JP3109172B2 - 空気調和機の風向制御装置 - Google Patents
空気調和機の風向制御装置Info
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- JP3109172B2 JP3109172B2 JP03263525A JP26352591A JP3109172B2 JP 3109172 B2 JP3109172 B2 JP 3109172B2 JP 03263525 A JP03263525 A JP 03263525A JP 26352591 A JP26352591 A JP 26352591A JP 3109172 B2 JP3109172 B2 JP 3109172B2
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- JP
- Japan
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- wind direction
- direction control
- control plate
- air conditioner
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Air-Flow Control Members (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の風向制御
機構に関するものである。
機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気調和機においては、
上下風向制御板は1枚の風向板で構成されており、風向
板からの露の滴下を防止するための植毛加工も風向板の
下面部全体に行っている。
上下風向制御板は1枚の風向板で構成されており、風向
板からの露の滴下を防止するための植毛加工も風向板の
下面部全体に行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上下風
向制御板が1枚の風向板で構成されていると風向板の大
きさが大きいために、冷房運転時の冷風の当たる範囲が
広く冷却されやすいため露が付やすくなり、露の滴下を
防ぐためには植毛加工を風向板の下面部全体に行わなけ
ればならなかった。そのため、風向板の下面部に発生し
た露が植毛をつたわって先端部に達し露の滴下に到る原
因になっていた。さらに、風向板の先端部から植毛のは
み出しも発生し、外観上の見栄えも好ましくなかった。
向制御板が1枚の風向板で構成されていると風向板の大
きさが大きいために、冷房運転時の冷風の当たる範囲が
広く冷却されやすいため露が付やすくなり、露の滴下を
防ぐためには植毛加工を風向板の下面部全体に行わなけ
ればならなかった。そのため、風向板の下面部に発生し
た露が植毛をつたわって先端部に達し露の滴下に到る原
因になっていた。さらに、風向板の先端部から植毛のは
み出しも発生し、外観上の見栄えも好ましくなかった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は露付性能を向上し、かつ、外観上の
見栄えも向上させることができる空気調和機の風向制御
機構を提供することにある。
であり、その目的は露付性能を向上し、かつ、外観上の
見栄えも向上させることができる空気調和機の風向制御
機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の風向制御機構は、熱交換器及び送風ファンを
含む送風回路の出口側に形成された吹き出し口に、上下
の風向を制御する上下風向制御板と、左右の風向を制御
する左右風向制御板を有し、前記上下風向制御板の上羽
根は上面部1及び下面部1、下羽根は上面部2および下
面部2をおのおの具備し、前記上下風向制御板の上羽根
および下羽根を独立に回転させる上下風向制御板駆動手
段、前記左右風向制御板を回転させる左右風向制御駆動
手段を有する空気調和機において、前記上下風向制御板
を上下2枚の風向板で構成し、前記空気調和機の冷房運
転時に露の滴下を防ぐ植毛加工を前記上下風向制御板の
上下2枚の風向板の下面部に行い、前記上下風向制御板
の上下2枚の風向板の上羽根の先端部の一定範囲の植毛
加工を無くすことにより、前記上羽根の先端部からの露
の滴下を防いだ露付性能の向上と、前記上下風向制御板
の上羽根の先端部の植毛のはみだしをなくし、前記上下
風向制御板の上羽根の先端部と下羽根の後端部が重なる
ようにすることにより、前記上下風向制御板による吹き
出し口の閉口状態時の外観上の見栄えを向上させたもの
である。
に本発明の風向制御機構は、熱交換器及び送風ファンを
含む送風回路の出口側に形成された吹き出し口に、上下
の風向を制御する上下風向制御板と、左右の風向を制御
する左右風向制御板を有し、前記上下風向制御板の上羽
根は上面部1及び下面部1、下羽根は上面部2および下
面部2をおのおの具備し、前記上下風向制御板の上羽根
および下羽根を独立に回転させる上下風向制御板駆動手
段、前記左右風向制御板を回転させる左右風向制御駆動
手段を有する空気調和機において、前記上下風向制御板
を上下2枚の風向板で構成し、前記空気調和機の冷房運
転時に露の滴下を防ぐ植毛加工を前記上下風向制御板の
上下2枚の風向板の下面部に行い、前記上下風向制御板
の上下2枚の風向板の上羽根の先端部の一定範囲の植毛
加工を無くすことにより、前記上羽根の先端部からの露
の滴下を防いだ露付性能の向上と、前記上下風向制御板
の上羽根の先端部の植毛のはみだしをなくし、前記上下
風向制御板の上羽根の先端部と下羽根の後端部が重なる
ようにすることにより、前記上下風向制御板による吹き
出し口の閉口状態時の外観上の見栄えを向上させたもの
である。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成によって、上下風向制御
板の露付を減少させ、上羽根の先端部の植毛のはみだし
をなくすことができ、上下風向制御板による吹き出し口
の閉口状態時の上羽根と下羽根の重ね合わせを実現する
ものである。
板の露付を減少させ、上羽根の先端部の植毛のはみだし
をなくすことができ、上下風向制御板による吹き出し口
の閉口状態時の上羽根と下羽根の重ね合わせを実現する
ものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の実施例における空
気調和機の吹き出し部の横断面図を表わしたものであ
る。同図において、室内機1は、熱交換器2と室内に吹
き出し風3を循環させる送風ファン4及び吹き出し口5
と前記吹き出し風3より流入された風の風向を制御する
上下風向制御板9、左右羽根8で構成されている。前記
上下風向制御板9は、図2に示すように上下2枚の風向
板上羽根6と下羽根7で構成し、前記上羽根6の下面部
6aと下羽根7の下面部7aには植毛加工を行っている
が、前記上羽根6の先端部6bの植毛加工をなくし、図
3のように吹き出し口5を上下風向制御板9の上羽根
6、下羽根7で閉口状態にしたとき、前記上羽根6の先
端部6bと下羽根7の後端部7bが重なり合う構造とし
たものである。
しながら説明する。図1は、本発明の実施例における空
気調和機の吹き出し部の横断面図を表わしたものであ
る。同図において、室内機1は、熱交換器2と室内に吹
き出し風3を循環させる送風ファン4及び吹き出し口5
と前記吹き出し風3より流入された風の風向を制御する
上下風向制御板9、左右羽根8で構成されている。前記
上下風向制御板9は、図2に示すように上下2枚の風向
板上羽根6と下羽根7で構成し、前記上羽根6の下面部
6aと下羽根7の下面部7aには植毛加工を行っている
が、前記上羽根6の先端部6bの植毛加工をなくし、図
3のように吹き出し口5を上下風向制御板9の上羽根
6、下羽根7で閉口状態にしたとき、前記上羽根6の先
端部6bと下羽根7の後端部7bが重なり合う構造とし
たものである。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機の風向
制御機構によれば、上下風向制御板を2枚の風向板上羽
根と下羽根で構成することにより、上羽根の先端部の植
毛加工をなくすことができ、上羽根の先端部からの露の
滴下を防止することにより露付性能の向上ができ、さら
に、上羽根の先端部の植毛のはみだしもなくなり、上下
風向制御板による吹き出し口の閉口状態時の外観上の見
栄えの向上も実現することができる。
制御機構によれば、上下風向制御板を2枚の風向板上羽
根と下羽根で構成することにより、上羽根の先端部の植
毛加工をなくすことができ、上羽根の先端部からの露の
滴下を防止することにより露付性能の向上ができ、さら
に、上羽根の先端部の植毛のはみだしもなくなり、上下
風向制御板による吹き出し口の閉口状態時の外観上の見
栄えの向上も実現することができる。
【図1】本発明の一実施例における空気調和機の吹き出
し部の横断面図
し部の横断面図
【図2】同上羽根の植毛範囲を示す横断面図
【図3】同吹き出し部の閉口時の横断面図
【図4】従来例を示す吹き出し部の横断面図
1 室内機 2 熱交換器 3 吹き出し風 4 送風ファン 5 吹き出し口 6 上羽根 6a 上羽根下面部 6b 上羽根先端部 7 下羽根 7a 下羽根下面部 7b 下羽根後端部 8 左右風向制御板 9 上下風向制御板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 13/06 F24F 1/00 361 F24F 13/15
Claims (1)
- 【請求項1】熱交換器及び送風ファンを含む送風回路の
出口側に形成された吹き出し口に、上下の風向を制御す
る上下風向制御板と、左右の風向を制御する左右風向制
御板を有し、前記上下風向制御板の上羽根は上面部1お
よび下面部1、下羽根は上面部2及び下面部2をおのお
の具備し、前記上下風向制御板の上羽根及び下羽根を独
立に回転させる上下風向制御板駆動手段、前記左右風向
制御板を回転させる左右風向制御板駆動手段を有する空
気調和機において、前記上下風向制御板を上下2枚の風
向板で構成し、前記空気調和機の冷房運転時に露の滴下
を防ぐ植毛加工を前記上下風向制御板の上下2枚の風向
板の下面部に行い、前記上下風向制御板の上下2枚の風
向板の上羽根の先端部の一定範囲の植毛加工を無くした
空気調和機の風向制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03263525A JP3109172B2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 空気調和機の風向制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03263525A JP3109172B2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 空気調和機の風向制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0599492A JPH0599492A (ja) | 1993-04-20 |
JP3109172B2 true JP3109172B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=17390749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03263525A Expired - Fee Related JP3109172B2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 空気調和機の風向制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109172B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0979601A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 横断流送風機 |
JP4784295B2 (ja) * | 2005-12-13 | 2011-10-05 | パナソニック株式会社 | 空気調和機 |
JP5279622B2 (ja) * | 2009-06-08 | 2013-09-04 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP03263525A patent/JP3109172B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0599492A (ja) | 1993-04-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |