JP3109914U - クッション部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 座った際に安定した姿勢をとることができるクッション部材を提供すること。
【解決手段】 弾性材料により形成されているクッション部材100の厚さ方向に貫通するように形成されている第一の貫通孔101Aと第二の貫通孔401Bが、使用者の太ももの外側のラインに沿うように所定の間隔Xを離して形成されることで、これらの貫通孔101A、101Bの部分でクッション部材100が折れ曲がり、太ももの部分を外側から内側に押圧するようにサポートすることができる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、クッション部材に関する。
従来から、イスなどに座る場合には、クッションが利用されている。
そして、従来のクッションにおいては、例えば、実開平3−129352号公報に記載されているクッション500(図5参照)のように、クッションの表面に臀部の形状に対応して形成された凹部501を形成することで、臀部を支えることができるようにしたものが使用されていた。
しかしながら、従来のクッション500のように、臀部の形状に対応して形成された凹部501を形成したクッション500では、臀部は支持されても、太ももの部分については支持されておらず、座った際に安定した姿勢をとることができなかった。
そこで、本考案は、座った際に安定した姿勢をとることができるクッション部材を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本考案は、弾性材料よりなり、使用者の臀部及び太ももが接触する上面を有するクッション部材であって、前記上面には、前記クッション部材の厚さ方向に貫通する貫通孔又は前記クッション部材の厚さ方向に凹となる溝が、所定の間隔を離して二つ形成されており、前記貫通孔又は前記溝は、使用者の太ももの外側のラインに沿うように形成されていることを特徴とするクッション部材を提供する。
このような貫通孔又は溝を二つ形成しておくことで、座った際にこの貫通孔又は溝の部分でクッション部材が内側に折れ曲がることで太ももの部分を支持することができるため、安定した姿勢で座ることができるようになる。
ここで、貫通孔又は溝同士の間の間隔は、クッション部材の使用者の太ももの外側のラインに対応させて適宜選択することができるが、本考案者が鋭意研究したところによると、貫通孔又は溝の間の間隔は、120mm〜280mmにすることで、クッション部材の一般的な使用者の太ももの外側のラインに貫通孔又は溝が沿うようになる。
なお、貫通孔又は溝の形状についても、クッション部材の使用者の太ももの外側のラインに合わせて適宜選択可能であるが、例えば、貫通孔又は溝が同一方向に延びるように直線状に形成することにより、太ももの外側のラインに沿うようになる。
また、クッション部材に座るとクッションに押されて太ももの部分は外側に広がるため、貫通孔又は溝をそれぞれに向かって凹となるように湾曲した曲線状に形成することも可能である。
ここで、クッション部材の上面には、臀部の形状に対応させた曲面状の凹部を形成しておき、この凹部の内側に貫通孔又は溝を形成することも可能である。
以上のように、本考案によれば、クッション部材の厚さ方向に貫通する貫通孔又はクッション部材の厚さ方向に凹となる溝が太ももの外側のラインに沿って形成されているため、クッションに座った際に、この貫通孔又は溝の部分で折れ曲がり、太ももの部分を支持するため、安定した姿勢で座ることができるようになる。
また、これらの貫通孔又は溝を直線状又は曲線状に形成することで、太ももの外側のラインに沿うようになる。
さらに、臀部の形状に対応して形成された凹部の内側に、貫通孔又は溝を形成することで、貫通孔又は溝が好適な位置となるように座すことが可能となる。
図1は、本考案の第一の実施形態に係るクッション部材100の斜視図である。
本実施形態に係るクッション部材100は、弾性を有する発泡ポリウレタンにより平板状に形成されており、その上面100aには、第一の貫通孔101Aと第二の貫通孔101Bとが形成されている。
ここで、平板状に形成されているクッション部材100の大きさについては、このクッション部材100の使用者が座ることのできる範囲で適宜選択することができる設計事項である。
また、クッション部材100の高さや発泡ポリウレタンの弾性力についても、このクッション部材100の使用者にとって適当な座り心地を得られる範囲で適宜選択することができる設計事項である。
第一の貫通孔101Aと第二の貫通孔101Bとは、クッション部材100の厚さ方向に貫通するように形成されている。
第一の貫通孔101Aと第二の貫通孔101Bは、ともに同じ方向に延びるような直線状に形成されており、これらの間の間隔Xは、150mmに形成されており、これらの貫通孔101A、101Bの幅Yについては、60mmに形成されている。
なお、第一の貫通孔101A及び第二の貫通孔101Bの角は、面取され、または、曲面状に形成されている。
以上のように本実施形態に係るクッション部材100を形成したので、このクッション部材100の使用者の太ももの外側のラインが第一の貫通孔101Aと第二の貫通孔101Bに沿うように座ることにより、これらの貫通孔101A、101Bが太ももの外側のラインの沿って折れ曲がり、太ももを外側から内側に押圧して支持し、安定した姿勢で座ることができるようになる。
本実施形態に係るクッション部材100は、発泡ポリウレタンにより形成しているが、適度な弾力性を有するものであれば、他の材料、例えば、合成ゴムや塩化ビニル発泡体等を使用することも可能であり、また、カバーの内側に水等の液体や樹脂製の粒状体等を入れることにより適度な弾性力を備えるようにしてもよい。
また、本実施形態に係るクッション部材100は、平板状に形成されているが、この形状についても、例えば、円形、楕円形等の他の形状を選択することも可能である。
さらに、本実施形態においては、第一の貫通孔101Aと第二の貫通孔101Bとの間の間隔Xを150mmに形成しているが、この間隔についても使用者の太ももの外側のラインに合わせて適宜選択可能であるが、120mm〜280mmの間から選択するのが好適である。
また、これらの第一の貫通孔101A及び第二の貫通孔101Bの幅Yについては、60mmに形成されているが、この幅についても、使用者が座った際にクッション部材が折れ曲がることができる範囲で、適宜選択することができる設計事項である。
図2は、本考案の第二の実施形態に係るクッション部材200の斜視図である。
本実施形態に係るクッション部材200は、第一の実施形態と同様に、弾性を有する発泡ポリウレタンにより平板状に形成されており、その上面200aには、第一の溝202Aと第二の溝202Bとが形成されている。
ここで、平板状に形成されているクッション部材200の大きさについては、このクッション部材200の使用者が座ることのできる範囲で適宜選択することができる設計事項であり、また、クッション部材200の高さや発泡ポリウレタンの弾性力についても、このクッション部材200の使用者にとって適当な座り心地を得られる範囲で適宜選択することができる設計事項である。
第一の溝202Aと第二の溝202Bとは、クッション部材200の厚さ方向に凹となるように形成されており、その深さZは、クッション部材200の使用者が座った場合に、これらの溝202A、202Bの部分で折れ曲がり、使用者の太ももの部分をサポートすることができる範囲で適時選択することができる設計事項であるが、本実施形態においては、30mmの深さとなるようにしている。
第一の溝202Aと第二の溝202Bとは、ともに一方向に延びる直線状に形成されており、第一の溝202Aの延びる方向Sと第二の溝202Bの延びる方向Tとの間の角度αは、20度となるように形成している。
また、これらの溝202A、202Bの間の間隔は、最も狭い部分(溝202A、202Bの一端)の間隔X’が120mm、最も広い部分(溝202A、202Bの他端)の間隔X’’が200mm、となるように形成されており、これらの溝202A、202Bの幅Yについては、60mmに形成されている。
以上のように本実施形態に係るクッション部材200を構成したので、このクッション部材200の使用者の太ももの外側のラインが第一の溝202Aと第二の溝202Bに沿うように座ることにより、これらの溝202A、202Bが太ももの外側のラインの沿って折れ曲がり、太ももを外側から内側に押圧して支持し、安定した姿勢で座ることができるようになる。
また、本実施形態では、第一の溝202Aの延びる方向と第二の溝202Bの延びる方向との間の角度が20度となるように形成しているため、足を開いて座った場合でも、太ももの部分がサポートされる。
本実施形態に係るクッション部材200は、発泡ポリウレタンにより形成しているが、適度な弾力性を有するものであれば、他の材料、例えば、合成ゴムや塩化ビニル発泡体等を使用することも可能であり、また、カバーの内側に水等の液体や樹脂製の粒状体等を入れることにより適度な弾性力を備えるようにしてもよい。
また、本実施形態に係るクッション部材200は、平板状に形成されているが、この形状についても、例えば、円形等他の形状を選択することも可能である。
さらに、第一の溝202Aと第二の溝202Bとの間の間隔についても適宜選択可能であるが、120mm〜280mmの間に納めることが望ましい。
また、第一の溝202Aの延びる方向と第二の溝202Bの延びる方向との間の角度も適宜変更することができる設計事項であるが、これらの角度は鋭角であることが望ましい。
さらに、これらの第一の溝202A及び第二の溝202Bの幅Yについても、使用者の太ももの外側のラインに沿ってクッション部材200が折れ曲がる範囲で適宜選択することができる設計事項である。
図3は、本考案の第三の実施形態に係るクッション部材300の斜視図である。
本実施形態に係るクッション部材300は、第一の実施形態と比べて、クッション部材300の上面300aに凹部303が形成されている以外は、第一の実施形態と同様であるため、以下、この凹部303に関する事項についてのみ説明する。
本実施形態においては、クッション部材300の上面300aに、クッション部材300の使用者の臀部の形状に合わせて、曲面状の凹部303が形成されている。
ここで、凹部303の形状及び大きさについては、その使用者の臀部の大きさ・形状に合わせて適宜変更することができる設計事項である。
また、クッション部材300の厚さ方向に貫通するように形成されている第一の貫通孔101A及び第二の貫通孔101Bについては、凹部303の内側に形成されている。
以上のように本実施形態に係るクッション部材300を形成したので、このクッション部材300の使用者の太ももの外側のラインが第一の貫通孔101Aと第二の貫通孔101Bに沿うように座ることにより、これらの貫通孔101A、101Bが太ももの外側のラインの沿って折れ曲がり、太ももを外側から内側に押圧して支持し、安定した姿勢で座ることができるようになる。
また、本実施形態においては、クッション部材300の上面300aに、臀部の形状に対応して形成された凹部303が形成されているため、この凹部303に臀部が位置するように座ることで、第一の貫通孔101A及び第二の貫通孔101Bが太ももの外側のラインに沿うように座ることができ、クッション部材300への座る位置を容易に把握することができる。
図4は、本考案の第三の実施形態に係るクッション部材400の斜視図である。
本実施形態に係るクッション部材400は、第三の実施形態と比べて、クッション部材400の厚さ方向に貫通するように形成された第一の貫通孔401A及び第二の貫通孔401Bの形状が異なる以外は、第三の実施形態と同様であるため、以下、これらの貫通孔401A、401Bに関する事項についてのみ説明する。
本実施形態においては、クッション部材400の厚さ方向に貫通するように形成されている第一の貫通孔401A及び第二の貫通孔401Bが、お互いに向かって凹となるように曲線状に形成されている。
これは、クッション部材400に座った際には、使用者の太ももがクッション部材に押圧されて外側に膨らむことを考慮して、その使用者の太ももの外側のラインに合わせたものであり、このような目的を達成することができる範囲で、この曲線の形状を適宜変更することができる。
以上のように本実施形態に係るクッション部材400を形成したので、このクッション部材400の使用者の太ももの外側のラインが第一の貫通孔401Aと第二の貫通孔401Bに沿うように座ることにより、これらの貫通孔401A、401Bが太ももの外側のラインの沿って折れ曲がり、太ももを外側から内側に押圧して支持し、安定した姿勢で座ることができるようになる。
また、本実施形態においては、第三の実施形態と同様に、クッション部材400の上面400aに、臀部の形状に対応して形成された凹部303が形成されているため、この凹部303に臀部が位置するように座ることで、第一の貫通孔401A及び第二の貫通孔401Bが太ももの外側のラインに沿うようになり、クッション部材400への座る位置を容易に把握することができる。
さらに、本実施形態においては、第一の貫通孔401A及び第二の貫通孔401Bが互いに向かって凹となるような曲線状に形成されており、使用者の太ももの外側のラインに沿うように形成されているため、より太ももをサポートすることができるようになる。
第一の実施形態に係るクッション部材100の斜視図。 第二の実施形態に係るクッション部材200の斜視図。 第三の実施形態に係るクッション部材300の斜視図。 第四の実施形態に係るクッション部材400の斜視図。 従来のクッション500の斜視図。
符号の説明
100、200、300、400 クッション部材
101、401 貫通孔
202 溝
303 凹部

Claims (5)

  1. 弾性材料よりなり、使用者の臀部及び太ももが接触する上面を有するクッション部材であって、
    前記上面には、前記クッション部材の厚さ方向に貫通する貫通孔又は前記クッション部材の厚さ方向に凹となる溝が、所定の間隔を離して二つ形成されており、
    前記貫通孔又は前記溝は、使用者の太ももの外側のラインに沿うように形成されていることを特徴とするクッション部材。
  2. 前記間隔は、120mm〜280mmにされていることを特徴とする請求項1に記載のクッション部材。
  3. 前記貫通孔又は前記溝は、同一方向に延びるように直線状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクッション部材。
  4. 前記貫通孔又は前記溝は、それぞれに向かって凹となるように曲線状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクッション部材。
  5. 前記上面には、前記臀部の形状に対応させて曲面状に形成された凹部が形成されており、
    前記貫通孔又は前記溝は、前記凹部の内側に形成されていることを特徴する請求項1乃至4の何れか一項に記載のクッション部材。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015002937A (ja) * 2013-06-24 2015-01-08 やすなが整骨院株式会社 寝具

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