JP3842198B2 - 眼鏡フレーム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンズの縁面に形成された溝に嵌着した柔軟性を有する線材(ナイロン糸等)でレンズを保持する構造の眼鏡フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の眼鏡フレームとして、図6に示すような構造を有しているものが知られている。該眼鏡フレーム1は、左右のレンズ2,2の鼻側縁面を保持する左右一対の鼻側リム3,3と、これら両鼻側リム3,3を互いに連結するブリッジ4と、レンズ2の縁面に形成された溝5に嵌着してレンズ2の縁面を保持する柔軟性を有する線材(例えば、ナイロン糸等)6とを備えている。鼻側リム3の両端部には線材6の端部を係止する2つの係止孔7,8が長手方向に並列して設けられている。これらの係止孔7,8はレンズ2の縁面に当接する内側面から外側面に貫通しており、線材6の端部6aを係止孔7の内側から外側へ挿通したのち屈曲して、係止孔8の外側から内側へ挿通し、その自由端6bをレンズ2の溝5に収納して係止固定する構造になっている。なお、鼻側リム3の係止孔7,8を設ける両端部を除いた内側面には、レンズ2の溝5に嵌合する突条部9が一体に突設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の眼鏡フレーム1のレンズ保持構造は、線材6の端部6aが鼻側リム3の外側に屈曲して突出するので、デザイン的に好ましくない。のみならず、鼻側リム3の上面に隣接してブローなどの部品を取り付けると、係止孔7,8が前記部品によって隠蔽され、線材6の端6aを係止孔7,8に挿通して係止することができなくなるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、線材端部の係止固定作業が鼻側リムの内側方から容易に行なえ、デザイン的にも優れた眼鏡フレームを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ブリッジによって互いに連結され、左右のレンズの鼻側縁面を保持する左右一対の鼻側リムと、前記レンズの縁面に形成された溝に嵌着してレンズ縁面を保持する柔軟性を有する線材とを備え、前記線材の両端を前記鼻側リムの両端部に係止固定して前記レンズを保持する眼鏡フレームにおいて、
前記鼻側リムのテンプル側の端部に内側方へ開口する2つの切欠き部が長手方向へ間隔を隔てて設けられ、
前記鼻側リムの上側に隣接して取り付けられるブローに、前記鼻側リムの前記切欠き部を設けたテンプル側の端部に対向位置する欠除部が設けられ、該欠除部により前記鼻側リムと前記ブローとの間に前記線材の直径より大きい隙間が形成され、
前記線材の端部を逆U字形に屈曲して、前記鼻側リムの内側方から前記開口を通じて前記両切欠き部に係合させ係止固定すること、及び前記ブローによって前記切欠き部に係止固定した前記線材の端部が覆い隠されることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明による眼鏡フレーム10を示しており、図6に示した従来の眼鏡フレーム1と同一の構成部部については、同一の符号を付して説明は省略する。
【0007】
鼻側リム3のテンプル側端部3aには、図4及び図5に良く示されているように、従来の係止孔7,8に代えて2つの切欠き部11,12が長手方向へ適宜の間隔を隔てて設けられている。両切欠き部11,12は、鼻側リム3の内側方(眼鏡装着時に顔面に対向する内側)に開口13,14を有しており、ナイロン糸等の柔軟性を具えた線材6の端部6aを逆U時形に屈曲して、鼻側リム3の内側から開口13,14を通じて両切欠き部11,12に係合させ係止固定するようになっている。
【0008】
また、鼻側リム3の上面に沿って延びるブロー15が鼻側リム3の上面にろう付け等で固着されている。該ブロー15には、図2及び図3に示すように、切欠き部11,12を設けた鼻側リム3のテンプル側端部3aに対向位置する部分に欠除部16が設けられている。この欠除部16により、鼻側リム3とブロー15との間に線材6の直径より大きい隙間Cが形成され、線材6の端部6aを逆U字形に屈曲して、鼻側リム3の内側方から開口13,14を通じて切欠き部11,12に係合させて係止固定する作業が容易に行なえる。しかも、切欠き部11,12に係止固定した線材6の端部6aはブロー15で覆い隠され、眼鏡フレーム10の正面及び横から見えないので、デザイン的にも優れており、商品価値を高めることができる。
【0009】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の眼鏡フレームは、鼻側リムのテンプル側端部に内側方へ開口する2つの切欠き部を設けただけの簡単な構造により、線材の端部を逆U字形に屈曲して、前記鼻側リムの内側から前記開口を通じて前記両切欠き部に係合させて係止固定することができ、前記鼻側リムの上面に取り付けられたブローによって係止固定作業に支障を来すことがない。
【0010】
しかも、前記線材の係止端部が前記ブローによって覆い隠され、眼鏡フレームの正面及び横から見えないので、デザイン的にも優れ、商品価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による眼鏡フレームの正面図である。
【図2】 同要部の拡大断面図である。
【図3】 図2の3−3に沿う断面拡大図である。
【図4】 同上鼻側リムのテンプル側端部に線材の端部を係止固定した状態を示す拡大平面図である。
【図5】 同上鼻側リムのテンプル側端部を示す斜視図である。
【図6】 従来の眼鏡フレームの一部縦断正面図である。
【符号の説明】
2 レンズ
3 鼻側リム
4 ブリッジ
5 溝
6 線材(ナイロン糸等)
6a 線材6の端部
10 眼鏡フレーム
11,12 切欠き部
13,14 開口
15 ブロー
16 欠除部
Claims (1)
- ブリッジによって互いに連結され、左右のレンズの鼻側縁面を保持する左右一対の鼻側リムと、前記レンズの縁面に形成された溝に嵌着してレンズ縁面を保持する柔軟性を有する線材とを備え、前記線材の両端を前記鼻側リムの両端部に係止固定して前記レンズを保持する眼鏡フレームにおいて、
前記鼻側リムのテンプル側の端部に内側方へ開口する2つの切欠き部が長手方向へ間隔を隔てて設けられ、
前記鼻側リムの上側に隣接して取り付けられるブローに、前記鼻側リムの前記切欠き部を設けたテンプル側の端部に対向位置する欠除部が設けられ、該欠除部により前記鼻側リムと前記ブローとの間に前記線材の直径より大きい隙間が形成され、
前記線材の端部を逆U字形に屈曲して、前記鼻側リムの内側方から前記開口を通じて前記両切欠き部に係合させ係止固定すること、及び前記ブローによって前記切欠き部に係止固定した前記線材の端部が覆い隠されることを特徴とする眼鏡フレーム。
Priority Applications (1)
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JP2002298219A JP3842198B2 (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 眼鏡フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002298219A JP3842198B2 (ja) | 2002-10-11 | 2002-10-11 | 眼鏡フレーム |
Publications (2)
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JP2004133228A JP2004133228A (ja) | 2004-04-30 |
JP3842198B2 true JP3842198B2 (ja) | 2006-11-08 |
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ID=32287700
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP3842198B2 (ja) |
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2002
- 2002-10-11 JP JP2002298219A patent/JP3842198B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2004133228A (ja) | 2004-04-30 |
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