JP3112845U - ホルダ - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない部品点数で、紙葉類を複数領域に区分して収納できるとともに、紙葉類を確実に収納し落下に伴う汚損や紛失から保護することを実現できるホルダを提供する。
【解決手段】1枚のシートを折り曲げて形成し底辺近傍を互いに止着した表表紙1及び裏表紙2と、前記表表紙1と前記裏表紙2との間に同一のシートを折り曲げて形成し底辺近傍を前記表表紙1及び前記裏表紙2の底辺近傍に止着した第1及び第2中仕切り3、4と、前記表表紙1又は裏表紙2と前記中仕切り3、4との間に形成した複数の収納領域S1、S2、S3とを具備し、前記複数の収納領域S1、S2、S3のうち、第2の収納領域S2が上辺のみを開放した袋状の領域であるホルダFを用意する。
【選択図】図3
【解決手段】1枚のシートを折り曲げて形成し底辺近傍を互いに止着した表表紙1及び裏表紙2と、前記表表紙1と前記裏表紙2との間に同一のシートを折り曲げて形成し底辺近傍を前記表表紙1及び前記裏表紙2の底辺近傍に止着した第1及び第2中仕切り3、4と、前記表表紙1又は裏表紙2と前記中仕切り3、4との間に形成した複数の収納領域S1、S2、S3とを具備し、前記複数の収納領域S1、S2、S3のうち、第2の収納領域S2が上辺のみを開放した袋状の領域であるホルダFを用意する。
【選択図】図3
Description
本発明は、内部に紙葉類を保持する機能を有するホルダに関する。
表表紙及び裏表紙を有するとともに、内部、すなわち表表紙と裏表紙との間に紙葉類を保持する収納領域を有するホルダは、広く用いられている。
このようなホルダは、1枚のシートを2つ折りにして形成した表表紙及び裏表紙と、これら表表紙及び裏表紙の底辺を互いに止着して形成した止着部と、表表紙と裏表紙との間に形成した収納領域とを具備しているとともに、収納領域の上辺及び一側辺を開放しているものが多い。(例えば、特許文献1を参照。)
特開2002−127659号公報
しかして、このようなホルダの内部に収納した紙葉類を、印刷ないし筆記された内容等により区分する要望が存在するが、特許文献1に示すホルダの収納部は、全体が連続したひとつながりの空間であるので、別途区分を行うためのしおり等を用意する必要がある。そして、このようなしおり等を用意しなくとも、紙葉類を印刷ないし筆記された内容等により区分してホルダに収納できるようにする要望が存在する。
また、特許文献1に示すようなホルダの収納部は、紙葉類の上方及び側方に開口しているが、このような構成では、ホルダに紙葉類を収納して持ち運ぶ際に、ホルダが傾くと開口が下方を向き、紙葉類が落下してしまう不具合が発生しうる。
紙葉類が落下してしまう不具合を防ぐための態様としては、裏表紙に連続して設けられ表表紙に重合可能な蓋部と、この蓋部と表表紙との間に設けられ蓋部を表表紙に止着する止着部を設けるものが考えられる。しかし、このような構成を採用すると、止着部を形成するボタンや面ファスナー等の部品を新たに用意する必要があり、このような部品を取り付ける手間も必要となる。
本考案は、以上に述べた課題を解決するものである。
すなわち本考案に係るホルダは、1枚のシートを折り曲げて形成した表表紙及び裏表紙と、前記表表紙と前記裏表紙との間に前記表表紙及び裏表紙を形成するものと同一のシートを折り曲げて形成し底辺近傍を前記表表紙及び前記裏表紙の底辺近傍に止着した少なくとも1つの中仕切りと、前記表表紙又は裏表紙と前記中仕切りとの間に形成した複数の収納領域とを具備し、前記複数の収納領域のうち、少なくとも1つが上辺のみを開放した袋状の領域であることを特徴とする。
このように構成すれば、1枚のシートを折り曲げて複数の収納領域を形成できるので、しおり等の特別な部材を用意することなく、紙葉類を印刷ないし筆記された内容等により、複数の収納領域に区分してホルダに収納できる。しかも、袋状の領域に収納した紙葉類は、この領域の開口を略鉛直下方に向けない限り落下しないので、特別な部材を追加することなく、紙葉類を落下に伴う汚損や紛失から保護することができるようになる。
前段で述べたような効果を確保しつつ、従来のホルダと同様の使いやすさを得るための構成として、前記複数の収納領域のうち、少なくとも1つが二辺を開放した領域であるものが挙げられる。このようなものであれば、特に紛失又は汚損しては困る書類は袋状の領域に収納しつつ、通常の書類は二辺を開放した領域に収納するようにして、通常の書類の出し入れは従来のホルダと同様に行うようにすることができるからである。
紙葉類をより多くの区分に分類して収納できるようにするための構成として、前記中仕切りを複数設けているとともに、中仕切り間にさらに収納領域を具備するものが挙げられる。
また、前記袋状の収納領域に対する書類の出し入れを容易に行えるようにするための構成として、前記袋状の収納領域の一部を外部に開放する切り欠き部を有するものが挙げられる。このようなものであれば、この切り欠き部を介して書類を前記袋状の収納領域に出し入れできるからである。
さらに、前記複数の収納領域それぞれに対する書類の出し入れを容易に行えるようにするための構成として、前記複数の収納領域のいずれかを外部に露出させるべく案内する案内部を具備するものが挙げられる。
なお、本発明では、「ホルダの上方」とは、ホルダの底辺から該ホルダの底辺と反対側に向かう方向を、また、「ホルダの内側」とは、表表紙と裏表紙との境界をなす折り曲げ線が形成するホルダの端縁側を、さらに、「ホルダの外側」とは、前記ホルダの内側と反対側をそれぞれ示す概念である。また、表表紙、裏表紙、及び中仕切りの「上方、内側、及び外側」は、前記ホルダの「上方、内側、及び外側」に対応する方向をそれぞれ示す概念である。
本考案に係るホルダの構成を採用すれば、1枚のシートを折り曲げて複数の収納領域を形成できるので、しおり等の特別な部材を用意することなく、紙葉類を印刷ないし筆記された内容等により、複数の収納領域とに区分してホルダに収納できる。しかも、袋状の領域に収納した紙葉類は、この領域の開口を略鉛直下方に向けない限り落下しないので、特別な部材を追加することなく、紙葉類を落下に伴う汚損や紛失から保護することができるようになる。
以下、本考案の第一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るホルダFは、図1に斜視図、図2に正面図、図3に概略平面図をそれぞれ示すように、表表紙1と、裏表紙2と、裏表紙2から連設した第1の中仕切り3と、第1の中仕切り3から連設した第2の中仕切り4と、表表紙1と第2の中仕切り4との間に形成した第1の収納領域S1と、第2の中仕切り4と第1の中仕切り2との間に形成した第3の収納領域S3と、裏表紙2と第1の中仕切り3との間に形成した第2の収納領域S2とを有する。
しかして本実施形態では、前記図1及び図3に示すように、前記第2の収納領域S2が上辺のみを開放した袋状の領域であるとともに、前記第1の収納領域S1及び前記第3の収納領域S3は、上辺及び外側辺を開放した領域である。
さらに、前記第2の収納領域S2には、その一部、本実施形態では上部を外部に開放する切り欠き部S2xを設けている。
加えて、このホルダFには、前記第1の収納領域S1に紙葉類を収納すべく案内する第1の案内部G1、及び前記第2の収納領域S2に紙葉類を収納すべく案内する第2の案内部G2を形成している。前記第1の案内部G1は、本実施形態では、前記表表紙1の外側縁の上部に形成した半円形の第1の案内切り欠き1xを利用して形成している。前記第2の案内部G2は、本実施形態では、前記表表紙1及び前記第2の中仕切り4の外側縁における前記の第1案内部G1から下方に離間した位置に重合させて形成した半円形の第2の案内切り欠き1y、4yを利用して形成している。そして、前記第1の案内部G1を押さえて表表紙G1をめくることにより前記第1の収納領域S1が、前記第2の案内部G2を押さえて表表紙1及び第2の中仕切り4を一度にめくることにより前記第2の収納領域S2が、それぞれ外部に露出するようにしている。なお、第1の案内部G1及び第2の案内部G2は、半円形の切り欠き以外を利用して形成してもよい。すなわち、矩形や三角形等、半円形以外の形状の切り欠きを利用して形成してもよく、また、表表紙1及び第2の中仕切り4の外側縁のそれぞれ異なる部位を外方に突出させて形成してもよい。
このホルダFは、以上に述べたような構成にすべく、以下に述べる方法により形成される。
まず、1枚の樹脂製シートSTを図4の(a)に示すような形状に打ち抜く。次いで、このシートSTを、いわゆる巻き四つ折りする。具体的には、まず、このシートSTの表表紙1及び裏表紙2となるべき領域と、このシートSTの第1の中仕切り3及び第2の中仕切り4となるべき領域とを重合させるようにこのシートSTの幅方向中央に位置する第1折り曲げ線L1で折り曲げる。前記第1折り曲げ線L1は、この実施形態では、山折りする。このようにして、このシートを、同図の(b)に示す状態にする。その後、このシートSTの第1の中仕きり3となるべき領域と第2の中仕きり4となるべき領域とを対向させるように第2折り曲げ線L2で折り曲げる。すなわち第2折り曲げ線L2を谷折りする。このとき、表表紙1となるべき領域と裏表紙2となるべき領域との境界に位置する第3折り曲げ線L3も同時に折り曲げる。このようにして、前記表表紙1、裏表紙2、第1の中仕切り3、及び第2の中仕切り4を形成している。
そして、これら表表紙1、裏表紙2、第1の中仕切り3、及び第2の中仕切り4の底辺近傍の部位を全て重合させた状態で互いに止着して底辺止着部xを形成し、このホルダFを形成するようにしている。なお、底辺止着部xの形成は、本実施形態では溶着により行うようにしている。
このようにしてホルダFを形成することにより、前記図1及び図3に示すように、第1折り曲げ線L1が裏表紙2及び第1の中仕切り3の外側辺となり、次いで第2折り線L2が第1の中仕切り3、第3折り線L3が裏表紙2のそれぞれ内側辺となり、これら第2折り線L2及び第3折り線L3はいずれもホルダFの内側辺に位置するので、これら裏表紙2及び第1の中仕切り3の間に形成される第2の収納領域S2は、上辺のみを開放した袋状の領域となる。一方、第2折り線L2は第2の中仕切り4の内側辺でもあり、また、第3折り線L3は表表紙1の内側辺でもあり、さらに、前記シートSTの両側端は表表紙1及び第2の中仕切り4の外側辺となるので、表表紙1と第2の中仕切り4との間に形成される第1の収納領域S1、及び第2の中仕切り4と第1の中仕切り2との間に形成した第3の収納領域S3は、上辺及び外側辺を開放した領域、すなわち従来のホルダと収納領域と同様の構成の収納領域となる。
また、本実施形態では、第1の中仕切り3の上部を切り欠いていて、この切り欠きを利用して、前記第2の収納領域S2の一部、すなわち本実施形態では上部の前記切り欠きに対応する部分をこの第2の収納領域S2の外部に開放する切り欠き部S2xを設けている。
このように第1〜第3の収納領域S1〜S3を形成することにより、このホルダFに、紙葉類を、しおり等の特別な部材を用意することなく、印刷ないし筆記された内容等により、これら第1〜第3の収納領域S1〜S3に区分して収納できる。
特に、第2の収納領域S2は、上辺のみを開放した袋状の領域であるので、第2の収納領域S2に収納した紙葉類は、ホルダFを180度近く面方向に回転させない限り落下しないので、新たな部品を別途用意することなくこの紙葉類を落下に伴う汚損や紛失から保護することができる。
一方、第1及び第3の収納領域S1、S3は、上辺及び外側辺を開放した領域、すなわち従来のホルダと収納領域と同様の構成の収納領域であるので、これら第1及び第3の収納領域S1、S3には、通常のホルダと同様の操作により紙葉類を収納できる。
そして、前記第2の収納領域S2には、前記切り欠き部S2xを設けているので、この切り欠き部S2xを介して紙葉類を前記袋状の収納領域に出し入れでき、袋状をなす第2の収納領域S2に対する紙葉類の出し入れを容易に行うことができる。
加えて、前記第1の収納領域S1に紙葉類を収納すべく案内する第1の案内部G1、及び前記第3の収納領域S3に紙葉類を収納すべく案内する第2の案内部G2を形成しているので、前述したように、前記第1の収納領域S1に紙葉類を出し入れする際には第1の案内部G1に指等を掛けて表表紙1をめくることにより前記第1の収納領域S1を、前記第3の収納領域S3に紙葉類を出し入れする際には第2の案内部G2に指等を掛けて表表紙1及び第2の中仕切り4を一度にめくることにより前記第3の収納領域S3を外部に露出できる。すなわち、前記第1及び第3の収納領域S1、S3それぞれに対する紙葉類の出し入れを容易に行えるようにすることができる。
次に、本発明の第二実施形態を図面を参照して説明する。
本実施形態に係るホルダF2は、図5に斜視図、図6に正面図、図7に概略平面図をそれぞれ示すように、表表紙1Aと、裏表紙2Aと、裏表紙2Aから連設した第1の中仕切り3Aと、表表紙1Aから連設した第2の中仕切り4Aと、表表紙1Aと第2の中仕切り4Aとの間に形成した第1の収納領域S1Aと、第2の中仕切り4Aと第1の中仕切り3Aとの間に形成した第3の収納領域S3Aと、裏表紙2Aと第1の中仕切り3Aとの間に形成した第2の収納領域S2Aとを有する。
しかして本実施形態では、前記図5及び図7に示すように、前記第1、第2の収納領域S1A、S2Aが上辺のみを開放した袋状の領域であるとともに、前記第3の収納領域S3Aは、上辺及び外側辺を開放した領域である。
さらに、前記第1、第2の収納領域S1A、S2Aには、その一部、本実施形態では上部を外部に開放する切り欠き部S1xA、S2xAをそれぞれ設けている。
このホルダF2は、以上に述べたような構成にすべく、以下に述べる方法により形成される。
まず、1枚の樹脂製シートST2を、図8の(a)に示すような形状に打ち抜く。次いで、このシートST2を、いわゆる観音四つ折りする。具体的には、両側端からこのシートST2の幅寸法dの4分の1ずつそれぞれ変位した位置に位置する第1折り曲げ線L1Aを、このシートST2の両側端が対向するように折り曲げる。すなわち前記第1折り曲げ線L1Aを山折りして同図の(b)に示すような状態にし、このシートST2の両端部を第2の中仕切り4A及び第1の中仕切り3Aとする。次いで、このシートST2の幅方向中央に位置する第2折り曲げ線L2Aを、第2の中仕切り4A及び第1の中仕切り3Aが対向して内側に位置するように折り曲げて、すなわち前記第2折り曲げ線L2Aを山折りして、この第2折り曲げ線L2Aの両側を前記表表紙1A及び裏表紙2Aとする。
そして、これら表表紙1A、裏表紙2A、第1の中仕切り3A、及び第2の中仕切り4Aの底辺近傍の部位を全て重合させた状態で互いに止着して止着部xを形成し、このホルダF2を形成するようにしている。なお、底辺近傍の止着部xの形成は、本実施形態では溶着により行うようにしている。
このようにしてホルダF2を形成することにより、前記図5及び図7に示すように、第1折り曲げ線L1A、L1Aが裏表紙2A及び第1の中仕切り3Aの外側辺、及び表表紙1A及び第2の中仕切り4Aの外側辺となり、前記シートST2の両側端及び前記第2折り曲げ線L2AがともにホルダF2の内側辺を形成するので、これら表表紙1A及び第1の中仕切り4Aの間に形成される第1の収納領域S1A、及び裏表紙2A及び第1の中仕切り3Aの間に形成される第2の収納領域S2Aは、上辺のみを開放した袋状の領域となる。一方、第2の中仕切り4Aと第1の中仕切り3Aとの間に形成した第3の収納領域S3Aは、上辺及び外側辺を開放した領域、すなわち従来のホルダと収納領域と同様の構成の収納領域となる。
また、本実施形態では、表表紙1A及び第1の中仕切り3の上部を切り欠いていて、この切り欠きを利用して、前記第1及び第2の収納領域S1A、S2Aのそれぞれ一部、すなわち本実施形態では上部の前記切り欠きに対応する部分をこれら第1及び第2の収納領域S1、S2の外部にそれぞれ開放する切り欠き部S1Ax、S2Axを設けている。
そして、このように第1〜第3の収納領域S1A〜S3Aを形成することにより、このホルダFに、紙葉類を、しおり等の特別な部材を用意することなく、印刷ないし筆記された内容等により、これら第1〜第3の収納領域S1A〜S3Aに区分して収納できる。
特に、第1及び第2の収納領域S1A、S2Aは、上辺のみを開放した袋状の領域であるので、紙葉類をこの第1又は第2の収納領域S1A、S2Aに収納することにより、ホルダを180度近く面方向に回転させない限り、新たな部品を別途用意することなくこの紙葉類が落下してしまう不具合を防ぐことができる。
一方、第3の収納領域S3Aは、上辺及び外側辺を開放した領域、すなわち従来のホルダと収納領域と同様の構成の収納領域であるので、この第3の収納領域S3Aには、通常のホルダFと同様の操作により紙葉類を収納できる。
そして、前記第1及び第2の収納領域S1A、S2Aには、前記切り欠き部S1Ax、S2Axをそれぞれ設けているので、これらの切り欠き部S1Ax、S2Axをを介して紙葉類を前記袋状の収納領域である前記第1及び第2の収納領域S1A、S2Aに出し入れでき、これら第1及び第2の収納領域S1A、S2Aに対する紙葉類の出し入れを容易に行うことができる。
なお、本発明は以上に述べた第一、第二実施形態に限られない。
例えば、図9に示すような形状に打ち抜いた1枚のシートST3を三つ折りし、平面図を図10に示すように、表表紙1B、裏表紙2B、及び中仕切り3Bと、表表紙1Bと中仕切り3Bとの間に形成される第1の収納領域S1Bと、裏表紙2Bと中仕切り3Bとの間に形成される第2の収納領域S2Bとを有するホルダF3が挙げられる。
このホルダF3は、まず、前記図9に示す第1折り曲げ線L1Bを山折りして裏表紙2Bと中仕切り3Bとを重合させ、次いで同図に示す第2折り曲げ線L2Bを山折りして表表紙1Bにより中仕切り3Bを被覆する。そして、表表紙1B、裏表紙2B、及び中仕切り3Bの底辺近傍を全て重合させた状態で止着して止着部xを形成することにより形成される。
このような構成であっても、紙葉類を、印刷ないし筆記された内容等により第1の収納領域S1Bと第2の収納領域S2Bとに区分して収納できるとともに、第1の収納領域S1Bは、上辺のみを開放した袋状の領域であり、また、第2の収納領域S2Bは、上辺及び外側辺を開放した領域、すなわち従来のホルダと収納領域と同様の構成の収納領域であるので、上述した第一及び第二実施形態における主要な効果を全て得ることができる。
さらに、中仕切りを3つ以上設け、各中仕切り間にそれぞれ収納領域を形成するようにしてもよい。
加えて、上辺のみを開放した袋状の収納領域の一部を外部に開放する切り欠き部は、必ずしも設けなくてもよい。この場合、該袋状の収納領域を形成する中仕切り、表表紙、又は裏表紙のいずれかの上辺に突起を設け、この突起に、厚さ方向に引く等の操作を加えることにより該収納領域の開口を拡張して該収納領域にアクセスしやすくするとよい。
その他、本考案の趣旨を損ねない範囲で種々に変形が可能である。
F、F2、F3…ホルダ
1、1A、1B…表表紙
2、2A、2B…裏表紙
3、3A…第1の中仕切り
4、4A…第2の中仕切り
3B…中仕切り
S1、S1A、S1B…第1の収納領域
S2、S2A、S2B…第2の収納領域
S3、S3A…第3の収納領域
S2x、S1Ax、S2Ax…切り込み部
1、1A、1B…表表紙
2、2A、2B…裏表紙
3、3A…第1の中仕切り
4、4A…第2の中仕切り
3B…中仕切り
S1、S1A、S1B…第1の収納領域
S2、S2A、S2B…第2の収納領域
S3、S3A…第3の収納領域
S2x、S1Ax、S2Ax…切り込み部
Claims (5)
- 1枚のシートを折り曲げて形成し底辺近傍を互いに止着した表表紙及び裏表紙と、前記表表紙と前記裏表紙との間に前記表表紙及び裏表紙を形成するものと同一のシートを折り曲げて形成し底辺近傍を前記表表紙及び前記裏表紙の底辺近傍に止着した少なくとも1つの中仕切りと、前記表表紙又は裏表紙と前記中仕切りとの間に形成した複数の収納領域とを具備し、前記複数の収納領域のうち、少なくとも1つが上辺のみを開放した袋状の領域であることを特徴とするホルダ。
- 前記複数の収納領域のうち、少なくとも1つが二辺を開放した領域であることを特徴とする請求項1記載のホルダ。
- 前記中仕切りを複数設けているとともに、中仕切り間にさらに収納領域を具備することを特徴とする請求項1又は2記載のホルダ。
- 前記袋状の収納領域の一部を外部に開放する切り欠き部を有することを特徴とする請求項1、2又は3記載のホルダ。
- 前記複数の収納領域のいずれかを外部に露出させるべく案内する案内部を具備することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のホルダ。
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