JP4468351B2 - 酸素マスク - Google Patents

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本発明は、酸素吸入を必要とする患者等が着用するのに適した酸素マスクに関する。
寝たきりである身体の不自由な老人や病人、怪我人、認知症の患者等の酸素吸入を必要とする患者には、顔面に酸素マスクJを装着して酸素吸入を行っている。従来の酸素マスクJは、図10の斜視図に示すように、塩化ビニル樹脂などの合成樹脂で作られた鼻と口を覆うマスク部1jと、このマスク部1jから引き出された酸素流入用チューブ6jと、鼻と口を覆うようにマスク部1jを固定するゴム紐5jとにより構成されている。マスク1jの左右両端に各1箇所の穴が開いており、その穴に装着用ゴム紐5jを通して、着用者の耳や後頭部に装着用ゴム紐5jを回して装着するようになっている(特許文献1)。
しかし、耳にゴム紐をかけて装着する酸素マスクを長期にわたり継続的に使用しているとゴム紐で耳の裏にすり傷が生じ、ゴム紐をかけられなくなり酸素マスクの使用が困難なものとなる。また、マスクの左右両端にある各1箇所の穴に通されたゴム紐だけで酸素マスクを支えているので、酸素マスクが適正な位置からずれやすい。このような問題から、病院、介護施設などの看護、介護の現場では、酸素マスクからゴム紐を外して、酸素マスクと装着者の頬とを医療用粘着テープなどで接着して酸素マスクを固定することが多い。
しかし、装着者の鼻孔内や口腔内衛生の処置や痰のバキューム処理のためにマスクを外す場合、粘着テープを交換する手間がかかるという問題がある。さらには粘着テープの交換の手間を省いて長期間使用するため、粘着テープの接着力が低下して、マスクが適正な位置からずれ、装着者である患者が危篤な状態となることがあるという問題がある。
特開2005−253925
本発明は、酸素マスクが装着・脱着容易であり、ずれにくく、装着者に不快感を与えない酸素マスクを提供することを目的とする。
上記課題は下記の酸素マスクによって解決される。
少なくともマスク部と装着用バンドとからなる酸素マスクにおいて、マスク部は隆起部を有しており、該隆起部上部の左右両方の側面に面ファスナー片が取着され、該隆起部下部の左右両方の側面または隆起部底面の左右両側に面ファスナー片が取着され、装着用バンドの両端部が上下方向に二股に分かれており、該二股の各先端に面ファスナー片が直接またはゴム紐もしくは伸縮自在な布を介して取着されており、隆起部上部側面の面ファスナー片と該二股の上側の面ファスナー片とが雄雌の関係にあって嵌着・脱着自在であり、隆起部下部側面の面ファスナー片または隆起部底面の左右両側の面ファスナー片と、該二股の下側の面ファスナー片とが雄雌の関係にあって嵌着・脱着自在であることを特徴とする酸素マスク。
]装着用バンドは、左右両方の耳の位置で、装着用バンドの上辺が耳たぶの下の位置まで下方へ湾入する湾入部を備えていることを特徴とする[1]記載の酸素マスク。
]装着用バンドは、柔軟な布または人工皮革で形成されていることを特徴とする[1]または[2]記載の酸素マスク。
請求項1〜請求項の酸素マスクは、(1)マスク部と装着用バンドとが面ファスナーにより嵌着・脱着自在なので、酸素マスクの装着・脱着が容易であり、装着者の鼻孔内や口腔内の衛生処理をしやすい。また、マスク部と装着用バンドが面ファスナーにより接続されるので外れにくい。(2)装着用バンドをマスク部に確実に嵌着できるので、粘着テープで補強したり、粘着テープで代用する必要がなく、従来の看護、介護の現場であった粘着テープの接着力の低下によるマスク部のずれや外れが生じる可能性が極めて低い。(3)装着用バンドの両端部の面ファスナー片がマスク部の隆起部の左右の側面上の面ファスナー片に嵌着されるので、看護者が横たわっている酸素マスクの装着者の左側と右側のいずれからでも、装着・脱着操作ができ、至便である。(4)装着用バンドの両端部に面ファスナー片がゴム紐もしくは伸縮自在な布を介して取着されているので、マスク部の周縁部が顔面の所定箇所に密接するように固定でき、酸素が漏れにくく、マスク部がずれにくい。(5)マスク部の隆起部上部の左右両方の側面および隆起部下部の左右両方の側面または隆起部底面の左右両側と、装着用バンドの両端部の二股の各先端または該各先端に接続されたゴム紐もしくは伸縮自在な布の先端とを面ファスナーにより嵌着するので、マスク部を顔面の所定箇所にしっかりと固定でき、マスク部のずれを防止することができる。
請求項2、請求項3の酸素マスクは、装着用バンドが、左右両方の耳の位置で、その上辺が耳たぶの下の位置へ湾入する湾入部を備えるので、装着用バンドが耳や目に当ることがなく、装着者に不快感を与えない。
また、装着用バンドが、柔軟な布または人工皮革で形成されているため、従来の耳殻にゴム紐を回して装着する酸素マスクのように耳の裏にすり傷が生じることも無く、装着者に不快感を与えない。
本発明に係る酸素マスクは、少なくともマスク部と装着用バンドとからなり、マスク部には酸素吸入管が接続している。吸入される酸素は純粋の酸素ガスだけでなく、酸素が高濃度で含まれる空気であっても良い。マスク部は、通常の酸素マスクに使用される素材でできておればよく、半硬質または硬質の透明な合成樹脂製が好ましい。塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂などの合成樹脂が挙げられる。マスク部は、少なくとも人の鼻孔近辺と口を覆うのに充分な大きさを有し、周縁が顔面に密接する形状を有している。マスク部は上下方向に隆起部を有している。隆起部は左右の中間部が高くなっており、好ましくは左右対称であり、少なくとも鼻の下端部と口に位置するところに空間が確保されるようになっており、隆起部の内部に少なくとも鼻孔近辺と口が覆われる。マスク部の上端部は、鼻の上下方向の上部〜中間部に位置し、マスクの下端部は下唇より下側に位置することが好ましい。マスク部には、微小な排気孔があってもよい。
本発明の酸素マスクでは、マスク部の隆起部の左右両方の側面に面ファスナー片が取着されているか、左側面から右側面にかけて連続して面ファスナー片が取着されている。一方、装着バンドの左端部と右端部にも両ファスナー片が取着されている。この面ファスナー片は装着用バンドの両端部に直接またはゴム紐もしくは伸縮自在な布を介して取着されている。この面ファスナー片はマスク部の隆起部の左右両方の面ファスナー片と嵌着・脱着可能なように取着されている。マスク部の面ファスナー片は、マスク部の右端寄り、かつ上下方向の中間もしくは中間から下寄りと、マスク部の左端寄り、かつ上下方向の中間もしくは中間から下寄りとに取着されることが好ましい。その面ファスナー片は、幅1cm〜3.5cm、長さ1cm以上が好ましく、これをマスク部の左端および右端に沿って取着されることが好ましい。マスク部には微小な排気孔があることがあるので、それらをふさぐことがないように取着されることが好ましい。装着バンドの左端部と右端部の面ファスナー片も同様の幅と長さであることが好ましいが、多少大きかったり、小さかったりしてもよい。
装着時にマスク部がずれにくくするために、マスク部の隆起部上部の左右両方の側面に面ファスナー片が取着されており、隆起部下部の左右両方の側面にも面ファスナーが取着されていることが好ましい。面ファスナー片は左側面と右側面に分離して取着されているか、左側面から右側面にかけて連続して取着されている。また、隆起部下部の左右両方の側面の面ファスナー片の代わりに、マスク部の隆起部底面に面ファスナー片が取着されていてもよい。この場合、マスク部の隆起部底部の面ファスナー片は、底面の左側と右側に分離して取着されているか、底面の左底面から右底面にかけて連続して取着されている。マスク部には微小な排気孔があることがあるので、それらをふさぐことがないように取着されていることが好ましい。マスク部の隆起部上部の左右両方の側面の面ファスナー片、隆起部下部の左右両方の側面の面ファスナー片、隆起部底部の左側と右側の面ファスナー片は、幅1cm〜3.5cm、長さ1cm以上が好ましく、各側面、底面の大きさ以下であることが好ましい。
一方、装着バンドの両端部は上下方向に二股に分かれており、各二股の先端部に面ファスナー片が取着されている。この面ファスナー片は二股の先端に直接またはゴム紐もしくは伸縮自在な布を介して取着されている。各二股の先端の面ファスナー片は、マスク部の隆起部上部の左右両方の側面の面ファスナー片および隆起部下部の左右両方の側面あるいは隆起部底面の面ファスナー片と嵌着可能なように取着されている。各二股の先端の面ファスナー片は、嵌着対象となる面ファスナー片と同様の幅と長さであることが好ましいが、多少大きかったり、小さかったりしてもよい。なお、装着バンドの両端部を上下方向に三又に分け、マスク部の隆起部の上部、中間部と下部の各側面に取着した面ファスナー片と嵌着するようにしてもよい。この場合、隆起部の下部を隆起部の底面としてもよい。
面ファスナー片の雄側は、酸素マスクの装着者の皮膚に触れると不快なので、皮膚に触れやすい装着用バンドに取着されている面ファスナー片を雌側とし、マスク部に取着されている面ファスナー片を雄側とすることが望ましい。
面ファスナー片のマスク部表面への取着手段として、縫着、溶着、あるいは接着が挙げられる。また面ファスナー片と装着用バンドとの取着手段として、縫着、溶着、あるいは接着が挙げられる。なお、各面ファスナー片は、嵌着機能を有する面を表にして取着する。
装着用バンドは、柔軟な布または人工皮革でできていることが好ましい。具体的にはタオル地、ネル、ウール編物のように肌触りが柔らかな布であることが望ましい。装着用バンドは、その両端部に面ファスナー片が取着されており、マスク部から後頭部を経てマスク部に戻るだけの長さを有している。また、後頭部に当る位置の装着用バンドの幅は、狭すぎると装着安定性に欠け、広すぎても無駄となるので、2cm〜15cmが好ましく、3cm〜10cmがより好ましい。装着用バンドは、左右両方の耳の位置で、装着用バンドの上辺が耳たぶの下の位置まで下方へ湾入する湾入部を備えていることが望ましい。湾入位置の装着用バンドの幅は、1cm〜10cmが好ましく、2cm〜8cmがより好ましい。該湾入部は、装着用バンドの左右の各側部の耳に当る位置の上辺を湾状に切除することにより形成することができる。この場合、該湾入部がちょうど左右の耳たぶの下の位置となるように、装着バンドを耳の下を経て後頭部に回して、装着バンドの両端部の面ファスナー片とマスクの面ファスナー片とを嵌着することにより、酸素マスクを装着する。よって、装着用バンドが耳や目に当ることがなく、装着者に不快感を与えない。装着バンドは、その両端間の中間部がマスク装着者の後頭部の下部または首の上部に位置するように着用すると、寝ている状態で装着用バンドが枕等に当りにくく、ずれにくい。
酸素マスク部を顔面に装着したときにずれにくくするために、装着用バンド自体、あるいはその一部を伸縮自在な布等で形成することが望ましい。伸縮自在な布として、ゴム糸を織り込んだ布、ポリウレタン弾性糸製の布が例示される。装着用バンドが伸縮できない布でできている場合は、装着用バンドの両端部にゴム紐あるいは伸縮自在な布を接続し、該ゴム紐あるいは伸縮自在な布の先端部に面ファスナー片を取着することが望ましい。
酸素マスクの正確な装着のために、マスク部に対して装着用バンドの上下を誤って装着しないように、装着用バンドやマスク部の面ファスナー片に上下を判別できるマークや色などを付しておくことが望ましい。例えば、装着用バンドやマスク部の上側の面ファスナー片を青色とし、装着用バンドやマスク部の下側もしくは底面の面ファスナー片を白色とすることが考えられる。
本発明における酸素マスクにおいて、マスク部にはマスク部と顔面の間の空間、つまり酸素マスク内部に酸素を流入させるための酸素流入用チューブがコネクタを介して接続されている。酸素流入用チューブは、酸素供給源への接続コネクタを介して酸素供給源に接続される。また、マスク部にはコネクタおよびチューブを介してリザーババッグが接続されてもよい。酸素流入用チューブの長さは、酸素マスクの着用者から酸素供給源までの長さ以上が好ましい。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
[実施例1]
図1は、マスク部1とその左右および背後に配置した装着用バンド2の正面図である。なお、マスク部に装着用バンド2を取付ける前の状態である。図2、図3は、それぞれ装着用バンド2をマスク部1に取付けた状態の正面図、側面図である。図4は人が酸素マスクAを装着した状態を示す。図5、図6、図7はそれぞれファスナー片を取着してないマスク部の正面図、側面図、底面図である。
図5、図6に示すように、マスク部は、上下方向に隆起部1rがあり、右端と左端の中間点がもっとも高く、中間点から右端および左端に向うに従い低くなっている。図7に示すように、マスク部1はその上端がもっとも低く、下方に向うにしたがって高くなり、鼻先端上でもっとも高くなり、そのあと少々低くなり、最後に急激に低くなってそこを形成している。マスク部1の底面の手前寄りには、コネクタ7が接続しており、コネクタ7には酸素吸入管6が接続している。
図1、図5、図6、図7に示すように、マスク部1の隆起部の上部の右側面1R1には、面ファスナー片3R1が、マスク部1の隆起部底面の右側1Rtには、面ファスナー片3Rtが縫着されており、マスク部1の隆起部の上部の左側面1L1には、面ファスナー片3L1が、マスク部1の隆起部底面の左側1Ltには、面ファスナー片3Ltが縫着されている。
装着用バンドの右端部は上下方向に二股に分かれており、各二股の先端部2R1と2R2にゴム紐5R1と5R2を介して面ファスナー片4R1と4R2が接続している。装着用バンドの左端部も上下方向に二股に分かれており、各二股の先端部2L1と2L2にゴム紐5L1と5L2を介して面ファスナー片4L1と4L2が接続している。
マスク部1の隆起部の上部の右側面の面ファスナー片3R1と装着用バンド2の右端部の上側の面ファスナー片4R1とは雌雄の関係にあり、嵌着・脱着自在である。マスク部1の隆起部底面の右側の面ファスナー片3Rtと装着用バンド2の右端部の下側の面ファスナー片4L2、マスク部1の隆起部の上部の左側面の面ファスナー片3L1と装着用バンド2の左端部の上側の面ファスナー片4L1、マスク部1の隆起部底面の左側の面ファスナー片3Ltと装着用バンド2の左端部の下側の面ファスナー片4L2についても同様である。各対応する面ファスナー片同士を押し付けることにより嵌着される。
マスク部1と装着用バンド2とがゴム紐を介して接続されているので、酸素マスク部1の全周端を装着者の顔面11に密接させることができ、長時間着用してもマスク部がずれにくい。マスク部1の右側と左側に面ファスナーがあるので、酸素マスクの装着者が横たわっているときに、介護者が装着者の右側からでも左側からでも、面ファスナー片を脱着して鼻汁や口腔内の処置を施すことができて至便である。
図3、図4に示すように、装着用バンド2は、側部2sの上辺に湾入部2wを有しており、該湾入部2wがちょうど左右の耳たぶ13の下の位置となるように、装着バンドを耳の下を経て後頭部14に回して、装着バンド2の両端部の面ファスナー片とマスク部1の面ファスナー片とを嵌着することにより、酸素マスクを装着する。よって装着用バンドが耳や目に当ることがなく、装着者に不快感を与えない。装着用バンド2の後部2bは、酸素マスク着用者の後頭部14の下寄りから首後部15の上寄りに位置することになる。
装着用バンド2はタオル地である。マスク1にはマスク1内部に酸素流入させるための酸素流入用チューブ6がコネクタ7を介して接続されている。酸素流入用チューブ6は、酸素供給源への接続コネクタ8を介して酸素供給源に接続される。
図8は、酸素マスクAにリザーババッグ9がコネクタ7およびリザーババッグ用チューブ10を介して接続されている態様の酸素マスクA’を示す。酸素流入用チューブ6は、コネクタ7の側面に接続されている。この場合のマスク部は1’である。なお、リザーババッグ用チューブ10の長さは、18cmである。
なお、酸素流入用チューブ6は長いため、図1〜図5、図7、図8において中間部分を一部省略している。酸素流入用チューブ6の長さは150cmである。
[実施例2]
図9は、実施例1においてマスク部1の隆起部底面の右側1Rtをマスク部1の隆起部の下部の右側面1R2と、マスク部1の隆起部底面の左側1Ltをマスク部1の隆起部の下部の左側面1L2と、マスク部1の隆起部底面の右側の面ファスナー片3Rtをマスク部1の隆起部の下部の右側面の面ファスナー片3R2と、マスク部1の隆起部底面の左側の面ファスナー片3Ltをマスク部1の隆起部の下部の左側面の面ファスナー片3L2とした以外は同様な態様の酸素マスクBを示す。なお、酸素流入用チューブ6は長いため、図9において中間部分を一部省略している。酸素流入用チューブ6の長さは150cmである。
本発明の酸素マスクは、殆ど寝たきりである身体の不自由な老人や病人、怪我人、認知症の患者等が顔面装着するのに有用である。
図1は装着用バンド2をマスク部1に取付ける前の状態の酸素マスクAの正面図である。 図2は装着用バンド2をマスク部1に取付けた状態の酸素マスクAの正面図である。 図3は装着用バンド2をマスク部1に取付けた状態の酸素マスクAの側面図である。 図4は人が酸素マスクAを装着した状態を示す。 図5は酸素マスクAから装着用バンド及び面ファスナー片3R1、3Rt、3L1、3Ltを除いた状態の正面図である。 図6は酸素マスクAから装着用バンド及び面ファスナー片3R1、3Rt、3L1、3Ltを除いた状態の底面図である。 図7は酸素マスクAから装着用バンド及び面ファスナー片3R1、3Rt、3L1、3Ltを除いた状態の側面図である。 図8はリザーババッグを備えた酸素マスクA’の正面図である。 図9は装着用バンド2をマスク部1に取付けた状態の酸素マスクBの正面図である。 図10は従来の酸素マスクの一例を示す斜視図である。
符号の説明
A 酸素マスク
A’ 酸素マスク
B 酸素マスク
J 酸素マスク
1 マスク部
1’ マスク部
1j マスク部
1R1 マスク部1の上部の右側面
1R2 マスク部1の下部の右側面
1Rt マスク部1の底面の右側
1L1 マスク部1の上部の左側面
1L2 マスク部1の下部の左側面
1Lt マスク部1の底面の左側
1r 隆起部
2 装着用バンド
2R 装着用バンドの右端部
2R1 装着用バンドの右端部二股の上側先端部
2R2 装着用バンドの右端部二股の下側先端部
2L 装着用バンドの左端部
2L1 装着用バンドの左端部二股の上側先端部
2L2 装着用バンドの左端部二股の下側先端部
2b 装着用バンド2の後部
2s 装着用バンド2の側部
2w 装着用バンド2の湾入部
3R1 マスク部1の上部の右側面の面ファスナー片
3R2 マスク部1の下部の右側面の面ファスナー片
3Rt マスク部1の底面の右側の面ファスナー片
3L1 マスク部1の上部の左側面の面ファスナー片
3L2 マスク部1の下部の左側面の面ファスナー片
3Lt マスク部1の底面の左側の面ファスナー片
4R1 装着用バンド2の右端部二股の上側先端部の面ファスナー片
4R2 装着用バンド2の右端部二股の下側先端部の面ファスナー片
4L1 装着用バンド2の左端部二股の上側先端部の面ファスナー片
4L2 装着用バンド2の左端部二股の下側先端部の面ファスナー片
5R1 装着用バンド2の右端部二股の上側先端部のゴム紐
5R2 装着用バンド2の右端部二股の下側先端部のゴム紐
5L1 装着用バンド2の左端部二股の上側先端部のゴム紐
5L2 装着用バンド2の左端部二股の下側先端部のゴム紐
5j ゴム紐
6 酸素流入用チューブ
6j 酸素流入用チューブ
7 コネクタ
8 酸素供給源への接続コネクタ
9 リザーババッグ
10 リザーババッグ用チューブ
11 顔面
12 鼻
13 耳たぶ
14 後頭部
15 首後部

Claims (3)

  1. 少なくともマスク部と装着用バンドとからなる酸素マスクにおいて、マスク部は隆起部を有しており、該隆起部上部の左右両方の側面に面ファスナー片が取着され、該隆起部下部の左右両方の側面または隆起部底面の左右両側に面ファスナー片が取着され、装着用バンドの両端部が上下方向に二股に分かれており、該二股の各先端に面ファスナー片が直接またはゴム紐もしくは伸縮自在な布を介して取着されており、隆起部上部側面の面ファスナー片と該二股の上側の面ファスナー片とが雄雌の関係にあって嵌着・脱着自在であり、隆起部下部側面の面ファスナー片または隆起部底面の左右両側の面ファスナー片と、該二股の下側の面ファスナー片とが雄雌の関係にあって嵌着・脱着自在であることを特徴とする酸素マスク。
  2. 装着用バンドは、左右両方の耳の位置で、装着用バンドの上辺が耳たぶの下の位置まで下方へ湾入する湾入部を備えていることを特徴とする請求項1記載の酸素マスク。
  3. 装着用バンドは、柔軟な布または人工皮革で形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の酸素マスク。
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