JP3108992B2 - 力検出装置のダイヤフラム固定構造 - Google Patents

力検出装置のダイヤフラム固定構造

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JP3108992B2 JP09040538A JP4053897A JP3108992B2 JP 3108992 B2 JP3108992 B2 JP 3108992B2 JP 09040538 A JP09040538 A JP 09040538A JP 4053897 A JP4053897 A JP 4053897A JP 3108992 B2 JP3108992 B2 JP 3108992B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は力検出装置、特に
力検出装置のダイヤフラム固定構造に関するものであ
る。
【従来の技術】図5に示す力検出装置は操作軸91を介
したダイヤフラム90の変形に伴う静電容量の変化から
力の作用する方向・大きさを検知するものであるが、こ
のものでは、操作軸91を有するダイヤフラム90をプ
リント基板92にリベット止め(リベットのカシメ部分
を符号RFで示す)するという比較的簡単な構成として
ある。しかしながら、上記力検出装置ではダイヤフラム
90をプリント基板92にリベット止めする際に専用の
カシメ装置が必要になることから構造が簡単な割りには
作業が面倒であり、さらに、リベットRをカシメる際に
ダイヤフラム90の検出能に悪影響を及ぼす歪みを生じ
させてしまうという問題があった。
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、ダイヤフラムに歪みが発生せず且つ固定専用装置を
使用することなく簡単にダイヤフラムを基板に固定でき
る力検出装置のダイヤフラム固定構造を提供することを
課題とする。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の力
検出装置のダイヤフラム固定構造は、ダイヤフラム1に
複数の固定用爪10を設け、他方、基板2に固定用爪1
0を挿通させる貫通孔20を設けると共に前記基板2の
裏面側における貫通孔20の周囲にハンダ付け用ランド
21を形成してあり、前記固定用爪10を貫通孔20に
挿通させた状態において、固定用爪10における基板2
裏面から突出した部分とハンダ付け用ランド21とをハ
ンダ付けして成るものとしている。請求項2記載の発明
の力検出装置のダイヤフラム固定構造は、ダイヤフラム
1を基板2と固定用リング3により挟み込む態様のダイ
ヤフラム固定構造であって、前記固定用リング3に複数
の固定用爪30を設け、他方、基板2に固定用爪30を
挿通させる貫通孔20を設けると共に前記基板2の裏面
側における貫通孔20の周囲にハンダ付け用ランド21
を形成してあり、前記固定用爪30を貫通孔20に挿通
させた状態において、固定用爪30における基板2裏面
から突出した部分とハンダ付け用ランド21とをハンダ
付けして成るものとしている。なお、これら力検出装置
のダイヤフラム固定構造を採用した場合の作用等につい
ては発明の実施の形態の欄で説明する。
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面に従って説明する。図1に示すものは静電容量式の
力検出装置のダイヤフラム固定構造であって、ダイヤフ
ラム1をプリント基板2と固定用リング3により挟み込
む態様で固定するものである。ダイヤフラム1は、全体
がステンレスにより構成されており、図2に示すよう
に、主体1aと、前記主体1aの回りに120°間隔で
配置された貫通孔11を有する舌片12と、前記主体1
aの上面中央部にレーザービーム溶接で固着された操作
軸13とを有するものとしてある。プリント基板2は、
図2に示すように、その上面に電極Dx+,Dx−,D
y+,Dy−が銅印刷(又はメッキ)してあり、その回
りに120°間隔で貫通孔20を設けてある。また、こ
のプリント基板2の裏面側には図1に示すように、前記
貫通孔20の周囲にハンダ付け用ランド21を形成して
ある。ここで、この力検出装置では、図1や図2に示す
ように、上記ダイヤフラム1の主体1aと電極Dx+,
Dx−,Dy+,Dy−とにより可変コンデンサCx
+,Cx−,Cy+,Cy−が構成され、図示しない
が、前記ダイヤフラム1の主体1aと電極Dx+,Dx
−,Dy+,Dy−には電位差が付与される。固定リン
グ3はハンダ付けし易いリン青銅等の金属で構成された
薄板状のもので、図 2に示すように、その回りには1
20°間隔で引掛かり30aを有する固定用爪30を垂
設してある。なお、この固定リング3はハンダが付きに
くい材質で構成する場合にはすずメッキ等のメッキでハ
ンダが付きやすいように処理しておくことが好ましい。
上記した装置の構成部品を組み立てるときは、以下の順
序で行う(図1や図2参照)。 ダイヤフラム1を固定リング3とプリント基板2で挟
み込むように、固定用爪30を貫通孔11,20に通し
て仮止めする。この仮止めは固定リング3を貫通孔20
に挿通後回転させることにより引掛かり30aとプリン
ト基板2の下面とを係止させることにより成される。 プリント基板2に電子部品等を挿入又は仮固定した後
ハンダ付けする工程で、固定用リング3の固定用爪30
とプリント基板2のハンダ付け用ランド21とのハンダ
付けを同時に行う。 このように、この装置の構成部品を使用した場合、組み
立て時にダイヤフラム1に歪みが発生するようなことは
なく、且つカシメ装置のような固定専用装置を使用する
ことなく簡単にダイヤフラム1をプリント基板2に固定
することができる。なお、上記構造にかえて、図3に示
す如く、固定リング3を使用することなくダイヤフラム
1を直接プリント基板2に固定するようにしてもよい。
この構造の場合、ダイヤフラム1を図4に示すように、
主体1aと、この主体1aの回りに120°間隔で垂設
された固定用爪10(引掛かり10aを有する)とから
構成し、前記固定用爪10を貫通孔20に挿通させるよ
うにすればよい。
【発明の効果】この発明の構成は上記の通りであるから
以下の効果を奏する。発明の実施の形態の欄の内容から
明らかなように、ダイヤフラムに歪みが発生せず且つ固
定専用装置を使用することなく簡単にダイヤフラムを基
板に固定できる力検出装置のダイヤフラム固定構造を提
供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の力検出装置の断面図。
【図2】前記力検出装置を構成するダイヤフラム、プリ
ント基板及び固定リングの外観斜視図。
【図3】他の実施形態の力検出装置の断面図。
【図4】他の実施形態の力検出装置に使用されるダイヤ
フラムの斜視図。
【図5】先行技術の力検出装置の断面図。
【符号の説明】
1 ダイヤフラム 2 基板 3 固定用リング 10 固定用爪 20 貫通孔 21 ハンダ付け用ランド 30 固定用爪
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−136041(JP,A) 特開 平7−151623(JP,A) 特開 平7−49272(JP,A) 特開 平7−209104(JP,A) 特開 平7−174648(JP,A) 特開 昭63−121723(JP,A) 特開 平6−82318(JP,A) 実開 平3−30841(JP,U) 実開 昭57−139831(JP,U) 実開 昭62−40741(JP,U) 実開 昭64−44440(JP,U) 実開 昭63−70045(JP,U) 実開 平6−58311(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 1/14 G01L 5/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤフラム(1)に複数の固定用爪
    (10)を設け、他方、基板(2)に固定用爪(10)
    を挿通させる貫通孔(20)を設けると共に前記基板
    (2)の裏面側における貫通孔(20)の周囲にハンダ
    付け用ランド(21)を形成してあり、前記固定用爪
    (10)を貫通孔(20)に挿通させた状態において、
    固定用爪(10)における基板(2)裏面から突出した
    部分とハンダ付け用ランド(21)とをハンダ付けして
    成る力検出装置のダイヤフラム固定構造。
  2. 【請求項2】 ダイヤフラム(1)を基板(2)と固定
    用リング(3)により挟み込む態様のダイヤフラム固定
    構造であって、前記固定用リング(3)に複数の固定用
    爪(30)を設け、他方、基板(2)に固定用爪(3
    0)を挿通させる貫通孔(20)を設けると共に前記基
    板(2)の裏面側における貫通孔(20)の周囲にハン
    ダ付け用ランド(21)を形成してあり、前記固定用爪
    (30)を貫通孔(20)に挿通させた状態において、
    固定用爪(30)における基板(2)裏面から突出した
    部分とハンダ付け用ランド(21)とをハンダ付けして
    成る力検出装置のダイヤフラム固定構造。
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