JP3114196B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JP3114196B2 JP3114196B2 JP02291177A JP29117790A JP3114196B2 JP 3114196 B2 JP3114196 B2 JP 3114196B2 JP 02291177 A JP02291177 A JP 02291177A JP 29117790 A JP29117790 A JP 29117790A JP 3114196 B2 JP3114196 B2 JP 3114196B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- interlayer film
- wiring
- layer
- metal layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多層配線構造を有する半導体装置に関す
る。
る。
ピラーを用いて層間を接続した従来の多層配線の断面
構造を第3図に示す。図において、半導体基板1上の絶
縁膜2上に厚さ1000〜2000Åのスパッタ金属層3を介し
て0.5〜1.0μm層の金属配線4が形成されている。
構造を第3図に示す。図において、半導体基板1上の絶
縁膜2上に厚さ1000〜2000Åのスパッタ金属層3を介し
て0.5〜1.0μm層の金属配線4が形成されている。
高さ1.5〜2.0μmのピラー5は、厚さ1000〜2000Åの
スパッタ金属層7を介して金属配線4と金属配線8とを
接続している。
スパッタ金属層7を介して金属配線4と金属配線8とを
接続している。
金属配線4とピラー5は、あらかじめ絶縁膜2の表面
全体にスパッタした金属層3を給電電極としてフォトレ
ジストをマスクに電気メッキ法で形成する。また、不要
なスパッタ金属層3は金属配線4をマスクにエッチング
し除去する。
全体にスパッタした金属層3を給電電極としてフォトレ
ジストをマスクに電気メッキ法で形成する。また、不要
なスパッタ金属層3は金属配線4をマスクにエッチング
し除去する。
フォトレジストマスクを用い、電気メッキ法でピラー
5を形成する場合、ピラー5は、金属配線4に対して外
ぬきにできるため、金属配線4とピラー5との重なりマ
ージンを減らすことができる。
5を形成する場合、ピラー5は、金属配線4に対して外
ぬきにできるため、金属配線4とピラー5との重なりマ
ージンを減らすことができる。
塗布層間膜6は、あらかじめ基板表面全体に塗布し、
ピラー5の上部が露出するまでエッチバックすればよ
い。
ピラー5の上部が露出するまでエッチバックすればよ
い。
スパッタ金属層7は、金属配線8を形成する際の給電
電極である。
電極である。
従来の半導体装置では、厚さ3〜4μmのフォトレジ
ストで1μm以下の微細な穴のパターニングはむずかし
いため、ピラーの高さを2μm以上にすることは非常に
むずかしい。塗布層間膜の膜厚は、孤立パターン上では
密集パターン上の1/2以下になることがあるため、塗布
絶縁膜をエッチングバックして密集パターン部のピラー
を露出させると、第4図に示すように孤立パターン部の
金属配線4も同時に露出してしまい、上層配線と短絡し
てしまうという問題点があった。
ストで1μm以下の微細な穴のパターニングはむずかし
いため、ピラーの高さを2μm以上にすることは非常に
むずかしい。塗布層間膜の膜厚は、孤立パターン上では
密集パターン上の1/2以下になることがあるため、塗布
絶縁膜をエッチングバックして密集パターン部のピラー
を露出させると、第4図に示すように孤立パターン部の
金属配線4も同時に露出してしまい、上層配線と短絡し
てしまうという問題点があった。
本発明の目的は、孤立パターン部の金属配線の露出を
防止した半導体装置を提供することにある。
防止した半導体装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る半導体装置
は、下層の配線層と上層の配線層間に層間膜を有する半
導体装置において、 前記層間膜は、前記下層の配線層が粗な領域より密な
領域で厚く、前記下層の配線層が密な領域における層間
膜には、前記下層の配線層と上層の配線層間を接続する
少なくても2層からなる金属層を有するものである。
は、下層の配線層と上層の配線層間に層間膜を有する半
導体装置において、 前記層間膜は、前記下層の配線層が粗な領域より密な
領域で厚く、前記下層の配線層が密な領域における層間
膜には、前記下層の配線層と上層の配線層間を接続する
少なくても2層からなる金属層を有するものである。
層間膜下層の導電体と層間膜上層の金属層とを2層か
らなる金属層で接続することにより、孤立パターン部の
金属配線の露出を防止する。
らなる金属層で接続することにより、孤立パターン部の
金属配線の露出を防止する。
次に本発明について図面を参照して説明する。
(実施例1) 第1図は、本発明の実施例1を示す断面図である。
図において、半導体基板1の絶縁膜2上に厚さ1000Å
程度のスパッタ金属層3が形成されている。スパッタ金
属層3は、金属配線4をメッキ法で形成する際に給電電
極として用い、メッキ後、金属配線4をマスクにしてエ
ッチングを行い、スパッタ金属層3を除去する。金属配
線4の少なくとも上部は、塗布層間膜6上に出ている必
要がある。また、金属配線4にスパッタ金属層9が形成
されてあり、スパッタ金属層9は、塗布層間膜6をエッ
チバックし、金属配線4の上部を露出した後、基板表面
全体にスパッタし、ピラー5を形成する場合の給電電極
である。不要なスパッタ金属層9は、ピラー5をマスク
にエッチングし除去する。ピラー5の金属に比べてスパ
ッタ金属層9のエッチングレートはできるだけ大きい方
が望ましい。
程度のスパッタ金属層3が形成されている。スパッタ金
属層3は、金属配線4をメッキ法で形成する際に給電電
極として用い、メッキ後、金属配線4をマスクにしてエ
ッチングを行い、スパッタ金属層3を除去する。金属配
線4の少なくとも上部は、塗布層間膜6上に出ている必
要がある。また、金属配線4にスパッタ金属層9が形成
されてあり、スパッタ金属層9は、塗布層間膜6をエッ
チバックし、金属配線4の上部を露出した後、基板表面
全体にスパッタし、ピラー5を形成する場合の給電電極
である。不要なスパッタ金属層9は、ピラー5をマスク
にエッチングし除去する。ピラー5の金属に比べてスパ
ッタ金属層9のエッチングレートはできるだけ大きい方
が望ましい。
さらに、隣接するピラー5とスパッタ金属層9との組
相互間には塗布層間膜6aが塗布形成され、塗布層間膜6a
上にはスパッタ金属層7がピラー5に接触して形成され
ている。このスパッタ金属層7を給電電極として金属配
線8を形成する。
相互間には塗布層間膜6aが塗布形成され、塗布層間膜6a
上にはスパッタ金属層7がピラー5に接触して形成され
ている。このスパッタ金属層7を給電電極として金属配
線8を形成する。
以上のように、本発明は、層間膜6aの下層導電体とし
ての金属配線4と、層間膜6aの上層金属層7とを、少な
くとも2層からなる金属層(実施例ではピラー5とスパ
ッタ金属層9)で接続したものである。これにより、通
常のフォトレジストマスクとメッキ法で2μm以上の高
いピラーが形成可能となり、層間膜をエッチバックして
ピラーを露出させた際に孤立部の金属配線が露出するこ
とを防止することが可能となる。
ての金属配線4と、層間膜6aの上層金属層7とを、少な
くとも2層からなる金属層(実施例ではピラー5とスパ
ッタ金属層9)で接続したものである。これにより、通
常のフォトレジストマスクとメッキ法で2μm以上の高
いピラーが形成可能となり、層間膜をエッチバックして
ピラーを露出させた際に孤立部の金属配線が露出するこ
とを防止することが可能となる。
(実施例2) 第2図は、本発明の実施例2を示す断面図である。
図において、半導体基板1上には、拡散層10とゲート
電極12でMOSトランジスタが構成されており、その上を
ゲート電極12が露出しない程度の膜厚の塗布層間膜6で
覆っている。11はゲート酸化膜である。拡散層10上の必
要な位置にコンタクト孔13が設けられ、これにスパッタ
により厚さ1.0μm程度の金属層9が埋めこまれてい
る。この金属層9はあらかじめコンタクト孔を開けた塗
布膜6上全面にスパッタし、これを給電電極としてピラ
ー5を形成した後、ピラー5をマスクにしてエッチング
を行って、コンタクト部にのみ金属層9を残す。
電極12でMOSトランジスタが構成されており、その上を
ゲート電極12が露出しない程度の膜厚の塗布層間膜6で
覆っている。11はゲート酸化膜である。拡散層10上の必
要な位置にコンタクト孔13が設けられ、これにスパッタ
により厚さ1.0μm程度の金属層9が埋めこまれてい
る。この金属層9はあらかじめコンタクト孔を開けた塗
布膜6上全面にスパッタし、これを給電電極としてピラ
ー5を形成した後、ピラー5をマスクにしてエッチング
を行って、コンタクト部にのみ金属層9を残す。
本実施例によれば、実施例1と同様の効果を有する。
以上説明したように本発明は、ピラーを2層以上の金
属層で形成したので、通常のフォトレジストマスクとメ
ッキ法で2μm以上の高いピラーが形成でき、層間膜を
エッチバックしてピラーを露出させた際に孤立部の金属
配線が露出するのを防ぐことができ、上層配線との短絡
を防ぐことができる。
属層で形成したので、通常のフォトレジストマスクとメ
ッキ法で2μm以上の高いピラーが形成でき、層間膜を
エッチバックしてピラーを露出させた際に孤立部の金属
配線が露出するのを防ぐことができ、上層配線との短絡
を防ぐことができる。
第1図は、本発明の実施例1を示す縦断面図、第2図
は、本発明の実施例2を示す縦断面図、第3図は、従来
例を示す縦断面図、第4図は、従来例の問題点を示す縦
断面図である。 1……半導体基板、2……絶縁膜 3,7,9……スパッタ金属層 4,8……金属配線、5……ピラー 6,6a……塗布層間膜、10……拡散層 11……ゲート酸化膜、12……ゲート電極 13……コンタクト孔
は、本発明の実施例2を示す縦断面図、第3図は、従来
例を示す縦断面図、第4図は、従来例の問題点を示す縦
断面図である。 1……半導体基板、2……絶縁膜 3,7,9……スパッタ金属層 4,8……金属配線、5……ピラー 6,6a……塗布層間膜、10……拡散層 11……ゲート酸化膜、12……ゲート電極 13……コンタクト孔
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3205 H01L 21/321 H01L 21/3213 H01L 21/768
Claims (1)
- 【請求項1】下層の配線層と上層の配線層間に層間膜を
有する半導体装置において、 前記層間膜は、前記下層の配線層が粗な領域より密な領
域で厚く、前記下層の配線層が密な領域における層間膜
には、前記下層の配線層と上層の配線層間を接続する少
なくても2層からなる金属層を有することを特徴とする
半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02291177A JP3114196B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02291177A JP3114196B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04163943A JPH04163943A (ja) | 1992-06-09 |
JP3114196B2 true JP3114196B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=17765454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02291177A Expired - Fee Related JP3114196B2 (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3114196B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-29 JP JP02291177A patent/JP3114196B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04163943A (ja) | 1992-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4470874A (en) | Planarization of multi-level interconnected metallization system | |
US4040891A (en) | Etching process utilizing the same positive photoresist layer for two etching steps | |
JPS6185879A (ja) | 導電パタ−ンの形成方法 | |
JPH08306774A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JP3061823B2 (ja) | 集積回路の配線面の間の接触形成方 | |
EP0613177A2 (en) | Method for fabricating tungsten local interconnections in high density CMOS circuits | |
JPS5968953A (ja) | モノリシツク集積回路の製造方法 | |
JP3114196B2 (ja) | 半導体装置 | |
KR19980020482A (ko) | 반도체 장치의 배선구조 및 방법 | |
JP2808616B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS6146081A (ja) | ジヨセフソン接合素子の製造方法 | |
US5882992A (en) | Method for fabricating Tungsten local interconnections in high density CMOS circuits | |
JP2772050B2 (ja) | 多層配線構造体およびその製造方法 | |
JPH0856024A (ja) | 集積回路の製造方法 | |
JP3256977B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP3028539B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS6297353A (ja) | Vlsiデバイス用の平面状金属相互接続 | |
JP3036038B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS63107043A (ja) | 半導体装置の導電線路の形成方法 | |
KR100252757B1 (ko) | 금속패턴 형성방법 | |
JPH0722395A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2727587B2 (ja) | 多層配線法 | |
JPH0234928A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS58110055A (ja) | 半導体装置 | |
JPS6134956A (ja) | 配線層の形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |