JP3108836U - 食品ラップ用紙函 - Google Patents
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Abstract
【課題】食料品等を包装するラップを引き出して使用する改良された紙函で、特に鋸刃による手指の切削等の怪我を確実に防止するものである。
【解決手段】紙函本体の一方の側面には、下方の内側に切裂鋸刃部を設けた上部の可動前面部と、その下部に平面状に相対する固定前面部とを形成し、該可動前面部と該固定前面部との平面状の相対部の表面にテープ又はシール等よりなる剥離紙を仮止め状態に接着したことを特徴としている。
【選択図】図1
【解決手段】紙函本体の一方の側面には、下方の内側に切裂鋸刃部を設けた上部の可動前面部と、その下部に平面状に相対する固定前面部とを形成し、該可動前面部と該固定前面部との平面状の相対部の表面にテープ又はシール等よりなる剥離紙を仮止め状態に接着したことを特徴としている。
【選択図】図1
Description
本考案は、食料品等を包装するラップを引き出して使用する改良された紙函に係るものであり、詳しくは簡単な操作で使用できると共に、鋸刃部分による手指の切削及び怪我を防止できる食品ラップ用紙函に関するものである。
従来この種のラップ用紙函としては、図4、図5に示す如く、紙函本体(11)には、天面部(12)と、一方の側面に切裂鋸刃部(15)を設けた上部の可動前面部(13)と、該可動前面部(13)と平面状に設けた剥離前面部(14)を剥離自在の仮着状態に平設したものが知られている。符号(16)は前面部で、芯管(17)にラップ紙(18)が巻着され、(20)は押え部である。
従来の食品ラップ用紙函にあっては、最初の使用に当っては、図4のように剥離前面部(14)を全部剥して取除き、図5の如く、可動前面部(13)の先端に露出している切裂鋸刃部(15)が突設状態となるため、内部のラップ紙(18)を引き出して切裂する場合に該切裂鋸刃部(15)が、手指に接触して怪我を生ずることが多々あるという問題点があった。
そこで、本考案のものは、側面上部の可動前面部(3)と、平面状に対接する固定前面部(5)を固定し、ラップ紙(10)の使用時には、図2の如く、切裂鋸刃部(8)が固定前面部(5)と相対または内側に位置して、引き出された該ラップ紙(10)の切断部を固定支持して切裂させるため、該切裂鋸刃部(8)が、指先等に接触することなく完全性に優れた食品ラップ用紙函を提供することを目的としている。
そこで、本考案のものは、側面上部の可動前面部(3)と、平面状に対接する固定前面部(5)を固定し、ラップ紙(10)の使用時には、図2の如く、切裂鋸刃部(8)が固定前面部(5)と相対または内側に位置して、引き出された該ラップ紙(10)の切断部を固定支持して切裂させるため、該切裂鋸刃部(8)が、指先等に接触することなく完全性に優れた食品ラップ用紙函を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案の食品ラップ用紙函においては、食品ラップを収納する紙函本体には、側面に下方に突設した切裂鋸刃部を設けた可動前面部を設け、該可動前面部に平面状に位置する固定前面部を設ける。且つ該可動前面部の該切裂鋸刃部が該固定前面部と相対するか、または内側に挿入した状態で引き出したラップ紙の切断部を挟んで切離する。
また、該可動前面部と該固定前面部との平面状の相対部の表面にテープ又はシール等の剥離紙を仮止め状態に接着して接合部の開放を防止することを特徴としている食品ラップ用紙函である。
また、該可動前面部と該固定前面部との平面状の相対部の表面にテープ又はシール等の剥離紙を仮止め状態に接着して接合部の開放を防止することを特徴としている食品ラップ用紙函である。
本考案の食品ラップ用紙函によれば、側面に位置する可動前面部と固定前面部との水平状態の相対部の上部よりテープ又はシール等の剥離紙を仮止め状態に接着閉鎖したので、紙函本体の運搬等の取り扱いに安全性を有し、且つ危険性も無く大変便利であると共に、該剥離紙を唯剥がした状態で可動前面部の可動操作のみによってラップ紙は容易に引き出されて切離できる効果がある。
更に、紙函本体の側面に切裂鋸刃部を設けた上部の可動前面部と、下部に平面状に固定前面部とを形成したので、側面は著しく強靭化される効果がある。また従来の如く、下部の平面状に設けた剥離前面部を剥離して内側に位置する切裂鋸刃部が常時表面に突設露出して手指の切削による怪我等を確実に防止できる効果もある。
更に、紙函本体の側面に切裂鋸刃部を設けた上部の可動前面部と、下部に平面状に固定前面部とを形成したので、側面は著しく強靭化される効果がある。また従来の如く、下部の平面状に設けた剥離前面部を剥離して内側に位置する切裂鋸刃部が常時表面に突設露出して手指の切削による怪我等を確実に防止できる効果もある。
本考案の食品ラップ用紙函によれば、紙函本体(1)の一方の側面に設けた上部の可動前面部(3)と下部の固定前面部(5)との平面状の相対部(7)の表面に接着してある剥離紙(6)を剥がして取り去る。
次に、天面部(2)と連接してある該可動前面部(3)を上方に開閉自在とし、芯管(9)に巻かれたラップ紙(10)を必要な長さだけ相対部(7)より引き出した後に、該可動前面部(3)に突出している切裂鋸刃部(8)を下方の固定前面部(5)と相対するか、または内面に押し圧してラップ紙(10)を挟持した状態でラップ紙(10)を上方に引っ張って該切裂鋸刃部(8)によって切断するものである。
次に、天面部(2)と連接してある該可動前面部(3)を上方に開閉自在とし、芯管(9)に巻かれたラップ紙(10)を必要な長さだけ相対部(7)より引き出した後に、該可動前面部(3)に突出している切裂鋸刃部(8)を下方の固定前面部(5)と相対するか、または内面に押し圧してラップ紙(10)を挟持した状態でラップ紙(10)を上方に引っ張って該切裂鋸刃部(8)によって切断するものである。
以下、本考案の実施例を説明する。
図1及び図2において、符号(1)は、紙函本体(1)である。該紙函本体(1)は、紙材によって長手方向の函状で断面が方形状に形成されている。該紙函本体(1)は、その上面が開放自在となる天面部(2)を有し、該天面部(2)と連接した一方の側面に可動前面部(3)を設ける。該可動前面部(3)には、下端の内面で一部が突設している切裂鋸刃部(8)を取着してある。
該可動前面部(3)には、平面状に相対する固定前面部(5)を長手方向に接着してある。
該可動前面部(3)と該固定前面部(5)との相対部(7)には、その接合目(7)の表面に対して、テープ又はシール等の剥離紙(6)を仮止め状態に接着してある。
また、該紙函本体(1)の内部には、円筒形状の芯管(9)の外周に巻かれたラップ紙(10)が収納されている。このラップ紙(10)の必要な長さだけ引き出された後端は、可動前面部(3)の下端縁から突出した状態でラップ紙(10)は、該可動前面部(3)の該切裂鋸刃部(8)と共に該固定前面部(5)と相対するか、または内側に挿入された状態でラップ紙(10)を上方に引っ張って切離すものである。
図1及び図2において、符号(1)は、紙函本体(1)である。該紙函本体(1)は、紙材によって長手方向の函状で断面が方形状に形成されている。該紙函本体(1)は、その上面が開放自在となる天面部(2)を有し、該天面部(2)と連接した一方の側面に可動前面部(3)を設ける。該可動前面部(3)には、下端の内面で一部が突設している切裂鋸刃部(8)を取着してある。
該可動前面部(3)には、平面状に相対する固定前面部(5)を長手方向に接着してある。
該可動前面部(3)と該固定前面部(5)との相対部(7)には、その接合目(7)の表面に対して、テープ又はシール等の剥離紙(6)を仮止め状態に接着してある。
また、該紙函本体(1)の内部には、円筒形状の芯管(9)の外周に巻かれたラップ紙(10)が収納されている。このラップ紙(10)の必要な長さだけ引き出された後端は、可動前面部(3)の下端縁から突出した状態でラップ紙(10)は、該可動前面部(3)の該切裂鋸刃部(8)と共に該固定前面部(5)と相対するか、または内側に挿入された状態でラップ紙(10)を上方に引っ張って切離すものである。
1 紙函本体
2 天面部
3 可動前面部
5 固定前面部
6 剥離紙
7 相対部
8 切裂鋸刃部
9 芯管
10 ラップ紙
2 天面部
3 可動前面部
5 固定前面部
6 剥離紙
7 相対部
8 切裂鋸刃部
9 芯管
10 ラップ紙
Claims (2)
- 長手方向で断面方形状よりなる紙函本体(1)には、天面部(2)と一方の側面に切裂鋸刃部(8)を設けた上部の可動前面部(3)と下部の固定前面部(5)とよりなる食品ラップ用紙函において、該紙函本体(1)の該側面には、下方の内面に突設した該切裂鋸刃部(8)を設けた上部の該可動前面部(3)と、該可動前面部(3)と平面状に相対部(7)を設けた該固定前面部(5)を形成し、該相対部(7)の表面よりテープ又はシール等の剥離紙(6)を仮止め状態に接着閉鎖したことを特徴とする食品ラップ用紙函。
- 長手方向で断面方形状よりなる紙函本体(1)には、天面部(2)と一方の側面に切裂鋸刃部(8)を設けた上部の可動前面部(3)と下部の固定前面部(5)とよりなる食品ラップ用紙函において、該紙函本体(1)の該側面には、下方の内面に突設した該切裂鋸刃部(8)を設けた上部の該可動前面部(3)と、該可動前面部(3)と平面状に相対する固定前面部(5)とを有し、該可動前面部(3)の該切裂鋸刃部(8)が該固定前面部(5)の内側に挿入された状態でラップ紙(10)を挟み該ラップ紙(10)を切離し、且つ該可動前面部(3)と、該固定前面部(5)との相対部(7)の表面にテープ又はシール等の剥離紙(6)を仮止め状態に接着閉鎖したことを特徴とする食品ラップ用紙函。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004007282U JP3108836U (ja) | 2004-11-12 | 2004-11-12 | 食品ラップ用紙函 |
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JP2004007282U JP3108836U (ja) | 2004-11-12 | 2004-11-12 | 食品ラップ用紙函 |
Publications (1)
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JP3108836U true JP3108836U (ja) | 2005-04-28 |
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ID=43271502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004007282U Expired - Fee Related JP3108836U (ja) | 2004-11-12 | 2004-11-12 | 食品ラップ用紙函 |
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2004
- 2004-11-12 JP JP2004007282U patent/JP3108836U/ja not_active Expired - Fee Related
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