JP2000096454A - 水系繊維処理剤 - Google Patents

水系繊維処理剤

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JP2000096454A
JP2000096454A JP10270753A JP27075398A JP2000096454A JP 2000096454 A JP2000096454 A JP 2000096454A JP 10270753 A JP10270753 A JP 10270753A JP 27075398 A JP27075398 A JP 27075398A JP 2000096454 A JP2000096454 A JP 2000096454A
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water
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silicone rubber
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Isao Ona
功 小名
Hironori Ishikawa
裕規 石川
Tsutomu Osanawa
努 長縄
Kazuo Kobayashi
和男 小林
Yoshiji Morita
好次 森田
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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    • D06M15/643Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing silicon in the main chain
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繊維に優れた平滑性・潤滑性を付与したり、
タック性を低下させたり、あるいは適度なぬめり感を付
与することができる水系繊維処理剤を提供する。 【解決手段】 (A)シリコーンオイル100重量部、
(B)平均粒子径が0.1〜500μmであるシリコーン
ゴム粉末5〜200重量部、および任意量の水からなる
水系繊維処理剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水系繊維処理剤に関
し、詳しくは、繊維に優れた平滑性・潤滑性を付与した
り、タック性を低下させたり、あるいは適度なぬめり感
を付与することができる水系繊維処理剤に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーンオイルは耐熱性、撥水性、お
よび平滑性が良好である等の特徴を有することから、原
糸・原綿用油剤、紡績油剤、編地・織物等の柔軟仕上
剤、あるいはポリエステル繊維織物の濃染剤等として使
用されており、例えば、ポリジメチルシロキサンは、繊
維に平滑性や潤滑性を付与するための繊維処理剤とし
て、また、アミノ基含有ポリオルガノシロキサンは、繊
維にぬめり感を付与するための繊維処理剤として使用さ
れている(特開昭55−34228号公報、特開昭55
−152864号公報、特開昭57−111354号公
報、および特開平2−127569号公報参照)。
【0003】しかし、ポリジメチルシロキサンからなる
繊維処理剤では、繊維に十分な平滑性、潤滑性、あるい
は膠着防止性を付与することができず、また、アミノ基
含有ポリオルガノシロキサンからなる繊維処理剤では、
繊維のぬめり感が強くなり、さらりとした感触を出しつ
つ、柔軟性に優れた風合改良をすることができないとい
う問題があった。また、強撚したポリエステルフィラメ
ント糸を使用したジョゼット布(黒染)等の濃染化のため
の処理剤としてアミノ基含有ポリオルガノシロキサンが
使用されているが、繊維のぬめり感が強くなり、しゃり
味感が失われてしまうという問題があった。
【0004】また、シリコーンオイルとポリオルガノシ
ルセスキオキサン粉末との水分散液からなる水系繊維処
理剤が提案されているが(特開昭64−45466号公
報、および特開平3−152275号公報参照)、この
ような水系繊維処理剤は、繊維に平滑性・潤滑性を付与
することができないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記の
課題について鋭意検討した結果、本発明に到達した。す
なわち、本発明の目的は、繊維に優れた平滑性・潤滑性
を付与したり、タック性を低下させたり、あるいは適度
なぬめり感を付与することができる水系繊維処理剤を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明は、(A)シリコーンオイ
ル100重量部、(B)平均粒子径が0.1〜500μm
であるシリコーンゴム粉末5〜200重量部、および任
意量の水からなる水系繊維処理剤に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の水系繊維処理剤を詳細に
説明する。本発明の水系繊維処理剤は、(A)シリコーン
オイル、(B)平均粒子径が0.1〜500μmであるシ
リコーンゴム粉末、および水からなる。この(A)成分
は、一般に繊維処理剤に使用されるシリコーンオイルで
あれば、その粘度、分子構造、ケイ素原子結合の基等は
限定されないが、25℃における粘度が10〜100,
000mPa・sの範囲内であることが好ましく、分子構造
が直鎖状、あるいは一部分岐を有する直鎖状であること
が好ましい。また、この(A)成分の重合度は限定されな
いが、その重合度が2〜2000の範囲内であることが
好ましく、特に、本処理剤をスパンデックス用の潤滑剤
として使用する場合には、その重合度が2〜100の範
囲内であることが好ましく、また、本処理剤を風合改良
剤として使用する場合には、その重合度が100〜20
00の範囲内であることが好ましい。また、この(A)成
分は親水性、疎水性、いずれの性質のものであってもよ
いが、親水性のものを用いる場合には、これを水中に分
散させるために乳化剤を用いることは任意であり、ま
た、これが水溶性である場合にはあえて乳化剤を用いる
必要はないが、これが疎水性のものである場合には、こ
れを水中に安定性よく分散させるために乳化剤を用いる
ことが好ましい。
【0008】このような(A)成分としては、式:
【化1】 で例示されるような分子鎖両末端トリメチルシロキシ基
封鎖ポリジメチルシロキサンや、式:
【化2】 で例示される分子鎖両末端シラノール基封鎖ポリジメチ
ルシロキサン、これらのポリジメチルシロキサンのメチ
ル基の一部もしくは全部をエチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、デシル基、ドデシル基等のメチル基以外のアルキル
基;ビニル基、アリル基、ヘキセニル基等のアルケニル
基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロア
ルキル基;フェニル基、トリル基、ナフチル基等のアリ
ール基等の一価炭化水素基で置換してなる、式:
【化3】 で例示されるジメチルシロキサン・メチルフェニルシロ
キサン共重合体や、式:
【化4】 で例示されるジメチルシロキサン・メチルビニルシロキ
サン共重合体、これらのポリジメチルシロキサンのメチ
ル基の一部を水素原子で置換してなる、式:
【化5】 で例示されるポリメチルハイドロジェンシロキサン、こ
れらのポリジメチルシロキサンのメチル基の一部をメト
キシ基、エトキシ基、プロポキシ基等のアルコキシ基;
3,3,3−トリフルオロプロピル基等のハロゲン化ア
ルキル基;3−アミノプロピル基、N−(2−アミノエ
チル)−3−アミノプロピル基、N−シクロヘキシル−
3−アミノプロピル基等のアミノ基含有有機基;3−グ
リシドキシプロピル基、2−(3,4−エポキシシクロ
ヘキシル)−エチル基等のエポキシ基含有有機基;3−
メルカプトプロピル基等のメルカプト基;3−メタクリ
ロキシプロピル基等のアクリル基含有有機基;カルボキ
シル基;アミド基;ポリエーテル基等で置換してなる、
下式で例示されるシリコーンオイルが挙げられる。
【化6】
【化7】
【化8】
【化9】
【化10】
【化11】
【化12】
【化13】
【化14】
【化15】
【化16】
【化17】
【化18】
【0009】次に、(B)成分は、(A)成分と水からなる
水系繊維処理剤では十分に達成することができない、繊
維に平滑性・潤滑性を付与したり、タック性を低下させ
たり、また、シリコーンオイルとしてアミノ基含有ポリ
オルガノシロキサンを使用した場合に、繊維に適度なぬ
めり感を付与するためのシリコーンゴム粉末である。こ
の(B)成分の平均粒子径は0.1〜500μmの範囲内
であり、本処理剤の配合安定性、希釈安定性、あるいは
シェア安定性が優れることから、0.5〜50μmの範
囲内であることが好ましい。また、この(B)成分の形状
としては、球状、偏平状、不定形状が例示され、特に、
球状であることが好ましい。さらに、この(B)成分の硬
さとしては、JIS A硬さが80以下であることが好
ましく、特に、65以下であることが好ましい。
【0010】この(B)成分は、例えば、付加反応硬化型
シリコーンゴム組成物、縮合反応硬化型シリコーンゴム
組成物、有機過酸化物硬化型シリコーンゴム組成物、紫
外線硬化型シリコーンゴム組成物等のシリコーンゴム組
成物を水中に微粒子状に分散した状態で硬化したもので
あることが好ましく、さらには、シリコーンゴム組成物
を乳化剤により水中に乳化した状態で硬化したものであ
ることが好ましく、特には、付加反応硬化型シリコーン
ゴム組成物、あるいは縮合反応硬化型シリコーンゴム組
成物を乳化剤により水中に乳化した状態で硬化したもの
であることが好ましい。この付加反応硬化型シリコーン
ゴム組成物としては、一分子中に少なくとも2個のアル
ケニル基を有するオルガノポリシロキサン、一分子中に
少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオル
ガノポリシロキサン、および白金系触媒からなるものが
例示され、縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物として
は、一分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合する
水酸基またはアルコキシ基、オキシム基、アセトキシ
基、アミノキシ基などの加水分解性基を有するオルガノ
ポリシロキサン、一分子中に少なくとも3個のケイ素原
子にアルコキシ基、オキシム基、アセトキシ基、アミノ
キシ基などの加水分解性基を有するシラン系架橋剤、お
よび有機錫化合物、有機チタン化合物等の縮合反応触媒
からなるものが例示される。また、これらのシリコーン
ゴム組成物に、非架橋のオイルを配合することにより、
得られるシリコーンゴム粉末を用いた水系繊維処理剤
が、繊維に対して平滑性や潤滑性をより一層向上させる
ことができる。この非架橋のオイルは、このシリコーン
ゴム粉末中に単に含まれており、この粉末から自然にに
じみ出たり、また、有機溶剤により抽出可能なオイルの
ことである。このオイルとしては、例えば、非架橋のシ
リコーンオイル、非架橋の有機オイルが挙げられる。こ
のシリコーンオイルとしては、このシリコーンゴム粉末
を形成するための硬化反応に関与しないシリコーンオイ
ルであり、具体的には、分子鎖両末端トリメチルシロキ
シ基封鎖ジメチルポリシロキサン、分子鎖両末端トリメ
チルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルフェニ
ルシロキサン共重合体、分子鎖両末端トリメチルシロキ
シ基封鎖ジメチルシロキサン・メチル(3,3,3−ト
リフルオロプロピル)シロキサン共重合体等の非反応性
シリコーンオイルが挙げられる。
【0011】本処理剤において、この(B)成分の配合量
は、(A)成分100重量部に対して5〜200重量部の
範囲内であり、好ましくは、5〜150重量部の範囲内
であり、さらに好ましくは、5〜100重量部の範囲内
であり、特に好ましくは、10〜100重量部の範囲内
である。これは、(B)成分の配合量がこの範囲の下限未
満であると、得られる水系処理剤が繊維の平滑性・潤滑
性を十分に向上させることができなくなったり、タック
性を低下させることができなくなったり、ぬめり感が強
くなったりする傾向があるからであり、一方、この範囲
の上限をこえると、本処理剤を糸用平滑剤として用いた
場合に、糸のガイド類に(B)成分がかす状に堆積した
り、また、本処理剤をポリエステル布帛用濃染剤として
用いた場合に、白化現象(薄白い色相)が発生したりする
傾向があるからである。
【0012】本処理剤は、(A)成分、(B)成分、および
水からなるが、(A)成分が親水性を示す場合には乳化剤
をあえて用いる必要はないが、(B)成分を水中に安定性
良く分散させるために乳化剤を用いることが好ましく、
また、(A)成分が疎水性を示す場合には、(A)成分と
(B)成分を水中に安定性よく分散させるために乳化剤を
用いることが好ましい。この乳化剤としては、オクチル
トリメチルアンモニウムヒドロキシド、ドデシルトリメ
チルアンモニウムヒドロキシド、ヘキサデシルトリメチ
ルアンモニウムヒドロキシド、オクチルジメチルベンジ
ルアンモニウムヒドロキシド、デシルジメチルヴェンジ
ルアンモニウムヒドロキシド、ジドデシルジメチルアン
モニウムヒドロキシド、ジオクタデシルジメチルアンモ
ニウムヒドロキシド、牛脂トリメチルアンモニウムヒド
ロキシド、ヤシ油トリメチルアンモニウムヒドロキシド
のような第4級アンモニウムヒドロキシド、およびこれ
らの塩等のカチオン系乳化剤;ポリオキシアルキレンア
ルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェノ
ールエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエステ
ル、ポリオキシアルキレンアルキルソルビタンアルキル
エステル、ポリエチレングライコール、ポリプロピレン
グライコール、ジエチレングライコール等のノニオン系
乳化剤;アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスル
ホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキ
レンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアル
キレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩、アル
キル脂肪酸塩等のアニオン系乳化剤が例示され、特に、
ノニオン系乳化剤が好ましい。
【0013】このような乳化剤の配合量は、(A)成分と
(B)成分の合計量100重量部に対して、5〜100重
量部の範囲内であることが好ましい。また、水の配合量
は任意量であり特に限定されないが、繊維処理の効率の
点から、(A)成分と(B)成分の合計量100重量部に対
して、50〜400重量部の範囲内であることが好まし
い。
【0014】(A)成分を水中に分散させる方法として
は、一般に、攪拌機、ホモミキサー、ラインミキサー、
コロイドミル、ホモジナイザーなどが使用される。この
際、(A)成分の水中で安定性を向上させるため、上記の
乳化剤を用いることが好ましく、特に、ノニオン系乳化
剤を用いることが好ましい。また、(A)成分として、ア
ミノ基含有有機基やカルボキシル基含有有機基を分子内
に2モル%前後含むポリオルガノシロキサンを用いた場
合には、特別な乳化機を用いなくとも、通常の攪拌機に
より、これを平均粒子径が0.01〜0.1μmの液滴状
に水中に分散させることができる。その他のオルガノポ
リシロキサンでは、コロイドミルやホモジナイザー等の
乳化機を用いることが好ましく、この際の液滴の平均粒
子径は、一般に、2〜10μmとなる。また、環状ジオ
ルガノシロキサンをホモジナイザー等の乳化機で水中に
分散させた後、これを重合することにより得られる液滴
の場合には、一般に、その平均粒子径は0.2〜5μm
となる。
【0015】(B)成分のシリコーンゴム粉末を水中に分
散させる方法としては、例えば、(B)成分を水中に機械
的に分散させてもよいが、付加反応硬化型シリコーンゴ
ム組成物、縮合反応硬化型シリコーンゴム組成物、有機
過酸化物硬化型シリコーンゴム組成物、あるいは紫外線
硬化型シリコーンゴム組成物等のシリコーンゴム組成物
を水中で微粒子状に分散した状態で硬化する方法が好ま
しく、特に、シリコーンゴム組成物を乳化剤により水中
に乳化した状態で硬化する方法が好ましい。そして、本
処理剤においては、上記(A)成分の水分散液と(B)成分
の水分散液を混合して調製したものであることが好まし
く、特に、(B)成分の水分散液として、シリコーンゴム
組成物を乳化剤により水中に乳化した状態で硬化したも
のを用いることが好ましい。この(B)成分の水分散液を
調製する際に、(B)成分の水中での安定性を向上させる
ため、上記の乳化剤を用いることが好ましく、特に、ノ
ニオン系乳化剤を用いることが好ましい。
【0016】本処理剤には、その他任意の成分として、
帯電防止剤、制電剤、保存料、防錆剤等を配合してもよ
い。また、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウ
レート等の錫系縮合反応触媒;その他、亜鉛系、あるい
はジルコニウム系の縮合反応触媒を配合することによ
り、上記(A)成分を架橋したり、本処理剤の処理効率を
向上させることができる。
【0017】本処理剤が適用できる繊維としては、例え
ば、レーヨン、ベンベルグ等の再生繊維;アセテート等
の半合成繊維;スパンデックス、ナイロン、ポリエステ
ル、アクリル繊維等の合成繊維が挙げられる。本処理剤
は、これらの繊維に平滑性・潤滑性を付与するための、
例えば、原糸・原綿用油剤、詰綿用処理剤、羊毛混用ナ
イロンステープルファイバー油剤、アクリルステープル
ファイバー油剤、編立て油剤、紡績油剤、ミシン糸・ス
パンデックス(ウレタン弾性糸)油剤として使用すること
ができる。さらに、本処理剤は、(A)成分としてアミノ
基含有有機基、エポキシ基含有有機基、アミド基含有有
機基、あるいはカルボキシル基含有有機基等の基を含有
するシリコーンオイルを用いることにより、布帛類の仕
上剤、具体的には、起毛織布の起毛剤;柔軟性、平滑
性、圧縮回復性、防シワ性、伸長/回復性を向上させる
風合改良剤;ポリエステル布の深色化、濃染化を目的と
した加工剤;スポーツウェア等の難溶融加工剤;防水性
付与を目的とした防水剤として使用することができる。
さらに、本処理剤では、(A)成分としてポリエーテル基
含有有機基を有するシリコーンオイルを用いることによ
り、上記のような乳化剤を配合しなくてもすむ、自己乳
化分散型の水系繊維処理剤とすることもできる。
【0018】このような本処理剤は水に希釈するか、あ
るいはそのままで、スプレー法、キスロール法やグラビ
ア等のコーティング方法によって布帛や糸、綿、トゥ、
トップなどに均一に付着させることができ、次いで、乾
燥、加熱処理する。本処理剤は、繊維に対して、一般
に、これを0.1〜8重量%付着させ、ポリエステル、
ナイロンなどの原糸・原綿の場合は一般に0.2〜1.0
重量%付着させ、綿やポリエステル/綿混紡糸使い編織
地の風合の改良を目的とした場合は、0.3〜1.0重量
%の範囲内で付着させ、さらに、スパンデックス糸の場
合には、3〜10重量%付着させることが好ましい。
【0019】
【実施例】本発明の水系繊維処理剤を実施例により説明
する。なお、実施例中の粘度は25℃における値であ
る。
【0020】[参考例1]粘度400mPa・sの分子鎖両
末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ポリジメチルシロキ
サン96重量部、粘度20mPa・sの分子鎖両末端トリメ
チルシロキシ基封鎖ポリメチルハイドロジェンシロキサ
ン4重量部、粘度20mPa・sの分子鎖両末端トリメチル
シロキシ基封鎖ポリジメチルシロキサン6重量部、およ
び塩化白金酸のイソプロピルアルコール溶液(上記の分
子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ封鎖ポリジメチルシ
ロキサンに対して、この溶液中の白金金属が重量単位で
20ppmとなる量)を均一に混合してシリコーンゴム組成
物を調製した。なお、このシリコーンゴム組成物を室温
で1日間放置することにより硬化して得られるシリコー
ンゴムのJIS A硬さは28であった。
【0021】次に、このシリコーンゴム組成物全量を3
重量%−ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
(HLB=13.1)水溶液53重量部により乳化した
後、さらに水50重量部を加えて、シリコーンゴム組成
物の水分散液を調製した。この水分散液を室温で1日間
放置することにより、水中に分散しているシリコーンゴ
ム組成物を硬化させて、シリコーンゴム粉末の水分散液
(シリコーンゴム粉末の含有率=60重量%)を調製し
た。この水分散液中のシリコーンゴム粉末の形状は球状
であり、また、この粉末の平均粒径は4μmであった。
【0022】[参考例2]500mlのビーカーに水15
8.5g、ヘキサドデシルトリメチルアンモニウムクロ
ライド15g、メチルトリメトキシシラン150.0g
を投入し、これらを均一に混合した後、この混合物をホ
モゲナイザーにより、300kgf/cm2の圧力で1回通過
させて水分散液を調製した。次に、攪拌機、還流冷却
管、滴下ロート、および温度計を備えた500mlの四つ
口フラスコに水152.7g、ヘキサデシルトリメチル
アンモニウムクロライド10g、および水酸化ナトリウ
ム0.8gを投入した後、これを85℃になるまでゆっ
くり加熱攪拌した。その後、これに、滴下ロートより先
に調製した水分散液を90分間かけてゆっくり滴下させ
た。滴下終了後、85℃で30分間かけて、上記メチル
トリメトキシシランを加水分解および縮合反応させた。
反応後、酢酸1.2gを添加して、平均粒子径が0.05
μmである、平均単位式: (CH3SiO3/2) で示されるポリメチルシルセスキオキサン粉末の水分散
液を調製した。
【0023】[実施例1]粘度2,500mPa・sであり、
平均式:
【化19】 で示されるアミノ基含有ポリオルガノシロキサン30重
量部、ポリオキシエチレン(6モル付加)ラウリルエーテ
ル3.5重量部、および水4.0重量部を予備混合した
後、コロイドミル型乳化機により乳化して、さらに、水
62重量部と酢酸0.5重量部を混合して、上記ポリオ
ルガノシロキサンの水分散液(上記ポリオルガノシロキ
サンの含有量=30重量%)を調製した。このポリオル
ガノシロキサンの水分散液と参考例1で調製したシリコ
ーンゴム粉末の水分散液とを表1に示す割合で混合し、
さらに、この混合物中のポリオルガノシロキサンとシリ
コーンゴム粉末の合計の含有量が1重量%となるように
水で希釈することにより、水系繊維処理剤を調製した。
【0024】黒染ポリエステル布の濃染処理効果を調べ
るために、婦人用夏礼服用ジョゼット布[ポリエステル
フィラメント糸(強撚)つかい、黒色分散染料で染色]を
20cm×20cmの大きさに切断し、500mlのビーカー
に上記の繊維処理剤を300ml入れ、この布を20秒間
浸漬した。その後、マングルロールを用いて絞り率10
0%に調製し、次いで、25℃の室内に一夜吊るして乾
燥させた。さらに、150℃のオーブン中で2分間熱処
理した後、次のように濃染剤としての効果を評価した。 ○明度(L値)の測定 ミノルタ社製の色差計を用い、布を2枚重ねにして明度
(L値)を測定した。また、白紙の上に並べ、視感でも濃
染効果を判定した。 ○手による感触(ぬめり、平滑性、柔軟性) 手による触感で判定した。 ◎ 非常に良好 ○ 良好 △ 不十分 × 悪い また、比較例として、表1に示す割合の処理剤を調製し
て、上記と同様に評価した。さらに、比較例として、参
考例1で調製したシリコーンゴム粉末の水分散液の代わ
りに、参考例2で調製したポリメチルシルセスキオキサ
ン粉末の水分散液を用いた以外は上記と同様に評価し
た。表1に示した結果から、本発明に係る水系繊維処理
剤は、婦人用夏礼服用ジョゼット布に対する濃染効果を
高め、この布に適度なぬめり感を付与し、さらに優れた
平滑性を付与できたことから、繊維用処理剤(濃染剤)と
して非常に好適であることがわかった。
【0025】
【表1】
【0026】[実施例2]粘度1,300mPa・sであり、
式:
【化20】 で示されるアミノ基含有ポリオルガノシロキサン150
重量部、ポリオキシエチレン(6モル付加)ラウリルエー
テル20重量部、ポリオキシエチレン(8モル付加)ラウ
リルエーテル30重量部、酢酸0.5重量部、および水
797.5重量部(水は3回に分割して投入)を混練機に
より乳化して、上記ポリオルガノシロキサンの水分散液
(上記ポリオルガノシロキサンの含有量=15重量%)を
調製した。このポリオルガノシロキサンの水分散液と参
考例1で調製したシリコーンゴム粉末の水分散液とを表
2に示す割合で混合し、この混合物中のポリオルガノシ
ロキサンとシリコーンゴム粉末の合計の含有量が1重量
%となるように水で希釈して、水系繊維処理剤を調製し
た。
【0027】この繊維処理剤に綿100%でTシャツ用
編地を30cm×30cmの大きさに切断した布を20秒間
浸漬した。その後、マングルロールで絞り率を100%
に調整し、次いで、25℃の室温に一夜吊るして乾燥さ
せた。さらに、この布を130℃のオーブン中で3分間
熱処理した後、25℃の室内に3日間放置した。この布
について、手の触感による風合と、編地の両端をつかみ
約50%伸長、張力を元に戻し手による伸長/回復性を
調べた。また、比較例として、表2に示した処理剤を調
製して、上記と同様に評価した。表2に示した結果か
ら、本発明に係る水系の繊維処理剤は、非常に良好な風
合を付与し、過度のぬめり感もなく、非常に良好な伸長
/回復性(フィット性)を付与することができたことか
ら、風合改良剤として好適であることがわかった。
【0028】
【表2】
【0029】[実施例3]粘度350mPa・sの分子鎖両
末端トリメチルシロキシ基封鎖ポリジメチルシロキサン
(重合度=130)400重量部、ポリオキシエチエレン
(5モル付加)ラウリルエーテル20重量部、ポリオキシ
エチレン(8.5モル付加)ノニルフェノールエーテル1
0重量部、ポリオキシエチレン(4モル付加)ノニルフェ
ノールエーテルスルホン酸ナトリウム塩5重量部、およ
び水565重量部を混合した後、コロイドミル型乳化機
により乳化して、上記のポリジメチルシロキサンの水分
散液(上記ポリジメチルシロキサンの含有量=40重量
%)を調製した。このポリジメチルシロキサンの水分散
液と参考例1で調製したシリコーンゴム粉末の水分散液
とを表3に示す割合となるように混合し、この混合物中
のポリジメチルシロキサンとシリコーンゴム粉末の合計
の含有量が5重量%となるように水で希釈して、水系繊
維処理剤を調製した。
【0030】この繊維処理剤を用いて、ポリエステル1
00%紡績糸使いミシン用原糸に、糸に対して5重量%
の付着量となるように均一に付着させた。このようにし
て処理したミシン糸を大栄科学精機製作所製の糸動摩擦
係数測定機を用いて、次の条件で糸の動摩擦係数μを測
定した。 サンプル長=20cm 糸速(m/分)=1.0および6.0 ドラム材質=ステンレス また、比較例として、表3に示した処理剤を調製して、
上記と同様に評価した。表3に示した結果から、本発明
に係る水系の繊維処理剤は、ポリエステル繊維100%
の紡績糸製ミシン糸に均一な走行性を付与し、摩擦係数
μも非常に低くすることができたので、ミシン糸用潤滑
剤として好適であることがわかった。
【0031】
【表3】
【0032】[実施例4]粘度200mPa・sの分子鎖両
末端トリメチルシロキシ基封鎖ポリジメチルシロキサン
(重合度=110)400重量部、ポリオキシエチエレン
(5モル付加)ラウリルエーテル20重量部、ポリオキシ
エチレン(8.5モル付加)ノニルフェノールエーテル1
0重量部、ポリオキシエチレン(4モル付加)ノニルフェ
ノールエーテルスルホン酸ナトリウム塩5重量部、およ
び水565重量部を混合した後、コロイドミル型乳化機
により乳化し、さらに安定性を向上させるためにホモジ
ナイザー乳化機により、400kgf/m2で1回処理する
ことにより、上記のポリジメチルシロキサンの水分散液
(上記ポリジメチルシロキサンの含有量=40重量%)を
調製した。このポリジメチルシロキサンの水分散液と参
考例1で調製したシリコーンゴム粉末の水分散液とを表
4に示す割合で混合して、スパンデックス用油剤を調製
した。このスパンデックス用油剤を市販されている14
0D/10フィラメントのスパンデックス繊維(ウレタ
ン繊維)糸に対して7.0重量%付着させた後、コーンか
ら綛状に巻き取った後、糸の重量の100倍量のエタノ
ール:トルエン(重量比=4:1)の混合溶媒に30分間
浸漬することにより、原糸油剤を除去して乾燥させた。
このように処理した無油スパンデックス糸を50mm×5
0mm×2mmの大きさの清浄なアルミニウム板に0.1g
/Dの張力をかけながら均一に平らに巻き付けた。この
ようにして準備した2枚のサンプルを重ね、500gの
重しをのせ、80℃のオーブン中で10日間放置した。
オーブンから取り出した後、2枚をはがして、表面の膠
着性を調べた。また、100m巻き取った綛の伸長/回
復を繰り返して、油剤の付着性を調べた。また、比較例
として、表4に示した処理剤を調製して、上記と同様に
評価した。表4に示した結果から、本発明に係る水系処
理剤は、スパンデックス繊維の膠着やタック性を低下さ
せ、繰り返しの伸長/回復にも耐えることができたの
で、スパンデックス用油剤として好適であることがわか
った。
【0033】
【表4】
【0034】
【発明の効果】本発明の水系繊維処理剤は、繊維に優れ
た平滑性・潤滑性を付与したり、タック性を低下させた
り、あるいは適度なぬめり感を付与することができると
いう特徴がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長縄 努 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内 (72)発明者 小林 和男 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内 (72)発明者 森田 好次 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内 Fターム(参考) 4L033 AC09 AC15 BA96 CA59

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)シリコーンオイル100重量部、
    (B)平均粒子径が0.1〜500μmであるシリコーン
    ゴム粉末5〜200重量部、および任意量の水からなる
    ことを水系繊維処理剤。
  2. 【請求項2】 (A)成分のシリコーンオイルがポリジメ
    チルシロキサンであることを特徴とする、請求項1記載
    の水系繊維処理剤。
  3. 【請求項3】 (A)成分のシリコーンオイルがアミノ基
    含有ポリオルガノシロキサンであることを特徴とする、
    請求項1記載の水系繊維処理剤。
  4. 【請求項4】 (A)成分の水分散液と(B)成分の水分散
    液との混合物からなることを特徴とする、請求項1記載
    の水系繊維処理剤。
  5. 【請求項5】 (A)成分の水分散液が、(A)成分を乳化
    剤により水中に乳化したものであることを特徴とする、
    請求項4記載の水系繊維処理剤。
  6. 【請求項6】 (B)成分の水分散液が、シリコーンゴム
    組成物を乳化剤により水中に乳化した状態で硬化したも
    のであることを特徴とする、請求項4記載の水系繊維処
    理剤。
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