JP3113366B2 - レンズ加工機 - Google Patents
レンズ加工機Info
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- Japan
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- lens
- processed
- grinding wheel
- carriage
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- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
工レンズ(生地レンズ)を左右対称に眼鏡レンズ用に倣
い加工するようにしたレンズ加工機に関するものであ
る。
図2に示したようなものがある。図2(A)において、
1はレンズ加工機の本体装置、2は本体装置1の後部に
立設された軸受突部1a,1a間に架設された支軸、3
は上下動自在且つ軸線方向に移動可能に支軸2に取り付
けられたキャリッジである。
軸2の軸線方向に進退駆動可能に設けられている。ま
た、キャリッジ3の自由端部両側には軸取付突部3a,
3bが設けられ、この軸取付突部3a,3bによりレン
ズ加工作業用の凹部4が形成されている。また、軸取付
突部3a,3bには凹部4内に臨まされ且つ支軸2と平
行なレンズ保持軸5,6が回転(図2(B)の矢印イ方
向)自在にそれぞれ取り付けられている。
且つ支軸2と平行に配設され、レンズ保持軸5は操作ツ
マミ7の回転操作によりレンズ保持軸6に対して進退調
整できる様に設けられている。従って、この操作により
被加工レンズLをレンズ保持軸5,6間に保持、或い
は、被加工レンズLをレンズ保持軸5,6間から取外す
ことができる。尚、レンズ保持軸5,6は図示しないモ
ータにより同期回転させられる様になっている。
して被加工レンズLを所定形状に研削加工するための研
削砥石8が設けられている。
図示外の駆動装置により回転する。尚、この研削砥石8
はその上面部分が被加工レンズLに当接する加工部8a
となっていて、図2(B)に示すように、この加工部8
aにおける研削砥石8の回転方向はキャリッジ3の自由
端部側から基端部側へと向う方向(図2(B)の矢印ロ
方向)に回転するように設定されている。
ズLの研削屑L’は、キャリッジ3の凹部4に位置した
加工部8aの回転方向と交差した壁面3aに向って(図
2(B)の矢印ハ方向)飛散するように設定されてい
る。
構成されたレンズ加工機にあっては、研削砥石8の回転
により研削された被加工レンズLの研削屑L’は、飛散
したままとなり、特に、壁面3aの近傍には堆積した屑
山Kができるという問題があった。
ンズ加工機のみならず、被加工レンズを研削砥石により
研削する際に被加工レンズが摩擦熱により変形するのを
防止するため、被加工レンズと研削砥石との接触部分に
液体を噴出するもの、所謂、湿式のレンズ加工機におい
ても研削屑が帯状に繋がってしまうという問題が生じて
いた。
って、飛散されてきた被加工レンズの研削屑を容易に処
理することができるレンズ加工機を提供することを目的
とするものである。
成するため、請求項1に記載の発明は、本体装置の後部
上方にキャリッジの基端部が揺動可能に装着され、前記
本体装置の前部側に位置した前記キャリッジの自由端部
にはレンズ加工作業用の凹部が形成され、該凹部内には
前記キャリッジに装着され且つその先端部で被加工レン
ズを保持する一対のレンズ保持軸が同軸上に臨まされ、
前記本体装置には前記凹部の下方に位置して研削砥石が
設けられ、該研削砥石はその一部が前記被加工レンズと
当接するように前記本体装置から露出され且つ前記キャ
リッジの基端部へ向けて前記被加工レンズの研削屑を飛
散させる方向に回転するように構成されたレンズ加工機
において、前記研削屑の飛散方向前方に位置し且つ研削
砥石よりも上方に位置した前記凹部内には下方へ向けて
液体を噴射する液体噴射装置が設けられていることを要
旨とする。
本体装置の前部側に位置した自由端部にレンズ加工作業
用の凹部を形成したキャリッジが本体装置の後部上方に
装着され、凹部内に同軸上に臨まされた先端部で被加工
レンズを保持する一対のレンズ保持軸がキャリッジに装
着され、凹部の下方に位置した本体装置にはその一部が
被加工レンズと当接するように本体装置から露出され且
つキャリッジの基端部へ向けて被加工レンズの研削屑を
飛散させる方向に回転する研削砥石が設けられ、研削屑
の飛散方向前方に位置し且つ研削砥石よりも上方に位置
した凹部内には下方へ向けて液体を噴射する液体噴射装
置が設けられ、研削された被加工レンズの研削屑は液体
噴射装置から噴射された液体により強制的に流出され
る。
に基づいて説明する。
(A)はレンズ加工機の本体装置の外観を示す斜視図、
図1(B)はキャリッジの平面図、図1(C)は要部の
縦断面図である。
省略)の本体装置、12は本体装置11の後方上部に一
端が支持されたキャリッジである。
軸取付突部12a,12bが設けられていて、この軸取
付突部12a,12bにより前方に開口されたレンズ加
工作業用の凹部13が形成されている。また、軸取付突
部12a,12bにはその先端部14a,15aが凹部
13内に臨まされたレンズ保持軸14,15が回転自在
にそれぞれ取り付けられている。
列に配設され、レンズ保持軸14は操作スイッチ16
a,16bの操作によりレンズ保持軸15に対して進退
調整できる様に設けられている。従って、この操作によ
り被加工レンズLをレンズ保持軸14,15間に保持、
或いは、被加工レンズLをレンズ保持軸14,15間か
ら取外すことができる。尚、レンズ保持軸14,15は
図示しないモータにより同期回転させられて被加工レン
ズLを回転(図1(C)の矢印ニ方向)させるようにな
っている。
位置して少なくともその上部が本体装置11から露出さ
れた研削砥石17が設けられている。
粒度のものが一体となって設けられていて、その露出さ
れた部分がキャリッジ12の自由端部側から基端部側へ
向かう回転方向(図1(C)の矢印ホ方向)を有する加
工部17aとなっている。
ンズLの材質や研削度合に応じて選定される。このと
き、被加工レンズLと研削砥石17の位置関係の調節は
レンズ保持軸14,15を軸方向に進退させる場合と研
削砥石17を軸方向に移動させる場合のどちらでも良
い。
7aの回転方向と交差したキャリッジ12の壁面12c
にはレンズ保持軸14,15の軸線に沿って延出された
液体噴出装置18が設けられている。
により発生した被加工レンズLの研削屑L’を本体装置
11に設けられた屑処理部(図示せず)へと流出させる
ように設定され、その設置位置は少なくとも加工部17
aよりも上方に位置し且つ研削屑L’の飛散方向(図1
(C)の矢印ヘ方向)に位置し、しかも、液体幕Eの噴
出方向は下方へ向けて噴出するように設定されている。
被加工レンズLを所定形状に研削加工するには、先ず、
原形状態の被加工レンズLをレンズ保持軸14,15に
保持させる。このとき、被加工レンズLは、操作スイッ
チ16a,16bの操作によりレンズ保持軸14に対し
てレンズ保持軸15を進退させてその保持圧力を調節す
る。
レンズLを研削砥石17に当接させた状態で、研削砥石
17を回転させると同時にレンズ保持軸14,15を被
加工レンズLと一体に削砥石17の回転方向とは逆方向
に回転させ、図示外のCPUに制御されながら被加工レ
ンズLが所定形状に研削加工される。
た被加工レンズLの研削屑L’は、液体噴出装置18の
液体噴出により本体装置11の屑処理部へと強制的に流
出させられる。
工機にあっては、研削屑の飛散方向前方に位置し且つ研
削砥石よりも上方に位置した凹部内には下方へ向けて液
体を噴射する液体噴射装置が設けられていることによ
り、飛散されてきた被加工レンズの研削屑を容易に処理
することができる。
ンズ加工機の本体装置の外観を示す斜視図、図1(B)
はキャリッジの平面図、図1(C)は要部の縦断面図で
ある。
ズ加工機の本体装置の外観を示す斜視図、図2(B)は
要部の縦断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 本体装置の後部上方にキャリッジの基端
部が揺動可能に装着され、前記本体装置の前部側に位置
した前記キャリッジの自由端部にはレンズ加工作業用の
凹部が形成され、該凹部内には前記キャリッジに装着さ
れ且つその先端部で被加工レンズを保持する一対のレン
ズ保持軸が同軸上に臨まされ、前記本体装置には前記凹
部の下方に位置して研削砥石が設けられ、該研削砥石は
その一部が前記被加工レンズと当接するように前記本体
装置から露出され且つ前記キャリッジの基端部へ向けて
前記被加工レンズの研削屑を飛散させる方向に回転する
ように構成されたレンズ加工機において、 前記研削屑の飛散方向前方に位置し且つ研削砥石よりも
上方に位置した前記凹部内には下方へ向けて液体を噴射
する液体噴射装置が設けられていることを特徴とするレ
ンズ加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04016018A JP3113366B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | レンズ加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04016018A JP3113366B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | レンズ加工機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05208355A JPH05208355A (ja) | 1993-08-20 |
JP3113366B2 true JP3113366B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=11904836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04016018A Expired - Fee Related JP3113366B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | レンズ加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3113366B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5057881B2 (ja) | 2007-08-03 | 2012-10-24 | 株式会社ニデック | 眼鏡レンズ周縁加工装置 |
CN112338692A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-02-09 | 浙江工贸职业技术学院 | 一种眼镜片打磨制造装置 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP04016018A patent/JP3113366B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05208355A (ja) | 1993-08-20 |
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