勢(図1(b))とに切り替わる。

Description

本発明は、眼鏡フレーム用テンプル、それを備えた眼鏡フレームおよび眼鏡フレームのテンプル本体に取り付け可能な眼鏡フレーム用取り付け具に関する。
眼鏡フレームは、通常、前枠、当該前枠の両端からそれぞれ後方に延出するテンプル、および丁番等のフレーム部材が連結されて構成されている。このような眼鏡フレームにおいては、デザイン性の観点より、いわゆるストレートテンプル(テンプルの後端部が下方に湾曲していない、または湾曲の少ないテンプル)を具備する眼鏡フレームも数多く存在する。
このようなストレートテンプルを具備する眼鏡フレームにおいては、一般的に、使用者の頭部の側面に沿うように(使用者の耳裏から後頭部に沿うように)テンプル後端部側を外方に向けて凸状に湾曲させるとともに、頭部の両側面に押圧力(ばね力)を付与するようにテンプル全体が回動方向に付勢されている。
しかしながら、このようにテンプル後端部側が使用者の頭部の側面に沿うように外方に向けて凸状に湾曲していると、左右のテンプルの後端部間の距離が頭部の幅よりも狭くなる。このため、上記眼鏡フレームを装着するに先立って、頭部の両側面に付勢される押圧力に抗してテンプルを頭部の幅程度または頭部の幅より大きく開いた状態にしなければならない。よって、上記のようなストレートテンプルを具備する眼鏡フレームは、装着し難いという問題がある。また、ストレートテンプルは、使用者の耳裏に当接される部分が少ないため、後端部が下方に湾曲した通常のテンプルに比べると、眼鏡フレーム装着時において、眼鏡フレームを安定した状態に保持するホールド性に劣る。
これに対し、例えば、前枠に継ぎ手を介して連結される第1テンプルと、第1テンプルの先端に軸を介して揺動可能に取り付けられる第2テンプルとからなり、第2テンプルが軸支される位置が第2テンプルの内端から所定の距離離れた眼鏡フレーム用テンプルが公知となっている(日本国実用新案第3081261号公報参照)。
このような眼鏡フレーム用テンプルにおいては、第2テンプルが第1テンプルの先端に軸を介して揺動可能に取り付けられるので、ホールド性は向上する。しかしながら、第2テンプルの内端から軸支されるまでの部位(特許文献1の図1および図3中Lの範囲)は、使用者が顔を動かしたり、運動等を行ったりして頭部の側方に触れることにより、眼鏡フレーム装着時であっても第2テンプルが僅かに揺動する恐れがある。第2テンプルが揺動すると、ホールド性を良好に維持することができないという問題が生じる。また、このような眼鏡フレーム用テンプルは、第1テンプルと第2テンプルとを軸支する構成であるため、繰り返し使用しているうちに軸部材が劣化し易いという問題もあった。
本発明はかかる従来技術の問題点を解決すべくなされたものであり、眼鏡フレームの装着を容易にするとともに、よりホールド性に優れた眼鏡フレーム用テンプル、これを備えた眼鏡フレームおよび眼鏡フレームのテンプル本体に取り付け可能な眼鏡フレーム用取り付け具を提供することを目的とする。
本発明に係る眼鏡フレーム用テンプルの一の態様は、前端部側が前枠に取り付け可能に構成されるテンプル本体と、当該テンプル本体の後端部側に連結された連結部材と、当該連結部材の後端部側に配設され、当該後端部より後方に延設された部分が内方に回動可能に取り付けられる当接部材と、後端部側が前記当接部材の前端部側に連設される一方、前端部側が前記連結部材の内側かつ当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に取り付けられる姿勢保持部材とを具備し、前記姿勢保持部材は、可撓性を有し、前記当接部材の後端部が内方に向かうように前記連結部材に沿った状態に湾曲した第1姿勢と、当接部材の後端部が外方に向かうように内方に向けて凸状に湾曲した第2姿勢とに切り替わることを特徴とするものである。
上記構成の眼鏡フレーム用テンプルによれば、眼鏡フレームの前枠に取り付け可能なテンプル本体の後端部に連結部材が連結される。さらに、連結部材の後端部に当接部材が配設されるとともに、当接部材の、連結部材の後端部より後方に延設された部分が内方に回動可能に構成される。一方、当接部材の前端部側に姿勢保持部材の後端部側が連設されるとともに、姿勢保持部材の前端部側が連結部材の内側であって、しかも当該連結部材の当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に取り付けられる。
ここで、使用者が眼鏡フレームを装着する際には、姿勢保持部材を第2姿勢に切り替えると、姿勢保持部材が内方に向けて凸状に湾曲する。このように姿勢保持部材が湾曲することにより、姿勢保持部材に連設された当接部材の後端部が外方に向けて旋回した状態を保持する。したがって、当接部材の後端部が外方に向いた状態で保持されることにより、左右の当接部材の後端部間の距離が比較的広くなった状態が保持されるため、眼鏡フレームの装着を容易に行うことができる。取り外す際も同様である。また、眼鏡フレーム装着後において、姿勢保持部材を第1姿勢に切り替えることにより、当該姿勢保持部材が連結部材に沿った状態に湾曲して、姿勢保持部材に連設された当接部材の後端部が内方に向けて旋回する。後端部が内方に向けて旋回することにより、当接部材が使用者の頭部側面に沿うように(使用者の耳裏から後頭部に向かって)使用者の頭部側面に当接した状態が保持される。こうして、装着時の眼鏡フレームのホールド性をより向上させることができる。特に、テンプル本体が略直線または僅かに湾曲したストレートテンプルの場合であっても上記ホールド性の向上を図ることができる。
以上のように、姿勢保持部材を用いて、頭部に当接される当接部材の後端部の向きを内方および外方に切り替え可能とすることにより、眼鏡フレームの装着を容易にすることができるとともに、ホールド性をより向上させることができる。特に、テンプル本体が略直線または僅かに湾曲したストレートテンプルの場合であっても上記ホールド性の向上を図ることができる。
また、姿勢保持部材を連結部材の内側に備えることにより、外観の意匠を損ねることなく上記効果を達成することができる。さらに、頭部が進入する内側において連結部材と当接部材との間を連結して、部材間の切れ目をなくすことにより、髪の毛等が引っ掛かったり、頭部に違和感を与えることなく眼鏡フレームを装着することができる。
なお、上記における前方(前端部側)は、テンプルを眼鏡フレームに取り付けた際のテンプル展開時における前方(前枠側)を意味する。また、後方(後端部側)は、テンプルを眼鏡フレームに取り付けた際のテンプル展開時における後方(耳裏側)を意味する。また、内方は、テンプルを眼鏡フレームに取り付けた際のテンプル展開時における内方(頭部側)を意味する。また、外方は、テンプルを眼鏡フレームに取り付けた際のテンプル展開時における外方を意味する。
好ましくは、前記連結部材は、前記テンプル本体に着脱自在に構成される。
この場合、連結部材とテンプル本体とは、着脱自在となっている。テンプル本体から連結部材を取り外すことにより、連結部材およびそれに取り付けられている当接部材ならびに姿勢保持部材を眼鏡フレームから取り外すことができる。したがって、本発明の一の態様に係る眼鏡フレーム用テンプルを、テンプル本体のみで使用したり、テンプル本体に連結部材を取り付けて使用したりと使用者の使用状況(TPO)に応じて使い分けることができる。例えば、スポーツ等により、頭部を頻繁に動かす(揺れる)場合には連結部材をテンプル本体に接続してホールド性を高める一方、普段の使用時には、テンプル本体のみを使用して、もしくは、テンプル本体の後端部に連結部材の代わりに一般的な(当接部材や姿勢保持部材を有しない)モダン(耳当て部材)を取り付けた状態で使用して、ファッション性(意匠性)を優先させるといった使い分けを行うことができる。
本発明の一の態様に係る眼鏡フレーム用テンプルは、前述のように、姿勢保持部材を第1姿勢に切り替えると、当接部材が使用者の頭部側面に当接した状態で保持されることにより、ホールド性が向上する。第1姿勢とは、前述のように、姿勢保持部材が連結部材に沿った状態に湾曲した姿勢であるため、姿勢保持部材を第1姿勢に切り替えるためには、姿勢保持部材が連結部材に沿った状態で湾曲することが可能な長さであることが必要である。よって、姿勢保持部材が長過ぎたり、短すぎたりすると、姿勢保持部材が連結部材に沿った状態で湾曲しないため、本発明の一態様に係る眼鏡フレーム用テンプルのホールド性があまり向上しない。ホールド性があまり向上しないのは、姿勢保持部材が連結部材に沿った状態に湾曲した姿勢でない場合、即ち、姿勢保持部材が連結部材に沿わない場合、当接部材が使用者の頭部側面に当接した状態を保持し難くなるためである。これは、姿勢保持部材が連結部材に沿わない場合、姿勢保持部材が頭部側面に当接し、姿勢保持部材を介して当接部材が頭部側面によって外方に押圧され、当接部材が使用者の頭部側面から離れようとする力が働き易くなるためである。そこで、本出願人は、このような原因により眼鏡フレームのホールド性の向上が妨げられることを防止した下記の好ましい構成を提供する。
かかる好ましい構成は、前記連結部材は、内側かつ前記当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に、前記姿勢保持部材の前端部を前後方向にスライドさせるガイド部材を具備し、前記姿勢保持部材の前端部は、前記ガイド部材に対して前後方向にスライドするスライド部材を具備し、前記姿勢保持部材の前端部は、前記姿勢保持部材が前記第1姿勢から前記第2姿勢に切り替わる際には前後方向の一方にスライドし、前記姿勢保持部材が前記第2姿勢から前記第1姿勢に切り替わる際には前後方向の他方にスライドする構成とされる。
かかる好ましい構成によれば、第2姿勢から第1姿勢に姿勢保持部材を切り替えようとすると、姿勢保持部材の前端部のスライド部材が前後方向にスライドする。このように前端部(スライド部材)が前後方向にスライドすることで、姿勢保持部材の長さに関わらず、姿勢保持部材が連結部材に沿った状態に湾曲した姿勢(第1姿勢)を取ることができる。よって、かかる好ましい構成によれば、姿勢保持部材の長さに関わらず、姿勢保持部材が連結部材に沿うため、眼鏡フレームのホールド性の維持が可能である。
また、本発明に係る眼鏡フレーム用テンプルの他の態様は、前端部側が前枠に取り付け可能に構成されるテンプル本体と、当該テンプル本体の後端部側に配設され、当該後端部より後方に延設された部分が内方に回動可能に取り付けられる当接部材と、後端部側が前記当接部材の前端部側に連設される一方、前端部側が前記テンプル本体の内側かつ当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に取り付けられる姿勢保持部材とを具備し、前記姿勢保持部材は、可撓性を有し、前記当接部材の後端部が内方に向かうように前記テンプル本体に沿った状態に湾曲した第1姿勢と、当接部材の後端部が外方に向かうように内方に向けて凸状に湾曲した第2姿勢とに切り替わることを特徴とするものである。
上記構成の眼鏡フレーム用テンプルによれば、眼鏡フレームの前枠に取り付け可能なテンプル本体の後端部に当接部材が連設される。また、当接部材の、テンプル本体の後端部より後方に延設された部分が内方に回動可能に構成される。一方、当接部材の前端部側に姿勢保持部材の後端部側が連設されるとともに、姿勢保持部材の前端部側がテンプル本体の内側であって、しかも当該テンプル本体の当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に取り付けられる。
ここで、使用者が眼鏡フレームを装着する際には、姿勢保持部材を第2姿勢に切り替える。このとき、姿勢保持部材が内方に向けて凸状に湾曲することにより、姿勢保持部材に連設された当接部材の後端部が外方に向けて旋回した状態を保持する。したがって、当接部材の後端部が外方に向いた状態で保持されることにより、左右の当接部材の後端部間の距離が比較的広くなった状態が保持されるため、眼鏡フレームの装着を容易に行うことができる。取り外す際も同様である。また、眼鏡フレーム装着後において、姿勢保持部材を第1姿勢に切り替えることにより、当該姿勢保持部材がテンプル本体に沿った状態に湾曲して、姿勢保持部材に連設された当接部材の後端部が内方に向けて旋回する。後端部が内方に向けて旋回することにより、当接部材が、使用者の頭部側面に沿うように(使用者の耳裏から後頭部に向かって)使用者の頭部側面に当接した状態が保持される。こうして、装着時の眼鏡フレームのホールド性をより向上させることができる。特に、テンプル本体が略直線または僅かに湾曲したストレートテンプルの場合であっても上記ホールド性の向上を図ることができる。
以上のように、姿勢保持部材を用いて、頭部に当接される当接部材の後端部の向きを内方および外方に切り替え可能とすることにより、眼鏡フレームの装着を容易にすることができるとともに、ホールド性をより向上させることができる。特に、テンプル本体が略直線または僅かに湾曲したストレートテンプルの場合であっても上記ホールド性の向上を図ることができる。
また、姿勢保持部材をテンプル本体の内側に備えることにより、外観の意匠を損ねることなく上記効果を達成することができる。さらに、頭部が進入する内側において、テンプル本体と当接部材との間を連結して、部材間の切れ目をなくすることにより、髪の毛等が引っ掛かったり、頭部に違和感を与えることなく眼鏡フレームを装着することができる。
また、本発明の他の態様に係る眼鏡フレーム用テンプルにおいて、好ましくは、前記テンプル本体は、内側かつ前記当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に、前記姿勢保持部材の前端部を前後方向にスライドさせるガイド部材を具備し、前記姿勢保持部材の前端部は、前記ガイド部材に対して前後方向にスライドするスライド部材を具備し、前記姿勢保持部材の前端部は、前記姿勢保持部材が前記第1姿勢から前記第2姿勢に切り替わる際には前後方向の一方にスライドし、前記姿勢保持部材が前記第2姿勢から前記第1姿勢に切り替わる際には前後方向の他方にスライドする構成とされる。
かかる好ましい構成によれば、本発明の一の態様に係る眼鏡フレーム用テンプルの好ましい構成と同様の作用によって、姿勢保持部材の長さに関わらず、姿勢保持部材が連結部材に沿うため、眼鏡フレームのホールド性の維持が可能である。
好ましくは、前記当接部材および前記姿勢保持部材は、一体成型されているように構成される。
この場合、当接部材および姿勢保持部材が一部品で構成される。したがって、かかる好ましい構成によれば、部品点数を少なくして軽量化を図りつつ、コストを低減させることができる。また、別部品にて構成する場合に比べて、部材の耐久性を向上させることができる。
また、本発明に係る眼鏡フレームは、上記構成の眼鏡フレーム用テンプルを具備することを特徴とするものである。
また、本発明に係る眼鏡フレーム用取り付け具は、レンズを保持する前枠の両端からそれぞれ後方に延出する一対のテンプル本体に取り付け可能に構成される眼鏡フレーム用取り付け具であって、前記テンプル本体の後端部側に連結可能に構成される連結部材と、当該連結部材の後端部側に配設され、当該後端部より後方に延設された部分がテンプル本体への装着時において内方に回動可能に取り付けられる当接部材と、後端部側が前記当接部材の前端部側に連設される一方、前端部側が前記連結部材のテンプル本体への装着時において内側かつ当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に取り付けられる姿勢保持部材とを具備し、前記姿勢保持部材は、可撓性を有し、前記当接部材の後端部がテンプル本体への装着時において内方に向かうように前記連結部材に沿った状態に湾曲した第1姿勢と、当接部材の後端部がテンプル本体への装着時において外方に向かうようにテンプル本体への装着時において内方に向けて凸状に湾曲した第2姿勢とに切り替わることを特徴とするものである。
本発明に係る眼鏡フレーム用取り付け具において、好ましくは、前記連結部材は、前記連結部材のテンプル本体への装着時における内側かつ前記当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に、前記姿勢保持部材の前端部を前後方向にスライドさせるガイド部材を具備し、前記姿勢保持部材の前端部は、前記ガイド部材に対して前後方向にスライドするスライド部材を具備し、前記姿勢保持部材の前端部は、前記姿勢保持部材が前記第1姿勢から前記第2姿勢に切り替わる際には前後方向の一方にスライドし、前記姿勢保持部材が前記第2姿勢から前記第1姿勢に切り替わる際には前後方向の他方にスライドする構成とされる。
かかる好ましい構成によれば、本発明の一の態様に係る眼鏡フレーム用テンプルの好ましい構成と同様の作用によって、姿勢保持部材の長さに関わらず、姿勢保持部材が連結部材に沿うため、眼鏡フレームのホールド性の維持が可能である。
本発明に係る眼鏡フレーム用テンプル、眼鏡フレームおよび眼鏡フレーム用取り付け具によれば、姿勢保持部材を用いて、当接部材の後端部の向きを内方および外方に切り替え可能とすることにより、眼鏡フレームの装着を容易にすることができるとともに、ホールド性をより向上させることができる。特に、テンプル本体が略直線または僅かに湾曲したストレートテンプルの場合であっても上記ホールド性の向上を図ることができる。
また、姿勢保持部材を連結部材またはテンプル本体の内側に備えることにより、外観の意匠を損ねることなく上記効果を達成することができる。さらに、頭部が進入する内側において、部材間の切れ目をなくすることにより、髪の毛等が引っ掛かったり、頭部に違和感を与えることなく眼鏡フレームを装着することができる。
図1は、本発明に係る第1実施形態における眼鏡フレームの概略図である。 図2は、図1の眼鏡フレームにおける側面図である。 図3は、図1の眼鏡フレームにおいて連結部材を取り外したときの平面図である。 図4は、第1実施形態に係るテンプルの変形例を示す平面図である。 図5は、ガイド部材とスライド部材との外観図である。 図6は、本発明に係る第2実施形態における眼鏡フレームの概略図である。
以下、本発明に係る眼鏡フレーム用テンプル、これを備えた眼鏡フレームおよび眼鏡フレームのテンプル本体に取り付け可能な眼鏡フレーム用取り付け具の好ましい実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る第1実施形態における眼鏡フレームの概略図である。図1(a)は第1姿勢における平面図であり、図1(b)は第2姿勢における平面図である。また、図2は図1の眼鏡フレームにおける側面図である。
本実施形態における眼鏡フレーム1は、レンズ10を保持する前枠2と、当該前枠2の両端からそれぞれ後端部側に延出する左右のテンプル3と、前枠2の両端側で左右のテンプル3をそれぞれ開閉させるための丁番4とを具備している。前枠2には、鼻当て用のパッド5が取り付けられている。眼鏡フレーム1は、当該パッド5を鼻に掛けるとともに、後述する当接部材33を耳の裏側(耳と頭との間)に当接させることによって、着用するものである。なお、以下の実施形態における前方(前端部側)および後方(後端部側)は、図1のように、テンプル3を眼鏡フレーム1に取り付けた際のテンプル3の展開時における前方(前枠側)および後方(耳裏側)を意味する。また、内方および外方も、テンプル3を眼鏡フレーム1に取り付けた際のテンプル展開時における内方(頭部側)および外方を意味する。
本発明に係る眼鏡フレームに取り付けられたテンプル3は、前端部31f側が前枠2に取り付けられたテンプル本体31と、当該テンプル本体31の後端部31r側に連結された連結部材32と、当該連結部材32の後端部32r側に配設され、当該後端部32rより後方に延設された部分が、軸部材35の軸回りに回動可能とすることにより、内方に回動可能に取り付けられる当接部材33と、後端部34r側が前記当接部材33の前端部33f側に連設される一方、前端部34f側が前記連結部材32の内側かつ当接部材33取り付け位置(軸部材35)より前方に離間した位置(連結部材32の前端部32f近傍)に固定部材36により取り付けられる姿勢保持部材34とを具備する。そして、前記姿勢保持部材34は、可撓性を有し、前記当接部材33の後端部33rが内方に向かうように前記連結部材32に沿った状態に湾曲した第1姿勢(図1(a))と、当接部材33の後端部33rが外方に向かうように内方に向けて凸状に湾曲した第2姿勢(図1(b))とに切り替わることを特徴とするものである。
上記構成の眼鏡フレーム1におけるテンプル3によれば、眼鏡フレーム1の前枠2に丁番4を介して回動可能に取り付けられたテンプル本体31の後端部31r側に連結部材32が連結される。本実施形態においては、連結部材32の前端部32fに開口部を有する挿通口が設けられ、当該挿通口にテンプル本体31の後端部31rが挿通されて連結されている(図1の破線部参照)。さらに、連結部材32の後端部32rに頭部に当接される当接部材33が配設され、連結部材32の後端部32rより後方に延設された部分が、ピンまたはねじ等の軸部材35の軸回りに回動可能とすることにより、内方に回動可能に構成される。一方、当接部材33の前端部33f側に姿勢保持部材34の後端部34r側が連設される。本実施形態においては、当接部材33および姿勢保持部材34は、一体成型されている。さらに、姿勢保持部材34の前端部34f側は、連結部材32の内側であって、しかも当該連結部材32の当接部材33を取り付けた位置(軸部材35)より前方に離間した位置に固定部材36を用いて取り付けられる。
姿勢保持部材34は、可撓性を有する部材であれば、例えば、エラストマ(天然ゴム、合成ゴム等の弾性を有する高分子物質)や形状記憶合金等で形成された板ばね等、種々の弾性部材が採用可能である。また、撓む方向を当接部材33の回動可能な方向に略平行にする(軸部材35の軸方向に当接部材33がぶれないようにする)ために当該軸方向に長い断面形状であることが好ましい。当該断面形状は、楕円形状、半円形状、板状等、種々適用可能である。姿勢保持部材34は、中空でも無垢でもよく、繊維状に編み込んで形成されてもよい。
姿勢保持部材34と当接部材33とが一体成型されている場合においては、可撓性を有する材料により一体成型された部材のうち、当接部材相当箇所に金属板等の芯材を内蔵することとしてもよい。本実施形態の固定部材36は、姿勢保持部材34と同様の材料で形成された環状体であって、連結部材32の前端部32f側に挿通した上で固定される。また、本実施形態の固定部材36は、姿勢保持部材34と一体成型されたものであるが、これに限られず、同一または別の材料により形成された固定部材36を姿勢保持部材34に取り付けることとしてもよい。また、姿勢保持部材34(および当接部材33)と連結部材32とを一体成型することとしてもよい。
ここで、本実施形態の眼鏡フレーム1の使用態様について説明する。まず、使用者が眼鏡フレーム1を装着する際には、姿勢保持部材34を第2姿勢(図1(b))に切り替える。このとき、姿勢保持部材34が内方に向けて凸状に湾曲することにより、姿勢保持部材34に連設された当接部材33の後端部33rが外方に向けて旋回した状態を保持する。したがって、当接部材33の後端部33rが外方に向いた状態で保持されることにより、左右の当接部材33の後端部33r間の距離(頭部が挿通する部分の距離)X2が後述する第1姿勢における後端部33r間の距離X1よりも広くなった状態が保持される。このため、眼鏡フレーム1の装着を容易に行うことができる。取り外す際も同様である。
また、眼鏡フレーム1の装着後において、姿勢保持部材34を第1姿勢(図1(a))に切り替えることにより、当該姿勢保持部材34が連結部材32に沿った状態に湾曲して、姿勢保持部材34に連設された当接部材33の後端部33rが内方に向けて旋回する。後端部33rが内方に向けて旋回することにより、当接部材33が、使用者の頭部側面に沿うように(使用者の耳裏から後頭部に向かって)使用者の頭部側面に当接した状態が保持される。こうして、装着時の眼鏡フレーム1のホールド性をより向上させることができる。特に、テンプル本体31が図1のように僅かに湾曲したストレートテンプルの場合であっても上記ホールド性の向上を図ることができる。
以上のように、姿勢保持部材34を用いて、頭部に当接される当接部材33の後端部33rの向きを内方および外方に切り替え可能とすることにより、眼鏡フレーム1の装着を容易にすることができるとともに、ホールド性をより向上させることができる。特に、テンプル本体31が略直線または僅かに湾曲したストレートテンプルの場合であっても上記ホールド性の向上を図ることができる。
また、姿勢保持部材34を連結部材32の内側に備えることにより、図2に示すように、外観の意匠を損ねることなく上記効果を達成することができる。さらに、頭部が進入する内側において姿勢保持部材34により連結部材32と当接部材33との間が連結されて、部材間の切れ目をなくすることにより、眼鏡フレーム1の着脱時において髪の毛等が引っ掛かったり、頭部に違和感を与えることなく眼鏡フレーム1を装着することができる。
また、当接部材および姿勢保持部材が一体成型され、一部品で構成されることにより、部品点数を少なくして軽量化を図りつつ、コストを低減させることができる。また、別部品にて構成する場合に比べて、部品間の離脱を防止することができる等、部材の耐久性を向上させることができる。
本実施形態において、前記連結部材32は、前記テンプル本体31に着脱自在に構成される。図3は図1の眼鏡フレーム1において連結部材32を取り外したときの平面図である。
図3に示すように、連結部材32とテンプル本体31とは、着脱自在となっている。テンプル本体31から連結部材32を取り外すことにより、連結部材32およびそれに取り付けられている当接部材33ならびに姿勢保持部材34から構成される眼鏡フレーム用取り付け具30を眼鏡フレーム1から取り外すことができる。したがって、テンプル3をテンプル本体31のみで使用したり、テンプル本体31に眼鏡フレーム用取り付け具30を取り付けて使用したりと使用者の使用状況(TPO)に応じて使い分けることができる。例えば、スポーツ等により、頭部を頻繁に動かす(揺れる)場合には眼鏡フレーム用取り付け具30の連結部材32をテンプル本体31に接続して(図1の使用状態にして)ホールド性を高める一方、普段の使用時には、テンプル本体31のみを使用して(図3の使用状態にして)、もしくは、テンプル本体31の後端部31rに眼鏡フレーム用取り付け具30の代わりに一般的な(当接部材33や姿勢保持部材34を有しない)モダン(耳当て部材)を取り付けた状態で使用して、ファッション性(意匠性)を優先させるといった使い分けを行うことができる。なお、本実施形態においては、連結部材32に設けられた挿通口からテンプル本体31を挿通して眼鏡フレーム用取り付け具30を眼鏡フレーム1に固定する構成としている。固定する構成は、これに限られず、両部材をねじ留めして固定する構成や、いずれか一方の部材をいずれか他方の部材で挟み込んで固定する構成等、種々採用可能である。
図4は、第1実施形態に係るテンプル3の変形例を示す平面図である。図4(a)は、姿勢保持部材34が第1姿勢である場合のテンプル3の平面図である。図4(b)は、姿勢保持部材34が第2姿勢である場合のテンプル3の平面図である。図4に示すように、本変形例においては、テンプル3は、テンプル本体31と、連結部材32と、当接部材33と、姿勢保持部材34とを具備する。姿勢保持部材34の前端部34fは、姿勢保持部材34が第1姿勢から第2姿勢に切り替わる際には後方に、姿勢保持部材34が第2姿勢から第1姿勢に切り替わる際には、前方にスライドする。本変形例のテンプル本体31と当接部材33とは、上記の実施形態で説明した構成と同一である。一方、連結部材32と姿勢保持部材34とは、上記の実施形態で説明した構成と異なる。
本変形例における連結部材32は、ガイド部材321が設けられている点が上記の実施形態で説明した構成と異なる。図5は、ガイド部材321と後述するスライド部材341との外観図である。図5(a)は、図4(b)におけるガイド部材321とスライド部材341との近傍の拡大平面図である。図5(b)は、図4(a)における矢印Y1方向から見たガイド部材321とスライド部材341との近傍の拡大側面図である。図5(c)は、図4(b)における矢印Y2方向から見たガイド部材321とスライド部材341との近傍の拡大側面図である。図4及び図5に示すように、ガイド部材321は、連結部材32の内側かつ当接部材33取り付け位置(軸部材35)より前方に離間した位置に設けられている。かかるガイド部材321は、平面視台形状に形成され、中央部に前後方向に長い貫通孔322が形成されている。本変形例では、貫通孔322の貫通方向は、上下方向(軸部材35の軸方向)とされている。
本変形例における姿勢保持部材34は、前端部34fが前後方向にスライド可能な構成とされている点が上記の実施形態で説明した構成と異なる。図4及び図5に示すように、本変形例における姿勢保持部材34は、前端部34fをスライド可能とするため、ガイド部材321に対して前後方向にスライドするスライド部材341を具備する。かかるスライド部材341は、ガイド部材321に形成された貫通孔322に挿通可能な円柱又は角柱状に形成されている。かかるスライド部材341は、貫通孔322を前後方向に移動することで、ガイド部材321に対して前後方向にスライド可能とされている。
かかる変形例によれば、第2姿勢から第1姿勢に姿勢保持部材34を切り替えようとすると、姿勢保持部材34が連結部材32に沿った状態に湾曲した姿勢となることが可能な位置に、姿勢保持部材34の前端部34fのスライド部材341がスライドする。このように前端部34f(スライド部材341)がスライドすることで、姿勢保持部材34の長さに関わらず、姿勢保持部材34が連結部材32に沿った状態に湾曲した姿勢(第1姿勢)に切り替わることができる。よって、本変形例によれば、姿勢保持部材34の長さに関わらず、姿勢保持部材34が連結部材32に沿うため、眼鏡フレームのホールド性の維持が可能である。
尚、図4に示すように、本変形例では、姿勢保持部材34の前端部34fは、姿勢保持部材34が第1姿勢から第2姿勢に切り替わる際には後方に、姿勢保持部材34が第2姿勢から第1姿勢に切り替わる際には、前方にスライドする。しかしながら、姿勢保持部材34が第1姿勢から第2姿勢に切り替わる際には、姿勢保持部材34の前端部34fが前方に、姿勢保持部材34が第2姿勢から第1姿勢に切り替わる際には、姿勢保持部材34の前端部34fが後方にスライドする構成も、本発明の技術的範囲に含まれる。
ここで、本発明に係る眼鏡フレームの他の態様について説明する。図6は本発明に係る第2実施形態における眼鏡フレームの概略図である。図6(a)は第1姿勢における平面図であり、図6(b)は第2姿勢における平面図である。第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施形態の眼鏡フレーム1’が第1実施形態と異なるのは、第1実施形態におけるテンプル本体31および連結部材32の代わりに、一体のテンプル本体31’を用いてテンプル3’が構成される点である。より具体的には、当接部材33がテンプル本体31’の後端部31’r側に配設され、当該後端部31’rより後方に延設された部分が内方に回動可能に取り付けられる。また、姿勢保持部材34の後端部34r側が前記当接部材33の前端部33f側に連設される一方、姿勢保持部材34の前端部34f側が前記テンプル本体31’の内側かつ当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に取り付けられる。前記姿勢保持部材34は、可撓性を有し、前記当接部材33の後端部33rが内方に向かうように前記テンプル本体31’に沿った状態に湾曲した第1姿勢(図6(a))と、当接部材33の後端部33rが外方に向かうように内方に向けて凸状に湾曲した第2姿勢(図6(b))とに切り替わる。
上記構成の眼鏡フレーム1’におけるテンプル3’によれば、眼鏡フレーム1’の前枠2に取り付けられたテンプル本体31’の後端部31’rに当接部材33が配設されている。当接部材33の、テンプル本体31’の後端部31’rより後方に延設された部分は、軸部材35を介して、内方に回動可能に構成される。一方、当接部材33の前端部33f側に姿勢保持部材34の後端部34f側が連設されるとともに、姿勢保持部材34の前端部34f側がテンプル本体31’の内側であって、しかも当該テンプル本体31’の当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に固定部材36を用いて取り付けられる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、姿勢保持部材34を用いて、当接部材33の後端部33rの向きを内方(図6(a)の第1姿勢)および外方(図6(b)の第2姿勢)に切り替え可能とすることにより、眼鏡フレーム1’の装着を容易にすることができるとともに、ホールド性をより向上させることができる。
また、姿勢保持部材34をテンプル本体31’の内側に備えることにより、外観の意匠を損ねることなく上記効果を達成することができる。さらに、頭部が進入する内側において、テンプル本体31’と当接部材33との間を連結して、部材間の切れ目をなくすることにより、髪の毛等が引っ掛かったり、頭部に違和感を与えることなく眼鏡フレーム1’を装着することができる。
なお、本実施形態においても、当接部材33および姿勢保持部材34が着脱可能に構成されてもよい。この際、固定部材36は、姿勢保持部材34側に一体となっていてもよいし、テンプル本体31’に姿勢保持部材34を挿通させる穴等を設け、当該穴に挿通して固定する構成としてもよい。
本実施形態に係るテンプル3’の変形例として、前記テンプル本体31’は、内側かつ当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に、姿勢保持部材34の前端部34fを前後方向にスライドさせるガイド部材を具備し、姿勢保持部材34の前端部34fは、ガイド部材に対して前後方向にスライドするスライド部材を具備し、姿勢保持部材34の前端部34fは、姿勢保持部材34が前記第1姿勢から第2姿勢に切り替わる際には前後方向の一方にスライドし、姿勢保持部材34が第2姿勢から第1姿勢に切り替わる際には前後方向の他方にスライドする構成を挙げることができる。
本変形例においては、第1実施形態に係るテンプル3の変形例と同様に、姿勢保持部材34がテンプル本体31’に沿うため、眼鏡フレーム1’のホールド性の維持が可能である。
以上、本発明に係る実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更、修正が可能である。例えば、前枠2やテンプル3,3’等の材料や形状は、限定されない。軸部材35の位置や形状、固定部材36の態様についても種々採用し得る。また、上記実施形態においては、テンプル本体、連結部材および当接部材が水平に延びた構成に基づいて説明したが、これに限られず、下方に湾曲した構成(より一般的な眼鏡フレームの構成)としてもよい。また、上記実施形態においては、テンプル本体あるいは連結部材および当接部材が内方に湾曲している構成に基づいて説明したが、これに限られず、当接部材が内方に回動可能な限り、後方に真っ直ぐ延びた構成としてもよい。

Claims (9)

  1. 前端部側が前枠に取り付け可能に構成されるテンプル本体と、
    当該テンプル本体の後端部側に連結された連結部材と、
    当該連結部材の後端部側に配設され、当該後端部より後方に延設された部分が内方に回動可能に取り付けられる当接部材と、
    後端部側が前記当接部材の前端部側に連設される一方、前端部側が前記連結部材の内側かつ当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に取り付けられる姿勢保持部材とを具備し、
    前記姿勢保持部材は、可撓性を有し、前記当接部材の後端部が内方に向かうように前記連結部材に沿った状態に湾曲した第1姿勢と、当接部材の後端部が外方に向かうように内方に向けて凸状に湾曲した第2姿勢とに切り替わることを特徴とする眼鏡フレーム用テンプル。
  2. 前記連結部材は、前記テンプル本体に着脱自在に構成されることを特徴とする請求項1記載の眼鏡フレーム用テンプル。
  3. 前記連結部材は、内側かつ前記当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に、前記姿勢保持部材の前端部を前後方向にスライドさせるガイド部材を具備し、
    前記姿勢保持部材の前端部は、前記ガイド部材に対して前後方向にスライドするスライド部材を具備し、
    前記姿勢保持部材の前端部は、前記姿勢保持部材が前記第1姿勢から前記第2姿勢に切り替わる際には前後方向の一方にスライドし、前記姿勢保持部材が前記第2姿勢から前記第1姿勢に切り替わる際には前後方向の他方にスライドすることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡フレーム用テンプル。
  4. 前端部側が前枠に取り付け可能に構成されるテンプル本体と、
    当該テンプル本体の後端部側に配設され、当該後端部より後方に延設された部分が内方に回動可能に取り付けられる当接部材と、
    後端部側が前記当接部材の前端部側に連設される一方、前端部側が前記テンプル本体の内側かつ当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に取り付けられる姿勢保持部材とを具備し、
    前記姿勢保持部材は、可撓性を有し、前記当接部材の後端部が内方に向かうように前記テンプル本体に沿った状態に湾曲した第1姿勢と、当接部材の後端部が外方に向かうように内方に向けて凸状に湾曲した第2姿勢とに切り替わることを特徴とする眼鏡フレーム用テンプル。
  5. 前記テンプル本体は、内側かつ前記当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に、前記姿勢保持部材の前端部を前後方向にスライドさせるガイド部材を具備し、
    前記姿勢保持部材の前端部は、前記ガイド部材に対して前後方向にスライドするスライド部材を具備し、
    前記姿勢保持部材の前端部は、前記姿勢保持部材が前記第1姿勢から前記第2姿勢に切り替わる際には前後方向の一方にスライドし、前記姿勢保持部材が前記第2姿勢から前記第1姿勢に切り替わる際には前後方向の他方にスライドすることを特徴とする請求項4に記載の眼鏡フレーム用テンプル。
  6. 前記当接部材および前記姿勢保持部材は、一体成型されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の眼鏡フレーム用テンプル。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の眼鏡フレーム用テンプルを具備することを特徴とする眼鏡フレーム。
  8. レンズを保持する前枠の両端からそれぞれ後方に延出する一対のテンプル本体に取り付け可能に構成される眼鏡フレーム用取り付け具であって、
    前記テンプル本体の後端部側に連結可能に構成される連結部材と、
    当該連結部材の後端部側に配設され、当該後端部より後方に延設された部分がテンプル本体への装着時における内方に回動可能に取り付けられる当接部材と、
    後端部側が前記当接部材の前端部側に連設される一方、前端部側が前記連結部材のテンプル本体への装着時における内側かつ当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に取り付けられる姿勢保持部材とを具備し、
    前記姿勢保持部材は、可撓性を有し、前記当接部材の後端部がテンプル本体への装着時における内方に向かうように前記連結部材に沿った状態に湾曲した第1姿勢と、当接部材の後端部がテンプル本体への装着時における外方に向かうようにテンプル本体への装着時における内方に向けて凸状に湾曲した第2姿勢とに切り替わることを特徴とする眼鏡フレーム用取り付け具。
  9. 前記連結部材は、前記連結部材のテンプル本体への装着時における内側かつ前記当接部材取り付け位置より前方に離間した位置に、前記姿勢保持部材の前端部を前後方向にスライドさせるガイド部材を具備し、
    前記姿勢保持部材の前端部は、前記ガイド部材に対して前後方向にスライドするスライド部材を具備し、
    前記姿勢保持部材の前端部は、前記姿勢保持部材が前記第1姿勢から前記第2姿勢に切り替わる際には前後方向の一方にスライドし、前記姿勢保持部材が前記第2姿勢から前記第1姿勢に切り替わる際には前後方向の他方にスライドすることを特徴とする請求項8に記載の眼鏡フレーム用取り付け具。
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