JP2016080992A - 鼻パッド無し眼鏡 - Google Patents

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【課題】テンプル本体部にテンプルパット体が備わった鼻パッド無し眼鏡において、テンプルパット体を交換することができる鼻パッド無し眼鏡を提供する。【解決手段】鼻パッド無し眼鏡Aは、テンプル本体部1にテンプルパット体2が脱着自在に取り付けられており、該テンプルパット体2とテンプル本体部1の耳掛け部(モダン部)1Aとにより、こめかみ部と耳部に支持されるものである。テンプル本体部1は第1取り付け部と該第1取り付け部と間隔をあけて第2取り付け部を備え、テンプルパット体2は、第1取り付け部に対応する第1被取り付け部と、第2取り付け部に対応する第2被取り付け部とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、装着安定性の優れた鼻パッド無し眼鏡に関し、更に詳しくは、テンプル本体部に設けたテンプルパット体を容易に交換することができる鼻パッド無し眼鏡に関する。
通常、眼鏡は、その重さを支えるためフロント部にノーズパッドを備えている。
このノーズパッドは、具体的には、ブリッジ(いわゆる「山」)やブリッジ近傍のリムに一体に取り付けられている。
従って、眼鏡が顔に装着された際は、眼鏡の重さは、ノーズパッドを介して着用者の鼻部によって一方で支持され、また他方では、テンプルの後端部(モダン部)を介して耳部によって支持される。
しかし、レンズ部を有するフロント部が前方にあるので、重量は耳部より、鼻部で支える方が大きい。
そのためノーズパッドを介して鼻骨を押圧するように作用するため、鼻部の方に大きな負担が加わる。
特に、レンズが厚い度付きガラスのような重い重量の場合は、接圧が増し鼻骨への負担が大きくなる。
また、ノーズパッド部は肌と、直接、接しているため、その押圧された部分が赤く変色したり、極端には擦れて傷が付く場合もある。
特に化粧を行う女性は敏感であり、ノーズパッド部が当接した鼻部の一部に荷重が集中し、化粧がその部分だけ剥がれてしまうようなことは、極力回避しなければならない。
このような問題点を解決するものとして、ノーズパッドを備えていない鼻パッド無し眼鏡が幾つか開発されている。
例えば、特許文献1には、ノーズパッドを備えていない眼鏡が示されており、これらはずり落ち防止部がテンプルの中間位置に設けられた構造を有するもので、その位置の調整が可能である。
また特許文献2には、こめかみ部分を押圧する湾曲した板バネのような当たり部を設けた鼻パッド無し眼鏡が示されており、この板バネの一端は、形の調整のためスライド可能になっている。
しかし、これらのずり落ち防止部や板バネは、取り外しができない。
眼鏡は、使っているうちに汗、塩分、脂分等の汚れにより腐食し、極端には損傷することもある。
特に、鼻パッド無し眼鏡は、これらの部分に汗等が生じるこめかみ部に圧接するため、尚更、損傷し易い。
このような場合には、テンプル自体を取り換える必要がある。
このような必要性があるのにもかかわらず、鼻パッド無し眼鏡における取り換え自在なパッドは、未だ提供されていない。
特開平10−161068号公報 特開2003−121800号公報
本発明は上記のような問題点を背景になされたものである。
すなわち本発明は、テンプル本体部にテンプルパット体が備わった鼻パッド無し眼鏡において、テンプルパット体が交換できる鼻パッド無し眼鏡を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、テンプルパット体をテンプル本体部に対して積極的に脱着自在とすることにより、上記問題点を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明は、(1)、フロント部3と該フロント部3に取り付けられたテンプル本体部1とを備えた鼻パッド無し眼鏡であって、該テンプル本体部1にテンプルパット体2が脱着自在に取り付けられており、該テンプルパット体2とテンプル本体部1の耳掛け部(モダン部)1Aとにより、こめかみ部と耳部に支持されるものである鼻パッド無し眼鏡Aに存する。
本発明は、(2)、前記テンプル本体部1は第1取り付け部11と該第1取り付け部11と間隔をあけて第2取り付け部12を備え、前記テンプルパット体2は、該第1取り付け部11に対応する第1被取り付け部21と、該第2取り付け部12に対応する第2被取り付け部22とを備えている上記(1)記載の鼻パッド無し眼鏡Aに存する。
本発明は、(3)、前記各被取り付け部は、前記テンプル本体部1の各取り付け部の凹部に嵌合する突起部である上記(2)記載の鼻パッド無し眼鏡Aに存する。
本発明は、(4)、前記各被取り付け部は、前記テンプル本体部1の各取り付け部の突起部に嵌合する凹部である上記(2)記載の鼻パッド無し眼鏡Aに存する。
本発明は、(5)、前記被取り付け部の一方は、前記テンプル本体部1の取り付け部の凹部に嵌合する突起部であり、前記被取り付け部の他方は、前記テンプル本体部1の取り付け部の突起部に嵌合する凹部である上記(2)記載の鼻パッド無し眼鏡Aに存する。
本発明は、(6)、前記テンプルパット体2は、前記テンプル本体部1の長手方向に反転させて取り付け可能となっている上記(1)記載の鼻パッド無し眼鏡Aに存する。
本発明は、(7)、前記テンプルパット体2は、可撓性を有し屈曲させて前記テンプル本体部1に取り付けるものである上記(1)記載の鼻パッド無し眼鏡Aに存する。
本発明は、(8)、前記テンプルパット体2は、被取り付け部2A以外の部分2Bが可撓性を有し屈曲させて前記テンプル本体部1に取り付けるものである上記(1)記載の鼻パッド無し眼鏡Aに存する。
本発明は、(9)、前記テンプルパット体2には、滑り防止のための溝部Gが形成されている上記(1)記載の鼻パッド無し眼鏡Aに存する。
本発明の目的に添ったものであれば上記(1)〜(9)に記載の発明を適宜組み合わせる構成も採用可能である。
1)本発明の鼻パッド無し眼鏡は、フロント部3と該フロント部3に取り付けられたテンプル本体部1とを備えた鼻パッド無し眼鏡であって、該テンプル本体部1にテンプルパット体2が取り外し自在に取り付けられており、該テンプルパット体2とテンプル本体部1の耳掛け部(モダン部)1Aとにより、こめかみ部と耳部に支持されるものであるので、テンプルパット体2を積極的に交換することができる。
そのため、汚れたり、損傷したりする場合に取り外して新しいものに交換することができる。
また、損傷しなくても趣向性のある形状や色彩の異なったものに積極的に交換することが可能である。
着用者は、種々のテンプルパット体2を用意しておき、必要に応じて交換することができる。
2)また、前記テンプル本体部は第1取り付け部11と該第1取り付け部11と間隔をあけて第2取り付け部12を備え、前記テンプルパット体2は、該第1取り付け部11に対応する第1被取り付け部21と、該第2取り付け部12に対応する第2被取り付け部22とを備えていることにより、テンプルパット体2は、その両端がテンプル本体部に取り付けられることから、その固定が確実となる。
3)4)また、前記各被取り付け部は、前記テンプル本体部1の各取り付け部の凹部に嵌合する突起部であること、又は前記各被取り付け部は、前記テンプル本体部1の各取り付け部の突起部に嵌合する凹部であることにより、嵌め込みにより容易に取り付けることができる。
5)また、前記被取り付け部の一方は、前記テンプル本体部1の取り付け部の凹部に嵌合する突起部であり、前記被取り付け部の他方は、前記テンプル本体部1の取り付け部の突起部に嵌合する凹部であることから、同様に嵌め込みにより容易に取り付けることができる。
6)、また、前記テンプルパット体2は、前記テンプル本体部1の長手方向に反転させて取り付け可能となっているので、取り付けの際に前後方向を気にせずに容易にその操作が行える。
7)また、前記テンプルパット体2は、可撓性を有し屈曲させて前記テンプル本体部1に取り付けるものであることから、テンプルパット体2の両端の取り付けが一挙に効率よく行える。
更に可撓性なので、肌に柔らかく優しく圧接することができる。
8)また、前記テンプルパット体2は、被取り付け部2A以外の部分2Bが可撓性を有するものであることから、テンプルパット体2の両端は確実に固定され、且つ可撓性を有する部分2Bにより湾曲が容易に行えるため取り付け操作が簡単である。
9)た、前記テンプルパット体2には、滑り防止のための溝部Gが形成されていることにより、前記テンプル本体部1がずれることがなく、フィット性がより向上する。
ここで、溝部Gが縦溝である場合は、テンプル本体部1を着用した状態で前後方向の移動を防止でき、装着安定性がより高まる。
図1は、第1実施形態に係る鼻パッド無し眼鏡を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る鼻パッド無し眼鏡においてテンプルパット体を取り除いた状態を示す斜視図である。 図3は、テンプルパット体を示し、(A)は側面図であり、また(B)は平面図である。 図4は、テンプルパット体のテンプル本体部に対する取り付け方を説明する図であり、(A)は取り付ける前、(B)は取り付ける前の湾曲状態、(C)は取り付け途中、(D)は取り付けた後を各々示す。 図5は、第2実施形態におけるテンプル本体部の取り付け部とテンプルパット体の被取り付け部の関係を各々示す。 図6は、第3実施形態におけるテンプル本体部の取り付け部とテンプルパット体の被取り付け部との関係を各々示す。 図7は、可撓性を有するテンプルパット体の平面図であり、(A)は屈曲前、(B)は屈曲した後を示す。 図8は、可撓性を持たせたテンプルパット体のテンプル本体部に対する取り付け方を説明する図であり、(A)は取り付ける前、(B)は取り付ける前の屈曲状態、(C)は取り付け途中、(D)は取り付けた後を各々示す。 図9は、両端にある取り付け部以外の部分が可撓性を有するテンプルパット体を示す平面図である。 図10は、溝部を設けたテンプルパット体を示し、(A)は側面図であり、また(B)は平面図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る鼻パッド無し眼鏡Aを示す斜視図であり、図2は、第1実施形態に係る鼻パッド無し眼鏡Aにおいてテンプルパット体2を取り除いた状態を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明の鼻パッド無し眼鏡Aは、レンズ部32やブリッジ部31等を有するフロント部3と、該フロント部3に取り付けられたテンプル本体部1とを有する。そしてテンプル本体部1にはテンプルパット体2が備わっている。
テンプル本体部1は、枢着部34(いわゆる丁番)を介してフロント部3(リム部33)に回動開閉自在となっている。
なお、枢着部34がなく、テンプル本体部1の弾性屈曲により回動開閉が行われることも可能である。
本発明の鼻パッド無し眼鏡Aは、テンプル本体部1に対して、このテンプルパット体2が取り付けられており、しかもこれを容易に交換することができることが主な特徴である。
この鼻パッド無し眼鏡Aは、フロント部3に鼻パッドは備わってないので、顔に装着した場合に、顔への支持構造としては、鼻部で支持されることはなく、頬骨(詳しくは頬骨弓)付近のこめかみ部と耳部によって支えられる。
テンプルパット体2がこめかみ部に当接し、テンプル本体部1の後端部の耳掛け部(モダン部)1Aが耳部に当接して支えられることとなる。
従って、鼻部に負担がなく、しかも眼鏡全体が頭部に確実に支持されるため装着安定性に優れフィット感もきわめて良い。
テンプル本体部1は、第1取り付け部11と該第1取り付け部11と間隔をあけて第2取り付け部12を備えている。
この第1取り付け部11と第2取り付け部12とは、後述するテンプルパット体2を脱着自在に取り付けるための部分である。
第1取り付け部11と第2取り付け部12との間のテンプルパット体2が当接する部分(当接部)は平坦な面(或いは曲面)となっている。
(テンプルパット体)
このテンプルパット体2は、テンプル本体部1のほぼ中間位置(詳しくはこめかみ部に当接する部分)に取り付けられており、積極的に、取り付け及び取り外しすなわち着脱が可能である。
図3は、テンプルパット体2を示し、(A)は側面図であり、また(B)は平面図である。
テンプルパット体2は、全体が山形を呈しており、テンプル本体部1に当接する部分(当接部)が平坦な面(或いは曲面)に形成され、反対側の上面部は滑らかな突状曲面に形成されている。
このように滑らかな突状曲面なので、テンプルパット体2が、直接、こめかみ部の皮膚に圧接しても痕や傷を与えない。
テンプルパット体2は、テンプル本体部1に取り付けるため、その一方の端に第1被取り付け部21を、また他方の端に第2被取り付け部22とを備えている。
この第1被取り付け部21は、前述のテンプル本体部1の第1取り付け部11に取り付ける部分であり、第2被取り付け部22はテンプル本体部1の第2取り付け部12に取り付ける部分である。
この実施の形態では、第1取り付け部11には凹部が形成されており、第1被取り付け部21には、それに嵌り込む突起部が形成されている。
同様に、第2取り付け部12には凹部が形成されており、第2被取り付け部22には、それに嵌り込む突起部が形成されている。
テンプルパット体2の取り付けに当たっては、テンプル本体部1の各取り付け部11,12にテンプルパット体2の各被取り付け部21,22を嵌め込むことにより両者は確実に取り付けられる。
すなわち第1取り付け部11の凹部に第1被取り付け部21の突起部を嵌め込み、同様に、第2取り付け部12の凹部に、第2被取り付け部22の突起部を嵌め込む。
ここでテンプルパット体2は、適度な弾性を有する観点から、その材料として合成樹脂が使用されることが好ましい。
そのため次に述べるような取り付け操作ができる。
図4は、そのテンプルパット体2のテンプル本体部1に対する取り付け方を説明する図であり、図4(A)は取り付ける前、図4(B)は取り付ける前の湾曲状態、図4(C)は取り付け途中、図4(D)は取り付けた後を各々示す。
まず、テンプルパット体2の各被取り付け部(21,22)をテンプル本体部1の取り付け部(11,12)に対向させる〔図4(A)参照〕。
そしてテンプルパット体2の第2被取付け部22である突起部をテンプル本体部1の第2取り付け部12である凹部に差し込む〔図4(B)参照〕。
次に、テンプルパット体2を少し湾曲させて、いったん両端間の距離を縮める。
そしてテンプルパット体2の第1被取付け部21である突起部をテンプル本体部1の第1取り付け部11である凹部に差し込む〔図4(C)参照〕。
これでテンプルパット体2はテンプル本体部1に取り付けられて確実に固定される〔図4(D)参照〕。
テンプルパット体2の底面は平坦な面なのでテンプル本体部1の平面状の取り付け面に密接させることができる。
次に、テンプルパット体2を取り外す場合は、上述した操作を逆に行えばよい。
このようにテンプルパット体2の僅かの弾性を利用して取り付けと取り外し、すなわち着脱が容易に行える。
(第2実施形態)
図5は、この第2実施形態におけるテンプル本体部1の取り付け部とテンプルパット体2の被取り付け部との関係を各々示す。
この実施の形態では、テンプル本体部1の第1取り付け部11には、突起部が形成されており、対応するテンプルパット体2の第1被取り付け部21には、凹部が形成されている。
同様にテンプル本体部1の第2取り付け部12には、突起部が形成されており、対応するテンプルパット体2の第2被取り付け部22には、凹部が形成されている。
取り付け方は、第1実施形態と同様な手順で行うことができる。
(第3実施形態)
図6は、この第3実施形態におけるテンプル本体部1の取り付け部と、テンプルパット体2の被取り付け部との関係を各々示す。
この実施の形態は、第1取り付け部11と第2取り付け部12が一方が凹部で他方が突起部となっており、第1被取り付け部21と第2被取り付け部22も一方が突起部で他方が凹部となっている例である。
すなわち図6(A)に示すように、テンプル本体部1の第1取り付け部11には、凹部が形成されており、対応するテンプルパット体2の第1被取り付け部21には、突起部が形成されている。
そして、テンプル本体部1の第2取り付け部12には、突起部が形成されており、対応するテンプルパット体2の第2被取り付け部22には、凹部が形成されている。
また、図6(B)に示すように、テンプル本体部1の第1取り付け部11には、突起部が形成されており、対応するテンプルパット体2の第1被取り付け部21には、凹部が形成されている。
そして、テンプル本体部1の第2取り付け部12には、凹部が形成されており、対応するテンプルパット体2の第2被取り付け部22には、突起部が形成されている。
これらの取り付け方は、第1実施形態と同様な手順で行うことができる。
(第4実施形態)
この実施の形態は、上述した第1実施形態乃至第3実施形態のテンプルパット体2において、積極的に可撓性を持たせ、屈曲を容易に可能なものにした例である。
図7は、可撓性を有するテンプルパット体2の平面図であり、(A)は屈曲前、(B)は屈曲した後を示す。
テンプルパット体2が可撓性を有することから、テンプル本体部1に装着する際に、全体に湾曲し易く、嵌め込みが極めて容易となる。
また、可撓性なので、肌に柔らかく優しく圧接することができる。
材質としては、例えばシリコーンゴム等のエラストマーが好ましく採用される。
図8は、可撓性を持たせたテンプルパット体2のテンプル本体部1に対する取り付け方を説明する図であり、図8(A)は取り付ける前、図8(B)は取り付ける前の屈曲状態、図8(C)は取り付け途中、図8(D)は取り付けた後を各々示す。
まず、テンプルパット体2の各被取り付け部をテンプル本体部12の各取り付け部に対向させる〔図8(A)参照〕。
次に、テンプルパット体2を、大きく湾曲させて両端間の距離を大きく縮める。
テンプルパット体2は可撓性を有するのでこのように曲げ易い。
そして、テンプルパット体2の第1被取付け部(凹部)21をテンプル本体部1の第1取り付け部(突起部)11に且つテンプルパット体2の第2被取付け部(凹部)22をテンプル本体部1の第2取り付け部(突起部)12に差し込む〔図8(B)参照〕。
テンプルパット体2が、可撓性を有するので、このように、湾曲させて一挙にその両端を、テンプル本体部1に取り付けることができる。
そのため効率の良い取り付け操作が行える。
もっとも、この取り付け方の場合においても、前述の第1実施形態と同じように、テンプルパット体2を片方ずつテンプル本体部1に取り付けることも当然できる。
(第5実施形態)
この第5実施形態のテンプルパット体2は、両端にある被取り付け部2A以外の部分2Bが可撓性を有するものである。
図9は、両端にある被取り付け部2A以外の部分2Bが可撓性を有するテンプルパット体2を示す平面図である。
被取り付け部2Aが適度の剛性を有することが、固定力を維持することから好ましく、また、被取り付け部2A以外の部分2Bは可撓性を有するものであることが、屈曲させて取り付ける操作がし易いことから好ましい。
(第6実施形態)
この第6実施形態のテンプルパット体2は、山形の部分に溝部Gを設けたものである。
図10は、溝部を設けたテンプルパット体2を示し、図10(A)は側面図であり、また図10(B)は平面図である。
装着した場合、溝部Gを有することによりテンプル本体部1がずれることがなく、フィット性がより向上する。
ここで、溝部Gが縦溝である場合は、テンプル本体部1を着用した状態で前後方向の移動を防止する効果が大である。
(第7実施形態)
この第7実施形態のテンプルパット体2は、テンプル本体部1の長手方向に反転させて取り付け可能となっているものである。
この場合、テンプルパット体2の第1被取り付け部21はテンプル本体部1の第1取り付け部11及び第2取り付け部12に共通に取り付けられるようにし、且つテンプルパット体2の第2被取り付け部22もテンプル本体部1の第1取り付け部11及び第2取り付け部12に共通に取り付けられるようにしておく。
テンプル本体部1の長手方向に反転させて取り付けできるので、テンプルパット体2の方向性に拘束されない。
従って、取り付けの際に前後方向を気にせずに容易にその操作が行える利点がある。
ところで、あえてテンプルパット体2の形状を、テンプル本体部1の長手方向に非対称形状(山形の頂点を中央からずらす)とすることで、着用者のこめかみ形状に、よりフィットする方向に、テンプルパット体2を反転させて取り付けることも可能である。
こうすることで、ひとつのテンプルパット体2において、2種類の装着性を与えることができる。
(鼻パッド無し眼鏡A以外の眼鏡に対する適用)
前述したように、本発明の鼻パッド無し眼鏡Aは、テンプルパット体2を備えていることで、着用者の鼻に負担がないという利点がある。
しかし、この利点については、敢えて鼻パッドを備えた眼鏡に適用することも可能である。
すなわち鼻パッドの鼻への接圧を軽減する上で、極めて有用である。
鼻パッド無し眼鏡Aを装着すると鼻パッドが無いことに違和感があるという人にとっては、敢えて鼻パッドを備えた眼鏡に、本発明のようなテンプルパット体2を備えることで、鼻への圧力負担を大きく低下させることができ、また気分的な違和感も解消される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係る鼻パッド無し眼鏡Aにおいて、各取り付け部と各被取り付け部との結合構造は、着脱自在であるならば、更なる設計変更も可能である。
またテンプルパット体2に趣向性に合わせて装飾を付与することも可能である。
本発明は、汚れたり、損傷したりする場合に取り外して新しいものに交換することができ、また損傷しなくても趣向性のある形状や色彩の異なったものに積極的に交換することが可能である。
しかも鼻部に荷重の負担がなく、確実に支持されるため装着安定性に極めて優れている。
そのため、溶接の際使うような業務用の眼鏡、立地画像を見ることができる眼鏡、眼鏡式双眼鏡等、広範囲な分野での眼鏡にも、十分適用可能ある。
1・・・テンプル本体
1A・・・耳掛け部(モダン部)
11・・・第1取り付け部
12・・・第2取り付け部
2・・・テンプルパット体
2A・・・被取り付け部
2B・・・被取り付け部以外の部分
21・・・第1被取り付け部
22・・・第2被取り付け部
3・・・フロント部
31・・・ブリッジ部
32・・・レンズ部
33・・・リム部
34・・・枢着部(丁番)
A・・・鼻パッド無し眼鏡
G・・・溝部

Claims (9)

  1. フロント部と該フロント部に取り付けられたテンプル本体部とを備えた鼻パッド無し眼鏡であって、該テンプル本体部にテンプルパット体が脱着自在に取り付けられており、該テンプルパット体とテンプル本体部の耳掛け部(モダン部)とにより、こめかみ部と耳部に支持されるものであることを特徴とする鼻パッド無し眼鏡。
  2. 前記テンプル本体部は第1取り付け部と該第1取り付け部と間隔をあけて第2取り付け部を備え、前記テンプルパット体は、該第1取り付け部に対応する第1被取り付け部と、該第2取り付け部に対応する第2被取り付け部とを備えていることを特徴とする請求項1記載の鼻パッド無し眼鏡。
  3. 前記各被取り付け部は、前記テンプル本体部の各取り付け部の凹部に嵌合する突起部であることを特徴とする請求項2記載の鼻パッド無し眼鏡。
  4. 前記各被取り付け部は、前記テンプル本体部の各取り付け部の突起部に嵌合する凹部であることを特徴とする請求項2記載の鼻パッド無し眼鏡。
  5. 前記被取り付け部の一方は、前記テンプル本体部の取り付け部の凹部に嵌合する突起部であり、前記被取り付け部の他方は、前記テンプル本体部の取り付け部の突起部に嵌合する凹部であることを特徴とする請求項2記載の鼻パッド無し眼鏡。
  6. 前記テンプルパット体は、前記テンプル本体部の長手方向に反転させて取り付け可能となっていることを特徴とする請求項1記載の鼻パッド無し眼鏡。
  7. 前記テンプルパット体は、可撓性を有し屈曲させて前記テンプル本体部に取り付けるものであることを特徴とする請求項1記載の鼻パッド無し眼鏡。
  8. 前記テンプルパット体は、被取り付け部以外の部分が可撓性を有し屈曲させて前記テンプル本体部に取り付けるものであることを特徴とする請求項1記載の鼻パッド無し眼鏡。
  9. 前記テンプルパット体には、滑り防止のための溝部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の鼻パッド無し眼鏡。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020060753A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 玲子 久保 眼鏡フレーム支持装着具
CN114935834A (zh) * 2022-06-17 2022-08-23 浙江帝力眼镜股份有限公司 便于及时更换鼻托片的眼镜

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