JP3110466B2 - シリコーンエマルションを含んでなる洗濯洗剤組成物 - Google Patents

シリコーンエマルションを含んでなる洗濯洗剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、シリコーンのエマルション、例えばポリジ
メチルシロキサン、および非常に優れた洗浄および軟化
特性を得るために選択した界面活性剤、を含んでなるヘ
ビーデューティー顆粒状または液体洗濯洗剤に関する。
シリコーンエマルションは、好ましくは平均粒子径が約
5〜約500ミクロンである。この洗剤組成物で布地を洗
浄および軟化する方法も、本発明に包含される。
発明の背景 洗濯物洗浄製品の消費者は、洗濯したばかりの洗濯物
が清浄であると共に柔らかい感触を有することを常に好
んでいるが、これはリネン製品、寝具、タオル、および
綿製衣類の様な洗濯物に特に当てはまる。一般的に、布
地軟化剤は洗濯工程中の洗浄サイクルの後に導入されて
いる。一般的に、これらの布地軟化剤は、濯ぎサイクル
または乾燥工程で導入する軟化組成物の形態を取ってい
る。
良好な洗浄特性を有し、布地や織物を軟化することが
できる洗濯洗剤組成物を処方する数多くの試みが過去に
なされている。これは、洗濯洗剤および布地軟化剤を洗
濯液に別々に加える必要がないので、消費者にとって都
合が良い。しかし、その様な洗剤/布地軟化組成物は、
洗剤組成物の洗浄能力が低下し、軟化性能が低下する、
などの様々な理由により、十分に満足できるものになっ
ていない。理論的な裏付けは無いが、洗浄能力の低下
は、洗浄性が良好な陰イオン系界面活性剤と、効果的な
調整剤である脂肪陽イオン系物質との間の相容性の問題
によるものと考えられる。
過去における多くの処方者は、軟化特性を得るのに、
クレー、特に微細なスメクタイトクレー、および類似の
成分にも依存している。クレーは、布地上に薄い層を堆
積させ、滑り易い(または「柔らかな」)感触を与える
と考えられる。クレー軟化剤は、例えば、米国特許第4,
375,416号(Crisp et al.、1983年3月1日)、および
米国特許第4,291,071号(Harris et al.、1981年9月22
日公布)、の各明細書に記載されている様に、アミンお
よび陽イオン系軟化剤との組合せでも使用されている。
しかし、洗剤組成物におけるクレーの使用に関連する問
題としては、製品の外観が好ましくなく、洗浄性能が低
下することがある。
この様に、洗濯洗剤組成物に陽イオン系調整剤または
クレーを使用しても、妥当な水準の軟化性を維持しなが
ら高度の洗浄性能を得ることはできない。
柔らかさを増すことができるもう一つの材料はシリコ
ーンである。一般的に、過去においては、シリコーンの
使用にはシリコーン油のマイクロエマルションが関与し
ている。粒子径が5ミクロン未満、通常は1ミクロン未
満、のエマルションでは、従来の洗剤組成物で満足でき
る軟化特性が得られないことが分かっている。洗濯洗剤
組成物におけるシリコーンのマイクロエマルションは、
多くの様々な文献に記載されている。これらの文献は、
シリコーンを含む組成物を記載しているが、十分に満足
できる製品を製造する際に直面する問題のすべてに回答
を与えてはいない。洗浄の水準を下げずに軟化特性を与
える洗剤組成物を提供する問題が依然として未解決であ
る。
もう一つの問題は、洗剤中にクレー、陽イオン系物質
またはシリコーンのマイクロエマルションを配合した時
に、軟化の水準が望ましい水準よりも低いことである。
そこで、本発明の目的は、優れた軟化特性を与えるシ
リコーンの新規なエマルションを含む、優れたヘビーデ
ューティー洗濯洗剤組成物を提供することである。本発
明の別の目的は、良好な安定性を有し、洗浄剤と軟化剤
の相容性があり、優れた洗浄特性および軟化特性が組み
合わされた、洗濯洗剤組成物を提供することである。本
発明のもう一つの目的は、布地および織物を洗浄および
軟化するための改良された方法を提供することである。
これらの、および他の目的を以下に詳細に説明する。
背景技術 洗剤組成物におけるシリコーンの使用を開示している
文献としては、米国特許第4,846,982号、第5,234,495
号、第5,254,269号、第5,164,100号、第5,258,451号、
第4,814,376号、第4,624,794号、第4,585,563号、第4,6
39,321号、第5,104,555号、第5,174,912号、第5,302,65
8号、第5,026,489号、第5,091,105号、第5,057,240号、
第5,041,590号、および第4,986,922号の各明細書があ
る。国際公開WO95/11746号公報、ヨーロッパ特許第EP39
6,457号、第EP288,137号、および英国特許第GB2,206,90
2号の各明細書も参照。
発明の概要 本発明により、驚くべきことに、サイズが比較的大き
なシリコーンエマルションを以下に規定する相対的な比
率で洗剤組成物中に配合した時に、非常に良好な洗浄お
よび軟化特性を与えるヘビーデューティー洗剤組成物が
形成されることが分かった。
本発明は、下記成分a)およびb)を含んでなるヘビ
ーデューティー洗濯洗剤組成物包含する。
a)組成物の約0.1重量%〜約12重量%、好ましくは約
1重量%〜約5重量%のシリコーンエマルション(該シ
リコーンエマルションは、エマルションの約1重量%〜
約90重量%、好ましくは約20重量%〜約80重量%のシリ
コーン、およびエマルションの約0.1重量%〜約30重量
%、好ましくは約1重量%〜約10重量%の乳化剤を含ん
でなり、該エマルションは平均粒子径が約5〜約、500
ミクロン、好ましくは約20〜約300ミクロン、より好ま
しくは約50〜約200ミクロンである)、および b)組成物の約1重量%〜約50重量%の洗浄界面活性
剤。
乳化剤は、非イオン系乳化界面活性剤、陰イオン系乳
化界面活性剤、陽イオン系乳化界面活性剤、アミンオキ
シド乳化界面活性剤、およびそれらの混合物からなる群
から選択することができ、好ましくは乳化剤は、陰イオ
ン系乳化界面活性剤、非イオン系乳化界面活性剤、およ
びそれらの混合物からなる群から選択する。
シリコーンエマルションは洗剤マトリックスに加え
る。これらのサイズの大きいシリコーンエマルション
は、比較的高い粘度または強いせん断減粘性の(shear
−thinning)マトリックスを有する液体洗剤組成物中に
安定して懸濁させることができる。
洗浄界面活性剤b)の例は、非イオン系洗浄界面活性
剤、陰イオン系洗浄界面活性剤、陽イオン系洗浄界面活
性剤、双生イオン系洗浄界面活性剤、特にアミンオキシ
ド洗浄界面活性剤、およびそれらの混合物から選択され
た界面活性剤である。追加の洗剤成分は、ビルダー、酵
素、ブライトナー、汚れ遊離剤、気泡調整剤、帯電防止
剤、および分散剤から選択された1種以上の添加剤から
選択することができる。この追加成分は、通常、洗浄に
有効な量で存在する。
本発明はまた、下記成分a)およびb)を含んでなる
有効量の洗濯洗剤組成物と布地を接触させることを含
む、布地を洗浄し、軟化させる方法、も開示する。
a)組成物の約0.1重量%〜約12重量%のシリコーンエ
マルション(該シリコーンエマルションは、エマルショ
ンの約1重量%〜約90重量%のシリコーン、およびエマ
ルションの約0.1重量%〜約30重量%の乳化剤を含んで
なり、該エマルションは平均粒子径が約5〜約500ミク
ロン、好ましくは約20〜約300ミクロンである)、およ
び b)組成物の約1重量%〜約50重量%の洗浄界面活性剤 他に指示がない限り、本明細書中の百分率および比率
はすべて重量で表示し、引用する文献はすべてここに参
考として含まれる。
発明の詳細な説明 シリコーン− 本発明のシリコーン添加剤は下式、を
有することができる。
式中、各反復単位−(Si(R1)(R2)O)−中の各R1
およびR2は、独立して、C1〜C10アルキルまたはアルケ
ニル基、フェニル、置換アルキル、置換フェニル、また
は−[−R1R2Si−O−]−の単位、から選択され、xは
約50〜約300,000、好ましくは約100〜約100,000、より
好ましくは約200〜約50,000、であり、該置換アルキル
または置換フェニルは、ハロゲン、アミノ、水酸基、ま
たはニトロ基、で置換されており、該重合体の末端は、
水酸基、水素または−SiR3であり、R3は水酸基、水素ま
たはメチル、である。
粒子径測定− シリコーンエマルションの粒子径は、
Coulter LS 230の様な光散乱粒子径分析装置を使用して
測定する。
サイズのより大きなシリコーンエマルションの一般的
な製造方法− シリコーンエマルションは一般的に、イ
ンペラーミキサーを使用し、シリコーン流体を乳化界面
活性剤の溶液と特定の粘度比で一定時間混合することに
より製造される。この手順の一具体例では、シリコーン
ガム40%およびジメチコーン(dimethicone)流体(350
cst)60%からなるシリコーン流体70重量%を、約25%
アルキルサルフェートおよびアルキルエトキシレートサ
ルフェートからなる界面活性剤溶液30重量%と混合す
る。ビーカー中、250rpmの速度で約1〜2時間混合した
後、混合を停止すると、平均粒子径は約200μmである
ことが分かる。
エマルションの製法に関しては、Sydney RossおよびI
an D.Morrisonによる“Colloidal Systems and Interfa
ces"、John Willey & Sons,Inc 1988、およびPhilip S
hermanによる“Emulsion Science"、Academic Press,19
68も参照。
一般的に、Dow Corning Emulsion 8(商標)およびGE
SM2061(商標)の様な市販のシリコーンエマルション
は、5ミクロン未満、多くは1ミクロン未満である。例
えば、Dow Corning Emulsion 8(商標)は、35%の1000
cst(センチストークス)ポリジメチルシロキサン流体
を含み、粒子径が約0.280ミクロンである。
本発明でエマルションは、水または他の溶剤を、エマ
ルション中で働くのに有効な量で含むことができる。
乳化界面活性剤− 本発明のシリコーンエマルション
に有用な乳化剤は、非イオン系乳化界面活性剤、陰イオ
ン系乳化界面活性剤、陽イオン系乳化界面活性剤、アミ
ンオキシド乳化界面活性剤、およびそれらの混合物、か
らなる群から選択することができる。乳化界面活性剤は
エマルション中に、エマルションの約0.1重量%〜約30
重量%、好ましくは約0.5重量%〜約20重量%、より好
ましくは約1重量%〜約10重量%の量、で存在する。乳
化界面活性剤として使用するのに好適な界面活性剤を以
下に記載する。好ましい非イオン系乳化界面活性剤とし
ては、アルキルフェニルポリエーテル、アルキルエトキ
シレート、ポリソルベート界面活性剤およびそれらの混
合物、からなる群から選択された界面活性剤がある。好
ましい陰イオン系乳化界面活性剤の例としては、アルキ
ルサルフェート、アルキルベンゼンスルホネート、アル
キルエーテルサルフェート、およびそれらの混合物、か
らなる群から選択された界面活性剤がある。
乳化界面活性剤とは、エマルションを形成するために
シリコーン流体に加えられる界面活性剤を意味する。洗
浄界面活性剤とは、洗浄、汚れ除去目的で、洗剤組成物
に加えられる界面活性剤を意味する。
洗浄界面活性剤− 本発明のヘビーデューティー洗濯
洗剤組成物は、好ましくは、非イオン系洗浄界面活性
剤、陰イオン系洗浄界面活性剤、陽イオン系洗浄界面活
性剤、特に第4級界面活性剤、双生イオン系洗浄界面活
性剤、アミンオキシド洗浄界面活性剤、およびそれらの
混合物から選択された洗浄界面活性剤を含む。この洗剤
組成物は、一般的に洗剤組成物の約1重量%〜約50重量
%、好ましくは約15重量%〜約30重量%の、1種以上の
洗浄界面活性剤成分を含んでなる。
乳化および洗浄目的の界面活性剤 陰イオン系界面活性剤− 陰イオン系界面活性剤とし
ては、C11〜C18アルキルベンゼンスルホネート(LAS)
および第1級分枝鎖およびランダムC10〜C20アルキルサ
ルフェート(AS)、式CH3(CH2(CHOSO3 -M+)CH3
よびCH3(CH2(CHOSO3 -M+)CH2CH3[式中、xおよ
び(y+1)は少なくとも約7、好ましくは少なくとも
約9の整数であり、Mは水溶性を付与する陽イオン、特
にナトリウム、である]のC10〜C18第2級(2,3)アル
キルサルフェート、不飽和サルフェート、例えばオレイ
ルサルフェート、C10〜C18アルキルアルコキシサルフェ
ート(“AEXS"、特にEO 1〜7エトキシサルフェー
ト)、C10〜C18アルキルアルコキシカルボキシレート
(特にEO 1〜5エトキシカルボキシレート)、C10〜C
18グリセロールエーテル、C10〜C18アルキルポリグリコ
シドおよびそれらの対応する硫酸化ポリグリコシド、お
よびC12〜C18アルファ−スルホン化脂肪酸エステル、が
ある。
一般的に、本発明で有用な陰イオン系界面活性剤は、
米国特許第4,285,841号(Barratら、1981年8月25日公
布)および米国特許第3,919,678号(Laughlinら、1975
年12月30日公布)の各明細書に記載されている。
有用な陰イオン系界面活性剤には、約10〜約20個の炭
素原子を含むアルキル基およびスルホン酸または硫酸エ
ステル基を分子構造中に有する有機硫酸反応生成物の水
溶性塩、特にアルカリ金属、アンモニウムおよびアルキ
ロールアンモニウム(例えばモノエタノールアンモニウ
ムまたはトリエタノールアンモニウム)塩がある(用語
「アルキル」には、アリール基のアルキル部分も含
む)。この群の合成界面活性剤の例は、アルキルサルフ
ェート、特にタロウまたはココナッツ油のグリセリドを
還元して得られる様な高級アルコール(C8〜C18炭素原
子)の硫酸化により得られる物質である。
本発明の他の陰イオン系界面活性剤は、分子1個あた
り約1〜約4単位のエチレンオキシドおよびアルキル基
中に約8〜約12個の炭素原子を含む、アルキルフェノー
ルエチレンオキシドエーテルサルフェートの水溶性塩で
ある。
本発明で有用な他の陰イオン系界面活性剤には、脂肪
酸基中に約6〜20個の炭素原子およびエステル基中に約
1〜10個の炭素原子を含むαスルホン化脂肪酸のエステ
ルの水溶性塩、アシル基中に約2〜9個の炭素原子およ
びアルカン部分中に約9〜約23個の炭素原子を含む2−
アシルオキシ−アルカン−1−スルホン酸の水溶性塩、
約12〜24個の炭素原子を含むオレフィンスルホネートの
水溶性塩、およびアルキル基中に約1〜3個の炭素原子
およびアルカン部分中に約8〜20個の炭素原子を含むβ
−アルキルオキシアルカンスルホネート、がある。
本発明で特に好ましい陰イオン系界面活性剤は、次式
のアルキルポリエトキシレートサルフェートである。
RO(C2H4O)xSO3 -M+ (式中、Rは約10〜約22個の炭素原子を有する飽和また
は不飽和のアルキル鎖であり、Mは化合物に水溶性を付
与する陽イオン、特にアルカリ金属、アンモニウムまた
は置換アンモニウム陽イオン、であり、xは平均約1〜
約15である) 好ましいアルキルサルフェート界面活性剤は、非エト
キシル化C12-15第1級および第2級アルキルサルフェー
トである。冷水洗濯条件下、すなわち約65゜F(18.3
℃)未満では、その様なエトキシル化および非エトキシ
ル化アルキルサルフェートの混合物が存在するのが好ま
しい。脂肪酸の例としては、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン
酸、およびベヘン酸がある。他の脂肪酸としては、パル
ミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、
およびリシノール酸がある。
非イオン系界面活性剤− 通常の非イオン系および両
性界面活性剤には、いわゆる狭いピークのアルキルエト
キシレートおよびC6〜C12アルキルフェノールアルコキ
シレート(特にエトキシレートおよび混合エトキシ/プ
ロポキシ)を含むC12〜C18アルキルエトキシレート(A
E)がある。C10〜C18N−アルキルポリヒドロキシ脂肪酸
アミドも使用できる。代表例としてはC12〜C18N−メチ
ルグルカミドがある。国際公開WO9,206,154号公報参
照。他の糖に由来する界面活性剤にはN−アルコキシポ
リヒドロキシ脂肪酸アミド、例えばC10〜C18N−(3−
メトキシプロピル)グルカミド、がある。N−プロピル
〜N−ヘキシルC12〜C18グルカミドは低発泡性用に使用
できる。通常のC10〜C20セッケンも使用できる。高発泡
性が望ましい場合、分枝鎖のC10〜C16セッケンも使用で
きる。非イオン系界面活性剤の例は、米国特許第4,285,
841号明細書(Barratら、1981年8月25日公布)に記載
されている。
これらの界面活性剤の好ましい例としては、エトキシ
ル化アルコールおよび式R(OC2H4nOHのエトキシル化
アルキルフェノールがあるが、式中、Rは、約8〜約15
個の炭素原子を含む脂肪族炭化水素基、およびアルキル
基が約8〜約12個の炭素原子を含むアルキルフェニル基
からなる群から選択され、nの平均値は約5〜約15であ
る。これらの界面活性剤は米国特許第4,284,532号明細
書(Leikhim et al.、1981年8月18日)により詳細に記
載されている。特に好ましいのは、アルコール中に平均
約10〜約15個の炭素原子を有し、アルコール1モルあた
りエチレンオキシド約6〜約12モルの平均エトキシル化
度を有するエトキシル化アルコールである。陰イオン系
および非イオン系界面活性剤の混合物が特に有用であ
る。
他の慣用の有用な界面活性剤は、標準的な教科書に載
っており、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、アルキルグル
コシド、ポリアルキルグルコシド、C12〜C18ベタインお
よびスルホベタイン(スルタイン)が含まれる。例とし
てはC12〜C18N−メチルグルカミドがある。国際公開WO
9,206,154号公報参照。他の糖に由来する界面活性剤に
はN−アルコキシポリヒドロキシ脂肪酸アミド、例えば
C10〜C18N−(3−メトキシプロピル)グルカミド、が
ある。N−プロピル〜N−ヘキシルC12〜C18グルカミド
は低発泡性用に使用できる。
陽イオン系界面活性剤 好ましい陽イオン系界面活性剤の一群は、モノアルキ
ル第4級アンモニウム界面活性剤であるが、洗剤組成物
に有用な陽イオン系界面活性剤はすべて、本発明でも好
適である。
本発明で使用できる陽イオン系界面活性剤には、次式
の第4級アンモニウム界面活性剤がある。
[式中、R1およびR2は個別にC1〜C4アルキル、C1〜C4
ドロキシアルキル、ベンジル、および−(C2H4O)xH
(xは約2〜約5の値を有する)からなる群から選択さ
れ、Xは陰イオンであり、(1)R3およびR4はそれぞれ
C6〜C14アルキルであるか、または(2)R3はC6〜C18
ルキルであり、R4は、C1〜C10アルキル、C1〜C10ヒドロ
キシアルキル、ベンジル、および−(C2H4O)xH(xは
2〜5の値を有する)からなる群から選択される] 好ましい第4級アンモニウム界面活性剤は塩化物、臭
化物およびメチルサルフェートである。好ましい単長鎖
アルキル第4級アンモニウム界面活性剤の例は、R1
R2、およびR4がそれぞれメチルであり、R3がC8〜C16
ルキルであるか、またはR3がC8-18アルキルであり、
R1、R2、およびR4がメチルおよびヒドロキシアルキル部
分から選択される界面活性剤である。塩化ラウリルトリ
メチルアンモニウム、塩化ミリスチルトリメチルアンモ
ニウム、塩化パルミチルトリメチルアンモニウム、塩化
ココナッツトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ココナ
ッツトリメチルアンモニウム、塩化ココナッツジメチル
−モノヒドロキシ−エチルアンモニウム、メチル硫酸コ
コナッツジメチルモノヒドロキシエチルアンモニウム、
塩化ステリルジメチル−モノヒドロキシ−エチルアンモ
ニウム、メチル硫酸ステリルジメチル−モノヒドロキシ
エチルアンモニウム、塩化ジ−C12〜C14アルキルジメチ
ルアンモニウム、およびそれらの混合物が、特に好まし
い。Witcoから市販の塩化ラウリルトリメチルアンモニ
ウムADOGEN 412TMも好ましい。さらに好ましいのは、塩
化ラウリルトリメチルアンモニウムおよび塩化ミリスチ
ルトリメチルアンモニウムである。
別の群の好適な陽イオン系界面活性剤は、次式のアル
カノールアミダール(amidal)第4級界面活性剤であ
る。
式中、R1はC10-18アルキルまたは置換された、または
置換されていないフェニルであることができ、R2はC1-4
アルキル、H、または(EO)(yは約1〜約5であ
る)であることができ、YはOまたは−N(R3)(R4
であり、R3はH、C1-4アルキル、または(EO)(yは
約1〜約5である)であることができ、R4は、存在する
場合、C1-4アルキル、または(EO)(yは約1〜約5
である)であることができ、各nは独立して約1〜約
6、好ましくは約2〜約4から選択され、Xはヒドロキ
シルまたは−N(R5)(R6)(R7)であり、R5、R6、R7
は独立してC1-4アルキル、H、または(EO)(yは約
1〜約5である)から選択される。
アミンオキシド界面活性剤− 本発明の組成物は、下
記式のアミンオキシド界面活性剤も含む。
R1(EO)(PO)(BO)2N(O)(CH2R′)・qH2O (I) 一般的に、構造(I)は1個の長鎖部分R1(EO)
(PO)(BO)および2個の短鎖部分CH2R′を与え
るのが分かる。R′は好ましくは水素、メチルおよび−
CH2OHから選択する。一般的にR1は、飽和または不飽和
の第1級または分枝鎖ヒドロカルビル部分であり、好ま
しくはR1は第1級アルキル部分である。x+y+z=0
である場合、R1は鎖長約8〜約18を有するヒドロカルビ
ル部分である。x+y+zが0でない場合、R1はやや長
く、C12〜C24の鎖長を有することができる。この一般式
は、x+y+z=0、R1=C8〜C18、R′がHであり、
qが0〜2、好ましくは2、であるアミンオキシド、も
含む。これらのアミンオキシドの例は、C12-14アルキル
ジメチルアミンオキシド、ヘキサデシルジメチルアミン
オキシド、オクタデシルアミンオキシドおよびそれらの
水和物、特に、本発明に参考として含める米国特許第5,
075,501号および第5,071,594号の各明細書に記載されて
いる様な二水和物、である。
本発明は、x+y+zが0ではなく、特にx+y+z
が約1〜約10であり、R1が8〜約24個、好ましくは約12
〜約16個の炭素原子を含む第1級アルキル基である、ア
ミンオキシドも含む。これらの実施態様では、y+zが
好ましくは0であり、xが好ましくは約1〜約6、より
好ましくは約2〜約4であり、EOはエチレンオキシを表
し、POはプロピレンオキシを表し、BOはブチレンオキシ
を表す。その様なアミンオキシドは、通常の合成方法に
より、例えばアルキルエトキシサルフェートをジメチル
アミンと反応させ、続いてエトキシル化アミンを過酸化
水素で酸化することにより、製造することができる。
本発明で非常に好ましいアミンオキシドは、常温で固
体であり、より好ましくは融点が30℃〜90℃である。本
発明で使用するのに好適なアミンオキシドは、Akzo Che
mie、Ethyl Corp.およびProcter & Gambleを始めとす
る多くの供給者により商業的に製造されている。各種の
アミンオキシド製造業者に関しては、McCutcheonの編集
物およびKirk−Othmerの概説参照。好ましいアミンオキ
シドは、Ethyl Corp.から市販の固体二水和物ADMOX 1
6、ADMOX 18、ADMOX 12、および特にADMOX 14である。
好ましい実施態様は、ドデシルジメチルアミンオキシ
ド二水和物、ヘキサデシルジメチルアミンオキシド二水
和物、オクタデシルジメチルアミンオキシド二水和物、
ヘキサデシルトリス(エチレンオキシ)ジメチル−アミ
ンオキシド、テトラデシルジメチルアミンオキシド二水
和物、およびそれらの混合物、を含む。
好ましい実施態様には、R′がHであるものもある
が、Hより僅かに大きいR′を有することに関して、あ
る程度の寛容度がある。特に本発明は、ヘキサデシルビ
ス(2−ヒドロキシエチル)アミンオキシド、タロウビ
ス(2−ヒドロキシエチル)アミンオキシド、ステアリ
ルビス(2−ヒドロキシエチル)アミンオキシドおよび
オレイルビス(2−ヒドロキシエチル)アミンオキシド
の様な、R′がCH2OHである実施態様をさらに含む。
ビルダー− 本発明の組成物は所望により、ただし好
ましくは、50重量%までの、より好ましくは約1重量%
〜約40重量%、さらに好ましくは約5重量%〜約30重量
%、の洗剤ビルダー材料を含んでなる。しかし、より少
ない、またはより多い量のビルダーも排除するものでは
ない。洗剤ビルダーは本発明の組成物に所望により配合
し、鉱物硬度を調整し易くすることができる。無機なら
びに有機ビルダーを使用できる。ビルダーは一般的に布
地洗濯組成物に使用し、粒子状汚れを除去し易くする。
洗剤ビルダーは米国特許第4,321,165号明細書(Smith e
t al.、1982年3月23日公布)に記載されている。本発
明の液体洗剤用に好ましいビルダーは米国特許第4,284,
532号明細書(Leikhim et al.、1981年8月18日公布)
に記載されている。
無機またはP含有洗剤ビルダーには、アルカリ金属、
アンモニウムおよびアルカノールアンモニウムのポリリ
ン酸塩(例えばトリポリリン酸塩、ピロリン酸塩、およ
びガラス質重合体メタリン酸塩)、ホスホン酸塩、フィ
チン酸、ケイ酸塩、炭酸塩(重炭酸塩およびセスキ炭酸
塩を含む)、サルフェートおよびアルミノケイ酸塩があ
るが、これらに限定するものではない。しかし、非リン
酸塩ビルダーが必要とされる地域もある。重要なこと
は、クエン酸の様ないわゆる「弱」ビルダー(リン酸塩
と比較して)の存在下でも、あるいはゼオライトまたは
層状ケイ酸塩ビルダーで起こる、いわゆる「低ビルダ
ー」状況下でも、本発明の組成物は驚く程効果的に機能
することである。
ケイ酸塩ビルダーの例は、アルカリ金属ケイ酸塩、特
にSiO2:Na2O比が1.6:1〜3.2:1を有するアルカリ金属ケ
イ酸塩、および層状ケイ酸塩、例えば米国特許第4,664,
839号明細書(1987年5月12日H.P.Rieckに公布)に記載
されている様な層状ケイ酸ナトリウム、である。NaSKS
−6(一般的に略して“SKS−6")は、Hoechstから市販
されている結晶性層状ケイ酸塩の商標である。ゼオライ
トビルダーと異なり、NaSKS−6ケイ酸塩ビルダーは、
アルミニウムを含まない。NaSKS−6は、層状ケイ酸塩
のデルタ−Na2SiO5形態を有する。この製品は、独国特
許第DE−A−3,417,649号および第DE−A−3,742,043号
の各明細書に記載されている様な方法により製造され
る。SKS−6は、本発明で使用するのに非常に好ましい
層状ケイ酸塩であるが、他のその様な層状ケイ酸塩、例
えば一般式NaMSixO2x+1・yH2O(式中、Mはナトリウム
または水素であり、xは1.9〜4の数、好ましくは2で
あり、yは0〜20の数、好ましくは0である)を有する
ケイ酸塩も本発明で使用できる。Hoechstから市販の他
の各種層状ケイ酸塩には、アルファ、ベータおよびガン
マ形態の、NaSKS−5、NaSKS−7およびNaSKS−11があ
る。上記の様に、本発明で使用するには、デルタ−Na2S
iO5(NaSKS−6形態)が最も好ましい。例えばケイ酸マ
グネシウムの様な他のケイ酸塩も有用であり、酸素漂白
剤用の安定剤として、および発泡調整系の成分として役
立つ。
炭酸塩ビルダーの例は、独国特許出願第2,321,001号
明細書(1973年11月15日公開)、に記載されている様
に、アルカリ土類およびアルカリ金属炭酸塩である。
アルミノケイ酸塩ビルダーは本発明で有用である。ア
ルミノケイ酸塩ビルダーは、液体洗剤処方で重要なビル
ダー成分である。アルミノケイ酸塩ビルダーには、下記
の実験式を有する物質がある。
M2(zAlO2]・xH2O ここでzおよびyは少なくとも6の整数であり、z対y
のモル比は1.0〜約0.5であり、xは約15〜約264の整数
である。
有用なアルミノケイ酸塩イオン交換材料は市販されて
いる。これらのアルミノケイ酸塩は構造が結晶性または
無定形であり、天然のアルミノケイ酸塩または合成品で
あることができる。アルミノケイ酸塩イオン交換材料の
製造方法は、米国特許第3,985,669号明細書(Krummel
ら、1976年10月12日公布)に記載されている。本発明で
有用な合成結晶性アルミノケイ酸塩イオン交換材料は、
ゼオライトA、ゼオライトP(B)、ゼオライトMAPお
よびゼオライトXの名称で市販されている。特に好まし
い実施態様では、結晶性アルミノケイ酸塩イオン交換材
料は、下式を有する。
Na12[(AlO212(SiO212]・xH2O 式中、xは約20〜約30、特に約27である。この材料はゼ
オライトAと呼ばれている。本発明では脱水されたゼオ
ライト(x=0〜10)も使用できる。好ましくは、アル
ミノケイ酸塩は粒子直径が約0.1〜10ミクロンである。
本発明の目的に適した有機洗剤ビルダーには、非常に
様々なポリカルボキシレート化合物があるが、これらに
限定するものではない。本明細書で使用する「ポリカル
ボキシレート」とは、複数のカルボキシレート基、好ま
しくは少なくとも3個のカルボキシレート、を有する化
合物を意味する。ポリカルボキシレートビルダーは、一
般的に酸の形態で組成物に加えることができが、中和さ
れた塩の形態で加えることもできる。塩の形態で使用す
る場合、アルカリ金属、例えばナトリウム、カリウム、
およびリチウム、またはアルカノールアンモニウムの塩
が好ましい。
ポリカルボキシレートビルダーには、様々な種類の有
用な材料がある。ポリカルボキシレートビルダーの重要
な一種類には、米国特許第3,128,287号(Berg、1964年
4月7日公布)および米国特許第3,635,830号(Lambert
iら、1972年1月18日公布)の各明細書に記載されてい
る様なオキシジコハク酸塩を含むエーテルポリカルボキ
シレートがある。米国特許第4,663,071号(1987年5月
5日Bushらに公布)、の“TMS/TDS"ビルダーも参照。好
適なエーテルポリカルボキシレートには、環状化合物、
特に脂環式化合物、例えば米国特許第3,923,679号、第
3,835,163号、第4,158,635号、第4,120,874号、および
第4,102,903号の各明細書に記載されている化合物があ
る。
他の有用な洗剤ビルダーには、エーテルヒドロキシポ
リカルボキシレート、無水マレイン酸とエチレンまたは
ビニルメチルエーテルの共重合体、1,3,5−トリヒドロ
キシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、およびカルボ
キシメチルオキシコハク酸、例えばエチレンジアミンテ
トラ酢酸およびニトリロトリ酢酸のような、ポリ酢酸の
各種アルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウ
ム塩、ならびにメリト酸、コハク酸、オキシジコハク
酸、ポリマレイン酸、ベンゼン1,3,5−トリカルボン
酸、カルボキシメチルオキシコハク酸の様なポリカルボ
キシレート、およびそれらの可溶性塩がある。
クエン酸塩ビルダー、例えばクエン酸およびその可溶
性塩(特にナトリウム塩)が、再生可能な資源から入手
できること、および生物分解性であることから、ヘビー
デューティー液体洗剤処方に特に重要なポリカルボキシ
レートビルダーである。オキシジコハク酸塩もその様な
組成物および組合せで特に有用である。
本発明の洗剤組成物には、米国特許第4,566,984号明
細書(Bush、1986年1月28日公布)に記載されている3,
3−ジカルボキシ−4−オキサ−1,6−ヘキサンジオエー
トおよび関連する化合物も適当である。有用なコハク酸
ビルダーには、C5〜C20アルキルおよびアルケニルコハ
ク酸およびそれらの塩がある。この種の特に好ましい化
合物は、ドデセニルコハク酸である。コハク酸エステル
ビルダーの具体例としては、コハク酸ラウリル、コハク
酸ミリスチル、コハク酸パルミチル、コハク酸2−ドデ
セニル(好ましい)、コハク酸2−ペンタデセニル、等
がある。コハク酸ラウリルは、この種の好ましいビルダ
ーであり、ヨーロッパ特許出願第86200690.5/0,200,263
号明細書(1986年11月5日公開)に記載されている。
他の好適なポリカルボキシレートは、米国特許第4,14
4,226号(Crutchfieldら、1979年3月13日公布)および
米国特許第3,308,067号(Diehl、1967年3月7日公布)
の各明細書に記載されている。Diehlの米国特許第3,72
3,322号明細書も参照。
脂肪酸、例えばC12〜C18モノカルボン酸、も組成物に
単独で、または上記のビルダー、特にクエン酸塩および
/またはコハク酸塩ビルダー、と組み合わせて配合し、
追加のビルダー活性を得ることができる。その様な脂肪
酸の使用は、一般的に発泡性が低下するので、処方者は
このことを考慮すべきである。
リン系のビルダーを使用できる場合、各種のアルカリ
金属リン酸塩、例えば良く知られているトリポリリン酸
ナトリウム、ピロリン酸ナトリウムおよびオルトリン酸
ナトリウム、を使用することができる。ホスホン酸塩ビ
ルダー、例えばエタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホス
ホネートおよび他の公知のホスホネート(例えば米国特
許第3,159,581号、第3,213,030号、第3,422,021号、第
3,400,148号および第3,422,137号の各明細書参照)も使
用できる。
酵素− 本発明の処方には、例えばタンパク質系、炭水
化物系、またはトリグリセリド系の汚れの除去を含む広
範囲な布地洗濯目的に、および布地の回復のために、酵
素を含むことができる。配合すべき酵素には、プロテア
ーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、およびセルラーゼ、なら
びにそれらの混合物、がある。他の種類の酵素も含むこ
とができる。酵素は、どの様な起源に、例えば植物、動
物、細菌、菌類および酵母、に由来するものでもよい。
しかし、酵素の選択は幾つかのファクター、例えばpH活
性および/または最適安定性、熱的安定性、活性洗剤、
ビルダー、等に対する安定性、により左右される。これ
に関して、細菌性または菌類の酵素、例えば細菌性アミ
ラーゼおよびプロテアーゼ、および菌類性セルラーゼ、
が好ましい。
酵素は一般的に重量で組成物1グラムあたり約5mgま
で、より一般的には約0.01mg〜約3mgの活性酵素を与え
るのに十分な量で配合する。つまり、本発明の組成物は
一般的に約0.001重量%〜約5重量%、好ましくは0.01
重量%〜1重量%の市販の酵素製剤を含むことになる。
プロテアーゼ酵素は通常、その様な市販の製剤中に、組
成物1グラムあたり0.005〜0.1Anson単位(AU)の活性
を与えるのに十分な量で存在する。
プロテアーゼの適当な例は、B.SubtilisおよびB.lich
eniformsの特定株から得られるスブチリジンである。別
の適当なプロテアーゼはBacillusの株から得られ、pH領
域8〜12全体で最大活性を有し、Novo Industries A/S
により開発され、ESPERASEの登録商品名で販売されてい
る。この酵素および類似の酵素の製造は、Novoの英国特
許明細書第1,243,784号に記載されている。タンパク質
系の汚れを除去するのに好適な、市販されているタンパ
ク分解酵素には、Novo Industries A/S(デンマーク)
からALCALASEおよびSAVINASEの商品名で、およびIntern
ational Bio−Synthetics,Inc.(オランダ)からMAXATA
SEの商品名で市販されている酵素がある。他のプロテア
ーゼには、プロテアーゼA(ヨーロッパ特許出願第130,
756号明細書1985年1月9日公開、参照)およびプロテ
アーゼB(ヨーロッパ特許出願第87303761.8号(1987年
4月28日提出)、およびヨーロッパ特許出願第130,756
号(Bottら、1985年1月9日公開)の各明細書、参照)
がある。
アミラーゼには、例えば英国特許明細書第1,296,839
号(Novo)に記載されているα−アミラーゼ、RAPIDAS
E、(International Bio−Synthetics,Inc.)およびTER
MAMYL、(Novo Industries)がある。
本発明で使用できるセルラーゼには、細菌および菌類
に由来するセルラーゼがある。好ましくは、これらの酵
素の最適pHは5〜9.5である。適当なセルラーゼは米国
特許第4,435,307号明細書(Barbesgoardら、1984年3月
6日公布)に記載されているが、この特許は、Humicola
insolensおよびHumicola株DSM1800またはAeromonas属
に属するセルラーゼ212生産菌類から生産された菌類セ
ルラーゼ、および海洋軟体生物(Dolabella Auricula S
olander)の肝膵臓から抽出されたセルラーゼを開示し
ている。好適なセルラーゼは、英国特許第GB−A−2,07
5,028号、第GB−A−2,095,275号および独国特許第DE−
OA−2,247,832号の各明細書にも記載されている。CAREZ
YME(Novo)が特に有用である。
洗剤用に有用なリパーゼ酵素には、Pseudomonas族の
微生物、例えば英国特許第1,372,034号明細書に記載さ
れているPseudomonas stutzeri ATCC 19.154、により生
産される酵素がある。日本国特許出願第53,20487号明細
書(1978年2月24日公開)も参照。このリパーゼはAman
o Pharmaceutical Co.Ltd.,名古屋、日本国、からLipas
e P“Amano"(以下“Amano−P"と呼ぶ)の商品名で市販
されている。他の市販されているリパーゼには、Amano
−CES、Toyo Jozo Co.,Tagata,日本国、から市販されて
いる、Chromobacter viscosum、例えばChromobacter vi
scosum var.lipolyticum NRRLB 3673に由来するリパー
ゼ、およびU.S.Biochemical Corp.,U.S.A.およびDisoyn
th Co.、オランダ、から市販のChromobacter viscosum
リパーゼ、およびPseudomonas gladioliに由来するリパ
ーゼがある。Humicola lanuginosaに由来し、Novo(EPO
341,947号も参照)から市販されているLIPOLASE酵素
が本発明で使用するのに適当なリパーゼである。
広範囲な酵素材料およびそれらの合成洗剤組成物への
配合手段が米国特許第3,553,139号明細書(1971年1月
5日McCarty et al.に公布)に記載されている。酵素は
さらに米国特許第4,101,457号(Place et al.、1978年
7月18日公布)、および米国特許第4,507,219号(Hughe
s、1985年3月26日公布)の各明細書に記載されてい
る。液体洗剤組成物に有用な酵素材料およびその様な組
成物への配合は、米国特許第4,261,868号明細書(Hora
et al.、1981年4月14日公布)に記載されている。洗剤
に使用する酵素は、様々な技術により安定化させること
ができる。酵素安定化技術は、例えば米国特許第3,600,
319号(1971年8月17日Gedge et al.に公布)、および
ヨーロッパ特許出願公開第0199405号公報(出願第86200
586.5号、1986年10月29日公開、Venegas)、に開示され
ている。酵素安定化系は、例えば米国特許第3,519,570
号明細書にも記載されている。
本発明で使用する酵素は、完成した組成物中のカルシ
ウムおよび/またはマグネシウムイオンの水溶性供給源
の存在により安定化されることができ、この水溶性供給
源はこれらイオンを酵素に供給する(カルシウムは一般
的にマグネシウムイオンよりもやや効果的であり、本発
明でただ1種の陽イオンだけを使用している場合にはカ
ルシウムイオンが好ましい)。安定性はさらに、様々な
他の、当該技術分野で開示されている安定剤、特にホウ
酸塩類、により与えられる。Seversonの米国特許第4,53
7,706号明細書参照。代表的な洗剤、特に液体、は完成
した組成物1リットルあたり、約1〜約30、好ましくは
約2〜約20、より好ましくは約5〜約15、最も好ましく
は約8〜約12、ミリモルのカルシウムイオンを含んでな
る。この量は、存在する酵素の量およびそのカルシウム
またはマグネシウムイオンに対する反応性によりある程
度変えることができる。カルシウムまたはマグネシウム
イオンの量は、組成物中のビルダー、脂肪酸、等と錯体
形成させた後、酵素が常にある最低量を利用できる様に
選択すべきである。カルシウムまたはマグネシウムイオ
ンの供給源としては、塩化カルシウム、硫酸カルシウ
ム、リンゴ酸カルシウム、マレイン酸カルシウム、水酸
化カルシウム、ギ酸カルシウム、および酢酸カルシウム
および対応するマグネシウム塩を始めとするがこれらに
限定されない、すべての水溶性カルシウムまたはマグネ
シウム塩を使用することができる。酵素スラリーおよび
処方水の中のカルシウムのために、組成物中には少量
の、一般的に1リットルあたり約0.05〜約0.4ミリモル
のカルシウムイオンが含まれることも多い。固体洗剤組
成物は、洗濯液中にその様な量を与えるのに十分な量の
水溶性カルシウムイオン供給源を含むことができる。あ
るいは、天然水の硬度で十分な場合もある。
無論、上記のカルシウムおよび/またはマグネシウム
イオンの量は、酵素の安定性を与えるのに十分な量であ
る。さらに油脂を除去する性能を与えるためには、より
多くのカルシウムおよび/またはマグネシウムイオンを
組成物に加えることができる。したがって、本発明の組
成物は、一般的な提案として、約0.05〜約2重量%のカ
ルシウムまたはマグネシウムイオン、または両方の水溶
性供給源を含む。無論、この量は、組成物中に使用する
酵素の量および種類により異なる。
本発明の組成物は、所望により、ただし好ましくは、
各種の他の安定剤、特にホウ酸塩型の安定剤を含むこと
もできる。一般的に、その様な安定剤は、組成物中、約
0.25重量%〜約10重量%、好ましくは約0.5重量%〜約
5重量%、より好ましくは約0.75重量%〜約4重量%の
量の、ホウ酸または組成物中でホウ酸を形成できる他の
ホウ酸塩化合物(ホウ酸として計算)として使用する。
ホウ酸が好ましいが、酸化ホウ素、ホウ砂および他のア
ルカリ金属ホウ酸塩(例えばオルト−、メタ−およびピ
ロホウ酸ナトリウム、および五ホウ酸ナトリウム)の様
な他の化合物も好適である。ホウ酸の代りに、置換され
たホウ酸(例えばフェニルボロン酸、ブタンボロン酸、
およびp−ブロモフェニルボロン酸)も使用できる。
重合体状汚れ遊離剤− 本発明の組成物および方法に
は、所望により、当業者には公知のすべての重合体状汚
れ遊離剤を使用することができる。重合体状汚れ遊離剤
は、ポリエステルやナイロンの様な疎水性繊維の表面を
親水性化するための親水性部分、および洗濯およびすす
ぎサイクルが完了するまでの間、疎水性繊維上に堆積
し、そこに付着して止まり、親水性部分のためのアンカ
ーとして作用する疎水性部分を有するのが特徴である。
これによって、生じた汚れが、汚れ遊離剤による処理に
続いて、後の洗濯手順でより容易に洗浄される。
本発明で有用な重合体状汚れ遊離剤の例としては、米
国特許第4,721,580号(1988年1月26日Gosselinkに公
布)、米国特許第4,000,093号(1976年12月28日Nicol e
t al.に公布)、ヨーロッパ特許出願第0219048号(Kud
et al.、1987年4月22日公開)、米国特許第4,702,857
号(1987年10月27日Gosselinkに公布)、米国特許第4,9
68,451号(1990年11月6日J.J.Scheibelに公布)、があ
る。市販されている汚れ遊離剤には、BASF(西独)から
市販のSOKALAN型の材料、例えばSOKALAN HP−22、があ
る。米国特許第3,959,230号(Hays、1976年5月25日公
布)および米国特許第3,893,929号(Basadur、1975年7
月8日公布)、も参照。この重合体の例としては、市販
材料のZELCON 5126(Du Pontから)およびMILEASE T(I
CIから)がある。他の適当な重合体状汚れ遊離剤には、
米国特許第4,711,730号(1987年12月8日Gosselinkに公
布)のテレフタレートポリエステル、米国特許第4,721,
580号(1988年1月26日Gosselinkに公布)の陰イオン系
の末端キャップしたオリゴマーエステル、および米国特
許第4,702,857号(1987年10月27日Gosselinkに公布)、
のブロックポリエステルオリゴマー化合物、がある。好
ましい重合体状汚れ遊離剤には、米国特許第4,877,896
号(1989年10月31日Maldonado et al.に公布)、の汚れ
遊離剤もある。
使用する場合、汚れ遊離剤は本発明の洗剤組成物の約
0.01重量%〜約10.0重量%、一般的に約0.1重量%〜約
5重量%、好ましくは約0.2重量%〜約3.0重量%を占め
る。
キレート化剤− 本発明の洗剤組成物は、所望により
1種以上の鉄および/またはマンガンキレート化剤を含
むことができる。その様なキレート化剤は、すべて以下
に規定するアミノカルボキシレート、アミノホスホネー
ト、多官能置換された芳香族キレート化剤およびそれら
の混合物からなる群から選択することができる。理論的
な裏付けはないが、これらの材料の利点は、一部、可溶
性キレートを形成することにより鉄およびマンガンイオ
ンを洗濯溶液から除去する、非常に優れた能力によると
考えられる。
所望により使用するキレート化剤として有用なアミノ
カルボキシレートには、エチレンジアミンテトラアセテ
ート、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセ
テート、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテ
トラプロピオネート、トリエチレンテトラアミンヘキサ
アセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート、
およびエタノールジグリシン、それらのアルカリ金属、
アンモニウムおよび置換アンモニウムの塩、およびそれ
らの混合物、がある。
アミノホスホネートも、洗剤組成物中に少なくとも少
量の総リン含有量が許容される場合、本発明の組成物の
キレート化剤として有用であり、DEQUESTの様なエチレ
ンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)を含
む。これらのアミノホスホネートは、7個以上の炭素原
子を含むアルキルおよびアルケニルを含まないのが好ま
しい。
多官能置換された芳香族キレート化剤も本発明の組成
物に有用である。米国特許第3,812,044号明細書(1974
年5月21日Connor et al.に公布)、参照。酸の形態の
この種の好ましい化合物は、ジヒドロキシジスルホベン
ゼン、例えば1,2−ジヒドロキシ−3,5−ジスルホベンゼ
ン、である。
本発明で使用するのに好ましい生物分解性キレート化
剤は、エチレンジアミン二コハク酸塩(“EDDS")、特
に米国特許第4,704,233号明細書(1987年11月3日Hartm
anおよびPerkinsに公布)、に記載されている[S,S]異
性体である。
使用する場合、これらのキレート化剤は、一般的に本
発明の組成物の約0.1重量%〜約10重量%を占める。よ
り好ましくは、使用する場合、これらのキレート化剤
は、その様な組成物の約0.1重量%〜約3.0重量%を占め
る。
粘土汚れ除去/再堆積防止剤− 本発明の組成物は、
所望により、粘土汚れ除去および再堆積防止特性を有す
る水溶性エトキシル化アミンを含むことができる。液体
洗剤組成物は一般的に約0.01重量%〜約5重量%を含
む。
最も好ましい汚れ放出および再堆積防止剤はエトキシ
ル化テトラエチレンペンタアミンである。代表的なエト
キシル化アミンはさらに米国特許第4,597,898号明細書
(VanderMeer、1986年7月1日公布)に記載されてい
る。別の群の好ましい粘土汚れ除去−再堆積防止剤は、
ヨーロッパ特許出願第111,965号明細書(OhおよびGosse
link、1984年6月27日公開)に記載されている陽イオン
系化合物である。使用できる他の粘土汚れ除去/再堆積
防止剤としては、ヨーロッパ特許出願第111,984号明細
書(Gosselink、1984年6月27日公開)に記載されてい
るエトキシル化アミン重合体、ヨーロッパ特許出願第11
2,592号明細書(Gosselink、1984年6月4日公開)、に
記載されている両性イオン系重合体、および米国特許第
4,548,744号明細書(Connor、1985年10月22日公布)に
記載されているアミンオキシドである。当該技術分野で
公知の他の粘土汚れ除去および/または再堆積防止剤も
本発明の組成物に使用できる。別の種類の好ましい再堆
積防止剤には、カルボキシメチルセルロース(CMC)系
材料がある。これらの材料は当該技術分野では周知であ
る。
重合体状分散剤− 重合体状分散剤は、本発明の組成
物に、特にゼオライトおよび/または層状ケイ酸塩ビル
ダーの存在下で、約0.1重量%〜約7重量%の量で効果
的に使用することができる。好適な重合体状分散剤に
は、重合体状ポリカルボキシレートおよびポリエチレン
グリコールがあるが、当該技術分野で公知の他の分散剤
も使用できる。理論的な裏付けは無いが、重合体状分散
剤は、他のビルダー(低分子量ポリカルボキシレートを
含む)と組み合わせて使用した場合に、結晶成長防止、
粒子状汚れ放出ペプチゼーション、および再堆積防止に
より、全体的なビルダー性能を強化すると考えられる。
重合体状ポリカルボキシレート材料は、適当な不飽和
モノマーを、好ましくはそれらの酸形態で、重合または
共重合させることにより製造することができる。重合に
より適当な重合体ポリカルボキシレートを形成できる不
飽和モノマー酸には、アクリル酸、マレイン酸(または
無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン酸、アコニット
酸、メサコン酸、シトラコン酸およびメチレンマロン酸
がある。本発明での重合体ポリカルボキシレート中に、
カルボキシレート基を含まない、ビニルメチルエーテ
ル、スチレン、エチレン等のモノマー部分が存在するこ
とは、その様な部分が約40重量%を占めない限り、好ま
しいことである。
特に好適な重合体状カルボキシレートはアクリル酸か
ら誘導することができる。本発明で有用な、その様なア
クリル酸系重合体は、重合したアクリル酸の水溶性塩で
ある。その様な酸形態の重合体の平均分子量は、好まし
くは約2,000〜10,000、より好ましくは約4,000〜7,00
0、最も好ましくは約4,000〜5,000である。その様なア
クリル酸重合体の水溶性塩には、例えばアルカリ金属、
アンモニウムおよび置換されたアンモニウムの塩があ
る。この種の可溶性重合体は、公知の材料である。洗剤
組成物におけるこの種のポリアクリレートの使用は、例
えば、米国特許第3,308,067号明細書(Diehl、1967年3
月7日公布)に記載されている。
アクリル酸/マレイン酸系共重合体も、分散/再堆積
防止剤の好ましい成分として使用できる。その様な物質
には、アクリル酸およびマレイン酸の共重合体の水溶性
塩が含まれる。その様な酸形態の共重合体の平均分子量
は、好ましくは約2,000〜100,000、より好ましくは約5,
000〜75,000、最も好ましくは約7,000〜65,000である。
その様な共重合体におけるアクリル酸塩対マレイン酸塩
部分の比率は、一般的に約30:1〜約1:1、より好ましく
は約10:1〜2:1である。その様なアクリル酸/マレイン
酸共重合体の水溶性塩には、例えばアルカリ金属、アン
モニウムおよび置換されたアンモニウムの塩がある。こ
の種の可溶性アクリル酸塩/マレイン酸塩共重合体は公
知の材料であり、ヨーロッパ特許出願第66915号明細書
(1982年12月15日公開)、ならびにアクリル酸ヒドロキ
シプロピルを含んでなるその様な重合体も記載している
ヨーロッパ特許第EP193,360号明細書(1986年9月3日
公開)、に記載されている。さらに他の有用な分散剤に
は、マレイン酸/アクリル酸/ビニルアルコールのター
ポリマーがある。その様な材料は、ヨーロッパ特許第EP
193,360号明細書にも記載されており、例えばアクリル
酸/マレイン酸/ビニルアルコールの45/45/10ターポリ
マーを含む。
配合できる別の重合体材料はポリエチレングリコール
(PEG)である。PEGは、分散剤性能を示すと共に、粘土
質汚れ除去−再堆積防止剤としても作用する。これらの
目的に代表的な分子量の範囲は、約500〜約100,000、好
ましくは約1,000〜約50,000、より好ましくは約1,500〜
約10,000である。
ポリアスパラギン酸塩およびポリグルタミン酸塩分散
剤も、特にゼオライトビルダーと組み合わせて使用でき
る。ポリアスパラギン酸塩の様な分散剤は好ましくは
(平均)分子量が約10,000である。
ブライトナー− 本発明の洗剤組成物には、当該技術
分野で公知のすべての光学ブライトナーまたは他の明度
付与若しくは白色化剤を、一般的に約0.05重量%〜約1.
2重量%の量で配合することができる。本発明で使用で
きる市販の光学ブライトナーは、スチルベンの誘導体、
ピラゾリン、クマリン、カルボン酸、メチンシアニン、
ジベンゾチオフェン−5,5−ジオキシド、アゾール、5
および6員複素環式化合物、および他の種々の薬剤、を
含む亜群(ただし、必ずしもこれらに限定しない)に分
類できる。その様なブライトナーの例は、ここに参考と
して含める「蛍光ブライトナーの製造および用途」、M.
Zahradnik、John Wiley & Sons,New York(1982)出
版、に記載されている。
本発明の組成物に有用な光学ブライトナーの具体例
は、米国特許第4,790,856号明細書(1988年12月13日Wix
onに公布)に記載されている。これらのブライトナーに
は、Veronaから市販のブライトナーのPHORWHITEシリー
ズが含まれる。この文献に記載されている他のブライト
ナーには、Ciba−Geigyから市販のTinopal UNPA、Tinop
al CBSおよびTinopal 5BM、イタリアのHilton−Davisか
ら市販のArtic White CCおよびArtic White CWD、2−
(4−スチリル−フェニル)−2H−ナフトール[1,2−
d]トリアゾール、4,4′−ビス−(1,2,3−トリアゾー
ル−2−イル)−スチルベン、4,4′−ビス(スチリ
ル)ビスフェニル、およびアミノ−クマリンがある。こ
れらのブライトナーの具体例としては、4−メチル−7
−ジエチルアミノクマリン、1,2−ビス(−ベンズイミ
ダゾール−2−イル)−エチレン、1,3−ジフェニル−
フラゾリン、2,5−ビス(ベンゾオキサゾール−2−イ
ル)−チオフェン、2−スチリル−ナフト−[1,2−
d]−オキサゾール、および2−(スチルベン−4−イ
ル)−2H−ナフト[1,2−d]トリアゾールがある。米
国特許第3,646,015号明細書(1972年2月29日Hamilton
に公布)、も参照。本発明では陰イオン系ブライトナー
が好ましい。
発泡抑制剤− 本発明の組成物には、泡の形成を少な
くするか、または抑制するための化合物を配合すること
ができる。米国特許第4,489,455号および第4,489,574号
の各明細書に記載されている様な、いわゆる「高濃度洗
浄法」およびヨーロッパ型の前方から装填する洗濯機に
は、発泡抑制が特に重要である。
非常に様々な物質が発泡抑制剤として使用され、発泡
抑制剤は当業者に周知である。例えば、Kirk OthmerのE
ncyclopedia of Chemical Technology、第3版、7巻、
430〜447頁(John Wiley & Sons,Inc.,1979)参照。特
に重要な発泡抑制剤の一群には、モノカルボキシル脂肪
酸およびそれらの可溶性塩がある。米国特許第2,954,34
7号明細書(1960年9月27日にWayne St.Johnに公布)、
参照。発泡抑制剤として使用されるモノカルボキシル脂
肪酸およびそれらの塩は、一般的に10〜約24個の炭素原
子、好ましくは12〜18個の炭素原子、を有するヒドロカ
ルビル鎖を有する。好適な塩には、アルカリ金属塩、例
えばナトリウム、カリウム、およびリチウム塩、および
アンモニウムおよびアルカノールアンモニウム塩があ
る。
本発明の洗剤組成物は、非界面活性剤系の発泡抑制剤
も含むことができる。これらの物質には、例えばパラフ
ィンの様な高分子量炭化水素、脂肪酸エステル(例えば
脂肪酸トリグリセリド)、1価アルコールの脂肪酸エス
テル、脂肪族C18〜C40ケトン(例えばステアロン)、等
がある。他の発泡抑制剤には、N−アルキル化アミノト
リアジン、例えばトリ−〜ヘキサ−アルキルメラミン、
または塩化シアヌルと、2または3モルの、1〜24個の
炭素原子を含む第1級または第2級アミンの反応生成物
として形成されるジ−〜テトラ−アルキルジアミンクロ
ロトリアジン、プロピレンオキシド、およびリン酸モノ
ステアリル、例えばモノステアリルアルコールリン酸エ
ステルおよびモノステアリル二アルカリ金属(例えば
K、NaおよびLi)リン酸塩およびリン酸エステルが含ま
れる。パラフィンやハロパラフィンの様な炭化水素は液
体の形態で使用できる。液体炭化水素は室温および大気
圧で液体になり、−40℃〜約50℃で流動点を有し、最低
沸点が約110℃(大気圧)以上である。好ましくは融点
が約100℃未満であるワックス状炭化水素を使用するこ
とも知られている。炭化水素は、洗剤組成物用に好まし
い種類の発泡抑制剤である。炭化水素発泡抑制剤は、例
えば米国特許第4,265,779号明細書(1981年5月5日Gan
dolfo et al.に公布)、に記載されている。従って、こ
の炭化水素には、例えば、約12〜約70個の炭素原子を有
する脂肪族、脂環式、芳香族、および複素環式の飽和ま
たは不飽和炭化水素が含まれる。この発泡抑制剤の考察
で使用する用語「パラフィン」は、本来のパラフィンお
よび環状炭化水素の混合物を含むものとする。
別の好ましい種類の非界面活性剤系発泡抑制剤には、
シリコーン発泡抑制剤がある。この区分では、ポリオル
ガノシロキサン油、例えばポリジメチルシロキサン、ポ
リオルガノシロキサン油または樹脂の分散液またはエマ
ルション、およびポリオルガノシロキサンがシリカ上に
化学吸着または溶融された、ポリオルガノシロキサンと
シリカ粒子の組合せが使用される。シリコーン発泡抑制
剤は、当該技術分野で周知であり、例えば米国特許第4,
265,779号(1981年5月5日Gandolfo et al.に公布)、
およびヨーロッパ特許出願第89307851.9号、Starch,M.
S.、1990年2月7日公開)の各明細書に記載されてい
る。
他のシリコーン発泡抑制剤は、米国特許第3,455,839
号明細書に記載されおり、これは、少量のポリジメチル
シロキサン流体を配合することにより、水溶液の消泡を
行なうための組成物および方法に関連するものである。
シリコーンおよびシラン化したシリカの混合物は、例
えば独国特許出願DOS2,124,526号明細書に記載されてい
る。
本発明で使用する好ましいシリコーン発泡抑制剤で
は、連続相用の溶剤が、ある種のポリエチレングリコー
ルまたはポリエチレン−ポリプロピレングリコール共重
合体またはそれらの混合物(好ましい)、またはポリプ
ロピレングリコールからなる。第1級シリコーン発泡抑
制剤は枝分れ/架橋しており、好ましくは線状ではな
い。
この点をさらに説明するために、発泡を調節した代表
的な液体洗濯洗剤組成物は、所望により、約0.001〜約
1、好ましくは約0.01〜約7、最も好ましくは約0.05〜
約0.5重量%、の該シリコーン発泡抑制剤を含むが、こ
れは(1)(a)ポリオルガノシロキサン、(b)樹脂
状シロキサンまたはシリコーン樹脂を製造するシリコー
ン化合物、(c)細かく分割した充填材、および(d)
混合物成分(a)、(b)および(c)の、シラノレー
トを形成する反応を促進する触媒、の混合物である主要
消泡剤の非水性エマルション、(2)少なくとも1種の
非イオン系シリコーン界面活性剤、および(3)ポリエ
チレングリコールまたは室温における水溶性が約2重量
%を超えるポリエチレン−ポリプロピレングリコールの
共重合体(ポリプロピレングリコールは含まない)、を
含んでなる。米国特許第4,978,471号(Starch、1990年1
2月18日公布)、および第4,983,316号(Starch、1991年
1月8日公布)、第5,288,431号(Huber et al.、1994
年2月22日公布)、および米国特許第4,639,489号およ
び第4,749,740号(Aizawa et al.、段落1、46行〜段落
4、35行)の各明細書も参照。
本発明のシリコーン発泡抑制剤は、すべて平均分子量
が約1,000未満、好ましくは約100〜800である、ポリエ
チレングリコールおよびポリエチレングリコール/ポリ
プロピレングリコールの共重合体を含んでなるのが好ま
しい。本発明で、ポリエチレングリコールおよびポリエ
チレン/ポリプロピレングリコール共重合体は、室温に
おける水に対する溶解度が約2重量%を超え、好ましく
は約5重量%を超える。
本発明で好ましい溶剤は、平均分子量が約1,000未
満、より好ましくは約100〜800、最も好ましくは200〜4
00のポリエチレングリコール、およびポリエチレングリ
コール/ポリプロピレングリコール、好ましくはPPG200
/PEG300の共重合体である。ポリエチレングリコール:
ポリエチレン−ポリプロピレングリコール共重合体の重
量比は、好ましくは約1:1〜1:10、最も好ましくは1:3〜
1:6である。
本発明で使用する好ましいシリコーン発泡抑制剤は、
特に分子量4,000のポリプロピレングリコールを含まな
い。これらの発泡抑制剤は、好ましくは、PLURONIC L10
1の様なエチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロ
ック共重合体も含まない。
本発明で有用な他の発泡抑制剤は、第2級アルコール
(例えば2−アルキルアルカノール)およびその様なア
ルコールと、米国特許第4,798,679号、第4,075,118号、
およびヨーロッパ特許第150,872号の各明細書に記載さ
れているシリコーンの様なシリコーン油との混合物を含
んでなる。第2級アルコールは、C1〜C16鎖を有するC6
〜C16アルキルアルコールを含む。好ましいアルコール
は、CondeaからISOFOL 12の商標で市販されている2−
ブチルオクタノールである。第2級アルコールの混合物
は、EnichemからISALCHEM 123の商標で市販されてい
る。混合発泡抑制剤は一般的にアルコール+シリコーン
の、重量比1:5〜5:1の混合物を含んでなる。
自動洗濯機で使用する洗剤組成物に関して、泡は、洗
濯機から溢れる程度にまで発生させるべきではない。発
泡抑制剤は、使用する場合、「発泡抑制量」で存在する
のが好ましい。「発泡抑制量」とは、組成物の処方者
が、この発泡調整剤の、泡立ちを十分に制御し、自動洗
濯機で使用する低発泡性洗濯洗剤を形成できる量を選択
できることを意味する。
本発明の組成物は、一般的に0%〜約5%の発泡抑制
剤を含んでなる。発泡抑制剤として使用する場合、モノ
カルボキシル脂肪酸およびその塩は、洗剤組成物の約5
重量%までの量で存在する。シリコーン発泡抑制剤は一
般的に洗剤組成物の約2.0重量%までの量で使用される
が、より大量に使用することもできる。この上限は、本
来現実的なものであり、第一にコストを最小に抑え、少
量で発泡を効果的に抑制するために設定する。好ましく
は約0.01%〜約1%、より好ましくは約0.25%〜約0.5
%、のシリコーン発泡抑制剤を使用する。本発明で使用
するこれらの重量百分率値は、ポリオルガノシロキサン
との組合せで使用されるシリカ、ならびに使用できる付
随物質を含む。リン酸モノステアリル発泡抑制剤は一般
液に組成物の約0.1重量%〜約2重量%の量で使用す
る。炭化水素発泡抑制剤は、一般的に約0.01%〜約5.0
%の量で使用するが、より大量に使用することもでき
る。アルコール発泡抑制剤は、一般的に最終組成物の0.
2重量%〜3重量%の量で使用する。
染料移動防止剤− 本発明の組成物は、洗濯工程中に
ある布地から他の布地に染料が移動するのを防止するの
に効果的な1種以上の物質を含むこともできる。一般的
に、その様な染料移動防止剤には、ポリビニルピロリド
ン重合体、ポリアミンN−オキシド重合体、N−ビニル
ピロリドンとN−ビニルイミダゾールの共重合体、マン
ガンフタロシアニン、ペルオキシダーゼ、およびそれら
の混合物、が含まれる。使用する場合、これらの物質は
一般的に組成物の重量の約0.01%〜約10%、好ましくは
約0.01%〜約5%、より好ましくは約0.05%〜約2%、
を構成する。
より詳しくは、本発明で使用する好ましいポリアミン
N−オキシド重合体は、構造式R−AX−Pを有する単位
を含む。式中、Pは重合可能な単位であり、この単位に
N−O基が付加し得るか、またはN−O基が重合可能な
単位の一部を形成し得るか、またはN−O基が両方の単
位に付加することができ、Aは構造−NC(O)−、−C
(O)O−、−S−、−O−、−N=の1種であり、x
は0または1であり、Rは脂肪族、エトキシル化脂肪
族、芳香族、複素環式または脂環式基またはそれらの組
合せであり、これらの基にN−O基の窒素が付加し得る
か、またはN−O基がこれらの基の一部である。好まし
いポリアミンN−オキシドでは、Rが複素環式基、例え
ばピリジン、ピロール、イミダゾール、ピロリジン、ピ
ペリジン、およびそれらの誘導体、である。
N−O基は次の一般構造で表される。
式中、R1、R2、R3は脂肪族、芳香族、複素環式または
脂環式基またはそれらの組合せであり、x、yおよびz
は0または1であり、N−O基の窒素は付加されるか、
または上記の基のいずれかの一部を形成することができ
る。ポリアミンN−オキシドのアミンオキシド単位は、
pKa<10、好ましくはpKa<7、より好ましくはpKa<
6、を有する。
形成されたアミンオキシド重合体が水溶性であり、染
料移動防止特性を有する限り、どの様な重合体骨格でも
使用できる。適当な重合体骨格の例は、ポリビニル、ポ
リアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリアクリレートおよびそれらの混合
物、である。これらの重合体には、モノマーの1種がア
ミンN−オキシドであり、他のモノマー種がN−オキシ
ドである、ランダムまたはブロック共重合体が含まれ
る。アミンN−オキシド重合体は一般的にアミン対N−
オキシドの比が10:1〜1:1,000,000である。しかし、ポ
リアミンオキシド重合体中に存在するアミンオキシド基
の数は、適当な共重合により、または適当なN−酸化の
程度により、変えることができる。ポリアミンオキシド
はほとんどすべての重合度で得ることができる。一般的
に、平均分子量は500〜1,000,000、より好ましくは1,00
0〜500,000、最も好ましくは5,000〜100,000である。こ
の種の好ましい物質は“PVNO"と呼ぶことができる。
本発明の洗剤組成物に有用な、最も好ましいポリアミ
ンN−オキシドは、ポリ(4−ビニルピリジン−N−オ
キシド)であり、その平均分子量は約50,000であり、ア
ミン対アミンN−オキシドの比は約1:4である。
N−ビニルピロリドンおよびN−ビニルイミダゾール
重合体の共重合体(“PVPVI"と呼ぶ)も本発明で使用す
るのに好ましい。PVPVIの平均分子量は、好ましくは5,0
00〜1,000,000、より好ましくは5,000〜200,000、最も
好ましくは10,000〜20,000、である(平均分子量範囲
は、ここに参考として含めるBarth et al.、Chemical A
nalysis,Vol 113,“Modern Methods of Polymer Charac
terization"に記載されている光散乱により測定され
る)。PVPVI共重合体は、N−ビニルイミダゾール対N
−ビニルピロリドンのモル比が一般的に1:1〜0.2:1、よ
り好ましくは0.8:1〜0.3:1、最も好ましくは0.6:1〜0.
4:1、である。これらの共重合体は、直鎖または分枝鎖
でよい。
本発明の組成物は、平均分子量が約5,000〜約400,00
0、好ましくは約5,000〜約200,000、より好ましくは約
5,000〜約50,000、であるポリビニルピロリドン(“PV
P")を使用することもできる。PVPは洗剤分野の当業者
には公知であり、例えばここに参考として含めるヨーロ
ッパ特許第EP−A−262,897号および第EP−A−256,696
号の各明細書を参照するとよい。PVPを含む組成物は、
平均分子量が約500〜約100,000、好ましくは約1,000〜
約10,000で、あるポリエチレングリコール(“PEG")も
含むこともできる。好ましくは、洗濯溶液中のPEG対PVP
のppmでの比は、約2:1〜約50:1、より好ましくは約3:1
〜約10:1、である。
本発明の洗剤組成物は、所望により約0.005重量%〜
5重量%の、やはり染料移動防止作用を示す、ある種の
親水性光学ブライトナーも含むこともできる。使用する
場合、本発明の組成物は約0.01重量%〜1重量%のその
様な光学ブライトナーを含んでなるのが好ましい。
本発明で有用な親水性光学ブライトナーは、下記の構
造式を有する物質である。
式中、R1はアニリノ、N−2−ビス−ヒドロキシエチ
ルおよびNH−2−ヒドロキシエチルから選択され、R2
N−2−ビス−ヒドロキシエチル、N−2−ヒドロキシ
エチル−N−メチルアミノ、モルフィリノ、クロロおよ
びアミノから選択され、Mは塩形成陽イオン、例えばナ
トリウムまたはカリウム、である。
上記の式中、R1がアニリノであり、R2がN−2−ビス
−ヒドロキシエチルであり、Mがナトリウムの様な陽イ
オンである場合、そのブライトナーは、4,4′−ビス
[(4−アニリノ−6−(N−2−ビス−ヒドロキシエ
チル)−s−トリアジン−2−イル)アミノ]−2,2′
−スチルベンジスルホン酸および二ナトリウム塩であ
る。この特別なブライトナーは、Tinopal−UNPA−GXの
商品名でCiba−Geigy Corporationから市販されてい
る。Tinopal−UNPA−GXは、本発明の洗剤組成物に有用
な、好ましい親水性光学ブライトナーである。
上記の式中、R1がアニリノであり、R2がN−2−ヒド
ロキシエチル−N−2−メチルアミノであり、Mがナト
リウムの様な陽イオンである場合、そのブライトナー
は、4,4′−ビス[(4−アニリノ−6−(N−2−ヒ
ドロキシエチル−N−メチルアミノ)−s−トリアジン
−2−イル)アミノ]−2,2′−スチルベンジスルホン
酸の二ナトリウム塩である。この特別なブライトナー
は、Tinopal 5BM−GXの商品名でCiba−Geigy Corporati
onから市販されている。
上記の式中、R1がアニリノであり、R2がモルフィリノ
であり、Mがナトリウムの様な陽イオンである場合、そ
のブライトナーは、4,4′−ビス[(4−アニリノ−6
−モルフィリノ−s−トリアジン−2−イル)アミノ]
−2,2′−スチルベンジスルホン酸、ナトリウム塩であ
る。この特別なブライトナーは、Tinopal AMS−GXの商
品名でCiba Geigy Corporationから市販されている。
本発明用に選択されたこれらの光学ブライトナーは、
上記の選択された重合体状染料移動防止剤と組み合わせ
て使用した場合に、特に効果的な染料移動防止性能を発
揮する。その様な選択された重合体材料(例えばPVNOお
よび/またはPVPVI)をその様な選択された光学ブライ
トナー(例えばTinopalUNPA−GX、Tinopal 5BM−GXおよ
び/またはTinopal AMS−GX)と組み合わせることによ
り、洗濯水溶液中で、これらの2種類の洗剤組成物成分
を単独で使用した場合よりも、著しく優れた染料移動防
止効果が得られる。理論的な裏付けは無いが、その様な
ブライトナーは、洗濯溶液中の布地と高度の親和力を有
し、したがってこれらの布地上に比較的迅速に堆積する
ので、この様に作用するものと考えられる。洗濯溶液中
の布地にブライトナーが堆積する程度は、「消耗係数」
と呼ばれるパラメータにより決定される。消耗係数は、
一般的にa)布地上に堆積したブライトナーの、b)洗
濯液中のブライトナーの初期濃度に、対する比率であ
る。比較的高い消耗係数を有するブライトナーが、本発
明において染料移動を防止するのに最も適している。
無論、他の、慣用の光学ブライトナーを本発明の組成
物に必要に応じて使用し、染料移動防止効果ではなく、
慣用の布地の「明度」という利点を得ることもできる。
その様な使用は慣用的であり、洗剤の処方には周知であ
る。
漂白化合物−漂白剤および漂白活性剤−本発明の洗剤
組成物は、所望により漂白剤、または漂白剤と1種以上
の漂白活性剤を含む漂白組成物、を含むことができる。
漂白剤は、存在する場合、特に布地洗濯用の洗剤組成物
の、約1%〜約30%、より一般的には約5%〜約20%、
の量である。存在する場合、漂白活性剤の量は、漂白剤
に加えて漂白活性剤を含んでなる漂白組成物の、一般的
に約0.1%〜約60%、より一般的には約0.5%〜約40%、
である。
本発明で使用する漂白剤は、布地洗浄、硬質表面洗
浄、または現在知られている、または知られて来た他の
洗浄目的、における洗剤組成物に有用な漂白剤のいずれ
でもよい。これらの漂白剤には、酸素漂白剤ならびに他
の漂白剤がある。ここでは過ホウ酸塩漂白剤、例えば過
ホウ酸ナトリウム(例えば一または四水和物)、を使用
することができる。
問題なく使用できる他の種類の漂白剤には、過カルボ
ン酸漂白剤およびそれらの塩がある。この種の漂白剤の
好適な例としては、モノペルオキシフタル酸マグネシウ
ム六水和物、メタクロロ過安息香酸のマグネシウム塩、
4−ノニルアミノ−4−オキソペルオキシ酪酸およびジ
ペルオキシドデカンジオン酸がある。その様な漂白剤
は、米国特許第4,483,781号(Hartman、1984年11月20日
公布)、米国特許出願第740,446号(Burns et al.、198
5年6月3日提出)、ヨーロッパ特許出願第0,133,354号
(Banks et al.、1985年2月20日公開)、および米国特
許第4,412,934号(Chung et al.、1983年11月1日公
布)の各明細書に記載されている。米国特許第4,634,55
1号明細書(1987年1月6日Burns et al.に公布)、に
記載されている6−ノニルアミノ−6−オキソペルオキ
シカプロン酸も非常に好ましい漂白剤である。
過酸素漂白剤も使用できる。好適な過酸素漂白化合物
には、炭酸ナトリウム過酸化水素化物および同等の「過
炭酸塩」漂白剤、ピロリン酸ナトリウム過酸化水素化
物、尿素過酸化水素化物、および過酸化ナトリウムがあ
る。過サルフェート漂白剤(例えばOXONE、DuPontによ
り製造販売)も使用できる。
漂白剤の混合物も使用できる。
過酸素漂白剤、過ホウ酸塩、過炭酸塩、等は、それぞ
れ対応する過酸の水溶液をその場で(すなわち洗濯工程
の際に)生成する漂白活性剤と組み合わせて使用するの
が好ましい。活性剤の各種の例が、米国特許第4,915,85
4号(1990年4月10日、Mao et al.に公布)、および米
国特許第4,412,934号の各明細書に記載されているが、
これらに限定されるものではない。ノナノイルオキシベ
ンゼンスルホネート(NOBS)およびテトラアセチルエチ
レンジアミン(TAED)活性剤が代表的であり、それらの
混合物も使用できる。本発明で有用な他の代表的な漂白
剤および活性剤に関しては、米国特許第4,634,551号明
細書も参照。
非常に好ましいアミドに由来する漂白活性剤は式 R1N(R5)C(O)R2C(O)L または R1C(O)N(R5)R2C(O)L を有する物質である。式中、R1は約6〜約12個の炭素原
子を含むアルキル基であり、R2は1〜約6個の炭素原子
を含むアルキレンであり、R5はHまたは約1〜約10個の
炭素原子を含むアルキル、アリール、またはアルカリー
ルであり、Lは好適な脱離性基(leaving group)であ
る。脱離性基とは、perhydrolysis陰イオンによる漂白
活性剤に対する求核攻撃の結果、漂白活性剤から排除さ
れる基を意味する。好ましい脱離性基はフェニルスルホ
ネートである。
上記の式を有する漂白活性剤の好ましい例には、ここ
に参考として含める米国特許第4,634,551号明細書に記
載されている、(6−オクタンアミドカプロイル)オキ
シベンゼンスルホネート、(6−ノナンアミドガプロイ
ル)オキシベンゼンスルホネート、(6−デカンアミド
カプロイル)オキシベンゼンスルホネート、およびそれ
らの混合物、がある。
別の種類の漂白活性剤には、ここに参考として含める
米国特許第4,966,723号明細書(1990年10月30日公布、
でHodge et al.)により開示されているベンゾキサジン
型活性剤がある。さらに他の好ましい種類の漂白活性剤
には、アシルラクタム活性剤、特にアシルカプロラクタ
ムおよびアシルバレロラクタムがある。非常に好ましい
ラクタム活性剤には、ベンゾイルカプロラクタム、オク
タノイルカプロラクタム、3,5,5−トリメチルヘキサノ
イルカプロラクタム、ノナノイルカプロラクタム、デカ
ノイルカプロラクタム、ウンデセノイルカプロラクタ
ム、ベンゾイルバレロラクタム、オクタノイルバレロラ
クタム、デカノイルバレロラクタム、ウンデセノイルバ
レロラクタム、ノナノイルバレロラクタム、3,5,5−ト
リメチルヘキサノイルバレロラクタムおよびそれらの混
合物がある。ここに参考として含める、過ホウ酸ナトリ
ウムの中に吸着させたベンゾイルカプロラクタムを含む
アシルカプロラクタムを開示している米国特許第4,545,
784号明細書(1985年10月8日Sandersonに公布)、も参
照。
酸素漂白剤以外の漂白剤も当該技術分野では公知であ
り、本発明で使用できる。特に重要な非酸素漂白剤の一
種としては、光活性化漂白剤、例えばスルホン化亜鉛お
よび/またはアルミニウムフタロシアニンがある。米国
特許第4,033,718号明細書(1977年7月5日Holcombe et
al.に公布)、参照。使用する場合、洗剤組成物は一般
的に、約0.025重量%〜約1.25重量%のその様な漂白
剤、特にスルホン化亜鉛フタロシアニン、を含む。
所望により、漂白化合物はマンガン化合物を使用して
触媒作用させることができる。その様な化合物は当該技
術分野では周知であり、例えば米国特許第5,246,621
号、米国特許第5,244,594号、米国特許第5,194,416号、
米国特許第5,114,606号、およびヨーロッパ特許出願公
開第549,271A1号、第549,272A1号、第544,440A2号、お
よび第544,490A1号の各明細書に記載されているマンガ
ン系触媒がある。実際的な問題として、制限するもので
はないが、本発明の組成物および方法は、少なくとも1
千万分の1部のオーダーの活性漂白触媒物質を洗濯水中
に与える、好ましくは約0.1ppm〜約700ppm、より好まし
くは約1ppm〜約500ppmの触媒物質を洗濯液中に与える、
様に調節することができる。
有機過酸化物、特に過酸化ジアシル−は、すべてここ
に参考として含める、Kirk OthmerのEncyclopedia of C
hemical Technology Vol.17,John Wiley and Sons、198
2、27〜90頁、特に63〜72頁、に広範囲に記載されてい
る。好適な有機過酸化物、特に過酸化ジアシル、はさら
に、ここに参考として含める“Initiators for Polymer
Production",Akzo Chemicals Inc.,Product Catalog,B
ulletin No.88−57に記載されている。本発明で好まし
い過酸化ジアシルは、純粋でも、処方した形態でも、25
℃で固体であり、例えばAkzoから市販のCADET BPO 78粉
末形態の過酸化ジベンゾイルがある。ここで非常に好ま
しい有機過酸化物、特に過酸化ジアシル、は融点が40℃
を超え、好ましくは50℃を超える。さらに好ましいの
は、SADT(上記Akzoの出版物で定義される)が35℃以
上、より好ましくは70℃以上、の有機過酸化物である。
本発明で有用な過酸化ジアシルの例としては、過酸化ジ
ベンゾイル、過酸化ラウロイル、および過酸化ジクミル
があるが、これらに限定されるものではない。過酸化ジ
ベンゾイルが好ましい。場合により、フタル酸ジオクチ
ルの様な油状物質を含む過酸化ジアシルも市販されてい
る。一般的に、油状のフタル酸エステルは食器やガラス
器具の上に染みを形成するので、これらを実質的に含ま
ない過酸化ジアシルを使用するのが好ましい。
第4級置換漂白活性剤− 本発明の組成物は、ここに
参考として含める米国特許第4,539,130号明細書(1985
年9月3日公布)、に記載されている様な第4級置換漂
白活性剤(QSBA)を含むことができる。この特許は、第
4級部分が脱離性基中に存在するQSBAも例示している。
英国特許第1,382,594号明細書(1975年2月5日公
開)、は、本発明で使用するのに好適なQSBAの群を開示
している。米国特許第4,818,426号(1989年4月4日公
布)、米国特許第5,093,022号(1992年3月3日公
布)、および米国特許第4,904,406号(1990年2月27日
公布)の各明細書、は、本発明で使用するのに好適な他
のQSBAの群を開示している。さらに、QSBAはヨーロッパ
特許第552,812A1号(1993年7月28日公開)、およびヨ
ーロッパ特許第540,090A2号(1993年5月5日公開)の
各明細書、にも記載されている。
帯電防止剤− 本発明の組成物は、米国特許第4,861,
502号明細書に記載されている様な帯電防止剤も含むこ
とができる。帯電防止剤の好ましい例としては、アルキ
ルアミン−陰イオン系界面活性剤イオン対、例えばジス
テアリルアミン−クメンスルホネートイオン対、があ
る。使用する場合、帯電防止剤は洗剤組成物の約0.5重
量%〜約20重量%、好ましくは約1重量%〜約10重量
%、より好ましくは約1重量%〜約5重量%、の量で存
在する。
補助成分 本発明の組成物は、所望により、洗浄性能を支援また
は強化する、洗浄すべき基材を処理する、または洗剤組
成物の美感を改良するための、1種以上の他の洗剤補助
材または他の材(例えば香料、着色剤、染料、中和剤、
緩衝剤、相調整剤、ポリ酸、発泡抑制剤、乳白剤、エト
キシル化テトラエチレンペンタアミンの様な分散剤、酸
化防止剤、および米国特許第4,285,841号明細書(Barra
t et al.、1981年8月25日公)布、に記載されている殺
菌剤)を含むことができる。
本組成物に使用する様々な洗剤成分は、所望により、
該成分を多孔質疎水性基材の上に吸収させ、次いで該基
材に疎水性被覆を施すことにより、さらに安定化させる
ことができる。好ましくは、洗剤成分を界面活性剤と混
合してから多孔質基材中に吸収させる。使用中に洗剤成
分が基材から洗濯水の中に放出され、その意図する洗剤
機能を果たす。
この技術をより詳細に説明するために、多孔質の疎水
性シリカ(商標SIPERNATD10、DeGussa)を、3%〜5%
のC13-15エトキシル化アルコール(EO7)非イオン系界
面活性剤を含むタンパク質分解酵素溶液と混合する。一
般的に、酵素/界面活性剤溶液はシリカの重量の2.5倍
である。これによって、上記の酵素、漂白剤、漂白活性
剤、漂白触媒、光活性剤、染料、蛍光剤、布地調整剤、
および水解性界面活性剤の様な成分を、液体洗濯洗剤組
成物を含む洗剤に使用するために、「保護する」ことが
できる。
液体洗剤組成物は、水および他の溶剤をキャリヤーと
して含むことができる。メタノール、エタノール、プロ
パノール、およびイソプロパノールにより代表される低
分子量第1級または第2級アルコールが好適である。界
面活性剤を可溶化するには1価アルコールが好ましい
が、ポリオール、例えば2〜約6個の炭素原子および2
〜約6個の水酸基を含むポリオール(例えば1,3−プロ
パンジオール、エチレングリコール、グリセリン、およ
び1,2−プロパンジオール)も使用できる。組成物は5
%〜90%、一般的に10%〜50%のその様なキャリヤーを
含むことができる。
本発明の洗剤組成物は、水を使用して洗濯する際に洗
濯水のpHが約6.5〜約11、好ましくは約7.5〜11になる様
に、処方するのが好ましい。pHを推奨する使用水準に調
整する技術は、緩衝液、アルカリ、酸、等の使用を含
み、当業者には周知である。
下記の例は、本発明の組成物を説明するものである
が、本発明はこれらに限定されるものではない。他に指
示がない限り、本明細書で使用する百分率、部数および
比率は、すべて重量で表示する。
例I 懸濁液組成物中にシリコーンエマルションを含んでな
る液体洗濯洗剤組成物を以下に示す。
シリコーンエマルションは、当業者には公知のいずれ
かの方法により製造する。例えば、約200μmのシリコ
ーンエマルションは、シリコーンガム40%およびジメチ
コーン流体(350cst)60%からなるシリコーン流体70重
量%を、アルキル25%およびアルキルエトキシレートサ
ルフェートからなる界面活性剤溶液30重量%と、混合す
ることにより、製造される。
シリコーンエマルションを他の成分と共に加え、機械
攪拌して均質な組成物を形成させる。
上記の組成物のそれぞれを使用し、コットンテリーお
よびポリコットン布約60%、ポリエステル20%、および
他の合成布地20%、を含む布地束を処理する。各束を、
シリコーンエマルションを含む液体洗剤約100グラムと
共に洗濯機の中に入れる。洗濯機は、洗濯液温度を35℃
にし、冷水で濯ぐ様に調整する。束を約14分間洗濯す
る。次いで各束を乾燥機中で約1時間乾燥させる。
16対のコットンテリーを、独立して作業する3名の専
門家からなる審査員により、4点尺度を使用する対比較
技法で、柔らかさについて等級を判定する。差をパネル
スコア単位(psu)で記録し、性能の優れた方を正と
し、90%確実性における最小有意差(LSD)も計算す
る。
上に示す様に、60μmおよび200μmサイズのシリコ
ーンエマルションが、シリコーンエマルションを含まな
い対照組成物およびエマルションサイズ5μm未満の組
成物Bよりも、著しく優れた柔らかさを与える。
例II 等方性(非懸濁)組成物中にシリコーンエマルション
を含んでなる液体洗濯洗剤を以下に示す。
シリコーンエマルションは、当業者には公知のいずれ
かの方法により製造する。シリコーンエマルションを他
の成分と共に加え、機械攪拌して均質な組成物を形成さ
せる。
上記の組成物のそれぞれを使用し、コットンテリーお
よびポリコットン布約60%、ポリエステル20%、および
他の合成布地20%を、含む布地束を処理する。各束を、
シリコーンエマルションを含む液体洗剤約100グラムと
共に洗濯機の中に入れる。洗濯機は、洗濯液温度を35℃
にし、冷水で濯ぐ様に調整する。束を約14分間洗濯す
る。次いで各束を乾燥機中で約1時間乾燥させる。
16対のコットンテリーを、独立して作業する3名の専
門家からなる審査員により、4点尺度を使用する対比較
技法で、柔らかさについて等級を判定する。差をパネル
スコア単位(psu)で記録し、性能の優れた方を正と
し、90%確実性における最小有意差(LSD)も計算す
る。
上に示す様に、80μmサイズのシリコーンエマルショ
ンが、シリコーンエマルションを含まない対照組成物お
よびエマルションサイズ0.35μmの組成物Bよりも、著
しく優れた柔らかさを与える。
例III シリコーンエマルションを含む顆粒状洗濯洗剤を以下
に示す。
シリコーンエマルションは、シリコーンガム40%およ
びジメチコーン流体(350cst)60%からなるシリコーン
流体70重量%、およびアルキルサルフェート25%および
アルキルエトキシレートサルフェートからなる界面活性
剤溶液30重量%、を含んでなる。
シリコーンエマルションは、ポリエチレングリコール
の様な担体上に吸着させ、残りの成分と混合することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−39212(JP,A) 特開 平6−184315(JP,A) 特開 平11−21587(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 3/37 C11D 17/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記成分a)およびb)を含んでなる、ヘ
    ビーデューティー液体洗濯洗剤組成物。 a)該組成物の0.1重量%〜12重量%のエマルション
    (ここで、前記エマルションは、エマルションの70重量
    %の、シリコーンガム40%およびジメチコーン流体60%
    からなるシリコーン流体と、エマルションの30重量%
    の、25%のアルキルサルフェートおよびアルキルエトキ
    シレートサルフェートからなる界面活性剤溶液である乳
    化剤と、を含んでなり、かつ前記エマルションの平均粒
    子径は200〜500ミクロンである)、および b)該組成物の1重量%〜50重量%の、非イオン系界面
    活性剤、陰イオン系界面活性剤、陽イオン系界面活性
    剤、双生イオン系界面活性剤、およびそれらの混合物か
    ら選択される、洗浄界面活性剤。
  2. 【請求項2】洗浄に有効な量の、ビルダー、酵素、ブラ
    イトナー、汚れ遊離剤、気泡調整剤、帯電防止剤、およ
    び分散剤から選択された一種以上の洗剤添加剤をさらに
    含んでなる、請求項1に記載の洗剤組成物。
  3. 【請求項3】非イオン系洗浄界面活性剤がアミンオキシ
    ドである、請求項1に記載の洗剤組成物。
  4. 【請求項4】布地を洗浄し軟化させるために有効な量
    の、下記成分a)およびb)を含んでなる洗濯洗剤組成
    物と、布地を接触させること、を含んでなる、布地を洗
    浄し軟化させる方法。 a)該組成物の0.1重量%〜12重量%のエマルション
    (ここで、前記エマルションは、エマルションの70重量
    %の、シリコーンガム40%およびジメチコーン流体60%
    からなるシリコーン流体と、エマルションの30重量%
    の、25%のアルキルサルフェートおよびアルキルエトキ
    シレートサルフェートからなる界面活性剤溶液である乳
    化剤と、を含んでなり、かつ前記エマルションの平均粒
    子径は200〜500ミクロンである)、および b)該組成物の1重量%〜50重量%の、非イオン系界面
    活性剤、陰イオン系界面活性剤、陽イオン系界面活性
    剤、双生イオン系界面活性剤、およびそれらの混合物か
    ら選択される、洗浄界面活性剤。
  5. 【請求項5】前記洗濯洗剤組成物が、洗浄に有効な量
    の、ビルダー、酵素、ブライトナー、汚れ遊離剤、気泡
    調整剤、帯電防止剤、および分散剤から選択された一種
    以上の洗剤添加剤をさらに含んでなる、請求項4に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】非イオン系洗浄界面活性剤がアミンオキシ
    ドである、請求項4に記載の方法。
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