JP3113609B2 - ガスコンロ - Google Patents

ガスコンロ

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JP3113609B2
JP3113609B2 JP09107729A JP10772997A JP3113609B2 JP 3113609 B2 JP3113609 B2 JP 3113609B2 JP 09107729 A JP09107729 A JP 09107729A JP 10772997 A JP10772997 A JP 10772997A JP 3113609 B2 JP3113609 B2 JP 3113609B2
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文雄 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カウンターの開口
に落とし込むように組み込まれるビルドイン型のガスコ
ンロや卓上型のガスコンロにおけるバーナー、五徳、及
び天板部分の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なビルドイン型のガスコン
ロとしては、図10に示すようにバーナーを取り付けた
コンロ本体bをカウンターの開口の上から入れ、コンロ
本体bの上面周囲のフランジcを開口の縁部に積載して
取り付けられ、その上にバーナーに対応する部分に透孔
dを設けた天板eがコンロ本体bの上面の開口を覆うよ
うに配置されると共に天板eの周縁がフランジcの上に
載置され、天板eの上に複数個に分割された五徳fが天
板eの上を全面に亙って覆うように設置されるようにな
っている。なお、図示されていないバーナーヘッドが透
孔dより突出して、その周囲にカバーリングGが被せら
れる。
【0003】また他の従来例のタイプとしてのビルドイ
ン型や卓上型のガスコンロとしては図11に示されるタ
イプのものもある。これは図11に示すようにバーナー
aに対応する位置で天板面hに矩形状の開口iを設け、
そこに汁受け皿jと五徳kを取り付けるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図10
に示す従来例では天板eの凹部に落ちた煮こぼれ等の汚
れが目立つという問題があり、またそれを掃除するのに
大きい五徳fを取り除く必要があり、また天板eの凹部
の掃除は天板eをそのままにして拭き取るか、大きな天
板eを外して洗う必要があり、いずれも容易でない。ま
た煮こぼれ等の汚れは、バーナーの輻射熱で加熱されて
こびり付くなど、掃除をより困難にしている。また五徳
f自体も線材や帯板などの材料の接合構造で、大きさも
大きいことで掃除が容易でない。
【0005】また上記図11に示す従来例では、個々の
五徳kと天板面hに段差があり、鍋等の積載は個々の五
徳k部のみとなり、鍋の積載スペースとして全面を使う
ことができないという問題がある。本発明は叙述の点に
鑑みてなされたものであって、掃除が容易にでき、鍋等
の積載スペースを広くでき、さらに視覚的に略面一のフ
ラット面としてすっきりした外観にできるガスコンロを
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1のガスコンロは、バーナー1と、バー
ナー1の上方に取り外し可能に積載してバーナー1のバ
ーナーヘッド1aの周囲の上方を覆うバーナー天板2
と、バーナーヘッド1aの下方の周囲に設ける汁受け部
3とを具備し、バーナー天板2のバーナーヘッド1aと
対応するバーナー口4にバーナーヘッド1aの外周を囲
むと共に下方に行く程バーナーヘッド1aに近づくよう
に傾斜せる傾斜面部5をバーナー天板2と一体になるよ
うに形成し、バーナー天板2や傾斜面部5と一体になる
ように五徳爪6を設け、傾斜面部5の下端の下方にバー
ナーヘッド1aへ空気を供給する空気供給路7を形成し
て成ることを特徴とする。バーナー天板2と五徳爪6を
一体に設けたことにより、視覚的に略面一なフラット面
として見え、すっきりした外観により商品価値が高くな
る。バーナーヘッド1aへの二次空気供給は、主に傾斜
面部5の下端の下方の空気供給路7からバーナーヘッド
1aに供給され、燃焼ガスはバーナー天板2の上面とこ
の上に載せられた鍋等との間から排気されるので、バー
ナー天板2と五徳爪6の高さを比較的低くしても良好な
燃焼性や熱効率を確保できる。このことで五徳爪6の高
さを一層低くできることで視覚的によいものにできる。
またバーナー天板2と五徳爪6を一体に設けた形状によ
り、掃除が容易になる。また傾斜面部5から落ちた煮汁
等は下部の汁受け部3に溜まるので、視覚的に目立たな
い。また傾斜面部5がバーナーヘッド1aの燃焼による
輻射熱を遮断するので、煮汁がこびり付くことが少な
い。またバーナー天板2を外すことにより、汁受け部3
の掃除が容易にできる。
【0007】また本発明の請求項2のガスコンロは、請
求項1において、1個または2個のバーナー口4を設け
たバーナー天板2を複数個並べて配置し、そのバーナー
天板2の周囲を周囲天板8の段部9に積載し、バーナー
1に取り外し可能に汁受け皿10を設けたことを特徴と
する。1個または2個のバーナー口4を設けたバーナー
天板2を2個並べたガスコンロでは、バーナー天板2が
適当な大きさとなって取り外しが楽になると共に掃除性
がよい。また周囲天板8やバーナー天板2を共通にして
片側を一口にして他方を二口にする仕様にしたり、一口
を2個並設する仕様にしたりすることができて容易に製
造できるようになる。またバーナー天板2を3個並べる
横幅の広いガスコンロではより生産性がよくなる。また
各バーナー天板2を外して容易に掃除ができ、またバー
ナー天板2を外すことでバーナー1側に設けた汁受け皿
10を取り出して掃除することができる。
【0008】また本発明の請求項3のガスコンロは、請
求項1または請求項2において、カウンター11の開口
12に落とし込むように組み込まれるガスコンロであっ
て、周囲天板8の上面とバーナー天板2の上面とを略面
一にすると共にバーナー天板2の周囲部まで五徳爪6が
延長されていることを特徴とする。調理用のカウンター
11の開口12に落とし込むように組み込まれるビルド
イン型のガスコンロでは、周囲天板8とバーナー天板2
の平面部が略面一であると共にカウンター11面との段
差が少なくて視覚的にフラット感が感じられる。また高
さが比較的低くバーナー天板2と一体で周囲まで延長さ
れた五徳爪6によってもフラット感がでる。また周囲ま
で延長された五徳爪6によりガスコンロの上面全面が鍋
等を載せるスペースと使えて使用の便利さがある。バー
ナー天板2や傾斜面部5によってバーナーヘッド1aの
炎をコンロ本体側のケーシング13やその外側のカウン
ター11の開口12の周部に対して遮断することと、バ
ーナー天板2や傾斜面部5が加熱されても、その下部の
空気をバーナーヘッド1aに供給することにより、外部
から供給される空気でコンロ本体の器体の温度が下がる
こととで、カウンター11の開口12の周辺の温度が下
げられる。
【0009】
【発明の実施の形態】まず、図1乃至図5に示す実施の
形態の例から述べる。この例はビルドイン型のガスコン
ロである。調理用のカウンター11には矩形状の開口1
2が穿孔されており、コンロ本体のケーシング13が上
部から開口12に落とし込むように組み込まれ、ケーシ
ング13の上部のフランジ13aが開口12の縁部の上
面に載置されている。ケーシング13内には複数個のバ
ーナー1が取り付けられている。バーナー1はバーナー
ヘッド1aや混合管1bやバーナーノズル1c等を具備
している。またバーナー1には熱電対14や点火素子1
5を付設してある。またケーシング13内には図示して
いないが、バーナーノズル1cへのガス導管や器具栓等
が取り付けられている。バーナー1は本例の場合、3個
設けてあり、右の符号Aに示す大火力のバーナー1と、
左の手前の符号Bに示す標準火力のバーナー1と、左の
奥の符号Cに示す小火力のバーナー1とがある。
【0010】周囲天板8は開口12の縁部に沿う矩形枠
状に形成されており、フランジ13aの上で開口12の
縁部に載置してある。この周囲天板8の内周側には全周
に亙るように段部9を設けてある。本例の場合、周囲天
板8の段部9の内周側から下方に一体に側壁部17を垂
下してあり、側壁部17と一体に底壁部18を設けてあ
る。底壁部18にはバーナー1に対応する位置で透孔1
9を穿孔してあり、透孔19の周縁を立ち上がり縁20
を全周に亙って設けてあり、底壁部18の立ち上がり縁
20の外周の部分が煮汁等が溜まる汁受け部3となって
いる。側壁17には全周に亙るように複数個の空気導入
孔21を穿孔してあり、この空気導入孔21から外部の
空気を内部に導入できるようになっている。周囲天板8
の後部の上面にはグリル22の排気を行う排気口23を
設けてある。
【0011】バーナー天板2は本例の場合、2個で周囲
天板8の開口を覆うように形成されている。右のバーナ
ー天板2は1個のバーナー口4を有し、左のバーナー天
板2は2個のバーナー口4を有するものである。このバ
ーナー天板2は周縁を周囲天板8の段部9に載せること
で着脱自在に配置してある。このバーナー2の各バーナ
ー口4には下方に行く程バーナーヘッド1aに近づくよ
うに傾斜せる傾斜面部5をバーナー天板2の平面部2a
と一体になるように全周に亙って設けてある。つまり、
バーナー口4に略逆円錐筒状の傾斜面部5をバーナー天
板2と一体になるように設けてある。バーナー天板2の
平面部2aや傾斜面部5の上面側には平面から見て放射
状になるように複数の五徳爪6を一体に設けてあり、五
徳爪6の上端は平面部2aより僅かに突出する水平面と
なっている。五徳爪6の外周側の端部は図3に示すよう
にバーナー天板2の外周の近傍まで延設してあり、バー
ナー天板2の上面の全面に五徳爪6が位置するようにし
てある。バーナーヘッド1aの下部の外周には段部24
を設けてあり、円環状のカバーリング25の内周縁を段
部24に載置することでカバーリング25を着脱自在に
取り付けてある。このカバーリング25は透孔19から
煮汁が下に落ちないようにカバーするものである。傾斜
面部5の下端とカバーリング25との間の隙間は空気導
入孔21から導入される空気をバーナーヘッド1aに供
給する空気供給路7となる。上記バーナー天板2は、例
えば、平面部2aと傾斜面部5と五徳爪6とが一体にな
るように1枚の鋼板からプレスにより形成されるもので
ある。また傾斜面部5や五徳爪6の一部または全部を別
部品として作って後で溶接等で接合してバーナー天板2
を形成してもよい。さらに平面部2aと傾斜面部5と五
徳爪6が一体になるようにバーナー天板2全体をアルミ
ニウム鋳物で形成してもよい。図5は全体の一例を示す
斜視図であるが、この図5で27はグリル22の前面の
開閉自在な扉、28は操作つまみ、29はカウンター1
1の下のキャビネットの扉である。
【0012】このように図1乃至図5の例のガスコンロ
が形成され、バーナー天板2と五徳爪6とを一体に設け
た形状となっていることと、周囲天板8とバーナー天板
2の平面部2aが略面一なっていると共にこれらの部分
とカウンター11上面との段差が低いこととにより、視
覚的に全体がフラットな面に感じられ外観が向上する。
またバーナー天板2の外周まで五徳爪6が延出されて五
徳爪6がバーナー天板2の略全面に亙っているため、略
全面が鍋等の積載スペースとして使え、使い勝手がよ
い。またカウンター11の上面と五徳爪6の上面の高さ
の差が比較的小さいので、鍋等の移動が楽になり作業性
がよい。バーナーヘッド1aへの二次空気は、空気導入
孔21から導入され、傾斜面部5の下端の下方の空気供
給路7からバーナーヘッド1aに供給され、燃焼ガスは
バーナー天板2の上面と鍋等との間から排気されるの
で、バーナー天板2の平面部2aと五徳爪6の上面との
間の高さを低くしても良好な燃焼性や熱効率を確保でき
る。バーナー天板2や傾斜面部5によってバーナーヘッ
ド1aからの炎をコンロ本体のケーシング13やその外
側のカウンター11の開口12の縁部と遮断しているこ
とと、バーナー天板2や傾斜面部5が加熱されても、そ
の下部の空気供給路7からバーナー1に空気を供給する
ことにより外部から供給される空気でコンロ本体の器体
温度が下がることとで、カウンター11の開口12の周
辺の温度が下げられる。またバーナー天板2と五徳爪6
とを一体に設けた形状にしたことにより、掃除が容易に
なる。また傾斜面部5から落ちた煮汁等は下部の汁受け
部3に溜まるので、視覚的に目立たない。また傾斜面部
5などがバーナーヘッド1aからの輻射熱を遮断して煮
汁が加熱されないので、ごびり付きが少ない。また複数
のバーナー天板2を周囲天板8から外すことで汁受け部
3を掃除できる。また上記のように1個または2個のバ
ーナー口4を設けたバーナー天板2を上記のように2個
設けたガスコンロでは、全体が1枚物のものよりバーナ
ー天板2の取り外しが楽になり、掃除性がよくなる。ま
た周囲天板8やバーナー天板2を共通にして、片側を一
口にして他方を二口にする仕様にしたり、一口を2個に
する仕様にしたりできて容易に製造することができる。
またバーナー天板2を3個並設する横幅の広いガスコン
ロとした場合、より生産性がよくなる。
【0013】次に図6乃至図8に示す実施の形態の例に
ついて述べる。本例も上記例と基本的に同じであり、異
なる点だけを述べる。本例の場合、周囲天板8に上記の
ように側壁部17や底壁部18を一体に設けていなく、
周囲天板8の段部9の内周側から下方に短い垂下縁31
を一体に垂下してある。また周囲天板8の左右方向の中
央で前後方向に亙るように桟材32を一体に架設してあ
り、桟材32の幅方向の中央がバーナー天板2の周縁を
載置する段部9となっている。この桟材32の段部9の
両側は汁受け凹部33となっている。この桟材32では
汁受け凹部33の両側から垂下縁31を垂下してある。
なお、この桟材32は周囲天板8と一体に形成しても、
別部品を装着することで設けてもよい。またこの桟材3
2はバーナー天板2の平面部2aから出た煮汁を段部9
や汁受け凹部33にて受けるようになっている。
【0014】また本例の場合、バーナーヘッド1aの下
部には略円環皿状の汁受け皿10を着脱自在に載設して
あり、汁受け皿10内が汁受け部3となっている。汁受
け皿10が3つのバーナー1に夫々設けられるが、符号
B,Cに示す2つのバーナー1の汁受け皿10は一体に
繋がっていてもよい。この汁受け皿10はバーナー口4
から浸入するに煮汁等が受けられるものであり、掃除す
るときは汁受け皿10を取り外して行う。図1乃至図4
の例のものでは周囲天板8と一体の底壁部18に汁受け
部3を設けてあるために、汁受け部3の掃除は汚れを拭
き取るか或いは周囲天板8を外して行わなければならな
く、掃除が困難であるが、本例の場合、汁受け皿10だ
けを取り外して行うことができるために掃除が容易にで
きる。
【0015】また図1乃至図5に示す例において、カバ
ーリング25を皿状にして汁受け皿の作用をさせるよう
にしてもよい。このようにすると上記例の汁受け皿10
と同様の作用をカバーリング25にさせることができて
掃除等が容易にできる。この場合、周囲天板8に側壁部
17や底壁部18を設ける必要がない。また上記図6乃
至図8の例では周囲天板8の中央に桟材32を設けた
が、この桟材32を設けることなく、次のようにしても
よい。つまり、図9に示すように隣合うバーナー天板2
の周縁同士を対向させ、一方のバーナー天板2の周縁の
下面から他方のバーナー天板2の下面に沿う連出片35
を一体に連出し、この連出片35に段部9や汁受け凹部
33を設けてもよい。
【0016】なお、上記実施例では、カウンター11に
組み込むビルドイン型のガスコンロについて述べたが、
卓上型のガステーブルコンロであっても上記と同様に実
施することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、バーナー
と、バーナーの上方に取り外し可能に積載してバーナー
のバーナーヘッドの周囲の上方を覆うバーナー天板と、
バーナーヘッドの下方の周囲に設ける汁受け部とを具備
し、バーナー天板のバーナーヘッドと対応するバーナー
口にバーナーヘッドの外周を囲むと共に下方に行く程バ
ーナーヘッドに近づくように傾斜せる傾斜面部をバーナ
ー天板と一体になるように形成し、バーナー天板や傾斜
面部と一体になるように五徳爪を設け、傾斜面部の下端
の下方にバーナーヘッドへ空気を供給する空気供給路を
形成しているので、ガスコンロの上面が視覚的に略面一
なフラット面として見え、すっきりした外観により商品
価値が高くなるものであり、しかもバーナー天板と五徳
爪の間の高さを比較的低くしても良好な燃焼性や熱効率
を確保できるものであると共にこのことで五徳爪の高さ
を一層低くできて一層視覚的によいものにできるもので
あり、またバーナー天板と五徳爪が一体であるために掃
除が容易になるものであり、また傾斜面部から落ちた煮
汁等は下部の汁受け部に溜まるために視覚的に目立たな
いようにできるものであり、また傾斜面部が燃焼による
輻射熱を遮断するために煮汁がこびり付くことが少なく
て掃除しやすくなるものであり、またバーナー天板を外
すことにより、汁受け部の掃除が容易にできるものであ
る。
【0018】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、1個または2個のバーナー口を設けたバーナ
ー天板を複数個並べて配置し、そのバーナー天板の周囲
を周囲天板の段部に積載し、バーナーに取り外し可能に
汁受け皿を設けたので、バーナー天板が適当な大きさと
なって取り外しが楽になると共に掃除性がよいものであ
り、また周囲天板やバーナー天板を共通にして片側を一
口にして他方を二口にする仕様にしたり、一口を2個並
設する仕様にしたりすることができて容易に製造できる
ものであり、また各バーナー天板を外して容易に掃除が
でき、またバーナー天板を外すことでバーナー側に設け
た汁受け皿を取り出して掃除することができて汁受け皿
の掃除も容易になるものである。
【0019】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
または請求項2において、カウンターの開口に落とし込
むように組み込まれるガスコンロであって、周囲天板の
上面とバーナー天板の上面とを略面一にすると共にバー
ナー天板の周囲部まで五徳爪が延長されているので、周
囲天板とバーナー天板の平面部が略面一であると共にカ
ウンター面との段差が少なくて視覚的にフラット感が感
じられて外観が向上するものであり、また高さが比較的
低くバーナー天板と一体で周囲まで延長された五徳爪に
よってもフラット感がでるものであり、また周囲まで延
長された五徳爪によりガスコンロの上面全面が鍋等を載
せるスペースと使えて使用の便利さがでるものであり、
またバーナー天板や傾斜面部によってバーナーヘッドの
炎をコンロ本体側のケーシングやその外側のカウンター
の開口の周部に対して遮断することと、バーナー天板や
傾斜面部が加熱されても、その下部の空気をバーナーヘ
ッドに供給することにより、外部から供給される空気で
コンロ本体の器体の温度が下がることとで、カウンター
の開口の周辺の温度が下げられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の要部を拡大せる正
面から見た断面図である。
【図2】同上の全体の正面から見た断面図である。
【図3】同上のカウンターを省略した平面図である。
【図4】図3のX−X線で切断した断面図である。
【図5】同上の全体を示す斜視図である。
【図6】同上の実施の形態の他例の正面から見た断面図
である。
【図7】同上のカウンターを省略した平面図である。
【図8】図7のY−Y線断面図である。
【図9】同上の他例の要部の断面図である。
【図10】一従来例の分解斜視図である。
【図11】他の従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 バーナー 1a バーナーヘッド 2 バーナー天板 3 汁受け部 4 バーナー口 5 傾斜面部 6 五徳爪 8 周囲天板 9 段部 10 汁受け皿 11 カウンター 12 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 15/14 F24C 15/08 F24C 15/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナーと、バーナーの上方に取り外し
    可能に積載してバーナーのバーナーヘッドの周囲の上方
    を覆うバーナー天板と、バーナーヘッドの下方の周囲に
    設ける汁受け部とを具備し、バーナー天板のバーナーヘ
    ッドと対応するバーナー口にバーナーヘッドの外周を囲
    むと共に下方に行く程バーナーヘッドに近づくように傾
    斜せる傾斜面部をバーナー天板と一体になるように形成
    し、バーナー天板や傾斜面部と一体になるように五徳爪
    を設け、傾斜面部の下端の下方にバーナーヘッドへ空気
    を供給する空気供給路を形成して成ることを特徴とする
    ガスコンロ。
  2. 【請求項2】 1個または2個のバーナー口を設けたバ
    ーナー天板を複数個並べて配置し、そのバーナー天板の
    周囲を周囲天板の段部に積載し、バーナーに取り外し可
    能に汁受け皿を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    ガスコンロ。
  3. 【請求項3】 カウンターの開口に落とし込むように組
    み込まれるガスコンロであって、周囲天板の上面とバー
    ナー天板の上面とを略面一にすると共にバーナー天板の
    周囲部まで五徳爪が延長されていることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のガスコンロ。
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