JP2021112914A - 手帳システム - Google Patents
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Abstract
【課題】オリジナルな手帳を作製するためのシステムを提供する。【解決手段】表表紙21と、裏表紙と、その間に回動可能に設けられる起立脚部と、リング部材140と、からなる手帳材料100に、スリットを設けた基台に穿孔刃の刃先を下に向けて組み付けて構成されたパンチ200と、パンチ200の位置決め部において位置合わせ可能な位置決め器具300と、を含んで手帳システムを構成した。【選択図】図12
Description
本発明は、カレンダーとして使用することができる手帳に関し、特に、カレンダーとしての状態から素早く手帳状態にすることができる手帳システムに関する。
カレンダーとして使用することができる手帳として、手帳式カレンダーを見開いた状態で起立させることができるように支持台を設けたものが提案されている(特許文献1)。
また、カレンダー用紙を綴じ具により回転可能に綴じ合わせて構成された手帳に、手帳を見開いた状態で差込むための差込み溝を有する差込み台を設けたものも提案されている(特許文献2)。この手帳の差し込み台は、手帳の表紙部を固定するための差込み溝を有する差込み台に裏面に脚部を設け、卓上となす角度が所定角度になるように脚部を設計することで、脚部を180度回転させて卓上に載置したときに、起立型のカレンダーから、書き込みやすい形態へと転換されるように設計されている。
また、カレンダー用紙を綴じ具により回転可能に綴じ合わせて構成された手帳に、手帳を見開いた状態で差込むための差込み溝を有する差込み台を設けたものも提案されている(特許文献2)。この手帳の差し込み台は、手帳の表紙部を固定するための差込み溝を有する差込み台に裏面に脚部を設け、卓上となす角度が所定角度になるように脚部を設計することで、脚部を180度回転させて卓上に載置したときに、起立型のカレンダーから、書き込みやすい形態へと転換されるように設計されている。
カレンダー用紙と、その間に設けられた小紙片と、によって手帳用紙を構成した手帳兼用カレンダーも提案されている(特許文献3)。小紙片には、1週間分の日付欄が設けられており、日付ごとの記入スペースを広くとることで手帳としての利用が可能となる。この手帳兼用カレンダーは、裏表紙に略U字状の切線とその両端を結ぶ直線状の折線が設けられており、それを略矩形状に組み立てることで、起立されるようになっている。
実開平6−81760号公報
特開2001−328370号公報
特開平7−68971号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の手帳は、別の場所でカレンダーとして機能させようとする場合、手帳と共に差込み台を携帯する必要がある。特許文献3のものは、裏表紙に起立脚部が設けられているので携帯には便利であるが、起立させた状態で記入するので、手帳として利用する際には不便である。
そして、何れのものも、カレンダー状態から手帳としての使用状態へと迅速に切り替えることができない。
そこで、本発明は、不使用時にはカレンダーとして機能させることができる手帳において、カレンダー状態から素早く手帳状態にすることができる手帳システムの提供を目的とする。
そして、何れのものも、カレンダー状態から手帳としての使用状態へと迅速に切り替えることができない。
そこで、本発明は、不使用時にはカレンダーとして機能させることができる手帳において、カレンダー状態から素早く手帳状態にすることができる手帳システムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る手帳システムは、用紙束の表側に配設される表表紙と、前記用紙束の裏側に配設される裏表紙と、該裏表紙と表表紙との間に回動可能に設けられる起立脚部と、開閉可能なリングを背部に沿って等間隔に設けて構成されたリング部材と、からなる手帳材料と、複数の棒状の穿孔刃が夫々案内される案内路に対して直交方向にスリットを設けた基台に該穿孔刃の刃先を下に向けて組み付けて構成されて該穿孔刃を押し下げることで前記スリットに挿入された用紙に綴じ穴を設けるパンチと、該パンチの位置決め部において位置合わせ可能な位置決め器具と、を含んで構成されたものである。
この場合、コンピュータ装置を介して所定の罫線を印刷させるためのプログラムを保持した記憶手段と、を含み、月日と曜日が表示されてなるカレンダー用紙を、前記コンピュータ装置を介して所望の用紙に印刷して作成できるようにしたものであってもよい。
この場合、コンピュータ装置を介して所定の罫線を印刷させるためのプログラムを保持した記憶手段と、を含み、月日と曜日が表示されてなるカレンダー用紙を、前記コンピュータ装置を介して所望の用紙に印刷して作成できるようにしたものであってもよい。
本発明に係る手帳システムは、用紙束の表裏に設けられた表紙部と、表側の表紙部と裏側の表紙部との間に回動可能に設けられた起立脚部と、を手帳材料に含むので、手帳を起立させて卓上カレンダーの状態するための支持台を別部材として設ける必要がない。
特に、リング部材と、手帳用紙に綴じ穴を設けるためのパンチと、手帳用紙の所定位置に綴じ穴を設けるための位置決め器具と、を含んで構成されたので、市販のコピー用紙に綴じ穴を設けることで、オリジナルな手帳用紙を作製することができる。
この場合、表裏表紙を、市販のコピー用紙(A4版、B4版など)の半分のサイズ(A5版、B5版)に対応する大きさに設計すれは、市販の用紙の長手方向中央を折り曲げて、その折り曲げ線に沿ってパンチで綴じ穴を設けることで、オリジナルなカレンダー用紙を作製することができる。或いは、用紙を折り曲げた状態を開放側の縁部に沿ってパンチで綴じ穴を設けることで、折り曲げられた内側のページにIDやパスワードなどの秘密情報が記載されていても、人目に触れないようにすることができる。
特に、リング部材と、手帳用紙に綴じ穴を設けるためのパンチと、手帳用紙の所定位置に綴じ穴を設けるための位置決め器具と、を含んで構成されたので、市販のコピー用紙に綴じ穴を設けることで、オリジナルな手帳用紙を作製することができる。
この場合、表裏表紙を、市販のコピー用紙(A4版、B4版など)の半分のサイズ(A5版、B5版)に対応する大きさに設計すれは、市販の用紙の長手方向中央を折り曲げて、その折り曲げ線に沿ってパンチで綴じ穴を設けることで、オリジナルなカレンダー用紙を作製することができる。或いは、用紙を折り曲げた状態を開放側の縁部に沿ってパンチで綴じ穴を設けることで、折り曲げられた内側のページにIDやパスワードなどの秘密情報が記載されていても、人目に触れないようにすることができる。
請求項2に係る手帳システムは、コンピュータ装置を介して所定の罫線を用紙に印刷するためのプログラムを保持した記憶手段を含んだ構成としたので、市販の用紙で、所望のカレンダー用紙を作製することができる。
本発明の好適な実施形態について、添付図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施形態は以下の形態に限定されるものではなく、本発明の課題を解決しうるものであれば他の態様も実施可能である。
図1は、本発明により作成された手帳1を示す斜視図であり、図2は側面図、図3は背面図である。
この手帳は、不使用時にはカレンダーとして卓上に載置されるものであり(図4を参照)、手帳として必要事項を記入する際には上下に見開いた状態で使用する(図5を参照)。
携帯する際には、ページがめくれないように結束部材を装着して使用する(図6及び図7を参照)。
この手帳は、図8に示すように、用紙束10と、その表裏に設けられた表紙部20と、表表紙21と裏表紙22との間に回動可能に設けられた起立脚部30と、それらを綴じるリング部材40と、結束部材50と、によって構成されている。
この手帳は、不使用時にはカレンダーとして卓上に載置されるものであり(図4を参照)、手帳として必要事項を記入する際には上下に見開いた状態で使用する(図5を参照)。
携帯する際には、ページがめくれないように結束部材を装着して使用する(図6及び図7を参照)。
この手帳は、図8に示すように、用紙束10と、その表裏に設けられた表紙部20と、表表紙21と裏表紙22との間に回動可能に設けられた起立脚部30と、それらを綴じるリング部材40と、結束部材50と、によって構成されている。
用紙束10は、図4に示すように、月日と曜日が表示されたカレンダー用紙11を含んで構成される。このカレンダー用紙11の裏面には、図5に示すように、表面に表示された月又は週にできなかった予定を記載するための残務記載部12が設けられている。
このようなカレンダー用紙11と、図9に示すようなメモ用紙13とを含んで用紙束10が構成されている。
このようなカレンダー用紙11と、図9に示すようなメモ用紙13とを含んで用紙束10が構成されている。
このメモ用紙13は、図10に示す情報保護用のメモ用紙13’のように、内側に粘着性の加工が施された折り重ね可能な剥離用紙であってもよい。
あたかも1枚の用紙のような形態のページの隅に摘み部14を設け、そこから剥離させることで略2倍の大きさの用紙となる。その用紙の内側をID番号やパスワードなどの秘密情報を記入するための情報保護部15とし、例えば側縁部などに設けられた粘着材16などで剥離可能な状態とすることで、ページがめくれても、手帳の内容を見られないようにすることができる(図11を参照)。
あたかも1枚の用紙のような形態のページの隅に摘み部14を設け、そこから剥離させることで略2倍の大きさの用紙となる。その用紙の内側をID番号やパスワードなどの秘密情報を記入するための情報保護部15とし、例えば側縁部などに設けられた粘着材16などで剥離可能な状態とすることで、ページがめくれても、手帳の内容を見られないようにすることができる(図11を参照)。
表紙部20は、用紙束10の表側に設けられる表表紙21と、裏側に設けられる裏表紙22と、によって構成される。
一方の表紙部(裏表紙22)には結束部材50を取りつけるための取付部が設けられている。この場合、開放端部の一側に設けられた第1の取付部23に取り付けられた結束部材50が、紙束10と共に表表紙21に巻き回され、他側に設けられた第2の取付部24に至るように設計されている。
一方の表紙部(裏表紙22)には結束部材50を取りつけるための取付部が設けられている。この場合、開放端部の一側に設けられた第1の取付部23に取り付けられた結束部材50が、紙束10と共に表表紙21に巻き回され、他側に設けられた第2の取付部24に至るように設計されている。
表表紙21と裏表紙22の間には、手帳を起立させるための起立脚部30が設けられている。起立脚部30は表紙部20と略同一の形状であり、一方の表紙部(裏表紙22)に設けられた取付部23,24と対応する位置に第1及び第2の透孔33,34を設けた構造である。
この場合、図8に示すように、第1及び第2の取付部23,24には、起立脚部30の第1及び第2の透孔33,34にそれぞれ嵌合可能な係止部23a,24aが設けられている。これによって、手帳として平面的に使用する際には、一方の表紙部(裏表紙22)と起立脚部30を一体化させ、あたかも一つの表紙であるかの状態とすることができる。
この場合、図8に示すように、第1及び第2の取付部23,24には、起立脚部30の第1及び第2の透孔33,34にそれぞれ嵌合可能な係止部23a,24aが設けられている。これによって、手帳として平面的に使用する際には、一方の表紙部(裏表紙22)と起立脚部30を一体化させ、あたかも一つの表紙であるかの状態とすることができる。
上記構成の用紙束10と、表紙部20と、起立脚部30とは、上縁部に設けられた綴じ穴17を介して、リング部材40によって一体化されており、ページをめくることで回動されるようになっている(図9を参照)。
一方の表紙部に取り付けられた結束部材50は、伸縮可能な線状のゴム部材であり、図示するように、裏表紙22の第1の取付部23から、起立脚部30に設けられた第1及び第2の透孔33,34を介して、裏表紙22の第2の取付部24に至るように配設される。
一方の表紙部に取り付けられた結束部材50は、伸縮可能な線状のゴム部材であり、図示するように、裏表紙22の第1の取付部23から、起立脚部30に設けられた第1及び第2の透孔33,34を介して、裏表紙22の第2の取付部24に至るように配設される。
この結束部材50は、卓上に載置してカレンダーとして使用する際に、裏表紙22と起立脚部30とが所定の角度をもって傾斜するような長さに設計されている。
結束部材50が設けられた表紙部(裏表紙22)と起立脚部30とは、弾性部材60によって離反する方向に付勢されている。それを結束部材50の収縮力によって規制することで、起立状態を維持されるようになっている。
結束部材50が設けられた表紙部(裏表紙22)と起立脚部30とは、弾性部材60によって離反する方向に付勢されている。それを結束部材50の収縮力によって規制することで、起立状態を維持されるようになっている。
上記構成の手帳1の使用状態を説明する。
不使用時には卓上に載置してカレンダーとして機能させるが、手帳状態からカレンダー状態にするにあたり、裏表紙22の係止部23a,24aと透孔33,34との係合状態を解除する。すると、裏表紙22から起立脚部30が自動的に離反し、その状態が結束部材50によって維持されることで、自動的に起立する。
不使用時には卓上に載置してカレンダーとして機能させるが、手帳状態からカレンダー状態にするにあたり、裏表紙22の係止部23a,24aと透孔33,34との係合状態を解除する。すると、裏表紙22から起立脚部30が自動的に離反し、その状態が結束部材50によって維持されることで、自動的に起立する。
カレンダーに予定などを記入する際には、そのまま後ろに倒して記入することができる。カレンダーに書ききれない場合は、裏表紙22を起立脚部30に向けて回動させて上下に見開いた平面状態として、前月のカレンダー用紙の裏面に記入する(図5を参照)。
上方のページ(カレンダー用紙の裏面)に記載する際には、図示の手帳1のように、中央にリング部材40が配さないようにすることで、リング部材40に干渉されないようになっている。
上方のページ(カレンダー用紙の裏面)に記載する際には、図示の手帳1のように、中央にリング部材40が配さないようにすることで、リング部材40に干渉されないようになっている。
手帳として持ち運ぶ際には、一方の表紙部(裏表紙22)と起立脚部30を一体化させた状態で、用紙束10と共に他方の表紙部(表表紙)を結束部材50によって結束する(図6及び図7を参照)。これによって、手帳の内容を不用意に見られないようにすることができる。
次に、本発明に係る手帳システムを、図12を参照して説明する。この手帳システム101は、上記手帳の用紙を自由に作成することができるようにしたものであり、手帳材料100と、パンチ200と、位置決め器具300と、リング部材用の開閉具145と、を包装容器400に収納した状態で提供されるものである。
手帳材料100は、実施例1に示すような手帳を作成するためのものであり、実施例1の同一形態ものについては、同一の符号を付すことでその説明を省略する。
手帳材料100は、実施例1に示すような手帳を作成するためのものであり、実施例1の同一形態ものについては、同一の符号を付すことでその説明を省略する。
手帳材料100は、図13に示すように、カレンダー用の用紙束の表側に配設される表表紙21と、裏側に配設される裏表紙122と、両表紙部21,122の間に回動可能に配設される起立脚部130と、それらを綴じるためのリング部材140と、裏表紙122に取り付けられた結束部材150と、によって構成される。
裏表紙122には、結束部材50を取りつけるための取付部123,124が設けられている。起立脚部130には、裏表紙122の取付部123,124と対応する位置に第1及び第2の透孔33,34が設けられている。裏表紙122に設けられた取付部は、図14に示すように、起立脚部130の透孔33,34に対応する位置に設けられた透孔として構成されており、それらの透孔(取付部123、124、透孔33,34)に、環状のゴム部材としての結束部材が150を挿通されている。
起立脚部130と裏表紙122とは、裏表紙122に取り付けられた板バネ160によって離反方向へと付勢されている。そして、起立脚部130と裏表紙122を密接させて一体化させるために、起立脚部130に設けられた被係止部135に嵌合される係止部125が、裏表紙122に設けられている。
結束部材150は、裏表紙122に設けられた第1及び第2の取付部123、124、
には、起立脚部130の第1及び第2の透孔33,34にそれぞれ嵌合可能な係止部23a,24aが設けられている。これによって、手帳として平面的に使用する際には裏表紙122と起立脚部130を一体化させ、あたかも一つの表紙であるかの状態とすることができる。結束部材150は、その伸縮力によって、用紙束と共に表表紙21に巻き回わすことができる長さに設計されている。
には、起立脚部130の第1及び第2の透孔33,34にそれぞれ嵌合可能な係止部23a,24aが設けられている。これによって、手帳として平面的に使用する際には裏表紙122と起立脚部130を一体化させ、あたかも一つの表紙であるかの状態とすることができる。結束部材150は、その伸縮力によって、用紙束と共に表表紙21に巻き回わすことができる長さに設計されている。
表裏の表紙部21,122と起立脚部130の上縁部には、所定間隔で綴じ穴17が設けられており、その綴じ穴17を介してリング部材140によって冊子状に組みつけられる。
リング部材140は、自身によって作成予定の用紙束10と、表表紙21と、起立脚部130と、裏表紙122とをこの順で一体化させるための部材であり、図15に示すように、開閉可能なリング141を背部142に沿って等間隔に設けて構成されている。
夫々のリング141は、2つの半割れリング部141a,141bによって構成されており、それぞれのリング部の先端に相互に嵌合可能な嵌合部143a,143bを備えた構造である。
リング部材140は、自身によって作成予定の用紙束10と、表表紙21と、起立脚部130と、裏表紙122とをこの順で一体化させるための部材であり、図15に示すように、開閉可能なリング141を背部142に沿って等間隔に設けて構成されている。
夫々のリング141は、2つの半割れリング部141a,141bによって構成されており、それぞれのリング部の先端に相互に嵌合可能な嵌合部143a,143bを備えた構造である。
これらのリング部141a、141bは,開閉具145によって開閉可能となっている。この開閉具145は、円錐台状の筒部材の周側面に縦方向の切り込み部146を設けると共に、外周面に縦方向に延びる突条部147を設けた構造である。上端開口部148は、その外径が、リング141の内径よりも僅かに大きく、下端開口部149は、その内径がリング141の外径よりも僅かに小さくなるように設計されている。
リング141を開放する際には、下端開口部147からリング内に向けて挿通させるが、この際、突条部147を、夫々のリング嵌合部143a,143bに当接させながら通過させることで、相互の係合が外れ、リング141が開放される。リング141を閉じる際には、上端開口部148に、開放状態のリング141を挿通させることで、開閉具の内壁面に案内されて、双方の嵌合部143a,143bが嵌合される(図16を参照)。
次に、手帳用紙を作製するためのパンチ200と、位置決め器具300について、図17を参照して説明する。
パンチ200は、図17に示すように、手帳用紙10に綴じ穴4を設けるためのものであり、図18に示すように、複数の棒状の穿孔刃231が夫々案内される案内路232に対して直交方向にスリット33を設けた基台34に、該穿孔刃31の刃先を下に向けて組み付けて構成される。
即ち、このパンチ200は、基台234にハンドル235を回動可能に設け、ハンドル235の下側に設けられた多数の穿孔刃231によって、基台234のスリット233に挿入された用紙10を打ち抜くように構成されている。
パンチ200は、図17に示すように、手帳用紙10に綴じ穴4を設けるためのものであり、図18に示すように、複数の棒状の穿孔刃231が夫々案内される案内路232に対して直交方向にスリット33を設けた基台34に、該穿孔刃31の刃先を下に向けて組み付けて構成される。
即ち、このパンチ200は、基台234にハンドル235を回動可能に設け、ハンドル235の下側に設けられた多数の穿孔刃231によって、基台234のスリット233に挿入された用紙10を打ち抜くように構成されている。
基台234は、用紙10が載置される面234aに本体部234bを立設して構成される。本体部234bには、夫々の穿孔刃231が案内される案内路232が設けられており、その案内路232に直交するようにスリット233が形成される。案内路232とスリット233とが交差する縁部232aが下刃となって、下降する穿孔刃231との協働によって用紙10を穿孔する。
基台234の前端部(即ち、用紙3が挿入される側)には、ハンドル軸235aを取り付けるための枢支部234cが設けられている。
基台234の前端部(即ち、用紙3が挿入される側)には、ハンドル軸235aを取り付けるための枢支部234cが設けられている。
この枢止部234に取り付けられるハンドル235は、捩りコイルバネ235bによって上方に向けて付勢されており、その操作部の下側に、穿孔刃231を支持するための支持杆231aを取り付けている。
支持杆231aは、ハンドル軸235aと平行に配設されており、穿孔刃231の上端部に設けられた貫通孔231bにおいて、刃先231cを下に向けた状態の棒状の穿孔刃231が順次挿通された状態となっている。これによって、ハンドル235を押し下げることでスリット233に挿入された用紙10に複数の綴じ穴を同時に設けることが可能となる。
支持杆231aは、ハンドル軸235aと平行に配設されており、穿孔刃231の上端部に設けられた貫通孔231bにおいて、刃先231cを下に向けた状態の棒状の穿孔刃231が順次挿通された状態となっている。これによって、ハンドル235を押し下げることでスリット233に挿入された用紙10に複数の綴じ穴を同時に設けることが可能となる。
このパンチ200の前方位置には、位置決め器具300との係合を可能とするための係合突起236が設けられている。
位置決め器具300は、用紙10の一側辺に綴じ穴4が設けられるように、正確に位置合わせを行うための器具であり、図19に示すように、用紙10が載置される載置台3341と、用紙10の一側辺を当接させて位置合わせを行う定規部材342と、位置合わせされた用紙10を固定する固定部材343とを含んで構成されている。
位置決め器具300は、用紙10の一側辺に綴じ穴4が設けられるように、正確に位置合わせを行うための器具であり、図19に示すように、用紙10が載置される載置台3341と、用紙10の一側辺を当接させて位置合わせを行う定規部材342と、位置合わせされた用紙10を固定する固定部材343とを含んで構成されている。
この固定部材343と位置決め部材342とは、載置台341に設けられた枢止部342a,343aに回動可能に取り付けられている。
即ち、位置決め器具300は、図17に示すように、用紙10の側縁部を定規部材342の当接部342aに当接させた状態で、その用紙10を載置台341に固定し、その後、定規部材342を回動させて載置台341の裏側に退避させることができるように構成されており、定規部材342を退避させた際に、用紙10の一側辺が露呈されるように設計されている。
即ち、位置決め器具300は、図17に示すように、用紙10の側縁部を定規部材342の当接部342aに当接させた状態で、その用紙10を載置台341に固定し、その後、定規部材342を回動させて載置台341の裏側に退避させることができるように構成されており、定規部材342を退避させた際に、用紙10の一側辺が露呈されるように設計されている。
固定部材343は、載置台341の両端に回動可能に取り付けられる取付部343bと、該取付部343bに架設された固定部343cとによって構成される。固定部343cは、用紙10を固定するための部位であり、枢止部343dを介して取付部343bに対して回動可能に取り付けられている。
固定部343cの内側の側縁には、パンチ200のスリット挿入部に設けられた係止突起236と係合可能な係止凹部344が、パンチ200のサイズに合わせて等間隔に設けられている。そして、用紙100が位置決めされた状態で、A4サイズ、B5サイズなどのサイズに応じた位置に綴じ穴が設けられるように、穿孔開始位置と終了位置を示すための表示が設けられている。
固定部343cの内側の側縁には、パンチ200のスリット挿入部に設けられた係止突起236と係合可能な係止凹部344が、パンチ200のサイズに合わせて等間隔に設けられている。そして、用紙100が位置決めされた状態で、A4サイズ、B5サイズなどのサイズに応じた位置に綴じ穴が設けられるように、穿孔開始位置と終了位置を示すための表示が設けられている。
固定部343の裏側には、用紙10を固定するためのマグネットが設けられると共に、弾性変形によって載置台341の係合部341eに係合される被係合部343eが設けられている。これによって、用紙10が載置台341に確実に固定されるようになっている。
このシステムには、コンピュータ装置によって所定の罫線を用紙に印刷するためのプログラムを保持した記憶手段が含まれている。記憶手段としては、CD等のメディアで提供されるものであってもよいし、インターネットを通じてダウンロードされるものであってよい。パソコン画面に、カレンダー用紙のレイアウト例を示し、選択されたレイアウトに応じて用紙にカレンダー表示が印刷されるようになっている。
このシステムには、コンピュータ装置によって所定の罫線を用紙に印刷するためのプログラムを保持した記憶手段が含まれている。記憶手段としては、CD等のメディアで提供されるものであってもよいし、インターネットを通じてダウンロードされるものであってよい。パソコン画面に、カレンダー用紙のレイアウト例を示し、選択されたレイアウトに応じて用紙にカレンダー表示が印刷されるようになっている。
上記構成の手帳システム101を使用して手帳を作成する状態を示す。
先ず、所望のレイアウトのカレンダー用紙10’を作製する。この場合、図20に示すように、規格サイズ(A4版、B4版など)の縦長のコピー用紙の上半分にメモ部(又は残務整理部)を構成し、下半分に日付と曜日の記載されたカレンダー部が形成されるようにプログラムされている。 そして、図20(a)に示すように中央を折り曲げた状態で位置決め器具300をセットし、折り曲げ線に沿ってパンチ200で綴じ穴をあける。用紙中央に2列の綴じ穴が設けられ、見開いた状態の2枚の手帳用紙を作成することができる(図20(b)を参照)。
先ず、所望のレイアウトのカレンダー用紙10’を作製する。この場合、図20に示すように、規格サイズ(A4版、B4版など)の縦長のコピー用紙の上半分にメモ部(又は残務整理部)を構成し、下半分に日付と曜日の記載されたカレンダー部が形成されるようにプログラムされている。 そして、図20(a)に示すように中央を折り曲げた状態で位置決め器具300をセットし、折り曲げ線に沿ってパンチ200で綴じ穴をあける。用紙中央に2列の綴じ穴が設けられ、見開いた状態の2枚の手帳用紙を作成することができる(図20(b)を参照)。
次に、情報保護用の用紙10”を作製する状態を説明する。規格サイズのコピー用紙に秘密情報15を記入した状態で折り曲げ、図21(a)に示すように、側縁部を重ね合わせた状態で位置決め器具300をセットし、重ね合された側縁部に沿ってパンチ200で綴じ穴をあける。対応する両側縁部に沿って綴じ穴が設けられ、それらの綴じ穴にリング部材140を組み付けることで、図22に示すように、秘密情報15を目に触れないようにすることができる。
自分で手帳用紙10を作製することができるので、常時参照すべき情報が記載された用紙(配布物など)に適宜にパンチで綴じ穴を設け、手帳用紙の一部とすることができる。
自分で手帳用紙10を作製することができるので、常時参照すべき情報が記載された用紙(配布物など)に適宜にパンチで綴じ穴を設け、手帳用紙の一部とすることができる。
本発明は、あらゆる産業分野において使用される手帳システムに適用することができる。
1…手帳
10…用紙束
11…カレンダー用紙
12…残務記載部
13…メモ用紙
14…摘み部
15…情報保護部
16…粘着材
17…綴じ穴
20…表紙部
21…表表紙
22,122…裏表紙
23,123…第1の取付部
24,124…第2の取付部
23a,24a…係止部
30,130…起立脚部
33,34…透孔
40,140…リング部材
141…リング
142…背部
143a,143b…嵌合部
145…開閉具
50,150…結束部材
100…手帳材料
101…手帳システム
200…パンチ
300…位置決め器具
10…用紙束
11…カレンダー用紙
12…残務記載部
13…メモ用紙
14…摘み部
15…情報保護部
16…粘着材
17…綴じ穴
20…表紙部
21…表表紙
22,122…裏表紙
23,123…第1の取付部
24,124…第2の取付部
23a,24a…係止部
30,130…起立脚部
33,34…透孔
40,140…リング部材
141…リング
142…背部
143a,143b…嵌合部
145…開閉具
50,150…結束部材
100…手帳材料
101…手帳システム
200…パンチ
300…位置決め器具
Claims (2)
- 用紙束(10)の表側に配設される表表紙(21)と、前記用紙束(10)の裏側に配設される裏表紙(122)と、該裏表紙(122)と表表紙(21)との間に回動可能に設けられる起立脚部(130)と、開閉可能なリング(141)を背部(142)に沿って等間隔に設けて構成されたリング部材(140)と、からなる手帳材料(100)と、
複数の棒状の穿孔刃(231)が夫々案内される案内路(232)に対して直交方向にスリット(233)を設けた基台(234)に該穿孔刃(231)の刃先を下に向けて組み付けて構成されて該穿孔刃(231)を押し下げることで前記スリット(233)に挿入された用紙(10)に綴じ穴(17)を設けるパンチ(200)と、
該パンチ(200)の位置決め部(236)において位置合わせ可能な位置決め器具(300)と、を含んで構成されたことを特徴とする手帳システム。 - コンピュータ装置を介して所定の罫線を印刷させるためのプログラムを保持した記憶手段と、を含み、月日と曜日が表示されてなるカレンダー用紙(11)を、前記コンピュータ装置を介して所望の用紙に印刷して作成できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の手帳システム。
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Non-Patent Citations (1)
Title |
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"おきらく雑記帳", JPN6022007937, 12 May 2016 (2016-05-12), ISSN: 0004718129 * |
Also Published As
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JP2018089820A (ja) | 2018-06-14 |
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