JP3880927B2 - メガネの鼻当て部 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、メガネの鼻当て部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の実施例を図に基づいて構成を説明する。
従来のメガネフレームでブリッヂ(2)とリム(3)が金属製で作られている場合、金属製のパッドアーム(10)が左右のリムにロー付、又は、溶接によって取り付けられる。この金属製のパッドアーム(10)は、パッド(6)を装用者の鼻スジの幅や角度に合わせるために、伸ばす、曲げる、等の調節を施す重要な部分であるが、装用者が遊び盛りの子供やスポーツ用途、等のように乱暴な使い方によってこの金属製のパッドアーム(10)変形させてしまった場合、メガネのズリ落ち等、掛け心地が悪くなることが起こる。これは、パッドアームに使用される金属が変形し易い為に起こる事であるが、掛け心地に耐久性を求める装用者にとって金属製のパッドアーム(10)を使用したメガネは適していない。図3は、点線で表した正しいパッド位置(12)と、実線で表した変形し広がってしまった悪いパッド位置(13)の状態を示す。左右のパットの幅が装用者の鼻スジの幅より広がってしまい、メガネがズレ落ちてしまうのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
メガネの鼻当て部は、形崩れが起り難く、かつまた、パッド(6)を装用者の鼻スジの幅や角度に合わせるための調節が可能でなくてはならない。
つまり、堅牢性と調節性の相反した条件を持ち合わせているメガネの鼻当て部(1)または、湾曲部を設けたメガネの鼻当て部の発明が課題であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従来のメガネフレームで、ブリッヂ(2)とリム(3)が金属製で作られている場合、金属製のパッドアーム(10)は左右のリムにロー付、又は、溶接による熱加工によって取り付けられるが、この金属製のパッドアーム(10)は、弾力性に乏しく外力により簡単に変形してしまう。
そのため、金属よりも形状復元性の高い樹脂をパッドアームに採用し、かつまた、ブリッヂ(2)又は、リム(3)に係留することによって使用可能にするものである。
【0005】
図1を例に説明すると、ブリッヂ(2)とリム(3)が金属製のメガネフレームにおいて、ブリッヂ(2)に当てはまるように固定させた樹脂製コの字形保持部材(7)に樹脂製パッドアーム(4)を接続、または、一体成型によってメガネの鼻当て部にしたものである。
【0006】
図4を例に説明すると、ブリッヂ(2)とリム(3)が金属製のメガネフレームにおいて、樹脂製パッドアーム(4)を用いたものである。
さらに、パッドアームの一部を湾曲(5)させて形状復元性を高め、必要とする掛け心地を長期に渡って得る事が出来るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、一般的なメガネの鼻当て部として使用するものである。
【0008】
この発明のメガネの鼻当て部は、子供用から大人用、スポーツ用まで様々なメガネフレームに使用出来る。
【0009】
以下、本発明の請求項1の実施例として図4の展開図に基づいて説明する。
図4の図(A)は、リム(3)にロー付け、又は、溶接により取り付けられたパッドアーム差し込み用の金属ピン(9)に樹脂製パッドアーム(8)を差し込んだ状態を側面から見た展開図である。
樹脂製パッドアーム(8)には、樹脂製パッドアームの湾曲部(5)が設けられており、形状復元性を高め、必要とする掛け心地を長期に渡って得る事が出来るものとなっている。
図4の図(B)は、作動状態を示す説明図である。
【0010】
以下、本発明の請求項2の実施例として図5の展開図に基づいて説明する。
図5の図(A)は、ブリッヂ(2)とリム(3)が金属製のメガネフレームにおいて、樹脂製パッドアーム(4)が連結している樹脂製コの字形保持部材(7)をメガネの裏側からブリッヂ(2)に当てはまるように組み込んだ後、雄ネジ(11a)を雌ネジ(11b)に止めて固定する展開図である。
図5の図(B)は、作動状態を示す説明図である。
【0011】
以下、本発明の請求項2の実施例として図6の展開図に基づいて説明する。
図6の図(A)は、ブリッヂ(2)とリム(3)が金属製のメガネフレームにおいて、樹脂製パッドアーム(4)が付いている樹脂製コの字形保持部材(7)をメガネの上側からブリッヂ(2)にかぶせるように当てはめて組み込んだ後、雄ネジ(11a)を雌ネジ(11b)に止めて固定する展開図である。
図5の図(B)は、作動状態を示す説明図である。
【0012】
以下、本発明の請求項2の実施例として図7の展開図に基づいて説明する。
図7の図(A)は、ブリッヂ(2)とリム(3)が金属製のメガネフレームにおいて、樹脂製パッドアーム(4)が付いている樹脂製コの字形保持部材(7)をメガネの前側からブリッヂ(2)に当てはまるように組み込んだ後、雄ネジ(11a)を雌ネジ(11b)に止めて固定する展開図である。
図7の図(B)は、作動状態を示す説明図である。
【0013】
以下、本発明の請求項2の実施例として図8の展開図に基づいて説明する。
図8の図(A)は、コノ字形のブリッヂ(14)とリム(3)が金属製のメガネフレームにおいて、樹脂製パッドアーム(4)が付いている樹脂製保持部材(15)をメガネの裏側からコノ字形のブリッヂ(14)に差し込み、組み込んだ後、雄ネジ(11a)を雌ネジ(11b)に止めて固定する展開図である。
図8の図(B)は、作動状態を示す説明図である。
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0014】
子供やスポーツ用途、等、メガネを乱暴に取り扱い易い装用者にとって、樹脂製パッドアームの高い形状復元性は、金属製のパッドアームのように容易に変形すること無く、安定した掛け心地を長期間保つことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鼻当て部を取り付けた、メガネフレームの斜視図である。
【図2】一般の金属製のパッドアームを使用したメガネフレームの斜視図である。
【図3】一般の金属製のパッドアームを使用したメガネフレームの上面から見たもので、パッドアームの型崩れの状態を示した説明図である。
【図4】図4(A)は、本発明の請求項1の実施例を側断面から見た展開図である。
図4(B)は、作動状態を示す説明図である。
【図5】図5(A)は、本発明の請求項2の実施例の展開図である。
図5(B)は、作動状態を示す説明図である。
【図6】図6(A)は、本発明の請求項2の実施例の展開図である。
図6(B)は、作動状態を示す説明図である。
【図7】図7(A)は、本発明の請求項2の実施例の展開図である。
図7(B)は、作動状態を示す説明図である。
【図8】図8(A)は、本発明の請求項2の実施例の展開図である。
図8(B)は、作動状態を示す説明図である。
【図9】樹脂製パッドアーム(4)が付いている樹脂製コの字形保持部材(7)の断面図である。
【図10】本発明の請求項2の実施例の上面図である。
【図11】本発明の請求項2の実施例の正面図である。
【符号の説明】
1 本発明のメガネの鼻当て部
2 ブリッヂ
3 リム
4 樹脂製パッドアーム
5 樹脂製パッドアームの湾曲部
6 パッド
7 コの字形保持部材
8 差し込み式樹脂製パッドアーム
9 パッドアーム差し込み用の金属ピン
10 金属製のパッドアーム
11a 雄ネジ
11b 雌ネジ
12 調節された正しいパッド位置
13 変形し広がってしまった悪いパッド位置
14 コの字形のブリッジ
15 樹脂製の保持部材
A 鼻当て部を示した展開図
B 実施例、及び、作動状態を示す説明図
Claims (1)
- ブリッヂ(2)とリム(3)が金属製からなるメガネフレームにおけるメガネの鼻当て部であって、前記リムに取り付けられる金属ピン(9)に筒状部を有する樹脂製のパッドが被せられていることを特徴とするメガネの鼻当て部。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002375484A JP3880927B2 (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | メガネの鼻当て部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002375484A JP3880927B2 (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | メガネの鼻当て部 |
Publications (3)
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JP2004170895A JP2004170895A (ja) | 2004-06-17 |
JP2004170895A5 JP2004170895A5 (ja) | 2005-10-27 |
JP3880927B2 true JP3880927B2 (ja) | 2007-02-14 |
Family
ID=32708253
Family Applications (1)
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JP2002375484A Expired - Fee Related JP3880927B2 (ja) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | メガネの鼻当て部 |
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2002
- 2002-11-21 JP JP2002375484A patent/JP3880927B2/ja not_active Expired - Fee Related
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