JP3181236U - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】保護部材が刃先を覆っているカッターを用いて、開梱作業を円滑に行うことができる包装箱を提供する。
【解決手段】切刃の刃先に保護部材を備えるカッターを用いて胴部2を上下に切断することにより開梱される包装箱であり、筒状の胴部2と、胴部の上下を閉塞する蓋部3と、カッターの保護部材を挿入させる挿入口4とを備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、包装箱に関し、特に、カッター用いて胴部を上下に切断することにより開梱される包装箱に関する。
段ボール製の包装箱においては、開梱して内部の被包装物を展示状態にするために、胴部を上下に切断し、被包装物を載置した状態で包装箱の下部をトレー状に形成することが行われている。
従来、胴部を上下に切断するために、胴部内面の周方向に合成樹脂製の破断用テープを貼着しておき、切断開始時に手掛かりとするH字状の切れ目を胴部に形成した包装箱が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
この包装箱においては、H字状の切れ目から破断用テープを摘み、胴部の周方向に引き破ることにより胴部を上下に切断する。しかし、破断用テープにより引き千切られるようにして切断された胴部は、トレー状に形成されたときに露出する破断端縁が粗雑で見苦しい。しかも、帯状に切離された切り屑に合成樹脂の破断用テープが貼着されているため、段ボールをリサイクルする際には破断用テープを剥離させる作業が必要となり、手数が掛かる不都合がある。
一方、破断用テープを用いることなく胴部を上下に切断するために、胴部の周方向にジッパー等の破断容易線を設けた包装箱が知られている(例えば、下記特許文献2参照)。しかし、胴部に破断容易線を設けると、胴部の強度が低下する不都合がある。
また、破断用テープや破断容易線を設けることなく胴部を形成し、開梱の際にカッターナイフを用いることが考えられる。これによれば、胴部の強度が維持できて切り屑も生じることがなく、トレー状に形成した際の切断端縁も滑らかで外観が良好である。しかし、カッターナイフにより胴部を切断するためには、切刃の先端側を胴部の内部に刺し込む必要があり、切刃により被包装物を傷付けるおそれがある。
ところで、本出願人は、先に、被包装物を傷付けることなく胴部を上下に切断することが可能なカッターを提案した(下記特許文献3参照)。このカッターは、保護部材を備えている。保護部材が刃先を覆っているから、被包装物を傷付けることがない。
実公昭54−32742号公報 特開2000−335554号公報 特許第4559768号公報
しかし、上記カッターにより胴部の切断を開始するためには保護部材を胴部に挿入する必要がある。このため、例えば、胴部に形成されている取っ手用の穴や、胴部を閉塞している複数のフラップ間等の隙間に保護部材を差し込んで包装箱の破断を開始するといったことが必要となり、切断に適した位置(トレー状に切断するために適した切断開始位置等)からの円滑な切断作業が望めなかった。
上記の点に鑑み、本考案は、保護部材が刃先を覆っているカッターを用いて、開梱作業を円滑に行うことができる包装箱を提供することを目的とする。
本考案は、被包装物を収容する筒状の胴部と、該胴部の上下を閉塞する蓋部とを備え、カッターを用いて前記胴部を上下に切断することにより開梱され、前記カッターとして、把持部を備えるカッター本体と、該カッター本体に支持された切刃と、該切刃の刃先に固設されて該刃先を覆う保護部材とを備えるものが用いられる包装箱において、前記胴部は、その一部に前記カッターにより切断を開始すべく前記保護部材を挿入させる挿入口を備えることを特徴とする。
本考案の包装箱によれば、カッターの保護部材を挿入口から胴部の内部に容易に挿入することができ、胴部の切断を円滑に開始することができる。
また、本考案において、前記挿入口は、前記カッターの保護部材の当接に応じて揺動する舌片により開放可能に閉塞されていることが好ましい。これによれば、前記挿入口を舌片が閉塞するので、前記挿入口を介して胴部の内部への異物の侵入が防止できる。しかも、舌片はカッターの保護部材の当接に応じて揺動するので、挿入口への保護部材の挿入が舌片により阻害されることがない。
また、本考案において、前記挿入口は、前記カッターの保護部材を挿入した後に、前記切刃を切断方向に案内する案内切れ目を備えることが好ましい。これによれば、前記挿入口に保護部材を挿入したとき、カッターを案内切れ目に向かって移動させるだけで切刃が案内切れ目に侵入し、切断開始時の抵抗感を軽減して円滑に切断を進行させることができる。
本考案の一実施形態の包装箱を示す説明的斜視図。 挿入口を示す平面図。 本実施形態において使用するカッターを示す図。 挿入口へのカッターの保護部材の挿入状態を示す説明図。 胴部の切断作業を示す説明図。 挿入口の変形例を示す平面図。 挿入口の他の変形例を示す平面図。
本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の包装箱1は、段ボール板紙を折り曲げることにより形成されるものであり、図1に示すように、四角筒状の胴部2を備えている。胴部2の上部は複数のフラップにより形成される蓋部3により閉塞されている。胴部2の底部も上部と同様にして閉塞されている。
胴部2の周壁の一部には挿入口4が形成されている。挿入口4は、図2に示すように、長穴形状を有しており、一対の舌片5により閉塞されている。各舌片5は、挿入口4の長手方向に沿って延びる一対の縁の夫々に折目線6を介して連設されている。
胴部2に挿入口4を形成するときには、胴部2の周壁面に複数の切れ目を設ける。即ち、挿入口4は、一対の湾曲切れ目7と、両湾曲切れ目7の中央を結ぶ中央切れ目8とを設けることにより形成される。
挿入口4に舌片5が設けられていることにより、挿入口4が閉塞されて胴部2内への異物の侵入等が防止できる。
また、挿入口4の長手方向の両端部には、胴部2の切断方向に向かって延びる一対の案内切れ目9が形成されている。
本実施形態の包装箱1は、例えば、前記特許文献3に記載されたものと同様の構成を有する図3示のカッター10を用いてトレー状に開梱するのに適している。ここで、本実施形態で用いるカッター10の構成を説明する。
カッター10は、図3に示すように、手指を通す楕円状の孔である把持部11を有するカッター本体12と、カッター本体12に支持された円盤状の切刃13とを備えている。切刃13には、複数の保護部材14が所定間隔を存して設けられている。
カッター本体12からは切刃13の一部が露出する。露出部分の切刃13の刃先が保護部材14により覆われている。保護部材14とカッター本体12との間に位置する切刃13の一部が胴部2を切断するために使用される。
そして、カッター10は、保護部材14を包装箱1の胴部2に挿入した後、切刃13が向いている方向にカッター本体12を引っ張ることで、胴部2を切断することができる。このとき、切断の進行と共に胴部2の周方向に切刃13が移動するが、胴部2の内部では保護部材14が移動するので、切刃13による被包装物の損傷が防止される。なお、切刃13が円盤状であるため、切刃13の切れ味が低下したときには切刃13を回転させて切れ味の高い部分を使用することができるようになっている。
このカッター10を用いて包装箱1をトレー状に開梱するときには、図4(a)に示すように、カッター10の保護部材14を挿入口4に押し付ける。これにより、図4(b)に示すように、挿入口4の舌片5が拡開し、カッター10の保護部材14を胴部2の内部に円滑に挿入することができる。
このとき、挿入口4の案内切れ目9にカッター10の切刃13が嵌り込むようにして、切刃13が確実に進行方向に向けられる。
そして、図5に示すように、挿入口4に保護部材14を挿入した状態から、カッター本体12を胴部2の外面に沿って引っ張り、胴部2の周方向に切断を進行させる。このとき、カッター10の切刃13がその進行方向に挿入口4の案内切れ目9により案内され、安定して円滑な胴部2の切断が行える。
このようにして、カッター10により胴部2の全周を切断し、胴部2の上部を下部から取り除くことにより、図示しないが、包装箱1がトレー状に開梱される。
なお、本実施形態においては、図2に示すように、挿入口4に舌片5を設けた例を示したが、図6に示すように、孔状の挿入口15を設けてもよい。この場合には、挿入口15が常に開放された状態となるため、胴部2内に異物が侵入するおそれがあるが、使用者にとって挿入口15が視認し易くなる利点がある。
またそれ以外に、図7に示すように、コ字形の切り込みにより遊離自在に形成された舌片16を有する挿入口17を設けてもよい。舌片16は、挿入口17の長手方向の一端の折目線18を介して揺動自在となっている。そして、図示しないが、カッター10の保護部材14を挿入口17に押し付けることで、舌片16が揺動し、保護部材14を挿入口17に挿入することができる。その後、挿入口17の長手方向の他端方向(折目線18と反対方向)にカッター本体12を引っ張り、胴部2の周方向に切断を進行させることで、胴部2を開梱することができる。
1…包装箱、2…胴部、3…蓋部、10…カッター、11…把持部、12…カッター本体、13…切刃、14…保護部材、4…挿入口、5…舌片、9…案内切れ目。

Claims (3)

  1. 被包装物を収容する筒状の胴部と、該胴部の上下を閉塞する蓋部とを備え、カッターを用いて前記胴部を上下に切断することにより開梱され、前記カッターとして、把持部を備えるカッター本体と、該カッター本体に支持された切刃と、該切刃の刃先に固設されて該刃先を覆う保護部材とを備えるものが用いられる包装箱において、
    前記胴部は、その一部に前記カッターにより切断を開始すべく前記保護部材を挿入させる挿入口を備えることを特徴とする包装箱。
  2. 前記挿入口は、前記カッターの保護部材の当接に応じて揺動する舌片により開放可能に閉塞されていることを特徴とする請求項1記載の包装箱。
  3. 前記挿入口は、前記カッターの保護部材を挿入した後に、前記切刃を切断方向に案内する案内切れ目を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の包装箱。
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