JP2007529342A - 資料の分類用ノート - Google Patents

Abstract

本発明は、資料の分類ノートに関するものである。分類ノートは、バインダ（３）に切り離されないようにつなげられ、バインダ（３）から切り離されたノートのページ（４）を分類することを可能にする、爪掛け型目録（７）付きの内部シート（６）を備えることを特徴とする。本発明は、文房具の分野に適用される。
【選択図】図１

Description

本発明は、資料の分類用ノートに関するものである。

毎日あるいは毎週、ミーティングの数が増えることによって、ノートのページやばらの紙にメモをとる回数もどんどん増えてくる。すると、行われたミーティングのタイプによってそれらの資料を順番に分類することが必要になる。

本発明は、各ミーティングの終わりにすぐに資料を分類または選別することができるノートを提案することにある。

そのために、本発明の資料の分類ノートは、バインダによって互いに結び付けられた前部および後部の２枚のシートによって形成された表紙と、２枚のシートの間でバインダにつなげられたノートの内部ページを有する分類ノートであって、ノートのページは切り離し可能であること、および、バインダから切り離されないようにつなげられた爪掛け型目録付きの内部シートであって、これら分離用内部シートによって設けられた種々の仕切り中で、バインダから切り離されたノートのページおよび／または外部のノートや資料の他のページを分類することを可能にする、内部シートを有することを特徴とする。

好ましくは、ノートの各ページは、バインダの近傍にバインダに平行な切り取り線を有し、その切り取り線に沿って、ノートの各ページを切り離して、隣接する２枚の分離用内部シートの間の仕切り中に分類することができる。

有利には、分離用内部シートは、ノートのページとノートの後部シートとの間のノートの終わりに配置される。

爪掛けは、異なる高さに配置され、分離用内部シートに後付けされるか、または、それらシートをカットすることによって得られる。

ある実施変形形態によれば、前部シートは、ノートの閉鎖位置において、分離用内部シートの爪掛けを目に見えないように覆うことができるような幅を有する。

他の実施変形形態によれば、前部シートは、ノートの閉鎖位置において、分離用内部シートの爪掛けが目に見え、直接触れることができるようにする幅を有する。

前部または後部シートは、それぞれ、シートの下方および上方の縁、および側縁に沿った３つのフラップを有する。

ノートは、リベットまたは同類のものによって前部シートまたは後部シートに固定されたゴムで構成された閉鎖手段であって、アイレットによってシートに相対的にスライドし、向かい合ったシートのいずれかのコーナー上に、またはバインダに平行に、反対側のシートの上にひと続きに折り返される、少なくとも１つの閉鎖手段によって閉鎖することができる。

閉鎖手段はまた、重ねあわされた分離用内部シートのいずれかのコーナーで、またはそれらシート上にひと続きに折り返すことができる。

バインダは、螺旋形とすることができる。

本発明の他の目的、特徴、詳細および利点は、２つの実施形態を示す例示的なものとしてのみ与えられた添付の図面を参照して、以下に詳細に説明することで明らかになるだろう。

図１および２を参照すると、分類ノートは、前部シート１と、バインダ３によって前部シート１に結び付けられた後部シート２とで形成された表紙を有する。

ノートは、さらに、２枚のシート１および２の間でバインダに結び付けられた内部ページ４を有する。

前部シート１および後部シート２は、柔軟でありながら一定の剛性を保つ厚紙またはプラスチック材料でつくることができる。

本発明によれば、ノートのページ４は、バインダ３から１枚ずつ切り離すことができ、そのために、各ページ４は、好ましくは、バインダの近傍にバインダに平行に延在する切り取り線または切り離し線５を有する。このようにして、ページ４が、切り取り線５に沿ってバインダから切り離されると、バインダ３によって留め置かれる紙テープ４ａが残る。バインダ３は、好ましくは、シート１、２とページ４の対応する穴を通して、シート１、２とノートのページ４を結び付ける螺旋によって形成される。

分類ノートはまた、シート１および２によって画定された表紙の中に閉じ込められ、内部シート６の穴を通る螺旋形バインダ３になくならないように結び付けられた分離用内部シート６を有する。

内部シート６は、それぞれ、バインダ３の反対側のシートの右縁に位置する爪掛け７を有する。

爪掛け７は、目録を構成するために異なる高さで配置されるように、内部シート６にそれぞれ後付けされるか、または、これらのシートをカットすることで得ることができる。これら爪掛けは、たとえば、ミーティングの最中に扱われた明確なテーマに当てられた項目に関する記述を含むことができる。

この実施形態においては、分類ノートは、６枚の内部シート６、すなわち、異なる色にすることができる６つの爪掛けを備える。

好ましくは、分離用内部シート６は、ノートのページ４と後部シート２との間のノートの終わりに配置されるが、それらを前部シート１とノートのページ４との間に配置することもできる。

分類ノートの前部シート１は、図２に示されたノートの閉鎖位置において、内部シート６の爪掛け７が目に見えないように覆うことができるような幅を有することができるが、前部シート１の幅を、ノートの閉鎖位置においてそれらの爪掛けを目に見え、触れることができるようにすることもできる。

分類ノートは、この実施形態においては、ゴム紐８で構成された閉鎖手段によって閉鎖することができる。好ましくは、その閉鎖手段は、たとえばリベット１０または他の同等の固定手段によって後部シート２に両端が固定され、２つのアイレット９によって後部シート２の背面上をスライドするように取り付けられた、円形または長方形断面をもつバンドの形状をとる。このようにして、ゴムバンド８は、図２に示されたノートの閉鎖位置では、ノートを閉鎖位置に保持し、その結果、内部シート６の中に収納された紙がノートから落ちるのを防ぐために、内部シート１の２つのコーナー上に打ち掛けることができる。図２は、切抜図として、バインダ３に結び付けられたノートのページを使用しながらも、重ねあわされた内部シート６の間にノートのページまたは他の何らかの資料を留め置くために、ゴムバンド８を内部シート６の各コーナー上に打ち掛けることができることを示している。当然のことながら、ゴムバンド８はまた、ノートを閉鎖位置で保持するためにバインダ３に平行にひと続きで前部シート１の上に打ち掛けることもできる。

ゴムバンド型固定手段８は、前部シート１に固定され、分類ノートの閉鎖位置において、後部シート２のコーナー上に打ち掛けることもできる。

本発明のノートは、メモが記されたノートのページ４をひとまとめにするために、切り取り線５に沿って切り取ることによってバインダ３から切り離された後に分類し、それらを内部シート６によって画定された種々の仕切り中に分類することを可能にする。こうして、使用者は、内部シート６の仕切り内に分類された紙のグループを取り出し、場合によっては、穴４ｂを使用して、ノート４に適切な分類手段の中で最終的に分類することができる。当然のことながら、ノートは、これから行われるミーティングのためであるか、既に行われたミーティングで受け取った資料が対象になるかにかかわらず、メモ書きをした他のばらの紙や、定期刊行物、科学雑誌、医学雑誌のような他の何らかの外部資料などを、分離用内部シート６の間で画定された仕切り中で分類するために使用することができる。

図１および２の実施形態と同じ要素には同じ参照番号が付されている、図３および４に示された分類ノートの実施形態において、後部シート２は、それぞれ、上方、下方および右方、あるいは側方の縁に沿って、３つのフラップ１１、１２、１３を備え、後部シート２の上に折り返された位置において、バインダ３に結び付けられたノートのページ４と、分離用内部シート６とによって、またはバインダ３から切り離されたばらのページ４をそれぞれ仕切り中に収納することができる分類シート６のみで構成された全体の収納ホルダまたはポケットを構成し、この場合、バインダ３に結び付けられたノートのページ４のブロックは、フラップ１１から１３の高方に配置される。当然のことながら、フラップ１１から１３によって画定されたノートポケットは、定期的刊行物、科学雑誌、医学雑誌などの独立した資料を分類するために使用することもできる。万年筆、計算機などの付属品もまた、それらフラップによって画定されたポケットの中に収納することができる。変形実施形態として、分類ノートの後部シート２は、後部シート２の下方縁に沿って存在するフラップと、そのシートの側縁に沿って存在するフラップの２つのフラップのみを備えることができる。

分類ノートの後部シート２の上に存在する代わりに、フラップを、前部シート１の下方、上方、側方の縁上に配置することができる。

図３および４の分類ノートは、フラップ１１から１３によって画定されたポケット中に資料を収納するという追加機能を別にして、図１および２を参照して説明したのと同じ要領で使用できることから、その構造と機能を改めて説明するには及ばない。

このようにして、本発明の分類ノートは、従来のノートとしての機能と同時に、資料、特にノートのバインダから切り離されたノートのページの分類手段としての機能も果たす。その結果、使用者は、毎日の終わりまたは週の終わりに、分離用内部シートによって設けられた仕切り中に分類された資料を見つけることができ、さらに最終的に適切な分類手段の中に分類することができるようになる。

開放位置における本発明の分類ノートの透視図である。 閉鎖位置における図１の分類ノートの透視図である。 開放位置にあり、分類ホルダに構成された分類ノートの他の実施形態の透視図である。 閉鎖位置における図３のノートの透視図である。

Claims (12)

1. バインダ（３）によって互いに結び付けられた前部シート（１）および後部シート（２）の２枚のシートで形成された表紙と、それら２枚のシート（１、２）の間でバインダ（３）につなげられたノートの内部ページ（４）とを有する資料分類用ノートにおいて、
   ノートのページ（４）が切り離し可能であること、および
   バインダ（３）に切り離せないようにつなげられた爪掛け（７）型目録付きの内部シート（６）であって、これら分離用内部シート（６）によって設けられた種々の仕切り中でバインダ（３）から切り離されたノートのページ（４）を分類することを可能にする内部シート（６）を有することを特徴とする分類ノート。
2. ノートの各ページ（４）が、バインダ（３）の近傍にバインダに平行な切り取り線（５）を有し、その切り取り線に沿ってノートのページ（４）を切り離して、隣接する２枚の分離用内部シート（６）間の仕切り中に分類することができることを特徴とする請求項１に記載の分類ノート。
3. 分離用内部シート（６）が、ノートのページ（４）とノートの後部シート（２）との間でノートの終わりに配置されることを特徴とする請求項１または２に記載の分類ノート。
4. 爪掛け（７）が異なる高さに配置され、分離用内部シート（６）に後付けされる、または、それらシートをカットして得られることを特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載の分類ノート。
5. 前部シート（１）が、ノートの閉鎖位置において分離用内部シート（６）の爪掛け（７）を目に見えないように覆う幅を有することを特徴とする請求項１から４のいずれか一項に記載の分類ノート。
6. 前部シート（１）が、ノートの閉鎖位置において分離用内部シート（６）の爪掛け（７）が目に見え、直接触れることができるようにする幅を有することを特徴とする請求項１から４のいずれか一項に記載の分類ノート。
7. 前部シート（１）または後部シート（２）が、それぞれシート（１、２）の下方および上方の縁および側縁に沿った３つのフラップ（１１〜１３）を有することを特徴とする請求項１から６のいずれか一項に記載の分類ノート。
8. リベット（１０）または同類のものによって前部シート（１）または後部シート（２）に固定されたゴムで構成された閉鎖手段であって、アイレット（９）によってシートに相対的にスライドすることができ、反対側のシートのいずれかのコーナー上に、あるいはバインダ（３）に平行にシート上にひと続きに折り返すことができる少なくとも１つの閉鎖手段（８）によって閉鎖できることを特徴とする請求項１から７のいずれか一項に記載の分類ノート。
9. 閉鎖手段（８）はまた、重ねあわされた分離用シート（６）のいずれかのコーナー上に、あるいはそれらシート上にひと続きに折り返すことができることを特徴とする請求項８に記載の分類ノート。
10. バインダ（３）が螺旋形であることを特徴とする請求項１から９のいずれか一項に記載の分類ノート。
11. ノートのページに、後で分類できるように穴をあけることを特徴とする請求項１から１０のいずれか一項に記載の分類ノート。
12. ノートの他のページまたは外部資料が分離用内部シート（６）間の種々の仕切り中に分類できることを特徴とする請求項１から１１のいずれか一項に記載の分類ノート。

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