JP3114539B2 - リーチ型フォークリフトのリアサスペンション装置 - Google Patents

リーチ型フォークリフトのリアサスペンション装置

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JP3114539B2 JP06310939A JP31093994A JP3114539B2 JP 3114539 B2 JP3114539 B2 JP 3114539B2 JP 06310939 A JP06310939 A JP 06310939A JP 31093994 A JP31093994 A JP 31093994A JP 3114539 B2 JP3114539 B2 JP 3114539B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リーチ型フォークリ
フトのリアサスペンション装置に係り、特に油圧を用い
て四輪式リーチ型フォークリフトの駆動輪の輪圧を調整
するリアサスペンション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の四輪式リーチ型フォークリフトの
サスペンションリンク機構を図12に示す。車体の後部
にはドライブタイヤ1とキャスタータイヤ2とが設けら
れている。ドライブタイヤ1はドライブユニットギヤ3
を介してモータ4に連結されており、これらによりドラ
イブユニット5が構成されている。ドライブユニット5
はドライブユニットサスペンション6に支持され、ドラ
イブユニットサスペンション6はアッパーリンク7及び
ロワーリンク8と共に平行リンクを構成して上下方向に
移動自在に取り付けられている。ロワーリンク8は車体
フレームに固定されたシャフト9を中心として揺動自在
に設けられると共にシャフト10によりドライブユニッ
トサスペンション6の下端部と回動自在に設けられてい
る。また、ロワーリンク8にはキャスターリンク11を
介してキャスタータイヤ2が取り付けられている。ドラ
イブユニットサスペンション6は、一端がスプリングア
ジャスタ13を介して車体フレームに固定された輪圧調
整スプリング12により常時下方に付勢されている。
【0003】後輪荷重は揺動中心となるシャフト9を介
してロワーリンク8に加わった後、シャフト9及び10
間のリンク長L1と、シャフト9とキャスタータイヤ2
の取り付け位置との間のリンク長L2との比に応じてド
ライブタイヤ1とキャスタータイヤ2とに分割される。
さらに、ドライブユニット5の自重及び輪圧調整スプリ
ング12の弾性力もドライブタイヤ1に負荷され、地面
との摩擦力により機台が走行可能となる。走行に伴って
ドライブタイヤ1が摩耗すると、輪圧調整スプリング1
2が伸びて輪圧が低下するので、スプリングアジャスタ
13によりスプリング12の取り付け高さを調整し、こ
れにより必要な輪圧を確保するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
サスペンションリンク機構においては、スプリング12
によってドライブタイヤ1の輪圧を調整していたので、
ドライブタイヤ1が摩耗すると、その摩耗量に応じてス
プリング12の全長が変化し、弾性力が変化してしま
う。このため、所定の輪圧を確保するために、頻繁にス
プリングアジャスタ13を操作して輪圧調整スプリング
12の取り付け高さを調整しなければならず、その作業
が繁雑であるという問題点があった。また、図示しない
フォークに荷物を搭載すると、その荷重に応じてドライ
ブタイヤ1の輪圧が変化するが、即座にドライブタイヤ
1の輪圧を調整することはできなかった。
【0005】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、駆動輪が摩耗しても繁雑な作業を
することなく所定の駆動輪の輪圧を確保することができ
るリーチ型フォークリフトのリアサスペンション装置を
提供することを目的とする。また、容易に駆動輪の輪圧
調整を行うことができるリーチ型フォークリフトのリア
サスペンション装置を提供することも目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載のリーチ型フォークリフトのリアサスペンション装置
は、その中間部で車体フレームに揺動自在に取り付けら
れると共に一端部側で駆動輪を駆動するドライブユニッ
トを支持し且つ他端部側で従動輪を支持する揺動リンク
と、揺動リンクの一端部側と車体フレームとの間に設け
られ且つドライブユニットを下方に付勢するための第1
油圧シリンダと、揺動リンクの他端部側と車体フレーム
との間に設けられた第2油圧シリンダと、第1油圧シリ
ンダ及び第2油圧シリンダに所定圧の油を供給する油圧
制御装置とを備えたものである。
【0007】
【0008】請求項2に記載のリーチ型フォークリフト
のリアサスペンション装置は、請求項1のリアサスペン
ション装置において、油圧制御装置が、油圧を変化させ
ることにより駆動輪の輪圧を調整するものである。
【0009】請求項3に記載のリーチ型フォークリフト
のリアサスペンション装置は、請求項2のリアサスペン
ション装置において、搭載する荷物の荷重を検出する荷
重センサを備え、油圧制御装置が荷重センサの出力に基
づいて駆動輪に所定の輪圧が加わるように油圧を制御す
るものである。
【0010】
【作用】請求項1のリアサスペンション装置では、揺動
リンクの一端部側に連結された第1油圧シリンダと他端
部側に連結された第2油圧シリンダとに油圧制御装置か
ら所定圧の油を供給することによりドライブユニットの
下方への付勢がなされる。従って、揺動リンクの他端部
側に支持された従動輪の輪圧も容易に所定の値にするこ
とができる。
【0011】
【0012】請求項2のリアサスペンション装置では、
請求項1のリアサスペンション装置において、油圧制御
装置が第1油圧シリンダに供給する、あるいは第1油圧
シリンダ及び第2油圧シリンダの双方に供給する油の圧
力を変化させることにより容易に駆動輪の輪圧調整が行
われる。
【0013】請求項3のリアサスペンション装置では、
請求項2のリアサスペンション装置において、荷重セン
サが搭載する荷物の荷重を検出し、この荷重センサの出
力に基づいて油圧制御装置が油圧を制御する。従って、
荷物を搭載した場合でも、駆動輪の輪圧を所定の値とす
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。 参考例1. 図1に参考例1に係るリーチ型フォークリフトのリアサ
スペンション装置を示す。車体の後部に駆動輪となるド
ライブタイヤ1と従動輪となるキャスタータイヤ2とが
設けられている。ドライブタイヤ1はドライブユニット
ギヤ3を介してモータ4に連結されており、これらによ
りドライブユニット5が構成されている。ドライブユニ
ット5はドライブユニットサスペンション6に回転自在
に支持され、ドライブユニットサスペンション6はアッ
パーリンク7及びロワーリンク8と共に平行リンク機構
を構成して上下方向に移動自在に取り付けられている。
ロワーリンク8の中間部には車体フレームに固定された
シャフト9が貫通しており、ロワーリンク8はシャフト
9を中心として揺動自在に設けられた揺動リンクとなっ
ている。ロワーリンク8の一端部8aにはシャフト10
を介してドライブユニットサスペンション6の下端部が
回動自在に連結し、他端部8bにはキャスターリンク1
1を介してキャスタータイヤ2が取り付けられている。
【0015】車体のフレームには第1油圧シリンダ14
の本体が回動自在に取り付けられ、この第1油圧シリン
ダ14のロッド15の先端部がドライブユニットサスペ
ンション6の上部に回動自在に連結されている。第1油
圧シリンダ14の本体には油圧管16を介して油圧制御
装置17が接続されている。
【0016】ここで、この参考例1で用いられた油圧回
路を図2に示す。第1油圧シリンダ14に油圧制御装置
17内の逆止弁18を介して油圧ポンプ20が接続され
ている。油圧制御装置17内には、逆止弁18と第1油
圧シリンダ14とを接続する油圧管16から分岐して接
続されたリリーフ弁19も設けられている。また、油圧
ポンプ20には駆動用のモータMが接続されている。
【0017】次に、この参考例1の動作について説明す
る。まず、モータMにより油圧ポンプ20を駆動して第
1油圧シリンダ14に油を供給すると、リリーフ弁19
によって設定された一定圧の油が第1油圧シリンダ14
に供給され、ロッド15を介してドライブユニットサス
ペンション6が一定の力で下方に付勢される。その結
果、ドライブタイヤ1に所定の輪圧が加えられる。な
お、このドライブタイヤ1の輪圧が設定値となるよう
に、予め第1油圧シリンダ14のピストン径及びリリー
フ弁19の設定圧が設定されている。
【0018】リーチ型リフトの後輪荷重はシャフト9を
介してロワーリンク8に加わった後、ロワーリンク8の
シャフト9及び10間のリンク長L1と、シャフト9と
キャスタータイヤ2の取り付け位置との間のリンク長L
2との比に応じてドライブタイヤ1とキャスタータイヤ
2とに分割される。さらに、ドライブタイヤ1には、ド
ライブユニット5の自重及び第1油圧シリンダ14から
の付勢力も負荷され、地面との摩擦力により機台が走行
可能となる。
【0019】機台の走行に伴ってドライブタイヤ1が摩
耗すると、その摩耗分だけ第1油圧シリンダ14のロッ
ド15が伸びてドライブユニットサスペンション6が下
降するが、ロッド15は常に一定の油圧を受けているの
で、ドライブユニットサスペンション6を下方へ付勢す
る力は変わらず、ドライブタイヤ1の輪圧は設定値のま
ま変化しない。このため、ドライブタイヤ1が摩耗して
も、作業者による調整を何等必要としないで一定の輪圧
が確保される。その結果、スリップ等を生じることな
く、安定した走行を行うことができる。
【0020】なお、設定輪圧は、ピストン径の異なる第
1油圧シリンダを用いることにより変更することができ
る。
【0021】油圧回路として図3に示されるような回路
を用いることもできる。この油圧回路は、図2の油圧回
路において、第1油圧シリンダ14と逆止弁18及びリ
リーフ弁19とを連結する油圧管16にアキュムレータ
21を接続したものである。アキュムレータ21の接続
により、ダンパ機能が得られ、路面の凹凸等による走行
時の衝撃が緩和されて乗り心地が向上する。
【0022】また、図4に示されるように、図2の油圧
回路のリリーフ弁19の代わりに設定圧可変型のリリー
フ弁22を用いることができる。このリリーフ弁22に
よって第1油圧シリンダ14に供給される油の圧力を調
整することにより、容易にドライブタイヤ1の輪圧を変
えることが可能となる。リリーフ弁22の設定圧を調整
するレバーを運転席に設けておけば、フォークに荷物を
搭載した場合等、必要に応じてレバーの操作により容易
にドライブタイヤ1の輪圧調整を行うことができる。
【0023】実施例1. 図5にこの発明の実施例1に係るリーチ型フォークリフ
トのリアサスペンション装置を示す。この実施例1のリ
アサスペンション装置は、図1に示した参考例1の装置
において、さらに車体のフレームとロワーリンク8の他
端部8bとの間に第2油圧シリンダ23を設けたもので
ある。第2油圧シリンダ23の本体が車体のフレームに
回動自在に取り付けられ、第2油圧シリンダ23のロッ
ド24の先端部がロワーリンク8の他端部8bの上部に
回動自在に連結されている。この第2油圧シリンダ23
の本体は油圧管16を介して油圧制御装置17に接続さ
れている。
【0024】この実施例1で用いられた油圧回路を図6
に示す。この油圧回路は、図2に示した参考例1の油圧
回路において、第2油圧シリンダ23を第1油圧シリン
ダ14と共に逆止弁18及びリリーフ弁19に接続した
ものである。
【0025】モータMにより油圧ポンプ20を駆動する
と、リリーフ弁19によって設定された圧力の油が第1
油圧シリンダ14及び第2油圧シリンダ23の双方に供
給され、第1油圧シリンダ14のロッド15を介してド
ライブユニットサスペンション6が下方に付勢される一
方、第2油圧シリンダ23のロッド24を介してロワー
リンク8の他端部8bが下方に付勢される。その結果、
ドライブタイヤ1及びキャスタータイヤ2にそれぞれ所
定の輪圧が加えられる。なお、第1油圧シリンダ14及
び第2油圧シリンダ23の油圧は互いに共通であるの
で、各シリンダによる付勢力は、それぞれのピストン径
に応じた比率を有することになる。ドライブタイヤ1及
びキャスタータイヤ2の輪圧がそれぞれの設定値となる
ように、予め第1油圧シリンダ14及び第2油圧シリン
ダ23のピストン径及びリリーフ弁19の設定圧が設定
されている。
【0026】このように、実施例1では、ドライブタイ
ヤ1だけでなく、キャスタータイヤ2の輪圧も容易に設
定値とすることができる。なお、第1油圧シリンダ14
及び第2油圧シリンダ23のピストン径の比率を変える
ことにより、ドライブタイヤ1とキャスタータイヤ2の
輪圧の配分を調整することができる。
【0027】さらに、第1油圧シリンダ14及び第2油
圧シリンダ23に連結された油圧管16にアキュムレー
タを接続すれば、ダンパ機能が得られ、乗り心地の向上
を図ることができる。
【0028】図7に示されるように、図6の油圧回路の
リリーフ弁19の代わりに設定圧可変型のリリーフ弁2
2を用いると共に第2油圧シリンダ23に連結された油
圧管16に減圧弁25を設ければ、容易にドライブタイ
ヤ1の輪圧を変えることが可能となる。リリーフ弁22
の設定圧を調整するレバーを運転席に設けておけば、フ
ォークに荷物を搭載した場合等、必要に応じてレバーの
操作により容易にドライブタイヤ1の輪圧調整を行うこ
とができる。減圧弁25が設けられているので、リリー
フ弁22により第1油圧シリンダ14の油圧を上昇させ
てドライブタイヤ1の輪圧を高めた場合でも、キャスタ
ータイヤ2の輪圧を一定に保つ、あるいはキャスタータ
イヤ2の輪圧の大幅な上昇を防止することができる。
【0029】また、図8に示されるように、第1油圧シ
リンダ14と第2油圧シリンダ23とを油圧管16によ
り直結しても、ドライブタイヤ1の摩耗量に拘わらずに
ドライブタイヤ1の輪圧及びキャスタータイヤ2の輪圧
をそれぞれ一定に保つことができる。さらに、図9に示
されるように、第1油圧シリンダ14と第2油圧シリン
ダ23とを直結する油圧管16にアキュムレータ21を
接続すれば、ダンパ機能が得られ、乗り心地の向上を図
ることができる。
【0030】参考例2. 図10に参考例2に係るリーチ型フォークリフトのリア
サスペンション装置に用いられた油圧制御回路を示す。
この油圧制御回路は、図4に示した参考例1の変形例で
用いられた油圧回路において、リリーフ弁22にその設
定圧を制御するための制御部26を接続し、制御部26
に荷重センサ27を接続したものである。荷重センサ2
7は、図示しないリーチ型リフトのフォークに搭載され
た荷物の荷重を検出するセンサである。制御部26は、
例えばマイクロコンピュータから構成され、ドライブタ
イヤ1の輪圧を一定とするための搭載荷物の荷重と第1
油圧シリンダ14の油圧との関係を、関係式あるいはテ
ーブルの形で予め記憶している。
【0031】制御部26は荷重センサ27の出力、すな
わち搭載荷物の荷重に基づいて、記憶されている関係式
あるいはテーブルからドライブタイヤ1の輪圧を一定と
するための油圧を演算し、演算された油圧となるように
リリーフ弁22の設定圧を調整する。このような構成と
することにより、自動的にドライブタイヤ1の輪圧調整
を行うことができ、常時安定した走行を行うことができ
ると共にタイヤの寿命延長を図ることができる。
【0032】なお、搭載荷物の荷重を検出する荷重セン
サ27の代わりに、荷物の搭載の有無のみを検出する荷
重センサを設けてもよく、この場合、制御部26は荷重
センサにより荷物を搭載していることが検出されたとき
にはドライブタイヤ1の輪圧が高くなるように予め定め
られた量だけリリーフ弁22の設定圧を上昇させ、荷物
を搭載していないことが検出されたときにはリリーフ弁
22の設定圧を初期値に戻してドライブタイヤ1の輪圧
を低くする。これにより、荷物搭載時のスリップを自動
的に回避することができる。
【0033】実施例2. 図11に示されるように、図7に示した実施例1の変形
例で用いられた油圧回路に制御部26及び荷重センサ2
7を設けることもできる。この場合にも、制御部26は
荷重センサ27の出力に基づいて、記憶されている関係
式あるいはテーブルからドライブタイヤ1の輪圧を一定
とするための油圧を演算し、演算された油圧となるよう
にリリーフ弁22の設定圧を調整する。このような構成
とすることにより、自動的にドライブタイヤ1の輪圧調
整を行うことができる。さらに、図11に示した油圧制
御回路においても、荷重センサ27の代わりに、荷物の
搭載の有無のみを検出する荷重センサを用いることがで
きる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に記載のリーチ型フォークリフトのリアサスペンショ
ン装置では、揺動リンクの一端部側に連結された第1油
圧シリンダと他端部側に連結された第2油圧シリンダと
に油圧制御装置から所定圧の油を供給することによりド
ライブユニットの下方への付勢がなされるので、揺動リ
ンクの他端部側に支持された従動輪の輪圧も容易に所定
の値とすることができ、繁雑な作業をすることなく所定
の駆動輪の輪圧を確保することができる。
【0035】
【0036】請求項2に記載のリーチ型フォークリフト
のリアサスペンション装置では、請求項1のリアサスペ
ンション装置において、油圧制御装置が第1油圧シリン
ダあるいは第1油圧シリンダ及び第2油圧シリンダの双
方に供給する油の圧力を変化させるだけで、繁雑な作業
を必要とせずに容易に駆動輪の輪圧調整を行うことがで
きる。
【0037】請求項3に記載のリーチ型フォークリフト
のリアサスペンション装置では、請求項2のリアサスペ
ンション装置において、荷重センサによって搭載荷物の
荷重を検出し、この荷重センサの出力に基づいて油圧制
御装置が第1油圧シリンダあるいは第1油圧シリンダ及
び第2油圧シリンダに供給する油の圧力を制御するの
で、荷物を搭載した場合でも、容易に所定の駆動輪の輪
圧を確保することができ、スリップ等を起こす虞れはな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の参考例1に係るリーチ型フォークリ
フトのリアサスペンション装置を示す側面図である。
【図2】参考例1で用いられた油圧回路を示す図であ
る。
【図3】参考例1の変形例で用いられた油圧回路を示す
図である。
【図4】参考例1の他の変形例で用いられた油圧回路を
示す図である。
【図5】この発明の実施例1に係るリーチ型フォークリ
フトのリアサスペンション装置を示す側面図である。
【図6】実施例1で用いられた油圧回路を示す図であ
る。
【図7】実施例1の変形例で用いられた油圧回路を示す
図である。
【図8】実施例1の他の変形例で用いられた油圧回路を
示す図である。
【図9】実施例1のさらに他の変形例で用いられた油圧
回路を示す図である。
【図10】参考例2で用いられた油圧制御回路を示す図
である。
【図11】実施例2で用いられた油圧制御回路を示す図
である。
【図12】従来のリーチ型フォークリフトのリアサスペ
ンション装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ドライブタイヤ 2 キャスタータイヤ 5 ドライブユニット 6 ドライブユニットサスペンション 7 アッパーリンク 8 ロワーリンク 9,10 シャフト 14 第1油圧シリンダ 15,24 ロッド 16 油圧管 17 油圧制御装置 18 逆止弁 19,22 リリーフ弁 20 油圧ポンプ 21 アキュムレータ 23 第2油圧シリンダ 25 減圧弁 26 制御部 27 荷重センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60G 3/02 B60G 17/015 B60G 17/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の後部に駆動輪と従動輪とを備えた
    リーチ型フォークリフトのリアサスペンション装置にお
    いて、その中間部で車体フレームに揺動自在に取り付けられる
    と共に一端部側で 駆動輪を駆動するドライブユニットを
    支持し且つ他端部側で従動輪を支持する揺動リンクと、 前記揺動リンクの一端部側と 車体フレームとの間に設け
    られ且つドライブユニットを下方に付勢するための第1
    油圧シリンダと、前記揺動リンクの他端部側と車体フレームとの間に設け
    られた第2油圧シリンダと、 前記第1油圧シリンダ及び前記第2油圧シリンダに所定
    圧の油を供給する油圧制御装置とを備えたことを特徴と
    するリーチ型フォークリフトのリアサスペンション装
    置。
  2. 【請求項2】 前記油圧制御装置は、油圧を変化させる
    ことにより駆動輪の輪圧を調整することを特徴とする請
    求項1に記載のリアサスペンション装置。
  3. 【請求項3】 搭載する荷物の荷重を検出する荷重セン
    サを備え、前記油圧制御装置は前記荷重センサの出力に
    基づいて駆動輪に所定の輪圧が加わるように油圧を制御
    することを特徴とする請求項2に記載のリアサスペンシ
    ョン装置。
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