JP2004512574A - 補助レンズを取付けるためのブリッジ - Google Patents
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Abstract
補助レンズが、すべての方向において取付けの安全度を提供する態様で主フレームのブリッジ部分に解除可能に係合するための機械的ブリッジ締結具を有している、補助眼鏡装置が提供されている。
Description
【0001】
【発明の分野】
この発明は、ブリッジで補助レンズを眼鏡に取付ける機械的手段に関する。
【0002】
【発明の背景】
取付け可能な一体型摺接縁を有する眼鏡フレームが、ミーカ(Meeker)への米国特許第4,070,103号に開示されている。ミーカでは、眼鏡フレームは、フレームの前面に固定された、補助フレームの取付けを容易にするための磁気材料を含む。レンズ縁カバーも、眼鏡フレームの磁気材料と係合するための磁気ストリップを含む。
【0003】
他の典型的な補助眼鏡取付け機構は、サドラー(Sadler)への米国特許第5,416,537号、チャオ(Chao)への米国特許第5,737,054号、クウ(Ku)への米国特許第5,975,961号、チャオへのカナダ特許出願第2,180,714号、チャオへのカナダ特許出願第2,235,897号、クウへのカナダ特許出願第2,236,025号、マディソン(Madison)へのカナダ特許出願第2,223,088号、チャオへの米国特許第5,568,207号、チャオへのカナダ特許第2,223,295号、カープ(Karp)へのドイツ特許出願番号DE43 16 698、ゼルマン(Zelman)へのPCT出願番号WO 026718、チャオへのカナダ特許出願第2,235,917号、クウへの米国特許第6,053,611号、ニシオカ(Nishioka)への米国特許第6,542,177号、およびステム(Stemme)へのPCT出願番号WO 9009611に開示されている。どの場合も、補助レンズは磁気材料によってフレームに取付けられる。
【0004】
補助レンズを取付けるのに磁石を使用することは、いくつかの欠点を有する。磁石の力は時が経つにつれて弱まる。加えて、磁石が眼鏡のフレームに埋込まれているのでなければ、磁気取付け手段は選ばれた金属フレームに関してしか有効ではない。これは、フレームの強度が成り立つよう磁気材料と係合するために、フレーム内に空洞を必要とする。また、身体の近傍に置かれた磁石は身体化学または生理学を変える場合があるということを示唆する文献がある。
【0005】
クウへの米国特許第6,053,611号は、主ブリッジへ後方に延びる上部および下部フランジの上に磁石が置かれている補助眼鏡を教示しており、主ブリッジには補助眼鏡の磁石に対応する上部および下部磁石も設けられている。この限られた空間に4つの磁石を挿入することは難しく、したがってコストが嵩む。また、上述のように、磁石を眼鏡に用いることに関連するいくつかの他の欠点も存在する。磁石の力が弱まるにつれて、クウにより教示された設計は有効ではなくなる。
【0006】
これらの問題に対処するよう試みてきた、補助レンズを取付ける磁石無しの一方法が、カラークリップTM(ColorClipTM)システムである。このシステムは、補助レンズの外周周りのさまざまな場所にあけられた孔を提供する。軟らかいプラスチックチップが次に孔に挿入される。同様のシステムであるECLIPSは、レンズに刻み目を付け、下塗りおよび糊でコーティングし、補助眼鏡上の金属クリップに頼らせることを必要とする。双方のシステムでは、クリップが主眼鏡に係合する。これらのクリップシステムの使用は、孔あけ、刻み目付け、糊付けまたはクリップの取付けが、レンズの上方、下方および側方部分など視界を損なう傾向にある位置にある補助レンズに損傷を与える危険をもたらす。さらに、各補助レンズは別々に主フレームに取付けられ、主フレームから取外されなければならない。使用中、レンズ上のクリップの存在は視界を見えにくくする場合がある。また、多くの着用者達はクリップを目障りまたは魅力がないと考えている。
【0007】
このため、磁石に頼らず、レンズ上へのクリップの配置を必要としない、主眼鏡へ補助レンズを取付けるための手段を有することが望ましい。
【0008】
【発明の概要】
この発明は眼鏡装置を提供し、その眼鏡装置は、(a)着用者の頭部に適合するようにされた主フレームを有し、主フレームは主フレームの中央に主ブリッジを有し、その眼鏡装置はさらに、(b)主ブリッジから前方へ延びる隆起と、(c)隆起上の水平面上の窪みと、(d)2つの補助レンズと、(e)補助レンズ間に延びて補助レンズを互いに接続する補助ブリッジと、(f)補助ブリッジから後方へ延びる上部突出部および補助ブリッジから後方へ延びる下部突出部と、(g)突出部の少なくとも1つの上の少なくとも1つの突起とを有し、突起は窪みに解除可能に挿入するよう構成されており、少なくとも1つの突出部は弾性がある。
【0009】
一実施例では、眼鏡装置は双方の突出部上の突起を有し、突起は隆起上の少なくとも1つの窪みに解除可能に挿入するよう構成されている。別の実施例では、双方の突出部上に突起があり、突起は、窪みに解除可能に挿入するため、少なくとも1つの窪みに対応して横方向に延びている。さらなる一実施例では、少なくとも1つの突起は、窪みに解除可能に挿入するため、窪みに対応して横方向に延びている。別の実施例では、隆起上の窪みは横方向に伸びている。隆起上の窪みは、隆起を通る孔であり得る。
【0010】
一実施例では、隆起は横方向に延びる隆起垂直面を有し、補助ブリッジは横方向に延びる後方の垂直補助ブリッジ面を有し、それらの面は、それらの面間の締まり嵌めが主眼鏡と補助ブリッジ間の水平の回転を防止するよう構成されている。別の実施例では、隆起は横方向に延びる水平隆起面を有し、少なくとも1つの突出部は横方向に延びる突出面を有し、それらの面は、それらの面間の締まり嵌めが主眼鏡と補助ブリッジ間の垂直の回転を防止するよう構成されている。さらなる一実施例では、隆起は横方向に延びる水平隆起面を有し、少なくとも1つの突出部は横方向に延びる突出面を有し、それらの面は、それらの面間の締まり嵌めが主眼鏡と補助ブリッジ間の垂直の回転を防止するよう構成されている。
【0011】
突起は面取りされていてもよい。補助ブリッジは、ポリフレックスTMプラスチックまたはメモリプラスチックから作られていてもよい。
【0012】
この発明は補助眼鏡装置も提供し、その補助眼鏡装置は、(a)2つの補助レンズと、(b)各レンズにおける孔と、(c)補助レンズ間に延びて補助レンズを互いに接続する補助ブリッジと、(d)補助眼鏡を主眼鏡に取付けるための取付け機構と、(e)補助ブリッジから孔を通って延び、レンズをブリッジに固定するレンズリベットとを含む。さらなる一実施例では、レンズリベットは補助ブリッジから後方へ延びている。レンズリベットは球状部で終わっていてもよい。レンズリベットはキャップで終わっていてもよい。
【0013】
この発明は補助眼鏡ブリッジも提供し、その補助眼鏡ブリッジは、(a)側端と、(b)補助眼鏡を主眼鏡に取付けるための取付け機構と、(c)側端から水平に延びるレンズリベットとを有するブリッジを含む。さらなる一実施例では、レンズリベットは補助ブリッジから後方へ延びている。
【0014】
この発明の好ましい実施例を、添付図面を参照して説明する。
[実施例の詳細な説明]
この発明の好ましい実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。同じ要素は同じ参照番号によって示される。
【0015】
図1に示すように、この発明の眼鏡装置は、主フレーム32に解除可能に取付けるための補助ブリッジ60を有する。図1は、補助ブリッジ60について詳細をよりよく示すため、補助レンズが取外された状態での分解された形態の装置を示す。
【0016】
主フレーム32は、着用者の耳の上部に適合して眼鏡を支持するステム44により、着用者の頭部に着用されるよう構成されている。主フレーム32は、隆起36を有する主ブリッジ34を含む。隆起36は、隆起前面38と窪み40とを有する。装置の有効な動作のためには、少なくとも1つの窪み40がなければならない。図示された実施例には2つの窪み40があり、1つは隆起の頂部に、1つは隆起の底部にある。隆起36と窪み40とは、補助ブリッジ60と解除可能に係合するよう構成されている。
【0017】
補助ブリッジ60は、上部突出部62と下部突出部64とを有する。突出部62および64は、窪み40に解除可能に嵌合するよう構成されている突起66を有する。図示された実施例には2つの突起66があり、1つは隆起の頂部に、1つは底部にある。
【0018】
図2を見ると、主面32は、フレーム内の中央にあり、主レンズ18間に延びて主レンズ18を接続する主ブリッジ34を含む。主フレーム32は主レンズ18用の保持構造を提供する。主レンズ18は、透明または若干色の付いたガラスまたはプラスチック材料であってもよい。一方または双方の主レンズ18は、着用者の視力欠損に合わせて形成され得る。
【0019】
補助眼鏡20は組立て時は一体型のユニットである。補助レンズ50は主レンズ18の双方を覆うよう構成されている。補助レンズ50の外部形状は一般に、主レンズの外部形状に対応している。補助レンズ50の一用途は、着用者を日光および他の視覚を害する要素から保護することである。したがって、補助レンズ50は色が付いていてもよく、紫外光または光の他の特定波長を遮る材料またはコーティングをその中にまたはその上に有していてもよい。
【0020】
補助眼鏡20は、補助レンズ50用の保持手段を提供する補助ブリッジ60を含む。図1の実施例に示すように、補助ブリッジ60は、球状部74で終わっているレンズリベット72を有する。組立て時には、レンズリベット72はレンズ50の孔を通って水平に延びる。レンズリベット72は球状部74で終わっている。球状部74は、レンズ50の補助ブリッジ60への取付けの安全度を提供する。球状部74はレンズ50の補助ブリッジ60への組立て中に存在していてもよく、または、それは組立て時に形成されるかまたは部分的に変形されて、取付けの安全度を高めてもよい。
【0021】
補助ブリッジ60は、塑性復元を有する任意の可撓性材料で作られてもよい。この発明の実施例では、補助ブリッジ60は、ポリフレックスTM(PolyflexTM)(ヒュンダイオプティカル社(Hyundai Optical Co.)、韓国インチョン(Inchon)市)またはメモリプラスチックで作られている。メモリプラスチックおよびポリフレックスTMは、それらの元の形状を失うことなく屈曲または伸張可能な軽量のプラスチックである。この点でポリフレックスTMは特に弾力的である。そのような材料を用いることにより、補助ブリッジ60と主ブリッジ34間のクリッピング装置は、形状の変形または取付けの安全度の劣化なく、繰返し使用され得る。そのような材料は、補助ブリッジ60と補助レンズ50との機械的組立てにも特に好適である。
【0022】
補助ブリッジ60と補助レンズ50との組立ての際、レンズリベット72は各レンズの孔52に挿入される。ポリフレックスまたはメモリプラスチックの使用により、この挿入は、レンズへ損傷を与える危険なく実行され得る。図1の球状部74は、非変形時にその直径が孔52よりも大きくなるよう構成されている。そのような材料の使用により、球状部74の一時的な変形による球状部74の孔52への挿入も可能となる。孔52に挿入されると、球状部74は塑性復元によりその元の直径を回復し、このためレンズ50を補助ブリッジ60に締まり嵌めで固定する。取付けの安全度は、組立て後に球状部74を糊または他の固定剤で処理することによって、または、孔52のすぐ周りのレンズ50の背面に対して球状部74を部分的に広げて恒久的に変形させるのに十分大きい圧縮力で球状部74を処理することによって、高められてもよい。
【0023】
図2、図6および図9に見られる別の実施例では、補助ブリッジ60と補助レンズ50との組立ての際、レンズリベット72は各レンズの孔52に挿入される。キャップ78は、キャップの突出部73がレンズリベット72内で長手方向に延びる対応するオリフィス81に受けられるよう構成されている。オリフィス81に挿入されると、突出部73はキャップ78を補助ブリッジ60に締まり嵌めで固定し、このため、図9および図4に最も良く見られるように、補助レンズ50を補助ブリッジ60に固定する。取付けの安全度は、組立て中に突出部73を糊、セメントまたは他の固定剤で処理することによって、または、突出部73をオリフィス内で外向きに広げて変形させるのに十分大きい圧縮力でキャップ78を処理することによって、高められてもよい。部品80は、主ブリッジ34と主フレーム32の残りとの嵌合を容易にする。
【0024】
図1に最も良く見られるように、主ブリッジ34は、補助ブリッジが主眼鏡と組立てられる場合に補助ブリッジ面70と密接な嵌合を形成する隆起前面38を有する。この密接な嵌合は、ブリッジのその垂直軸からの回転を防止し、このため、特にこの発明の組立てられた装置を着用者が激しい活動中に使用している場合に、がたつきを防止する。
【0025】
図2に最も良く見られるように、隆起前面38は平行に延びており、補助ブリッジが主眼鏡と組立てられる場合に、同様に平行に延びている補助ブリッジ面70と密接な嵌合を形成する。ここでも、この密接な嵌合は、ブリッジのその垂直軸からの回転を防止し、このためがたつきを防止する。
【0026】
図1および図2に最も良く見られるように、主ブリッジ34は、補助ブリッジが主眼鏡と組立てられる場合に補助ブリッジ面70と密接な嵌合を形成する隆起垂直面38を有する。この密接な嵌合は、ブリッジのその水平軸からの回転を防止し、このためがたつきを防止する。図3、図5および図7に最も良く見られるように、補助ブリッジ60の形状における湾曲部に対応する湾曲部が、主ブリッジ34の形状において存在する。組立て時には、これらの対応する湾曲部は密接な嵌合を形成し、それはブリッジのその水平軸からの回転をさらに防止する。
【0027】
図6および図7に見られるように、補助ブリッジ60の上部突出部62と下部突出部64とは、主ブリッジ34の対応して構成されている隆起36とぴったり合う締め代を形成するよう一括して構成されている上面82、下面84および側面86があるように構成可能である。これはいかなる方向への動きも防止する。
【0028】
図2に最も良く見られるように、突起66(突起62の下にあるため点線を用いて示す)は、窪み40に対応して長手方向に延びている。このため、組立て時には、補助ブリッジが主眼鏡と組立てられる場合に突起66は窪み40と密接な嵌合を形成する。この密接な嵌合は、ブリッジのその垂直軸からの回転を防止する。このため、この発明の突起/窪みシステムの機械的クランプは、先行技術により提供されていないすべての軸における嵌合の並外れた安全度を提供することがわかる。
【0029】
図1、図2および図5に見られるように、主ブリッジ34は、補助ブリッジ60に対応して主ブリッジ32の形状により作り出される物理的妨害物があるように構成されている。この妨害物は水平なだけでなく、つまり、主ブリッジ34と補助ブリッジ60間の締め代が補助眼鏡が下向きに動くことを防止するだけでなく、垂直でもある。これは、補助眼鏡20と主フレーム32間のよりしっかりした取付けを確実にする。
【0030】
ここで説明された多数の締まり嵌めを補助ブリッジと主ブリッジ間に用いることによって、物理的な活動中に補助眼鏡20が主レンズ18に衝突する可能性が低くなる。これは、補助眼鏡20と主眼鏡42間の不快ながたつき音を防止し、主レンズ18と補助眼鏡20間の接触を減少させることによってレンズに擦り傷をつけるかまたは他のやり方で損傷を与える危険性も低減させる。補助眼鏡の不慮の脱離の危険性も大いに低減される。他の公知の装置を取外す打撃または衝突は、ここに記載された多数の締まり嵌めのため、この発明の補助眼鏡が主眼鏡から脱離することを引き起こさない。
【0031】
この発明の締結装置が係合している場合、補助レンズ50は主レンズ18の近位に位置しており、そのため、それぞれのレンズ間に入り得る光の量は最小限である。
【0032】
突出部62、64および隆起36がそれぞれのフレームから外向きに突出しているため、フレームにはフレームを弱くするであろう凹みが必要とされない。さらに、締結装置において凹みの使用を回避することによって、フレームまたはブリッジの撓みもしくは屈曲なく、主フレーム32に対して補助眼鏡20を難しい角度で係合させることなく、主眼鏡から簡単に取外せ、交換できる補助眼鏡が提供される。
【0033】
図4および図8に示すような実施例では、突起66は面取りされている。突起を面取りすることは、補助眼鏡の主眼鏡への取付けおよび取外しのたやすさを促進する。
【0034】
この発明は、補助眼鏡を取外せ、交換できるたやすさを犠牲にすることなく、補助眼鏡を主眼鏡に取付ける確実な方法を提供する、ということが理解されるであろう。取外しおよび交換は、係合および係合解除に不便な角度を用いることなく、片手で行なうことができる。
【0035】
磁気手段とは対照的に、取付けを確実にする機械的手段の使用は、著しい利点を提供する。まず、装置を作る際、補助ブリッジおよび主フレームは所望の材料から鋳造されてもよく、次に組立て用にすぐ使用される。磁石の挿入用の孔を作るための穿孔または孔あけは必要ない。磁石または他の付加的な部品は必要とされず、取付けを確実にするための手段を設置するのに固定剤は必要とされない。この発明の取付けを確実にするための装置は「単体構造」設計であるため、装置が時間の経過とともにおよび温度と湿度との変化の風化効果で緩くなったりまたは脱落することはない。
【0036】
この発明の補助ブリッジを補助レンズへ取付けるための手段の別の利点は、補助レンズ用にレンズフレームが必要とされないことにあり、このため、補助眼鏡の重量を減少させ、補助眼鏡を生産するコストを低減させる。
【0037】
図面を参照した上述の説明は、性質上、例示的であって限定的ではない。説明された実施例についての修正および変更はこの発明の範囲内においてなされてもよい。たとえば、補助レンズ50を視界の拡大用にも用いてもよい。この場合、補助レンズ50は拡大鏡と同じ態様で形成され、処方レンズであってもなくてもよい主レンズ18上へ嵌合する。補助レンズ50は次に、小さいまたは複雑な詳細を拡大してそれらをよりたやすく観察できるようにし、着用者の視力への負担を減少させる。補助レンズ50はまた、レンズの外観を高めるためまたは娯楽の目的で、着用者の観察者によって見られる装飾をその上に有していてもよい。
【0038】
別の実施例では、この発明は、主レンズ18を含まない主眼鏡42も意図している。この実施例は、ユーザが補助レンズ50の取外しおよび交換を所望するものの、視力を助けるための主レンズ18を必要としない状況において有用であろう。たとえば、この実施例は、溶接中には非常に暗いレンズが必要とされるものの、溶接の合間にはレンズがないことが望ましい場合がある溶接の状況において有用であろう。別の例として、或る人が読むことを難しくする視力欠損を患っている場合、読むとき以外はレンズがないことが望ましい場合がある。この用途のため、図10に示された実施例は特に有用であり、補助レンズ50の下部90は読むことを助けるようになっており、上部88はそうなってはいない。
【0039】
図示された実施例では、突出部62および64の横方向形状と隆起36の対応する横方向形状とが、組立てられた装置の水平の動きを防止している。しかしながら、他の実施例(図示せず)では、横方向に離れて隆起36に対応して設定された突出部62および64の各々を2つ供給することによって、水平の動きが防止され得る。
【0040】
図1、図2および図5に最も良く見られるように、主ブリッジ34は隆起36上に少なくとも1つの窪み40を有する。図示された実施例では、窪み40は隆起36の頂部および底部に見られる。他の実施例(図示せず)では、1つの窪み40のみがあってもよい。さらなる一実施例(図示せず)では、単一の窪み40は、隆起36を通って垂直に延びる孔を含んでいてもよい。
【0041】
好ましい実施例のみが示されてきたこと、およびその変更は当業者にとっては容易に明らかであることが理解されるべきである。したがって、この発明の真の範囲および精神は、与えられた例によってというよりもむしろ、添付された特許請求の範囲およびそれらの法的均等物内に存在する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従った、分解された主眼鏡および補助ブリッジの側面図である。
【図2】この発明に従った、分解された眼鏡装置の上面図である。
【図3】この発明に従った補助ブリッジの背面図である。
【図4】この発明に従った補助眼鏡の背面図である。
【図5】この発明に従った主ブリッジの正面図である。
【図6】主ブリッジおよび補助ブリッジ(組立て状態)とリベットキャップ(分解状態)との上面図である。
【図7】この発明に従った補助ブリッジの背面図である。
【図8】この発明に従った補助ブリッジの側面図である。
【図9】この発明に従った、組立てられた補助眼鏡装置の上面図である。
【図10】この発明に従った眼鏡装置の正面図である。
【発明の分野】
この発明は、ブリッジで補助レンズを眼鏡に取付ける機械的手段に関する。
【0002】
【発明の背景】
取付け可能な一体型摺接縁を有する眼鏡フレームが、ミーカ(Meeker)への米国特許第4,070,103号に開示されている。ミーカでは、眼鏡フレームは、フレームの前面に固定された、補助フレームの取付けを容易にするための磁気材料を含む。レンズ縁カバーも、眼鏡フレームの磁気材料と係合するための磁気ストリップを含む。
【0003】
他の典型的な補助眼鏡取付け機構は、サドラー(Sadler)への米国特許第5,416,537号、チャオ(Chao)への米国特許第5,737,054号、クウ(Ku)への米国特許第5,975,961号、チャオへのカナダ特許出願第2,180,714号、チャオへのカナダ特許出願第2,235,897号、クウへのカナダ特許出願第2,236,025号、マディソン(Madison)へのカナダ特許出願第2,223,088号、チャオへの米国特許第5,568,207号、チャオへのカナダ特許第2,223,295号、カープ(Karp)へのドイツ特許出願番号DE43 16 698、ゼルマン(Zelman)へのPCT出願番号WO 026718、チャオへのカナダ特許出願第2,235,917号、クウへの米国特許第6,053,611号、ニシオカ(Nishioka)への米国特許第6,542,177号、およびステム(Stemme)へのPCT出願番号WO 9009611に開示されている。どの場合も、補助レンズは磁気材料によってフレームに取付けられる。
【0004】
補助レンズを取付けるのに磁石を使用することは、いくつかの欠点を有する。磁石の力は時が経つにつれて弱まる。加えて、磁石が眼鏡のフレームに埋込まれているのでなければ、磁気取付け手段は選ばれた金属フレームに関してしか有効ではない。これは、フレームの強度が成り立つよう磁気材料と係合するために、フレーム内に空洞を必要とする。また、身体の近傍に置かれた磁石は身体化学または生理学を変える場合があるということを示唆する文献がある。
【0005】
クウへの米国特許第6,053,611号は、主ブリッジへ後方に延びる上部および下部フランジの上に磁石が置かれている補助眼鏡を教示しており、主ブリッジには補助眼鏡の磁石に対応する上部および下部磁石も設けられている。この限られた空間に4つの磁石を挿入することは難しく、したがってコストが嵩む。また、上述のように、磁石を眼鏡に用いることに関連するいくつかの他の欠点も存在する。磁石の力が弱まるにつれて、クウにより教示された設計は有効ではなくなる。
【0006】
これらの問題に対処するよう試みてきた、補助レンズを取付ける磁石無しの一方法が、カラークリップTM(ColorClipTM)システムである。このシステムは、補助レンズの外周周りのさまざまな場所にあけられた孔を提供する。軟らかいプラスチックチップが次に孔に挿入される。同様のシステムであるECLIPSは、レンズに刻み目を付け、下塗りおよび糊でコーティングし、補助眼鏡上の金属クリップに頼らせることを必要とする。双方のシステムでは、クリップが主眼鏡に係合する。これらのクリップシステムの使用は、孔あけ、刻み目付け、糊付けまたはクリップの取付けが、レンズの上方、下方および側方部分など視界を損なう傾向にある位置にある補助レンズに損傷を与える危険をもたらす。さらに、各補助レンズは別々に主フレームに取付けられ、主フレームから取外されなければならない。使用中、レンズ上のクリップの存在は視界を見えにくくする場合がある。また、多くの着用者達はクリップを目障りまたは魅力がないと考えている。
【0007】
このため、磁石に頼らず、レンズ上へのクリップの配置を必要としない、主眼鏡へ補助レンズを取付けるための手段を有することが望ましい。
【0008】
【発明の概要】
この発明は眼鏡装置を提供し、その眼鏡装置は、(a)着用者の頭部に適合するようにされた主フレームを有し、主フレームは主フレームの中央に主ブリッジを有し、その眼鏡装置はさらに、(b)主ブリッジから前方へ延びる隆起と、(c)隆起上の水平面上の窪みと、(d)2つの補助レンズと、(e)補助レンズ間に延びて補助レンズを互いに接続する補助ブリッジと、(f)補助ブリッジから後方へ延びる上部突出部および補助ブリッジから後方へ延びる下部突出部と、(g)突出部の少なくとも1つの上の少なくとも1つの突起とを有し、突起は窪みに解除可能に挿入するよう構成されており、少なくとも1つの突出部は弾性がある。
【0009】
一実施例では、眼鏡装置は双方の突出部上の突起を有し、突起は隆起上の少なくとも1つの窪みに解除可能に挿入するよう構成されている。別の実施例では、双方の突出部上に突起があり、突起は、窪みに解除可能に挿入するため、少なくとも1つの窪みに対応して横方向に延びている。さらなる一実施例では、少なくとも1つの突起は、窪みに解除可能に挿入するため、窪みに対応して横方向に延びている。別の実施例では、隆起上の窪みは横方向に伸びている。隆起上の窪みは、隆起を通る孔であり得る。
【0010】
一実施例では、隆起は横方向に延びる隆起垂直面を有し、補助ブリッジは横方向に延びる後方の垂直補助ブリッジ面を有し、それらの面は、それらの面間の締まり嵌めが主眼鏡と補助ブリッジ間の水平の回転を防止するよう構成されている。別の実施例では、隆起は横方向に延びる水平隆起面を有し、少なくとも1つの突出部は横方向に延びる突出面を有し、それらの面は、それらの面間の締まり嵌めが主眼鏡と補助ブリッジ間の垂直の回転を防止するよう構成されている。さらなる一実施例では、隆起は横方向に延びる水平隆起面を有し、少なくとも1つの突出部は横方向に延びる突出面を有し、それらの面は、それらの面間の締まり嵌めが主眼鏡と補助ブリッジ間の垂直の回転を防止するよう構成されている。
【0011】
突起は面取りされていてもよい。補助ブリッジは、ポリフレックスTMプラスチックまたはメモリプラスチックから作られていてもよい。
【0012】
この発明は補助眼鏡装置も提供し、その補助眼鏡装置は、(a)2つの補助レンズと、(b)各レンズにおける孔と、(c)補助レンズ間に延びて補助レンズを互いに接続する補助ブリッジと、(d)補助眼鏡を主眼鏡に取付けるための取付け機構と、(e)補助ブリッジから孔を通って延び、レンズをブリッジに固定するレンズリベットとを含む。さらなる一実施例では、レンズリベットは補助ブリッジから後方へ延びている。レンズリベットは球状部で終わっていてもよい。レンズリベットはキャップで終わっていてもよい。
【0013】
この発明は補助眼鏡ブリッジも提供し、その補助眼鏡ブリッジは、(a)側端と、(b)補助眼鏡を主眼鏡に取付けるための取付け機構と、(c)側端から水平に延びるレンズリベットとを有するブリッジを含む。さらなる一実施例では、レンズリベットは補助ブリッジから後方へ延びている。
【0014】
この発明の好ましい実施例を、添付図面を参照して説明する。
[実施例の詳細な説明]
この発明の好ましい実施例を、添付図面を参照して詳細に説明する。同じ要素は同じ参照番号によって示される。
【0015】
図1に示すように、この発明の眼鏡装置は、主フレーム32に解除可能に取付けるための補助ブリッジ60を有する。図1は、補助ブリッジ60について詳細をよりよく示すため、補助レンズが取外された状態での分解された形態の装置を示す。
【0016】
主フレーム32は、着用者の耳の上部に適合して眼鏡を支持するステム44により、着用者の頭部に着用されるよう構成されている。主フレーム32は、隆起36を有する主ブリッジ34を含む。隆起36は、隆起前面38と窪み40とを有する。装置の有効な動作のためには、少なくとも1つの窪み40がなければならない。図示された実施例には2つの窪み40があり、1つは隆起の頂部に、1つは隆起の底部にある。隆起36と窪み40とは、補助ブリッジ60と解除可能に係合するよう構成されている。
【0017】
補助ブリッジ60は、上部突出部62と下部突出部64とを有する。突出部62および64は、窪み40に解除可能に嵌合するよう構成されている突起66を有する。図示された実施例には2つの突起66があり、1つは隆起の頂部に、1つは底部にある。
【0018】
図2を見ると、主面32は、フレーム内の中央にあり、主レンズ18間に延びて主レンズ18を接続する主ブリッジ34を含む。主フレーム32は主レンズ18用の保持構造を提供する。主レンズ18は、透明または若干色の付いたガラスまたはプラスチック材料であってもよい。一方または双方の主レンズ18は、着用者の視力欠損に合わせて形成され得る。
【0019】
補助眼鏡20は組立て時は一体型のユニットである。補助レンズ50は主レンズ18の双方を覆うよう構成されている。補助レンズ50の外部形状は一般に、主レンズの外部形状に対応している。補助レンズ50の一用途は、着用者を日光および他の視覚を害する要素から保護することである。したがって、補助レンズ50は色が付いていてもよく、紫外光または光の他の特定波長を遮る材料またはコーティングをその中にまたはその上に有していてもよい。
【0020】
補助眼鏡20は、補助レンズ50用の保持手段を提供する補助ブリッジ60を含む。図1の実施例に示すように、補助ブリッジ60は、球状部74で終わっているレンズリベット72を有する。組立て時には、レンズリベット72はレンズ50の孔を通って水平に延びる。レンズリベット72は球状部74で終わっている。球状部74は、レンズ50の補助ブリッジ60への取付けの安全度を提供する。球状部74はレンズ50の補助ブリッジ60への組立て中に存在していてもよく、または、それは組立て時に形成されるかまたは部分的に変形されて、取付けの安全度を高めてもよい。
【0021】
補助ブリッジ60は、塑性復元を有する任意の可撓性材料で作られてもよい。この発明の実施例では、補助ブリッジ60は、ポリフレックスTM(PolyflexTM)(ヒュンダイオプティカル社(Hyundai Optical Co.)、韓国インチョン(Inchon)市)またはメモリプラスチックで作られている。メモリプラスチックおよびポリフレックスTMは、それらの元の形状を失うことなく屈曲または伸張可能な軽量のプラスチックである。この点でポリフレックスTMは特に弾力的である。そのような材料を用いることにより、補助ブリッジ60と主ブリッジ34間のクリッピング装置は、形状の変形または取付けの安全度の劣化なく、繰返し使用され得る。そのような材料は、補助ブリッジ60と補助レンズ50との機械的組立てにも特に好適である。
【0022】
補助ブリッジ60と補助レンズ50との組立ての際、レンズリベット72は各レンズの孔52に挿入される。ポリフレックスまたはメモリプラスチックの使用により、この挿入は、レンズへ損傷を与える危険なく実行され得る。図1の球状部74は、非変形時にその直径が孔52よりも大きくなるよう構成されている。そのような材料の使用により、球状部74の一時的な変形による球状部74の孔52への挿入も可能となる。孔52に挿入されると、球状部74は塑性復元によりその元の直径を回復し、このためレンズ50を補助ブリッジ60に締まり嵌めで固定する。取付けの安全度は、組立て後に球状部74を糊または他の固定剤で処理することによって、または、孔52のすぐ周りのレンズ50の背面に対して球状部74を部分的に広げて恒久的に変形させるのに十分大きい圧縮力で球状部74を処理することによって、高められてもよい。
【0023】
図2、図6および図9に見られる別の実施例では、補助ブリッジ60と補助レンズ50との組立ての際、レンズリベット72は各レンズの孔52に挿入される。キャップ78は、キャップの突出部73がレンズリベット72内で長手方向に延びる対応するオリフィス81に受けられるよう構成されている。オリフィス81に挿入されると、突出部73はキャップ78を補助ブリッジ60に締まり嵌めで固定し、このため、図9および図4に最も良く見られるように、補助レンズ50を補助ブリッジ60に固定する。取付けの安全度は、組立て中に突出部73を糊、セメントまたは他の固定剤で処理することによって、または、突出部73をオリフィス内で外向きに広げて変形させるのに十分大きい圧縮力でキャップ78を処理することによって、高められてもよい。部品80は、主ブリッジ34と主フレーム32の残りとの嵌合を容易にする。
【0024】
図1に最も良く見られるように、主ブリッジ34は、補助ブリッジが主眼鏡と組立てられる場合に補助ブリッジ面70と密接な嵌合を形成する隆起前面38を有する。この密接な嵌合は、ブリッジのその垂直軸からの回転を防止し、このため、特にこの発明の組立てられた装置を着用者が激しい活動中に使用している場合に、がたつきを防止する。
【0025】
図2に最も良く見られるように、隆起前面38は平行に延びており、補助ブリッジが主眼鏡と組立てられる場合に、同様に平行に延びている補助ブリッジ面70と密接な嵌合を形成する。ここでも、この密接な嵌合は、ブリッジのその垂直軸からの回転を防止し、このためがたつきを防止する。
【0026】
図1および図2に最も良く見られるように、主ブリッジ34は、補助ブリッジが主眼鏡と組立てられる場合に補助ブリッジ面70と密接な嵌合を形成する隆起垂直面38を有する。この密接な嵌合は、ブリッジのその水平軸からの回転を防止し、このためがたつきを防止する。図3、図5および図7に最も良く見られるように、補助ブリッジ60の形状における湾曲部に対応する湾曲部が、主ブリッジ34の形状において存在する。組立て時には、これらの対応する湾曲部は密接な嵌合を形成し、それはブリッジのその水平軸からの回転をさらに防止する。
【0027】
図6および図7に見られるように、補助ブリッジ60の上部突出部62と下部突出部64とは、主ブリッジ34の対応して構成されている隆起36とぴったり合う締め代を形成するよう一括して構成されている上面82、下面84および側面86があるように構成可能である。これはいかなる方向への動きも防止する。
【0028】
図2に最も良く見られるように、突起66(突起62の下にあるため点線を用いて示す)は、窪み40に対応して長手方向に延びている。このため、組立て時には、補助ブリッジが主眼鏡と組立てられる場合に突起66は窪み40と密接な嵌合を形成する。この密接な嵌合は、ブリッジのその垂直軸からの回転を防止する。このため、この発明の突起/窪みシステムの機械的クランプは、先行技術により提供されていないすべての軸における嵌合の並外れた安全度を提供することがわかる。
【0029】
図1、図2および図5に見られるように、主ブリッジ34は、補助ブリッジ60に対応して主ブリッジ32の形状により作り出される物理的妨害物があるように構成されている。この妨害物は水平なだけでなく、つまり、主ブリッジ34と補助ブリッジ60間の締め代が補助眼鏡が下向きに動くことを防止するだけでなく、垂直でもある。これは、補助眼鏡20と主フレーム32間のよりしっかりした取付けを確実にする。
【0030】
ここで説明された多数の締まり嵌めを補助ブリッジと主ブリッジ間に用いることによって、物理的な活動中に補助眼鏡20が主レンズ18に衝突する可能性が低くなる。これは、補助眼鏡20と主眼鏡42間の不快ながたつき音を防止し、主レンズ18と補助眼鏡20間の接触を減少させることによってレンズに擦り傷をつけるかまたは他のやり方で損傷を与える危険性も低減させる。補助眼鏡の不慮の脱離の危険性も大いに低減される。他の公知の装置を取外す打撃または衝突は、ここに記載された多数の締まり嵌めのため、この発明の補助眼鏡が主眼鏡から脱離することを引き起こさない。
【0031】
この発明の締結装置が係合している場合、補助レンズ50は主レンズ18の近位に位置しており、そのため、それぞれのレンズ間に入り得る光の量は最小限である。
【0032】
突出部62、64および隆起36がそれぞれのフレームから外向きに突出しているため、フレームにはフレームを弱くするであろう凹みが必要とされない。さらに、締結装置において凹みの使用を回避することによって、フレームまたはブリッジの撓みもしくは屈曲なく、主フレーム32に対して補助眼鏡20を難しい角度で係合させることなく、主眼鏡から簡単に取外せ、交換できる補助眼鏡が提供される。
【0033】
図4および図8に示すような実施例では、突起66は面取りされている。突起を面取りすることは、補助眼鏡の主眼鏡への取付けおよび取外しのたやすさを促進する。
【0034】
この発明は、補助眼鏡を取外せ、交換できるたやすさを犠牲にすることなく、補助眼鏡を主眼鏡に取付ける確実な方法を提供する、ということが理解されるであろう。取外しおよび交換は、係合および係合解除に不便な角度を用いることなく、片手で行なうことができる。
【0035】
磁気手段とは対照的に、取付けを確実にする機械的手段の使用は、著しい利点を提供する。まず、装置を作る際、補助ブリッジおよび主フレームは所望の材料から鋳造されてもよく、次に組立て用にすぐ使用される。磁石の挿入用の孔を作るための穿孔または孔あけは必要ない。磁石または他の付加的な部品は必要とされず、取付けを確実にするための手段を設置するのに固定剤は必要とされない。この発明の取付けを確実にするための装置は「単体構造」設計であるため、装置が時間の経過とともにおよび温度と湿度との変化の風化効果で緩くなったりまたは脱落することはない。
【0036】
この発明の補助ブリッジを補助レンズへ取付けるための手段の別の利点は、補助レンズ用にレンズフレームが必要とされないことにあり、このため、補助眼鏡の重量を減少させ、補助眼鏡を生産するコストを低減させる。
【0037】
図面を参照した上述の説明は、性質上、例示的であって限定的ではない。説明された実施例についての修正および変更はこの発明の範囲内においてなされてもよい。たとえば、補助レンズ50を視界の拡大用にも用いてもよい。この場合、補助レンズ50は拡大鏡と同じ態様で形成され、処方レンズであってもなくてもよい主レンズ18上へ嵌合する。補助レンズ50は次に、小さいまたは複雑な詳細を拡大してそれらをよりたやすく観察できるようにし、着用者の視力への負担を減少させる。補助レンズ50はまた、レンズの外観を高めるためまたは娯楽の目的で、着用者の観察者によって見られる装飾をその上に有していてもよい。
【0038】
別の実施例では、この発明は、主レンズ18を含まない主眼鏡42も意図している。この実施例は、ユーザが補助レンズ50の取外しおよび交換を所望するものの、視力を助けるための主レンズ18を必要としない状況において有用であろう。たとえば、この実施例は、溶接中には非常に暗いレンズが必要とされるものの、溶接の合間にはレンズがないことが望ましい場合がある溶接の状況において有用であろう。別の例として、或る人が読むことを難しくする視力欠損を患っている場合、読むとき以外はレンズがないことが望ましい場合がある。この用途のため、図10に示された実施例は特に有用であり、補助レンズ50の下部90は読むことを助けるようになっており、上部88はそうなってはいない。
【0039】
図示された実施例では、突出部62および64の横方向形状と隆起36の対応する横方向形状とが、組立てられた装置の水平の動きを防止している。しかしながら、他の実施例(図示せず)では、横方向に離れて隆起36に対応して設定された突出部62および64の各々を2つ供給することによって、水平の動きが防止され得る。
【0040】
図1、図2および図5に最も良く見られるように、主ブリッジ34は隆起36上に少なくとも1つの窪み40を有する。図示された実施例では、窪み40は隆起36の頂部および底部に見られる。他の実施例(図示せず)では、1つの窪み40のみがあってもよい。さらなる一実施例(図示せず)では、単一の窪み40は、隆起36を通って垂直に延びる孔を含んでいてもよい。
【0041】
好ましい実施例のみが示されてきたこと、およびその変更は当業者にとっては容易に明らかであることが理解されるべきである。したがって、この発明の真の範囲および精神は、与えられた例によってというよりもむしろ、添付された特許請求の範囲およびそれらの法的均等物内に存在する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従った、分解された主眼鏡および補助ブリッジの側面図である。
【図2】この発明に従った、分解された眼鏡装置の上面図である。
【図3】この発明に従った補助ブリッジの背面図である。
【図4】この発明に従った補助眼鏡の背面図である。
【図5】この発明に従った主ブリッジの正面図である。
【図6】主ブリッジおよび補助ブリッジ(組立て状態)とリベットキャップ(分解状態)との上面図である。
【図7】この発明に従った補助ブリッジの背面図である。
【図8】この発明に従った補助ブリッジの側面図である。
【図9】この発明に従った、組立てられた補助眼鏡装置の上面図である。
【図10】この発明に従った眼鏡装置の正面図である。
Claims (21)
- 眼鏡装置であって、
(a)着用者の頭部に適合するようにされた主フレームを含み、前記主フレームは前記主フレームの中央に主ブリッジを有し、前記眼鏡装置はさらに、
(b)前記主ブリッジから前方へ延びる隆起と、
(c)前記隆起上の水平面上の窪みと、
(d)2つの補助レンズと、
(e)前記補助レンズ間に延びて前記補助レンズを互いに接続する補助ブリッジと、
(f)前記補助ブリッジから後方へ延びる上部突出部および前記補助ブリッジから後方へ延びる下部突出部と、
(g)前記突出部の少なくとも1つの上の少なくとも1つの突起とを含み、前記突起は前記窪みに解除可能に挿入するよう構成されており、前記少なくとも1つの前記突出部は弾性がある、眼鏡装置。 - 双方の前記突出部上の前記突起を含み、前記突起は前記隆起上の少なくとも1つの窪みに解除可能に挿入するよう構成されている、請求項1に記載の眼鏡装置。
- 前記隆起上の前記窪みは横方向に延びている、請求項1または2に記載の眼鏡装置。
- 少なくとも1つの前記突起は、前記窪みに解除可能に挿入するため、前記窪みに対応して横方向に延びている、請求項3に記載の眼鏡装置。
- 双方の前記突出部上の突起を含み、前記突起は、前記窪みに解除可能に挿入するため、少なくとも1つの前記窪みに対応して横向きに延びている、請求項3に記載の眼鏡装置。
- 前記隆起上の前記少なくとも1つの窪みは、前記隆起を通る孔である、請求項1から5のいずれかに記載の眼鏡装置。
- 前記隆起は横方向に延びる隆起垂直面を有し、前記補助ブリッジは横方向に延びる後方の垂直補助ブリッジ面を有し、前記面は、前記面間の締まり嵌めが前記主眼鏡と前記補助ブリッジ間の水平の回転を防止するよう構成されている、請求項1から6のいずれかに記載の眼鏡装置。
- 前記隆起は横方向に延びる水平隆起面を有し、少なくとも1つの前記突出部は横方向に延びる突出面を有し、前記面は、前記面間の締まり嵌めが前記主眼鏡と前記補助ブリッジ間の垂直の回転を防止するよう構成されている、請求項1から7のいずれかに記載の眼鏡装置。
- 前記隆起は横方向に延びる水平隆起面を有し、少なくとも1つの前記突出部は横方向に延びる突出面を有し、前記面は、前記面間の締まり嵌めが前記主眼鏡と前記補助ブリッジ間の垂直の回転を防止するよう構成されている、請求項7に記載の眼鏡装置。
- 前記突起は面取りされている、請求項1から9に記載の眼鏡装置。
- 前記補助ブリッジは、ポリフレックスTMプラスチックまたはメモリプラスチックである、請求項1から10のいずれかに記載の眼鏡装置。
- 補助眼鏡装置であって、
(a)2つの補助レンズと、
(b)各レンズにおける孔と、
(c)前記補助レンズ間に延びて前記補助レンズを互いに接続する補助ブリッジと、
(d)前記補助ブリッジを主眼鏡に取付けるための取付け機構と、
(e)前記補助ブリッジから前記孔を通って延び、前記レンズを前記ブリッジに固定するレンズリベットとを含む、補助眼鏡装置。 - 前記レンズリベットは前記補助ブリッジから後方へ延びている、請求項12に記載の補助眼鏡装置。
- 前記補助ブリッジは、ポリフレックスTMプラスチックまたはメモリプラスチックである、請求項12または13に記載の補助眼鏡装置。
- 前記レンズリベットは球状部で終わっている、請求項12から14のいずれかに記載の補助眼鏡装置。
- 各レンズにおける少なくとも2つの孔と、前記補助ブリッジの各側から前記孔を通って延び、前記レンズを前記ブリッジに固定する少なくとも2つのレンズリベットとをさらに含む、請求項12から15のいずれかに記載の補助眼鏡装置。
- 補助眼鏡ブリッジであって、
(a)側端と、
(b)前記補助眼鏡を主眼鏡に取付けるための取付け機構と、
(c)前記側端から水平に延びるレンズリベットとを有するブリッジを含む、補助眼鏡ブリッジ。 - 前記レンズリベットは前記補助ブリッジから後方へ延びている、請求項17に記載の補助眼鏡ブリッジ。
- 前記補助ブリッジは、ポリフレックスTMまたはメモリプラスチックである、請求項17または18に記載の補助眼鏡ブリッジ。
- 前記レンズリベットは球状部で終わっている、請求項17から19のいずれかに記載の補助眼鏡ブリッジ。
- 前記レンズリベットはキャップで終わっている、請求項12から19のいずれかに記載の補助眼鏡ブリッジ。
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