JP3175372U - メガネフレームの鼻当てパットの取付け構造 - Google Patents

メガネフレームの鼻当てパットの取付け構造 Download PDF

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株式会社ボストンクラブ
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Abstract

【課題】メガネを掛ける人の鼻にフィットする鼻当てパットを着脱可能に取付けることが出来る鼻当てパットの取付け構造を提供する。
【解決手段】金属板を打抜いたり切断するなどして加工した脚部11は基部の両側に斜め下方へ延びる脚12,12に鼻当てパット10,10を取付け、そして上記基部には嵌合溝を形成し、フロント部1の中央連結部の背面側にはスリット溝を設けると共に、中央には軸ピンを嵌め、スリット溝に基部を嵌めて該基部の嵌合溝には軸ピンを嵌めて取付けている。
【選択図】図2

Description

本考案はメガネのフロント部を支えることが出来る鼻当てパットの取付け構造に関するものである。
メガネフレームはレンズを取付けるフロント部とツルから成り、ツルはフロント部の両側に継手を介して折畳み出来るように取付けられている。図7は従来の一般的なメガネフレームを表している外観図であり、フロント部(イ)はレンズが嵌る両リム(ロ)、(ロ)を有し、該リム(ロ)、(ロ)は連結部材(ハ)によって左右対称と成るように連結されている。
そして、リム(ロ)、(ロ)の外側にはL形をしたヨロイ(ニ)、(ニ)がロウ付けされ、該ヨロイ(ニ)、(ニ)には蝶番(ホ)、(ホ)を介してツル(ヘ)、(ヘ)が折畳み出来るように取付けられている。又、フロント部(イ)の中央には鼻当てパット(ト)、(ト)が取付けられ、メガネを掛けた際にフロント部(イ)は上記鼻当てパット(ト)、(ト)が鼻の両脇に当って支えられる。
ところで、上記鼻当てパット(ト)、(ト)はリム(ロ)、(ロ)に基端がロウ付けされて延びる脚の先端に取付けられ、該鼻当てパット(ト)、(ト)は多少のアガキ(ガタ)を有していて、鼻の両脇にフィットするようにその向きを変えることが出来る。同図に示すように金属製メガネフレームの場合には、脚をロウ付けし、該脚を適当に湾曲して鼻当てパット(ト)、(ト)が鼻にフィットするように調整することが出来るが、樹脂製のメガネフレームであれば、鼻当てパットはフロント部に一体成形されてその位置を調整することは出来ない。
従って、鼻の形状は人によって異なることから、メガネを掛けた際の鼻当てパットが鼻の両脇にフィットせず、その為にメガネを掛けた際にフロント部を所定の位置に安定して支持することが出来ない場合も多い。特に、鼻の高い外国人は鼻当てパットの一部を削り取ってメガネを着用しなくてはならないといった場合が発生する。
特開平10−62725号に係る「メガネフレーム及びその鼻当てパット」は、位置ズレすることなく、メガネを安定して着用することが出来るようにしたものであり、メガネフレームは弾性変形に富む材料を材質とし、鼻当てパットは概略半円弧状に湾曲した板状のアーム先端に一体成形され、鼻当てパットの当接面は内側後方を向いて形成している。
特開2009−210952号に係る「樹脂製メガネフレーム用のノーズパッド」は、長手方向を向かって長孔が形成されており、該長孔がほぼ上下方向を向くように樹脂製メガネフレームの鼻当て部に固定される樹脂製の台座ブロックと、前記長孔に挿入される枢支軸が外側に植設されているノーズパッド本体とからなり、前記枢支軸を前記長孔に挿入することにより、メガネフレームの鼻当て部に対するノーズパッド本体の開き角度が調整出来るようになっている。
特開平10−62725号に係る「メガネフレーム及びその鼻当てパット」 特開2009−210952号に係る「樹脂製メガネフレーム用のノーズパッド」
このように、樹脂製のメガネフレームのフロント部に設けている鼻当てパットの取付け構造は色々存在しているが、その取付け構造は複雑であり、取外して新たな鼻当てパットと簡単に交換することは容易でない。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、メガネを掛ける人の鼻にフィットする鼻当てパットを着脱可能に取付けることが出来る鼻当てパットの取付け構造を提供する。
本考案が対象とする鼻当てパットの取付け構造は、概略U型をした脚部の両脚に鼻当てパットが取付けられて構成している。上記概略U型脚部は金属板を打ち抜いて、又は切断して加工され、その基部には嵌合溝が形成され、上記脚は該基部から両側へ延びている。そして、樹脂製の鼻当てパットは脚に挿着され、脚部はフロント部に取付けられる。すなわち、フロント部中央の連結部背面にはスリット溝を水平に形成し、このスリット溝に上記基部が嵌り、同時に軸ピンに嵌合溝が嵌合する。
フロント部の中央連結部には穴が設けられ、該穴は連結部の下側からあけられ、この穴に上記軸ピンが嵌り、該軸ピンに脚部の基部に形成した嵌合溝が嵌合して取付けられる。そこで、軸ピンは上記スリット溝を貫通した穴に嵌っている。脚部は着脱自在であり、また軸ピンも取外して交換することが出来る。そして、鼻当てパットは樹脂製であるが柔らかい軟質樹脂とすることも出来る。脚は基部から両側へ延びているが、基部を中心として所定の角度で下側へ傾斜し、この角度は鼻当てパットが鼻の両脇にフィットするように自由に調整できる。
本考案に係る鼻当てパットは概略U型をした脚部の脚に挿着されるが、その為に該鼻当てパットはその材質、形状を自由に選択して脚に挿着することが出来る。そして、概略U型脚部は金属製である為に、基部から斜め下方へ延びる脚の屈曲角度を鼻当てパットが鼻の両脇にフィットするように調整することが出来る。そして、鼻当てパットが挿着される脚部の中央基部には嵌合溝が形成され、この嵌合溝にフロント部中央の連結部に設けている軸ピンに嵌ることで簡単に取付けることが出来る。しかも、脚部は取り外されて交換することが可能である。
そこで、色々な形状の鼻にフィットする鼻当てパットを選択して取付けることが出来る。また、鼻当てパットが汚れた場合にも自分で新たなものと簡単に交換することが可能である。鼻当てパットはフロント部のスリット溝に基部を嵌合すると共に、軸ピンに嵌合溝を嵌めて取付けることが出来る構造であり、着脱可能な取付け構造であると共に安定した取付けが行われる。しかも、従来のように脚をロウ付けして取付ける構造に比較して簡単であり、取付け工数は小さくなる。
本考案に係る鼻当てパットの取付け構造を備えたメガネフレームの正面図。 本考案に係る鼻当てパットの取付け構造を備えたメガネフレームの平面図。 本考案に係る鼻当てパットの取付け構造を備えたメガネフレームの側面図。 打抜いて製作した脚部の両脚に鼻当てパットを取付けた場合。 基部を中心として両脚を屈曲して斜め下方へ延ばした概略U型の脚部。 軸ピンに基部の嵌合溝が嵌っている場合。 従来の一般的なメガネフレーム。
図1、図2、図3は本考案に係る鼻当てパットの取付け構造を備えたメガネフレームを示す実施例である。同図の1はフロント部、2はツルを表し、ツル2,2はフロント部1の両側に継手3,3を介して折畳み出来るように取付けられている。ところで、同図に示すメガネフレームのフロント部1はレンズが嵌るリム部4,4が連結部5にて繋がれ、フロント部1の両側にはヨロイ6,6が取付けられている。
ヨロイ6は図3に示しているように、縦片9から水平に延びる上片7と下片8を有し、この上片7と下片8の間に上記継手3が挟まれ、上片7と下片8とに跨って設けた軸(図示なし)に軸支されている。継手3は樹脂製ツルの芯部に挿着されている芯金から延び、板材を先端で折り返した形状とし、その途中には上記軸を挟む軸受け部を湾曲して形成している。従って、ツル2はヨロイ6に設けた軸を中心として旋回することで折畳まれ、また、図2の開いた状態で停止するように、継手先端が当接するストッパーが該ヨロイ6に取着されている。ここで、同図に示すツルの継手構造はあくまでも一具体例に過ぎず、一般的な蝶番継手とすることもある。
ところで、フロント部1の背面側には鼻当てパット10,10が対を成して取付けられ、この鼻当てパット10,10はフロント部1の中央に取着した脚部11に設けた脚12,12に挿着されている。図4は脚部12の両脚12,12に鼻当てパット10,10が挿着されている場合であるが、この脚部11は金属板を打抜いたり、又はワイヤーカットにて切断して加工される。ただし、本考案では脚部11の加工方法を限定するものではない。
金属板を打抜いたり、ワイヤーカットにて加工した脚部11は平坦であるが、鼻当てパット10,10を挿着した両脚12,12は基部13を中心として屈曲し、図5に示すように斜め下方両側へ延びて概略U型をしている。ここで、鼻当てパット10には穴が設けられ、この穴に脚12が挿着して取付けられる。そして基部13には嵌合溝14を設け、該嵌合溝14の両側には切欠き溝15,15が形成されて、軸ピン16に嵌合し易く成っている。すなわち、切欠き溝15,15を形成することで、嵌合溝14は僅かに開口して軸ピン16が嵌り易くなる。
図5は鼻当てパット10,10を挿着した両脚12,12が屈曲し、軸ピン16に嵌合する場合である。ところで、軸ピン16は図1に示すようにフロント部1の連結部5に設けられ、すなわち、連結部5の下側から加工した穴に嵌着して取付けられている。そして、連結部5の背面にはスリット溝17が設けられ、このスリット溝17に基部13が挿入されると同時に軸ピン16に嵌合溝14が嵌る。そこで、軸ピン16はスリット溝17を貫通するように取付けられている。
ところで、軸ピン16は図6に示しているように、中間部の外径を細くした段付き形状とし、この嵌合軸部18に嵌合溝14が嵌合する。穴に嵌った軸ピン16の嵌合軸部18は上記スリット溝17の位置に配置され、該スリット溝17に基部13が嵌ることで、基部13に形成している嵌合溝14は嵌合軸部18と嵌合することが出来る。
嵌合溝14の溝幅は嵌合軸部18に対して僅かに小さく、その為に嵌合軸部18が嵌合溝14に嵌ることで基部13にはバネ力が付勢され、脚部11はガタ付くことなく安定した取付け構造と成る。勿論、軸ピン16はフロント部1の連結部5に設けた穴にガタ付くことなく嵌合している。連結部5に形成したスリット溝17に基部13を直接嵌合することも可能であるが、本考案では基部13をスリット溝17に嵌める共に嵌合軸部18に嵌合溝14を嵌合した構造とすることで、鼻当てパット10,10はより安定する。
1 フロント部
2 ツル
3 継手
4 リム部
5 連結部
6 ヨロイ
7 上片
8 下片
9 縦片
10 鼻当てパット
11 脚部
12 脚
13 基部
14 嵌合溝
15 切欠き溝
16 軸ピン
17 スリット溝
18 嵌合軸部

Claims (3)

  1. メガネのフロント部を鼻の両脇に当てて支える為の鼻当てパットの取付け構造において、金属板を打抜いたり切断するなどして加工した脚部は基部の両側に斜め下方へ延びる脚に鼻当てパットを取付け、そして上記基部には嵌合溝を形成し、フロント部の中央連結部の背面側にはスリット溝を水平に設けると共に、中央には軸ピンを嵌め、スリット溝に基部を嵌めて該基部の嵌合溝には軸ピンを嵌めて取付けたことを特徴とする鼻当てパットの取付け構造。
  2. 上記軸ピンの中間部に小径の嵌合軸部を形成し、この嵌合軸部に基部に形成した嵌合溝を嵌めた請求項1記載の鼻当てパットの取付け構造。
  3. 上記基部には嵌合溝を挟んで両側に切欠き溝を形成した請求項1、又は請求項2記載の鼻当てパットの取付け構造。
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WO2014057711A1 (ja) * 2012-10-09 2014-04-17 サンテプラス株式会社 装着式双眼鏡

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014057711A1 (ja) * 2012-10-09 2014-04-17 サンテプラス株式会社 装着式双眼鏡
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