JP3113928B2 - 消失模型成形型 - Google Patents
消失模型成形型Info
- Publication number
- JP3113928B2 JP3113928B2 JP32716392A JP32716392A JP3113928B2 JP 3113928 B2 JP3113928 B2 JP 3113928B2 JP 32716392 A JP32716392 A JP 32716392A JP 32716392 A JP32716392 A JP 32716392A JP 3113928 B2 JP3113928 B2 JP 3113928B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- cylindrical
- vanishing model
- auxiliary
- guide groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、消失模型鋳造法に用い
る消失模型を成形する成形型の改良に関するものであ
り、詳しくは、円筒状内壁面に突起部を有し、かつ端部
を円錐台状に形成した円筒状消失模型を成形する消失模
型成形型に関するものである。
る消失模型を成形する成形型の改良に関するものであ
り、詳しくは、円筒状内壁面に突起部を有し、かつ端部
を円錐台状に形成した円筒状消失模型を成形する消失模
型成形型に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】筒状消失模型の成形型として、実公平３
−７１４５号公報に示すようなものがあり、このもの
は、内周面に多数個の凹部を有する筒状体と導入管およ
び排出管を接続し、かつ対向する一対の開口を有する箱
状体とからなる主型と、導入管および排出管を接続した
フランジ体と有底筒状体とからなる第１補助型と、押出
し部材を付設した板状体とからなる第２補助型とから構
成されたことを特徴とする消失模型成形型である。
−７１４５号公報に示すようなものがあり、このもの
は、内周面に多数個の凹部を有する筒状体と導入管およ
び排出管を接続し、かつ対向する一対の開口を有する箱
状体とからなる主型と、導入管および排出管を接続した
フランジ体と有底筒状体とからなる第１補助型と、押出
し部材を付設した板状体とからなる第２補助型とから構
成されたことを特徴とする消失模型成形型である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の消失模型成形型
は、外壁面に突起部を有する筒状消失模型を成形する型
であり、円筒状内壁面に突起部を有し、かつ端部を円錐
台状に形成した円筒状消失模型の成形に該消失模型成形
型を適用した場合、第１補助型の抜型が困難であり、あ
えて第１補助型を抜型すると、内壁面に形成された突起
部が破損するという問題点がある。そこで、本発明はか
かる問題点を解消するためになされたもので、円筒状消
失模型の円筒状内壁面に設けられた突起部を破損するこ
となく、該円筒状消失模型を容易に離型可能な消失模型
成形型を提供するものである。
は、外壁面に突起部を有する筒状消失模型を成形する型
であり、円筒状内壁面に突起部を有し、かつ端部を円錐
台状に形成した円筒状消失模型の成形に該消失模型成形
型を適用した場合、第１補助型の抜型が困難であり、あ
えて第１補助型を抜型すると、内壁面に形成された突起
部が破損するという問題点がある。そこで、本発明はか
かる問題点を解消するためになされたもので、円筒状消
失模型の円筒状内壁面に設けられた突起部を破損するこ
となく、該円筒状消失模型を容易に離型可能な消失模型
成形型を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の消失模型成形型
は、円筒状内壁面に突起部を有し、かつ端部を円錐台状
に形成した円筒状消失模型を成形する消失模型成形型に
おいて、該円筒状消失模型の外壁面を成形する可動型
と、該円筒状消失模型の内壁面を形成する固定型と、該
固定型に前進後退可能に装着され、かつ該突起部を形成
する補助型と、対向して設けられた湾曲状ガイド溝と、
該ガイド溝を有する回転部材と、該補助型に固定され、
かつ該ガイド溝に沿って移動可能なガイドロッドと、該
回転部材を軸心回りに回転させる回転ロッドとから形成
される駆動手段とからなることを特徴とする。
は、円筒状内壁面に突起部を有し、かつ端部を円錐台状
に形成した円筒状消失模型を成形する消失模型成形型に
おいて、該円筒状消失模型の外壁面を成形する可動型
と、該円筒状消失模型の内壁面を形成する固定型と、該
固定型に前進後退可能に装着され、かつ該突起部を形成
する補助型と、対向して設けられた湾曲状ガイド溝と、
該ガイド溝を有する回転部材と、該補助型に固定され、
かつ該ガイド溝に沿って移動可能なガイドロッドと、該
回転部材を軸心回りに回転させる回転ロッドとから形成
される駆動手段とからなることを特徴とする。
【０００５】
【作用】補助型を後退位置に配置した固定型と可動型と
を型締めした後、回転ロッドおよび回転部材を一体的に
回転させると、ガイドロッドがガイド溝に沿って該ガイ
ド溝の内周側端部から外周側端部に向かって移動すると
共に、該ガイドロッドおよび該補助型が半径方向に可動
型側に前進して該補助型を該固定型に型合せする。発泡
成形後、該回転ロッドおよび該回転部材を一体的に逆転
させると、該ガイドロッドが該ガイド溝に沿って該ガイ
ド溝の外周側端部から内周側端部に向かって移動すると
共に、該ガイドロッドおよび該補助型が半径方向に軸心
側に後退して該補助型を消失模型から抜型し、次いで該
補助型を後退位置に待機保持する。
を型締めした後、回転ロッドおよび回転部材を一体的に
回転させると、ガイドロッドがガイド溝に沿って該ガイ
ド溝の内周側端部から外周側端部に向かって移動すると
共に、該ガイドロッドおよび該補助型が半径方向に可動
型側に前進して該補助型を該固定型に型合せする。発泡
成形後、該回転ロッドおよび該回転部材を一体的に逆転
させると、該ガイドロッドが該ガイド溝に沿って該ガイ
ド溝の外周側端部から内周側端部に向かって移動すると
共に、該ガイドロッドおよび該補助型が半径方向に軸心
側に後退して該補助型を消失模型から抜型し、次いで該
補助型を後退位置に待機保持する。
【０００６】
【実施例】図１〜２に本発明に係る消失模型成形用金型
が示され、補助型１を装着した固定型２と可動型３とか
らなり、補助型１、固定型２および可動型３を型合せし
た際、型内に円筒状キャビティ４が形成され、キャビテ
ィ４内に充填した発泡性熱可塑性樹脂粒子を発泡成形し
て端部を円錐台状に形成した円筒状消失模型６が形成さ
れる。
が示され、補助型１を装着した固定型２と可動型３とか
らなり、補助型１、固定型２および可動型３を型合せし
た際、型内に円筒状キャビティ４が形成され、キャビテ
ィ４内に充填した発泡性熱可塑性樹脂粒子を発泡成形し
て端部を円錐台状に形成した円筒状消失模型６が形成さ
れる。
【０００７】補助型１は、駆動手段５を介して対向して
２個設けられると共に、駆動手段５によって半径方向に
前進後退可能に形成される。
２個設けられると共に、駆動手段５によって半径方向に
前進後退可能に形成される。
【０００８】駆動手段５は、内側から外側に向かって曲
率が変化し、かつ対向して設けられた湾曲状ガイド溝５
ａと、該湾曲状ガイド溝５ａを有する回転部材５ｂと、
補助型１に固定され、かつガイド溝５ａに沿って移動可
能な軸心方向のガイドロッド５ｃと、回転部材５ｃを軸
心回りに回転させる回転ロッド５ｄとから形成される。
回転部材５ｂの先端部は支持リング６を介して固定型２
に装着され、回転ロッド５ｄの後端部はロータリーアク
チュエータ（図示せず）に接続し、回転部材５ｂおよひ
回転ロッド５ｄが一体的に回転可能であり、ガイドリン
グ５ｅを介してガイドロッド５ｃがガイド溝５ａ内に挿
入され、回転部材５ｃの回転および逆転に伴ってガイド
ロッド５ｃおよびガイドリング５ｅがガイド溝５ａに沿
って往復運動すると共に、ガイドロッド５ｃ、ガイドリ
ング５ｅおよび補助型１が半径方向に一体的に前進後退
する。
率が変化し、かつ対向して設けられた湾曲状ガイド溝５
ａと、該湾曲状ガイド溝５ａを有する回転部材５ｂと、
補助型１に固定され、かつガイド溝５ａに沿って移動可
能な軸心方向のガイドロッド５ｃと、回転部材５ｃを軸
心回りに回転させる回転ロッド５ｄとから形成される。
回転部材５ｂの先端部は支持リング６を介して固定型２
に装着され、回転ロッド５ｄの後端部はロータリーアク
チュエータ（図示せず）に接続し、回転部材５ｂおよひ
回転ロッド５ｄが一体的に回転可能であり、ガイドリン
グ５ｅを介してガイドロッド５ｃがガイド溝５ａ内に挿
入され、回転部材５ｃの回転および逆転に伴ってガイド
ロッド５ｃおよびガイドリング５ｅがガイド溝５ａに沿
って往復運動すると共に、ガイドロッド５ｃ、ガイドリ
ング５ｅおよび補助型１が半径方向に一体的に前進後退
する。
【０００９】次に作動を説明する。補助型１を後退位置
に配置した固定型２と可動型３とを型締めした後、回転
ロッド５ｄおよび回転部材５ｂを一体的に回転（図２中
左回り）させると、ガイドロッド５ｃおよびガイドリン
グ５ｅがガイド溝５ａに沿ってガイド溝５ａの内周側端
部から外周側端部に向かって移動すると共に、ガイドロ
ッド５ａ、ガイドリング５ｅおよび補助型１が半径方向
に一体的に可動型３側に前進（図１中上下方向）して補
助型１を固定型２に型合せする。発泡成形後、回転ロッ
ド５ｄおよび回転部材５ｂを一体的に逆転（図２中右回
り）させると、ガイドロッド５ｃおよびガイドリング５
ｅがガイド溝５ａに沿ってガイド溝５ａの外周側端部か
ら内周側端部に向かって移動すると共に、ガイドロッド
５ｃ、ガイドリング５ｅおよび補助型１が半径方向に一
体的に軸心側に後退（図１中中央方向）して補助型１を
消失模型６から抜型し、次いで補助型１を後退位置に待
機保持する。その後、固定型２と可動型３とを型開き
し、消失模型６を取り出すと、円筒状内周面に突起部を
有し、かつ端部を円錐台状に形成した円筒状消失模型６
が得られる。
に配置した固定型２と可動型３とを型締めした後、回転
ロッド５ｄおよび回転部材５ｂを一体的に回転（図２中
左回り）させると、ガイドロッド５ｃおよびガイドリン
グ５ｅがガイド溝５ａに沿ってガイド溝５ａの内周側端
部から外周側端部に向かって移動すると共に、ガイドロ
ッド５ａ、ガイドリング５ｅおよび補助型１が半径方向
に一体的に可動型３側に前進（図１中上下方向）して補
助型１を固定型２に型合せする。発泡成形後、回転ロッ
ド５ｄおよび回転部材５ｂを一体的に逆転（図２中右回
り）させると、ガイドロッド５ｃおよびガイドリング５
ｅがガイド溝５ａに沿ってガイド溝５ａの外周側端部か
ら内周側端部に向かって移動すると共に、ガイドロッド
５ｃ、ガイドリング５ｅおよび補助型１が半径方向に一
体的に軸心側に後退（図１中中央方向）して補助型１を
消失模型６から抜型し、次いで補助型１を後退位置に待
機保持する。その後、固定型２と可動型３とを型開き
し、消失模型６を取り出すと、円筒状内周面に突起部を
有し、かつ端部を円錐台状に形成した円筒状消失模型６
が得られる。
【００１０】本実施例の消失模型成形型によれば、内周
面に突起部を有する円筒状消失模型を容易に作製するこ
とができ、しかも消失模型の内径および外径の寸法精度
も良好である。
面に突起部を有する円筒状消失模型を容易に作製するこ
とができ、しかも消失模型の内径および外径の寸法精度
も良好である。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、固定型に前後後退自在
な補助型を設け、消失模型成形型の型合せ、型開き、消
失模型の取り出しを行うので、作業性が良好であり、消
失模型の破損がなく、生産性が著しく向上する。
な補助型を設け、消失模型成形型の型合せ、型開き、消
失模型の取り出しを行うので、作業性が良好であり、消
失模型の破損がなく、生産性が著しく向上する。
【図１】型合せされた状態を示す消失模型成形型の縦断
面図である。
面図である。
【図２】回転部材のＩＩ−ＩＩ断面図である。
１ 補助型 ２ 固定型 ３ 可動型 ５ 駆動手段 ５ａ ガイド溝 ５ｂ 回転部材 ５ｃ ガイドロッド ５ｄ 回転ロッド ６ 円筒状消失模型
Claims (1)
- 【請求項１】 円筒状内壁面に突起部を有し、かつ端部
を円錐台状に形成した円筒状消失模型を成形する消失模
型成形型において、 該円筒状消失模型の外壁面を形成する可動型と、 該円筒状消失模型の内壁面を形成する固定型と、 該固定型に前進後退可能に装着され、かつ該突起部を形
成する補助型と、 対向して設けられた湾曲状ガイド溝と、該ガイド溝を有
する回転部材と、該補助型に固定され、かつ該ガイド溝
に沿って移動可能なガイドロッドと、該回転部材を軸心
回りに回転させる回転ロッドとから形成される駆動手段
とからなることを特徴とする消失模型成形型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32716392A JP3113928B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 消失模型成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32716392A JP3113928B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 消失模型成形型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06126381A JPH06126381A (ja) | 1994-05-10 |
| JP3113928B2 true JP3113928B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=18196018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32716392A Expired - Fee Related JP3113928B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 消失模型成形型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3113928B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009012331A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Takao Kikai Kk | スライドコア可動装置及びこれを備えた成形金型 |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP32716392A patent/JP3113928B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06126381A (ja) | 1994-05-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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