JP3115184U - 胃ろう用肌着 - Google Patents

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眞理 石長
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眞理 石長
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Abstract

【課題】胃ろうのチューブを肌着に固定させて、胃ろうを付けた者にとって、チューブが邪魔にならないようにすると同時に、介護者にとっても、介護しやすい胃ろう用肌着を提供する。
【解決手段】胃ろうを付した者が着用する肌着の胃ろう付近に開口を設けると共に、鎖骨付近に面ファスナで構成したチューブ固定手段を設け、胃ろうのチューブが直接肌にあたることなく、チューブを肌着に固定できるようにする。チューブが直接肌に当たらないので、着用者はうっとうしさを感じることがなくなり、チューブを抜いてしまう危険性を少なくすることができる。また、介護者にとっても、チューブ先端が固定されているので介護が容易になる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、肌着に関するものであり、特に胃ろうを付した者が好適に着用することができる胃ろう用肌着に関する。
病人用の肌着は様々なものが考案されているが、胃ろうのチューブを固定させるようにした肌着は皆無であり、胃ろうを付した者はチューブが安定しないため、様々な不便を余儀なくされている。
胃ろうを付設した患者は、ろう孔にチューブを設けそのチューブを介して栄養を摂取する。従って、このチューブがろう孔から常に突出した状態にあるが、現在チューブを固定する好適な方法がなく、患者の多くが肌着の下にそのままの状態でチューブが放置された状態にある。チューブが肌着の下で動いてしまうのに加え、肌に直接チューブが触れるため、うっとうしく、誤ってチューブを抜いてしまう危険性もある。また、トイレを使用する都度、 チューブがぶら下がってしまい邪魔になる。また、介護者にとっても、チューブが移動してしまうため、介護に手間取るという問題もある。
本考案は、胃ろうを付した者が着用する肌着において、肌着の胃ろうが位置する部分、またはその近傍に開口を設けると共に、当該開口の横もしくは当該開口より上のいずれかの位置に胃ろうのチューブを固定する手段を設けることにより、胃ろうのチューブが直接肌にあたることなく、チューブを固定できる肌着を提供する。
上述の構成により、肌着に設けた開口を通してチューブを肌着の外側に出すことが可能となるので、本人の身体に直接チューブが触れることがなく、うっとうしさが低減され、違和感なく過ごすことができるようになる。さらに固定手段で胃ろうのチューブを固定することができるので、チューブの安定を保つことができ、患者がチューブを抜いてしまうといった危険も少なくなる。また、前記固定手段をチューブの入り口付近に設けることにより、チューブの入り口をその都度探すことなく経管栄養摂取を行うことができるようになる。
肌着の胃ろう付近に設ける開口の大きさは、限定されるものではないが、縦方向に約5〜12cmの切り込みとすることが好ましい。このようにすることで、肌着が上下に動いても、チューブが引きつれることのない。開口の形状は、切り込み、長方形、正方形、円形等が考えられるが、ある程度チューブの動きを制限して、なおかつチューブのひきつれや、ねじれなどが生じないようにするためには、切り込みあるいはごく幅の狭い長方形であることが好ましい。開口の大きさをチューブの径に合わせてしまうと、肌着が動いたとき、チューブも同時に動き引きつれてしまうので、チューブの径より十分大きく、遊びができるような大きさとする。また、開口は、ボタンホールのように周囲をかがるか、あるいは当て布をして、開口周囲に縫い付けてほつれを防ぐようにする。この場合、縫い代を肌着の外側に折り返すようにして、内側である肌に触れる部分を平らにして着心地のよいものとする。固定手段として、例えば、一対の面ファスナを前記開口の横もしくは当該開口の上の、例えば鎖骨付近に取り付け、チューブ先端を固定するようにする。面ファスナは、チューブの太さを考慮して、十分な長さのものを使用する。
以下、添付図面に従って本考案の一実施例を説明する。図面において、符号1は肌着本体、2は肌着の前身ごろに設けた胃ろうチューブを通すための開口、3は開口を形成するあて布、4はあて布3を肌着本体に縫い付けたミシン目、5はチューブ固定手段であり、肌着に全面的に取り付けた第1の面ファスナ5aと、第1の面ファスナ5に対向して、第1の面ファスナ5に脱着可能に設けた第2の面ファスナ5bとからなる。また、符号6はこれらの面ファスナを肌着本体1に縫い付けたミシン目、7は胃ろう用チューブ、8は胃ろう用チューブ7の先端部である。
図1に示すとおり、開口2は、肌着本体1の前身ごろのほぼ中央で着用したときに胃ろうが位置する付近に設けられている。また、肌着本体1の右肩下方、すなわち着用したときに患者の鎖骨が位置する付近にチューブ固定手段である第1の面ファスナ5aおよび第2の面ファスナ5bが設けられている。
図2に詳細に示すように、第1の面ファスナ5aと第2の面ファスナ5bは対向して、一方の端部が縫い合わされており、互いに着脱自在である。第1の面ファスナ5aは、肌着本体1に縫い付けられており、第2の面ファスナ5bを引っ張ることによって両者を容易に脱着することができる。なお、チューブ7の太さを考慮して、第2の面ファスナ5bの長さを第1の面ファスナ5aの長さより若干長くすることによって、第2の面ファスナ5bを引っ張りやすくするのが好ましい。あるいは、第2の面ファスナ5bの先端に持ち手を付けるようにしても良い。面ファスナを使用することによってチューブの太さにかかわらず、チューブを好適に固定することができる。
図3は、開口2を拡大して示す図である。開口2の形成方法には様々なものが考えられるが、例えばボタンホールを形成する手法などを好適に用いることができる。あて布3を設けて、開口2の折り返し部分を肌着本体1の外側に向けて折り返すことによって、肌着の内側面をスムーズに保ち、着心地をよくするのが好ましい。
胃ろうチューブ7を開口2を通して肌着1の外側に出し、その先端を固定手段5の第1及び第2の面ファスナ5aと5bの間に挟んで、これらの面ファスナを合わせることによってチューブ先端8を固定する。
本例では、開口2を肌着1の前身ごろのほぼ中央に設けるようにしたが、栄養剤を設置する側を考慮して、右側あるいは左側に寄せて設けたり、あるいは両側に開口を設けるようにしても良い。両側に設けた場合は、開口部にボタン、あるいはファスナを設けるなどして、使用しない方の開口を塞いでおけるようにすることが好ましい。身頃の左側に開口を設けた場合は、固定手段5も左側に設けるようにする。また、図に示す実施例では、Tシャツ形式の肌着を例にとって説明したが、前開き式の肌着にも本考案を適用することができる。この場合、肌着の前開き部分を利用して胃ろうチューブ7を外に出すようにしても良い。
開口2の大きさは、特に制限があるわけではないが、チューブ7が開口2内で適当な遊びをもって動くような大きさとするのが好ましい。具体的には約5cm〜12cm程度とする。考案者が行った実験によると、一般的には開口の長さが5cmより短いとチューブ7がひきつれたり、ねじれたりするし、12cmより長いとチューブが大きく動いてしまうことがわかった。使用するチューブ7の太さや、患者の体型などによっても好適な大きさは異なるので、これらの条件に応じて開口の大きさをを決めるようにする。開口2の幅は、4mm程度が好ましいが、チューブの太さに応じて適宜選択することができる。開口に特に幅を持たせることなく、切り込みを設けただけのものでも良い。また、固定手段5の位置を、上記実施例では鎖骨付近としているが、使用するチューブの長さによっては、例えば胸のあたり、若しくは開口2の横に設けるなど、適宜変えることができる。
さらに、上記実施例では、開口2を縦方向に設けているが、横方向に設けるようにしても良い。固定手段5は、上記の実施例では面ファスナで構成したが、例えば、スナップ付きのテープ、ひもなど、チューブ7を固定できるものであればどのようなもので構成しても良い。また、長さ調節手段を設けてチューブの太さに応じて長さを調節して固定できるようにするのが好ましい。
本考案の胃ろう用肌着の一実施例を示す図である。 本考案の肌着の固定手段の構成を示す図である。 本考案の肌着の開口部の構成を示す図である。
符号の説明
1 肌着本体
2 開口部
3 あて布
4 ミシン目
5 固定手段
6 ミシン目
7 胃ろう用チューブ
8 胃ろう用チューブ先端部

Claims (2)

  1. 胃ろうを付した者が着用する肌着において、着用時に前記肌着の胃ろうが位置する部分またはその近傍に開口を設けると共に、当該開口の横もしくは当該開口より上のいずれかの位置に胃ろうチューブを固定する手段を設けたことを特徴とする胃ろう用肌着。
  2. 前記固定手段が、一対の面ファスナで構成されていることを特徴とする胃ろう用肌着。
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